JP2017065820A - 建設機械のキャブ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造におけるコスト及び手間が低減されるキャブを提供すること。
【解決手段】建設機械のキャブは、外表面が右側方側を向く右サイドパネルと、外表面が左側方側を向く左サイドパネルと、外表面が前方側を向くフロントパネルと、外表面が上方側を向くルーフパネルと、外表面が後方側を向くリアパネルと、を備える。前記フロントパネル、前記ルーフパネル及び前記リアパネルは、前記右サイドパネルと前記左サイドパネルとの間を継合わせるとともに、左右対称な形状に形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、クレーン等の建設機械のキャブ(操作室)に関する。
特許文献1には、建設機械であるクレーンが開示されている。このクレーンでは、車体上にキャブが配置され、キャブはブームに対して右側方側に位置している。ブームに対して右側方側にキャブが位置する場合、外表面が右側方側を向く右サイドパネルのみにドアが取付けられ、外表面が左側方側を向く左サイドパネルにはドアが取付けられない右ドア型のキャブが、用いられる。
特許第5707069号公報
前記特許文献1では、キャブの上方側の部位において、左側方側(ドアとは反対側)の外表面が鉛直方向に対して略平行な平面状になるのに対し、右側方側(ドアが位置する側)の外表面が上方側に向かうにつれて内側に向って傾斜する曲面状に形成される。前述のように左側方側の外表面及び右側方側の外表面が形成されるため、キャブにおいて右サイドパネルと左サイドパネルとの間を継合わせるフロントパネル、ルーフパネル及びリアパネルは、左右非対称になる。ここで、キャブには、前記特許文献1のようなクレーンで用いられる右ドア型に加え、左サイドパネルのみにドアが取付けられる左ドア型、及び、右サイドパネル及び左サイドパネルの両方にドアが取付けられる両ドア型がある。前記特許文献1のようにフロントパネル、ルーフパネル及びリアパネルが左右非対称に形成されると、右ドア型、左ドア型及び両ドア型のキャブにおいてフロントパネル、ルーフパネル及びリアパネルを共用できない。したがって、キャブの種類ごとに異なるプレス型を用いてフロントパネル、ルーフパネル及びリアパネルのそれぞれを形成する必要があり、キャブの製造におけるコスト及び手間が増大してしまう。
本発明は、前記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、製造におけるコスト及び手間が低減されるキャブを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のある態様の建設機械のキャブは、外表面が右側方側を向く右サイドパネルと、外表面が左側方側を向く左サイドパネルと、外表面が前方側を向くとともに、前記右サイドパネルと前記左サイドパネルとの間を継合わせ、左右対称な形状に形成されるフロントパネルと、外表面が上方側を向くとともに、前記右サイドパネルと前記左サイドパネルとの間を継合わせ、左右対称な形状に形成されるルーフパネルと、外表面が後方側を向くとともに、前記右サイドパネルと前記左サイドパネルとの間を継合わせ、左右対称な形状に形成されるリアパネルと、を備える。
本発明によれば、製造におけるコスト及び手間が低減されるキャブを提供することができる。
第1の実施形態に係るクレーンを示す概略図である。 第1の実施形態に係るキャブを、(a)は上方側から視た概略図、(b)は後方側から視た概略図、(c)は右側方側から視た概略図、(d)は前方側から視た概略図、(e)は左側方側から視た概略図である。 第1の実施形態に係るキャブを前方側から視た状態を拡大して示す概略図である。 (a)は、比較例に係る走行車体の幅方向についてのキャブとブームとの位置関係を示す概略図、(b)は、第1の実施形態に係る走行車体の幅方向についてのキャブとブームとの位置関係を示す概略図である。 