JP2017068785A - 調理支援方法、制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

調理支援方法、制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ毎の調理スキルに応じて調理工程の所要時間を提供すること。【解決手段】第1ユーザの端末装置から、第1ユーザが第1調理レシピに含まれる第1調理工程の調理に要した調理時間を示す第1調理時間情報を受信し、受信した第1調理時間情報を、第1調理工程の調理種別を示す第1調理種別情報と前記第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報とに対応付けて管理し、第1ユーザの端末装置から、第1調理レシピとは異なる第2調理レシピを示す第2調理レシピ情報の送信要求を受付けた場合、第2調理レシピに第1調理種別の調理工程である第2調理工程が含まれるか否かを判定し、第2調理レシピに第2調理工程が含まれる場合、第1調理時間情報に基づいて、第2調理工程の調理に必要な調理時間である第2調理時間を決定し、第1ユーザの端末装置へ、第2調理時間を示す第2調理時間情報と第2調理レシピを表わす第2調理レシピ情報とを送信する。【選択図】図2

Description

本開示は、調理支援方法、端末装置を制御する制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
従来、サーバから端末へレシピ情報を提供することにより、端末を使用するユーザの調理を支援する調理支援システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、1つ又は複数の調理メニューの調理を実施する場合の調理工程およびその所要時間を提供するシステムが開示されている。ここで、各調理工程の所要時間は予め設定された固定的な時間である。
特許第3515950号公報
しかしながら、調理工程における調理スキルはユーザ毎に異なる。よって、特許文献1のように固定的な所要時間を単に表示させるシステムでは、ユーザの調理スキルによっては表示された所要時間で調理を完了させることができず、想定した以上の時間を要する場合が生じてしまう。
本開示の一態様に係る目的は、ユーザ毎の調理スキルに応じて調理工程の所要時間を提供することができる調理支援方法、端末装置を制御する制御方法およびコンピュータプログラムを提供することである。
本開示の一態様に係る調理支援方法は、ネットワークを介して、調理レシピに係る情報を格納するサーバ装置と、ディスプレイを有する端末装置とが接続される調理支援システムにおける調理支援方法であって、ユーザ毎に、各ユーザを識別するユーザ識別情報と、調理レシピに含まれる調理工程の調理に要した調理時間を示す調理時間情報と、前記調理工程の調理種別を示す調理種別情報と、を対応付けた調理履歴データを管理し、第1ユーザの前記端末装置から、前記第1ユーザが第1調理レシピに含まれる第1調理工程の調理に要した調理時間を示す第1調理時間情報を受信し、受信した前記第1調理時間情報を、前記第1調理工程の調理種別を示す第1調理種別情報と、前記第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報と、に対応付けて、前記調理履歴データにおいて管理し、前記第1ユーザの前記端末装置から、前記ネットワークを介して、前記第1調理レシピとは異なる第2調理レシピを示す第2調理レシピ情報の送信要求を受付けた場合、前記第2調理レシピに前記第1調理種別の調理工程である第2調理工程が含まれるか否かを判定し、前記第2調理レシピに前記第2調理工程が含まれる場合、前記第1調理時間情報に基づいて、前記第2調理工程の調理に必要な調理時間である第2調理時間を決定し、前記第1ユーザの前記端末装置へ、前記ネットワークを介して、第2調理時間を示す第2調理時間情報と、前記第2調理レシピを表わす第2調理レシピ情報と、を送信する。
本開示の一態様に係る制御方法は、調理レシピに係る情報を格納するサーバ装置へ接続され、ディスプレイを有する端末装置を制御する制御方法であって、前記端末装置のコンピュータに対して、第1調理レシピに含まれる第1調理工程について、ユーザが前記第1調理工程の調理に要した第1調理時間を計測させ、計測させた前記第1調理時間を表わす第1調理時間情報と、前記第1調理工程の調理種別である第1調理種別を表わす第1調理種別情報とを対応付けて管理させ、前記サーバ装置から、前記第1調理レシピとは異なる第2調理レシピを示す第2調理レシピ情報を受信した場合、前記第2調理レシピ情報に前記第1調理種別の調理工程である第2調理工程を示す第2調理工程情報が含まれるか否かを判定させ、前記第2調理レシピ情報に、前記第2調理工程情報が含まれる場合、前記第1調理時間情報に基づいて、前記第2調理工程の調理に必要な調理時間である第2調理時間を決定させ、決定された前記第2調理時間を前記ディスプレイに表示させる。
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、調理レシピに係る情報を格納するサーバ装置へ接続され、ディスプレイを有する端末装置において実行されるコンピュータプログラムであって、前記端末装置のコンピュータに対して、第1調理レシピに含まれる第1調理工程について、ユーザが前記第1調理工程の調理に要した第1調理時間を計測させ、計測させた前記第1調理時間を表わす第1調理時間情報と、前記第1調理工程の調理種別である第1調理種別を表わす第1調理種別情報とを対応付けて管理させ、前記サーバ装置から、前記第1調理レシピとは異なる第2調理レシピを示す第2調理レシピ情報を受信した場合、前記第2調理レシピ情報に前記第1調理種別の調理工程である第2調理工程を示す第2調理工程情報が含まれるか否かを判定させ、前記第2調理レシピ情報に、前記第2調理工程情報が含まれる場合、前記第1調理時間情報に基づいて、前記第2調理工程の調理に必要な調理時間である第2調理時間を決定させ、決定された前記第2調理時間を前記ディスプレイに表示させる、ようにした。
