JP2017068727A - 印刷クライアント装置、コンピュータプログラム、およびアプリケーションとプリンタドライバとの連携方法 - Google Patents

印刷クライアント装置、コンピュータプログラム、およびアプリケーションとプリンタドライバとの連携方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不定形のサイズのドキュメントを、アプリケーションによってサイズを調整されることなく印刷できるようにする。【解決手段】ドキュメントのサイズと通知された用紙のサイズとの差が所定の範囲内である場合にこのドキュメントをこの用紙のサイズに合わせて拡大しまたは縮小することによって調整するアプリケーション20Pを有するコンピュータのプリンタドライバ20Qに、用紙のサイズとして、このドキュメントが調整されないサイズ、または、不定形の用紙のサイズに印刷装置が対応している旨をアプリケーション20Pへ通知する、サポートサイズ通知部201を設ける。【選択図】図5

Description

本発明は、パーソナルコンピュータなどで用いられるプリンタドライバの技術に関する。
パーソナルコンピュータなどの端末装置で作成したドキュメントを印刷装置(プリンタ)によって用紙に印刷する技術が、普及している。
端末装置において、ドキュメントは、アプリケーションによって再現される。ドキュメントを印刷装置によって印刷する前に、印刷装置において使用することができる用紙のサイズがプリンタドライバからアプリケーションへ通知される。そして、アプリケーションは、通知されたサイズに応じてドキュメントを拡大しまたは縮小するなどして調整することが、ある。
したがって、ドキュメントの本来のサイズが不定形のサイズであるが、1つまたは複数の定形のサイズがアプリケーションへ通知されると、アプリケーションによってドキュメントの本来のサイズに最も近い定形のサイズにドキュメントが調整されて、その定形のサイズの用紙に印刷されることがある。
このように調整すれば、ドキュメントの所定の単位(例えば、1ページ)のコンテンツが1枚の用紙に収まりきらなかったり、余白が大きくなり過ぎたりすることを、防止することができる。
不定形のサイズの用紙への印刷の技術として、次のような技術が提案されている。搬送に要した時間から原稿の副走査長を判定し、条件設定入力手段より、判定した副走査長が給紙可能な定型記録紙に合致しない不定形サイズである場合、操作制御手段によって、原稿画像を欠損させることなく記録することが可能なサイズの記録紙の有無を判定する。可能な記録紙を保有している場合、不定形サイズである旨、記録可能な定型記録紙の情報及び動作の継続の可否確認を促す文言を情報表示装置に表示して、操作者に通知する。動作の継続が選択された場合、画像記録手段34によって、前段で判定した定型サイズ記録紙へ記録を行う(特許文献1)。
画像形成装置は、用紙を収納する収納段を複数備え、収納段から選択的に用紙を給紙して画像データに応じて用紙に画像を形成する。画像形成装置では、用紙のサイズが定形サイズ又は不定形サイズに指定される。また、不定形サイズについてその縦及び横の長さがユーザ定義サイズとして指定される。さらに、不定形サイズについて縦及び横の長さが指定されないフリーサイズが指定される。画像形成装置は画像データが不定形サイズであると、画像データが表すその縦及び横の長さに対応するユーザ定義サイズの用紙が存在する場合、ユーザ定義サイズの用紙を給紙し、画像データが表すその縦及び横の長さに対応するユーザ定義サイズの記録紙が存在しない場合、フリーサイズの用紙を給紙する(特許文献2)。
特開2004−69820号公報 特開2012−12179号公報
しかし、ユーザは、ドキュメントを、サイズを変えずに印刷させたいことがある。ところが、上述のようにアプリケーションによって定形のサイズの用紙に合わせてドキュメントのサイズが調整されると、ユーザの所望の印刷物が得られない。
本発明は、このような問題点に鑑み、不定形のサイズのドキュメントを、アプリケーションによってサイズを調整されることなく印刷できるようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る印刷クライアント装置は、ドキュメントを取り扱うアプリケーションと前記ドキュメントを印刷装置に印刷させるためのプリンタドライバとを有する印刷クライアント装置であって、前記アプリケーションは、前記ドキュメントのサイズと前記プリンタドライバから通知された用紙のサイズとの差が所定の範囲内である場合に、当該ドキュメントを当該用紙のサイズに合わせて拡大しまたは縮小することによって調整する調整手段、を実現し、前記プリンタドライバは、前記アプリケーションへ用紙のサイズとして、前記ドキュメントが調整されないサイズ、または、不定形の用紙のサイズに前記印刷装置が対応している旨を通知する、通知手段、を実現する。
