JP2017072335A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017072335A JP2017072335A JP2015201020A JP2015201020A JP2017072335A JP 2017072335 A JP2017072335 A JP 2017072335A JP 2015201020 A JP2015201020 A JP 2015201020A JP 2015201020 A JP2015201020 A JP 2015201020A JP 2017072335 A JP2017072335 A JP 2017072335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- light
- partition wall
- lamp
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
【課題】他方の貯蔵室を一方の貯蔵室からの光で照明すること。【解決手段】実施例の冷蔵庫は、仕切壁を介して互いに隣接するものであって扉をそれぞれに有する2つの貯蔵室と、2つの扉のうちの一方に設けられた被検出部と、2つの扉のうちの他方に設けられたものであって2つの扉間の相対的な位置関係に応じて被検出部を検出している検出状態または検出していない非検出状態となる非接触形の検出器と、2つの貯蔵室のうちの一方を照明するものであって検出器の状態に応じて制御される照明器を備えたものであり、2つの貯蔵室のうちの他方には照明器から仕切壁を通して光が照射される。【選択図】図2
Description
実施例は冷蔵庫に関する。
冷蔵庫には仕切壁を介して互いに隣接する2つの貯蔵室を備えたものがある。この冷蔵庫の場合には一方の貯蔵室内に照明器が設けられており、一方の貯蔵室に応じた一方の扉が開放された場合に照明器を点灯状態とすることで一方の貯蔵室内を照明している。
上記従来の冷蔵庫の場合には他方の貯蔵室に応じた他方の扉の開放状態で他方の貯蔵室内を居室内の明りのみで照明しており、他方の貯蔵室内が暗くて見難いことがあった。
実施例の冷蔵庫は、仕切壁を介して互いに隣接するものであって扉をそれぞれに有する2つの貯蔵室と、前記2つの扉のうちの一方に設けられた被検出部と、前記2つの扉のうちの他方に設けられたものであって前記2つの扉間の相対的な位置関係に応じて前記被検出部を検出している検出状態または検出していない非検出状態となる非接触形の検出器と、前記2つの貯蔵室のうちの一方を照明するものであって前記検出器の状態に応じて制御される照明器を備えたものであり、前記2つの貯蔵室のうちの他方には前記照明器から前記仕切壁を通して光が照射される。
図1のキャビネット1は外箱および内箱間に断熱材を介在してなるものであり、断熱性を有している。このキャビネット1は前面が開口するものであり、キャビネット1内には冷蔵室2および野菜室3が形成されている。これら冷蔵室2および野菜室3は水平な非断熱性の仕切壁4を挟んで上下方向に隣接するものであり、冷蔵室2は一方の貯蔵室および上側の貯蔵室に相当し、野菜室3は他方の貯蔵室に相当する。この仕切壁4は有色不透明な合成樹脂を材料とするものであり、キャビネット1内に固定されている。
キャビネット1には冷凍サイクルおよびファン装置が装着されている。冷凍サイクルはコンプレッサとコンデンサとエバポレータを有するものであり、冷気を生成する。ファン装置はファンモータの回転軸にファンを固定したものであり、冷凍サイクルが生成した冷気を冷蔵室2内および野菜室3内に送風する。
冷蔵室2内には、図1に示すように、複数の棚板5が装着されている。これら複数の棚板5のそれぞれは水平なものであり、上下方向に互いに隙間を介して配置されている。これら複数の棚板5のそれぞれは食品が載せられるものであり、無色透明な合成樹脂を材料に成形されている。
冷蔵室2内には、図1に示すように、チルドスペース6が形成されている。このチルドスペース6は仕切壁4および最下段の棚板5間の空間部を称するものであり、チルドスペース6内には無色透明な合成樹脂製のチルドケース7が収納されている。このチルドケース7はチルドスペース6の前面を通して前へ引出されるものであり、チルドスペース6の前面を通して後へ押込まれる。このチルドケース7は上面が開口する四角箱状をなすものであり、チルドケース7内には食品が収納される。
キャビネット1には、図2に示すように、Rドア8が装着されている。このRドア8は右端部の垂直な軸9を中心に閉鎖状態および開放状態間で回転可能にされたものであり、閉鎖状態で冷蔵室2の前面を気密状態に閉鎖する。このRドア8は他方の扉および上側の扉に相当するものであり、Rドア8の開放状態とはRドア8が冷蔵室2の前面を開放する開放方向へ最大限に回転操作された状態を称する。