本開示の一態様によれば、ユーザ毎の調理スキルに応じて調理工程の所要時間を提供することができる。
一実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例を示すブロック図 一実施の形態に係る調理時間予測処理の一例を示すフローチャート 一実施の形態に係る調理履歴データおよび調理スキルの一例を示す図 他の実施の形態に係る複数のレシピを並行して実施する場合の調理手順の一例を示す図 各実施の形態に係る各装置の機能をソフトウェアにより実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[調理支援システムの構成]
図1は、本実施の形態の調理支援システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、調理支援システムは、端末装置100およびサーバ装置200を有する。
端末装置100とサーバ装置200とは、ネットワーク(図示せず)を介して接続される。ネットワークは、無線ネットワークでもよいし、有線ネットワークでもよいし、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークでもよい。
サーバ装置200は、端末装置100に、レシピデータを提供する情報処理装置である。
端末装置100は、サーバ装置200により提供されるレシピデータを表示する情報処理装置であり、例えば、スマートフォン、タブレット、PC、TVなどである。
レシピデータは、例えば、調理工程データ、調理時間データおよび材料データから構成される。調理工程データは、レシピの調理工程の説明を含むデータである。調理時間データは、各調理工程に要する時間を含むデータである。なお、ここでは、レシピデータに含まれる調理時間データは、レシピ毎に予め設定された時間(定数)である。材料データは、レシピの調理に要する材料およびその分量を含むデータである。
[端末装置100の構成]
以下、端末装置100の構成について説明する。
図1に示す端末装置100は、送信処理部101、受信処理部102、出力部103、入力部104、記憶部105、制御部106を備える。
送信処理部101および受信処理部102は、他の装置と通信する通信インターフェースである。例えば、送信処理部101は、制御部106において計測される調理工程毎の調理時間(後述する)、または、類似スキルユーザの調理時間(後述する)の取得要求をサーバ装置200へ送信する。
受信処理部102は、サーバ装置200から、レシピデータを受信する。レシピデータは、制御部106の制御により、記憶部105へ格納される。また、受信処理部102は、サーバ装置200から、類似スキルユーザの調理時間を受信する。類似スキルユーザの調理時間データは、制御部106へ出力される。
出力部103は、ディスプレイなどの表示デバイスである。例えば、出力部103は、制御部106から受け取る情報、例えば、レシピの調理工程の説明、調理時間、材料の情報を画面に表示する。
入力部104は、ボタン、タッチパネルなどの入力デバイスである。例えば、入力部104は、ユーザによる切替操作を受け付ける。切替操作とは、調理工程の画面表示の切り替え(遷移)を要求する操作であり、例えば、フリック入力である。切替操作による画面表示の切り替えは、例えば、スクロール、または、ページ単位の切り替えなどである。
記憶部105は、メモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。例えば、記憶部105は、サーバ装置200から受け取ったレシピデータ、および、制御部106から受け取ったユーザの調理履歴データを記憶する。
制御部106は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。制御部106は、入出力制御部161、調理時間計測部162、調理時間予測部163を有する。
入出力制御部161は、受信処理部102によりレシピデータが受信された場合、それらのデータを記憶部105に格納する。そして、入出力制御部161は、所定のタイミングで記憶部105からレシピデータを読み出す。所定のタイミングとは、例えば、入力部104がユーザから調理工程の画面表示の実行指示を受け付けたタイミングである。
また、入力部104においてユーザによる切替操作が行われた場合、入出力制御部161は、その切替操作が行われたことを示す情報を入力部104から受け付ける。
また、入出力制御部161は、調理時間計測部162が計測した、調理種別毎の調理時間を調理履歴データとして、送信処理部101を介してサーバ装置200へ送信するとともに、記憶部105に格納する。サーバ装置200は、各端末装置100から送信される調理履歴データをユーザ毎に蓄積する。
調理時間計測部162は、レシピデータに含まれる調理メニューの各調理工程におけるユーザの調理時間を計測する。計測された調理時間は、各調理工程の調理種別に対応付けられて、ユーザ毎の調理履歴データとして蓄積される。また、調理履歴データは、記憶部105に格納されるとともに、サーバ装置200へ送信される。
