JP2017068604A - 予防保全システム - Google Patents

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和義 佐原
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Abstract

【課題】業務用厨房機器の効率的かつ確実な管理を可能とする予防保全システムを提供する。
【解決手段】業務用厨房機器100の部品を交換するスケジュールを管理する予防保全システム1は、ネットワークを介して業務用厨房機器100の稼働状況データを受信し、当該可動状況データに基づき、業務用厨房機器100の部品を交換する部品交換スケジュールを設定する管理コンピュータ300と、部品交換スケジュールを受信する情報管理端末500と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務用厨房機器の予防保全システムに関する。
近年、外食産業の発展等の要因により、業務用厨房機器の高度化が要求されるとともに、当該機器の取り扱いの重要性も高まっている。業務用厨房機器の稼働安定性はとりわけ重要な要素であり、機器の停止などの予期せぬトラブルを回避するため、日常のメンテナンスを確実に行うことが求められている。このメンテナンスには、部品の耐用期限も管理し、期限の到来前に部品を交換してトラブルの発生を事前に防ぐ予防保全の考え方も含まれる。
特許文献1は、電子レンジと管理コンピュータ20を直接接続することなく、中間にネットワークアダプタを設けて接続した加熱調理機器ネットワークシステムを開示している。電子レンジの機種ごとの調理シーケンスを、ネットワークアダプタを利用して効果的に設定することにより、機種の異なる複数の電子レンジを、効果的に管理コンピュータにより通信管理することを図っている。このようなシステムにより、部品の寿命予測や部品交換時期の目安を得ることを図っている。
特開平11−304159号公報
特許文献1に記載された技術では、加熱調理機器から送信され、管理コンピュータに記憶した情報は主として管理コンピュータで確認される。しかしながら、管理コンピュータが配置された事業所などでは、メンテナンスを行う担当者等のスタッフが必ずしも容易に当該情報を確認できるような体制にはなっていない。そして、このような情報が円滑にスタッフに伝達され難い場合、メンテナンスに支障が生じ、予防保全が達成され難くなるおそれが生ずる。
本発明は、業務用厨房機器の効率的かつ確実な管理を可能とする予防保全システムを提供する。
本発明の予防保全システムは、業務用厨房機器の部品を交換するスケジュールを管理する予防保全システムであって、ネットワークを介して業務用厨房機器の稼働状況データを受信し、当該可動状況データに基づき、前記業務用厨房機器の部品を交換する部品交換スケジュールを設定する管理コンピュータと、前記部品交換スケジュールを受信する情報管理端末と、を含む。
本発明の予防保全システムの一態様として例えば、前記部品交換スケジュールが、前記部品の耐用期限に基づき設定される第4段階と、当該第4段階より前であって、前記部品を交換する第3段階と、当該第3段階より前であって、前記第4段階より所定の猶予期間だけ遡った第2段階と、当該第2段階より所定の納品期間だけ遡った第1段階とを含む。
本発明の予防保全システムの一態様として例えば、前記管理コンピュータは、前の部品の交換後に前記業務用厨房機器の運転を開始した日時、または前の部品の交換日時である前記第3段階の日時に基づき、前記第4段階を設定する。
本発明の予防保全システムの一態様として例えば、前記管理コンピュータは、前記稼働状況データを考慮し、少なくとも設定済みの前記第4段階の日時を変更する。
本発明の予防保全システムの一態様として例えば、前記管理コンピュータから、前記可動状況データおよび前記部品交換スケジュールを受信し、保持する別体のデータベースを更に含む。
本発明の予防保全システムによれば、管理コンピュータが業務用厨房機器の部品を交換する部品交換スケジュールを設定し、情報管理端末がこの部品交換スケジュールを保持するため、業務用厨房機器の効率的かつ確実な管理を可能とする。
