JP2017072776A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質を向上させることが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、現像剤像を形成する1または複数の画像形成ユニットと、この画像形成ユニットにより形成された現像剤像を転写対象物上に転写する転写部と、画像形成ユニットと転写部との間を通過して回転移動する無端状の転写ベルトと、この転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、転写ベルト上にその回転方向に沿って配置された複数のマークと、このマークを利用して転写ベルトの回転周期を測定する測定部と、この測定部による回転周期の測定結果に応じて、画像形成ユニットによる現像剤像の形成タイミングの調整を行う制御部とを備えている。転写ベルトにおける回転方向に沿った周長Lは、駆動ローラの周長mの自然数倍を基にした長さに設定されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式を利用して画像形成を行う画像形成装置に関する。
画像形成装置では、例えば、用紙等の記録媒体に対して画像形成が行われ、その後、定着および排紙が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−123487号公報
ところで、画像形成装置では一般に、良好な画像を得る(画質を向上させる)ことが望まれる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、画質を向上させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、現像剤像を形成する1または複数の画像形成ユニットと、この画像形成ユニットにより形成された現像剤像を転写対象物上に転写する転写部と、画像形成ユニットと転写部との間を通過して回転移動する無端状の転写ベルトと、この転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、転写ベルト上にその回転方向に沿って配置された複数のマークと、このマークを利用して転写ベルトの回転周期を測定する測定部と、この測定部による回転周期の測定結果に応じて、画像形成ユニットによる現像剤像の形成タイミングの調整を行う制御部とを備えたものである。転写ベルトにおける回転方向に沿った周長Lは、駆動ローラの周長mの自然数倍を基にした長さに設定されている。
本発明の画像形成装置によれば、画質を向上させることが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の概略構成例を表す模式図である。 図1に示した画像形成部の一部における詳細構成例を表す模式図である。 図2に示した中間転写ベルトの速度の時間変化の一例を表す図である。 変形例1に係る画像形成部の一部における構成例を表す模式図である。 図4に示した中間転写ベルトの速度の時間変化の一例を表す図である。 変形例2に係る画像形成装置の概略構成例を表す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(中間転写方式の画像形成装置においてL1=(m×N1)の場合の例)
2.変形例
変形例1(中間転写方式の画像形成装置においてL2≠(m×N1)の場合の例)
変形例2(直接転写方式の画像形成装置の場合の例)
3.その他の変形例
<1.実施の形態>
[概略構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置(画像形成装置1)の概略構成例を、模式的に表したものである。画像形成装置1は、記録媒体9に対して、電子写真方式を用いて画像(この例ではカラー画像)を形成するプリンタ(この例ではカラープリンタ)として機能するものである。また、画像形成装置1は、以下説明するように、後述する中間転写ベルト33を介してトナー像(現像剤像)を記録媒体9へ転写する、いわゆる中間転写方式の画像形成装置となっている。なお、この画像形成装置1は、本発明における「画像形成装置」の一具体例に対応する。
画像形成装置1は、図1に示したように、支持プレート部材11a、スプリング11b、ホッピングローラ21、搬送ローラ22a,22b、書き出しセンサ23、画像形成部3、ベルトマークセンサ12、定着器4(定着装置)、排出センサ51、排出ローラ52および印刷制御部6を備えている。なお、これらの各部材は、図1に示したように、開閉可能なカバー等(図示せず)を有する所定の筺体10内に収容されている。
(支持プレート部材11a等)
支持プレート部材11aは、記録媒体9を積層した状態で支持(収容)する部材である。図1に示した例では、この支持プレート部材11aは、画像形成装置1内の下部に配置されている。スプリング11bは、支持プレート部材11aを上方へ押し上げることで、この支持プレート部材11a上の記録媒体9をホッピングローラ21に押し当てる機能を有している。
ホッピングローラ21は、支持プレート部材11a上の記録媒体9をその最上部から1枚ずつ分離して取り出し、搬送ローラ22a,22bの方向へ繰り出す部材(給紙機構)である。
搬送ローラ22a,22bはそれぞれ、ローラの回転を利用して搬送方向(搬送路)d1に沿って記録媒体9を搬送し、後述する2次転写ローラ35a側へと搬送する部材である。
書き出しセンサ23は、搬送路d1に沿って搬送される記録媒体9の先端部分を、搬送ローラ22a,22bの下流側の位置にて検出するためのセンサである。
(画像形成部3)
画像形成部3は、搬送ローラ22a,22bによって搬送されてきた記録媒体9に対し、画像形成(印刷)を行う部分である。この画像形成部3は、この例では図1に示したように、4つのイメージドラムユニット(画像形成ユニット)31C,31M,31Y,31Kと、2次転写ローラ35aとを有している。画像形成部3はまた、中間転写ベルトユニットとして機能する、4つの1次転写ローラ32C,32M,32Y,32Kと、中間転写ベルト33と、ドライブローラ34aおよびアイドルローラ34bと、2次転写対向ローラ35bとを有している。なお、この画像形成部3には、その他にも例えば、図示しないモータ、クラッチなどのアクチュエータ等が設けられている。
イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kは、図1に示したように、後述する中間転写ベルト33の搬送方向(搬送路)d2に沿って並んで配置されている。具体的には、この搬送方向d2に沿って(上流側から下流側へ向かって)、イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kの順に配置されている。なお、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kは、筐体10における所定の装着位置(この例では4つの装着位置)に対し、上記した順序にて個別に装着されるようになっている。