第2の実施形態に係るキャブを、(a)は上方側から視た概略図、(b)は右側方側から視た概略図、(c)は前方側から視た概略図、(d)は左側方側から視た概略図、(e)は後方側から視た概略図である。 第3の実施形態に係るキャブが用いられるクレーンの一例を示す概略図である。 第3の実施形態に係るキャブを、(a)は上方側から視た概略図、(b)は後方側から視た概略図、(c)は右側方側から視た概略図、(d)は前方側から視た概略図、(e)は左側方側から視た概略図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1乃至図4(a),(b)を参照にして説明する。図1は、本実施形態の建設機械であるクレーン1を示す図である。図1に示すように、クレーン1は、走行車体2と、走行車体2上に旋回可能に設置される旋回体3と、を備える。旋回体3には、ブーム5が起伏可能に取り付けられている。また、旋回体3上には、キャブ(操作室)7Aが設置されている。
ここで、図1では、矢印V1及び矢印V2の方向が走行車体2及びキャブ7Aの鉛直方向となる。鉛直方向の一方側(矢印V1側)が走行車体2及びキャブ7Aの上方側であり、上方側とは反対側(矢印V2側)が走行車体2及びキャブ7Aの下方側となる。また、図1では、矢印P1側が走行車体2及びキャブ7Aの前方側となり、矢印P2側が走行車体2及びキャブ7Aの後方側となる。そして、図1では紙面に対して垂直な方向が走行車体2及びキャブ7Aの幅方向になる。幅方向の一方側が、走行車体2及びキャブ7Aの右側方側となり、右側方側とは反対側が走行車体2及びキャブ7Aの左側方側となる。図1のクレーン1では、旋回体3及びブーム5に対して走行車体2の右側方側に、キャブ7Aが設置されている。
図2は、キャブ7Aの構成を示す図である。図2において、(a)は上方側(矢印V1側)から視た図、(b)は後方側(矢印P2側)から視た図、(c)は右側方側(矢印W1側)から視た図、(d)は前方側(矢印P1側)から視た図、(e)は左側方側(矢印W2側)から視た図である。図2(a)〜(e)に示すように、キャブ7Aは、外表面が前方側を向くフロントパネル11と、外表面が後方側を向くリアパネル12と、外表面が上方側を向くルーフパネル13と、外表面が右側方側を向く右サイドパネル15Aと、外表面が左側方を向く左サイドパネル16Aと、を備える。フロントパネル11、リアパネル12、ルーフパネル13、右サイドパネル15A及び左サイドパネル16Aのそれぞれをプレス型で形成し、これらを組立てることにより、キャブ7Aが形成される。
キャブ7Aでは、幅方向について右サイドパネル15Aと左サイドパネル16Aとの間に内部空間が形成され、右サイドパネル15Aと左サイドパネル16Aとの間は、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13によって継合わされている。本実施形態では、右サイドパネル15Aが、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13に対して(内部空間に対して)、ブーム5及び旋回体3とは反対側に位置する。そして、左サイドパネル16Aが、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13に対して(内部空間に対して)、ブーム5及び旋回体3とは同一の側に位置する。
ここで、キャブ7Aの幅方向(矢印W1及び矢印W2の方向)についての中央面X1を規定する。フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13は、中央面X1を対称面として、キャブ7Aの幅方向について左右対称な形状に形成される。
本実施形態では、キャブ7Aの内部空間に対してブーム5とは反対側に位置する右サイドパネル15Aに、ドア21が取付けられる。そして、キャブ7Aの内部空間に対してブーム5が配置される側に位置する左サイドパネル16Aには、ドアは取付けられない。したがって、キャブ7Aは、右ドア型のキャブである。また、左サイドパネル16Aには、キャブ7Aの幅方向について内側(本実施形態では旋回体3の右側方側)に向かって外表面が凹む凹部22が、形成されている。凹部22は、左サイドパネル16Aの後方端から前方側へ向かって延設されるとともに、左サイドパネル16Aの下方端から上方側へ向かって延設されている。なお、左サイドパネル16Aの前方端及び上方端は、凹部22以外の部位から形成されている。凹部22を設けることにより、旋回体3と左サイドパネル16Aとの干渉が防止される。