本発明に係る予防保全システムの一実施形態の全体構成を示す概念図。 業務用厨房機器の一例である加熱調理機器の一実施形態の正面図。 加熱調理機器の操作パネルの正面拡大図。 実施形態のサーバーの構成図。 顧客情報保持部が保持する顧客情報の概念図。 消耗部品リスト保持部が保持する消耗部品リストの概念図。 稼働状況情報保持部が保持する稼働状況データの概念図。 メンテナンスカード保持部が保持するメンテナンスカードの概念図。 交換部品カード保持部が保持する交換部品データの概念図。 メンテナンス履歴保持部が保持するメンテナンス履歴データの概念図。 部品交換スケジュールの各段階を示す時間軸図。 部品交換スケジュールの各段階を示す時間軸図であり、(a)は、交換部品αの部品交換スケジュールであり、(b)は、交換部品βの部品交換スケジュール。
以下、本発明に係る予防保全システムの好適な実施形態を、図1〜図10に基づいて詳述する。
図1は予防保全システムの一実施形態の全体構成を示す概念図である。予防保全システム1は、ユーザー側の事業所に設置された業務用厨房機器100および情報管理端末200が、管理者側の事業所に設置された管理コンピュータ300、データベース400、担当者の情報管理端末500と、ネットワークを介して接続されて構成される。ユーザー側の事業所には、主として業務用厨房機器100を使用する外食産業の店舗、弁当の製造工場、学校の給食室などが含まれるが、特に限定はされない。管理者側の事業所には、主として業務用厨房機器100を製造した製造者の事業所や業務用厨房機器100のメンテナンス業者の事業所などが含まれるが、特に限定はされない。
ネットワークはインターネットのように第3者にも開かれた通信接続網であってもよいし、ユーザーと管理者の間のみで利用可能な閉じた通信接続網であってもよい。インターネットを利用する場合は、やり取りするデータは暗号化されるなど、所定の保護措置がとられるのが一般的である。また、ネットワークは有線でも無線でも構築可能であり、有線と無線の混合であってもよく、通信の態様は特に限定はされない。
ユーザー側の事業所に設置された業務用厨房機器100には、加熱調理機器など種々の機器が含まれ、その詳細は後述する。ユーザーの情報管理端末200は一般的なコンピュータにより構成され、業務用厨房機器100の種々のデータを管理するとともに、当該データをネットワークを介してユーザー側の事業所に送信する。業務用厨房機器100と情報管理端末200の接続方法も特に限定はされない。また、業務用厨房機器100が情報管理端末200に相当する構成を内部に備えてもよく、この場合は業務用厨房機器100が直接ネットワークに接続可能である。
管理者側の事業所に設置された管理コンピュータ300は一般的なコンピュータにより構成され、情報管理端末200から送信された業務用厨房機器100の種々のデータを受信し、処理する。データベース400は、管理者側の事業所における管理コンピュータ300、担当者の情報管理端末500、その他のコンピュータから送られた種々のデータを保持する。担当者の情報管理端末500は、業務用厨房機器100を担当する担当者が保持するコンピュータ(携帯端末も含む)であり、データベース400から業務用厨房機器100のデータを受信可能である。管理コンピュータ300、データベース400、情報管理端末500の接続方法の種類(例えば有線通信や無線通信など)も特に限定はされない。もちろん、管理コンピュータ300と情報管理端末500とを直接接続し、両者の間でデータをやり取りしてもよい。
業務用厨房機器100のデータの流れはおおよそ次のようになる。すなわち、ユーザー側の情報管理端末200は、業務用厨房機器100の稼働情報(使用時間、使用回数、加熱温度、加熱開始時間、加熱終了時間、電力など)、内部状態情報(消耗部品の使用量など)、その他の情報を含むデータを業務用厨房機器100から受信する。そして、情報管理端末200は、ネットワークを介して当該データを管理者側の管理コンピュータ300に送信し、データを受信した管理コンピュータ300は、当該データをデータベース400に登録する。担当者の情報管理端末500がデータベース400に登録されたデータを抽出し、担当者は当該データに含まれる上述した情報を分析して、メンテナンスに活用することができる。もちろん、情報管理端末500は、その他の関係者などのコンピュータに必要なデータを送信することもできる。
