JP2017068070A - レンズユニット、撮像ユニット、光学機器および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】画質の低下を防止し、レンズが外れにくいレンズユニット、撮像ユニット、光学機器および電子機器を提供する。【解決手段】レンズユニット103は、少なくとも1枚のレンズ11を含むレンズ体104と、レンズ体104を収容する筒状のレンズ枠105と、を備える。レンズ枠105は、レンズ体104の被写体側の縁部に当接して、レンズ体105をレンズ体105の光軸AX方向に係止するカシメ部(係止部)16を備え、カシメ部16の被写体側の面は、光軸AXに垂直な垂直面を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、レンズユニット、撮像ユニット、光学機器および電子機器に関する。
カメラなどの光学機器やスマートフォンなどの電子機器に備えられるレンズユニットは、少なくとも1枚のレンズとレンズを固定する筒状のレンズ枠とを備える。特許文献1には、レンズ枠(特許文献1では「レンズ枠部材」と称される)の被写体側の端に設けられたカシメ部を内部に折り曲げてレンズを固定するレンズユニット(特許文献1では「レンズ鏡枠」と称される)が開示されている。
しかしながら、特許文献1のレンズユニットは、カシメ部が被写体側に配置されたレンズより突出している。このため、被写体側に配置されたレンズの縁を通過し画像として取り込まれるべき光の一部が、突出したカシメ部の存在により通過できない。この結果、レンズユニットを透過して撮像面に結像した画像の周辺部が暗くなる、或いはレンズユニットが備えられたカメラなどで撮影した画像の周辺部に影が発生するなど画質が低下するという問題がある。
画質を低下させないために、カシメ部を小さくすることが考えられる。しかし、カシメ部を小さくした場合、カシメ部によるレンズの保持力が弱まり、レンズユニットに衝撃が加えられると、レンズホルダからレンズが外れやすくなるという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、画質の低下を防止でき、レンズが外れにくいレンズユニット、撮像ユニット、光学機器および電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るレンズユニットは、
少なくとも1枚のレンズを含むレンズ体と、
前記レンズ体を収容する筒状のレンズ枠と、を備え、
前記レンズ枠は、前記レンズ体の被写体側の縁部に当接して、前記レンズ体を該レンズ体の光軸方向に係止する係止部を備え、
前記係止部の被写体側の面は、前記光軸に垂直な垂直面を有する。
少なくとも1枚のレンズを含むレンズ体と、
前記レンズ体を収容する筒状のレンズ枠と、を備え、
前記レンズ枠は、前記レンズ体の被写体側の縁部に当接して、前記レンズ体を該レンズ体の光軸方向に係止する係止部を備え、
前記係止部の被写体側の面は、前記光軸に垂直な垂直面を有する。
このようにすることで、レンズユニットは、例えば、レンズユニットに収容されたレンズが超広角レンズ(例えば、画角が180°以上)であっても、レンズの縁を通過する光が遮られることによる画質の低下を防止できる。また、車載用カメラに用いられるなどレンズユニットが衝撃などを受けやすい環境で用いられたとしても、衝撃などを受けてもレンズが外れにくくできる。
例えば、前記係止部は、前記レンズ体に接触する接触面を有し、
前記光軸を含む面で前記係止部を切断した断面は、くさび形の形状を有し、
前記断面上で、前記垂直面と前記接触面との交点は、前記レンズ体の被写体側の面に位置するとよい。
このようにすることで、レンズの面とカシメ部との間に段差ができないため、レンズに入射する光を係止部で遮ることを防ぐことができる。
前記光軸を含む面で前記係止部を切断した断面は、くさび形の形状を有し、
前記断面上で、前記垂直面と前記接触面との交点は、前記レンズ体の被写体側の面に位置するとよい。
このようにすることで、レンズの面とカシメ部との間に段差ができないため、レンズに入射する光を係止部で遮ることを防ぐことができる。
例えば、前記係止部は、前記光軸を中心とするリング状の形状を有し、
前記垂直面は、前記光軸を中心とするリング状の形状を有し、