本発明の一形態に係るコンピュータプログラムは、ドキュメントのサイズと通知された用紙のサイズとの差が所定の範囲内である場合に当該ドキュメントを当該用紙のサイズに合わせて拡大しまたは縮小することによって調整するアプリケーションを有するコンピュータにおいて、前記ドキュメントを印刷装置に印刷させるために用いられるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータに、前記アプリケーションへ用紙のサイズとして、前記ドキュメントが調整されないサイズ、または、不定形の用紙のサイズに前記印刷装置が対応している旨を通知する、通知手段、を実現させる。
好ましくは、前記通知手段は、前記アプリケーションからの問合せがあった場合に通知する。
または、前記通知手段は、不定形の用紙のサイズに前記印刷装置が対応している旨のみを通知する。または、前記印刷装置が対応している用紙の複数の定形のサイズのうち、前記差が所定の範囲内でないサイズを通知する。
または、前記通知手段は、前記差が所定の範囲内でないサイズを、前記アプリケーションから通知される前記ドキュメントのサイズに基づいて判別し、当該判別したサイズを通知する。
本発明によると、不定形のサイズのドキュメントを、アプリケーションによってサイズを調整されることなく印刷することができる。
印刷システムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。 ドキュメントの例を示す図である。 プリンタドライバによって実現される機能的構成の例を示す図である。 画像形成装置および端末装置それぞれの処理の流れの例を示すシーケンス図である。 プリンタドライバによって実現される機能的構成の例を示す図である。 画像形成装置および端末装置それぞれの処理の流れの例を示すシーケンス図である。
〔第一の実施形態〕
図1は、印刷システム4の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、端末装置2のハードウェア構成の例を示す図である。図4は、ドキュメント7の例を示す図である。
図1に示すように、印刷システム4は、画像形成装置1、端末装置2、および通信回線3などによって構成される。
画像形成装置1は、通信回線3を介して端末装置2と通信することができる。通信回線3として、LAN(Local Area Network)回線、インターネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。
画像形成装置1は、コピー、PCプリント、ファックス、スキャン、およびボックスなどのサービスを提供する機能を集約した装置である。「MFP(Multi Function Peripherals)」または「複合機」などと呼ばれることがある。
PCプリントのサービスは、端末装置2から受信した、PDL(Page Description Language)などによって記述されたデータに基づいて、画像を用紙に印刷するサービスである。「ネットワークプリンティング」または「ネットワークプリント」などと呼ばれることもある。
ボックスのサービスは、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどを保存し管理するためのサービスである。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、タッチパネルディスプレイ10e、操作キーパネル10f、NIC(Network Interface Card)10g、モデム10h、スキャンユニット10i、およびプリントユニット10jなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
操作キーパネル10fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10gは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルで他の装置との通信を行う。
モデム10hは、ファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10iは、プラテンガラスの上にセットされたシートに記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10jは、スキャンユニット10iによって読み取られた画像のほか、NIC10gまたはモデム10hによって他の装置から受信したデータに示される画像を用紙に印刷する。
