JP2017064204A - 巻き爪予防具 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻き爪に拠る痛みや炎症を、巻いた爪自体ではなく、足親指のくびれ部の作用に着目し、体重が移動した際に足親指の先端部の荷重が加わらず、足親指の裏面全体で荷重を受け止められるようにする。【解決手段】足親指の付け根に生ずるくびれ部3にあてがわれる高さ調整が可能なパッド部Aと、該パッド部Aがその一部に装着されており、前記くびれ部3にあてがわれた前記パッド部Aの位置を保持するための保持具であるテープBとから成り、身体の前方向への移動でも足親指の裏面全体で体重を受け止める。【選択図】図1

Description

本発明は、巻き爪を防ぎ、また、巻き爪による痛みや症状の悪化を防ぐための巻き爪予防具に関するものである。
巻き爪の対処法として、巻いた爪の部分を切除する外科的な手術に拠る治療法や、巻いた爪にフックやワイヤ等からなる矯正具を装着する方法がある。しかしながら、外科的な手術に拠る治療法では術後の活動が著しく制限されるほか、再び巻いた状態で爪が再生されるため、繰り返し手術を行わねばならないという問題があり、また、フックやワイヤ等からなる矯正具を装着する方法では矯正具自体の高さや幅が影響し、圧迫感から靴を履いて通常どおり歩行することが難しく、それを無理に行うと却って痛みが増すうえ、症状を悪化させてしまうといった問題点があった。
そこで昨今では、巻き爪とこれが接触する皮膚との間にパッドをあてがうようにした特許文献1に記載の巻き爪パッドや、同じ部位に伸縮性のあるガーゼをあてがうようにした特許文献2に記載の巻き爪用絆創膏などが開発されているが、足先の蒸れによって湿度が加わることでパッドやガーゼの復元力が減じ、暫くすると痛みが戻ってしまうという懸念があった。
また、巻き爪の視点を巻いた爪自体から外し、歩行の際やバランスを取る際の体重移動に着目し、強い弾力性を備えたテープ1の一端を足の先端部Y1に貼り付け、第一関節が軽く屈曲した状態でテープ1の他端を母趾の先底部X1に貼り付けることで、歩行やバランスを取る際に指が反り上がらないようにして巻き爪を防止するようにした特許文献3に記載の巻き爪矯正テープがある。
この先行技術は、巻き爪の視点を歩行やバランスを取る際の体重移動に着眼した点で評価できるが、如何に弾力性の強いテープを用いても長時間の使用により復元力が低下し、母趾をそり上げる効果が減じてしまうといった問題点があった。また、テープの貼り付け位置が足の先端と母趾の先端の共に底部という最も体重が掛かる部分であるため、使用によりテープが捲れてしまう虞があるほか、足先の蒸れによってテープの接着能力が減じ、テープが外れてしまう虞もあった。
特開2012−125527号公報 特開2013−81723号公報 特開2005−73977号公報
本発明は、巻き爪の視点を歩行やバランスを取る際の体重移動に置き、更に、巻き爪を防止する方法として、足親指の先端部ではなく、その付け根に位置するくびれ部に着目し、足親指の裏面全体で荷重を受けるようにして足親指の先端部にだけ荷重が掛からないようにすることで、巻いた爪と皮膚との接触を軽減することができるようにし、しかも、誰もが手軽に巻き爪を手当てし予防することができる巻き爪予防具を提供することを課題とする。
本発明は、如上の課題を解決するため、足親指の付け根に生ずるくびれ部にあてがわれる高さ調整が可能なパッド部と、該パッド部がその一部に装着されており、前記くびれ部にあてがわれた前記パッド部の位置を保持するための保持具とからなる巻き爪予防具の構成を採用する(請求項1)。
また本発明は、請求項1に記載の発明であって、前記保持具は裏面の両端に接着部が設けられているテープであり、前記パッド部は前記テープの裏面中央部に接着により装着されている巻き爪予防具の構成を採用する(請求項2)。
更に本発明では、請求項1に記載の発明であって、前記保持具は内面の開口部近傍にポケットが設けられているキャップであり、前記パッド部は前記ポケットへの収納により装着されている巻き爪予防具の構成を採用する(請求項3)。