ここで、これらのイメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kはそれぞれ、本発明における「画像形成ユニット」の一具体例に対応する。
これらのイメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kは、互いに異なる色のトナー(現像剤)を用いて、後述する中間転写ベルト33上に現像剤像(トナー像)を形成するものである。具体的には、図1に示したように、イメージドラムユニット31Cは、シアン(C:Cyan)トナー(トナー30C)を用いてシアン色のトナー像を形成し、イメージドラムユニット31Mは、マゼンダ(M:Magenta)トナー(トナー30M)を用いてマゼンダ色のトナー像を形成する。同様に、イメージドラムユニット31Yは、イエロー(Y:Yellow)トナー(トナー30Y)を用いて黄色のトナー像を形成し、イメージドラムユニット31Kは、ブラック(K:blacK)トナー(トナー30K)を用いて黒色のトナー像を形成する。
ここで、これらトナー30C,30M,30Y,30Kによるトナー像(各色のトナー像)は、本発明における「現像剤像」の一具体例に対応する。
なお、これらのシアントナー、マゼンダトナー、イエロートナーおよびブラックトナー(トナー30C,30M,30Y,30K)に用いられる着色剤としては、例えば、染料や顔料等を単独、もしくは、複数種併用して使用することができる。
ここで、イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kは、上記したように互いに異なる色のトナーを用いてトナー像を形成する点を除き、同じ構成を有している。具体的には、これらのイメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kはそれぞれ、そのようなトナー像を形成するための機構として、例えば図1に示したように、トナーカートリッジ(現像剤容器)、感光ドラム311(像担持体)、帯電ローラ312(帯電部材)、現像ローラ313(現像剤担持体)、供給ローラ(現像剤供給部材)およびクリーニング部材を有している。また、イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kにはそれぞれ、図1に示したように、露光ヘッド310C,310M,310Y,310K(露光装置)が個別に対向配置されている。
トナーカートリッジは、その内部に上記した各色のトナーが格納(収容)された容器である。感光ドラム311は、静電潜像を表面(表層部分)に担持する部材であり、感光体(例えば有機系感光体)を用いて構成されている。帯電ローラ312は、感光ドラム311の表面を帯電させる部材であり、感光ドラム311の表面(周面)に接するように配置されている。現像ローラ313は、静電潜像を現像するトナーを表面に担持する部材であり、感光ドラム311の表面に接するように配置されている。供給ローラは、トナーを現像ローラ313に対して供給するための部材であり、現像ローラ313の表面に接するように配置されている。クリーニング部材は、トナー像が転写対象物(後述する中間転写ベルト33)上に1次転写された後に感光ドラム311の表面に残留するトナー(残留トナー)を、この表面から掻き取って取り除く(クリーニングする)ための部材である。
露光ヘッド310C,310M,310Y,310Kはそれぞれ、照射光を感光ドラム311の表面に照射して露光することにより、この感光ドラム311の表面(表層部分)に静電潜像を形成する装置である。このような露光ヘッド310C,310M,310Y,310Kはそれぞれ、例えば、照射光を発する複数の光源と、この照射光を感光ドラム311の表面に結像させるレンズアレイとを含んで構成されている。なお、これらの各光源としては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)やレーザ素子等が挙げられる。
前述した中間転写ベルトユニットは、図1に示したように、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kにより形成された各色のトナー像が1次転写(中間転写)されるベルトユニットである。また、このようにして1次転写された各色のトナー像は、後述するように、この中間転写ベルトユニットから、搬送方向d1に沿って搬送される記録媒体9へと2次転写されるようになっている。
前述したように、この中間転写ベルトユニットは、4つの1次転写ローラ32C,32M,32Y,32Kと、中間転写ベルト33と、ドライブローラ34aおよびアイドルローラ34bと、2次転写対向ローラ35bとを有している。
1次転写ローラ32C,32M,32Y,32Kはそれぞれ、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31K内で形成された各色のトナー像を、中間転写ベルト33上に静電的に転写(1次転写)するための部材である。これらの1次転写ローラ32C,32M,32Y,32Kはそれぞれ、図1に示したように、中間転写ベルト33を介して、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kと対向配置されている。なお、これらの1次転写ローラ32C,32M,32Y,32Kはそれぞれ、本発明における「転写部」の一具体例に対応している。
2次転写対向ローラ35bは、後述する2次転写ローラ35aに対向配置されているローラである。図1に示したように、これらの2次転写ローラ35aと2次転写対向ローラ35bとの間を、搬送路d1に沿って記録媒体9が通過するようになっている。なお、これらの2次転写ローラ35aおよび2次転写対向ローラ35bもそれぞれ、本発明における「転写部」の一具体例に対応している。
中間転写ベルト33は、その表面に、上記したように、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kにより形成された各色のトナー像が1次転写されるベルトである。換言すると、中間転写ベルト33の表面には、そのような各色のトナー像が一時的に担持されるようになっている。この中間転写ベルト33は、図1に示したように、ドライブローラ34aおよびアイドルローラ34bを含む複数のローラによって懸架されている。また、中間転写ベルト33は、イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kと1次転写ローラ32C,32M,32Y,32Kとの間を通過するようになっている。そして、中間転写ベルト33は、ドライブローラ34aおよびアイドルローラ34bによって、図1中に示した搬送方向d2に沿って回転移動するように駆動される(回転駆動される)ようになっている。このようにして中間転写ベルト33の表面に1次転写された各色のトナー像は、後述するように、記録媒体9上に2次転写されるようになっている。なお、この中間転写ベルト33上には、後述する複数のベルトマーク330が設けられるようになっている。
