JP2017071137A - 疑似ホログラム印刷物およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な印刷により低コストで製造することができ、印刷する図柄や文字およびホログラム模様の表現自由度が高い疑似ホログラム印刷物およびその製造方法を提供する。【解決手段】 印刷対象物10の表面において光を反射させる反射層2と、この反射層2の上層に有色インクによって印刷される有色インク層3と、この有色インク層3の上層における所定の範囲に透明インクによって印刷される疑似ホログラム層4とを有する疑似ホログラム印刷物1であって、前記疑似ホログラム層4が、前記有色インク層3の光の反射率を低減するつや消し透明インクを離隔的に印刷してなる複数のつや消し透明インク部41と、前記有色インク層3の光の反射率を高める光沢透明インクを離隔的に印刷してなる複数の光沢透明インク部42と、前記つや消し透明インクおよび前記光沢透明インクを印刷しない複数の空白部43とのうち少なくともいずれか2つ以上で構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、擬似ホログラム印刷物およびその製造方法であって、特に印刷によって疑似ホログラム層が形成された印刷物を製造する技術に関するものである。
ホログラムは、光を乱反射させることにより、錯覚によって平面的な模様に立体的な視覚効果を与えることができるものである。当該ホログラムは、商品券、クレジットカード、パスポート等の偽造防止用途だけでなく、雑誌の表紙や包装用紙、シール等のパッケージを目立たせて差別化する意匠用途にまで幅広く利用されている。
パッケージ等の意匠用途の場合、偽造防止目的ではないため、より低コストで簡易にホログラム的な効果が得られるような技術が提案されており、従来、主に、以下の2つの方法が用いられている。第1の方法は、フィルムにキラキラと光を乱反射させるホログラム模様を形成しておき、当該フィルムを接着剤によって包装用紙等に貼り付ける。そして、図柄や文字等は、前記ホログラムの上層に有色インクを用いて印刷するというものである。しかし、当該第1の方法では、図柄や文字等を印刷した下層にホログラムがあるため、図柄や文字等をホログラムにより表現することはできない。
第2の方法は、包装用紙等に図柄や文字等を印刷し、その上層にパターン化された多数の微細な凹凸を設けた透明なシートを接着剤によって貼り付けるというものである。しかし、当該第2の方法では、例えば、図柄だけにホログラムを設け、文字にはホログラムを設けないという表現をしようとすると、前記シートを型抜きしたり、印刷された図柄や文字等とずれないように貼り付けたりしなければならない。そのため、実際には、手間や製造コストを考慮すると前記シートは図柄や文字等の全面に貼り付けざるをえない。
また、第1の方法で用いたホログラムフィルムや第2の方法で用いたホログラムシートは包装用紙等の表面に図柄や文字等を印刷することに比べて高価であり、製造コストの面からあまり多用することはできない。
このような問題に対して、ホログラムフィルムやホログラムシートを用いずに印刷技術によって疑似ホログラムを形成したものとして、特開2014−208402号公報では、光が透過可能な透過層であって表面に多数の凸部または凹部を有する透過層と、光を反射する反射面を有する反射層であって前記透過層の裏面側に設けられた反射層と、前記透過層と前記反射層との間に設けられた着色層であって多数の有色着色部が印刷により離散的に配置された着色層とを備えた印刷物が提案されている(特許文献1)。この特許文献1によれば、前記透過層における凸部および凹部によって入射する光を散乱させることでホログラムと同様な視覚効果を得ることができるとされている。
特開2014−208402号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、透過層における凸部および凹部を形成するために着色層には無色の部分を形成する必要がある。そのため、反射層全面を有色インクで印刷することができず、表現できる図柄や文字に制限がある。また、透過層の凸部および凹部は、入射する光を散乱させるために、上述の第2の方法におけるホログラムシートと同様、多数の微細な凹凸として構成されなければならず、形成されるホログラム模様のパターンは一定にならざるを得ないという問題もある。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、簡易な印刷により低コストで製造することができ、印刷する図柄や文字およびホログラム模様の表現自由度が高い疑似ホログラム印刷物およびその製造方法を提供することを目的としている。
