JP2017067083A - ライニング型バタフライバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐食性を有するバタフライバルブであり、汎用性のあるバックアップリングを利用しつつ、シートライナの弁翼部分の変形を防ぐことでこの弁翼部分と天地部分とにより全周面に渡って高いシール性を確保でき、全開から全閉状態まで低トルク性を発揮しつつ操作できる製作容易で組立性にも優れたライニング型バタフライバルブを提供する。
【解決手段】シートライナ3で被覆した筒形のボデー2内にライニングしたジスク4を軸着部20を介して開閉自在に設けた。ボデー2の内周面に設けたバックアップリング5をシートライナ3の背面側に配設し、ジスク4のシール部位はジスク4の天地部35が接触シールする天地部分40と天地部分40以外の弁翼部分41とから成る。バックアップリング5の弁翼部分41の中央領域αの弾性力を天地部分40の隣接領域βに比して弱く設定し、弁翼部分41の中央領域αのシートライナ3の内径側への変形を低減した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ライニング型バタフライバルブに関し、特に、弁体及び弁箱に樹脂ライニングが施されたバタフライバルブの弁翼側のシール構造に関する。
化学薬品等のプラントで高腐食性流体を流す場合や、食品関連の流路などに用いられるバタフライバルブとして、弁体の金属製芯体が樹脂ライニングされ、弁箱の内周面に樹脂シートリングが装着された、いわゆるライニング構造のバタフライバルブが知られている。この場合、ライニング材料としては、耐薬品性や耐熱性に優れたフッ素樹脂が通常使用されるが、フッ素樹脂は弾性に乏しく、特に、弁翼と弁箱側とのシール部付近では弁閉のタイミングで押圧シールする構造であるため、シール性の確保が難しくなって漏れを生じやすい。そこで、このようなバタフライバルブでは、一般的に、シートリングの背面側にゴム製のバックアップリングが設けられ、このバックアップリングの弾性反発力を利用してシートリングを弁体に押し付けて弁翼付近の弾性力不足を補うことが多い。その際、弁体とシートリングとのシール性を全周面に渡って確保するために、ステム装着側である天地部分もシートリングが押し付けられている。
この種のバタフライバルブとして、例えば、特許文献1のバタフライ弁の従来技術には、環形状のゴム等からなるバックアップリングがシートリングの外周面に取付けられ、その弾性力でシートリングが弁体に押し付けられたバルブが開示されている。
特許文献2のバタフライ弁においても、上記バタフライバルブと同様に、環形状に設けられたバックアップリングが、シートリング外周面側に装着されている。
これらのバタフライバルブでは、環形状の一体型バックアップリングにより、シートリングの弁翼部分及び天地部分が弁体に押し付けられる。
一方、特許文献1のバタフライ弁では、上下の弁軸孔の周囲に弁軸挿入用のブッシュが配置され、これら上下ブッシュの間に長尺状のバックアップリングがシートリング外周に沿って円弧状に配置されている、これにより、シートリングは、ブッシュによって天地部分、バックアップリングによって弁翼部分がそれぞれ弁体に押し付けられる。その際、バックアップリングの端面は、上下ブッシュの際に一致した状態で配置され、上下ブッシュとバックアップリングとの隙間が抑えられている。
これらのライニング型バタフライバルブは、一般的なバタフライバルブとは異なり、ライニング部位を弁箱内に装着するために、通常、弁箱が上下に分割された構造に設けられる。バルブの組立時には、先ず、分割した天地側の何れか一方の弁箱内周側に、バックアップリングの一方の端面をブッシュ外周面に当接させた状態で接着材等により仮固定し、次いで、この弁箱の上からシートリング、弁体等をステムを介して載置してシートリングの下半分側を弁箱に仮固定する。最後に、シートリングの上半分に沿うようにバックアップリングを手で押さえながら、天地側の残りの弁箱を上方から載置し、弁箱同士をボルトで固定して一体化する。
特開2012−219819号公報 特開2003−166654号公報
特許文献1の従来技術や特許文献2のような環形状の一体型バックアップリングを使用する場合、このバックアップリングを成形によって製作する必要が生じ、成形用の成形型も必要になる。この場合、バルブ口径によりシートライナの内径が異なったり、天地部分に挿入するステム径が異なるときにはバックアップリングを共用できないため、その都度バックアップリングの製作が求められ、その成形型も個別に必要になる。バックアップリングの種類が増えることで、保管や管理も難しくなるという問題も生じる。
