JP2017063995A - 眼科装置 - Google Patents

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弘幸 青木
Hiroyuki Aoki
弘幸 青木
金田 直樹
Naoki Kaneda
直樹 金田
朋子 内藤
Tomoko Naito
朋子 内藤
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Abstract

【課題】IOLが移植された眼に対するアライメントを円滑に行える眼科装置を提供する。
【解決手段】実施形態の眼科装置は、検査部と、移動機構と、投影系と、受光系と、プロセッサとを備える。検査部は、被検眼のデータを光学的に取得する。移動機構は、検査部を移動する。投影系は、被検眼に光束を投影する。受光系は、この光束の被検眼からの反射光束を撮像素子に導く。プロセッサは、撮像素子により得られた反射光束の像を解析することによりこの像の形状を表す形状値を算出し、この形状値に基づいて移動機構の制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は眼科装置に関する。
眼科分野においては様々な装置を用いて様々な検査が行われる。たとえば、眼科撮影装置を用いて被検眼の画像が取得され、眼科測定装置を用いて被検眼の特性が測定される。眼科撮影装置としては、光コヒーレンストモグラフィ装置(OCT装置)、眼底カメラ、スリットランプ顕微鏡、走査型レーザ検眼鏡(SLO)、手術用顕微鏡などがある。眼科測定装置としては、自覚検眼装置(視標呈示装置、レフラクターヘッド(フォロプタ))、視機能検査装置、レフラクトメータ、ケラトメータ、眼圧計、視野計などがある。なお、眼科測定装置にも撮影機能が設けられているのが通常である。
多くの眼科装置では、被検眼に対する位置合わせ(アライメント)の後に検査が行われる。アライメントは、被検眼に対する光学系の相対位置を示す指標(アライメント指標)を参照して行われる。典型的なアライメント指標として、角膜に投影された光束の反射像がある。
アライメントを困難にする要因の一つに眼内レンズ(IOL)がある。IOLが移植された眼(IOL眼)にアライメント光束を投影すると、角膜での反射像(正規輝点像)に加え、IOLでの反射像(ゴースト輝点像)も検出される。これら輝点像を識別してアライメントを行う様々な手法が提案されている。
特開2014−23804号公報 特開2014−23805号公報 特開2014−209993号公報 特開2015−85081号公報
IOL眼に対する従来のアライメント技術は、正規輝点像とゴースト輝点像とが分離されていることを前提としている。しかし、実際の被検眼では、IOLと角膜との偏心(IOLの軸と角膜頂点との変位)は比較的小さい場合が一般的であり、正規輝点像とゴースト輝点像とが部分的に重なっているケースが多い。このような場合、従来の技術では、アライメントを正確に行えないことがあった。
本発明の目的は、IOL眼に対するアライメントを正確に行える眼科装置を提供することにある。
実施形態の眼科装置は、検査部と、移動機構と、投影系と、受光系と、プロセッサとを備える。検査部は、被検眼のデータを光学的に取得する。移動機構は、検査部を移動する。投影系は、被検眼に光束を投影する。受光系は、この光束の被検眼からの反射光束を撮像素子に導く。プロセッサは、撮像素子により得られた反射光束の像を解析することによりこの像の形状を表す形状値を算出し、この形状値に基づいて移動機構の制御を行う。
本発明に係る眼科装置によれば、IOL眼に対するアライメントを正確に行うことが可能である。
実施形態に係る眼科装置の構成の一例を表す概略図である。 実施形態に係る眼科装置の動作を説明するための概略図である。 実施形態に係る眼科装置の動作を説明するための概略図である。 実施形態に係る眼科装置の動作を説明するための概略図である。 実施形態に係る眼科装置の使用形態の例を表すフローチャートである。
本発明に係る眼科装置の幾つかの実施形態を説明する。実施形態の眼科装置は、任意の眼科撮影装置、任意の眼科測定装置又は任意の複合機であってよい。眼科撮影装置の例として、OCT装置、眼底カメラ、スリットランプ顕微鏡、SLO、手術用顕微鏡などがある。眼科測定装置としては、自覚検眼装置(視標呈示装置、レフラクターヘッド(フォロプタ))、視機能検査装置、レフラクトメータ、ケラトメータ、眼圧計、視野計などがある。