例えば、出力部103において1画面につき1つの調理工程の説明が表示される場合、調理時間計測部162は、切替操作が行われたことを示す情報を受け付けたタイミングから、次の切替操作が行われたことを示す情報を受け付けたタイミングまでの時間を、1つの調理工程における調理種別の調理時間として計測する。
すなわち、調理時間計測部162において計測される調理時間は、1つの調理工程に遷移してから次の調理工程へ遷移するまでの時間である。または、調理時間計測部162において計測される調理時間は、1つの調理工程の説明が表示されている表示時間と言える。
例えば、調理種別は、調理対象である「材料」と「調理動作」との組み合わせとして表される。調理種別の一例として、(「野菜」の「みじん切り」)、(「野菜」の「千切り」)、(「魚」の「三枚おろし」)などが挙げられる。なお、「材料」としての野菜および魚は、種類毎に更に細分化されて記憶されてもよい。
また、調理時間計測部162は、レシピデータに示される材料の分量を用いて、計測した調理時間を単位分量あたりの時間に正規化してもよい。これにより、端末装置100は、調理履歴データとして、単位分量あたりの調理時間を保持する。単位分量あたりの調理時間は、サーバ装置200へ送信されて、調理履歴データとして蓄積されるとしてもよい。
調理時間予測部163は、調理履歴データ、及び、サーバ装置200から受け取るレシピデータを用いて、レシピの調理工程における調理種別毎に、端末装置100を使用するユーザ個別の調理時間を予測する。
具体的には、調理時間予測部163は、記憶部105に格納された調理履歴データから、予測対象の調理種別に対応する調理履歴データを取得する。ここで、調理時間予測部163は、記憶部105に格納された調理履歴データにおいて、予測対象の調理種別に対応する調理履歴データが存在しない場合、サーバ装置200に対して類似スキルユーザの調理履歴データの取得を要求する。そして、調理時間予測部163は、サーバ装置200から受信処理部102を介して、類似スキルユーザの調理履歴データを取得する。
そして、調理時間予測部163は、取得した調理種別毎の調理履歴データを用いて、当該調理種別毎の調理予測時間を算出する。例えば、記憶部105に調理履歴データとして同一の調理種別に対する複数の調理時間が格納されている場合、調理時間予測部163は、複数の調理時間の平均時間を調理予測時間として算出する。
また、例えば、取得した調理履歴データが単位分量あたりの調理時間として正規化されている場合、調理時間予測部163は、調理履歴データに示される単位分量あたりの調理時間に、レシピデータに示される材料の分量を乗算することにより、当該調理種別における調理予測時間を算出してもよい。
このようにして、レシピデータの調理工程における調理種別毎の調理予測時間が設定される。設定された調理予測時間は、端末装置100を使用するユーザに対する個別のレシピデータとして出力部103から出力される。
[サーバ装置200の構成]
以下、サーバ装置200の構成について説明する。
サーバ装置200は、送信処理部201、受信処理部202、記憶部203、判定部204、管理部205を備える。
送信処理部201および受信処理部202は、他の装置と通信する通信インターフェースである。例えば、送信処理部201は、レシピデータを端末装置100へ送信する。受信処理部202は、各端末装置100において計測されるユーザの調理種別毎の調理時間を示す調理履歴データ、または、類似スキルユーザの調理履歴データの取得要求を受信する。
記憶部203は、メモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。例えば、記憶部203は、レシピデータを記憶する。また、記憶部203は、各端末装置100から送信されたユーザ毎の調理履歴データを記憶する。調理履歴データについては図3を用いて後に詳細に説明する。
判定部204は、各ユーザの調理種別毎の調理時間を用いて、ユーザ毎の調理スキルを判定する。例えば、判定部204は、判定対象のユーザの調理履歴データを用いて、直近に行われた同一調理種別における所定回数の調理の調理時間の平均時間を、当該ユーザの調理スキルとして算出する。算出された調理スキルは、調理履歴データとともに記憶部203に記憶される。なお、調理スキルは、特定の調理種別に対して判定されてもよく、全ての調理種別に対して判定されてもよい。
また、判定部204は、類似スキルユーザの調理履歴データの取得要求を受け取ると、ユーザの調理スキルと類似する調理スキルを有する他のユーザを抽出する。例えば、判定部204は、記憶部203に記憶されている複数のユーザの調理スキルを参照して、調理履歴データの取得を要求した端末装置100を使用するユーザ(以下、対象ユーザと呼ぶ)の調理スキルと同一又は略同一の調理スキルを有するユーザを類似スキルユーザとして抽出する。なお、「略同一の調理スキル」とは、例えば、対象ユーザの調理スキル(例えば、調理時間の平均時間)との差(例えば、αとする)が所定範囲内(±α)である調理スキルである。
また、判定部204は、特定の調理種別に対する調理スキルを用いて類似スキルユーザの判定を行ってもよい。特定の調理種別としては、例えば、類似スキルユーザの調理時間の取得要求を行った端末装置100によって指定された調理種別と異なる調理種別でもよい。
例えば、「野菜」の「千切り」に対する類似スキルユーザの調理時間を端末装置100が要求している場合、判定部204は、「野菜」の「みじん切り」に対する調理スキルが対象ユーザの「野菜」の「みじん切り」の調理スキルと同一又は略同一のユーザを、類似スキルユーザを抽出してもよい。