バルブの組立後には、一体型バックアップリングでは天地部分のシール性を十分に確保することが難しく、仮に、バックアップリングの背面側に押圧用スプリングを設けたとしても、その弾発力を直接伝達できないためにシール力が不足して漏れを生じるおそれがある。更に、弁体から押圧力、回転方向のねじれが伝わるため、天地部分の消耗が激しくなって一層シール性の確保が困難になる。
一方、特許文献1のように、ブッシュとバックアップリングとによりシール性を確保しようとする場合、弁翼側のシール性を確保するためにバックアップリング端面を上下ブッシュに当接させる必要がある。このため、バックアップリングは、バルブの組立時に一方の端面を上下いずれかのブッシュ外周面に装着した状態で仮固定し、バックアップリングの他方の端面(自由端側)をボデーの内周に沿って曲げたときに、その端面が他方のブッシュ外周面に当接する長さに設ける必要が生じる。その際、バックアップリングは、仮固定側のボデーとシートリングとにより挟まれて伸びにくくなっていることから、シートリング外周面よりも予めやや長く形成される。
これによって、バルブ組立後には、バックアップリングは、余剰長さ分だけシートリング側に張り出すこととなるため、シートリングが変形しようとし、このとき、特に、シートリングの弁翼側は、天地側のように常時弁体で支えられておらず、弁体の全閉時以外には求心方向の支えがないために、中央の領域ほどバックアップリングの圧縮変形力が集中して内径側に変形しやすくなり、シートリングは天地側を長辺とした楕円形状に変形することになる。そして、シートライナの長辺方向の剛性が高くなることで、天地側をジスク方向に押し付けて隙間を塞ぐための力が必要になる。この力は、材料の強度を超えることもある。
ジスクの全閉操作時には、シートライナを円形状のジスク外周に沿って変形させる力が必要になることで、操作トルクが著しく上昇することに加えて、シートライナに過大な力が加わって摩耗が生じやすくなってシートライナの厚みが薄くなる。
これらの結果、バックアップリングをシートリング外周よりも長く設けると、弁翼部分のシール性が低下するおそれがある。
組立時においては、バックアップリングの自由端側を上方から載置する側の弁箱に形成された溝部に収納させるように抑えつつ、この弁箱を他方側の弁箱に取付ける必要があるため作業性が悪く、仮にバックアップリングが弁箱の分割位置の隙間に入り込んだ状態で固定すると、バックアップリングが弁箱間に挟まって傷ついたり切断したりする可能性も生じる。
本発明は、従来の課題を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、耐食性を有するライニング型のバタフライバルブであり、汎用性のあるバックアップリングを利用しつつ、シートライナの弁翼部分の変形を防ぐことでこの弁翼部分と天地部分とにより全周面に渡って高いシール性を確保でき、全開から全閉状態まで低トルク性を発揮しつつ操作できる製作容易で組立性にも優れたライニング型バタフライバルブを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、シートライナで被覆した筒形のボデー内にライニングしたジスクを軸着部を介して開閉自在に設けたバタフライバルブにおいて、ボデーの内周面に設けたバックアップリングをシートライナの背面側に配設し、ジスクのシール部位は、ジスクの天地部が接触シールする天地部分と天地部分以外の弁翼部分とから成り、バックアップリングの弁翼部分の中央領域における弾性力を天地部分の隣接領域に比して弱く設定し、弁翼部分の中央領域におけるシートライナの内径側への変形を低減したライニング型バタフライバルブである。
請求項2に係る発明は、バックアップリングを弁翼部分の中央領域で分割することにより、弁翼部分の中央領域におけるシートライナの内径側への変形を低減したライニング型バタフライバルブである。
請求項3に係る発明は、バックアップリングの分割端部を、互いにテーパ形状として重なり合うよう配置したライニング型バタフライバルブである。
請求項4に係る発明は、バックアップリングを弁翼部分の中央領域で薄肉に形成することにより、前記弁翼部分の中央領域におけるシートライナの内径側への変形を低減したライニング型バタフライバルブである。