巻いた爪の部分を切除する外科的な手術に拠る治療法や、巻いた爪にフックやワイヤ等からなる矯正具を装着する方法では、施術直後から通常の歩行を行うことは到底困難であるが、本発明の巻き爪予防具では、これを取り付けるだけでその直後から通常の歩行が可能となり、しかも、パッド部の高さ調整が可能なため子供から大人の足まで巻き爪の予防や改善に資することができるという利点がある。また、上で述べた手術や矯正具の装着は病院や専門の施設に出向いて行わねばならず、その都に時間やコストが掛かるが、本発明の巻き爪予防具は誰でも自身で手軽に手当てできるため、時間やコストが大幅に節約できる。加えて、ポケットを設けたタイプの本発明の巻き爪予防具ではパッド部の脱着が可能であり、汚れたら取り出して洗濯することで、同じパッド部を繰り返し使用できるため、より経済的という利点もある。
図1は巻き爪予防具の実施例を示す説明図である。(実施例1) 図2は図1の実施例の使用状態を示す足の側面図である。 図3は巻き爪予防具の別の実施例を示す説明図である。(実施例2) 図4は図3の実施例の使用状態を示す足の側面図である。 図5は前方向に体重が移動した状態を示す足の斜視図である。 図6は足親指の付け根に生ずるくびれ部を示す足の側面図である。
巻き爪は殆どが足親指で発症するため、以下の実施例では専ら足親指への利用に特化して説明しているが、足親指以外で起きた巻き爪にも利用できることは勿論である。
図1は本発明に係る巻き爪予防具の一実施例を示す説明図、図2は図1の実施例の使用状態を示す足の側面図、図3は本発明に係る巻き爪予防具の別の実施例を示す説明図、図4は図3の実施例の使用状態を示す足の側面図、図5は前方向に体重が移動した状態を示す足の斜視図、図6は足親指の付け根に生ずるくびれ部を示す足の側面図であり、1は巻き爪予防具、2は足親指の先端部、3はくびれ部、4は足裏全体、Aはパッド部、a1はパッド部の一部、Bはテープ、b1及びb2はテープ両端の接着部、Cはパッド部、Dはキャップ、dはキャップに設けられたポケットである。
人間は真っ直ぐに立っている場合は足裏全体で体重を支えているが、図5の(1)に示すとおり、僅かでも前方向に体重が移動すると、足指とりわけ足親指で身体のバランスを保とうとする現象が生じ、とりわけ足親指の先端部2に強い負荷が掛かることになる。その結果、巻いた爪と皮膚との接触により強い圧力が加わるため、痛みが一層強くなり、炎症が生じている場合は更にそれを悪化させてしまうことになる。
また、女性の場合は踵の高いハイヒールを履くことが多いが、その場合は図5の(2)に示すとおり、常に足親指の先端部2に強い荷重が掛かるようになるため、巻いた爪と皮膚との接触は更に強い圧力が加わり続けることになる。しかも、ハイヒールは概ね先端部が細い形状となっており、ハイヒールの内壁が巻き爪を強く押圧するため、より強い痛みが加わり易く、炎症も悪化し易くなる。
人間の足を側面から見ると通常、図6に示すとおり、足親指の付け根にくびれ部3が生じているが、前方向に体重を移動することで図5に示すように、足親指の先端部2に強い負荷が掛かることになる。つまり、巻き爪に拠る痛みや炎症を予防し改善するためには、前方向に体重が移動した場合でも、足親指の先端部2にだけ強い荷重が加わらないようにすることが、極めて重要であることを示している。
そこで、出願人はこの点に着目し、体重を前方向に移動した場合でも足親指の先端部2だけに強い負荷が掛からず、足親指の裏面全体で荷重を受け止められるようにすることで巻き爪に拠る痛みや炎症を予防し改善できると考え、この技術思想のもと開発したのが、以下の実施例に係る巻き爪予防具である。
本発明に係る巻き爪予防具の一実施例は、図1に示すとおり、足親指の付け根に生ずるくびれ部3にあてがわれる高さ調整が可能なパッド部Aと、該パッド部Aがその一部に装着されており、前記くびれ部3にあてがわれた前記パッド部Aの位置を保持するための保持具とからなる巻き爪予防具であり、保持具としてテープBを用い、該テープBの裏面両端に接着部b1及びb2を設け、その一部への前記パッド部Aの装着は、前記テープBの裏面中央部への前記パッド部Aの一部a1の接着により行う構成とした。
パッド部Aは図示したように、長尺のパッドから成るが、これを図6に示されるくびれ部3にあてがった際に、足親指の裏面全体と足裏全体4とが面一状となるよう、これを折り畳みや折り曲げるなどして高さを調整する。つまり、パッド部Aを折り畳み又は折り曲げるなどして高さ調整し、足親指の裏面と足裏全体4とが面一状となるよう、くびれ部3の空間を埋めるのである。
かくして、足親指の裏面全体と足裏全体4が面一状となるようパッド部Aが高さ調整されたら、この高さ調整されたパッド部Aをくびれ部3にあてがい、テープBの遊離部を足親指に巻き付け、その両端に設けられた接着部でそれぞれ接着し固定する。このようにして固定された実施例1の巻き爪予防具は、図2に示すように、高さ調整されたパッドAがくびれ部3にあてがわれ、くびれ部3の空間が埋められたことで、足親指の裏面全体と足裏全体4とが面一状となっている。
