JP2017068076A - 内視鏡用ガイドチューブ装置及び内視鏡 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内視鏡用ガイドチューブ装置は、第1コイル部16aと、第1コイル部16aの先端側に設けられ、第1コイル部16aよりも曲げ剛性が低い第2コイル部16bと、第2コイル部16bの先端部に設けられ、円筒形状を有する先端部材14と、先端部材14に設けられ、先端部材14の径方向あるいは略径方向に突出した螺子18と、先端部材14の螺子18とは異なる位置に設けられた斜面部14aと、を有する。
【選択図】図2
Description
特開2011−186329号公報に提案のガイドチューブも、内コイルを捩って配管の奥へ進めることができても、外コイルの先端部が、配管内の段差部に突き当たって引っ掛かってしまい、ガイドチューブを前進させることができない場合がある。
(構成)
図1は、本実施の形態に係わる内視鏡装置の構成を示す構成図である。図2は、ガイドチューブ装置の構成を示す構成図である。
ガイドチューブ装置(以下、ガイドチューブという)2は、挿入ガイド部11と、駆動部12と、支持部13と、先端部材14を有して構成された内視鏡用ガイドチューブ装置である。
さらに、第2コイル部16b用に先端から少しずつコイルのピッチ(密着性)を変えることで、剛性を少しずつ変化させても良い。
駆動部12の基端部には、パイプ24が半田、接着剤などの固定手段により固定されている。挿入ガイド部11及びパイプ21が軸回りに回転しても、一対のベアリング23によって駆動部12及びパイプ24は回転しない。
なお、開口13aから後述する開口14eまで形成される孔が、内視鏡3の挿入部41が挿通されるチャンネルを構成する。
なお、駆動部12には、図示しないバッテリが内蔵されている。制御基板29は、そのバッテリから電源を得ている。
以上のように、駆動部12は、第1コイル部16aと第2コイル部16bを軸回りに回転駆動させる回転駆動部を構成する。
また、接続口金17は、第2コイル部16bの先端部が接続口金17の基端部分に外挿されて嵌合可能な形状を有している。
以上のように、螺子18は、先端部材14に設けられ、先端部材14の径方向あるいは略径方向に突出した突出部を構成する。
配管内の曲管部分における段差部の高さは、配管の管厚によって異なっているので、ユーザは、ガイドチューブ2を挿入する配管のサイズ及び管厚に応じて、最適な長さの螺子18を選定して螺子孔14dに固定することができる。
または、螺子18のねじ込む量を調整して高さを調整することも可能である。
この2つの螺子18は、高さを同じものを選んでもよいが、異なる高さとなるようにして、段差の異なる配管に対応できる構造としても良い。
さらになお、3つ以上の螺子18を、先端部材14に設けるようにしてもよい。
または、螺子18をねじ込むことで先端部材14の内側から突き出た螺子18を接続口金17の側面に突き当てることで固定するとともに、螺子18の螺子頭18a側の部分が外周面14cから突出するように固定しても良い。
先端部材14を着脱可能にすることで、形状の異なる配管にあわせたサイズ、形状を選定可能になる。
挿入部41の先端には、先端硬性部44が設けられている。先端硬性部44の基端部には、湾曲部45が設けられている。湾曲部45の基端部には、可撓管部46が設けられている。
湾曲部45は、複数の湾曲駒を内蔵し、内蔵された複数の湾曲ワイヤの牽引及び弛緩により、上下左右方向の湾曲が可能である。
なお、操作部42には、図示しない、照明光の制御ボタン、静止画撮影のためのフリーズボタン及びレリーズボタンも設けられている。
(作用)
次に、上述した内視鏡装置1のガイドチューブ2を、複数の曲管部分を有する複雑な形状の配管内に挿入するときの、動作を説明する。
ユーザは、ボタン28aが押下して挿入ガイド部11を右回りCWに回転させながら、挿入ガイド部11を配管51に押し込むように挿入した方が挿入し易いが、ボタン28aが押下せずに挿入ガイド部11を回転させない状態で、挿入ガイド部11を配管51に押し込むようにして挿入してもよい。
図6は、挿入ガイド部11の先端部材14が配管51内の管路とエルボの接続箇所などの曲管部分52に存在する段差部に当接して、挿入ガイド部11の進行が妨げられている状態を示す図である。
挿入ガイド部11は先端側に矢印C2で示す方向に向かって押し込まれているので、内壁S1から浮き上がった先端部材14は、斜面部14aの端部が直管54の内壁S2に接する状態、あるいは斜面部14aが直管54の端部に接した状態になる。
先端部材14の前側が斜面になっていることで、内壁S2のかどに突き当たった場合、その位置で引っかかり止まりにくくし、配管51の前方に送り出されやすくなる。
挿入ガイド部11が軸回りに回転しながら配管51の奥に向かって押し込まれるので、螺子18の螺子頭18aを起点として、先端部材14が直管54内を二点鎖線で示すように矢印C3で示す方向に移動する。その結果、先端部材14は、矢印C4で示す方向に、すなわち直管54の奥に進むことができる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、先端部材14に固定される螺子は、螺子頭18aを有する螺子18であるが、このような螺子18以外の螺子でもよい。以下に、螺子の各種変形例を説明する。
図10は、螺子頭がゴム部材18Baである螺子18Aが先端部材14に固定された先端部材14の斜視図である。ゴム部材18Baは、配管内の内壁との摩擦抵抗を高くして、曲管部分における先端部材14の回転をしっかりと行わせることができるだけでなく、検査対象の配管内を傷つけ難いというメリットもある。
図12は、螺子の先端部に一対のピン18Daを有する螺子18Dが先端部材14に固定された先端部材14の斜視図である。一対のピン18Daも、図11の湾曲爪18Caと同様に、配管内の内壁との摩擦抵抗を高くして、曲管部分における先端部材14の回転をしっかりと行わせることができる。一対のピン18Daは、例えば、螺子18Dの先端部に形成された穴に、2本の金属製のピン部材を圧入、螺子込みなどにより固定することによって、螺子18Dの先端部にT字形状に設けられて固定される。