[構成]
実施形態に係る眼科装置の構成の一例を図1に示す。眼科装置1は、被検眼Eの検査を行う機能、つまり被検眼Eを撮影する機能及び/又は被検眼Eの特性を測定する機能を備える。眼科装置1は、プロセッサ10と、光学ユニット20と、移動機構70と、ユーザインターフェイス(UI)80とを含む。光学ユニット20には、検査部30と、観察系40と、投影系60とが設けられている。
(プロセッサ10)
プロセッサ10は、各種の情報処理を実行する。本明細書において「プロセッサ」は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、プログラマブル論理デバイス(たとえば、SPLD(Simple Programmable Logic Device)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array))等の回路を意味する。
プロセッサ10は、たとえば、記憶回路や記憶装置に格納されているプログラムを読み出し実行することで、実施形態に係る機能を実現する。記憶回路や記憶装置の少なくとも一部がプロセッサ10に含まれていてよい。また、記憶回路や記憶装置の少なくとも一部がプロセッサ10の外部に設けられていてよい。プロセッサ10により実行可能な処理については後述する。プロセッサ10は、制御部11、記憶部12、及びデータ処理部13を含む。
(制御部11)
制御部11は、眼科装置1の各部の制御を実行する。制御部11により実行可能な制御については後述する。
(記憶部12)
記憶部12は、各種のデータを記憶する。記憶部12に記憶されるデータとしては、検査部30により取得されたデータ(撮影データ、測定データ等)や、被検者及び被検眼に関する情報などがある。記憶部12には、眼科装置1を動作させるための各種のコンピュータプログラムやデータが記憶されていてよい。
記憶部12には、後述の処理において使用・参照される各種のデータが記憶される。例えば、後述の既定範囲や既定閾値が予め記憶部12に格納される。記憶部12は、前述の記憶回路や記憶装置を含む。
(データ処理部13)
データ処理部13は各種のデータ処理を実行する。本実施形態では、各種の画像処理や演算処理が実行される。データ処理部13には、輝点像検出部131、像数判定部132、形状値算出部133、形状値判定部134、重心算出部135、注目画素特定部136、及び移動量算出部137が設けられている。これら各部の動作については後述する。
(光学ユニット20)
光学ユニット20には、被検眼Eの検査やその準備を行うための構成が格納されている。例えば、光学ユニット20には、被検眼Eの検査を行うための構成を備えた検査部30が設けられている。更に、光学ユニット20には、被検眼Eに対する光学ユニット20(それに格納された光学系)のアライメントを行うための構成を備えた観察系40及び投影系60が含まれている。なお、検査の準備を行うための構成は、アライメントを行うための構成には限定されない。例えば、光学系のフォーカシングを行うための構成や、OCT光学系(測定アーム及び/又は参照アーム)の光路長を変更するための構成などが設けられていてよい。
(検査部30)
検査部30は、被検眼Eを検査するための構成を含む。検査部30は、眼科装置1が提供する機能(撮影機能、測定機能等)に応じた構成を備える。たとえば、検査部30には、光源、光学素子(光学部材、光学デバイス)、アクチュエータ、機構、回路、光スキャナ、表示デバイス、受光素子、イメージセンサなどが設けられる。
検査部30の構成は従来の眼科装置のそれと同様であってよい。例えば眼科装置1が眼圧計としての機能を備える場合、検査部30は、圧縮空気を生成する機構と、生成された圧縮空気を被検眼Eの角膜に向けて吹き付けるためのノズルと、角膜に光を照射し、その戻り光を検出する光学系とを含む。プロセッサ10は、この光学系からの出力に基づく角膜の変形量と圧縮空気の圧力とに基づいて眼圧値を算出する。