図2は、業務用厨房機器100の一例である加熱調理機器の一実施形態の正面図である。業務用厨房機器100は、筐体110、筐体110の正面に取り付けられた開閉可能な扉120、筐体110の側面に取り付けられ、水を軟水に変える軟水器130、ホース140を含む。さらに業務用厨房機器100は筐体110の正面に取り付けられた操作パネル150を有し、ユーザー側のオペレータが操作パネル150を操作して、業務用厨房機器100の運転状態を制御することが可能である。もちろん業務用厨房機器100の種類は、図2に示した加熱調理機器には限定されない。
図3は、業務用厨房機器100の操作パネル150の正面拡大図である。操作パネル150は電源ボタン151、ホットエアーボタン152、スチームボタン153、コンビボタン154、液晶画面155、ジョグダイヤル156、スタートボタン157、ストップボタン158等を含む。もちろん操作パネル150の構成は図3に示したものには限定されない。
業務用厨房機器100の運転開始の操作の流れはおおよそ次のようになる。すなわち、業務用厨房機器100の電源がオフの状態において、オペレータが電源ボタン151を押すと業務用厨房機器100がオンとなる。さらにオペレータは、ホットエアーボタン152、スチームボタン153、コンビボタン154の三つのボタンから選択し、食材に合った加熱条件へと操作パネル150上の各ボタンで操作することにより、加熱温度、加熱時間、蒸気供給に関する各種の設定を行う。そして、オペレータがスタートボタン157を押すことにより、業務用厨房機器100の運転が開始する。
また、第三者の不正な操作を防止するため、所定の操作にあたっては業務用厨房機器100にパスワードを入力する必要がある。すなわち、管理者側の担当者がジョグダイヤル156を操作して、パスワードの1桁目を入力し、スタートボタン157を押し決定する。以降、担当者がジョグダイヤル156とスタートボタン157を操作して、パスワードの5桁目まで入力する。これにより、担当者が業務用厨房機器100に対し所定の操作を行うことが可能となる。ここでの所定の操作には、部品の交換が含まれる(後述参照)。
図4は本実施形態のデータベース400の構成図である。データベース400は、制御部410と、入力部420と、出力部430と、メインプログラム保持部440と、顧客情報データ保持部450と、消耗部品リスト保持部451と、稼働状況情報保持部452と、メンテナンスカード保持部453と、交換部品カード保持部454と、メンテナンス履歴保持部455と、を備える。
制御部410は、データベース400の動作を処理する演算処理装置である。入力部420は外部の機器(管理コンピュータ300など)から入力されたデータを受信し、制御部410に渡す。出力部430は制御部410が出力したデータを外部の機器(管理コンピュータ300、情報管理端末500など)に渡す。メインプログラム保持部440は、制御部410が実行するメインプログラムを保持し、制御部410が当該プログラムを読み出して実行する。
図5は顧客情報データ保持部450が保持する顧客情報データの概念図である。顧客情報データはユーザーである顧客の番号(No.)、顧客名称、当該顧客に納品した業務用厨房機器の情報(番号、型式、品名、製造番号、納品日)などを含む基本情報である。図6は消耗部品リスト保持部451が保持する消耗部品リストの概念図である。消耗部品リストは管理者が保有する(在庫)消耗部品(交換部品)のリストであり、部品名、耐久時間(耐用期限)、納期(納品期限;入手できる日数)、在庫数などを含む基本情報である。
図5に示す顧客情報データは基本的に管理者が管理し、更新する。例えば新規の顧客に業務用厨房機器を納品した場合、管理者が管理コンピュータ300を操作して新規の顧客情報を作成し、データベース400に送ると、制御部410は新規の顧客情報を顧客情報データ保持部450の顧客情報データに書き込む。顧客情報データには、顧客番号(No.)、顧客名称、納品した機器の品名等が含まれる。