また、左サイドパネル16Aは、凹部22を含めてプレス型から一体成形される。このため、左サイドパネル16Aの形成において、凹部22と凹部22以外の部位との間を溶接する必要はない。また、左サイドパネル16Aが一体成形されることにより、左サイドパネル16Aとリアパネル12との間の溶接も行い易くなる。
図3は、キャブ7Aを前方側から視た状態を拡大して示している。図2(b)(d)及び図3に示すように、右サイドパネル15Aの外表面には、上方側に向かうにつれてキャブ7Aの幅方向について内側(本実施形態では旋回体3の左側方側)に向かって傾斜する曲面状の右サイド曲面25Aが、形成されている。また、左サイドパネル16Aの外表面には、上方側に向かうにつれてキャブ7Aの幅方向について内側(本実施形態では旋回体3の右側方側)に向かって傾斜する曲面状の左サイド曲面26Aが、形成されている。右サイド曲面25A及び左サイド曲面26Aは、基準位置Y1から上方側へ向かって延設され、右サイド曲面25A及び左サイド曲面26Aのそれぞれの下方端は、基準位置Y1に位置する。右サイド曲面25A及び左サイド曲面26Aのそれぞれでは、基準位置Y1に位置する下方端が、キャブ7Aの幅方向についての外側端となる。前方側(及び後方側)から視て、右サイド曲面25A及び左サイド曲面26Aは、互いに対して同一の曲率半径R1を有する円弧状に形成される。前述のような構成であるため、基準位置Y1より上方側では、キャブ7Aの幅方向についての中央面X1を対称面として、右サイド曲面25A及び左サイド曲面26Aが互いに対して左右対称となる。
ここで、鉛直方向(矢印V1及び矢印V2の方向)についてのキャブ7Aの下方端から上方端までの高さH0を規定する。また、鉛直方向についてキャブ7Aの下方端から基準位置Y1(サイド曲面25A,26Aの下方端)までの鉛直寸法H1を規定する。鉛直寸法H1は、高さH0の4分の1以上2分の1以下の範囲となり、高さH0の3分の1程度であることが好ましい。これにより、基準位置Y1は、キャブ7A内に着座した作業者の肘と略同一の高さになり、レバー操作等において肘の可動範囲の妨げにならない程度の内幅が確保される。前述のように高さH0及び鉛直寸法H1が規定されるため、右サイドパネル15Aの外表面では、少なくとも上方側の半分の範囲に渡って右サイド曲面25Aが延設され、左サイドパネル16Aの外表面では、少なくとも上方側の半分の範囲に渡って左サイド曲面26Aが延設される。
また、右サイドパネル15Aの外表面には、基準位置Y1から下方側に向かって延設曲面27Aが延設されている。延設曲面27Aは、基準位置Y1に上方端が位置し、基準位置Y1で右サイド曲面25Aの下方端と連続している。そして、延設曲面27Aは、下方側に向かうにつれてキャブ7Aの幅方向について内側(本実施形態では旋回体3の左側方側)に向かって傾斜する曲面状に、形成されている。前方側(及び後方側)から視て、延設曲面27Aは、右サイド曲面25Aと同一の曲率半径R1を有する円弧状に形成されている。延設曲面27Aでは、基準位置Y1に位置する上方端が、キャブ7Aの幅方向についての外側端となる。前述のように右サイド曲面25A及び延設曲面27Aが形成されるため、右サイドパネル15Aの外表面のキャブ7Aの幅方向についての外側端は、基準位置Y1に位置している。
また、左サイドパネル16Aの外表面には、基準位置Y1から下方側に向かって延設平面28Aが延設されている。延設平面28Aは、基準位置Y1に上方端が位置し、基準位置Y1で左サイド曲面26Aの下方端と連続している。そして、延設平面28Aは、キャブ7Aの鉛直方向に略平行な平面状に、形成されている。前述のように左サイド曲面26A及び延設平面28Aが形成されるため、延設平面28Aによって、左サイドパネル16Aの外表面のキャブ7Aの幅方向についての外側端面が、形成される。