請求項5に係る発明は、ボデーの内周に形成するバックアップリング挿入溝を弁翼部分の中央領域で拡径することにより、弁翼部分の中央領域におけるシートライナの内径側への変形を低減したライニング型バタフライバルブである。
請求項1に係る発明によると、シートライナで被覆したボデーとライニングしたジスクとにより耐食性を発揮でき、バックアップリングの弁翼部分の中央領域における弾性力を天地部分の隣接領域に比して弱く設定し、シートライナの弁翼部分の中央領域における内径側への変形を低減したことにより、シートライナを円形状に維持してその弁翼部分と天地部分とにより全周面に渡って高いシール性を確保でき、全開から弁閉まで低トルク性を発揮しつつ操作することもできる。汎用性のある既存のバックアップリングを用いることで、バックアップリングを新たに成形することがないため製作容易であり、組立性にも優れている。
請求項2に係る発明によると、バックアップリングを弁翼部分の中央領域で分割することにより、このバックアップリングをシートライナの弁翼側外周よりも長く形成することなくその外周側に装着でき、特に、弁翼部分の中央領域におけるシートライナの内径側の変形を低減することで、天地部分と弁翼部分とによるシール性を全周面に渡って発揮できる。
請求項3に係る発明によると、バックアップリングの分割端部を重なり合わせたときにシートライナとの間に空隙を形成でき、この空隙にバックアップリングが入り込んで弾性力を低減することができる。これにより、シートライナの内径側への変形を確実に防いでシール性を確保でき、ジスクの弁閉操作時の操作トルクの上昇も防止できる。
請求項4に係る発明によると、バックアップリングを弁翼部分の中央領域で薄肉に形成して弁翼部分の中央領域におけるシートライナの内径側への変形を低減することにより、バックアップリングを分割することなく、汎用性のある既存のバックアップリングを一部加工するだけでシートライナの弁翼部分のシール性の低下を防ぎ、このシートライナの弁翼部分と天地部分とによる全周面に渡るシール性を確保できる。
請求項5に係る発明によると、ボデーの内周側のバックアップリング挿入溝を加工することで弁翼部分のシートライナの内径側への変形を低減でき、汎用性のある既存のバックアップリングに加工を施すことなくそのまま使用しつつ、シートライナの弁翼部分の中央領域でシール性の低下を防ぎ、このシートライナの弁翼部分と天地部分とによる全周面に渡るシール性を確保できる。
本発明のライニング型バタフライバルブの実施形態を示す一部切欠き斜視図である。 図1のバタフライバルブの中央縦断面図である。 図1のバタフライバルブの概略縦断面図である。 本発明のライニング型バタフライバルブの他の実施形態を示す概略縦断面図である。 本発明のライニング型バタフライバルブの更に他の実施形態の弁箱を示す一部切欠き概略縦断面図である。
以下に、本発明におけるライニング型バタフライバルブのシール構造の好ましい実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1においては、本発明のライニング型バタフライバルブの実施形態の一部切欠き斜視図、図2においては、図1の中央縦断面図を示している。
図1、図2において、バタフライバルブ(以下、バルブ本体1という)は、例えば、半導体製造用プラントや食品関連の管路等に用いられ、筒形のボデー2、シートライナ3、ジスク4、バックアップリング5、ステム6を有し、このステム6は、上部ステム6a及び下部ステム6bを有している。
ボデー2は、例えばダクタイル鋳鉄などの鋳鉄により成形され、上部ボデー2a、下部ボデー2bを有する上下に分割可能な態様に設けられ、ボルト10により一体に着脱可能に固定される。ボデー2には、流路口11とフランジ12とが設けられ、これらはシートライナ3で被覆される。上部ボデー2a、下部ボデー2bのステム6の軸装側には軸装穴13が設けられ、この軸装穴13に上部ステム6a、下部ステム6bがそれぞれ装着される。軸装穴13のジスク4の装着側には軸着部20が設けられ、この軸着部20は、リング体21、シーリングブッシュ22、Oリング23、ベアリング24を有し、この軸着部20が軸シール部位となる。軸着部20の上下には、コイルスプリングからなるスプリング25が装着される。
上下部ボデー2a、2bのジスク4とのシール側である内周には、円周状にバックアップリング挿入溝30が形成され、この挿入溝30にバックアップリング5が装着可能に設けられる。挿入溝30は、バックアップリング5の端面が天地の各軸シール部位20に、密着に支障のない円周長さに設けられ、本実施形態では、ボデー2のシーリングブッシュ22の挿入孔に連通形成している。