図6に示す消耗部品リストは基本的に管理者が管理し、更新する。例えば、特定の交換部品の在庫数が減少した場合、管理者が管理コンピュータ300を操作して新たな在庫数を入力し、データベース400に送ると、制御部410は新たな在庫数を消耗部品リスト保持部451の消耗部品リストに書き込む。また、新規な交換部品が納品された場合、管理者が管理コンピュータ300を操作して当該新規な交換部品の情報を入力し、データベース400に送ると、制御部410は当該情報を消耗部品リスト保持部451の消耗部品リストに書き込む。
図7は稼働状況情報保持部452が保持する稼働状況データの概念図である。稼働状況データは、各顧客の保有する業務用厨房機器の部品の使用時間(稼働時間)、当該部品の発注状態などを含むデータである。業務用厨房機器100が生成した稼働状況データは、情報管理端末200からネットワークを経由して管理コンピュータ300に送信される。さらに管理コンピュータ300は当該稼働状況データをデータベース400に送信し、また、管理コンピュータ300の管理者は、当該データのチェックが可能である。
図8はメンテナンスカード保持部453が保持するメンテナンスカードの概念図である。メンテナンスカードは顧客毎の業務用厨房機器の特定のメンテナンス(例えば最新のメンテナンス)の内容を示すデータである。また、後述するように、業務用厨房機器の部品を交換する部品交換スケジュールがメンテナンスカードに書き込まれる。図9は交換部品カード保持部454が保持する交換部品データの概念図である。交換部品データは部品毎のメンテナンスの履歴を示すデータである。図10はメンテナンス履歴保持部455が保持するメンテナンス履歴データの概念図である。メンテナンス履歴データは顧客毎の業務用厨房機器のメンテナンスの履歴を示すデータである。
ユーザー側に出向いた管理者側の担当者が、メンテナンスを完了する度に、メンテナンスに関わるデータを情報管理端末200を用いて管理コンピュータ300に送信する。この送信の度に、管理コンピュータ300は当該データをデータベース400に送り、図8〜図10に示すデータが更新される。なお、担当者がユーザーの事業所等の出向いた先で担当者の情報管理端末500を用いて管理コンピュータ300に送信してもよい。
本実施形態の予防保全システム1は、業務用厨房機器100を構成し、交換の対象となる部品の交換時期等を管理し、実際に部品が故障して業務用厨房機器100が停止する前に部品の交換を促す。この結果、業務用厨房機器100の予防保全が達成され、業務用厨房機器100の効率的かつ確実な管理が可能となる。
例えば、図3で説明した加熱調理するための操作がオペレータによって行われることにより、業務用厨房機器100は運転開始状態になり、運転開始を示す稼働状況データを情報管理端末200に送信し、情報管理端末200が管理コンピュータ300に当該データを送信する。
上記の説明は、稼働状況データとして運転開始時間が送られる例であるが、情報管理端末200は、業務用厨房機器100のオン時間またはオフ時間、運転終了時間、蒸気発生開始時間、蒸気発生終了時間のような時間も管理し、管理コンピュータに当該データを送信することも可能である。
また、稼働状況データには、業務用厨房機器100の周囲温度、周囲湿度、業務用厨房機器100内部の温度等も含まれる。また、業務用厨房機器100の特定の部品、例えば電磁弁の開閉回数、軟水器130の使用時間などの稼働状況もこの稼働状況データに含まれる。情報管理端末200はこれらの可動状況データも管理コンピュータ300に送信する。
業務用厨房機器100には高い稼働安定性が求められるため、日常のメンテナンスを確実に行うことが重要となる。そこで、現実に不具合が発生する前に業務用厨房機器100の部品を交換する予防保全が必要となる。以下、予防保全システム1による部品交換スケジュールの設定方法を説明する。図11に示すように部品交換スケジュールには、少なくとも以下の4段階が含まれ、各段階の内容、日時などはデータベース400に保存されている。