そのため、歩行等により身体を前方向に体重移動した際に、足親指の先端部2にだけ荷重が加わることなく、足親指の裏面全体で荷重を受け止めることができるため、巻いた爪と皮膚とが強い圧力で接触する事態を回避でき、巻き爪に拠る痛みや炎症を予防し改善することができる。
本発明に係る巻き爪予防具の別の実施例は、図3に示すとおり、足親指の付け根に生ずるくびれ部3にあてがわれる高さ調整が可能なパッド部Cと、該パッド部Cがその一部に装着されており、前記くびれ部3にあてがわれた前記パッド部Cの位置を保持するための保持具とからなる巻き爪予防具であり、保持具としてキャップDを用い、該キャップD内面の開口部近傍にはポケットdが設けられており、その一部への前記パッド部Cの装着は、前記ポケットdへの前記パッド部Cの収納により行う構成とした。
パッド部Cは実施例1で用いたと同様、折り畳みや折り曲げるなどして高さ調整が可能な長尺のパッドの採用を予定しているが、その装着がキャップDの内面の開口部近傍に設けられたポケットdへの収納に拠るため、予め高さの異なるパッドを数種類用意して使い分けることで高さ調整しても良い。つまり、実施例1と同様に長尺のパッドの場合は、これを折り畳みや折り曲げにより、足親指の裏面と足裏全体4とが面一状となるよう高さを調整し、若しくは、数種類用意された高さの異なるパッドの中から自分の足親指のくびれ部3に適した高さのパッドを用い、それをポケットdに収納することで、くびれ部3の空間を埋めることになる。
かくして、足親指の裏面全体と足裏全体4が面一状となるようパッド部Cの高さが調整され、若しくは、高さが適したパッドが選択されたら、それをポケットdに収納し、そのポケットdが足親指のくびれ部3にあてがわれる位置でキャップDを足親指に嵌め込んで固定することになる。キャップDは足親指への固定が確実に行えるよう、伸縮性を有する素材であることが望ましい。このようにして固定された実施例2の巻き爪予防具は、図4に示すとおり、ポケットdに収納されている高さ調整されたパッド部Cがくびれ部3にあてがわれたことで、足親指の裏面全体と足裏全体4とが面一状となっている。
そのため、この実施例に拠っても、歩行等により身体を前方向に体重移動した際でも、足親指の先端部2にだけ荷重が加わることなく、足親指の裏面全体で荷重を受け止めることができるため、巻いた爪と皮膚とが強い圧力で接触する事態を回避でき、巻き爪に拠る痛みや炎症を予防し改善することができるのである。
なお、パッド部A及びパッド部Cについては、皮膚の保護の観点や伸縮性及び通気性の観点からコットンやアンダーラップなどの採用が望ましいが、同様の機能を有する素材であればこれらに限定されない。
本発明に係る巻き爪予防具は、足指とりわけ足親指に発症した巻き爪を予防し改善するものであるから、医療の分野で利用できることはもとよりであるが、患者自身による手当も可能であるため、常備可能な巻き爪予防具として日常的にも、またスポーツの分野でも利用することが可能である。
1 巻き爪予防具
2 足親指の先端部
3 足親指のくびれ部
4 足裏全体
A パッド部
B テープ
C パッド部
D キャップ
a1 パッド部Aの一部
b1、b2 テープBの接着部
d ポケット

Claims (3)

  1. 足親指の付け根に生ずるくびれ部にあてがわれる高さ調整が可能なパッド部と、該パッド部がその一部に装着されており、前記くびれ部にあてがわれた前記パッド部の位置を保持するための保持具とからなることを特徴とする巻き爪予防具。
  2. 前記保持具は裏面の両端に接着部が設けられているテープであり、前記パッド部は前記テープの裏面中央部に接着により装着されていることを特徴とする請求項1記載の巻き爪予防具。
  3. 前記保持具は内面の開口部近傍にポケットが設けられているキャップであり、前記パッド部は前記ポケットへの収納により装着されていることを特徴とする請求項1記載の巻き爪予防具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102335643B1 (ko) * 2021-07-07 2021-12-06 홍태경 발톱 관리용 테이프
JP2022519973A (ja) * 2018-11-22 2022-03-28 該▲是▼ 金 足趾保護装置

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