ここで、この中間転写ベルト33は、本発明における「転写対象物」および「転写ベルト」の一具体例に対応する。また、上記したドライブローラ34aは、本発明における「駆動ローラ」の一具体例に対応している。
図1に示した2次転写ローラ35aは、中間転写ベルト33上に1次転写された各色のトナー像を、記録媒体9上に静電的に転写(2次転写)するための部材である。
ここで、図1に加えて図2を参照して、前述したベルトマークセンサ12およびベルトマーク330等の構成について説明する。図2は、上記した画像形成部3の一部における詳細構成例を、模式的に斜視図等で表したものである。
(ベルトマークセンサ12)
ベルトマークセンサ12は、例えば図2に示したように、画像形成部3の周囲(ドライブローラ34aの近傍領域)に配置されている。このベルトマークセンサ12は、中間転写ベルト33上に対して例えば赤外光等の検出光Ldを発すると共に、この中間転写ベルト33上での反射光(反射光Lr)を受光する素子である。ベルトマークセンサ12は、このような中間転写ベルト33およびその表面上の後述する所定の印(ベルトマーク330)等に対する検出光Ldの発光と、これら中間転写ベルト33またはベルトマーク330からの反射光Lrの受光とを利用して、後述する印刷制御部6とともに所定の測定を行う。つまり、ベルトマークセンサ12等は、これらの検出光Ldおよび反射光Lrを利用して、中間転写ベルト33の回転周期を測定するようになっている。換言すると、このベルトマークセンサ12は、そのような中間転写ベルト33の回転周期の測定用のセンサとして機能するものである。
また、このベルトマークセンサ12は、発光部および受光部を含んで構成されている。発光部は、上記した検出光Ldを発する発光素子を含んで構成されており、この発光素子は例えばLEDにより構成されている。受光部は、例えば赤外域に感度を有する受光素子を含んで構成されており、この受光素子は例えばフォトトランジスタにより構成されている。なお、この受光部において受光する反射光Lrとしては、例えば鏡面反射光が利用されるように、受光部が光学的に調整されるようになっている。つまり、このベルトマークセンサ12は、鏡面反射型のセンサとして機能するようになっている。
ここで、このベルトマークセンサ12は、本発明における「センサ」の一具体例に対応している。また、このベルトマークセンサ12および後述する印刷制御部6が、本発明における「測定部」の一具体例に対応している。
(ベルトマーク330)
ベルトマーク330は、例えば図2に示したように、中間転写ベルト33上(外周面上)に配置されており、この例では中間転写ベルト33の回転方向に沿って、後述する所定間隔にて複数個配置されている。また、これら複数個のベルトマーク330はそれぞれ、中間転写ベルト33における幅方向の端部領域(非画像形成領域)に配置されている。なお、この例では、それら複数個のベルトマーク330のうちの4個を、便宜上、ベルトマーク330−1,330−2,330−3,330−4として図示している。
ここで、各ベルトマーク330における光反射率は、中間転写ベルト33の表面における光反射率と異なるように設定されている。具体的には、この例では、各ベルトマーク330における光反射率(鏡面反射率)が、中間転写ベルト33の表面における光反射率(鏡面反射率)と比べ、相対的に低くなるように設定されている。このような光反射率の大小関係は、例えば、中間転写ベルト33の表面におけるベルトマーク形成予定領域に対し、所定のレーザ光を照射してその表面を焼き付け、微細な凹凸構造(鏡面反射率の低下領域)を形成することによって実現されるようになっている。つまり、このような微細な凹凸構造の形成領域が、ベルトマーク330の形成領域に対応している。なお、このような光反射率の大小関係には限られず、例えば、各ベルトマーク330における光反射率(鏡面反射率)が、中間転写ベルト33の表面における光反射率(鏡面反射率)と比べ、相対的に高くなるように設定されていてもよい。
また、図2中に示したように、中間転写ベルト33の回転方向に沿って隣接するベルトマーク330間の間隔ΔL1はそれぞれ、ドライブローラ34aの周長m(ドライブローラ34aの回転方向に沿った1周分の長さ)と略等しく(望ましくは等しく)なるように設定されている。つまり、ΔL1≒m(望ましくは、ΔL1=m)を満たすように設定されている。
更に、本実施の形態では、中間転写ベルト33における回転方向に沿った周長(1周分の長さ)L1が、ドライブローラ34aの周長mの自然数倍(正の整数倍)を基にした長さに設定されている。具体的には、この例では図2中に示したように、以下の(1)式を満たすように設定されている。なお、一例として、N1=10が挙げられる。
L1=(m×N1)(N1:自然数) ……(1)
(定着器4等)
図1に示した定着器4は、上記した2次転写がなされた後に搬送方向d1に沿って搬送されてきた記録媒体9上のトナー(トナー像)に対し、熱および圧力を付与することでそのトナーを定着させるための装置である。
排出センサ51は、搬送路d1に沿って搬送される記録媒体9の先端部分を、定着器4の下流側の位置にて検出するためのセンサである。また、排出ローラ52は、搬送方向d1に沿って搬送されてきた記録媒体9を、画像形成装置1の外部へ向けて排出するための部材である。
(印刷制御部6)
印刷制御部6は、画像形成装置1全体を制御する部分(演算処理装置)であり、各種処理を実行するようになっている。具体的には、印刷制御部6は、図示しない上位ホスト(PC(Personal Computer)等の外部装置)から通信回線等を介して受信した印刷データ(印刷ジョブ)を、画像形成装置1において印刷可能なビットマップデータに変換する機能を有している。また、印刷制御部6は、このようにして生成された印刷データ(ビットマップデータ)に基づいて、画像形成部3を含めた画像形成装置1内における各部材の動作を制御する(印刷制御を行う)機能を有している。このような印刷制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポート、タイマおよび動作プログラム等によって構成されている。なお、この印刷制御部6は、本発明における「制御部」の一具体例に対応している。
ここで、特に本実施の形態では、この印刷制御部6は、前述したベルトマーク330を利用して、前述したベルトマークセンサ12とともに中間転写ベルト33の回転周期を測定する機能を有している。また、印刷制御部6は、このような中間転写ベルト33の回転周期の測定結果に応じて、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kによる現像剤像(トナー像)の形成タイミングの調整を行う機能を有している。なお、このような印刷制御部6における各種機能(各種動作)の詳細については、後述する。