また、特定の調理種別としては、例えば、類似スキルユーザの調理時間の取得要求を行った端末装置100によって指定された材料と異なる材料でもよい。
例えば、「野菜」を「炒める」に対する類似スキルユーザの調理時間を端末装置100が要求している場合、判定部204は、「肉」を「炒める」に対する調理スキルが対象ユーザの「肉」を「炒める」の調理スキルと同一又は略同一のユーザを、類似スキルユーザを抽出してもよい。
または、判定部204は、各ユーザの全ての調理種別について、上述したようにして調理スキルが対象ユーザの調理スキルと略同一であるか否かを判定し、略同一の調理スキルとなる調理種別の数をユーザ毎にカウントする。そして、判定部204は、略同一の調理スキルと判定された調理種別の数が最も多いユーザを類似スキルユーザとして判定してもよい。
管理部205は、レシピデータを管理する。具体的には、管理部205は、記憶部203に格納しているレシピデータを読み出して、端末装置100へ送信処理部201を介して送信する。
また、管理部205は、端末装置100から類似スキルユーザの調理履歴データの取得要求を受け取ると、判定部204に対して類似スキルユーザの判定を指示し、判定された類似スキルユーザについて、要求された調理種別に関する調理履歴データを記憶部203から取得する。当該調理履歴データは、送信処理部201を介して端末装置100へ送信される。
また、管理部205は、端末装置100から調理種別毎の調理時間の情報を受け取ると、記憶部203に格納された調理履歴データを更新する。例えば、管理部205は、調理種別毎に直近に行われた所定回数の調理の調理時間の情報を記憶部203に格納してもよく、直近の所定数の調理時間の平均値を記憶部203に格納してもよい。
[調理時間予測処理]
次に、上述した端末装置100における調理時間予測処理の詳細について、図2および図3を用いて説明する。
図2は、調理時間予測部163における調理時間予測処理の動作例を示すフローチャートである。
図3は、サーバ装置200が保持する複数のユーザの調理履歴データの一例を示す図である。図3に示すように、サーバ装置200には、複数のユーザ1〜Nの調理履歴データおよび調理スキルが記憶されている。なお、ユーザ1〜Nが使用する端末装置100の各々は、図3に示すデータのうち、各端末装置100を使用するユーザの調理履歴データを記憶しているものとする。また、図3に示す一例では、調理履歴データに含まれる調理時間は、直近に行われた調理に要した調理時間を示し、調理スキルは、調理履歴データに含まれる調理時間の平均時間を示す。
図2に示すステップS11では、調理時間予測部163は、レシピデータに含まれる複数の調理工程の中から、調理時間予測処理の対象となる調理工程を設定する。
ステップS12では、調理時間予測部163は、予測対象の調理工程に含まれる調理種別(材料および調理動作)を特定する。なお、各調理工程には、1つまたは複数の調理種別が含まれているものとする。
例えば、調理時間予測部163は、レシピデータに含まれる調理工程データに含まれる説明文から、調理種別の「材料」および「調理動作」を解析する。または、調理工程データに調理種別を示すデータが予め登録されていてもよい。
ステップS13では、調理時間予測部163は、ステップS12において特定した調理種別に対応する調理時間の情報が記憶部105に格納されているか否かを判断する。
ステップS12において特定した調理種別に対応する調理時間の情報が記憶部105に格納されている場合(S13:YES)、ステップS14において、調理時間予測部163は、記憶部105に格納されている調理履歴データを用いて、予測対象の調理種別の調理時間を予測する。
例えば、図3において、ユーザ1の端末装置100がステップS12において特定した調理種別が「魚の三枚おろし」である場合、調理時間予測部163は、記憶部105に格納されているユーザ1の「魚の三枚おろし」に対する調理時間(9分、8分、7分)を用いて調理予測時間を設定する。
例えば、調理時間予測部163は、複数の調理時間(9分、8分、7分)の平均値8分を調理予測時間に設定してもよく、調理履歴データのうち、最後に実施した(最新の)調理の調理時間(例えば、7分)を調理予測時間に設定してもよく、または、調理履歴データのうちの最短または最長の調理時間(例えば、7分または9分)を調理予測時間に設定してもよい。
すなわち、調理時間予測部163は、端末装置100を使用するユーザの調理時間が調理履歴データとして蓄積されている場合、当該ユーザの調理時間を用いて調理予測時間を算出する。換言すると、端末装置100のユーザが過去に調理したことのある調理種別に対しては、当該ユーザが実際に調理した実時間に基づく調理予測時間が設定される。
一方、ステップS12において特定した調理種別に対応する調理時間の情報が記憶部105に格納されていない場合(S13:NO)、ステップS15において、調理時間予測部163は、サーバ装置200に対して、予測対象の調理種別について類似スキルユーザの調理履歴データを要求する。サーバ装置200は、当該要求に対して、上述したようにして類似スキルユーザを抽出し、類似スキルユーザの調理履歴データを参照して、予測対象の調理種別の調理履歴データを端末装置100へ送信する。