Rドア8には、図1に示すように、複数のドアポケット9が固定されている。これら複数のドアポケット9のそれぞれは無色透明な合成樹脂を材料とするものであり、Rドア8の閉鎖状態での後面に配置されている。これら複数のドアポケット9のそれぞれは食品が収納されるものであり、上面が開口している。これら複数のドアポケット9のそれぞれは食品ポケットに相当するものであり、上下方向に互いに隙間を介して配置されている。
冷蔵室2内には、図1に示すように、光通路10が形成されている。この光通路10はRドア8の閉鎖状態で形成されるものであり、複数のドアポケット9および複数の棚板5間の隙間を称する。この光通路10は冷蔵室2の底面から天井面まで繋がる縦長なものであり、Rドア8の閉鎖状態で複数のドアポケット9のそれぞれの後端面が棚板5の前端面に比べて前に位置するように棚板5およびドアポケット9の前後方向の寸法を設計することで設定されている。
キャビネット1には、図1に示すように、Vドア11が装着されている。このVドア11は閉鎖状態(実線参照)および開放状態(二点鎖線参照)間で前後方向へ移動可能にされたものであり、閉鎖状態で野菜室3の前面を気密状態に閉鎖する。このVドア11は一方の扉に相当するものであり、Vドア11の開放状態はVドア11が野菜室3の前面を開放する開放方向へ最大限に操作された限度状態に相当する。
Vドア11には、図1に示すように、野菜容器12が装着されている。この野菜容器12は有色不透明な合成樹脂を材料とするものであり、食品容器に相当する。この野菜容器12は上面が開口する四角箱状をなすものであり、前板と後板と左板と右板と底板を有している。この野菜容器12は食品が投入されるものであり、Vドア11の閉鎖状態で野菜室3内に全てが収納された収納状態(実線参照)となる。この野菜容器12はVドア11の開放状態で野菜室3内から全てが前に引出された引出し状態(二点鎖線参照)となるものであり、Vドア11が閉鎖状態に比べて前で開放状態に比べて後にある場合には野菜室3内から一部が前に引出された引出し途中状態となる。
Rドア8内には、図2に示すように、ドアセンサ13が固定されている。このドアセンサ13はRドア8内のうち軸9とは反対側の左端部に配置されたものであり、Rドア8内の下端部に配置されている。このドアセンサ13はホールICからなるものであり、検出領域が上から下へ向く下向きの姿勢で配置されている。このドアセンサ13は検出器に相当する。
Vドア11内には、図2に示すように、永久磁石14が固定されている。この永久磁石14はVドア11内の左端部に配置されたものであり、Vドア11内の上端部に配置されている。この永久磁石14はRドア8およびVドア11の双方の閉鎖状態でドアセンサ13の検出領域内に進入するものであり、Rドア8およびVドア11の双方の閉鎖状態ではドアセンサ13が永久磁石14を検出することに応じて電気的なオン状態となる。この永久磁石14は被検出部に相当し、ドアセンサ13のオン状態は検出状態に相当する。
永久磁石14はRドア8およびVドア11の双方の閉鎖状態のみでドアセンサ13の検出領域内に進入するものであり、Rドア8およびVドア11の一方の非閉鎖状態ではドアセンサ13の検出領域外となり、Rドア8およびVドア11の双方の非閉鎖状態でもドアセンサ13の検出領域外となる。これらRドア8およびVドア11のそれぞれの非閉鎖状態とは閉鎖状態に比べて開放方向へ操作された状態であり、開放状態を含む。
ドアセンサ13はRドア8およびVドア11の一方の非閉鎖状態で永久磁石14を検出できずに電気的なオフ状態となるものであり、Rドア8およびVドア11の双方の非閉鎖状態でも永久磁石14を検出できずにオフ状態となる。このドアセンサ13のオフ状態は非検出状態に相当する。
冷蔵室2内には、図1に示すように、天井灯15が固定されている。この天井灯15は冷蔵室2内を照明するためのものであり、冷蔵室2の天井面のうち光通路10に面する部分に配置されている。この天井灯15は上から下へ白色光を投射するものであり、天井灯15から投射された光は光通路10内を上から下へ進む。この天井灯15はLEDからなるものであり、照明器に相当する。
冷蔵室2内には、図1に示すように、チルド灯16が固定されている。このチルド灯16はチルドケース7内を照明するためのものであり、チルドスペース6内の後端部に配置されている。このチルド灯16は後から前へ斜め下に向けて白色光を投射するものであり、チルド灯16から投射された光はチルドケース7を通して前へ進む。このチルド灯16はLEDからなるものであり、照明器に相当する。
仕切壁4には、図1に示すように、窓17が固定されている。この窓17は仕切壁4のうち光通路10に面する部分に配置されたものであり、天井灯15および窓17間は光通路10を介して対向配置されている。この窓17は一部が光通路10に面するものであり、窓17のうち光通路10に面する一部を除いた残り部分は棚板5またはドアポケット9に下から対向配置されている。この窓17は無色透明な透光性を有するものであり、天井灯15からの光およびチルド灯16からの光のそれぞれは窓17を透過して野菜室3内を照明する。この窓17は透光部に相当する。