[動作および作用・効果]
(A.画像形成装置1全体の基本動作)
この画像形成装置1では、以下のようにして、記録媒体9に対して画像が形成される(印刷動作が行われる)。換言すると、PC等の外部装置から通信回線等を介して印刷制御部6に印刷データが供給されると、印刷制御部6は、この印刷データに基づいて、画像形成装置1内の各部材が以下のような動作を行うように、印刷処理を実行する。
すなわち、図1に示したように、まず、筺体10に格納されている記録媒体9が、ホッピングローラ21および搬送ローラ22a,22bによって搬送方向d1(搬送路)に沿って搬送される。そして、このようにして搬送されてきた記録媒体9に対し、画像形成部3によって各色のトナー像が形成される。
具体的には、まず、画像形成部3内のイメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kではそれぞれ、上記した印刷データに基づいて、電子写真プロセスによって各色のトナー像が形成される。そして、このようにして形成された各色のトナー像は、搬送方向d2に沿って、中間転写ベルト33上に順次1次転写される。そして、この中間転写ベルト33上のトナー像(1次転写されたトナー像)が、2次転写ローラ35aおよび2次転写対向ローラ35bによって、搬送されてきた記録媒体9に対して2次転写される。
続いて、2次転写ローラ35a側から搬送されてきた記録媒体9上のトナーが、定着器4によって熱および圧力が付与されることで、この記録媒体9上に定着させられる。そして、このようにして定着動作がなされた記録媒体9は、排出ローラ52を経由して、画像形成装置1の外部へと排出される。以上により、画像形成装置1における画像形成動作が完了となる。
(B.画像の位置合わせ動作)
ところで、このような画像形成動作の際には、以下のような画像の位置合わせ動作がなされる。すなわち、中間転写ベルト33上にトナー像が形成された後に、書き出しセンサ23によって記録媒体9の位置が検出され、中間転写ベルト33上のトナー像の形成位置に対して記録媒体9の搬送位置が調整されることで、画像の位置合わせ動作が行われる。具体的には、書き出しセンサ23から2次転写ローラ35aまでの搬送距離と、中間転写ベルト33上のトナー像の形成位置から2次転写対向ローラ35bまでの搬送距離とが比較され、記録媒体9の搬送速度が調整される。このような画像の位置合わせ動作が行われることで、記録媒体9上の所望の位置にトナー像が2次転写される。
ところが、中間転写ベルト33の搬送速度(回転周期)が変化すると、中間転写ベルト33上のトナー像が2次転写部(2次転写ローラ35aおよび2次転写対向ローラ35b)まで到達する時間も変動する。その結果、上記した画像の位置合わせ動作が正確になされなくなってしまうおそれが生じる。特に、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kによる1次転写位置から2次転写位置までの搬送距離が長い場合には、その影響が大きくなる。
ここで、このような中間転写ベルト33の搬送速度(回転周期)の変化要因としては、例えば、長時間印刷に起因した、ドライブローラ34aの熱膨張による外径変化が挙げられる。具体的には、ドライブローラ34aの熱膨張によってその外径が大きくなると、中間転写ベルト33上のトナー像が2次転写部まで到達する時間が短くなり、その結果、記録媒体9上の位置に対し、トナー像が相対的に早く到達してしまうことになる。
そこで印刷制御部6は、以下説明する、中間転写ベルト33の回転周期の測定結果に応じて、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kによるトナー像の形成タイミングの調整を行う。具体的には、印刷制御部6は、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31K内の露光ヘッド310C,310M,310Y,310Kにおける露光タイミングをそれぞれ調整することで、トナー像の形成タイミングの調整を行う。
(B−1.中間転写ベルト33の回転周期の測定)
ここで、まず、上記した中間転写ベルト33の回転周期の測定は、前述したベルトマーク330およびベルトマークセンサ12等を用いて、以下のようにして行われる。つまり、中間転写ベルト33の回転動作に伴って、各ベルトマーク330が搬送方向d2に沿って1周する周期を、中間転写ベルト33の回転周期としてベルトマークセンサ12等によって測定するようになっている。
具体的には、画像形成装置1が印刷可能な状態となり、中間転写ベルト33が一定速度に到達した後、ベルトマークセンサ12は、検出光Ldを中間転写ベルト33側に照射し、その反射光Lrを受光する。前述したように、ベルトマーク330における光反射率は、中間転写ベルト33の表面における光反射率と比べて低くなっていることから、ベルトマーク330において反射された反射光Lrの光量は、中間転写ベルト33の表面において反射された反射光Lrの光量よりも小さくなる。したがって、このような反射光Lrの光量の差異(変化)をベルトマークセンサ12において検出することで、中間転写ベルト33上の個々のベルトマーク330の位置(ベルトマークセンサ12の対向位置にベルトマーク330が到達したこと)を検知することができる。
その際、印刷制御部6は、隣接するベルトマーク330間の間隔ΔL1と、ドライブローラ34aの回転速度とに基づいて、個々のベルトマーク330を判定し、各ベルトマーク330の回転周期を測定する。そして、上記したように、このようにして測定されたベルトマーク330の回転周期が、中間転写ベルト33の回転周期として得られることになる。
なお、ベルトマークセンサ12および印刷制御部6は、例えば、測定された複数のベルトマーク330の回転周期の平均値を、中間転写ベルト33の回転周期として用いるようにしてもよい。つまり、複数のベルトマーク330を利用して測定された中間転写ベルト33の回転周期に基づいてそれらの平均値を求め、その平均値を中間転写ベルト33の回転周期として用いるようにしてもよい。具体的には、例えば、前述した4個のベルトマーク330−1〜330−4における回転周期の測定値がそれぞれ、t1,t2,t3,t4である場合、中間転写ベルト33の回転周期Tが、以下の(2)式により求められるようにしてもよい。
T=(t1+t2+t3+t4)/4 ……(2)
このようにして中間転写ベルト33の回転周期の測定が行われ、その測定は画像形成装置1における印刷動作中に継続して行われることになる。
(B−2.画像形成タイミングの調整)
続いて、印刷制御部6は、このようにして得られた中間転写ベルト33の回転周期の測定結果に応じて、前述した露光タイミングの調整を行うことで、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kによるトナー像の形成タイミングの調整を行う。
