JP2017070564A - 健康促進チェア及び振動制御ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、少なくとも座面を含むチェア本体とこのチェア本体を振動させる振動制御ユニットとを備えた健康促進チェアであって、振動制御ユニットは、チェア本体に振動を付与する振動子を備え、振動子を予め設定された所定時間の経過ごとに振動させて使用者に座面からの離反を促すように制御されていることを特徴とする健康促進チェアを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための手段として、上記第1乃至第13の解決手段に使用することができる下記の新津制御ユニットをも提供するものである。即ち、本発明は、上記の課題を解決するための第14の手段として、少なくとも座面を有するチェア本体に取り付けられてチェア本体を振動させる振動制御ユニットであって、振動制御ユニットは、チェア本体に振動を付与する振動子を備え、振動子を予め設定された所定時間の経過ごとに振動させて使用者に座面からの離反を促すように制御されていることを特徴とする振動制御ユニットを提供するものである。
ある。
振動子22Aとしては、例えば、図1に示すように、上端に滑らかで半球状の先端部を有する円柱形状のポールを使用することができ、このポールを1つ使用して使用者の一方大腿部の真下に配置するか、又は、複数のポールを使用して使用者の両方の大腿部の真下に配置することができる。この振動子22Aとしてのポールは、例えば、金属又はプラスチックから製造することができ、振動により簡単に変形又は破壊しない程度の硬さに形成される。このように、振動子22Aを座面16の真下に配置することにより、座面16の表面からは、振動子22Aが見えることはない。
一方、制御部22Bは、図示しないタイマーを有し、振動子22Aを予め設定された所定時間の経過ごとに振動させて使用者に座面16からの離反(即ち、通常は、チェア本体12から立ち上がること)を促すように制御している。この場合、本発明においては、長時間の着座による健康への悪影響を抑制することが目的であるため、このチェア本体12に振動を付与すべき時間的な間隔は、使用者個々のワーキングスタイルに合わせて個人的に設定することができるが、この振動子22Aの作動の時間的な間隔としては、15分から長くても30分程度とすることが好ましい。
このような振動制御ユニット22Aの各種設定は、振動制御ユニット22の制御部22B自体にコントローラーを設けて、各振動制御ユニット22毎に行うことができる。この場合には、各使用者が自ら振動間隔や停止条件の設定などを行うことができる。また、この振動制御ユニット22の各種設定は、振動制御ユニット22を遠隔制御する図示しないリモートコントロールユニットによって行うこともできる。これにより、使用者の意思とは関係なく、例えば、労働環境の管理者などによって健康促進を管理することができる点で有益である。
この振動制御ユニット22の動力源としては、図示しないバッテリを使用することができる。即ち、振動制御ユニット22は、チェア本体12に取り付けられた再充電可能なバッテリによって給電されて作動することができる。この図示しないバッテリは、例えば、夜間その他のチェア本体12の不使用時に電気ケーブルを介してコンセントに接続されて充電することができる。一方、日中(労働時間)その他のチェア本体12の使用時には、充電された状態で、この電気ケーブルの接続を解除して、電気ケーブルをコンセントへ繋いだままにすることなくチェア本体12のフレキシブルな移動を可能とすることができる。このため、振動制御ユニット22が、チェア本体12の本来の機能であるフレキシブルな移動を害することなく、健康を促進させることができる。
なお、図1に示す実施の形態においては、振動制御ユニット22は、使用者の大腿部が接触する座面16の前方裏面に取り付けられているのが示されているが、振動制御ユニット22、特に、振動子22Aを設置する位置は、必ずしも、この座面16の下に限定されるものではなく、使用者に振動によるアラームを確実に伝達することができれば、他の、例えば、図2に示すように、背もたれ部18の背面に取り付けることもできる。このように背もたれ部18に設置した場合も、使用者に確実に振動を伝達することができると共に、背もたれ部18の背面に設置すると振動制御ユニット22の停止作業を行うためには、座面16から離反したり、手などを伸ばす必要があり、使用者が必然的にストレッチ同様の動きをすることになるため、健康促進にもつながる。
また、本発明においては、更に、図3及び図4に示すように、座面16を傾斜可能に設定することができる。より具体的には、図示の実施の形態では、図4に特に示すように、座面16は、チェア本体12の中央C(図3及び図4参照)を境にシーソー状に左右交互に傾斜可能に設定されている。この場合、例えば、座面16を、座面16の後端において背もたれ部18に対して機械的に回転可能に取り付けるか、又は、脚部14の上端において脚部14に対して機械的に傾斜可能に取り付けることにより傾斜可能とすることができる。なお、この場合、座面16が自由状態で傾斜可能であると、デスクワークに支障が生じるため、あくまで次に述べる振動制御ユニット22による制御によってのみ、図示しないモーター等の駆動源によって座面16が傾斜するように設定することが必要である。
12 チェア本体
14 脚部
14a キャスター
16 座面
18 背もたれ部
20 肘掛け
22 振動制御ユニット
22A 振動子
22B 制御部
22C センサ
Claims (18)
- 少なくとも座面を含むチェア本体と前記チェア本体を振動させる振動制御ユニットとを備えた健康促進チェアであって、前記振動制御ユニットは、前記チェア本体に振動を付与する振動子を備え、前記振動子を予め設定された所定時間の経過ごとに振動させて使用者に前記座面からの離反を促すように制御されていることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項1に記載された健康促進チェアであって、前記振動制御ユニットは、前記チェア本体への前記使用者の着座の有無を感知するセンサを更に備え、前記振動子の振動開始後、前記センサが前記使用者の前記座面からの離反を検出するまで振動を継続するよう制御することを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項2に記載された健康促進チェアであって、前記振動制御ユニットは、前記センサにより前記使用者の着座を感知している間のみ作動することを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