シートライナ3は、例えばPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等のフッ素樹脂などの樹脂製材料により、3mm程度の肉厚に設けられて前述のボデー2内周側に被覆され、これにより高い耐食性や耐熱性を発揮可能になっている。シートライナ3は、ボデー2内周側に装着される環状部3aと、この環状部3aの両端外周縁に突設形成されたフランジ部3bとを有し、環状部3aの上下部ステム6a、6bの装着位置には筒状ライニング部3c、3cが一体に形成され、これら筒状ライニング部3cに上下部ステム6a、6bがそれぞれ挿入可能に設けられる。
ジスク4は、芯金31、ライニング部32を有している。芯金31は、例えばステンレス合金を材料として円盤状に形成され、この芯金31の接液面となる表面には、PFA等のフッ素樹脂等の樹脂材料が、例えば3mmの肉厚で被覆されることでライニング部32が設けられる。
ライニング部32は、ジスク12の天地側のボス面35と、このボス面35から延設されてステム13の外周を被覆する軸筒ライニング部36とを有し、芯金31の適宜位置に形成された貫通孔31aを介して芯金31外周囲に一体に被覆されて芯金31からの離脱が防がれている。
このように、ジスク4の天地側にボス面35からなる天地部が設けられていることで、ジスク4のシール部位は、天地部35が接触シールする天地部分40と、この天地部分40以外の弁翼部分41とから成っている。シール部位の天地部分40により弁開から弁閉状態までのジスク4とシートライナ3との天地側のシール性が発揮され、シール部位の弁翼部分41により弁閉状態のジスク4とシートライナ3との弁翼側のシール性が発揮され、弁閉状態には、天地部分と弁翼部分とによるシール部位によって、シートライナ3の内周面全体に渡ってジスク4とのシール性が発揮される。
ジスク4の天地側にはステム挿入孔33が形成され、更に天側のステム挿入孔33には角形穴部34が形成される。角形穴部34には、上部ステム6a、ステム挿入孔33には下部ステム6bが挿入嵌合される。これにより、ジスク4は、ボデー2の上下の軸着部20を介して、上部ステム6a、下部ステム6bで軸装され、上部ステム6a側の回動によりボデー2内に開閉自在に設けられている。
図1〜図3において、バックアップリング5は、例えばFKM(フッ素ゴム)、EPDM(エチレンプロピレンゴム)などの弾性を有するゴム材等により所定の幅及び長さに設けられ、例えば、汎用性のある断面略正方形状で短尺状に設けられる。バックアップリング5は、前記の挿入溝30に挿入され、シートライナ3の環状部3aの背面側に配設される。これにより、バックアップリング5によりシートライナ3の環状部3aが内径側に押圧され、弁閉時には、シール部位の弁翼部分41が強固にシールされる。
バックアップリング5を断面略正方形状の適宜厚さに設けた場合には、一定の潰し率に対して適切なつぶし代が確保される。この場合、仮に、厚さが薄いと寸法のバラツキにより潰し率の変動幅が大きくなり、弁閉時の操作トルクが急に上昇したり、または封止悪化のおそれが高くなる。一方、厚さが厚すぎると、ボデー2の最大外径と最小外径が配管の寸法より制限される条件の下で挿入溝30を深い寸法に設定しなければならず、ボデー2の耐圧強度を満足させるための最小肉厚を確保できないおそれがある。更に、厚すぎると、熱膨張による影響が大きくなり、弁閉時の操作トルクが急に上昇するおそれもある。
本実施形態におけるバックアップリング5は、その厚さ(図1における径方向の長さ)と幅(図1におけるバルブの軸方向長さ)とを、ボデー2のバックアップリング挿入溝30に装着する前の状態で、各10mmに設定した断面正方形状としている。
バックアップリング5は、弁翼部分41で分割され、これにより弁翼部分41の中央領域αにおける弾性力が、天地部分40、すなわちジスク4のボス面35と接触する部分と隣接する隣接領域βに比して弱く設定され、弁翼部分41の中央領域αにおけるシートライナ3の内径側への変形が低減されている。
より詳細には、左右のバックアップリング5は、弁翼部分41の最も天地部分40から離れた位置、すなわち弁翼部分41の中央領域αでそれぞれ2等分に分割され、天地部分40に挟まれた左右に各2本、合計4本が円周方向に配置されている。分割されたバックアップリング5は同一形状に設けられる。
