JP2017073198A - 半導体発光バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 放熱効率が高い半導体発光バルブ及び照明装置を提供する。
【解決手段】 2つのLED素子1a、1bは放熱性を有するプリント配線基板の両面に装着されている。プリント配線基板2はLED素子1a、1bの熱を伝達するための熱伝導性部材3によって支持されている。熱伝導性部材3の後部は口金部4を通過してヒートシンク5に結合している。ヒートシンク5は、熱伝導性部材3側に設けられた開放型傾斜放射状フィン部51及び開放型傾斜放射状フィン部51の外側に結合した包囲型非傾斜放射状フィン部52によって構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は発光ダイオード(LED)素子、レーザダイオード(LD)素子等の半導体発光素子よりなる半導体発光バルブ、特に、そのヒートシンクの改良に関する。
自動車、二輪車の前照灯、フォグランプ等においては、従来、ハロゲンバルブ及びHID(High Intensity Discharge)バルブが多く用いられているが、近年、省エネルギー、長寿命の発光ダイオード(LED)素子を用いたLEDバルブが注目されている。
LED素子においては、所望の明るさを達成するために投入された電力のうち、光出力として用いられなかった電力は熱となり自身を加熱する。従って、LED素子は自身が発する熱により寿命及び性能が低下するという負の特性を有する。また、LED素子との組合せにより発光色を変化させる目的で使用される蛍光体層も熱による負の特性を有する。このため、LEDバルブにおいては、LED素子及び蛍光体層の温度を適切な温度以下に抑える熱設計としての放熱構造を用いてLED素子及び蛍光体層の熱を空気中に放散させる。特に、前照灯、フォグランプ等の光束を実現するためには、高出力LED素子を用いるので、放熱構造が大型化する。
従来のLEDバルブにおいては、LED素子をプリント配線基板に搭載し、プリント配線基板を熱伝達性部材に支持させ、熱伝導性部材を口金部に通過させると共に放熱構造としてのヒートシンクに結合させている。これにより、LED素子からの熱を熱伝導性部材に伝達させてヒートシンクにて放熱している。
上述のヒートシンクは、自然対流を利用したものとして、複数のフィンを放射状に配置した放射状フィン型(参照:特許文献1)又は複数の矩形フィンを平行かつ垂直に配置した矩形フィン型(参照:特許文献2)がある。いずれも、押出成形によって製造できる。
特許第4689762号公報 特開2009−76338号公報(特許第5026901号公報)
上述の放射状フィン型ヒートシンクにおいては、LEDバルブの中心軸に向かって速い対流が発生し、さらに、外側放射方向に自然対流が発生するが、このうち有効な自然対流は中心軸から上方へ向かうものに限定され、この結果、放熱効率が低いという課題がある。
また、上述の矩形フィン型ヒートシンクにおいては、放射状フィン型よりも流路を長くできるので、放熱効率を高くできるが、その形状がLEDバルブ製品に適合し難いという課題がある。
上述の課題を解決するために、本発明に係る半導体発光バルブは、半導体発光素子と、半導体発光素子を搭載したプリント配線基板と、プリント配線基板を支持する熱伝導性部材と、熱伝導性部材を通過させる口金部と、口金部を通過した熱伝導性部材に結合されたヒートシンクとを具備する半導体発光バルブであって、ヒートシンクは、口金部側に設けられた開放型傾斜放射状フィン部と、開放型傾斜放射状フィン部の外側に結合した包囲型非傾斜放射状フィン部とを具備し、開放型傾斜放射状フィン部の各フィンは熱伝導性部材から包囲型非傾斜放射状フィン部に向かって漸次高くなっているものである。
本発明によれば、包囲型非傾斜放射状フィン部により中心軸方向の半導体発光素子に向かう速い対流を開放型傾斜放射状フィン部に取込むことにより、開放型傾斜放射状フィン部の放射方向の有効な自然対流を増大させ、これにより、放熱効率を大きくできる。