ステップS16では、調理時間予測部163は、ステップS15において要求した類似スキルユーザの調理履歴データを用いて、予測対象の調理種別の調理時間を予測する。例えば、類似スキルユーザの調理履歴データとして複数の調理時間が含まれる場合、調理時間予測部163は、類似スキルユーザの複数の調理時間の平均値を、調理予測時間に設定してもよく、調理履歴データのうち、最後に実施した(最新の)調理の調理時間を、調理予測時間に設定してもよく、または、調理履歴データのうちの最短または最長の調理時間を、調理予測時間に設定してもよい。
すなわち、調理時間予測部163は、端末装置100を使用するユーザの調理時間が調理履歴データとして蓄積されていない場合、当該ユーザの調理スキルと同一又は略同一の調理スキルを有する他のユーザ(類似スキルユーザ)の同一調理種別に対する調理履歴データとして蓄積されている調理時間を用いて、調理予測時間を算出する。換言すると、端末装置100のユーザが過去に調理したことのない調理種別に対して、当該ユーザと同等の調理スキルを有する類似スキルユーザの調理時間に基づいて調理予測時間が設定される。
なお、ステップS14またはステップS16の調理時間の予測において、調理工程に複数の調理種別が含まれている場合には、各調理種別に対して設定された調理予測時間の合計が当該調理工程に要する時間として設定される。
調理時間予測処理は、サーバ装置200からレシピデータを受信した場合に、受信したレシピデータに含まれる調理工程毎に実行されることが好ましい。このとき、サーバ装置200において、受信したレシピデータに含まれる調理工程の調理種別に対応した対象ユーザの調理履歴データが蓄積されているか否かが判定される。調理履歴データが蓄積されている場合には、当該調理履歴データに基づいて上述の調理時間予測処理が実行される。調理履歴データが蓄積されていない場合には、調理工程毎に予め設定されている調理時間が当該調理工程に要する時間として設定されるか、または後述する類似スキルユーザの調理履歴データを用いた調理時間予測処理が実行される。
以下、類似スキルユーザの調理履歴データを用いた調理時間予測方法について図3に示す具体例を用いて説明する。
例えば、図3において、ユーザ1の端末装置100がステップS12において特定した調理種別が「野菜の千切り」である場合、当該端末装置100は、ユーザ1が実際に野菜の千切りを実施した時間を保持していない。そこで、ユーザ1の端末装置100は、サーバ装置200に対して、類似スキルユーザの「野菜の千切り」に対する調理履歴データの取得を要求する。
この場合、サーバ装置200は、ユーザ1の調理スキルと同一又は略同一の調理スキルを有する類似スキルユーザを抽出する。例えば、サーバ装置200は、「野菜の千切り」と同一材料の異なる調理動作である「野菜のみじん切り」の調理スキルに基づいて類似スキルユーザを抽出する。この場合、図3に示すように、ユーザ1の「野菜のみじん切り」の調理スキル(平均調理時間)は「4分」であるのに対して、ユーザ2の「野菜のみじん切り」の調理スキル(平均調理時間)も「4分」である。よって、サーバ装置200は、ユーザ1に対する類似スキルユーザとして、ユーザ2を抽出する。
そして、サーバ装置200は、ユーザ2の「野菜の千切り」に対する調理履歴データ(4分、3分、2分)を、ユーザ1の端末装置100へ送信する。
ユーザ1の端末装置100(調理時間予測部163)は、ユーザ2の「野菜の千切り」に対する調理履歴データを用いて、ユーザ1の「野菜の千切り」に対する調理時間を予測する。例えば、ユーザ1の端末装置100は、類似スキルユーザ(ユーザ2)の調理時間(4分、3分、2分)の平均時間3分を調理予測時間として設定してもよく、ユーザ2の調理時間(4分、3分、2分)のいずれか1つを調理予測時間として設定してもよい。
以上、類似スキルユーザの調理履歴データを用いた調理時間予測方法について説明した。
図2に戻り、ステップS17では、調理時間予測部163は、レシピデータに含まれる全ての調理工程の調理時間を設定したか否かを判断する。レシピデータに含まれる全ての調理工程の調理時間を設定していない場合(S17:NO)、調理時間予測部163は、ステップS11の処理に戻り、他の調理工程を予測対象として設定する。レシピデータに含まれる全ての調理工程の調理時間を設定した場合(S17:YES)、調理時間予測部163は、調理時間予測処理を終了する。
なお、上述した調理時間予測処理の一部又は全部は、端末装置100の代わりにサーバ装置200が行ってもよい。例えば、サーバ装置200が、予測した調理時間を含むレシピデータを端末装置100へ送信し、端末装置100が、受け取ったレシピデータを画面に表示することとしてもよい。
この場合、端末装置100から新たなレシピデータの受信要求を受け取った場合に、サーバ装置200において、当該レシピデータに含まれる調理工程に対する調理時間予測処理が実行されることが好ましい。
また、調理時間予測部163は、レシピデータに含まれる調理工程のうち、ユーザのスキルに依存しない工程についてはユーザ個別の調理時間を予測せずに、レシピデータに示される調理時間(定数)を用いてもよい。ユーザのスキルに依存しない工程としては、例えば、「○○分煮込む(茹でる)」、「○○分待つ」などの待ち時間が多い調理工程(例えば、全体時間に対する待ち時間の比率が閾値以上の工程)、または、調理器具(電子レンジ、オーブンなど)を利用する工程などが挙げられる。
以上、端末装置100およびサーバ装置200の動作について説明した。
このように、本実施の形態によれば、レシピデータに含まれる複数の調理種別毎にユーザ個別の調理時間が設定される。よって、ユーザ毎の調理スキルに応じて調理工程の所要時間を提供することができる。