前記係止部は、前記垂直面の外周に、結像側に向かって拡径するリング状の傾斜面を備えるとよい。
このようにすることで、係止部に角張った部分をなくすことができ、他の物と接触したとき破損するおそれが少なくなる。
前記垂直面は、前記光軸を中心とするリング状の形状を有し、
前記係止部は、前記垂直面の外周に、結像側に向かって拡径するリング状の傾斜面を備えるとよい。
このようにすることで、係止部に角張った部分をなくすことができ、他の物と接触したとき破損するおそれが少なくなる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る撮像ユニットは、
前記レンズユニットと、
前記レンズ体を透過して結像面に結像した画像を示す電気信号を出力する撮像素子と、を備える。
前記レンズユニットと、
前記レンズ体を透過して結像面に結像した画像を示す電気信号を出力する撮像素子と、を備える。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る光学機器は、
前記撮像ユニットと、
前記撮像素子から出力された電気信号が示す画像に画像処理を施す制御部と、
を備える。
前記撮像ユニットと、
前記撮像素子から出力された電気信号が示す画像に画像処理を施す制御部と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係る電子機器は、
前記撮像ユニットと、
前記撮像素子から出力された電気信号が示す画像に画像処理を施す制御部と、
を備える。
前記撮像ユニットと、
前記撮像素子から出力された電気信号が示す画像に画像処理を施す制御部と、
を備える。
本発明によれば、画質の低下を防止でき、レンズが外れにくいレンズユニット、撮像ユニット、光学機器および電子機器を提供できる。
(実施の形態)
以下、本発明を実施するための形態に係るレンズユニットを、カメラ(光学機器)に使用されるレンズユニットを例に図面を参照しながら詳細に説明する。なお、全ての図を通じて、同一の要素には同一の符合を付す。また、前・後・上・下・左・右などの方向を示す用語を用いるが、これらの用語は説明のために用いるのであって、本願の発明を限定する趣旨ではない。
以下、本発明を実施するための形態に係るレンズユニットを、カメラ(光学機器)に使用されるレンズユニットを例に図面を参照しながら詳細に説明する。なお、全ての図を通じて、同一の要素には同一の符合を付す。また、前・後・上・下・左・右などの方向を示す用語を用いるが、これらの用語は説明のために用いるのであって、本願の発明を限定する趣旨ではない。
本発明の実施の形態に係るカメラ100は、図1の外観図、図2の内部構造を示す断面図に示すように、撮像素子101と、制御部102と、レンズユニット103と、を備える。カメラ100は、例えば、車載カメラとして用いられるものである。
撮像素子101は、レンズユニット103に設けられたレンズ体104によって撮像面に結像した画像を撮像し、撮像した画像を示す画像信号を出力する。撮像素子101は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の撮像素子から構成される。
制御部102は、撮像素子101との間で信号を授受できるように接続されており、撮像素子101から出力された画像信号を取得する。制御部102は、取得した電気信号が示す画像に画像処理などを施す。制御部102は、例えば、1又は複数のプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどから構成される。
レンズユニット103は、図2に示すように、レンズ体104と、レンズ体104を内部に保持するレンズ枠105とを備える。
レンズ体104は、複数のレンズ11から構成される。複数のレンズ11は、光軸AXが一致するように並べて配置されている。なお、光軸AXの方向(光軸方向)が前後方向であり、被写体側が前方であり、撮像素子などが有する撮像面が配置される撮像面側が後方であるものとする。また、カメラ100を配置したときの鉛直方向が上下方向であり、水平方向が左右方向であるとする。