本発明に係るLEDバルブの実施の形態を示す傾斜図である。 (A)は図1の上面図、(B)は図1の正面図、(C)は図1の底面図である。 (A)は図1の左側面図、(B)は図1の右側面である。 図1の断面図である。 図1〜図4のLEDバルブの動作を説明するための正面図である。 図1〜図4のヒートシンクの製造方法を説明するための図であって、(A)は正面図、(B)は(A)のB―B線断面図である。 図1〜図4のヒートシンクの製造方法を説明するための図であって、(A)は正面図、(B)、(C)、(D)は(A)のB―B線、C―C線、D−D線断面図である。 図1〜図4のLEDバルブを装着したリフレクタ型照明装置を示す断面図である。
図1は本発明に係るLEDバルブの実施の形態を示す斜視図、図2の(A)は図1の上面図、図2の(B)は図1の正面図、図2の(C)は図1の底面図、図3の(A)は図1の左側面図、図3の(B)は図1の右側面図、図4は図1の断面図である。
図1〜図4において、2つのLED素子1a、1b(LED素子1bは図4に示す)たとえば青色LED素子及びLED素子を被覆した蛍光体層たとえば青色光を黄色光に変換するYAG層より構成され、放熱性を有するプリント配線基板2の両面に装着されている。尚、LED素子1a、1bの数は2個に限定されない。
プリント配線基板2は通電を行うための配線(図示せず)を有するが、駆動回路は設けられていない。プリント配線基板2はLED素子1a、1bの熱を伝達するための熱伝導性部材3によって支持されている。
熱伝導性部材3の後部は口金部4を通過してヒートシンク5に結合している。
ヒートシンク5は、熱伝導性部材3側に設けられた開放型放射状フィン部51、及び開放型放射状フィン部51の外側に結合した包囲型(たとえば円筒型)非傾斜放射状フィン部52によって構成される。
開放型傾斜放射状フィン部51の各フィン51aは中心軸Aから放射状に配置され、各フィン51aは熱伝導性部材3から包囲型非傾斜放射状フィン部52に向かって漸次高くなっており、つまり傾斜している。これに対し、包囲型非傾斜放射状フィン部52も各フィン52aは中心軸Aから放射状に配置されているが、各フィン52aの大きさは包囲部つまり円筒部52bによって定まり、中心軸Aに沿って同一となっており、つまり非傾斜である。
開放型傾斜放射状フィン部51の各フィン51aと包囲型非傾斜放射状フィン部52の各フィン52aとは、図3に示すごとく、側面視で同一である。これにより、ヒートシンク5内の空気流を滑らかにすると共に、中心軸Aの方向に積極的な対流を起こさせて自然対流の効率を向上させる。
また、開放型傾斜放射状フィン部51及び包囲型非傾斜放射状フィン部52の上端、下端以外に位置するフィン51a、52aは中心軸Aから放射状に向いているが、途中で下方又は斜めに下方に向かって曲折している。これにより、各フィン51a、52aの温度の高い部分をできるだけ上方に位置させて放熱効率を向上させている。
図1〜図4のLEDバルブの動作を図5を参照して説明する。図5に示すごとく、LED素子1a、1bからの熱Xはプリント配線基板2及び熱伝導性部材3を伝導して開放型傾斜放射状フィン部51に到達する。ここで、ヒートシンク5内では熱源であるLED素子1a、1bからの距離に応じて温度勾配が生じる。この結果、開放型傾斜放射状フィン部51が包囲型非傾斜放射状フィン部52より高温となる。開放型傾斜放射状フィン部51の放熱によって加熱された空気は包囲型非傾斜放射状フィン部52の放熱で加熱された空気を巻き込み上昇の対流を生じる。この上昇の対流により包囲型非傾斜放射状フィン部52後方(図面右側)より外気Yが包囲型非傾斜放射状フィン部52内に導入され、積極的な対流Z1となる。さらに、この対流Z1は開放型傾斜放射状フィン部51に取込まれて開放型傾斜放射状フィン部51において上述の上昇の対流を合わせて対流Z2となり、この結果、LED素子1a、1bからの効率的に放熱される。
図1〜図4のヒートシンク5の製造方法を図6、図7を参照して説明する。
始めに、図6を参照すると、押出成形法によって全体がフィン50aよりなる包囲型非傾斜放射状フィン部50を形成する。尚、図6の(A)は正面図、図6の(B)は(A)のB―B線断面図である。