バックアップリング5を上記のように配置することにより、図3の弁翼部分41の中央領域αにおいて、例えば水平方向から±30°程度の領域で弾性力が弱く設定され、特に、中央領域αの水平位置、すなわち中央領域αにおいて天地部分40からの距離が最も遠い位置で弾性力を弱く低減することが望ましい。
本実施形態においては、弁翼部分41の中央領域αにおける弾性力、具体的にはバックアップリング5の圧縮率を、天地部分40の隣接領域βに比して、70%〜90%、より好ましくは70%〜80%に設定している。
図3のボデー2の装着前の状態では、各バックアップリング5の天地側の端面5aが軸シール部位20のリング体21、シーリングブッシュ22の外周に接触した状態で、上下のバックアップリング5の弁翼側の端面5b同士には、適宜の間隔で間隙W1が設けられる。
一方、軸シール部位20側において、軸装穴13に装着されたステム6の外周側に円筒状のベアリング24が設けられ、このベアリング24と下方に位置するシートライナ3との間には、金属製の円筒状リング体21がこれらに挟まれるようにして設けられる。
リング体21は、ステンレス材料によりジスク4のボス面35の外周近傍位置を上方側から強く押圧することが可能な径に設けられ、ジスク4が回転可能な状態で、ベアリング24を介して図1のスプリング25の弾発力が伝達可能に設けられる。
図2において、上部ボデー2aの軸装穴13には、ベアリング部材50が保持リング51で係止された状態で配置され、このベアリング部材51によりスプリング25が下方向に弾発可能な状態に支持される。一方、下部ボデー2bの軸装穴13には、コマ部材52が保持リング51で係止された状態で配置され、このコマ部材52の上にベアリング部材53が重ねられ、このベアリング部材53を介してスプリング25が上方向に弾発可能な状態に支持される。これらのベアリング部材50、53、コマ部材52により、上下のスプリング44、44がそれぞれジスク4方向に弾発される。ベアリング部材50やコマ部材52の内外周には、防塵・防水用のOリング54、54がそれぞれ装着される。
ベアリング24は、軸装穴13に装着されたスプリング25とリング体21との間に配置され、このベアリング24により上部ステム6a、下部ステム6bがそれぞれOリング23の近傍で回転自在且つ調心状態に支持されている。ベアリング24は、ステンレス等の金属製のベアリングブッシュ24aの内周に、バックメタル付樹脂複層軸受24bが装着された二層構造に設けられている。
ベアリングブッシュ24aは、スプリング25が当接してその弾発力が加わる外径に設けられ、弾発力が加わったときには端面側がリング体21に当接し、このリング体21をジスク4側に押圧可能に設けられる。この場合、ベアリングブッシュ24aのジスク4側端面がシーリングブッシュ22の端面にも接触していてもよいが、ベアリングブッシュ24aからシーリングブッシュ22に押圧力を加える必要はない。
シーリングブッシュ22は鍔状部材からなり、カーボンファイバー入りPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などの樹脂材料により成形され、軸装穴13のリング体21とライニング部32及びシートライナ3との間にシール部位として設けられる。シーリングブッシュ22には円筒部22aが形成され、この円筒部22aの下部側には、外周方向に曲折されるように環状の鍔部22bが形成される。鍔部22bにはリング体21の端面21aが当接し、これにより、リング体21は、鍔部22bを介してシートライナ3を押圧するようになっている。シーリングブッシュ22は、筒状ライニング部3cとリング体21との間に円筒部22aが介在されるように装着され、リング体22により円筒部22aを介して筒状ライニング部3cの拡径が防止される。
このような構成により、図2に示したバルブ本体1において、ボデー1の軸装穴13に設けたスプリング25を弾発力でリング体21を介してジスク4の天地のボス面35に位置するシートライナ3を押圧することで、天地部分40のシール性を保持している。
これと共に、シーリングブッシュ22、筒状ライニング部3c、軸筒ライニング部36をリング体21とステム6との間に挟み込むことにより、軸シール部位20の拡径を防止しつつ、この摺接部位である軸シール部位20のシール性を発揮するようになっている。
なお、上記実施形態におけるバックアップリング5は、天地部分40側で左右に分割されているが、天地部分40側で一体に設けられていてもよく、この場合、バックアップリングは略半円形状となる。