ドアセンサ13は制御回路に接続されている。この制御回路はキャビネット1に装着されたものであり、CPUとROMとRAMを有している。この制御回路は天井灯15およびチルド灯16をドアセンサ13の電気的な状態に応じて制御するものであり、下記[1]〜[4]は制御回路の処理内容である。
[1]Rドア8およびVドア11の双方の閉鎖状態ではドアセンサ13がオン状態となる。このドアセンサ13のオン状態では制御回路が天井灯15およびチルド灯16を消灯状態とする。冷蔵室2は天井灯15およびチルド灯16のみを電気的な照明手段として備えたものであり、天井灯15およびチルド灯16の消灯状態では冷蔵室2内が照明されない。野菜室3および野菜容器12のそれぞれは専用の照明手段を備えておらず、天井灯15およびチルド灯16の消灯状態では野菜室3内および野菜容器12内も照明されない。
[2]Vドア11の閉鎖状態でRドア8が非閉鎖状態とされた場合にはドアセンサ13がオフ状態となる。このドアセンサ13のオフ状態では制御回路が天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とする。これら天井灯15およびチルド灯16の点灯状態では天井灯15からの光およびチルド灯16からの光のそれぞれが冷蔵室2の壁面等によって反射され、冷蔵室2内の全域が照明される。
[3]Rドア8の閉鎖状態でVドア11が非閉鎖状態とされた場合にはドアセンサ13がオフ状態となる。このドアセンサ13のオフ状態では制御回路が天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とする。これら天井灯15およびチルド灯16の点灯状態では天井灯15からの光およびチルド灯16からの光のそれぞれが窓17を通して野菜室3内に照射される。この窓17からの光は野菜容器12の引出し途中状態で野菜容器12の上面を通して野菜容器12内に進入するものであり、野菜容器12の引出し途中状態では野菜容器12内が窓17からの光で照明される。この窓17からの光は野菜容器12の引出し状態で野菜容器12の上面を通して野菜容器12内に進入するものであり、野菜容器12の引出し状態でも野菜容器12内が窓17からの光で照明される。
[4]Rドア8およびVドア11の双方が非閉鎖状態とされた場合にはドアセンサ13がオフ状態となる。このドアセンサ13のオフ状態では制御回路が天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とし、冷蔵室2内を天井灯15およびチルド灯16からの光で照明し、野菜室3内および野菜室12内を窓17からの光で照明する。
[1]Rドア8およびVドア11の双方の閉鎖状態ではドアセンサ13がオン状態となる。このドアセンサ13のオン状態では制御回路が天井灯15およびチルド灯16を消灯状態とする。冷蔵室2は天井灯15およびチルド灯16のみを電気的な照明手段として備えたものであり、天井灯15およびチルド灯16の消灯状態では冷蔵室2内が照明されない。野菜室3および野菜容器12のそれぞれは専用の照明手段を備えておらず、天井灯15およびチルド灯16の消灯状態では野菜室3内および野菜容器12内も照明されない。
[2]Vドア11の閉鎖状態でRドア8が非閉鎖状態とされた場合にはドアセンサ13がオフ状態となる。このドアセンサ13のオフ状態では制御回路が天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とする。これら天井灯15およびチルド灯16の点灯状態では天井灯15からの光およびチルド灯16からの光のそれぞれが冷蔵室2の壁面等によって反射され、冷蔵室2内の全域が照明される。
[3]Rドア8の閉鎖状態でVドア11が非閉鎖状態とされた場合にはドアセンサ13がオフ状態となる。このドアセンサ13のオフ状態では制御回路が天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とする。これら天井灯15およびチルド灯16の点灯状態では天井灯15からの光およびチルド灯16からの光のそれぞれが窓17を通して野菜室3内に照射される。この窓17からの光は野菜容器12の引出し途中状態で野菜容器12の上面を通して野菜容器12内に進入するものであり、野菜容器12の引出し途中状態では野菜容器12内が窓17からの光で照明される。この窓17からの光は野菜容器12の引出し状態で野菜容器12の上面を通して野菜容器12内に進入するものであり、野菜容器12の引出し状態でも野菜容器12内が窓17からの光で照明される。
[4]Rドア8およびVドア11の双方が非閉鎖状態とされた場合にはドアセンサ13がオフ状態となる。このドアセンサ13のオフ状態では制御回路が天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とし、冷蔵室2内を天井灯15およびチルド灯16からの光で照明し、野菜室3内および野菜室12内を窓17からの光で照明する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