本発明に係る疑似ホログラム印刷物は、印刷対象物の表面において光を反射させる反射層と、この反射層の上層に有色インクによって印刷される有色インク層と、この有色インク層の上層における所定の範囲に透明インクによって印刷される疑似ホログラム層とを有する疑似ホログラム印刷物であって、前記疑似ホログラム層が、前記有色インク層の光の反射率を低減するつや消し透明インクを離隔的に印刷してなる複数のつや消し透明インク部と、前記有色インク層の光の反射率を高める光沢透明インクを離隔的に印刷してなる複数の光沢透明インク部と、前記つや消し透明インクおよび前記光沢透明インクを印刷しない複数の空白部とのうち少なくともいずれか2つ以上で構成されている。
また、本発明の一態様として、前記疑似ホログラム層における前記つや消し透明インク部、前記光沢透明インク部および前記空白部の各面積比率が略同一比率となるように配置されていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記印刷対象物における前記疑似ホログラム層が印刷されている範囲全体が、エンボス加工により表面側に突出されていてもよい。
本発明に係る疑似ホログラム印刷物の製造方法は、印刷対象物の表面において光を反射させる反射層の上層に有色インクを印刷する有色インク印刷工程と、前記有色インクの上層における所定の範囲内に前記有色インクの光の反射率を低減するつや消し透明インクを離隔的に印刷するつや消し透明インク印刷工程と、前記有色インクの上層における前記所定の範囲内に前記有色インクの光の反射率を高くする光沢透明インクを、前記つや消し透明インクの印刷部分と異なる位置であって、かつ離隔的に印刷する光沢透明インク印刷工程とを有する。
また、本発明の一態様として、前記つや消し透明インクが印刷された部分と、前記光沢透明インクが印刷された部分と、前記各透明インクが印刷されない空白部分との各面積比率が、略同一比率となるように印刷してもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記疑似ホログラム層が印刷されている範囲全体をエンボス加工により表面側に突出させるエンボス加工工程を有してもよい。
本発明によれば、簡易な印刷により低コストで製造することができ、印刷する図柄や文字およびホログラム模様の表現自由度が高い疑似ホログラム印刷物を提供することができる。
本発明に係る疑似ホログラム印刷物の一実施形態を示す拡大断面図である。 本実施形態において任意の図柄や文字が印刷された有色インク層を示す図である。 本実施形態において有色インク層の上層に印刷された疑似ホログラム層を示す図である。 本実施形態において疑似ホログラム層にエンボス加工を施した疑似ホログラム印刷物を示す断面図である。 本発明に係る疑似ホログラム印刷物の他の実施形態において既存のホログラム模様と同様のパターンをモチーフにした疑似ホログラム層を示す図である。 本発明に係る疑似ホログラム印刷物の製造方法の一実施形態を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る疑似ホログラム印刷物およびその製造方法の一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態における疑似ホログラム印刷物1は、図1に示すように、包装用紙や包装箱等の印刷対象物10の表面において光を反射させる反射層2と、この反射層2の上層に有色インクによって印刷された有色インク層3と、この有色インク層3の上層の所定の範囲に透明インクによって印刷された疑似ホログラム層4とを有する。以下、各構成について説明する。
反射層2は、光を反射させる層である。本実施形態における反射層2は、アルミニウム等の金属泊を紙材に蒸着させて金属光沢を備えさせた光沢紙であり、印刷対象物10の表面に接着剤によって固定される。
なお、反射層2は、光沢紙によるものに限定されるものではなく、印刷対象物10の表面が金属光沢を備えている場合は、当該金属光沢を備えた表面を反射層2として利用してよい。
有色インク層3は、反射層2の上層に有色インクによって印刷された層である。本実施形態における有色インク層3は、図2に示すように、反射層2の全面に対して任意の図柄や文字が印刷されている。
なお、有色インク層3は、反射層2の全面に有色インクを印刷したものに限定されるものではなく、有色インクにより印刷されずに前記反射層2が露出した状態の部分を有していてもよい。
疑似ホログラム層4は、図1および図3に示すように、有色インク層3の光の反射率を低減するつや消し透明インクを離隔的に印刷してなる複数のつや消し透明インク部41と、前記有色インク層3の光の反射率を高める光沢透明インクを離隔的に印刷してなる複数の光沢透明インク部42と、前記つや消し透明インクおよび前記光沢透明インクを印刷しない複数の空白部43とのうち少なくともいずれか2つ以上で構成されている。つまり、疑似ホログラム層4は、有色インク層3と、当該有色インク層3と光の反射率の異なる部分とを混在させることにより、立体的であると錯覚させることのできる疑似的なホログラムを形成した層である。
つや消し透明インク部41は、有色インク層3の光の反射率を低減するものであり、光の透過率の低いつや消し透明インクを印刷することで形成される。本実施形態におけるつや消し透明インク部41は、図3に示すように、三角形を基本形状としているとともに、当該三角形の大きさや三辺の長さの比率についてはランダムに形成されている。そして、各々のつや消し透明インク部41は、疑似ホログラム層4内において細分化された状態で離隔的ないし離散的に配置されている。