図4では、(a)は、比較例における走行車体(2´)の幅方向についてのキャブ7´とブーム5´との位置関係を示し、(b)は、本実施形態における走行車体2の幅方向についてのキャブ7Aとブーム5との位置関係を示している。図4(a)の比較例のキャブ7´は右ドア型のキャブである。ただし、比較例では、キャブ7´の上方側の部位において、左サイドパネル16´の外表面が鉛直方向に対して略平行な平面状になるのに対し、右サイドパネル15´の外表面が上方側に向かうにつれて内側に向って傾斜する曲面状に形成される。そして、比較例では、フロントパネル11´、リアパネル(12´)及びルーフパネル13´が左右非対称な形状となる。比較例では、キャブ7´の上方側の部位において、左サイドパネル16´の外表面が鉛直方向に対して略平行な平面状になるため、走行車体(2´)の幅方向についてブーム5´に取付けられるコード・リール等の装着物8´から左サイドパネル16´までの離間距離δ´は、小さくなる。
これに対し、本実施形態では、キャブ7Aの上方側の部位では、左サイドパネル16Aの外表面に左サイド曲面26Aが、延設されている。そして、左サイド曲面26Aは、上方側に向かうにつれてキャブ7Aの幅方向について内側に向かって傾斜する曲面状に形成されている。このため、本実施形態では、走行車体2の幅方向についてブーム5に取付けられるコード・リール等の装着物8から左サイドパネル16Aまでの離間距離δは、比較例での離間距離δ´に比べて、大きくなる。左サイドパネル16Aのブーム5(装着物8)からの離間距離δが大きくなることにより、走行車体2の幅方向についてキャブ7Aが振動しても、ブーム5への装着物8とのキャブ7Aの干渉が、有効に防止される。
また、基準位置Y1より上方側では、キャブ7Aの幅方向についての中央面X1を対称面として、右サイド曲面25A及び左サイド曲面26Aが互いに対して左右対称となる。このため、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13が左右対称な形状であっても、容易に右サイドパネル15Aと左サイドパネル16Aとの間が継合わされる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図5(a)〜(e)を参照して説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の構成を以下の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態では、第1の実施形態の右ドア型のキャブ7Aの代わりに左ドア型のキャブ7Bが用いられる。このため、本実施形態のクレーン1では、旋回体3及びブーム5に対して走行車体2の左側方側に、キャブ7Bが設置されている。
図5は、キャブ7Bの構成を示す図である。図5において、(a)は上方側(矢印V1側)から視た図、(b)は右側方側(矢印W1側)から視た図、(c)は前方側(矢印P1側)から視た図、(d)は左側方側(矢印W2側)から視た図、(e)は後方側(矢印P2側)から視た図である。図5(a)〜(e)に示すように、キャブ7Bは、フロントパネル11、リアパネル12、ルーフパネル13、右サイドパネル15B及び左サイドパネル16Bのそれぞれをプレス型で形成し、これらを組立てることにより、形成される。本実施形態のキャブ7Bでは、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13は、第1の実施形態のキャブ7Aで用いられるものと同様のものであり、第1の実施形態のキャブ7Aと共用される。このため、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13は、キャブ7Bの幅方向(矢印W1及び矢印W2の方向)についての中央面X2を対称面として、左右対称な形状に形成される。