Vドア11の非閉鎖状態で天井灯15およびチルド灯16から窓17を通して野菜容器12内に光を照射した。従って、野菜容器12内を居室内の明りのみで照明していた従来に比べて野菜容器12内が明るくなるので、野菜容器12内の視認性が高まる。しかも、Rドア8およびVドア11間の相対的な位置関係に応じてドアセンサ13をオン状態またはオフ状態とした。従って、Vドア11の開閉をRドア8と共通のドアセンサ13で検出することができるので、Vドア11用の専用センサを追加することなく野菜容器12内を明るく照明することができる。
Vドア11の非閉鎖状態で天井灯15およびチルド灯16から窓17を通して野菜容器12内に光を照射した。従って、野菜容器12内を居室内の明りのみで照明していた従来に比べて野菜容器12内が明るくなるので、野菜容器12内の視認性が高まる。しかも、Rドア8およびVドア11間の相対的な位置関係に応じてドアセンサ13をオン状態またはオフ状態とした。従って、Vドア11の開閉をRドア8と共通のドアセンサ13で検出することができるので、Vドア11用の専用センサを追加することなく野菜容器12内を明るく照明することができる。
Vドア11の開放状態で天井灯15およびチルド灯16から窓17を通して野菜容器12内に光を照射したので、Vドア11の開放状態であっても野菜容器12内を容易に視認することができる。しかも、Vドア11の開放状態で野菜容器12を引出し状態とし、野菜容器12の引出し状態で天井灯15およびチルド灯16から窓17を通して野菜容器12内に光を照射したので、野菜容器12の引出し状態であっても野菜容器12内を容易に視認することができる。
Vドア11の非閉鎖状態でチルド灯16を点灯状態とした。従って、チルド灯16からの光が後から前へ斜め下に向けて進行することに応じて窓17から野菜容器12内に効率的に照射されるので、野菜容器12内の視認性が高まる。
Rドア8の閉鎖状態で複数の棚板5および複数のドアポケット9間に光通路10を形成し、窓17を一部が光通路10に面する配置とした。従って、Rドア8の閉鎖状態でVドア11が非閉鎖状態とされた場合に特に天井灯15からの光が光通路10から窓17を通して野菜容器12内に照射されるので、棚板5上の食品およびドアポケット9内の食品に邪魔されることなく野菜容器12内を明るく照明することができる。
冷蔵室2の天井灯15およびチルド灯16から窓17を通して野菜容器12内に光を照射したので、野菜容器12内を専用の照明器なしで照明することができる。
野菜容器12には、図3に示すように、切欠部21が形成されている。この切欠部21は野菜容器12の後端部に位置するものであり、野菜容器12の左板と後板と右板のそれぞれの一部を切欠いた形状をなしている。この野菜容器12には採光板22が固定されている。この採光板22は切欠部21を塞ぐ無色透明なものであり、Vドア11の開放状態および野菜容器12の引出し状態では窓17からの光が野菜容器12の上面に加えて採光板22から野菜容器12内に進入する。この採光板22は採光部に相当する。
窓17には、図3に示すように、光拡散部23が形成されている。この光拡散部23は凹凸状をなすものであり、天井灯16からの光およびチルド灯16からの光を放射状に拡散させる。
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
Vドア11の開放状態および野菜容器12の引出し状態で窓17からの光を野菜容器12内に採光板22を通して取込んだので、野菜容器12内に取込むことができる光量が増える。従って、野菜容器12内が明るく照明されるので、野菜容器12内の視認性が高まる。
Vドア11の開放状態および野菜容器12の引出し状態で窓17からの光を野菜容器12内に採光板22を通して取込んだので、野菜容器12内に取込むことができる光量が増える。従って、野菜容器12内が明るく照明されるので、野菜容器12内の視認性が高まる。
窓17に光拡散部23を設けたので、天井灯15およびチルド灯16からの光が窓17を透過するときに拡散される。従って、窓17に光拡散部23がない場合に比べて野菜容器12内の大きな領域が照明されるので、野菜容器12内の視認性が高まる。
上記実施例2においては、野菜容器12から採光板22を廃止し、Vドア11の開放状態で窓17からの光を野菜容器12内に切欠部21を通して取込んでも良い。この場合には切欠部21が採光部に相当する。