された健康促進チェアであって、前記振動制御ユニットは、前記振動子の振動開始後、前記振動子を所定時間が経過するまで振動させることもできることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された健康促進チェアであって、前記振動制御ユニットは、前記振動子の振動開始後、前記振動子を前記使用者が前記振動子の振動を停止させる作業を行うまで振動させることもできることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された健康促進チェアであって、前記振動制御ユニットを遠隔制御するリモートコントロールユニットをも更に備え、前記リモートコントロールユニットにより前記振動制御ユニットの各種設定が行えることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項6に記載された健康促進チェアであって、前記リモートコントロールユニットは、複数の前記振動制御ユニットを同時に制御することができ、所定のグループ内の複数の前記振動制御ユニットにより複数の前記チェア本体を同時に振動させて前記所定のグループ内の使用者全員に同時に前記座面からの離反を促すように前記振動制御ユニットを制御することを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された健康促進チェアであって、前記振動制御ユニットは、前記チェア本体に取り付けられた再充電可能なバッテリによって給電され、前記バッテリは、夜間その他の前記チェア本体の不使用時に電気ケーブルを介してコンセントに接続されて充電され、日中その他の前記チェア本体の使用時には前記電気ケーブルを前記コンセントへ繋いだままにすることなく前記チェア本体のフレキシブルな移動を可能とすることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された健康促進チェアであって、前記振動制御ユニットは、前記チェア本体のうち、前記使用者の大腿部が接触する座面の前方裏面に取り付けられていることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された健康促進チェアであって、背もたれ部を更に有し、前記振動制御ユニットは、前記チェア本体のうち、前記背もたれ部の背面に取り付けられていることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載された健康促進チェアであって、前記座面は傾斜可能に設定され、前記振動制御ユニットは、前記振動によっても前記使用者が前記座面から離反しない場合には、前記座面を所定方向に傾斜させて前記使用者に更に座面からの離反を促すか又は少なくとも前記傾斜により強制的にストレッチ動作同様の動作をさせることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項11に記載された健康促進チェアであって、前記座面は前記チェア本体の中央を境にシーソー状に左右交互に傾斜可能に設定され、前記振動制御ユニットは、前記座面を左右交互に傾斜させることを特徴とする健康促進チェア。
- 請求項11又は請求項12のいずれかに記載された健康促進チェアであって、振動制御ユニットは、前記座面を、所定時間の経過ごとに傾斜させるように制御することを特徴とする健康促進チェア。
- 少なくとも座面を有するチェア本体に取り付けられて前記チェア本体を振動させる振動制御ユニットであって、前記振動制御ユニットは、前記チェア本体に振動を付与する振動子を備え、前記振動子を予め設定された所定時間の経過ごとに振動させて使用者に前記座面からの離反を促すように制御されていることを特徴とする振動制御ユニット。
- 請求項14に記載された振動制御ユニットであって、前記チェア本体への前記使用者の着座の有無を感知するセンサを更に備え、前記振動子の振動開始後、前記センサが前記使用者の前記座面からの離反を検出するまで振動を継続するよう制御することを特徴とする振動制御ユニット。
- 請求項15に記載された振動制御ユニットであって、前記センサにより前記使用者の着座を感知している間のみ作動することを特徴とする振動制御ユニット。
- 請求項14乃至請求項16のいずれかに記載された振動制御ユニットであって、前記振動子を所定時間が経過するまで振動させることもできることを特徴とする振動制御ユニット。
- 請求項14乃至請求項17のいずれかに記載された振動制御ユニットであって、前記振動子を前記使用者が前記振動子の振動を停止させる作業を行うまで振動させることもできることを特徴とする振動制御ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015200261A JP2017070564A (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 健康促進チェア及び振動制御ユニット |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017070564A true JP2017070564A (ja) | 2017-04-13 |
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Family Applications (1)
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JP2015200261A Pending JP2017070564A (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 健康促進チェア及び振動制御ユニット |
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JP (1) | JP2017070564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020106442A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社イトーキ | アラーム装置、机アラームシステム及びプログラム |
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2015
- 2015-10-08 JP JP2015200261A patent/JP2017070564A/ja active Pending
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