ROM10cまたは補助記憶装置10dには、上に例示したサービスを提供するためのプログラムが記憶されている。これらのプログラムは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、ハードディスクドライブまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
端末装置2は、画像形成装置1の上述のサービスを遠隔的に使用するためのクライアントである。端末装置2として、ノートブック型のパーソナルコンピュータ、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、またはタブレットコンピュータなどが用いられる。以下、端末装置2としてノートブック型のパーソナルコンピュータが用いられる場合を例に説明する。
端末装置2は、図3に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、補助記憶装置20d、液晶ディスプレイ20e、キーボード20f、ポインティングデバイス20g、およびNIC20hなどによって構成される。
液晶ディスプレイ20eには、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU20aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。
キーボード20fおよびポインティングデバイス20gは、ユーザが情報およびコマンドを入力するための入力装置である。
NIC20hは、TCP/IPなどのプロトコルによって画像形成装置1との通信を行う。
ROM20cまたは補助記憶装置20dには、オペレーティングシステムのほか、ドキュメントを作成したり閲覧したりするための複数のアプリケーション20Pが記憶されている。以下、各アプリケーション20Pを「アプリケーション20P1」、「アプリケーション20P2」、…と区別して記載することがある。
さらに、画像形成装置1のサービスの提供を受けるためのプログラムが記憶されている。特に、画像形成装置1のプリンタドライバ20Qが記憶されている。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。
ところで、一般に、ドキュメントを作成したり閲覧したりするためのアプリケーションは、ドキュメントのサイズ(長辺および短辺それぞれの長さ)がデフォルトで決まっており、または、ユーザによって指定されることが、多い。または、ドキュメントにおけるオブジェクトの配置によって決まることもある。なお、ドキュメントが複数のページによって構成される場合は、ページごとのサイズがデフォルトで決まっており、または、ユーザによって指定されることが、多い。
以下、説明の簡単のため、図4のような、1ページのみからなるドキュメント7を取り扱う場合を例に、説明する。ドキュメント7のサイズは、いずれの定形の用紙のサイズにも一致しない。
また、一般に、ドキュメント7を用紙に印刷する際に、ドキュメント7を、ドキュメント7のサイズに近い用紙のサイズに合わせて拡大しまたは縮小することによって調整するアプリケーションもあれば、調整しないアプリケーションもある。以下、前者を「調整対応アプリケーション」と記載し、後者を「調整非対応アプリケーション」と記載する。また、用紙のサイズに応じてドキュメント7を調整する処理を「近似処理」と記載する。
具体的には、ある定形の用紙の長辺の長さとドキュメント7の長辺の長さとの差が所定の範囲内であり、かつ、その定形の用紙の短辺の長さとドキュメント7の短辺の長さとの差が所定の範囲内であれば、その定形の用紙のサイズは、ドキュメント7のサイズに近いものとして、取り扱われる。
本実施形態では、ある定形の用紙の長辺の長さがドキュメント7の長辺の長さの90〜110%の範囲内であり、かつ、その定形の用紙の短辺の長さがドキュメント7の短辺の長さの90〜110%の範囲内であれば、その定形の用紙のサイズは、ドキュメント7のサイズに近いものとして、取り扱われる。
調整対応アプリケーションによると、ドキュメント7が1枚の用紙に収まりきらなかったり、余白が大きくなり過ぎたりすることを、防止することができる。しかし、ユーザが使用したいサイズの用紙が選択されずにドキュメント7が印刷され、ユーザが所望する印刷物が得られないことがある。特に、定形のサイズ(例えば、A4、B4、A3など)ではなく不定形(定形以外)のサイズの用紙をユーザが使用したいにも関わらず、ドキュメント7のサイズに最も近い定形のサイズの用紙が選択され、ドキュメント7が印刷されることがある。
プリンタドライバ20Qによると、アプリケーション20Pが調整対応アプリケーションであっても、ユーザが使用したいサイズの用紙にドキュメント7を印刷することができる。以下、この仕組みについて、説明する。
図5は、プリンタドライバ20Qによって実現される機能的構成の例を示す図である。図6は、画像形成装置1および端末装置2それぞれの処理の流れの例を示すシーケンス図である。