具体的には、中間転写ベルト33の周長L1に対し、前述した1次転写位置から2次転写位置までの搬送距離をL12とし、中間転写ベルト33の回転周期の変化量をΔTとした場合、トナー像の形成タイミングの調整量(修正時間)Δtは、以下の(3)式により表される。
Δt=−(ΔT×L12/L1) ……(3)
つまり、ΔTが正の値の場合、すなわち、中間転写ベルト33の回転周期が増加する(遅くなる)変化の場合には、Δtは負の値となる。したがって、この場合、元々のトナー像の形成タイミング(露光タイミング)からΔtの時間分、トナー像の形成タイミングが早くなるように、印刷制御部6によるタイミング調整が行われる。
一方、ΔTが負の値の場合、すなわち、中間転写ベルト33の回転周期が減少する(早くなる)変化の場合には、Δtは正の値となる。したがって、この場合、元々のトナー像の形成タイミング(露光タイミング)からΔtの時間分、トナー像の形成タイミングが遅くなるように、印刷制御部6によるタイミング調整が行われる。
このようにしてトナー像の形成タイミングの調整が行われることで、例えば前述したように、ドライブローラ34aの外径が熱膨張等によって変化して、中間転写ベルト33の搬送速度(回転周期)が変化した場合であっても、記録媒体9上での画像形成位置のずれが抑えられる。
(B−3.回転周期の測定ばらつきの抑制作用について)
ところで、画像形成部3内のドライブローラ34aは、一般に、偏心や外径のばらつき等に起因して、その回転周期にむら(時間的な変動)が生じる。そのため、このドライブローラ34aによって回転駆動される中間転写ベルト33の搬送速度も、そのようなドライブローラ34aの回転周期変動に連動して、時間的に変化する。
具体的には、例えば図3に示したように、ドライブローラ34aの回転周期Δtmに連動して、中間転写ベルト33の速度(搬送速度)Vが、速度変動量ΔVにて時間的に変化している。
ここで、本実施の形態では、中間転写ベルト33における回転方向に沿った周長L1が、ドライブローラ34aにおける周長mの自然数倍を基にした長さに設定されている。具体的には、この例では、前述した(1)式、すなわち、L1=(m×N1)(N1:自然数)を満たすように設定されている。
したがって、図3に示したような、ドライブローラ34aの回転周期Δtmに連動した中間転写ベルト33の速度Vの変動が、中間転写ベルト33が1周する間(回転周期内)に、N1回繰り返されることになる。すると、この中間転写ベルト33上の個々のベルトマーク330についても同様に、中間転写ベルト33の回転周期内で、その搬送速度の変動がN1回繰り返されることになる。
このため、例えば図3中に示したように、個々のベルトマーク330の搬送速度を基に測定された中間転写ベルト33の速度Vは、ドライブローラ34aの回転周期変動の影響を受けないことになる。具体的には、個々のベルトマーク330による測定タイミングに応じて、例えば図3中の符号Pa1,Pb1,Pc1等で示したように、速度Vの値自体は異なるものの、そのベルトマーク330を利用して何回測定しても、この速度Vの値は変動しないようになる。つまり、測定の度に速度Vの値が異なるということは無くなる。その結果、中間転写ベルト33の回転周期についても、ドライブローラ34aの回転周期が変動したとしても、その測定ばらつきが抑えられることになる。
このようにして本実施の形態では、中間転写ベルト33上に配置されたベルトマーク330を利用して中間転写ベルト33の回転周期を測定する際に、ドライブローラ34aに偏心等が存在する場合であっても、その回転周期の測定ばらつきが抑えられる(回転周期の測定精度が向上する)。よって、このような中間転写ベルト33の回転周期の測定結果に応じてトナー像の形成タイミングの調整を行う際に、その調整精度を向上させて画像形成位置のずれを抑えることができ、良好な画像を得る(画質を向上させる)ことが可能となる。
また、本実施の形態では、隣接するベルトマーク330間の間隔ΔL1が、ドライブローラ34aの周長m略等しくなるように、つまり、ΔL1≒m(望ましくはΔL1=m)を満たすように設定したので、以下の効果も得ることが可能となる。すなわち、例えば図3中の符号Pa1,Pa2,…、符号Pb1,Pb2,…、あるいは、符号Pc1,Pc2,…で示したように、複数のベルトマーク330によってそれぞれ測定される速度Vが、互いに略一定の値となる。その結果、例えば後述する変形例1の手法を用いる場合と比べ、中間転写ベルト33の回転周期を簡易に測定することができ、トナー像の形成タイミングの調整精度を保ちつつ、タイミングの調整をより容易に行うことが可能となる。ただし、ΔL1≒m(ΔL1=m)の場合には限られず、ΔL1≠mとしてもよい。
更に、本実施の形態では、前述した(2)式で示したように、複数のベルトマーク330を利用して測定された中間転写ベルト33の回転周期に基づいてそれらの平均値を求め、その平均値を中間転写ベルト33の回転周期として用いるようにした場合には、以下の効果も得ることが可能となる。すなわち、中間転写ベルト33の回転周期を更に正確に測定することができ、更なる良好な画像を得ることが可能となる。なお、このような平均値を求める際に使用されるベルトマーク330の個数や回転周期の値としては、例えば、安定的に測定できる個数等となるよう、実験的に決めて設定すればよい。
<2.変形例>
続いて、上記実施の形態の変形例(変形例1,2)について説明する。なお、実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[変形例1]
(構成)
図4は、変形例1に係る画像形成部(画像形成部3A)の一部における構成例を、模式的に斜視図等で表したものである。なお、変形例1に係る画像形成装置における他の部分の構成は、基本的には実施の形態の画像形成装置1と同様であるため、説明を省略する。
本変形例の画像形成部3Aは、実施の形態の画像形成部3において、中間転写ベルト33の代わりに中間転写ベルト33Aを設けたものとなっている。また、この中間転写ベルト33A上において隣接するベルトマーク330間の間隔ΔL2が、中間転写ベルト33上において隣接するベルトマーク330間の間隔ΔL1とは異なるものとなっている。なお、画像形成部3Aにおける他の部分の構成は、基本的には画像形成部3と同様であるため、説明を省略する。
まず、本変形例では、中間転写ベルト33Aにおける回転方向に沿った周長(1周分の長さ)L2が、中間転写ベルト33における周長L1と同様に、ドライブローラ34aの周長mの自然数倍(正の整数倍)を基にした長さに設定されている。ただし、この中間転写ベルト33Aにおける周長L2は、中間転写ベルト33における周長L1とは異なり、例えば図4中に示したように、以下の(4)式を満たすように設定されている。ここで、(4)式中のα(≠0)は、中間転写ベルト33Aにおける余剰長である。すなわち、中間転写ベルト33における周長L1は、前述した(1)式から分かるように、ちょうど、ドライブローラ34aの周長mの自然数倍(L1=(m×N1))の長さとなっているのに対し、中間転写ベルト33Aにおける周長L2は、この周長L1に余剰長αを加えたものとなっている。換言すると、中間転写ベルト33Aにおける周長L2は、ドライブローラ34aの周長mの自然数倍とはなっていないことになる。