第1段階は、管理者が交換部品を納品する業者へ交換部品を発注する日時である。データベース400が、担当者の情報管理端末500にあらかじめ登録保存された第1段階の到来の通知を送信し、通知を受けた担当者は交換部品を業者へ発注する。なお、交換部品の発送は、データベース400から業者へ直接行い、担当者へは通知のみ送信するようにしてもよい。
第2段階は、発注した交換部品が担当者へ入荷する日時である。データベース400が、管理コンピュータ300および担当者の情報管理端末500にあらかじめ登録保存された第2段階の到来の通知を送信する。管理コンピュータ300は、ユーザーの情報管理端末200に対し、交換部品の交換の日時が到来した通知を行う。一方、担当者は、発注した交換部品の入荷を確認した上で、情報管理端末500から交換部品の交換予定日に関する打合せの通知を、ユーザーの情報管理端末200等に対し送信する。そして、担当者とユーザーのやり取りを通じて、実際に交換部品を交換する次の第3段階の日時が決定される。
第3段階は、上述のやり取りで決定され、担当者がユーザーの事業所に出向き、交換部品の交換を行う日時である。交換の際、担当者は前述した手順でパスワードを業務用厨房機器100に入力し、この入力がログとして記録される。担当者は部品交換を行うが、パスワードの入力を伴うこのログは、認証された正しい担当者が交換部品を交換したことを証明する。
第4段階は、交換部品に交換される前の部品の耐用期限(タイムリミット)の日時である。交換した部品の耐用期限をカウントし始める日時は、部品交換後に業務用厨房機器100の運転を開始した日時や前の部品を交換した第3段階の日時などが含まれる。第4段階の前に第1〜第3段階が完了し、業務用厨房機器100は新しい交換部品に交換済みの状態でなければならない。
上述した様に、第4段階は部品の耐用期限であり、各部品毎に決まっているため、管理コンピュータ300は、前の部品交換後に業務用厨房機器100の運転を開始した日時や第3段階の日時に基づき、第4段階の日時を自動的に計算することができる。
また、第2段階は第4段階の日時からあらかじめ定められた猶予期間だけ遡った日時に設定される。ここで、猶予期間は、当該部品が納品されてから耐用期限までに部品交換に要する時間や手間を考慮して設定される期間であり、部品ごとにあらかじめ定められるため、データベース400に予め保存しておくことが可能である。したがって、管理コンピュータ300は、第4段階の日時に基づき、猶予期間を考慮して第2段階の日時を自動的に計算することができる。
第1段階と第2段階の間の納品期間は、部品の発注から納品までに要する納品期間であり、各部品毎に決まっているため、データベース400に予め保存しておくことが可能である。したがって、管理コンピュータ300は、第2段階の日時から納品期間だけ遡った第1段階の日時を自動的に計算することができる。
一方、第3段階はユーザーと管理者の担当者が打合せによって決まる日時であるため、管理コンピュータ300やデータベース400は、第3段階の日を自動的に計算することができない。打合せにより第3段階の日時が決定した後、担当者が管理コンピュータ300または情報管理端末500に当該日時を入力することにより、データベース400が当該日時を保存する。
上述の各段階が定まる過程は次のようである。まず、ユーザーの情報管理端末200が業務用厨房機器100の運転を開始した日時や前の部品を交換した第3段階の日時を記録し、ネットワークを介して管理コンピュータ300に送る。これらの日時を受信した管理コンピュータ300は、部品の耐用期限を考慮して、第4段階の日時を計算し、データベース400が当該日時を保存する。次に管理コンピュータ300は、各部品毎に定められた猶予期間だけ、第4段階の日時から遡った第2段階の日時を計算し、データベース400が当該日時を保存する。さらに、管理コンピュータ300は、各部品の納品に要する期間だけ、第2段階の日時から遡った第1段階の日時を計算し、データベース400が当該日時を保存する。その後、第2段階の到来とともに、上述したように、打合せにより第3段階の日時が決定され、管理コンピュータ300または情報管理端末500への入力を通じてデータベース400に保存される。