上記実施例1〜2においては、Vドアスイッチを追加しても良い。このVドアスイッチはVドア11が閉鎖状態にあるか否かに応じて電気的な状態が切換わるものであり、制御回路はVドアスイッチの電気的な状態に応じてVドア11が閉鎖状態にあるか否かを判断する。この構成の場合にはドアセンサ13のオフ状態でVドア11の非閉鎖状態が判断されることに応じて天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とし、ドアセンサ13のオフ状態でVドア11の閉鎖状態が判断されることに応じて天井灯15およびチルド灯16の一部を点灯状態とすると良い。即ち、Vドア11の非閉鎖状態ではRドア8が非閉鎖状態にあるか否かに拘らず天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とし、Rドア8の非閉鎖状態およびVドア11の閉鎖状態では冷蔵室2内の複数の照明器のうち一部を点灯状態にすると良い。
仕切壁4には、図4に示すように、仕切灯31が固定されている。この仕切灯31はLEDからなるものであり、野菜室3内に配置されている。この仕切灯31は制御回路に接続されており、制御回路はドアセンサ13のオン状態では天井灯15とチルド灯16と仕切灯31を消灯状態とし、ドアセンサ13のオフ状態では天井灯15〜仕切灯31を点灯状態とする。この仕切灯31は後から前へ斜め下に向けて光を投射するものであり、Vドア11の非閉鎖状態では仕切灯31から窓17を介することなく野菜容器12の上面および採光板22を通して野菜容器12内に光が照射される。この仕切灯31は別の照明器に相当する。
上記実施例3によれば次の効果を奏する。
野菜容器12内を仕切壁4の仕切灯31からの光で照明した。従って、野菜容器12内を窓17からの光のみで照明する場合に比べて野菜容器12内が明るく照明されるので、野菜容器12内の視認性が高まる。
野菜容器12内を仕切壁4の仕切灯31からの光で照明した。従って、野菜容器12内を窓17からの光のみで照明する場合に比べて野菜容器12内が明るく照明されるので、野菜容器12内の視認性が高まる。
上記実施例3においては、仕切灯31に換えて扉灯を設けても良い。この扉灯はRドア8の下端部に設けられたものであり、上から下へ斜め前に向けて光を投射する。この構成の場合にはドアセンサ13のオフ状態で天井灯15とチルド灯16と扉灯を点灯状態とし、扉灯から野菜容器12の上面を通して野菜容器12内に光を照射することが好ましい。
上記実施例3においては、Vドアスイッチを追加しても良い。この構成の場合にはドアセンサ13のオフ状態でVドア11の閉鎖状態が判断されることに応じて天井灯15およびチルド灯16を仕切灯31の消灯状態で点灯状態とし、ドアセンサ13のオフ状態でVドア11の非閉鎖状態が判断された場合には天井灯15とチルド灯16と仕切灯31を点灯状態とすると良い。即ち、Vドア11の非閉鎖状態ではRドア8が非閉鎖状態にあるか否かに拘らず天井灯15〜仕切灯31を点灯状態とし、Rドア8の非閉鎖状態およびVドア11の閉鎖状態では冷蔵室2内の複数の照明器のうち一部を点灯状態にすると良い。
キャビネット1には、図5に示すように、Rドア8に換えてRLドア41およびRRドア42が装着されている。RLドア41は左端部の垂直な軸43を中心に閉鎖状態および開放状態間で回転可能にされたものであり、RRドア42は右端部の垂直な軸44を中心に閉鎖状態および開放状態間で回転可能にされたものであり、冷蔵室2の前面はRLドア41およびRRドア42の双方の閉鎖状態で気密状態に閉鎖される。このRLドア41は他方の扉および上側の扉に相当し、RRドア42は別の扉に相当する。
RLドア41内には、図5に示すように、ドアセンサ13が固定されている。このドアセンサ13はRLドア41およびVドア11の双方の閉鎖状態でVドア11の永久磁石14を検出してオン状態となるものであり、RLドア41およびVドア11の一方の非閉鎖状態ではVドア11の永久磁石14を検出できずにオフ状態となり、RLドア41およびVドア11の双方の非閉鎖状態でもVドア11の永久磁石14を検出できずにオフ状態となる。
制御回路はRLドア41およびVドア11の双方の閉鎖状態ではドアセンサ13のオン状態を検出することに応じて天井灯15およびチルド灯16を消灯状態とする。この制御回路はRLドア41およびVドア11の一方の非閉鎖状態ではドアセンサ13のオフ状態を検出することに応じて天井灯15およびチルド灯17を点灯状態とし、RLドア41およびVドア11の双方の非閉鎖状態でもドアセンサ13のオフ状態を検出することに応じて天井灯15およびチルド灯16を点灯状態とする。
RLドア41には、図5に示すように、上下方向に並ぶ複数のRLドアポケット45が固定され、RRドア42には上下方向に並ぶ複数のRRドアポケット46が固定されている。これら複数のRLドアポケット45および複数のRRドアポケット46のそれぞれは無色透明なものであり、複数のRLドアポケット45はRLドア41の閉鎖状態での後面に配置され、複数のRRドアポケット46はRRドア42の閉鎖状態での後面に配置されている。これら複数のRLドアポケット45および複数のRRドアポケット46のそれぞれは食品ポケットに相当する。
