JP2017067314A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Kazuhiro Yamamoto
和弘 山本
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Abstract

【課題】吸込口がユーザーから視認されない形状とすることで意匠性の向上を図る。
【解決手段】空気調和機の室内機は、前面パネル20の天面21が平面状の第1天面部21aと、第1天面部21aの前方で第1天面部21aよりも上下方向で低い位置にある第2天面部21bと、第1天面部21aと第2天面部21bを繋ぐ傾斜面を有する段差部22を備え、吸込口14は第1天面部21aと第2天面部22bにそれぞれ設けられたことで、室内機1を正面から見ても吸込口14は視認されない形状となる。
【選択図】図1

Description

本発明は空気調和機の室内機の形状に関する。
昨今の空気調和機の室内機は、設置する空調室のインテリアに調和するデザインが好まれているため、本体色には室内の壁紙に多く使われている白色やベージュ色などの明度の高い色が採用されていることが多い。
そして筐体は、特許文献1のように熱交換器が送風ファンを囲む形状となり、熱交換器の前方にフィルター自動清掃ユニットを搭載することで、筐体の高さ寸法よりも奥行寸法が大きくなっている。奥行寸法が大きくなったことで筐体の天面の面積が広くなり、ここに室内空気を取り込む吸込口を設けている。
この空気調和機の室内機を空調室に取り付けると、奥行寸法が大きいことにより空調室に突出した印象を与える。天井近傍に突出したものがあると、ユーザーは頭が押えられるような圧迫感を感じる。そこで特許文献2に示すように、側面視で筐体の天面および底面を背面側から前面側に向けて徐々に傾斜させることで前面側の高さ寸法を背面側の高さ寸法よりも低くさせ、突出した印象を軽減させている。また、筐体の天面に傾斜を設けることで天井との隙間が広くなり室内空気をより多く取り込めるようになる。
特開2011−33283号公報(図4) 登録意匠第1243642号
しかしながら、筐体の天面に傾斜を設けると、吸込口がユーザーから視認されることになる。吸込口には吸込のための孔や補強のための桟およびフィルター自動清掃ユニット等があり空調室に合う明度の高い本体色にしても雑然とした吸込口が見えることで意匠性を低下させていた。
本発明の課題は、室内機の形状を筐体の天面に設けた吸込口がユーザーから視認されない形状とすることで意匠性の向上を図るものである。
本発明は、天面に吸込口を設けた前面パネルと同前面パネルの前面に着脱可能に取り付けられる化粧パネルで覆われた筐体と、同筐体内部に送風ファンと熱交換器を有する空気調和機の室内機において、
前記天面は、平面状の第1天面部と、前記第1天面部の前方で前記第1天面部よりも上下方向で低い位置にある第2天面部と、前記第1天面部と前記第2天面部を繋ぐ傾斜面を有する段差部を備え、前記吸込口は前記第1天面部と前記第2天面部にそれぞれ設けられたことを特徴とする。
また、前記第2天面部の前記吸込口に面する前記段差部の下端は、上下方向で前記化粧パネルの上端よりも下に位置することも含まれる。
また、前記筐体は、熱交換器の周囲にフィルターと同フィルターの上にダストボックスを備えたフィルター清掃ユニットを有し、前記段差部は前記ダストボックスの上に位置して前記ダストボックスを覆うものである。
さらに前記段差部は45度よりも緩やかな傾斜面であることも含まれる。
以上のように、本発明による空気調和機の室内機は、前面パネルの天面が平面状の第1天面部と、第1天面部の前方で第1天面部よりも上下方向で低い位置にある第2天面部と、第1天面部と第2天面部を繋ぐ傾斜面を有する段差部からなり、吸込口を第1天面部と第2天面部にそれぞれ設けられたことで、室内機を正面から視認しても吸込口が見えなくなることで意匠性が向上するものである。
本発明の空気調和機の室内機の縦断面図である。 本発明の空気調和機の室内機を上方から見た斜視図である。 本発明の空気調和機の室内機の図で、(A)は正面図、(B)は天面図、(C)は右側面図である。 本発明の空気調和機の室内機を設置した状態の説明図である。 本発明の空気調和機の室内機を見上げた状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