本実施形態では、右サイドパネル15Bが、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13に対して(内部空間に対して)、ブーム5及び旋回体3とは同一の側に位置する。そして、左サイドパネル16Bが、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13に対して(内部空間に対して)、ブーム5及び旋回体3とは反対側に位置する。また、本実施形態では、キャブ7Bの内部空間に対してブーム5とは反対側に位置する左サイドパネル16Bに、ドア21が取付けられ、キャブ7Bの内部空間に対してブーム5が配置される側に位置する右サイドパネル15Bには、ドアは取付けられない。また、右サイドパネル15Bには、キャブ7Bの幅方向について内側(本実施形態では旋回体3の左側方側)に向かって外表面が凹む凹部22が形成され、凹部22によって、旋回体3と右サイドパネル15Bとの干渉が防止される。
本実施形態でも、右サイドパネル15Bの外表面には、基準位置Y2から上方側へ向かって右サイド曲面25Bが延設され、左サイドパネル16Bの外表面には、基準位置Y2から上方側へ向かって左サイド曲面26Bが延設されている。右サイド曲面25Bは、上方側に向かうにつれてキャブ7Bの幅方向について内側(本実施形態では旋回体3の左側方側)に向かって傾斜する曲面状に形成され、左サイド曲面26Bは、上方側に向かうにつれてキャブ7Bの幅方向について内側(本実施形態では旋回体3の右側方側)に向かって傾斜する曲面状に形成されている。右サイド曲面25B及び左サイド曲面26Bのそれぞれでは、基準位置Y2が、下方端及びキャブ7Bの幅方向についての外側端となる。前方側(及び後方側)から視て、右サイド曲面25B及び左サイド曲面26Bは、互いに対して同一の曲率半径R2を有する円弧状に形成される。前述のような構成であるため、基準位置Y2より上方側では、キャブ7Bの幅方向についての中央面X2を対称面として、右サイド曲面25B及び左サイド曲面26Bが互いに対して左右対称となる。
また、本実施形態でも、基準位置Y2は、キャブ7Bの鉛直方向についての高さに対して4分の1以上2分の1以下の範囲に位置する。このため、右サイドパネル15Bの外表面では、少なくとも上方側の半分の範囲に渡って右サイド曲面25Bが延設され、左サイドパネル16Bの外表面では、少なくとも上方側の半分の範囲に渡って左サイド曲面26Bが延設される。
本実施形態では、右サイドパネル15Bの外表面には、基準位置Y2から下方側に向かって延設平面27Bが延設されている。延設平面27Bは、基準位置Y2に上方端が位置し、基準位置Y2で右サイド曲面25Bの下方端と連続している。そして、延設平面27Bは、キャブ7Bの鉛直方向に略平行な平面状に、形成されている。前述のように右サイド曲面25B及び延設平面27Bが形成されるため、延設平面27Bによって、右サイドパネル15Bの外表面のキャブ7Bの幅方向についての外側端面が、形成される。
また、左サイドパネル16Bの外表面には、基準位置Y2から下方側に向かって延設曲面28Bが延設されている。延設曲面28Bは、基準位置Y2に上方端が位置し、基準位置Y2で左サイド曲面26Bの下方端と連続している。そして、延設曲面28Bは、下方側に向かうにつれてキャブ7Bの幅方向について内側(本実施形態では走行車体2の右側方側)に向かって傾斜する曲面状に、形成されている。前方側(及び後方側)から視て、延設曲面28Bは、左サイド曲面26Bと同一の曲率半径R2を有する円弧状に形成されている。延設曲面28Bでは、基準位置Y2に位置する上方端が、キャブ7Bの幅方向についての外側端となる。前述のように左サイド曲面26B及び延設曲面28Bが形成されるため、左サイドパネル16Bの外表面のキャブ7Bの幅方向についての外側端は、基準位置Y2に位置している。
前述のように本実施形態では、キャブ7Bの上方側の部位では、右サイドパネル15Bの外表面に右サイド曲面25Bが延設され、右サイド曲面25Bは、上方側に向かうにつれてキャブ7Bの幅方向について内側に向かって傾斜する曲面状に形成されている。このため、本実施形態では、走行車体2の幅方向についてブーム5に取付けられるコード・リール等の装着物8から右サイドパネル15Bまでの離間距離は、大きくなる。これにより、走行車体2の幅方向についてキャブ7Bが振動しても、ブーム5への装着物8とのキャブ7Bの干渉が、有効に防止される。