冷蔵室2内には、図5に示すように、RLドア41およびRRドア42の双方の閉鎖状態で光通路47が形成される。この光通路47は複数のRLドアポケット45および複数のRRドアポケット46間の縦長な空間を称するものであり、天井灯15は冷蔵室2の天井面に光通路47に面して配置されている。窓17は一部が仕切壁4に光通路47に面して配置されており、窓17の残り部分はRLドアポケット45またはRRドアポケット46または棚板5に下から対向配置されている。これら天井灯15および窓17は光通路47を介して上下方向に対向するものであり、RLドア41およびRRドア42の双方の閉鎖状態では天井灯15からの光が光通路47を通して窓17に供給される。
上記実施例4によれば次の効果を奏する。
RLドア41およびRRドア42の双方の閉鎖状態で複数のRLドアポケット45および複数のRRドアポケット46間に光通路47を形成し、窓17を一部が光通路47に面する配置とした。従って、RLドア41およびRRドア42の双方の閉鎖状態でVドア11が非閉鎖状態とされた場合に特に天井灯15からの光が光通路47を通して窓17に供給されるので、RLドアポケット45内の食品およびRRドアポケット46内の食品に邪魔されることなく野菜容器12内を明るく照明することができる。
RLドア41およびRRドア42の双方の閉鎖状態で複数のRLドアポケット45および複数のRRドアポケット46間に光通路47を形成し、窓17を一部が光通路47に面する配置とした。従って、RLドア41およびRRドア42の双方の閉鎖状態でVドア11が非閉鎖状態とされた場合に特に天井灯15からの光が光通路47を通して窓17に供給されるので、RLドアポケット45内の食品およびRRドアポケット46内の食品に邪魔されることなく野菜容器12内を明るく照明することができる。
上記実施例4においては、RRドア42内にドアセンサ13を固定し、Vドア11およびRRドア42間の相対的な位置関係に応じてVドア11の永久磁石14をドアセンサ13の検出領域に対して進退させても良い。
上記実施例1〜4においては、窓17を全部が光通路10または光通路47に面する配置としても良い。
上記実施例1〜4においては、野菜容器12の全体を透光性の合成樹脂またはガラスを材料に成形しても良い。
上記実施例1〜4においては、野菜容器12の全体を透光性の合成樹脂またはガラスを材料に成形しても良い。
上記実施例1〜4においては、仕切壁4の全体を透光性の部材としても良い。
上記実施例1〜4においては、仕切壁4に窓17に換えて開口部を設けても良い。この開口部は天井灯15およびチルド灯16からの光を野菜容器12内に照射するものであり、透光部に相当する。この構成の場合には開口部内に格子状の柵部材を設け、冷蔵室2内の食品が開口部から下へ落下することを柵部材によって防止することが好ましい。
上記実施例1〜4においては、仕切壁4に窓17に換えて開口部を設けても良い。この開口部は天井灯15およびチルド灯16からの光を野菜容器12内に照射するものであり、透光部に相当する。この構成の場合には開口部内に格子状の柵部材を設け、冷蔵室2内の食品が開口部から下へ落下することを柵部材によって防止することが好ましい。
上記実施例1〜3においては、ホールICからなるドアセンサ13に換えて光センサを用い、永久磁石に換えて反射部材を用いても良い。この構成の場合にはRドア8およびVドア11の双方の閉鎖状態のみで光センサからの光を反射部材によって反射することに応じて光センサに入射させることが好ましい。これは実施例4についても同様である。
上記実施例1〜3においては、Vドア11側にドアセンサ13を固定し、Rドア8側に永久磁石14を固定しても良い。これは実施例4についても同様である。
上記実施例1〜4においては、本発明を左貯蔵室および右貯蔵室を有する冷蔵庫に適用しても良い。これら左貯蔵室および右貯蔵室は垂直な仕切壁を介して左右方向に隣接するものであり、左貯蔵室に対しては左扉が設けられ、右貯蔵室に対しては右扉が設けられている。これら左扉および右扉の一方には永久磁石14が設けられ、他方にはドアセンサ13が設けられており、ドアセンサ13は左扉および右扉の双方の閉鎖状態でのみ永久磁石14を検出してオン状態となる。この構成の場合には左貯蔵室および右貯蔵室の一方に照明器を設け、ドアセンサ13のオフ状態で照明器を点灯状態とすることに応じて照明器からの光で左貯蔵室内および右貯蔵室内の一方を照明し、照明器から仕切壁を通して左貯蔵室および右貯蔵室の他方に光を投射することに応じて左貯蔵室内および右貯蔵室内の他方を照明すると良い。
上記実施例1〜4においては、本発明を左貯蔵室および右貯蔵室を有する冷蔵庫に適用しても良い。これら左貯蔵室および右貯蔵室は垂直な仕切壁を介して左右方向に隣接するものであり、左貯蔵室に対しては左扉が設けられ、右貯蔵室に対しては右扉が設けられている。これら左扉および右扉の一方には永久磁石14が設けられ、他方にはドアセンサ13が設けられており、ドアセンサ13は左扉および右扉の双方の閉鎖状態でのみ永久磁石14を検出してオン状態となる。この構成の場合には左貯蔵室および右貯蔵室の一方に照明器を設け、ドアセンサ13のオフ状態で照明器を点灯状態とすることに応じて照明器からの光で左貯蔵室内および右貯蔵室内の一方を照明し、照明器から仕切壁を通して左貯蔵室および右貯蔵室の他方に光を投射することに応じて左貯蔵室内および右貯蔵室内の他方を照明すると良い。