本発明の空気調和機は屋外に設置される室外機(図示なし)と空調室Rの天井近くの壁面に取り付けられる室内機1とからなり、室外機と室内機1がガス管と液管(いずれも図示なし)で接続されて冷媒回路を形成する。
図1は室内機1の縦断面図で、図2は室内機1を上方から見た斜視図で、図3の(A)は正面図で、(B)は天面図で、(C)は右側面図である。尚、図3(B)の幅寸法Wに示す右方向を右側とし左方向を左側とし、図3(C)の高さ寸法Hに示す上方向を上側とし下方向を下側とし、奥行き寸法Dに示す右方向を背面側とし左方向を前面側として以下説明する。
室内機1の筐体10は、図1に示すように内部に本体の長手方向と平行な横長のクロスフローファンタイプの送風ファン11と、送風ファン11の周囲を囲む熱交換器12を備える。熱交換器12は、筐体10内の前面側に配置された「く」の字形状の前面熱交換部12aと、筐体10内の背面側に配された背面熱交換部12bでなり、前面熱交換部12aと背面熱交換部12bは上部で連結部材17により連結されている。送風ファン11は筐体10の左右どちらかの片側で図示しないファンモータに軸支される。ファンモータと熱交換器12はケーシング13に支えられる。ケーシング13は後述する吸込口14と吹出口15を結ぶ送風路16を形成する。送風路16の吹出口15側には吹き出される空気を左右に偏向する左右風向板19が軸支される。熱交換器12の後述する吸込口14側の周囲にはフィルター31があり、フィルター31は熱交換器12の前方でフィルター31を自動で清掃するフィルター清掃ユニット3に挟持される。
フィルター31は熱交換器12の幅に合わせ左右に2枚配されるようになっており、それに合わせてフィルター清掃ユニット3がそれぞれ2組配されている。フィルター清掃ユニット3は後述する前面パネル20に固定されフィルター31の移動経路を兼ねたメインフレーム32と、メインフレーム32に着脱可能に取り付けられるダストボックス33とからなる。ダストボックス33にはフィルター31に付着した塵埃を取り除くためのブラシ33aと、ブラシ33aで取り除いた塵埃を溜めておくためのダスト収納部33bを備え、フィルター31がダストボックス33の下を通ることにより、ブラシ33aでフィルター31上の塵埃が取り除かれ、その取り除かれた塵埃がダスト収納部33bに溜められていく。ダストボックス33に溜められた塵埃はダストボックス33を外して適宜廃棄する。
ダストボックス33は前後に移動するフィルター31の略中間位置にあたる熱交換器12の前面熱交換部12aの前方の空間に配される。
筐体10の外郭は、図2と図3に示すように筐体10の左右側面と上面と底面と前面の一部を覆う前面パネル20と、送風路16の出口であり前面パネル20の底面に開口した吹出口15に取り付けられ運転停止状態のときは吹出口15を塞ぐ上風向板18aと下風向板18bからなる上下風向板18と、前面パネル20の前面を覆い表面がフラットな化粧パネル41とでなる。化粧パネル41はフィルター31および後述するダストボックス33を脱着するために化粧パネル41背面上端に設けたヒンジ機構41aで、前面パネル20に着脱可能に取り付けられている。
筐体10は高さ寸法Hと奥行き寸法Dと幅寸法WとがH<D<Wとなる幅広の直方体形状であり、主に外観を構成する前面パネル20は、側面視で底面側に背面から下風向板18bに掛けて勾配の緩やかな下面20aを備え、上風向板18aから化粧パネル41の下部にかけて勾配の急な吹出面20bを備える。吹出面20bの端にはLED発光で運転状態を知らせる表示部42と図示しないリモコンの赤外線を受信する受光部43を備える。
さらに、前面パネル20は天面21に、空調室Rの壁面に設置したとき側面視で略水平面となる平面状の第1天面部21aと、第1天面部21aの前方で第1天面部21aよりも上下方向で低い位置にある第2天面部21bと、第1天面部21aと第2天面部21bを繋ぐ傾斜面を有する段差部22を備える。段差部22は45度よりも緩やかな例えばおよそ30度の角度で第1天面部21aから第2天面部21bに向かって下方に傾斜する傾斜面である。
これにより筐体10は側面視で筐体20の天面21に段差部22を備えることで筐体10の上部は前面側(化粧パネル41の上端41b)が背面側よりも低くなり、さらに下面に勾配の急な吹出面20bを備えることで筐体10の下部は前面側(化粧パネル41の下端41c)が背面側よりも高くなる。これにより前面側の高さ寸法H1が背面側の高さ寸法Hよりも短くなり、室内機1が空調室Rに突出する印象を軽減させることができる。