L2={(m×N1)+α}(N1:自然数) ……(4)
なお、この中間転写ベルト33Aにおける周長L2は、以下説明する、隣接するベルトマーク330間の間隔ΔL2の自然数倍(正の整数倍)となっているのが望ましい。つまり、例えば図4中に示したように、L2=(ΔL2×N4)(N4:自然数)となっているのが望ましい。このように周長L2を設定した場合、中間転写ベルト33A上に複数のベルトマーク330を配置する際に、ベルトマーク330を等間隔に配置することができ、余剰となる領域が存在しなくなる。したがって、後述するように、複数のベルトマーク330を利用して中間転写ベルト33Aの回転周期を求める(平均値を用いて回転周期を求める)際に、不要な(計算に使用できない)ベルトマーク330が無くなり、利便性が向上することになる。なお、複数のベルトマーク330を、中間転写ベルト33A上に間隔ΔL2にて等間隔に配置できない場合(L2≠(ΔL2×N4)の場合)、中間転写ベルト33Aの余剰領域については、ベルトマーク330間の間隔をΔL2よりも大きい値(例えば、(2×ΔL2)など)としてもよい。
また、上記したように本変形例では、中間転写ベルト33A上において隣接するベルトマーク330間の間隔ΔL2に関して、以下の(5)式を満たすように設定されている。つまり、実施の形態における間隔ΔL1(=m)とは異なり、この間隔ΔL2は、ドライブローラ34aの自然数倍(m×N2)に対して余剰部分(m/N3)を加えた値となっている。なお、一例として、N2=1,N3=4が挙げられる。
ΔL2={m×N2+(m/N3)}(N2,N3:自然数) ……(5)
ここで、本変形例では、中間転写ベルト33A上に配置されているベルトマーク330の個数は、上記した自然数N3以上(N3個以上)であることが望ましい。後述するように、複数のベルトマーク330を利用して中間転写ベルト33Aの回転周期を求める(平均値を用いて回転周期を求める)際の、算出精度がより高まるからである。また、このようにして平均値を求める際に使用されるベルトマーク330の個数は、この自然数N3の自然数倍となっている、つまり、ベルトマーク330の個数=N3×N5(N5:自然数)となっているのが望ましい。このように設定した場合、平均値を用いて回転周期を求める際に、余分なベルトマーク330が無くなり、利便性が向上することになるからである。
(動作および作用・効果)
本変形例の画像形成装置では、基本的には実施の形態の画像形成装置1と同様にして、印刷動作および画像の位置合わせ動作が行われる。
ただし、本変形例では実施の形態とは異なり、前述したように、中間転写ベルト33Aにおける周長L2が、ドライブローラ34aの周長mの自然数倍とはなっていない。具体的には、この周長L2は、実施の形態における周長L1に余剰長αを加えたものとなっており、前述した(4)式、すなわち、L2={(m×N1)+α}(N1:自然数)を満たすように設定されている。
このため、本変形例では実施の形態とは異なり、中間転写ベルト33Aの回転周期をベルトマーク330の回転周期を用いて測定しようとする場合に、以下のようになる。すなわち、本変形例では、個々のベルトマーク330とドライブローラ34aの外周面との相対的な位置関係に応じて、測定される中間転写ベルト33Aの回転周期の値に、ばらつきが生じてしまうことになる。
具体的には、前述した(4)式の一例として、例えば以下の(6)式を満たすように設定されている場合(N1=10,α=(m×3/4)の場合)には、以下のようになる。すなわち、この場合、ドライブローラ34aによって中間転写ベルト33Aを(m×3/4)の距離だけ移動させるときに、ドライブローラ34aがどのような角度の状態で回転駆動を行っていたかによって、中間転写ベルト33Aの移動距離が変化してしまう。
L2={(m×10)+(m×3/4)} ……(6)
そこで本変形例では、中間転写ベルト33A上において隣接するベルトマーク330間の間隔ΔL2に関して、前述した(5)式を満たすように設定されている。一例として、この(5)式においてN2=1,N3=4とすると、以下の(7)式が得られる。つまり、実施の形態の場合(ΔL1=m)と比べ、ΔL2には(m/4)の余剰分が存在することになる。
ΔL2={m+(m/4)} ……(7)
このため、例えば図5に示したように、本変形例では、例えば図4中に示した4個のベルトマーク330−1〜330−4を利用して、実施の形態と同様に中間転写ベルト33Aの速度Vを測定する場合、以下のようになる。すなわち、個々のベルトマーク330−1〜330−4を利用して測定される速度Vについては、上記(6)式における余剰長α=(m×3/4)の存在により、中間転写ベルト33Aが1周するごとに、それぞればらつきが生じてしまう。つまり、速度Vを測定するタイミングが、例えば図5中のΔTa,ΔTb,ΔTc,ΔTdで示したように、(Δtm×3/4)の時間だけ、ずれていってしまうことになる。
ただし、上記したように、この例では、4個のベルトマーク330−1〜330−4同士が間隔ΔL2にて等間隔に配置されていると共に、この間隔ΔL2には(m/4)の余剰分が存在している。このため、これら4個のベルトマーク330−1〜330−4を利用して測定される速度Vの値はそれぞれ、例えば図5中の符号Pa,Pb,Pc,Pdで示したように、ドライブローラ34aの回転周期Δtmを4等分(Δtm×1/4)したタイミングで測定されたものとなる。
これらのことから、実施の形態において説明した(2)式と同様に、これら4個のベルトマーク330−1〜330−4における回転周期の平均値を、中間転写ベルト33の回転周期として用いるようにすれば、本変形例においては以下のようになる。すなわち、個々のベルトマーク330−1〜330−4とドライブローラ34aの外周面との相対的な位置関係がどのようになっていたとしても、求められた回転周期の平均値は、常に略一定の値となる。つまり、本変形例ではこのような手法を用いることで、前述した(4)式で示したように、中間転写ベルト33Aにおける周長L2がドライブローラ34aの周長mの自然数倍とはなっていない場合(周長L2に余剰長αが存在する場合)でも、中間転写ベルト33Aの回転周期におけるばらつきが抑えられる。
このようにして本変形例においても、中間転写ベルト33上に配置されたベルトマーク330を利用して中間転写ベルト33の回転周期を測定する際に、ドライブローラ34aに偏心等が存在する場合であっても、その回転周期の測定ばらつきが抑えられる(回転周期の測定精度が向上する)。よって、このような中間転写ベルト33の回転周期の測定結果に応じてトナー像の形成タイミングの調整を行う際に、その調整精度を向上させて画像形成位置のずれを抑えることができ、実施の形態と同様に、良好な画像を得る(画質を向上させる)ことが可能となる。