以上、本発明の実施例を説明したが、この実施例は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は発明の範囲や要旨に含まれると共に特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2は冷蔵室(一方の貯蔵室,上側の貯蔵室)、3は野菜室(他方の貯蔵室)、4は仕切壁、5は棚板、8はRドア(他方の扉,上側の扉)、9はドアポケット(食品ポケット)、10は光通路、11はVドア(一方の扉)、12は野菜容器(食品容器)、13はドアセンサ(検出器)、14は永久磁石(被検出部)、15は天井灯(照明器)、16はチルド灯(照明器)、17は窓(透光部)、21は切欠部(採光部)、22は採光板(採光部)、23は光拡散部、31は仕切灯(別の照明器)、41はRLドア(他方の扉,上側の扉)、42はRRドア(別の扉)、45はRLドアポケット(食品ポケット)、46はRRドアポケット(食品ポケット)、47は光通路である。
Claims (8)
- 仕切壁を介して互いに隣接するものであって、扉をそれぞれに有する2つの貯蔵室と、
前記2つの扉のうちの一方に設けられた被検出部と、
前記2つの扉のうちの他方に設けられたものであって、前記2つの扉間の相対的な位置関係に応じて前記被検出部を検出している検出状態または検出していない非検出状態となる非接触形の検出器と、
前記2つの貯蔵室のうちの一方を照明するものであって、前記検出器の状態に応じて制御される照明器を備え、
前記2つの貯蔵室のうちの他方には、前記照明器から前記仕切壁を通して光が照射される冷蔵庫。 - 前記他方の貯蔵室に応じた他方の扉には、食品容器が設けられ、
前記食品容器内には、前記他方の扉が前記他方の貯蔵室を開放する方向へ最大限に操作された前記他方の扉の限度状態で前記照明器からの光が前記仕切壁を通して照射される請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記食品容器には、前記他方の扉の限度状態で前記照明器からの光を内部に取込むための採光部が設けられている請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記2つの貯蔵室は、前記仕切壁を介して上下方向に隣接するものであり、
前記照明器は、前記2つの貯蔵室のうち上側に設けられている請求項1から3のいずれかに記載の冷蔵庫。 - 前記上側の貯蔵室内に設けられたものであって、上下方向に並ぶ複数の棚板と、
前記上側の貯蔵室に応じた上側の扉に設けられたものであって、上下方向に並ぶ複数の食品ポケットを備え、
前記上側の扉の閉鎖状態では、前記複数の棚板および前記複数の食品ポケット間に縦長な空間状の光通路が形成され、
前記仕切壁には、前記光通路に一部または全部が面する透光部が設けられている請求項4に記載の冷蔵庫。 - 前記上側の貯蔵室に応じた上側の扉に設けられたものであって、上下方向に並ぶ複数の食品ポケットと、
前記上側の扉の左または右に設けられたものであって、前記上側の貯蔵室を前記上側の扉と協働して閉鎖する別の扉と、
前記別の扉に設けられたものであって、上下方向に並ぶ複数の食品ポケットを備え、
前記上側の扉および前記別の扉の閉鎖状態では、前記上側の扉の複数の食品ポケットおよび前記別の扉の複数の食品ポケット間に縦長な空間状の光通路が形成され、
前記仕切壁には、前記光通路に一部または全部が面する透光部が設けられている請求項4に記載の冷蔵庫。 - 前記仕切壁には、前記照明器から前記他方の貯蔵室に光を拡散して照射する光拡散部を備えた透光部が設けられている請求項1から6のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記仕切壁には、前記仕切壁を介することなく前記他方の貯蔵室を照明する別の照明器が設けられている請求項1から7のいずれかに記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201020A JP2017072335A (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201020A JP2017072335A (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017072335A true JP2017072335A (ja) | 2017-04-13 |
Family