また、本実施形態でも、基準位置Y2より上方側では、キャブ7Bの幅方向についての中央面X2を対称面として、右サイド曲面25B及び左サイド曲面26Bが互いに対して左右対称となる。このため、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13が左右対称な形状であっても、容易に右サイドパネル15Bと左サイドパネル16Bとの間が継合わされる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図6及び図7(a)〜(e)を参照して説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態の構成を以下の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態では、第1の実施形態の右ドア型のキャブ7Aの代わりに両ドア型のキャブ7Cが用いられる。図6は、両ドア型のキャブ7Cが用いられるクレーン1の一例を示している。図6に示すクレーン1では、キャブ7Cが位置A1と位置A2との間で走行車体2に対して移動可能である。クレーン1を走行させている走行時にはキャブ7Cは、位置A1に位置している。一方、ブーム5を起伏する等して作業を行っている作業時にはキャブ7Cは位置A2に位置している。振り出し機構30を駆動することにより、キャブ7Cは、位置A1と位置A2との間で移動する。
走行時の位置A1では、キャブ7Cは、旋回体3及びブーム5に対して走行車体2の後方側(図6の矢印P´2側)に、位置している。この際、キャブ7Cの前方側(図6の矢印P1側)が、走行車体2の左側方側(図6の矢印W´2側)と一致し、キャブ7Cの後方側(図6の矢印P2側)が、走行車体2の右側方側(図6の矢印W´1側)と一致する。そして、キャブ7Cの右側方側(図6の矢印W1側)が、走行車体2の前方側(図6の矢印P´1側)と一致し、キャブ7Cの左側方側(図6の矢印W2側)が走行車体の後方側と一致する。また、作業時の位置A2では、キャブ7Cは、旋回体3及びブーム5に対して走行車体2の右側方側に位置している。この際、キャブ7Cの前方側が走行車体2の前方側と一致し、キャブ7Cの後方側が走行車体2の後方側と一致する。そして、キャブ7Cの右側方側が走行車体2の右側方側と一致し、キャブ7Cの左側方側が走行車体の左側方側と一致する。
また、キャブ7Cは、参照文献1(特開2012−197177号公報)と同様にして、走行車体(2)に対して移動してもよい。この場合、走行時の位置及び作業時の位置のいずれにおいても、旋回体(3)及びブーム(5)に対して走行車体(2)の左側方側に位置する。ただし、走行時の位置では、作業時の位置に比べて、走行車体(2)の後方側にキャブ(7C)が位置する。この場合、走行時の位置では、キャブ(7C)の前方側が走行車体(2)の後方側と一致し、キャブ(7C)の後方側が走行車体(2)の前方側と一致する。そして、走行時の位置では、キャブ(7C)の右側方側が走行車体(2)の左側方側と一致し、キャブ(7C)の左側方側が走行車体(2)の右側方側と一致する。一方、作業時の位置では、キャブ(7C)の前方側が走行車体(2)の前方側と一致し、キャブ(7C)の後方側が走行車体(2)の後方側と一致する。そして、作業時の位置では、キャブ(7C)の右側方側が走行車体(2)の右側方側と一致し、キャブ(7C)の左側方側が走行車体(2)の左側方側と一致する。