また、本実施の形態によれば、ユーザが過去に調理したことのない調理種別であっても、当該ユーザと同程度の調理スキルを有する類似スキルユーザが過去に調理した際の調理時間を用いて、当該ユーザ個別の調理時間が予測される。これにより、ユーザが過去に調理したことのない調理種別であっても、ユーザの調理スキルに応じて調理工程の所要時間を提供することができる。
[他の実施の形態]
以上、本開示の一態様に係る実施の形態について説明したが、本開示は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下、上記実施の形態の変形例について説明する。
(変形例1)
例えば、上記実施の形態に係る調理支援システムは、複数のレシピを並行して実施する場合の調理手順を提供することも想定される(例えば、特許文献1を参照)。この場合、調理支援システムにおいて、端末装置100は、上記実施の形態と同様、複数のレシピの各々に含まれる調理種別に対して、調理時間を予測すればよい。
そして、全ての調理種別に対する調理時間の予測が完了すると、端末装置100は、複数のレシピの各調理工程における調理時間に基づいて、最適な調理手順を特定し、ユーザに提供してもよい。
図4Aおよび図4Bは、一例として、ユーザが複数のレシピを並行して実施する場合の調理手順の一部を時系列で表した図である。
図4Aおよび図4Bにおいて、レシピAの調理手順A1における調理種別は「人参の千切り」であり、レシピBの調理手順B1の調理種別は「じゃがいもを茹でる」であり、レシピBの調理手順B2の調理種別は「人参を炒める」である。
上述したように、各調理種別の調理時間は、ユーザ個別に設定される。よって、例えば、図4Aに示すように、ユーザ1には、「人参の千切り」の工程の調理時間が「じゃがいもを茹でる」工程の調理時間よりも短く設定され、図4Bに示すように、ユーザ2には、「人参の千切り」の工程の調理時間が「じゃがいもを茹でる」工程の調理時間よりも長く設定される場合もある。
この場合、ユーザ1が使用する端末装置100は、図4Aに示すように、「じゃがいもを茹でる」工程の間に「人参の千切り」の工程を完了させ、「じゃがいもを茹でる」工程が完了次第、「人参を炒める」工程に進む手順を提示すればよい。
一方、ユーザ2が使用する端末装置100は、図4Bに示すように、「じゃがいもを茹でる」工程を開始後、「人参の千切り」の工程に進み、「人参の千切り」の工程が完了次第、「人参を炒める」工程に進む手順を提示すればよい。
このようにして、複数のレシピを並行して実施する調理手順をユーザに提供する場合でも、本変形例に係る調理支援システムでは、ユーザ個別の調理スキルに応じて、ユーザ毎に最適な調理手順を提供することができる。
(変形例2)
上記実施の形態では、端末装置100(調理時間計測部162)における調理時間の計測方法として、ユーザによる画面の切替操作のタイミングを用いる方法について説明したが、計測方法はこれに限定されるものではない。
例えば、各調理工程の完了を示すチェック操作がユーザによって行われる場合、調理時間計測部162は、1つの調理工程に関するレシピデータが表示されてから、当該調理工程の完了を示すチェック操作がユーザによって行われるまでの時間をユーザによる調理時間として計測してもよい。
また、調理時間計測部162は、調理時間の計測の際に、ユーザが調理場(キッチンなど)に存在するか否かを判定するセンサと連携してもよい。具体的には、調理時間計測部162は、切替操作が行われたことを示す情報を受け付けたタイミングから、次の切替操作が行われたことを示す情報を受け付けたタイミングまでの時間(1つの調理工程の表示時間)から、ユーザが調理場に存在しないと判定される時間を除外した時間を、調理種別の調理時間として計測してもよい。
また、調理時間計測部162は、ドアの開閉を検知する冷蔵庫と連携してもよい。具体的には、調理時間計測部162は、切替操作が行われたことを示す情報を受け付けたタイミングから、次の切替操作が行われたことを示す情報を受け付けたタイミングまでの時間(1つの調理工程の表示時間)から、当該表示時間においてユーザが冷蔵庫の扉を開けてから閉めるまでの時間(開閉時間)を除外した時間を、調理種別の調理時間として計測してもよい。
また、調理時間計測部152は、センサ付きのまな板、または、センサ付きの包丁など、センサによってユーザによって為される手作業を検出し、検出した手作業が行われた時間(作業時間)を測定する調理器具と連携してもよい。具体的には、調理時間計測部162は、切替操作が行われたことを示す情報を受け付けたタイミングから、次の切替操作が行われたことを示す情報を受け付けたタイミングまでの期間において、上記調理器具によって測定された作業時間の合計を、調理種別の調理時間として計測してもよい。
これらにより、ユーザの調理時間の計測精度を向上させることができる。
(変形例3)
上記実施の形態では、レシピの調理工程に該当するユーザの調理時間の情報が存在しない場合、当該ユーザの調理スキルと同程度の他のユーザの調理時間の情報を利用する場合について説明した。
本変形例では、調理時間の予測には、端末装置100(調理時間予測部163)は、他のユーザの調理時間の情報を利用する代わりに、同一ユーザの他の調理種別の調理時間の情報を利用する場合について説明する。具体的には、端末装置100は、同一「材料」に対する複数の「調理動作」を難易度に応じてレベル分けし、レベルに応じた調理時間を予測する。
例えば、「野菜」に対して、「野菜のみじん切り」の難易度がレベル1であり、「野菜の千切り」の難易度がレベル2であるものとする。また、レベル1とレベル2との間において、同一量に対する調理時間の比率が予め設定されているものとする。例えば、「野菜のみじん切り」と「野菜の千切り」との調理時間の比率が1:X(ただし、X>1)に設定されている。