プリンタドライバ20Qによると、図5に示すサポートサイズ通知部201、使用サイズ判別部202、印刷ジョブデータ生成部203、印刷指令部204、およびアプリケーションタイプ判別部205などの機能が実現される。
ユーザは、端末装置2に対して次の操作を行う。ドキュメント7を印刷するのに使用する用紙を画像形成装置1にセットしておく。特に、ドキュメント7のサイズが不定形である場合は、同じサイズの用紙を手差しトレイにセットしておく。
さらに、ユーザは、ドキュメント7のファイルをアプリケーション20Pで開く。ここで、ドキュメント7を適宜、編集してもよい。そして、印刷に使用する装置として画像形成装置1を指定する。以下、アプリケーション20Pとして、アプリケーション20P1が使用される場合を例に説明する。アプリケーション20P1は、調整対応アプリケーションである。
すると、アプリケーション20P1およびプリンタドライバ20Qによって、図6に示す手順で処理が実行される。
アプリケーション20P1は、画像形成装置1において印刷に使用することができる用紙のサイズ(以下、「サポートサイズ」と記載する。)をプリンタドライバ20Qへ問い合わせる(図6の#701)。
サポートサイズ通知部201は、問合せを受け付けると(#711)、画像形成装置1が不定形のサイズの用紙への印刷に対応している旨を示す回答データ61をアプリケーション20P1へ与える(#712)。
アプリケーション20P1は、回答データ61を受け付けると(#702)、このドキュメント7に対する近似処理を回避して(#703)、つまり、近似処理を実行せずに、このドキュメント7の印刷データ50を生成する(#704)。そして、印刷データ50をプリンタドライバ20Qへ与える(#705)。なお、画像形成装置1が不定形のサイズの用紙への印刷に対応している旨を液晶ディスプレイ20eに表示させ、ユーザが印刷のコマンドを入力した場合に、ステップ#703〜#705の処理を開始してもよい。
使用サイズ判別部202は、印刷データ50を受け付けると(#713)、ドキュメント7のサイズがいずれかの定形の用紙のサイズに一致するか否かを印刷データ50に基づいて判別する(#714)。これは、ドキュメント7のサイズを定形のサイズにマッチングすることによって判別することができる。なお、定形の用紙は、画像形成装置1の給紙トレイにセットされているものであって、画像形成装置1からプリンタドライバ20Qへ通知される。
印刷ジョブデータ生成部203は、印刷データ50を、画像形成装置1に対応するPDLに変換する(#715)。これにより、印刷データ51が生成される。
ところで、印刷データ51には、ドキュメント7の画像だけでなく、印刷するのに使用する用紙のサイズが示される。または、その用紙を供給する供給元が示される。
ステップ#714において、ドキュメント7のサイズがいずれかの定形のサイズに一致すると使用サイズ判別部202によって判別された場合は、使用する用紙として、その定形のサイズの用紙が印刷データ51に示される。または、供給元として、その定形のサイズの用紙を供給する給紙トレイが示される。
一方、ステップ#714において、ドキュメント7のサイズがいずれの定形のサイズにも一致しないと使用サイズ判別部202によって判別された場合は、使用する用紙として、印刷データ50に示されるサイズの用紙が印刷データ51に示される。つまり、不定形のサイズの用紙が示される。または、供給元として、手差しトレイが示される。
そして、印刷指令部204は、印刷の指令を印刷データ51とともに画像形成装置1へ送信する(#716)。
画像形成装置1は、印刷の指令および印刷データ51を受信すると(#721)、印刷データ51に基づいてドキュメント7を用紙に印刷する(#722)。この際に、印刷データ51に示される用紙を使用する。または、印刷データ51に示される供給元にセットされている用紙を使用する。
〔第二の実施形態〕
図7は、プリンタドライバ20Qによって実現される機能的構成の例を示す図である。図8は、画像形成装置1および端末装置2それぞれの処理の流れの例を示すシーケンス図である。
第一の実施形態では、アプリケーション20P1は、印刷に使用する装置として画像形成装置1が指定されると、プリンタドライバ20Qへ、ドキュメント7のサイズを通知する前にサポートサイズを問い合わせた。
しかし、サポートサイズを問い合わせる前にドキュメント7のサイズを先に通知する場合がある。第二の実施形態では、プリンタドライバ20Qは、この通知を用いて処理を行う。
以下、このような場合におけるアプリケーション20Pおよびプリンタドライバ20Qの処理を、アプリケーション20P2を例に、図7および図8を参照しながら説明する。アプリケーション20P2は、調整対応アプリケーションである。