検査部30は、検査に付随する機能を提供するための構成を備えていてよい。例えば、被検眼Eを固視させるための視標(固視標)を被検眼Eの眼底に投影するための固視光学系が設けられていてよい。
(観察系40)
観察系40は、被検眼Eを観察するための画像を取得する。観察系40は、被検眼Eの動画撮影及び静止画撮影を実行可能であってよい。観察系40は、従来と同様に、被検眼Eに照明光を照射する照明系と、撮像素子50(CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサなど)と、照明光の戻り光を撮像素子50に導く受光系とを含む。照明系は、赤外光(近赤外光)を発する照明光源を含む。本実施形態では、観察系40は、赤外光を用いて前眼部を動画撮影する。
(投影系60)
投影系60は、アライメントのための光束を被検眼Eに投影する。このアライメントは、被検眼Eの軸方向(Z方向、検査部30の光軸方向)におけるZアライメントと、Z方向に直交する2次元方向におけるXYアライメントとを含んでよい。投影系60は、XYアライメントを行うための構成(XYアライメント系)を少なくとも備え、Zアライメントを行うための構成(Zアライメント系)を含んでもよい。XYアライメント系及びZアライメント系は、例えば以下のように従来と同様の構成を備えていてよい。
XYアライメント系は、検査部30の光軸に直交する方向(左右方向(X方向)、上下方向(Y方向))のアライメントを行うための光束(赤外光)を被検眼Eに照射する。XYアライメント系は、例えば、検査部30の光路及び/又は観察系40の光路からビームスプリッタにより分岐された光路に設けられた赤外光源(XYアライメント光源)を含む。XYアライメント光源から出力された光束(XYアライメント光束)は、検査部30及び観察系40と同軸で被検眼Eに照射される。XYアライメント光束の角膜からの反射光束は、観察系40の撮像素子50に導かれる。
撮像素子50により得られる反射光束の像(輝点像)は、観察系40により得られる被検眼Eの前眼部の赤外動画像(前眼部観察像)に描出される。制御部11は、輝点像を含む前眼部観察像をユーザインターフェイス80の表示装置に表示させることができる。このとき、制御部11は、アライメントのずれの許容範囲を示す画像(アライメントマーク)などを前眼部観察像に重ねて表示させることができる。手動でXYアライメントを行う場合、ユーザは、アライメントマーク内に輝点像を誘導するように光学ユニット20の移動操作を行う。オートアライメントの場合、プロセッサ10は、アライメントマークに対する輝点像の変位を算出し、この変位をキャンセルするようにXY方向における光学ユニット20の移動制御を実行する。
Zアライメント系は、検査部30の光軸方向(前後方向、Z方向)におけるアライメントを行うための光束(Zアライメント光束)を被検眼Eの角膜に照射し、その反射光束を検出する。Zアライメント用の赤外光源(Zアライメント光源)から出力された光は、検査部30の光軸に対して傾斜した方向から角膜に照射される。Zアライメント光束の角膜による反射光束は、Zアライメント光束の入射方向に対向する方向に配置された結像レンズによりラインセンサに結像される。被検眼Eの位置が前後方向に変化すると、ラインセンサに対する光の投影位置が変化する。プロセッサ10は、ラインセンサに対する光の投影位置に基づいて被検眼Eの角膜頂点のZ方向における変位を求め、この変位をキャンセルするようにZ方向における光学ユニット20の移動制御を実行する。ラインセンサの基準位置(例えば中心位置)に対する光の投影位置の変位が所定の許容範囲内であるとき、Zアライメントが合致していると判定される。
(移動機構70)
移動機構70は、検査部30等が格納された光学ユニット20を移動する。移動機構70は、光学ユニット20を3次元的に移動可能である。移動機構70は、例えば、従来と同様に、光学ユニット20をX方向に移動させるための機構と、Y方向に移動させるための機構と、Z方向に移動させるための機構とを備えている。移動機構70は、プロセッサ10(制御部11)による制御を受けて動作する。
(ユーザインターフェイス80)