図7は、キャブ7Cの構成を示す図である。図7において、(a)は上方側(矢印V1側)から視た図、(b)は後方側(矢印P2側)から視た図、(c)は右側方側(矢印W1側)から視た図、(d)は前方側(矢印P1側)から視た図、(e)は左側方側(矢印W2側)から視た図である。図7(a)〜(e)に示すように、キャブ7Cは、フロントパネル11、リアパネル12、ルーフパネル13、右サイドパネル15C及び左サイドパネル16Cのそれぞれをプレス型で形成し、これらを組立てることにより、形成される。本実施形態のキャブ7Cでは、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13は、第1の実施形態のキャブ7A及び第2の実施形態のキャブ7Bで用いられるものと同様のものであり、第1の実施形態のキャブ7A及び第2の実施形態のキャブ7Bと共用される。このため、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13は、キャブ7Bの幅方向(矢印W1及び矢印W2の方向)についての中央面X3を対称面として、左右対称な形状に形成される。
本実施形態では、右サイドパネル15Cにドア21aが取付けられ、左サイドパネル16Cにドア21bが取付けられる。すなわち、両方のサイドパネル15C,16Cのそれぞれに、ドア(21a;21b)が設けられている。
本実施形態でも、右サイドパネル15Cの外表面には、基準位置Y3から上方側へ向かって右サイド曲面25Cが延設され、左サイドパネル16Cの外表面には、基準位置Y3から上方側へ向かって左サイド曲面26Cが延設されている。右サイド曲面25Cは、上方側に向かうにつれてキャブ7Cの幅方向について内側(作業時の位置A2では走行車体2の左側方側)に向かって傾斜する曲面状に形成され、左サイド曲面26Cは、上方側に向かうにつれてキャブ7Cの幅方向について内側(作業時の位置A2では走行車体2の右側方側)に向かって傾斜する曲面状に形成されている。右サイド曲面25C及び左サイド曲面26Cのそれぞれでは、基準位置Y3が、下方端及びキャブ7Cの幅方向についての外側端となる。キャブ7Cの前方側(及び後方側)から視て、右サイド曲面25C及び左サイド曲面26Cは、互いに対して同一の曲率半径R3を有する円弧状に形成される。前述のような構成であるため、基準位置Y3より上方側では、キャブ7Cの幅方向についての中央面X3を対称面として、右サイド曲面25C及び左サイド曲面26Cが互いに対して左右対称となる。
また、本実施形態でも、基準位置Y3は、キャブ7Cの鉛直方向についての高さに対して4分の1以上2分の1以下の範囲に位置する。このため、右サイドパネル15Cの外表面では、少なくとも上方側の半分の範囲に渡って右サイド曲面25Cが延設され、左サイドパネル16Cの外表面では、少なくとも上方側の半分の範囲に渡って左サイド曲面26Cが延設される。
本実施形態では、右サイドパネル15Cの外表面に、基準位置Y3から下方側に向かって右延設曲面27Cが延設され、左サイドパネル16Cの外表面に、基準位置Y3から下方側に向かって左延設曲面28Cが延設されている。右延設曲面27Cは、基準位置Y3に上方端が位置し、基準位置Y3で右サイド曲面25Cの下方端と連続している。また、左延設曲面28Cは、基準位置Y3に上方端が位置し、基準位置Y3で左サイド曲面26Cの下方端と連続している。延設曲面27C,28Cのそれぞれは、下方側に向かうにつれてキャブ7Cの幅方向について内側に向かって傾斜する曲面状に、形成されている。キャブ7C前方側(及び後方側)から視て、延設曲面27C,28Cのそれぞれは、サイド曲面25C,26Cと同一の曲率半径R3を有する円弧状に形成されている。右延設曲面27Cでは、基準位置Y3に位置する上方端が、キャブ7Cの幅方向についての外側端となり、左延設曲面28Cでは、基準位置Y3に位置する上方端が、キャブ7Cの幅方向についての外側端となる。前述のように右サイド曲面25C及び右延設曲面27Cが形成されるため、右サイドパネル15Cの外表面のキャブ7Cの幅方向についての外側端は、基準位置Y3に位置している。また、前述のように左サイド曲面26C及び左延設曲面28Cが形成されるため、左サイドパネル16Cの外表面のキャブ7Cの幅方向についての外側端は、基準位置Y3に位置している。