バックアップリング5の断面形状は、略正方形状に限られることはなく、挿入溝30の形状等に合わせて、断面略長方形状等の適宜の断面形状に設けられていてもよい。また、弁翼部分41の中央領域αにおけるシートライナ3の内径側への変形を低減可能であれば、必ずしもバックアップリング5を分割することはなく、弁翼部分41の断面形状を変えるようにしてもよい。
バックアップリング5の端面5aは、リング体21、シーリングブッシュ22の外周面に沿うような凹状曲面であることが望ましく、この場合、端面5aを軸シール部位20に密着させて位置決め状態で配置でき、軸シール部位20との境界付近においてもバックアップリング5の弾性力をシートライナ3に機能させて、弁翼部分41全体のシール性の向上を図ることができる。一方、端面5aはフラット形状に設けられていてもよく、この場合、既存のバックアップリングを、端面を加工することなく設けることができる。
また、スプリング25としてコイルスプリングを用いているが、これに限ることはなく、例えば、皿ばねを用いるようにしてもよい。
続いて、上記したバルブ本体1の組立手順を述べる。バルブ本体1の組立時には、その上下側を同様に組み立てるものとする。
図2において、先ず、ライニング部32で芯金31を被覆したジスク4を、シートライナ3の内周側に組み入れる。その際、ジスク4の上下の軸筒ライニング部36をシートライナ3の筒状ライニング部3cにそれぞれ内挿する。この状態で、Oリング23を装着したシーリングブッシュ22を筒状ライニング部3cの外周に装着する。このとき鍔部22bを筒状ライニング部3cの外周側に嵌め込むようにし、Oリング23を軸筒ライニング部36外周に当接させる。更に、シーリングブッシュ22の外周に、底面を鍔部22b上面に当接させながらリング体21を装着する。これにより、金属製リング体21がシーリングブッシュ22を外周側から保持した状態となる。
この状態で上部ステム6a、下部ステム6bをそれぞれ軸筒ライニング部36の内側に挿入してステム挿入孔33に接続する。
一方、上部ボデー2a、下部ボデー2bの各軸装穴13に、ベアリング24、スプリング25、ベアリング部材50、53、コマ部材52をそれぞれ装着し、ベアリング部材50、コマ部材52をそれぞれ保持リング51の係止により抜け出しを防止する。
続いて、4本のバックアップリング5を、上下部ボデー2a、2bの挿入溝30に嵌め込むように装着する。このとき、各バックアップリング5の天地側端面5aを、軸シール部位であるリング体21、シーリングブッシュ22の外周に接触させた密着状態にする。この密着状態を維持するため、バックアップリング5の端面5a付近の外周面をボデー2内周に接着剤等により仮固定してもよい。
次に、図1、図2に示すように、ジスク4、シーリングブッシュ22、リング体21を装着したシートライナ3を、バックアップリング5を内周側に配設した上部ボデー2a、下部ボデー2bで挟み込むようにする。このとき、上記のように各バックアップリング5の天地側端面5aをリング体21、シーリングブッシュ22の外周に接触させていることで、上下バックアップリング5の弁翼側端面5bの間には、それぞれ間隙W1が設けられる。
最後に、上部ボデー12aと下部ボデー12bとをボルト10で締付けて一体に固着することで、バルブ本体1の組立てが完了となる。このとき、バックアップリング5の天地側端面5aが軸シール部位20の外周に接触した状態で、弁翼側端面5b同士が、間隙W1よりも短い長さにより、わずかに離間するか、或は微かに接触した状態で一体化される。
次に、本発明のライニング型バタフライバルブの上記実施形態における作用を説明する。
図1、図2に示すように、バルブ本体1は、シートライナ3背面側に分割したバックアップリング5を配設し、このバックアップリング5を断面略正方形状の短尺状に設けている。このようにバックアップリング5を環形状に設けていないことにより、バックアップリング5をバルブ口径やステム径などに応じて新たに成形する必要がなく、既存の汎用性を有するバックアップリングに加工等を施して共用化できる。このため、バックアップリング5の種類を少なくして保管や管理も容易となる。
環形状の一体型バックアップリングを用いた場合と比較して、シール部位を天地部分40と弁翼部分41とし、天地部分40ではスプリング25の弾発力により軸シール部位20をシートライナ3に直接押圧できるため、高シール性を発揮して天地側からの漏れを確実に防止する。このように天地部分40にバックアップリング5が位置することがないため、ステム6の回転によるバックアップリング5の消耗を抑えて天地部分40のシール性を維持できる。