上述した様に、データベース400は、管理コンピュータ300から受信した稼働状況データおよび部品交換スケジュールを保持する。受信した稼働状況データは稼働状況情報保持部452に書き込まれ(図7)、部品交換スケジュールは、メンテナンスカード保持部453が保持するメンテナンスカードに書き込まれる(図9)。
データベース400は、さらに上記設定した部品交換スケジュールを担当者の情報管理端末500に送信する。尚、管理コンピュータ300が、直接、部品交換スケジュールを情報管理端末500に送信してもよい。また、上述の説明では、管理コンピュータ300が第1、第2、第4段階の日時を計算しているが、データベース400が計算してもよい。この場合、図1のように管理コンピュータ300とは別体のデータベース400が用意されているわけではなく、管理コンピュータ300とデータベース400が一体となり、管理コンピュータ300がデータベース400の役割をも果たしているとみなしてよい。
次に、機器の稼働に関す稼働状況データも考慮した、部品交換スケジュールの具体例を説明する。まず図12(a)を用いて、ユーザー毎に使用態様が異なる第1の交換部品αについて部品交換スケジュールを決定する手順を説明する。交換部品αは納品期間がA日間、耐用期限がB時間、1日に使用する使用時間(稼働時間)がC時間/日、猶予期間がX日間である。本例では納品期間A日間=10日間、耐用期限B時間=1000時間、猶予期間X日間=30日間である。
交換部品αを使用するユーザー1は、使用時間C時間/日=3時間/日のペースで業務用厨房機器100を運転する。したがって、猶予期間内で稼働する稼働時間は3×30=90時間となる。よって、第2段階の日時Yは、前の交換部品αを交換後、業務用厨房機器100の運転を開始した日時から(1000−90=)910時間を経過した日時となる。また、第1段階の日時Yは、同じく業務用厨房機器100の運転を開始した日時から(910−10×24=)670時間を経過した日時となる。
一方、交換部品αを使用するユーザー2は、使用時間C時間/日=1時間/日のペースで業務用厨房機器100を運転する。したがって、猶予期間内で稼働する稼働時間は1×30=30時間となる。よって、第2段階の日時Yは、前の交換部品αを交換後、業務用厨房機器100の運転を開始した日時から(1000−30=)970時間を経過した日時となる。また、第1段階の日時Yは、同じく業務用厨房機器100の運転を開始した日時から(970−10×24=)730時間を経過した日時となる。
このように、同じ交換部品であっても、ユーザーの稼働時間により部品交換スケジュールは異なるものとなり、ユーザーごとに異なる管理体制が必要となり、管理に要する労力が増大する。しかしながら本実施形態の予防保全システム1は、稼働状況データを用いることにより、ユーザー毎に異なる部品交換スケジュールの設定、管理を容易に行うことができる。
次に図12(b)を用いて、ユーザーの使用態様により耐用期限を変更する第2の交換部品βについて、部品交換スケジュールを決定する手順を説明する。当初、交換部品βに関しては、部品メーカーから提示された耐用期限B時間が設定されている。第2段階の日時が到来し、第4段階まで猶予期間X=30日の日時となったため、ユーザーと管理者が打合せにより猶予期間内に第3段階の日時の予定をたてて交換しようと打合せをしていたところ、その前(第2段階と第3段階の間)に交換部品βが故障してしまった。
本例では、温度センサーにより業務用厨房機器100の本体の温度を稼働時に測定し記録していた。また、振動センサーにより業務用厨房機器100の稼働時に受けている振動を測定し記録していた。さらに湿度センサーにより業務用厨房機器100の本体の湿度を測定し記録していた。
管理者が上記の記録を検証した結果、交換部品βは温度と振動の影響により耐用期限が部品メーカーから提示されたものより短縮してしまうことが判明した。そこで、管理者は、ユーザーの交換部品βの耐用期限を短縮し、新たな耐用期限を設定した。本例では、故障した日が第2段階と第3段階の間であったため、現行の第2段階に相当する日時を新たな第4段階の日時に設定する。このような設定は、データベース400に保存された交換部品βの耐用期限を書き換えることにより容易に行うことができる。本例では、第1期限と同様、第1〜第3段階の日時も、同じ期間だけ前倒しに、変更している。しかしながら、少なくとも第4段階の日時を変更すればよく、他の段階の日時の変更は任意である。