また、特に本変形例では、上記したように、中間転写ベルト33Aにおける周長L2に余剰長αが存在する場合であっても、中間転写ベルト33の回転周期を正確に測定することができ、トナー像の形成タイミングの調整精度を向上させることが可能となる。よって、このような場合であっても、画像形成位置のずれを抑えることができ、良好な画像を得ることが可能となる。
[変形例2]
実施の形態および変形例1ではそれぞれ、いわゆる中間転写方式の画像形成装置を例に挙げて説明した。これに対して以下の変形例2では、前述した中間転写ベルトユニットを介さずにトナー像を記録媒体9へ直接転写する、いわゆる直接転写方式の画像形成装置への適用例について説明する。つまり、実施の形態および変形例1では、中間転写ベルト33が本発明における「転写対象物」の一具体例に対応していたのに対し、本変形例では、以下説明する記録媒体9自体が、本発明における「転写対象物」の一具体例に対応している。
(構成)
図6は、変形例2に係る画像形成装置(画像形成装置1B)の概略構成例を、模式的に表したものである。画像形成装置1Bもまた、記録媒体9に対して、電子写真方式を用いて画像(この例ではカラー画像)を形成するプリンタ(この例ではカラープリンタ)として機能するものである。ただし、画像形成装置1Bは、上記したように、いわゆる直接転写方式の画像形成装置となっている。なお、この画像形成装置1Bも、本発明における「画像形成装置」の一具体例に対応する。
画像形成装置1Bは、図6に示したように、支持プレート部材11a、ホッピングローラ21、搬送ローラ22a,22b、書き出しセンサ23、画像形成部3B、ベルトマークセンサ12、定着器4、排出センサ51、排出ローラ52および印刷制御部6を備えている。なお、これらの各部材は、図6に示したように、所定の筺体10内に収容されている。
画像形成部3Bは、この例では図6に示したように、4つのイメージドラムユニット(画像形成ユニット)31C,31M,31Y,31Kと、4つの転写ローラ36C,36M,36Y,36Kと、転写ベルト(搬送ベルト)37と、ドライブローラ34aと、アイドルローラ34bとを有している。
イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kは、図6に示したように、記録媒体9の搬送方向(搬送路)d1に沿って並んで配置されている。具体的には、この搬送方向d1に沿って(上流側から下流側へ向かって)、イメージドラムユニット31K,31Y,31M,31Cの順に配置されている。また、イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kにはそれぞれ、図6に示したように、露光ヘッド310C,310M,310Y,310Kが個別に対向配置されている。
転写ベルト37は、記録媒体9を搬送方向d1に沿って搬送するためのベルトであり、図6に示したように、ドライブローラ34aおよびアイドルローラ34bによって搬送方向d2に沿って回転移動するように駆動される(回転駆動される)ようになっている。このような転写ベルト37は、本発明における「転写ベルト」の一具体例に対応している。なお、この転写ベルト37上には、前述した複数のベルトマーク330が設けられている。
転写ローラ36C,36M,36Y,36Kはそれぞれ、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31K内で形成された各色のトナー像を、記録媒体9上に静電的に転写するための部材である。これらの転写ローラ36C,36M,36Y,36Kはそれぞれ、図6に示したように、転写ベルト37を介して、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kと対向配置されている。なお、これらの転写ローラ36C,36M,36Y,36Kはそれぞれ、本発明における「転写部」の一具体例に対応している。
ベルトマークセンサ12は、本変形例においては、図6に示したように、画像形成部3Bの周囲(ドライブローラ34aの近傍領域)に配置されている。また、本変形例のベルトマークセンサ12は、転写ベルト37およびその表面上のベルトマーク330等に対する検出光Ldの発光と、これら転写ベルト37またはベルトマーク330からの反射光Lrの受光とを利用して、印刷制御部6とともに所定の測定を行う。つまり、このベルトマークセンサ12等は、これらの検出光Ldおよび反射光Lrを利用して、転写ベルト37の回転周期を測定するようになっている。換言すると、本変形例のベルトマークセンサ12は、そのような転写ベルト37の回転周期の測定用のセンサとして機能するものである。
印刷制御部6は、本変形例においても実施の形態または変形例1と同様に、画像形成装置1B全体を制御する部分であり、各種処理を実行するようになっている。具体的には、印刷制御部6は、転写ベルト37上のベルトマーク330を利用して、ベルトマークセンサ12とともに転写ベルト37の回転周期を測定する機能を有している。また、印刷制御部6は、このような転写ベルト37の回転周期の測定結果に応じて、各イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31Kによるトナー像の形成タイミングの調整を行う機能を有している。
(作用・効果)
このような構成の画像形成装置1Bにおいても、基本的には、実施の形態または変形例1と同様の作用により、同様の効果を得ることが可能である。すなわち、本変形例においても、これら実施の形態または変形例1において説明した手法を適用することで、転写ベルト7の回転周期の測定結果に応じてトナー像の形成タイミングの調整を行う際に、その調整精度を向上させて画像形成位置のずれを抑えることができる。よって、本変形例においても、良好な画像を得る(画質を向上させる)ことが可能となる。
<3.その他の変形例>
以上、実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態等では、画像形成装置における各部材の構成(形状、配置、個数等)を具体的に挙げて説明したが、各部材におけるこれらの構成については、上記実施の形態等で説明したものには限られず、他の形状や配置、個数等であってもよい。また、上記実施の形態等で説明した各種パラメータの値や大小関係等についても、上記実施の形態等で説明したものには限られず、他の値や大小関係に制御するようにしてもよい。
また、上記実施の形態等では、ベルトマーク330およびベルトマークセンサ12を利用した、中間転写ベルト33,33Aおよび転写ベルト37等の回転周期の測定手法等の例について説明したが、これらの手法等については上記実施の形態等で説明したものには限られず、他の手法等を用いるようにしてもよい。