ユーザインターフェイス80は、情報の表示、情報の入力、操作指示の入力など、眼科装置1とそのユーザとの間で情報をやりとりするための機能を提供する。ユーザインターフェイス80は、出力機能と入力機能とを提供する。出力機能を提供するための構成の例として、フラットパネルディスプレイ等の表示装置や、音声出力装置や、印刷出力装置や、外部装置との通信インターフェイスや、記録媒体への書き込みを行うデータライタなどがある。入力機能を提供するための構成の例として、レバー、ボタン、キー、ポインティングデバイス、マイクロフォンなどがある。ユーザインターフェイス80は、たとえばタッチパネルディスプレイのような出力機能と入力機能とが一体化されたデバイスを含んでよい。また、ユーザインターフェイス80は、情報の入出力を行うためのグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を含んでよい。
(データ処理部13の詳細)
データ処理部13に設けられた各部の詳細を説明する。前述のように、データ処理部13には、輝点像検出部131、像数判定部132、形状値算出部133、形状値判定部134、重心算出部135、注目画素特定部136、及び移動量算出部137が設けられている。
データ処理部13についての説明の準備として、XYアライメント光束の被検眼Eからの戻り光の像(輝点像)について説明する。被検眼EがIOL眼である場合、生体組織である水晶体よりも反射率が高いため、正規の輝点像を形成するXYアライメント光束の角膜反射光に加え、IOL前面(角膜側の面)での反射光や、IOL後面(眼底側の面)での反射光が前眼部観察像に映り込んでしまう。
角膜反射光による正規の輝点像は、被検眼Eの角膜曲率半径の1/2の距離だけ角膜頂点から被検眼E内に変位した位置に形成され、アライメント状態が好適なときに、シャープな輝点像として前眼部観察像に描出される。
一方、IOL前面での反射光による像(IOL前面反射像)は、IOLよりも眼底側の位置に形成されるため、光学ユニット20を徐々に被検眼Eに近づけていくアライメント動作においては常にボケた暗い像として前眼部観察像に描出される。よって、IOL前面反射像がアライメントに及ぼす悪影響は小さい。
これに対し、IOL後面での反射光による像(IOL後面反射像)は、被検眼Eよりも手前側(光学ユニット20側)の位置に形成される。そのため、アライメントにおいて光学ユニット20を徐々に被検眼Eに近づけていく動作の或る段階で、明るくシャープな像として前眼部観察像に描出される。このとき、角膜反射光による正規の輝点像は、ボケた状態である。そのため、IOL後面反射像の明るさやシャープさが相対的に正規の輝点像のそれ以上になることがある。このように、IOL後面反射像がアライメントに及ぼす悪影響は大きい。
このような3つの反射像の態様を図2に示す。符号Gは、前眼部観察像(その1つのフレーム)を表す。前眼部観察像Gには、被検眼Eの前眼部が描出される。符号Epは、瞳孔に相当する画像領域(瞳孔領域)を示す。XYアライメントが大まかに合致している状態においては、正規の輝点像(角膜反射像)Bと、IOL前面反射像FBと、IOL後面反射像RBとが、フレームの中央又はその近傍に表れる。
前眼部観察像Gの下方には、前眼部観察像Gの1つの画素ライン(A−Aライン)における画素値(輝度値)の分布が示されている。なお、角膜反射像B、IOL前面反射像FB及びIOL後面反射像RB以外の画素の輝度値は省略する。符号Dは角膜反射像Bの輝度値を、符号FDはIOL前面反射像FBの輝度値を、符号RDはIOL後面反射像RBの輝度値を、それぞれ示す。符号Hは、後述の輝点像検出処理において参照される画像領域(参照領域)を示し、符号THは、同処理において用いられる閾値(輝度値のスライスレベル)を示す。
図2に示す状態においては、X、Y、Zのアライメント全てがほぼ合致した状態であり、角膜反射像Bが最も明るくかつシャープな像になっている。IOL後面反射像RBは多少ボケており、明るさは角膜反射像のそれよりも低い。IOL前面反射像FBは、大きくボケた暗い像である。
(輝点像検出部131)
輝点像検出部131は、観察系40により取得された前眼部観察像を解析して輝点像を検出する。前眼部観察像は赤外動画像であり、画素値として輝度値が用いられる輝度画像である。輝点像検出部131は、前眼部観察像の各フレームにおける輝度値の分布に基づいて、輝点像に相当する画像領域(画素)を特定する。この処理は、例えば、既定閾値より高い輝度値を有する画素を選択する処理を含む。