前面パネル20の天面21の第1天面部21aと第2天面部21bにはそれぞれ空調室R内の空気を吸い込む吸込口14を設ける。吸込口14は熱交換器12の横幅に合わせて開口した孔形状であり、補強のために格子状に補強桟23が設けられている。第1天面部21aに設けた吸込口14において熱交換器12の連結部材17の上は吸込量が少なくなることから、連結部材17の上に位置する補強桟23aは他の補強桟23よりも幅広となっている。また、吸込口14の中央で前後方向に設けた補強桟23bは、図示しないが下部にフィルター清掃ユニット3のメインフレーム32があり、吸込量が少なくなることとメインフレーム32の目隠しのために他の補強桟23よりも幅広となっている。
第2天面部21aは、前面パネル20の両端で段差部22と滑らかに繋がる。図1を参照して、第2天面部21aに設けた吸込口14の周囲の吸込面21b1が化粧パネル41の上端41bよりも上下方向で下に位置するように凹状に形成されており、第2天面部21aの吸込面21b1に面する段差部22の下端22aは、化粧パネル41の上端41bよりも上下方向で下に位置する。
吸込口14は、略水平面となる平面状の第1天面部21aと、第2天面部21bで化粧パネル41の上端41bよりも上下方向で下に位置する吸込面21b1に設けたことで正面視で視認されなくなり、吸込口14により美観を低下させる虞がなくなる。また、段差部22は緩やかな傾斜面であることから図4と図5に示すようにユーザーUの視線には段差部22が化粧パネル41の上端41bに隠れて視認されず前面側をコンパクトに見せることができる。
再び図1を参照して、段差部22はフィルター清掃ユニット3のダストボックス33の上に位置してダストボックス33を覆う。ダストボックス33の上方部分は段差部22を設けても吸込量には影響せずにダストボックス33を隠すことができる。これによりダストボックス33がユーザーUから見えることが無く、美観を低下させる虞がなくなる。
以上のように前面パネル20の天面21を構成することで、室内機1を空調室Rに設置して正面から見た場合、図4と図5にあるように充分な吸込量を確保しながらも吸込口14が視認されることはなく、さらに前面側がコンパクトな形状となり、美観が向上した意匠となる。
1:空気調和機(室内機)、10:筐体、12:熱交換器、14:吸込口、17:連結部材
20:前面パネル、21:天面、21a:第1天面部、21b:第2天面部、22:段差部、23:補強桟
31:フィルター、33:ダストボックス
41:化粧パネル
R:空調室、W:幅、D:奥行、H:高さ

Claims (4)

  1. 天面に吸込口を設けた前面パネルと同前面パネルの前面に着脱可能に取り付けられる吸込パネルで覆われた筐体と、同筐体内部に送風ファンと熱交換器を有する空気調和機の室内機において、
    前記天面は、平面状の第1天面部と、前記第1天面部の前方で前記第1天面部よりも上下方向で低い位置にある第2天面部と、前記第1天面部と前記第2天面部を繋ぐ傾斜面を有する段差部を備え、前記吸込口は前記第1天面部と前記第2天面部にそれぞれ設けられたことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記第2天面部の前記吸込口に面する前記段差部の下端は、上下方向で前記吸込パネルの上端よりも下に位置することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記筐体は、熱交換器の周囲にフィルターと同フィルターの上にダストボックスを備えたフィルター清掃ユニットを有し、前記段差部は前記ダストボックスの上に位置して前記ダストボックスを覆うことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記段差部は45度よりも緩やかな傾斜面であることを特徴とする請求項1ないし3に記載の空気調和機の室内機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019180782A1 (ja) * 2018-03-19 2020-12-10 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機

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