シートライナ3の背面側に弁翼部分41の中央領域αで分割したバックアップリング5を配設し、弁翼部分41の端面5b同士がわずかに離間するか、或は微かに接触した状態でバルブ本体1を一体化していることにより、バックアップリング5の端面5aを、リング体21やシーリングブッシュ22などの軸シール部位20に、天側・地側の双方で密着しつつ、バックアップリング5の長さを、シートライナ3の弁翼部分41の長さよりも短くできる。これにより、バックアップリング5が離間或は微かに接触している弁翼部分41の中央領域αにおける弾性力を、天地部分40の隣接領域βに比して弱く設定し、弁翼部分41の中央領域αにおけるシートライナ3の内径側への変形を低減している。
以上の構成により、バックアップリング5の弾性力がシートライナ3の弁翼部分41に略均等に加わり、シートライナ3に局部的な押圧力が加わることがなく、特に、弁翼部分の41の中央領域α付近に強い押圧力が加わることを防止できる。そのため、シートライナ3の楕円形状の変形を防止し、天地部分40側の剛性が高くなることも防止できる。
図2におけるバルブ本体1の全閉時においては、シートライナ3の天地側と弁翼側とを、それぞれスプリング25の弾発力、バックアップリング5の弾性力を介してジスク4に押圧シールすることで、天地部分40から弁翼部分41にかけての全周面のシール部位で高シール性を確保し、しかも、シートライナ3の弁翼側の局部的な変形を抑えている。このため、全閉操作時の操作トルクの著しい上昇を抑えて操作性を向上でき、シートライナ3やライニング部32への過大な力を防いで摩耗や変形を抑えて長寿命化を図ることもできる。
その際、シートライナ3の弁翼側をジスク4外周面に沿って略円形状に均等に変形できるため、図示しないが、バックアップリング5の弾性力でシートライナ3を小径に縮径させる前の状態で、このシートライナ3の内径をジスク外径と略同径に設けるようにすれば、弁閉時にシートライナ3がジスク4の回転に伴って元の内径に復元しようとすることから、このシートライナ3をジスク4方向に押し潰す力を必要とすることなくシール性を発揮できる。このように、弁閉時にジスク4に対してシートライナ3が縮径しようとする力が働かないために操作トルクを低減でき、しかも、上記のように、シートライナ3の弁翼側には略均等な力が加わっていることで、この低トルク性を効果的に発揮でき、弁閉時のシール性も一層向上することが可能になる。
この場合、前述したように、上下部ボデー2a、2bの挿入溝30の長さをバックアップリング5を上下に2本組み合わせた長さと略同じにすることで、バックアップリング5の弁翼部分41の弾性力を天地部分40に比して確実に弱くできることで、上記の特性を発揮可能となる。
バルブ本体1の組立時には、バックアップリング5の天地側端面5aを上下部ボデー2a、2bに予め仮固定することで、バックアップリング5を手で押えることなく上部ボデー2aと下部ボデー2bとを組み合わせでき、作業性が向上する。
しかも、分割したバックアップリング5の弁翼側端面5bが、上下部ボデー2a、2bの分割面と一致するか若しくは分割面に到達しない位置になるため、組立時にバックアップリング5が上下部ボデー2a、2bの間に挟まって傷ついたり切断したりすることがない。
図4においては、本発明におけるライニング型バタフライバルブの他の実施形態を示している。なお、この実施形態以降において、前記実施形態と同一部分は同一符号によって表し、その説明を省略する。
この実施形態では、シートライナ3の上下に設けられるバックアップリング60の分割端部61が互いにテーパ形状として設けられ、これら分割端部61がシートライナ3外周で重なり合うように配置されたものである。この場合、分割端部61の水平方向からの角度θは、例えば30°〜60°に設けられ、バタフライバルブとして一体する前の上下のバックアップリング60は、分割端部61同士の間に適宜の間隔の間隙W2を有した状態で取り付けられる。
この場合、図2の場合と同様に、上下部ボデー2a、2bでシートライナ3を挟み込んで一体化したときには、図4におけるバックアップリング60の分割端部61がテーパ形状に設けられていることで、これらが水平方向に移動して重なり合ったときには内径側に図示しない空隙が設けられ、この空隙にバックアップリング60が入り込むことにより、図3の場合と同様に、バックアップリング60の弁翼部分41の中央領域αにおける弾性力を、天地部分40の隣接領域βに比して確実に弱く設定できる。