輝点像を検出する処理について図2を参照しつつ具体例を説明する。輝点像検出部131は、参照領域H内における輝度値の最大値(Max)と最小値(Min)とを求め、これらに基づき閾値THを設定する。閾値THは、例えば、演算式「TH=Min+(Max−Min)×0.9」によって算出される。輝点像検出部131は、輝度値が閾値THを超える画素を特定する。図2に示す状態では、角膜反射像Bを形成する画素群と、IOL後面反射像RBを形成する画素群とが検出される。
(像数判定部132)
像数判定部132は、輝点像検出部131により検出された輝点像の個数を求め、引き続き実行される処理を選択する。輝点像の個数を求める処理は、例えば、閾値THより高い輝度値を有する連結画像領域に対するラベリング処理を含む。図2に示す例では、輝点像の個数は2つであると判定される。
検出された輝点像の個数が1つである場合、像数判定部132は、輝点像検出部131による検出結果(輝点像に関するデータ)を形状値算出部133に送る。一方、検出された輝点像の個数が2以上である場合、像数判定部132は、輝点像に関するデータを重心算出部135に送る。
(形状値算出部133)
形状値算出部133は、検出された輝点像の個数が1つである場合、この輝点像を解析することにより、この輝点像の形状を表すパラメータの値(形状値)を算出する。形状値の算出は、例えば、輝点像の輪郭や、輪郭を近似する図形に基づいて行われる。
具体例として、形状値算出部133は、輝点像の短手方向の長さに対する長手方向の長さの比(アスペクト比)を算出する。図2に示すように輝度値の閾値THで前眼部観察像G(参照領域H)をスライスすると、各輝点像は元々の略円形ではなく、不規則な形状となることが多い。輝点像の態様の例を図3A及び図3Bに示す。
図3Aに示す例において、符号H1は、前眼部観察像G内の参照領域Hの例を示す。参照領域H1内には、1つの輝点像B1が描出されている。形状値算出部133は、例えば閾値処理やエッジ検出により輝点像B1の輪郭を特定し、特定された輪郭に外接する長方形C1を求める。更に、形状値算出部133は、輝点像B1の形状値として、長方形C1の短辺の長さa2に対する長辺の長さa1の比「a1/a2」を算出する。同様に、図3Bに示す例において、形状値算出部133は、参照領域H2内に描出された輝点像B1の形状値として、輝点像B2の輪郭に外接する長方形C2の短辺の長さb2に対する長辺の長さb1の比「b1/b2」を算出する。このようなアスペクト比に基づく判定処理が、次の形状値判定部134によって実行される。
角膜とIOLとの偏心が小さい場合、角膜反射像Bの輝度値DとIOL後面反射像RBの輝度値RDとの双方が閾値THより高くなり、かつ、角膜反射像BとIOL後面反射像RBとが結合して描出されることから、アスペクト比((長辺の長さ)/(短辺の長さ))の大きな輝点像が得られる。また、角膜とIOLとの偏心が大きい場合であっても、Zアライメントがずれている場合には、角膜反射像BとIOL後面反射像RBとの双方が大きくボケて結合し、同様にアスペクト比が大きな輝点像が得られる。
(形状値判定部134)
形状値判定部134は、形状値算出部133により算出された形状値が既定範囲に含まれるか否か判定する。既定範囲は予め決定されてプロセッサ10に記憶される。
アスペクト比が用いられる場合、既定範囲は例えば「2.0以下」に設定される。つまり、アスペクト比に関する既定閾値として「2.0」が設定される。形状値判定部134は、形状値算出部133により算出されたアスペクト比と既定閾値「2.0」とを比較する。図3Aに示すケースでは、アスペクト比「a1/a2」は、既定閾値「2.0」未満と判定される。一方、図3Bに示すケースでは、アスペクト比「b1/b2」は、既定閾値「2.0」を超えると判定される。
なお、上記の例では、アスペクト比は「(長辺の長さ)/(短辺の長さ)」と定義されているが、この逆数「(短辺の長さ)/(長辺の長さ)」としてアスペクト比を定義することもできる。この場合、既定範囲は例えば「0.5以上」に設定される。このようなアスペクト比の定義の相違は実質的なものではなく、一方の値が決定すれば他方の値も一意的に決定されるので、これら定義は等価である。アスペクト比以外の形状パラメータが適用される場合にも同様である。