光沢透明インク部42は、有色インク層3の光の反射率を高くするものであり、光の透過率が高く、かつ印刷された後の表面が平滑となることで光の反射率を高くすることのできる光沢透明インクを印刷することで形成される。本実施形態における光沢透明インク部42は、つや消し透明インク部41と同様、三角形を基本形状としているとともに、当該三角形の大きさや三辺の長さの比率についてはランダムに形成されている。また、各々の光沢透明インク部42は、疑似ホログラム層4内において、つや消し透明インク部41とは異なる位置であって、かつ細分化された状態で離隔的ないし離散的に配置されている。
空白部43は、つや消し透明インクおよび光沢透明インクを印刷しない部分であり、前記有色インク層3が最上層となっている部分である。本実施形態における空白部43は、つや消し透明インク部41や光沢透明インク部42と同様、三角形を基本形状としているとともに、当該三角形の大きさや三辺の長さの比率についてはランダムに形成されている。また、各々の空白部43は、疑似ホログラム層4内において前記つや消し透明インク部41および前記光沢透明インク部42の間で、かつ細分化された状態で離隔的ないし離散的に配置されている。
また、本実施形態において、つや消し透明インク部41、光沢透明インク部42および空白部43は、所定の面積内における各部の合計面積を比較した各面積比率が略同一比率になるように配置されている。
さらに、本実施形態における疑似ホログラム層4は、図4に示すように、その範囲全体がエンボス加工により表面側に突出されるように凸状に形成されており、疑似ホログラムを強調してより立体的な錯覚を起こさせるようになっている。
なお、つや消し透明インクは、光の反射率の低減割合が1種類の場合に限定されるものではなく、低減割合の異なる複数の種類のつや消し透明インクを用いてもよい。同様に、本実施形態における光沢透明インクは、光の反射率を高くする割合が1種類の場合に限定されるものではなく、高くする割合の異なる複数の種類の光沢透明インクを用いてもよい。
また、つや消し透明インク部41、光沢透明インク部42および空白部43の各面積比率は略同一比率のものに限定されるものではなく、有色インク層3に印刷された図柄や文字等に応じて各面積比率を適宜変更してよい。
さらに、つや消し透明インク部41、光沢透明インク部42および空白部43の形状および配置は、図5に示すように、既存のホログラム模様と同様のパターンをモチーフにしてもよい。
つぎに、本実施形態の疑似ホログラム印刷物の製造方法、およびその作用について説明する。
印刷対象物10に疑似ホログラムを印刷する場合、まず、図6に示すように、印刷機械によって反射層2の上層に有色インクを印刷する(有色インク印刷工程:S1)。有色インクを印刷する印刷技術については、特に限定されるものではなく、従来技術であるインクジェット印刷、レザー印刷、凸版印刷、凹版印刷、平版印刷、孔版印刷およびオフセット印刷等でよい。有色インクによって印刷される図柄や文字は、印刷技術により実現できるものから自由に選択される。
反射層2の上層に印刷された有色インクは、カラーフィルターのように作用し、反射層2の上層において所定の色彩を発揮する。また、有色インクが塗られていない部分については、反射層2の金属光沢が表面に表れる。
つづいて、有色インクの上層における所定の範囲内に有色インクの光の反射率を低減するつや消し透明インクを離隔的に印刷する(つや消し透明インク印刷工程:S2)。つや消し透明インクを印刷する印刷技術については、有色インクを印刷する場合と同様、特に限定されるものではなく、従来技術であるインクジェット印刷、レザー印刷、凸版印刷、凹版印刷、平版印刷、孔版印刷およびオフセット印刷等でよい。なお、本実施形態では、文字部分には疑似ホログラムを施さずに背景にのみ疑似ホログラムを形成するため、つや消し透明インクは、図3に示すように、有色インクによって印刷された文字には印刷されないようにし、当該文字部分と重なる部分のホログラム模様を削除した状態で印刷される。
有色インクの上層に印刷されたつや消し透明インクは、光の反射率を低減させる。よって、つや消し透明インクが印刷された部分と、つや出し透明インクが印刷されていない部分とで光の反射率が異なる部分ができる。
つづいて、有色インクの上層における所定の範囲内において、有色インクの光の反射率を高める光沢透明インクを、前記つや消し透明インクの印刷部分と異なる位置であって、かつ離隔的に印刷する(光沢透明インク印刷工程:S3)。光沢透明インクを印刷する印刷技術については、有色インクおよびつや消し透明インクを印刷する場合と同様、特に限定されるものではなく、従来技術であるインクジェット印刷、レザー印刷、凸版印刷、凹版印刷、平版印刷、孔版印刷およびオフセット印刷等でよい。このとき、光沢透明インクは、図3に示すように、つや消し透明インクと同様、有色インクによって印刷された文字部分に印刷されないように、前記文字部分に重なる部分のホログラム模様を削除した状態で印刷される。