ID=58537419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015201020A Pending JP2017072335A (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017072335A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020130504A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | Toto株式会社 | キャビネット |
WO2020194682A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2015
- 2015-10-09 JP JP2015201020A patent/JP2017072335A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020130504A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | Toto株式会社 | キャビネット |
JP7299558B2 (ja) | 2019-02-18 | 2023-06-28 | Toto株式会社 | キャビネット |
WO2020194682A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
WO2020196467A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JPWO2020196467A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2021-10-14 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP7138774B2 (ja) | 2019-03-28 | 2022-09-16 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110546445B (zh) | 在制冷器具上的信息显示 | |
JP2006336985A (ja) | 冷却庫 | |
KR20140054776A (ko) | 냉장고 | |
JP6325203B2 (ja) | 貯蔵庫 | |
JP6523594B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6355359B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
TWI577952B (zh) | 冰箱 | |
WO2011105024A1 (ja) | 冷蔵庫 | |
US2515584A (en) | Edge illuminated shelf for refrigerator cabinets | |
JP2017072335A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5354990B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
TWI553281B (zh) | 冰箱 | |
JP2008292048A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6584670B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008106975A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6726516B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP7208800B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6993817B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008151357A (ja) | 冷蔵庫 | |
TWI786386B (zh) | 冰箱 | |
CN111344526A (zh) | 用于器具的壁板 | |
WO2012114813A1 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6871843B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP7153572B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
CN114484987A (zh) | 冰箱 |