レンズ枠105は、図3に示すように、円筒状をなす筒部12と、この筒部12の前方に接続されるハウジング部13と、を備え、射出形成などにより一体的に成形されている。筒部12は、前方から後方へ向かって段階的に狭くなる一連の内壁部14と、レンズ体104の後端に当接するレンズ受部15と、レンズ体104の前端に配置されたレンズ11の縁を係止することにより、レンズ体104を固定するカシメ部(係止部)16と、を備える。なお、レンズ枠105は、塑性変形させられる材料から構成され、例えば熱可塑性樹脂製である。好適に採用される熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリアミド樹脂(PA)を挙げることができる。
ハウジング部13は、筒部12などを保護するための外枠である。
内壁部14は、レンズ体104を収容するための筒状のレンズ収容空間17を形成する。なお、収容するとは、レンズ体104の一部がはみ出して収容する場合も含まれる。
レンズ受部15は、レンズ体104の後端に当接し、レンズ体104をレンズ枠105の中で後方に移動しないように係止する。また、レンズ受部15は、レンズ体104を透過した光を撮像素子101に通過させるための開口部18を備える。
図2に戻って、カシメ部16は、レンズ体104の被写体側の縁部に当接して、レンズ体104をレンズ体104の光軸方向に係止し、レンズ受部15とともにレンズ体104を挟持する。カシメ部16の被写体側には、図4に示すように、光軸AXに垂直な垂直面21を有する。また、カシメ部16は、レンズ体104に接触する接触面22と、後方に向かって次第に拡径する面取り面(傾斜面)23とを有する。光軸AXを含む面でカシメ部16を切断した断面は、くさび形の形状を有し、断面上で、垂直面21と接触面22との交点は、レンズ体104の被写体側の面に位置する。また、カシメ部16は、光軸AXを中心とするリング状の形状に形成され、垂直面21は、レンズの縁を覆う部分にリング状に形成されている。また、面取り面23は、垂直面21の外周に、結像側に向かって拡径するリング状の傾斜面を有している。なお、図5に示すように、光軸AXと垂直面21とのなす角度θは、90°であることが理想であるが、カシメ部16が強固にレンズ体104を保持可能であり、且つ、レンズ体104の画角が超広角であっても光を遮らないという観点で、光軸AXと垂直面21とのなす角度θの許容範囲の下限は、好ましくは80°、より好ましくは85°、更に好ましくは88°であり、許容範囲の上限は、好ましくは100°、より好ましくは95°、更に好ましくは92°である。また、垂直面21の径方向の長さDは、最前に配置されるレンズの直径を100とすると、好ましくは1〜5である。また、垂直面21と面取り面23とのなす面取り角度は、好ましくは30〜60°である。
これまで、本実施の形態に係るカメラ100の構成について説明した。ここから本実施の形態に係るカメラ100の製造方法について説明する。
まず、図6に示すように、カシメ部16をかしめる前のレンズ枠105の中に複数のレンズ11を、設計上定められた順で嵌め込む。かしめる前のカシメ部19は、嵌め込まれた最前のレンズ11より突出し、矩形の断面を有する円筒の形状を有する。また、かしめる前のカシメ部19の内径は、複数のレンズ11を嵌め込むことができるように、複数のレンズ11のうち最大径のレンズの外径よりわずかに大きい。
このとき、複数のレンズ11は、レンズ枠105の内壁部14に嵌め合わされ、レンズ体104の径方向の位置が固定される。また、複数のレンズ11のうち、最も後方に位置するレンズ11は、レンズ受部15が有する開口部18の周辺部に当接するとともに、前後方向に隣接するレンズ11が互いに当接する。これにより、レンズ体104は、後方に移動しないようにレンズ枠105の中に係止される。
なお、レンズ枠105の中に嵌め込まれる際、複数のレンズ11の各々の外周面に接着剤が塗布されてもよい。また、レンズ11の外周面と内壁部14との間にシールリングが配置されてもよい。また、レンズ11の間に絞り板が配置されてもよい。
つぎに、レンズ体104を嵌め込んだレンズ枠105を水平な台Sの上に載置する。つぎに、カシメ部19を塑性変形しやすいように加熱し、カシメ工具Rを上からカシメ部19に押圧することにより塑性変形させてカシメ部16を形成する。なお、カシメ工具Rは、最も前方に位置するレンズ11よりわずかに小さい開口部31を有する円筒状の工具であり、カシメ工具Rの端面に垂直面21を形成する平坦部32と、面取り面23を形成するテーパー部33と、を備える。図7(A)、図7(B)に示すように、カシメ工具Rでカシメ部19を塑性変形させると、カシメ部16はレンズ体104の最前部に配置されるレンズ11の縁に当接し、レンズ受部15とともにレンズ体104を挟持する。その結果、レンズ体104は、レンズ枠105の内部で位置が固定されて保持される。