このように、同じ交換部品であっても、業務用厨房機器100の使用環境により部品交換スケジュールは異なるものとなり、使用環境ごとに異なる管理体制が必要となり、管理に要する労力が増大する。しかしながら本実施形態ので予防保全システム1は、稼働状況データを用いることにより、使用環境毎に異なる部品交換スケジュールの設定、管理を容易に行うことができる。この場合、上述した温度センサー、振動センサー、湿度センサーなど各種センサーにより測定した各種の値を考慮して、耐用期限を設定することができる。
ここでは、ユーザーが使用している一つの業務用厨房機器100に限定して、耐用期限の変更を説明したが、一種類の業務用厨房機器に対して、使用している交換部品の耐用期限の変更、つまりある業務用厨房機器を使用しているすべてのユーザーから入手した情報によって交換部品の耐用期限の変更を統一して行うようにしてもよい。
更に具体的な部品に関する部品交換スケジュールの例としてファンモータの例を挙げて説明する。業務用厨房機器100の筐体110の内部の加熱室内では、ファンが回転して室内の熱気を循環させている。このファンを回転させているのがファンモータである。ファンモータの耐用期限としては一般的に10000時間に設定され、納品期間として7日間が設定される。
ここで業務用厨房機器100を使用するユーザーとして、学校給食センターとベンダー(レストランのセントラルキッチンなど)を想定する。1日に業務用厨房機器100を使用する使用時間(稼働時間)は、学校給食センターでは2〜3時間であるが、ベンダーでは約8時間であり、大きく異なっている。以下、各ユーザーについての諸条件を挙げる。なお、猶予期間X日間で稼働時間は年間の稼働日があれば、1か月間に換算して行うものとする。
(1)学校給食センター
納品期間A:7日間(=168時間)
耐用期限B:10000時間
使用時間:2〜3時間(ここでは3時間に設定)
稼働日:200日/年
3時間(1日当り)×200日(稼働日)=600時間(年間)
600時間/12月=50時間/月
第2段階の日時Y:10000−50=9950時間
第1段階の日時Y:9950−168=9782時間
(2)ベンダー
納品期間A:7日間(=168時間)
耐用期限B:10000時間
使用時間:8時間
稼働日:350日/年
8時間(1日当り)×350日(稼働日)=2800時間(年間)
2800時間/12月=約233時間/月
第2段階の日時Y:10000−233=9767時間
第1段階の日時Y:9767−168=9599時間
部品交換スケジュールのうち第1段階は、基本的に管理コンピュータ300またはデータベース400から担当者の情報管理端末500のみに送信される。第2段階および第3段階は、管理コンピュータ300またはデータベース400から情報管理端末500のみならず、ネットワークを介して、ユーザー側の情報管理端末200にも送信される。ただし、部品交換スケジュールのうちいずれの段階がいずれの端末に送信されるべきかは任意である。
稼働状況データには、上述した主要部品の稼働時間、作動回数(電磁弁の開閉回数、軟水器130の使用時間等)には限定されず、種々の部品の使用に関わるパラメータが含まれる。
また、稼働状況データには、各部品の使用に関わるパラメータのみならず、業務用厨房機器100が実行した調理履歴も含まれる。調理履歴の要素には、調理日時、調理名、調理モード、レシピ(レシピ登録番号の入力による調理)、調理温度上昇記録、などがある。
なお、管理コンピュータ300からユーザー側の情報管理端末200に対して行われる通知の内容は、情報管理端末200と接続している業務用厨房機器100の表示可能な装置(例えば液晶画面155)に表示させて、ユーザーの目に付き易いようにしてもよい。