ここで、調理履歴データとして「野菜のみじん切り」に対応する調理時間が存在し、「野菜の千切り」に対応する調理時間が存在しない場合を想定する。この場合、端末装置100は、「野菜のみじん切り」に対応する調理時間のX倍を「野菜の千切り」の調理予測時間として算出する。
こうすることで、端末装置100は、レシピの調理工程に対応する調理種別の調理時間の情報が存在しない場合でも、同一ユーザの他の調理種別の調理時間の情報を用いて、当該ユーザ個別の調理時間を予測することができる。
(変形例4)
上記実施の形態において説明した端末装置100およびサーバ装置200の各処理(調理時間予測処理、調理時間計測処理、又は、調理スキル判定処理など)は、他の装置において実施されてもよい。例えば、上記実施の形態では、端末装置100においてユーザ個別の調理時間を予測する場合について説明したが、ユーザ個別の調理時間予測は、サーバ装置200によって実施されてもよい。この場合、端末装置100は、予測結果であるユーザ個別の調理時間を示す調理時間データをサーバ装置200から受信する。
<コンピュータプログラムによる実現例>
以上、本開示の一態様に係る実施形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した端末装置100の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
図5は、各部の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータ1000は、入力ボタン、タッチパッドなどの入力装置1001、ディスプレイ、スピーカなどの出力装置1002、CPU(Central Processing Unit)1003、ROM(Read Only Memory)1004、RAM(Random Access Memory)1005を備える。また、コンピュータは、ハードディスク装置、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置1006、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置1007、ネットワークを介して通信を行う送受信装置1008を備える。上記各部は、バス1009により接続される。
そして、読取装置1007は、上記各部の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置1006に記憶させる。あるいは、送受信装置1008が、ネットワークに接続されたサーバ装置200と通信を行い、サーバ装置200からダウンロードした上記各部の機能を実現するためのプログラムを記憶装置1006に記憶させる。
そして、CPU1003が、記憶装置1006に記憶されたプログラムをRAM1005にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM1005から順次読み出して実行することにより、上記各部の機能が実現される。また、プログラムを実行する際、RAM1005または記憶装置1006には、実施の形態で述べた各種処理で得られた情報が記憶され、適宜利用される。
本開示は、ユーザの調理を支援する調理支援システムに用いるのに好適である。
100 端末装置
101,201 送信処理部
102,202 受信処理部
103 出力部
104 入力部
105,203 記憶部
106 制御部
161 入出力制御部
162 調理時間計測部
163 調理時間予測部
200 サーバ装置
204 判定部
205 管理部
1000 コンピュータ
1001 入力装置
1002 出力装置
1003 CPU(Central Processing Unit)
1004 ROM(Read Only Memory)
1005 RAM(Random Access Memory)
1006 記憶装置
1007 読取装置
1008 送受信装置
1009 バス

Claims (10)

  1. ネットワークを介して、調理レシピに係る情報を格納するサーバ装置と、ディスプレイを有する端末装置とが接続される調理支援システムにおける調理支援方法であって、
    ユーザ毎に、各ユーザを識別するユーザ識別情報と、調理レシピに含まれる調理工程の調理に要した調理時間を示す調理時間情報と、前記調理工程の調理種別を示す調理種別情報と、を対応付けた調理履歴データを管理し、
    第1ユーザの前記端末装置から、前記第1ユーザが第1調理レシピに含まれる第1調理工程の調理に要した第1調理時間を示す第1調理時間情報を受信し、
    受信した前記第1調理時間情報を、前記第1調理工程の調理種別を示す第1調理種別情報と、前記第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報と、に対応付けて、前記調理履歴データにおいて管理し、
    前記第1ユーザの前記端末装置から、前記ネットワークを介して、前記第1調理レシピとは異なる第2調理レシピを示す第2調理レシピ情報の送信要求を受付けた場合、前記第2調理レシピに前記第1調理種別の調理工程である第2調理工程が含まれるか否かを判定し、
    前記第2調理レシピに前記第2調理工程が含まれる場合、前記第1調理時間情報に基づいて、前記第2調理工程の調理に必要な調理時間である第2調理時間を決定し、
    前記第1ユーザの前記端末装置へ、前記ネットワークを介して、第2調理時間を示す第2調理時間情報と、前記第2調理レシピを表わす第2調理レシピ情報と、を送信する、