印刷システム4の全体的な構成は、第一の実施形態の場合と同様であり、図1に示した通りである。画像形成装置1および端末装置2それぞれのハードウェアの構成も第一の実施形態の場合と同様であり、図2および図3に示した通りである。
ユーザが行う操作は、アプリケーション20P1の場合と同様であり、第一の実施形態で述べた通りである。
アプリケーション20P2は、印刷に使用する装置として画像形成装置1が指定されると、ドキュメント7のサイズをプリンタドライバ20Qへ通知するとともに(図8の#731)、サポートサイズをプリンタドライバ20Qへ問い合わせる(#732)。
アプリケーションタイプ判別部205は、ドキュメント7のサイズの通知を受け付けると(#741)、通知元すなわちアプリケーション20P2のタイプが調整対応アプリケーションおよび調整非対応アプリケーションのいずれであるかを判別する(#742)。判別の処理は、予めアプリケーション20Pごとのタイプを記載したデータベースを用意しておき、このデータベースに基づいて行えばよい。
サポートサイズ通知部201は、問合せを受け付けると(#743)、回答データ62をアプリケーション20P2へ与える(#744)。回答データ62には、回答データ61と同様、画像形成装置1が不定形のサイズの用紙の印刷に対応している旨が示される。
ただし、問合せ元すなわちアプリケーション20P2のタイプが調整対応アプリケーションであるとアプリケーションタイプ判別部205によって判別された場合は、回答データ62には、さらに、定形の用紙のサイズのうち、ステップ#741において通知されたサイズに近いサイズ以外のサイズが示される。
例えば、ある定形の用紙の長辺の長さと通知されたサイズのうちの長辺の長さとの差が所定の範囲内であり、かつ、その定形の用紙の短辺の長さと通知されたサイズのうちの短辺の長さとの差が所定の範囲内であれば、その定形の用紙のサイズは、通知されたサイズに近いと、サポートサイズ通知部201は判別する。
所定の範囲は、アプリケーション20P2において近似処理が適用される範囲に一致させることが、望ましい。つまり、上述の通り、ある定形の用紙の長辺の長さが、通知されたサイズのうちの長辺の長さの90〜110%の範囲内であり、かつ、その定形の用紙の短辺の長さが、通知されたサイズのうちの短辺の長さの90〜110%の範囲内であれば、その定形の用紙のサイズは、通知されたサイズに近いと判別される。
アプリケーション20P2は、回答データ62を受け付けると(#733)、印刷に使用する用紙を次のように決定する(#734)。
ステップ#733において、プリンタドライバ20Qから、不定形のサイズに対応している旨のほか、ドキュメント7のサイズに近くない定形の用紙のサイズが回答データ62に示されることがあるが、ドキュメント7のサイズは、いずれの定形の用紙のサイズにも近くない。したがって、ここでは、アプリケーション20P2は、不定形のサイズの用紙を、印刷に使用する用紙に決定する。
アプリケーション20P2は、不定形のサイズの用紙を、印刷に使用する用紙に決定すると、第一の実施形態の場合と同様に、ドキュメント7に対する近似処理を回避して(#735)、つまり、近似処理を実行せずに、ドキュメント7の印刷データ50を生成する(#736)。そして、印刷データ50をプリンタドライバ20Qへ与える(#737)。
以下、プリンタドライバ20Qの各部(印刷ジョブデータ生成部203および印刷指令部204)および画像形成装置1は、それぞれ、第一の実施形態におけるステップ#713〜#716およびステップ#721〜#722と同様の処理を実行する(#745〜#748、#751〜#752)。
第一の実施形態および第二の実施形態によると、プリンタドライバ20Qは、定形の用紙のサイズのうち、ドキュメント7のサイズに近いサイズをアプリケーション20Pへ通知しない。不定形のサイズに画像形成装置1が対応していること、または、ドキュメント7のサイズに近くないサイズを、通知する。これにより、アプリケーション20Pによってドキュメント7が定形のサイズに拡大されまたは縮小されることを防止することができる。
第二の実施形態では、回答データ62は、画像形成装置1が不定形のサイズの用紙への印刷に対応している旨を示したが、これの代わりに、アプリケーション20Pから通知されたドキュメント7のサイズを示してもよい。ただし、この場合は、不定形のサイズの用紙が画像形成装置1にセットされていることを条件としてもよい。さらに好ましくは、ドキュメント7のサイズと同じサイズの用紙が画像形成装置1にセットされていることを条件としてもよい。