つぎに、図2に戻って、レンズ体104を透過した光が画像を結像する結像面に撮像素子101を固定する。つぎに、撮像素子101から出力された電気信号が示す画像に画像処理を施す制御部102をレンズ枠105のハウジング部13の中に配置し、撮像素子101から出力された電気信号が制御部102に入力されるように、制御部102と撮像素子101とを電気的に接続する。
本実施の形態に係るカメラ100では、カシメ部16は、図4に示すように、垂直面21を有する。このため、光軸AXに垂直な方向から光がレンズ体104の最前のレンズ11に入射した場合でも、カシメ部16によって光が遮られることがない。この結果、カメラ100の画角が180°であるとしても、撮像面に結像した画像の周辺部が暗くなる、或いは画像の周辺部に影が発生するなど画質が低下することを防止できる。また、カシメ部16が垂直面21を有するため、カシメ部16の厚みTを厚くでき、カシメ部16でレンズ体104を強固に固定できる。このため、衝撃などでレンズ体104が外れることを防止することができ、カメラ100を車載カメラとして好適に使用できる。また、カシメ部16は、レンズ体104に接触する接触面22を有するため、レンズ11のがたつきを防止でき、レンズ11の光軸のずれを防止できる。この結果、レンズ体104を透過して結像面に結像した画質の低下を防ぐことができる。さらに、光軸AXを含む面でカシメ部16を切断した断面は、くさび形の形状を有し、断面上で、垂直面21と接触面22との交点は、レンズ体104の面に位置する。このため、垂直面21がレンズ体104の最前部に位置するレンズ11の面に段差なく接続されているため、レンズ11に入射する光をカシメ部16で遮ることを防ぐことができる。さらに、結像側に向かって次第に拡径する面取り面23を有する。このため、カシメ部16が他の物と接触したとき破損するおそれが少なくなる。これに対して、図8に示すように、カシメ部51が垂直面21を有さない場合、カシメ部51の厚みを厚くすることができない。このため、カシメ部51の固定強度を大きくするために、カシメ部51の径方向の長さD’を大きくする必要があり、この場合、レンズ11の縁に入射する光が遮られ、画質の低下を招く虞がある。
(変形例)
上述の実施の形態のカメラ100では、カシメ部16は、垂直面21と面取り面23とを備える場合について説明したが、カシメ部16は、垂直面21を備えれば特に限定されず、他の形状でもよい。例えば、図9に示すように、面取り面23の部分まで垂直面21を延長してもよい。また、上述の実施の形態のカメラ100では、面取り面23は斜めにに切り取られた面取りの場合について説明したが、面取り面23の形状は限定されず、図10に示すように、面取り面23を、丸みを有するR面取り面41に置き換えてもよい。
上述の実施の形態のカメラ100では、カシメ部16は、垂直面21と面取り面23とを備える場合について説明したが、カシメ部16は、垂直面21を備えれば特に限定されず、他の形状でもよい。例えば、図9に示すように、面取り面23の部分まで垂直面21を延長してもよい。また、上述の実施の形態のカメラ100では、面取り面23は斜めにに切り取られた面取りの場合について説明したが、面取り面23の形状は限定されず、図10に示すように、面取り面23を、丸みを有するR面取り面41に置き換えてもよい。
上述の実施の形態のカメラ100では、カシメ部16は、リング状の形状を有する場合について説明したが、カシメ部16は、レンズ体104を係止することができればリング状の形状に限定されず、例えば、レンズ体104の縁の複数の箇所をカシメ部16で係止してもよい。
また、レンズ枠105は、熱可塑性樹脂製である場合について説明したが、塑性変形させられる材料で構成されれば特に限定されず、例えば金属製であってもよい。好適に採用される金属としては、アルミニウム、アルミニウム合金、真ちゅうを挙げることができる。レンズ枠105を金属で成形することにより、レンズユニット103の耐久性を向上させることができる。