有色インクの上層に印刷された光沢透明インクは、高透過率により有色インク層の色彩をそのまま透過させるとともに、平滑な表面によって光の反射率を高める。
また、本実施形態では、前記つや消し透明インク印刷工程S2および前記光沢透明インク印刷工程S3において、つや消し透明インクが印刷された部分41と、光沢透明インクが印刷された部分42と、各透明インクが印刷されていない空白部分43との各面積比率を略同一比率に印刷する。
以上によって、有色インクの上層では、つや消し透明インクが印刷された部分41と、光沢透明インクが印刷された部分42と、各透明インクが印刷されていない空白部分43との光の反射率が異なる部分が相互に隣り合うことになり、見る者に凹凸状であるかのような錯覚を与えることのできる疑似ホログラム層4が形成される。また、各面積比率が略同一比率に印刷されているため、様々な角度から見た場合であっても、同様の疑似ホログラムの効果を得ることができる。
最後に、疑似ホログラム層4全体をエンボス加工により凸状に形成する(エンボス加工工程:S4)。本実施形態では、疑似ホログラム層4を裏面から表面側に向けて凸状になるようにエンボス加工を施す。これにより、疑似ホログラム層4は強調され、より立体的な印象を与えることができる。
以上のような本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
1.簡単かつ低コストである印刷技術によって擬似的なホログラムを形成することができる。
2.有色インク層3における印刷に制限なく自由な図柄や文字等を印刷することができる。
3.疑似ホログラムのホログラム模様や有色インク層3上での配置等を自由に選択することができる。
4.エンボス加工を施すことによって、疑似ホログラム層4を強調し、より高い視覚効果を得ることができる。
なお、本発明に係る疑似ホログラム印刷物およびその製造方法は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、有色インク層3にリオトーン印刷による凹凸を設けて立体的な有色インク層3を形成してもよい。また、有色インク層3における図柄を、疑似ホログラム層4におけるホログラム模様にリンクさせて、より立体的な印象を与えるようにしてもよい。
1 疑似ホログラム印刷物
2 反射層
3 有色インク層
4 疑似ホログラム層
10 印刷対象物
41 つや消し透明インク部
42 光沢透明インク部
43 空白部

Claims (6)

  1. 印刷対象物の表面において光を反射させる反射層と、この反射層の上層に有色インクによって印刷される有色インク層と、この有色インク層の上層における所定の範囲に透明インクによって印刷される疑似ホログラム層とを有する疑似ホログラム印刷物であって、
    前記疑似ホログラム層が、前記有色インク層の光の反射率を低減するつや消し透明インクを離隔的に印刷してなる複数のつや消し透明インク部と、前記有色インク層の光の反射率を高める光沢透明インクを離隔的に印刷してなる複数の光沢透明インク部と、前記つや消し透明インクおよび前記光沢透明インクを印刷しない複数の空白部とのうち少なくともいずれか2つ以上で構成されている、疑似ホログラム印刷物。
  2. 前記疑似ホログラム層における前記つや消し透明インク部、前記光沢透明インク部および前記空白部の各面積比率が略同一比率となるように配置されている、請求項1に記載の疑似ホログラム印刷物。
  3. 前記印刷対象物における前記疑似ホログラム層が印刷されている範囲全体が、エンボス加工により表面側に突出されている、請求項1または請求項2に記載の疑似ホログラム印刷物。
  4. 疑似ホログラム印刷物の製造方法であって、
    印刷対象物の表面において光を反射させる反射層の上層に有色インクを印刷する有色インク印刷工程と、
    前記有色インクの上層における所定の範囲内に前記有色インクの光の反射率を低減するつや消し透明インクを離隔的に印刷するつや消し透明インク印刷工程と、
    前記有色インクの上層における前記所定の範囲内に前記有色インクの光の反射率を高くする光沢透明インクを、前記つや消し透明インクの印刷部分と異なる位置であって、かつ離隔的に印刷する光沢透明インク印刷工程と
    を有する疑似ホログラム印刷物の製造方法。
  5. 前記つや消し透明インクが印刷された部分と、前記光沢透明インクが印刷された部分と、前記各透明インクが印刷されない空白部分との各面積比率が、略同一比率となるように印刷する、請求項4に記載の疑似ホログラム印刷物の製造方法。
  6. 前記疑似ホログラム層が印刷されている範囲全体をエンボス加工により表面側に突出させるエンボス加工工程を有する、請求項4または請求項5に記載の疑似ホログラム印刷物の製造方法。
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