(重心算出部135)
重心算出部135は、従来と同様の処理により、輝点像の重心位置を求める。本実施形態では、輝点像が2つ以上存在すると像数判定部132によって判定された場合に重心算出部135が動作する。或いは、輝点像が1つしか存在しないと像数判定部132によって判定された場合であって、更に、形状値が既定範囲に含まれると形状値判定部134によって判定された場合に、重心算出部135が動作する。
輝点像が2つ以上存在すると像数判定部132によって判定された場合、重心算出部135は、これら2以上の輝点像のサイズを比較する。サイズの比較は、例えば、各輝点像を形成する画素数をカウントする処理と、これら画素数を比較する処理とを含む。重心算出部135は、これら輝点像のうちサイズが最大の輝点像(注目像)を選択し、この注目像の重心位置を求める。
輝点像が1つしか存在しないと像数判定部132によって判定され、かつ、形状値が既定範囲に含まれると形状値判定部134によって判定された場合の例として、図3Aに示すケース(アスペクト比が既定閾値未満であるケース)がある。このような場合において、重心算出部135は、この単一の輝点像の重心位置を求める。
(注目画素特定部136)
例えば図3Bに示すケースのように、輝点像が1つしか存在しないと像数判定部132によって判定され、かつ、形状値が既定範囲に含まれないと形状値判定部134によって判定された場合、注目画素特定部136は、この単一の輝点像において輝度が最大の画素(注目画素)を特定する。この処理は、輝点像を形成する複数の画素の輝度値のヒストグラムを作成する処理や、これら画素の輝度値を比較する処理を含んでよい。
(移動量算出部137)
移動量算出部137は、重心算出部135により算出された重心位置に基づいて、又は、注目画素特定部136により特定された注目画素の位置に基づいて、XYアライメントにおける移動機構70の移動量を求める。この移動量は、例えば、移動機構70によるX方向への移動量(移動方向及び移動距離)と、Y方向への移動量(移動方向及び移動距離)とを含む。或いは、移動量算出部137により算出される移動量は、X方向の制御パラメータ値と、Y方向の制御パラメータ値とを含む。制御パラメータ値は、例えば、移動機構70のアクチュエータ(例:パルスモータ)に送信される制御信号に関するパラメータ値(例:パルス数)を含む。
本実施形態では、輝点像が2つ以上存在する場合、或いは、輝点像が1つ存在し、かつ、形状値が既定範囲に含まれる場合、移動量算出部137は、重心算出部135により算出された輝点像の重心位置に基づいて移動量を算出する。他方、輝点像が1つ存在し、かつ、形状値が既定範囲に含まれない場合、移動量算出部137は、注目画素特定部136により特定された輝点像の注目画素の位置に基づいて移動量を算出する。
移動量の算出は、例えば、所定の基準位置に対する重心位置(又は注目画素の位置)の変位を求める処理と、この変位がキャンセルされるように(つまり、この変位が打ち消されるように)移動量を設定する処理とを含む。この基準位置は、例えば、前眼部観察像のフレームの中心位置(観察系40の光軸位置)である。このフレーム中心位置は、例えば、図2に示す参照領域H(図3A及び図3Bに示す参照領域H1及びH2)の中心位置に相当する。
[使用形態]
眼科装置1の使用形態について説明する。眼科装置1により実行されるアライメント(XYアライメント)の態様の一例を図4に示す。
(S1:前眼部観察像の入力開始)
観察系40による被検眼Eの前眼部観察像の取得と、投影系60によるXYアライメント光束及びZアライメント光束の被検眼Eへの投影とが開始される。これらアライメント光束が投影されている被検眼Eについて取得された前眼部観察像は、プロセッサ10に入力される。このとき、前眼部観察像は、そのフレームレートに同期したタイミングでプロセッサ10にリアルタイムで入力される。
(S2:参照領域内の輝点像の検出)
輝点像検出部131は、前眼部観察像(フレーム)の参照領域H内における輝度値に基づき閾値THを設定し、参照領域H内の画素のうち輝度値が閾値THを超える画素を特定する。それにより、輝点像(反射像)を形成する画素群が検出される。
(S3:輝点像が検出されたか?)