更に、上記実施の形態等では、イメージドラムユニット(画像形成ユニット)が4つ(イメージドラムユニット31C,31M,31Y,31K)設けられている場合を例に挙げて説明したが、これには限られない。すなわち、トナー像(画像層)を形成するイメージドラムユニットの数や、それらに用いるトナーの色の組み合わせ、各色のトナー像の形成順序(複数のイメージドラムユニットの配置順序)等については、用途や目的用に応じて任意に設定することが可能である。また、場合によっては、イメージドラムユニットの数を1つだけにして、トナー像をモノクロ(単色)画像としてもよい。つまり、画像形成装置をモノクロプリンタとして機能させるようにしてもよい。
加えて、上記実施の形態等で説明した一連の処理は、ハードウェア(回路)で行われるようにしてもよいし、ソフトウェア(プログラム)で行われるようにしてもよい。ソフトウェアで行われるようにした場合、そのソフトウェアは、各機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム群で構成される。各プログラムは、例えば、上記コンピュータに予め組み込まれて用いられてもよいし、ネットワークや記録媒体から上記コンピュータにインストールして用いられてもよい。
また、上記実施の形態等では、本発明における「画像形成装置」の一具体例として、印刷機能を有する画像形成装置(プリンタ)について説明したが、これには限られない。すなわち、そのような印刷機能を有する画像形成装置に加え、例えば、スキャン機能や複写機能、ファックス機能を有する画像形成装置(コピー機やファクシミリ)や、それらの機能を複合的に有する画像形成装置(複合機;MFP(Multi-Function Peripheral))においても、本発明を適用することが可能である。
更に、上記実施の形態では、記録媒体(印刷媒体)の一例としてカット紙を挙げて説明したが、記録媒体としてはこれには限られず、例えば、長尺状やロール形状の媒体、ラベル紙等を用いるようにしてもよい。
1,1B…画像形成装置、10…筐体、11a…支持プレート部材、11b…スプリング、12…ベルトマークセンサ、21…ホッピングローラ、22a,22b…搬送ローラ、23…書き出しセンサ、3,3A,3B…画像形成部、30C,30M,30Y,30K…トナー、31C,31M,31Y,31K…イメージドラムユニット(画像形成ユニット)、310C,310M,310Y,310K…露光ヘッド、311…感光ドラム、312…帯電ローラ、313…現像ローラ、32C,32M,32Y,32K…1次転写ローラ、33,33A…中間転写ベルト、330(330−1〜330−4)…ベルトマーク、34a…ドライブローラ、34b…アイドルローラ、35a…2次転写ローラ、35b…2次転写対向ローラ、36C,36M,36Y,36K…転写ローラ、37…転写ベルト、4…定着器、51…排出センサ、52…排出ローラ、6…印刷制御部、9…記録媒体、d1,d2…搬送方向、Ld…検出光、Lr…反射光、L1,L2,m…周長、ΔL1,ΔL2…間隔、N1,N2,N3,N4…自然数(正の整数)、V…速度。

Claims (12)

  1. 現像剤像を形成する1または複数の画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットにより形成された前記現像剤像を転写対象物上に転写する転写部と、
    前記画像形成ユニットと前記転写部との間を通過して回転移動する、無端状の転写ベルトと、
    前記転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
    前記転写ベルト上にその回転方向に沿って配置された複数のマークと、
    前記マークを利用して、前記転写ベルトの回転周期を測定する測定部と、
    前記測定部による前記回転周期の測定結果に応じて、前記画像形成ユニットによる前記現像剤像の形成タイミングの調整を行う制御部と
    を備え、
    前記転写ベルトにおける前記回転方向に沿った周長Lが、前記駆動ローラの周長mの自然数倍を基にした長さに設定されている
    画像形成装置。
  2. 以下の(1)式を満たすように設定されている
    請求項1に記載の画像形成装置。
    前記周長L=(前記周長m×N1)(N1:自然数) ……(1)
  3. 前記測定部は、前記複数のマークを利用して測定された前記回転周期に基づいて、前記回転周期の平均値を求める
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回転方向に沿って隣接する前記マーク間の間隔ΔLが、前記周長mと略等しくなるように設定されている
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記回転方向に沿って隣接する前記マーク間の間隔ΔLに関して、以下の(2)式を満たすように設定されている
    請求項1に記載の画像形成装置。
    前記間隔ΔL={前記周長m×N2+(前記周長m/N3)}(N2,N3:自然数) ……(2)
  6. 前記マークの個数が、前記N3以上である
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記測定部は、前記複数のマークを利用して測定された前記回転周期に基づいて、前記回転周期の平均値を求める
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記平均値を求める際に使用される前記マークの個数が、前記N3の自然数倍となっている
    請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記測定部は、前記転写ベルトおよび前記マークに対する検出光の発光と前記転写ベルトまたは前記マークからの反射光の受光とを利用して前記回転周期を測定するセンサを含む
    請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記転写ベルトにおける光反射率と、前記マークにおける光反射率とが、互いに異なっている
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記転写対象物が、前記転写ベルトとしての中間転写ベルトであり、
    前記転写部は、前記現像剤像を前記中間転写ベルト上に1次転写すると共に、前記中間転写ベルト上に1次転写された前記現像剤像を、記録媒体上に2次転写する
    請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記転写対象物が、前記転写ベルトによって搬送される記録媒体であり、
    前記転写部は、前記現像剤像を前記記録媒体上に直接転写する
    請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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