第二の実施形態において、サポートサイズ通知部201は、ドキュメント7のサイズが不定形であるが、同じサイズの用紙が給紙トレイにも手差しトレイにもセットされていない場合は、このサイズに近い定形のサイズをも、回答データ62に示されるようにしてもよい。そして、印刷指令部204は、この定形のサイズの用紙を使用してもよいか否かをユーザに問い合わせ、ユーザが許可した場合にのみ、画像形成装置1へ印刷を指令すればよい。これにより、ドキュメント7がこのサイズに調整されて印刷が行われる。
第二の実施形態において、サポートサイズ通知部201は、ドキュメント7のサイズが不定形であるが、同じサイズの用紙および近い定形のサイズの用紙のいずれも給紙トレイにも手差しトレイにもセットされていない場合は、印刷ができない旨を示すデータを回答データ62としてアプリケーション20P2へ通知してもよい。そして、アプリケーション20P2は、その旨を液晶ディスプレイ20eに表示させればよい。または、好適なサイズの用紙がない旨を表示させてもよい。
サポートサイズ通知部201による処理を画像形成装置1が実行してもよい。特に、ドキュメント7のサイズと定形のサイズとのマッチングを、画像形成装置1が実行してもよい。そして、サポートサイズ通知部201は、その結果に基づいて回答データ61または回答データ62をアプリケーション20Pへ通知してもよい。
その他、印刷システム4、画像形成装置1、端末装置2の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置(印刷装置)
2 端末装置(印刷クライアント装置、コンピュータ)
201 サポートサイズ通知部(通知手段)
20P アプリケーション
20Q プリンタドライバ
7 ドキュメント

Claims (7)

  1. ドキュメントを取り扱うアプリケーションと前記ドキュメントを印刷装置に印刷させるためのプリンタドライバとを有する印刷クライアント装置であって、
    前記アプリケーションは、
    前記ドキュメントのサイズと前記プリンタドライバから通知された用紙のサイズとの差が所定の範囲内である場合に、当該ドキュメントを当該用紙のサイズに合わせて拡大しまたは縮小することによって調整する調整手段、
    を実現し、
    前記プリンタドライバは、
    前記アプリケーションへ用紙のサイズとして、前記ドキュメントが調整されないサイズ、または、不定形の用紙のサイズに前記印刷装置が対応している旨を通知する、通知手段、
    を実現する、
    ことを特徴とする印刷クライアント装置。
  2. ドキュメントのサイズと通知された用紙のサイズとの差が所定の範囲内である場合に当該ドキュメントを当該用紙のサイズに合わせて拡大しまたは縮小することによって調整するアプリケーションを有するコンピュータにおいて、前記ドキュメントを印刷装置に印刷させるために用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記アプリケーションへ用紙のサイズとして、前記ドキュメントが調整されないサイズ、または、不定形の用紙のサイズに前記印刷装置が対応している旨を通知する、通知手段、
    を実現させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  3. 前記通知手段は、前記アプリケーションからの問合せがあった場合に通知する、
    請求項2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記通知手段は、不定形の用紙のサイズに前記印刷装置が対応している旨のみを通知する、
    請求項2または請求項3に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記通知手段は、前記印刷装置が対応している用紙の複数の定形のサイズのうち、前記差が所定の範囲内でないサイズを通知する、
    請求項2または請求項3に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記通知手段は、前記差が所定の範囲内でないサイズを、前記アプリケーションから通知される前記ドキュメントのサイズに基づいて判別し、当該判別したサイズを通知する、
    請求項5に記載のコンピュータプログラム。
  7. ドキュメントのサイズと通知された用紙のサイズとの差が所定の範囲内である場合に当該ドキュメントを当該用紙のサイズに合わせて拡大しまたは縮小することによって調整するアプリケーションと、前記ドキュメントを印刷装置に印刷させるために用いられるプリンタドライバとの連携方法であって、
    前記プリンタドライバによって、前記アプリケーションへ用紙のサイズとして、前記ドキュメントが調整されないサイズ、または、不定形の用紙のサイズに前記印刷装置が対応している旨を通知する、
    ことを特徴とするアプリケーションとプリンタドライバとの連携方法。
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