次に、図7を参照すると、切削加工法によって包囲型非傾斜放射状フィン部50の前部のみを中心軸Aを回転軸として円弧状に加工する。この結果、図6の包囲型非傾斜放射状フィン部50の前部はフィン51aよりなる開放型傾斜放射状フィン部51となり、他方、図6の包囲型非傾斜放射状フィン部50の後部はフィン52aよりなる包囲型非傾斜放射状フィン部52となる。尚、図7の(A)は正面図、図7の(B)、(C)、(D)は図7の(A)のB―B線断面図、C―C線断面図である。
尚、開放型傾斜放射状フィン部51と、包囲型非傾斜放射状フィン部52とを別々に製造し、接着剤等を用いて結合してもよい。
図8は図1〜図4のLEDバルブを装着したリフレクタ型照明装置の断面図である。
図8において、図1〜図4のLEDバルブの口金部4が嵌め込まれるソケット部6、リフレクタ7及びレンズ8が設けられている。リフレクタ7はLEDバルブからの出射光Lを所定方向に投影する投影光学ユニットを構成し、樹脂素材にAl等の反射層を形成したたとえば放物面体をなしている。
図8においては、矢印に示すごとく、LEDバルブのLED素子1a、1bからの光Lはリフレクタ7で反射して出射する。これにより、たとえば白熱電球のフィラメント等の発光体を再現している。
尚、上述の実施の形態においてはLED素子1a、1bをプリント配線基板2に搭載し、プリント配線基板2を熱伝達性部材3に装着し、熱伝達性部材3をヒートシンクに結合する構成を採用しているが、熱伝達性部材3を介さずプリント配線基板2をヒートシンク5に直接結合する構成、又は熱伝達性部材以外の他の構成を採用してもよい。
また、本発明は水平取付型LEDバルブ以外にも適用できる。この場合には、フィン51a、52aを下方又は斜め下方へ曲折させる必要はない。
また、上述の実施の形態においては、発光素子としてLED素子を用いたが、本発明はレーザダイオード(LD)素子等の他の発光素子にも適用し得る。
さらに、本発明は上述の実施の形態の自明の範囲内でのいかなる変更にも適用し得る。
本発明に係る照明装置は、車両用灯具、たとえば前照灯、フォグランプ、昼間走行ランプ(DRL)、及び液晶プロジェクタ等のリフレクタを用いた照明装置に利用できる。
1a、1b:LED素子
2:プリント配線基板
5:ヒートシンク
50:包囲型非傾斜放射状フィン部
50a:フィン
51:開放型傾斜放射状フィン部
51a:フィン
52:包囲型非傾斜放射状フィン部
52a:フィン
52b:円筒部
6:ソケット部
7:リフレクタ
8:レンズ
:中心軸

Claims (5)

  1. 半導体発光素子と、
    前記半導体発光素子を搭載したプリント配線基板と、
    前記プリント配線基板を支持する熱伝導性部材と、
    前記熱伝導性部材を通過させる口金部と、
    前記口金部を通過した前記熱伝導性部材に結合されたヒートシンクとを具備する半導体発光バルブであって、
    前記ヒートシンクは、
    前記口金部側に設けられた開放型傾斜放射状フィン部と、
    前記開放型傾斜放射状フィン部の外側に結合した包囲型非傾斜放射状フィン部とを具備し、
    前記開放型傾斜放射状フィン部の各フィンは前記熱伝導性部材から前記包囲型非傾斜放射状フィン部に向かって漸次高くなっている半導体発光バルブ。
  2. 前記開放型傾斜放射状フィン部と前記包囲型非傾斜放射状フィン部とは一体的に形成された請求項1に記載の半導体発光バルブ
  3. 前記半導体発光バルブは水平取付型半導体発光バルブである請求項1に記載の半導体発光バルブ。
  4. 前記開放型傾斜放射状フィン部の上端、下端以外に位置するフィンは中心軸から放射状となり、途中で下方又は斜め下方に曲折している請求項1に記載の半導体発光バルブ。
  5. 半導体発光素子と、該半導体発光素子を自然空冷するためのヒートシンクとを具備する半導体発光バルブであって、
    前記ヒートシンクは、
    前記半導体発光素子側に設けられた開放型傾斜放射状フィン部と、
    前記開放型傾斜放射状フィン部の外側に結合した包囲型非傾斜放射状フィン部とを具備し、
    前記開放型傾斜放射状フィン部の各フィンは前記半導体発光素子側から前記包囲型非傾斜放射状フィン部に向かって漸次高くなっている半導体発光バルブ。

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