ステップS2において輝点像が検出されなかった場合(S3:No)、処理はステップS4に移行する。一方、輝点像が検出された場合(S3:Yes)、処理はステップS5に移行する。
(S4:瞳孔中心に基づくアライメント)
ステップS3において「No」と判定された場合、被検眼Eの瞳孔中心(瞳孔重心)の位置に基づくアライメントが実行される。このアライメントの例として、プロセッサ10は、前眼部観察像を解析して瞳孔領域を特定し、この瞳孔領域の輪郭を近似する楕円を求め、この近似楕円の中心位置を求め、この中心位置とフレームの基準位置(フレーム中心、観察系40等の光軸位置)との変位を求め、この変位をキャンセルするように移動機構70を制御して光学ユニット20を移動させる。なお、このような瞳孔に基づくアライメントに代えて、他のオートアライメント又は手動アライメントを実行するようにしてもよい。ステップS4の完了後、処理はステップS2に戻る。
(S5:輝点像は1つか?)
ステップS3において「Yes」と判定された場合、像数判定部132は、ステップS2で検出された輝点像の個数の判定を行う。輝点像の個数が1つである場合(S5:Yes)、処理はステップS7に移行する。一方、輝点像の個数が2つ以上である場合(S5:No)、処理はステップS6に移行する。
(S6:最大輝点像の重心の算出)
ステップS5において「No」と判定された場合、重心算出部135は、2つ以上の輝点像のうちサイズが最大の輝点像(注目像)を選択し、この注目像の重心位置を求める。そして、処理はステップS11に移行する。
なお、注目像の重心に対応する画素の輝度値が既定閾値以上であるか判定し、この輝度値が既定閾値以上である場合にはこの重心位置を採用し、この輝度値が既定閾値未満である場合にはステップS2又はステップS4に移行するように構成することができる。
(S7:形状値の算出)
ステップS5において「Yes」と判定された場合、形状値算出部133は、この単一の輝点像を解析することにより、この輝点像の形状値(アスペクト比等)を算出する。
(S8:形状値は既定範囲内か?)
形状値判定部134は、ステップS7で算出された形状値が既定範囲内であるか判定する。形状値が既定範囲内である場合(S8:Yes)、処理はステップS10に移行する。一方、形状値が既定範囲外である場合(S8:No)、処理はステップS9に移行する。
(S9:輝点像中の最大輝度画素の特定)
ステップS8において「No」と判定された場合、注目画素特定部136は、この単一の輝点像において輝度が最大の画素(注目画素)を特定する。そして、処理はステップS11に移行する。
ここで、注目画素の輝度値が既定閾値以上であるか判定し、この輝度値が既定閾値以上である場合にはこの注目画素を採用し、この輝度値が既定閾値未満である場合にはステップS2又はステップS4に移行するように構成することができる。
(S10:輝点像の重心の算出)
ステップS8において「Yes」と判定された場合、重心算出部135は、単一の輝点像の重心位置を求める。
ここで、この重心位置に対応する画素の輝度値が既定閾値以上であるか判定し、この輝度値が既定閾値以上である場合にはこの重心位置を採用し、この輝度値が既定閾値未満である場合にはステップS2又はステップS4に移行するように構成することができる。
(S11:移動量の算出)
移動量算出部137は、ステップS6で算出された重心、ステップS9で特定された最大輝度画素、又はステップS10で算出された重心に基づいて、XYアライメントにおける移動機構70の移動量を求める。
(S12:XYアライメント完了?)