(変形例2)
上述した実施の形態では、先端部材14の斜面部14aは、円筒部材である先端部材の中心軸を通る直円錐の一部の形状であるが、直円錐形状以外の形状を有していてもよい。以下に、斜面部14aの各種変形例を説明する。
図14に示すような先端部材14Aの場合、斜面部14a1の中央部には凹部Cが周状に形成され、斜面部14a1の基端側には、わずかに突出した突出部Pが周状に形成されているので、斜面部14a1が段差部Sを乗り越え易いというメリットがある。
図16に示すように、先端部材14Bの開口14eの中心を通る軸A3と、リング状の平面部14bの中心を通る軸Oとは、距離dだけずれている。
(変形例3)
上述した実施の形態では、ガイドチューブ2は、駆動部12を有しているが、挿入ガイド部11を手動で回転させるようにしてもよい。
Claims (14)
- 第1のコイルガイド部と、
前記第1のコイルガイド部の先端側に設けられ、前記第1のコイルガイド部よりも曲げ剛性が低い第2のコイルガイド部と、
前記第2のコイルガイド部の先端部に設けられ、円筒形状を有する先端部材と、
前記先端部材に設けられ、前記先端部材の径方向あるいは略径方向に突出した突出部と、
前記先端部材の前記突出部とは異なる位置に設けられた斜面部と、
を有することを特徴とする内視鏡用ガイドチューブ装置。 - 前記第1のコイルガイド部は、密巻きコイルを有し、
前記第2のコイルガイド部は、疎巻きコイルを有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。 - 前記突出部は、前記先端部材に対して交換可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記突出部は、前記先端部材に対して螺子込みにより固定される螺子部を有する螺子部材であることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記突出部は、前記先端部材に複数設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記先端部材は、前記第2のコイルガイド部の前記先端部に交換可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記斜面部は、前記第2のコイルガイド部の軸の先端側に向かって尖った円錐の側面形状の一部であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記円錐は、直円錐であることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記直円錐の頂点から前記直円錐の底面をなす円の中心に下ろした垂線に対する前記斜面部の傾斜角度は、45度あるいは略45度であることを特徴とする請求項8に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記円錐は、斜円錐であることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記斜面部は、周状に設けられた凹部を有することを特徴とする請求項7から10のいずれか1つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記突出部は、前記先端部材の前記斜面部よりも基端側に設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 前記第1のコイルガイド部と前記第2のコイルガイド部を軸回りに回転駆動させる回転駆動部を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置。
- 請求項1から13のいずれか1つに記載の内視鏡用ガイドチューブ装置と、
前記第1のコイルガイド部と前記第2のコイルガイド部の内側に形成されたチャンネル内に配置された内視鏡の挿入部と、
を有することを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015194224A JP2017068076A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 内視鏡用ガイドチューブ装置及び内視鏡 |
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Publications (2)
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JP2017068076A true JP2017068076A (ja) | 2017-04-06 |
JP2017068076A5 JP2017068076A5 (ja) | 2018-11-08 |
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JP2015194224A Pending JP2017068076A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 内視鏡用ガイドチューブ装置及び内視鏡 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2017068076A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11867897B2 (en) | 2021-07-06 | 2024-01-09 | Evident Corporation | Insertion assisting instrument and extraction method of insertion portion of endoscope |
-
2015
- 2015-09-30 JP JP2015194224A patent/JP2017068076A/ja active Pending
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