    調理支援方法。
  2. 前記調理履歴データを用いて、ユーザ毎の調理スキルを判定し、前記第2調理レシピに前記第2調理工程が含まれない場合、前記第1ユーザの調理スキルと同一又は略同一の調理スキルを有する他のユーザの調理履歴データにおいて管理されている調理時間を用いて、前記第2調理レシピに含まれる調理工程である第3調理工程の調理に必要な第3調理時間を決定し、
    前記第1ユーザの前記端末装置へ、前記ネットワークを介して、前記第3調理時間を示す第3調理時間情報と、前記第2調理レシピを示す第2調理レシピ情報と、を送信する、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  3. 前記第1ユーザの前記調理履歴データに、前記第1調理種別に対応する複数の調理時間の情報が含まれる場合、前記複数の調理時間の平均時間に基づいて前記第2調理時間を決定する、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  4. 前記調理時間情報は、単位分量あたりの時間に正規化されて前記調理履歴データで管理され
    前記調理履歴データに示される単位分量あたりの時間に、前記調理レシピで用いられる材料の分量を乗算することにより、前記第2調理時間を算出する、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  5. 前記第1調理時間は、前記端末装置において、前記第1ユーザが前記第1調理工程を開始したと判定されたときから、前記第1調理工程を終了したと判定されるまでの時間である、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  6. 前記第1ユーザが調理場に存在するか否かを判定し、
    前記第1調理時間は、前記端末装置において、前記第1ユーザが前記第1調理工程を開始したと判定されたときから、前記第1調理工程を終了したと判定されるまでの時間から、前記ユーザが調理場に存在しないと判定される時間を除外した時間である、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  7. 前記調理支援システムは、さらに、冷蔵庫と接続し、
    前記冷蔵庫から、前記冷蔵庫の開閉扉の開および/または閉を示す開閉情報を受信し、
    前記開閉情報に基づいて、前記冷蔵庫の開閉扉が開いてから閉まるまでの開閉時間を判定し、
    前記調理時間は、前記端末装置において、前記第1ユーザが前記第1調理工程を開始したと判定されたときから、前記第1調理工程を終了したと判定されるまでの時間から、
    前記開閉時間を除外した時間である、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  8. 前記端末装置から、前記ユーザが調理器具を用いて調理を行なった作業時間を示す作業時間情報を、さらに受信し、
    前記調理時間は、1つの調理工程に遷移してから次の調理工程へ遷移するまでの期間において為された複数の作業時間の合計である、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  9. 調理レシピに係る情報を格納するサーバ装置へ接続され、ディスプレイを有する端末装置を制御する制御方法であって、
    前記端末装置のコンピュータに対して、
    第1調理レシピに含まれる第1調理工程について、ユーザが前記第1調理工程の調理に要した第1調理時間を計測させ、
    計測させた前記第1調理時間を表わす第1調理時間情報と、前記第1調理工程の調理種別である第1調理種別を表わす第1調理種別情報とを対応付けて管理させ、
    前記サーバ装置から、前記第1調理レシピとは異なる第2調理レシピを示す第2調理レシピ情報を受信した場合、前記第2調理レシピ情報に前記第1調理種別の調理工程である第2調理工程を示す第2調理工程情報が含まれるか否かを判定させ、
    前記第2調理レシピ情報に、前記第2調理工程情報が含まれる場合、前記第1調理時間情報に基づいて、前記第2調理工程の調理に必要な調理時間である第2調理時間を決定させ、
    決定された前記第2調理時間を前記ディスプレイに表示させる、
    制御方法。
  10. 調理レシピに係る情報を格納するサーバ装置へ接続され、ディスプレイを有する端末装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータに対して、
    第1調理レシピに含まれる第1調理工程について、ユーザが前記第1調理工程の調理に要した第1調理時間を計測させ、
    計測させた前記第1調理時間を表わす第1調理時間情報と、前記第1調理工程の調理種別である第1調理種別を表わす第1調理種別情報とを対応付けて管理させ、
    前記サーバ装置から、前記第1調理レシピとは異なる第2調理レシピを示す第2調理レシピ情報を受信した場合、前記第2調理レシピ情報に前記第1調理種別の調理工程である第2調理工程を示す第2調理工程情報が含まれるか否かを判定させ、
    前記第2調理レシピ情報に、前記第2調理工程情報が含まれる場合、前記第1調理時間情報に基づいて、前記第2調理工程の調理に必要な調理時間である第2調理時間を決定させ、
    決定された前記第2調理時間を前記ディスプレイに表示させる、
    コンピュータプログラム。
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