また、各レンズ11に採用されるレンズ面は、球面、平面、非球面のいずれで形成されてもよい。レンズ面が球面又は平面の場合、各レンズ11の加工、レンズ枠105への組み立て調整などが容易になり、加工及び組立調整の誤差による光学性能の変化を防ぐことができる。レンズ面が非球面の場合、非球面は、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモールド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面であってもよい。また、レンズ面は回折面としてもよく、各レンズ11は、ガラスから構成されてもよく、樹脂から構成されてもよい。
また、レンズ11のレンズ面には、必要に応じて、種々の加工が施されてもよい。この加工の例として、レンズ面の曇り防止、レンズ面での水滴形成の防止などのために、レンズ面を光触媒などによって親水化することを挙げることができる。また、外部にさらされる可能性がある部位に対して、レンズ面の曇り防止、レンズ面での水滴形成の防止などのために、レンズ面を光触媒などによって親水化することを挙げることができる。
また、上述のカメラ100は、車載カメラとして用いられる場合について説明したが、車載カメラとして用いられる場合に限定されず、防犯カメラなど他の用途に用いられてもよい。
また、上述のカメラ100は、スマートフォン、タブレットPC、パーソナルコンピュータ、ウエアラブル端末(スマートウォッチ)などの電子機器に内蔵されるカメラとして用いられてもよい。
また、上述のカメラ100は、スマートフォン、タブレットPC、パーソナルコンピュータ、ウエアラブル端末(スマートウォッチ)などの電子機器に内蔵されるカメラとして用いられてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、例えば、車載カメラ、監視カメラなどの撮像装置に適用可能である。
11 レンズ
12 筒部
13 ハウジング部
14 内壁部
15 レンズ受部
16、19、51 カシメ部
17 レンズ収容空間
18 開口部
21 垂直面
22 接触面
23 面取り面
31 開口部
32 平坦部
33 テーパー部
41 R面取り面
100 カメラ
101 撮像素子
102 制御部
103 レンズユニット
104 レンズ体
105 レンズ枠
12 筒部
13 ハウジング部
14 内壁部
15 レンズ受部
16、19、51 カシメ部
17 レンズ収容空間
18 開口部
21 垂直面
22 接触面
23 面取り面
31 開口部
32 平坦部
33 テーパー部
41 R面取り面
100 カメラ
101 撮像素子
102 制御部
103 レンズユニット
104 レンズ体
105 レンズ枠
Claims (6)
- 少なくとも1枚のレンズを含むレンズ体と、
前記レンズ体を収容する筒状のレンズ枠と、を備え、
前記レンズ枠は、前記レンズ体の被写体側の縁部に当接して、前記レンズ体を該レンズ体の光軸方向に係止する係止部を備え、
前記係止部の被写体側の面は、前記光軸に垂直な垂直面を有する、
レンズユニット。 - 前記係止部は、前記レンズ体に接触する接触面を有し、
前記光軸を含む面で前記係止部を切断した断面は、くさび形の形状を有し、
前記断面上で、前記垂直面と前記接触面との交点は、前記レンズ体の被写体側の面に位置する、
請求項1に記載のレンズユニット。 - 前記係止部は、前記光軸を中心とするリング状の形状を有し、
前記垂直面は、前記光軸を中心とするリング状の形状を有し、
前記係止部は、前記垂直面の外周に、結像側に向かって拡径するリング状の傾斜面を備える、
請求項1または2に記載のレンズユニット。 - 請求項1から3の何れか1項に記載のレンズユニットと、
前記レンズ体を透過して結像面に結像した画像を示す電気信号を出力する撮像素子と、
を備える撮像ユニット。 - 請求項4に記載の撮像ユニットと、
前記撮像素子から出力された電気信号が示す画像に画像処理を施す制御部と、
を備える光学機器。 - 請求項4に記載の撮像ユニットと、
前記撮像素子から出力された電気信号が示す画像に画像処理を施す制御部と、
を備える電子機器。
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