部品交換スケジュールを受信した情報管理端末500を保有する担当者は、第4段階である部品の耐用期限の到来前に交換部品を手配することが可能となる。すなわち、担当者は第1段階の到来日時で部品を発注することにより、第2段階の到来日時以前に部品が納品されることとなる。よって、担当者は耐用期限の日である第4段階よりも前に、余裕を持ってユーザー側に出向き、業務用厨房機器100の部品を交換することが可能となる。尚、事前にユーザーへ部品の交換に関する情報を提供した後、ユーザーの予定などを考慮しながらメンテナンス、部品交換を行う日程を設定してもよい。
本発明によれば、業務用厨房機器の各部品の耐用期限を予め把握し、当該耐用期限が到来する前に部品を交換する予防保全が可能になるため、業務用厨房機器が運転中に故障して作業が中断してしまうといった不測の事態を防ぐことが可能となる。
また、耐用期限の到来前に交換部品を手配し、余裕をもって部品交換の準備を行うことも可能となる。なお、第2段階と第4段階の間となる第3段階は、できる限り第4段階へ近づいた時点に決めたほうが、複数回交換を要する部品においては、交換回数を抑えることができる。
また、第2段階のときに、担当者がユーザーと打合せを行い、次の第3段階の日時の予定を決定した後、担当者が管理コンピュータ300または情報管理端末500に当該日時を入力する。そして第3段階の当日、ユーザー側に出向いた担当者が部品の交換を行うにあたり、データベース400に保存していたデータと業務用厨房機器100に入力したパスワード付きのログとが照合されることから、確実な部品の交換が達成され、第3段階の日時を明確にすることもできる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る予防保全システムによれば、業務用厨房機器の部品を交換すべき期限の到来を予め把握する予防保全が可能となり、業務用厨房機器のメンテナンスをより効率的かつ確実に行うことが可能となる。
1 予防保全システム
100 業務用厨房機器(加熱調理機器)
110 筐体
120 扉
130 軟水器
140 ホース
150 操作パネル
151 電源ボタン
152 ホットエアーボタン
153 スチームボタン
154 コンビボタン
155 液晶画面
156 ジョグダイヤル
157 スタートボタン
158 ストップボタン
200 情報管理端末
300 管理コンピュータ
400 データベース
500 情報管理端末

Claims (5)

  1. 業務用厨房機器の部品を交換するスケジュールを管理する予防保全システムであって、
    ネットワークを介して業務用厨房機器の稼働状況データを受信し、当該可動状況データに基づき、前記業務用厨房機器の部品を交換する部品交換スケジュールを設定する管理コンピュータと、
    前記部品交換スケジュールを受信する情報管理端末と、
    を含む予防保全システム。
  2. 請求項1に記載の予防保全システムであって、
    前記部品交換スケジュールが、前記部品の耐用期限に基づき設定される第4段階と、当該第4段階より前であって、前記部品を交換する第3段階と、当該第3段階より前であって、前記第4段階より所定の猶予期間だけ遡った第2段階と、当該第2段階より所定の納品期間だけ遡った第1段階とを含む、予防保全システム。
  3. 請求項2に記載の予防保全システムであって、
    前記管理コンピュータは、前の部品の交換後に前記業務用厨房機器の運転を開始した日時、または前の部品の交換日時である前記第3段階の日時に基づき、前記第4段階を設定する、予防保全システム。
  4. 請求項2に記載の予防保全システムであって、
    前記管理コンピュータは、前記稼働状況データを考慮し、少なくとも設定済みの前記第4段階の日時を変更する、予防保全システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の予防保全システムであって、
    前記管理コンピュータから、前記可動状況データおよび前記部品交換スケジュールを受信し、保持する別体のデータベースを更に含む予防保全システム。
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