しかも、角度θ及び間隔W2の大きさを調整することで、シートライナ3の変形量を調節することもできる。このとき角度θを変えることで、バックアップリング60の変形量を調整する範囲を設定でき、この角度θが大きいほどその変形量を調整できる範囲が広がる。
一方、間隔W2を調整することで、シートライナ3の変形量を変えることができ、例えば、間隔W2が0のときには、上下のバックアップリング60がつながっている場合と同等の変形量となり、間隔W2を大きくしたときに、シートライナ3の変形量を小さくできる。
このように、角度θ、間隔W2を調整することで、シートライナ3の天地付近、弁翼付近の変形量を意図的に変えることも可能になる。
更に、図示しないが、バックアップリング60の分割端部61のテーパ形状の方向を逆に設けるようにしてもよい。この場合、シートライナ3を上下逆にしたときには、図4のバックアップリング60のテーパ形状の方向と同じになることから、バタフライバルブの組立時に、この逆向きのテーパ形状のバックアップリングが装着された上部ボデーを上下逆にし、この上部ボデーに対して下部ボデーを上方から載置したときに、上部ボデーの広がる向きに開口したバックアップリングに下部ボデーのバックアップリングを案内させながら組付けできる。これにより、上部ボデーのバックアップリングが下部ボデーのバックアップリングに対して広がったり、分割端部同士が引っ掛かったりすることを防ぎつつ、上下部ボデーをスムーズに組み合わせて組立性を向上できる。
上記以外にも、例えばバックアップリングを弁翼部分の中央領域で薄肉に形成、すなわち、図1における径方向の厚さを短く形成し、これにより弁翼部分の中央領域におけるシートライナの内径側への変形を低減することもできる。この場合、薄肉部分の寸法や形成範囲を適宜設定でき、このように薄肉に形成する場合、バックアップリングを弁翼部分の中央領域で分割する以外にも、天地部分に挟まれた左右のバックアップリングをそれぞれ一体化することもできる。
図5においては、本発明におけるライニング型バタフライバルブの更に他の実施形態を示している。
この実施形態では、ボデー70内周に形成されたバックアップリング挿入溝71に、弁翼部分の中央領域で拡径する拡径溝72が設けられ、弁翼部分の中央領域における前述のシートライナ3の内径側への変形を低減したものである。この場合、拡径溝72は、例えば略円弧形状により左右対称に設けられていることで、加工容易になっている。拡径溝部を円弧形状に設ける場合、その半径と中心位置との調整により、前述のバックアップリング5の変形量を調整する範囲を適宜設定できる。一方、拡径溝72の深さと半径の中心との調節により、シートライナ3の変形量を適宜設定できる。
1 バルブ本体
2 ボデー
3 シートライナ
4 ジスク
5、60 バックアップリング
20 軸シール部位(軸着部)
30、71 挿入溝
35 ボス面(天地部)
40 天地部分
41 弁翼部分
61 分割端部
α 中央領域
β 隣接領域

Claims (5)

  1. シートライナで被覆した筒形のボデー内にライニングしたジスクを軸着部を介して開閉自在に設けたバタフライバルブにおいて、前記ボデーの内周面に設けたバックアップリングを前記シートライナの背面側に配設し、前記ジスクのシール部位は、前記ジスクの天地部が接触シールする天地部分と天地部分以外の弁翼部分とから成り、前記バックアップリングの弁翼部分の中央領域における弾性力を前記天地部分の隣接領域に比して弱く設定し、弁翼部分の中央領域における前記シートライナの内径側への変形を低減したことを特徴とするライニング型バタフライバルブ。
  2. 前記バックアップリングを前記弁翼部分の中央領域で分割することにより、弁翼部分の中央領域における前記シートライナの内径側への変形を低減した請求項1に記載のライニング型バタフライバルブ。
  3. 請求項2において、前記バックアップリングの分割端部を、互いにテーパ形状として重なり合うよう配置したライニング型バタフライバルブ。
  4. 前記バックアップリングを前記弁翼部分の中央領域で薄肉に形成することにより、前記前記弁翼部分の中央領域における前記シートライナの内径側への変形を低減した請求項1乃至3の何れか1項に記載のライニング型バタフライバルブ。
  5. 前記ボデーの内周に形成するバックアップリング挿入溝を前記弁翼部分の中央領域で拡径することにより、前記弁翼部分の中央領域における前記シートライナの内径側への変形を低減した請求項1乃至4の何れか1項に記載のライニング型バタフライバルブ。
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