前述のように本実施形態では、キャブ7Cの上方側の部位では、左サイドパネル16Cの外表面に左サイド曲面26Cが延設され、左サイド曲面26Cは、上方側に向かうにつれてキャブ7Cの幅方向について内側に向かって傾斜する曲面状に形成されている。このため、本実施形態では、作業時の位置A2において、走行車体2の幅方向についてブーム5に取付けられるコード・リール等の装着物8から左サイドパネル16Cまでの離間距離は、大きくなる。これにより、走行車体2の幅方向についてキャブ7Bが振動しても、ブーム5への装着物8とのキャブ7Cの干渉が、有効に防止される。
また、本実施形態でも、基準位置Y3より上方側では、キャブ7Cの幅方向についての中央面X3を対称面として、右サイド曲面25C及び左サイド曲面26Cが互いに対して左右対称となる。このため、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13が左右対称な形状であっても、容易に右サイドパネル15Cと左サイドパネル16Cとの間が継合わされる。
(前述の実施形態の共通事項)
前述の実施形態では、キャブ7Aの幅方向(矢印W1及び矢印W2の方向)についての中央面X1を対称面として、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13は、左右対称な形状に形成される。このため、第1の実施形態の右ドア型のキャブ7A、第2の実施形態の左ドア型のキャブ7B、及び、第3の実施形態の両ドア型のキャブ7Cにおいて、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13が共用される。このため、キャブ(7A〜7C)の種類が異なっても、フロントパネル11、リアパネル12及びルーフパネル13のそれぞれは、同一のプレス型を用いて形成される。これにより、キャブ(7A〜7C)の製造におけるコスト及び手間が低減される。
前述の実施形態等では、建設機械(1)のキャブ(7A;7B;7C)は、外表面が右側方側(W1)を向く右サイドパネル(15A;15B;15C)と、外表面が左側方側(W2)を向く左サイドパネル(16A;16B;16C)と、外表面が前方側(P1)を向くフロントパネル(11)と、外表面が上方側(V1)を向くルーフパネル(13)と、外表面が後方側(P2)を向くリアパネル(12)と、を備える。フロントパネル(11)、ルーフパネル(13)及びリアパネル(12)は、右サイドパネル(15A;15B;15C)と左サイドパネル(16A;16B;16C)との間を継合わせるとともに、左右対称な形状に形成される。
以上、本発明の実施形態等について説明したが、本発明は前述の実施形態等に限るものではなく、発明の趣旨を逸脱することなく種々の変形ができることは、もちろんである。
1…クレーン、7A〜7C…キャブ、11…フロントパネル、12…リアパネル、13…ルーフパネル、15A〜15C…右サイドパネル、16A〜16C…左サイドパネル。

Claims (2)

  1. 外表面が右側方側を向く右サイドパネルと、
    外表面が左側方側を向く左サイドパネルと、
    外表面が前方側を向くとともに、前記右サイドパネルと前記左サイドパネルとの間を継合わせ、左右対称な形状に形成されるフロントパネルと、
    外表面が上方側を向くとともに、前記右サイドパネルと前記左サイドパネルとの間を継合わせ、左右対称な形状に形成されるルーフパネルと、
    外表面が後方側を向くとともに、前記右サイドパネルと前記左サイドパネルとの間を継合わせ、左右対称な形状に形成されるリアパネルと、
    を具備する建設機械のキャブ。
  2. 前記右サイドパネルは、前記右サイドパネルの前記外表面において少なくとも前記上方側の半分の範囲に渡って延設され、前記上方側に向かうにつれて内側に向って傾斜する曲面状に形成される右サイド曲面を備え、
    前記左サイドパネルは、前記左サイドパネルの前記外表面において少なくとも前記上方側の半分の範囲に渡って延設され、前記上方側に向かうにつれて内側に向かって前記右サイド曲面と同一の曲率半径で傾斜する曲面状に形成される左サイド曲面を備える、
    請求項1の建設機械のキャブ。
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