プロセッサ10(例えばデータ処理部13)は、ステップS11において算出された移動量が既定閾値以下であるか判定する。移動量が既定閾値以下である場合、XYアライメントは完了したと判定され(S12:Yes)、処理はステップS14に移行する。一方、移動量が既定閾値を超える場合、XYアライメントは未だ完了していないと判定され(S12:No)、処理はステップS13に移行する。
なお、ステップS12における「No」判定が所定回数繰り返された場合、或いは、所定時間経過しても「Yes」判定が得られない場合、他のオートアライメント(瞳孔に基づくアライメント等)や手動アライメントに移行するようにしてよい。
(S13:光学ユニットの移動)
ステップS12において「No」と判定された場合、制御部11は、ステップS11で算出された移動量に基づき移動機構70を制御することにより光学ユニット20を移動させる。処理はステップS2に戻る。以上の一連の処理は、ステップS12で「Yes」と判定されるまで反復される。或いは、この一連の処理は、所定回数又は所定時間にわたり反復される。
(S14:Zアライメント)
ステップS12で「Yes」と判定されると、つまりXYアライメントが完了したと判定されると、処理はステップS14に移行する。Zアライメントは、前述したように、従来と同じ要領で実行される。なお、Zアライメントが行われている間、上記のXYアライメント(又は他の態様のXYアライメント)を並行して実行することが可能である。
XYアライメント及びZアライメントの双方が合致していると判定されると、アライメントは終了となる。そして、フォーカシング等の更なる準備動作を必要に応じて実行した後、検査部30を用いた被検眼Eの検査が実行される。
(使用形態の他の例)
上記の使用形態では、2つ以上の輝点像が検出された場合(S5:No)、これら輝点像のうちサイズが最大の像である注目像の重心を特定し(S6)、特定された重心の位置に基づいて光学ユニット20の移動制御を行っている(S11〜S13)。しかし、2つ以上の輝点像が検出された場合における処理はこれには限定されない。例えば、2つ以上の輝点像が検出された場合、データ処理部13は、これら輝点像のうちからサイズが最大の像である注目像を特定し、特定された注目像について形状値(アスペクト比等)を算出するよう構成されてよい。つまり、検出された輝点像の個数に関わらず、形状値を判定材料としてXYアライメントを実行するよう構成されてよい。
[作用・効果]
実施形態に係る眼科装置の作用及び効果について説明する。
実施形態の眼科装置は、検査部(30)と、移動機構(70)と、投影系(60)と、受光系(観察系40)と、プロセッサ(10)とを備える。検査部は、被検眼のデータを光学的に取得するための検査を実行する。移動機構は、少なくとも検査部を移動する。投影系は、アライメントのための光束を被検眼に投影する。特に、投影系は、XYアライメントのための光束を被検眼に投影する。受光系は、投影系が投影した光束の被検眼からの反射光束を撮像素子(50)に導く。撮像素子は、眼科装置(受光系)に含まれてもよいし、眼科装置(受光系)の外部に設けられてもよい。プロセッサは、撮像素子により得られた反射光束の像(輝点像、反射像)を解析することにより、この像の形状を表す形状値を算出する。更に、プロセッサは、算出された形状値に基づいて移動機構の制御を行うことによりXYアライメントを実行する。
実施形態において、形状値が既定範囲に含まれない場合、プロセッサは、輝点像において輝度が最大の画素である注目画素を特定し、注目画素の位置に基づき移動機構を制御してXYアライメントを実行するよう構成されてよい。形状値は、輝点像の短手方向の長さに対する長手方向の長さの比(アスペクト比)を含んでいてよい。そして、アスペクト比が既定閾値を超える場合、プロセッサは、注目画素を特定する処理を実行することができる。一方、アスペクト比が既定閾値以下である場合、プロセッサは、輝点像の重心を特定し、特定された重心の位置に基づき移動機構を制御してXYアライメントを実行することができる。
実施形態は、輝点像が1つのみ存在し、かつ、形状値が既定範囲に含まれない場合に、プロセッサが注目画素を特定する処理を行うよう構成されてよい。また、輝点像が1つのみ存在し、かつ、形状値が既定範囲に含まれる場合に、プロセッサが、この輝点像の重心を特定し、この重心の位置に基づき移動機構を制御してXYアライメントを実行するよう構成されてよい。
実施形態は、輝点像が2以上存在する場合に、プロセッサが、これら2以上の機縁像のうちサイズが最大の像である注目像の重心を特定し、この重心の位置に基づいて移動機構を制御してXYアライメントを実行するよう構成されてよい。或いは、輝点像が2以上存在する場合に、プロセッサが、これら2以上の像のうちサイズが最大の像である注目像を解析してその形状を表す形状値を算出するよう構成されてよい。
このような実施形態によれば、正規輝点像(角膜反射像)とゴースト輝点像(それ以外の反射像。例えばIOLによる反射像)とが分離されているか否かに関わらず、輝点像の形状に基づいてXYアライメントを実行することができる。したがって、正規輝点像とゴースト輝点像とが分離していることを前提にXYアライメントを実行する従来の眼科装置と異なり、正規輝点像とゴースト輝点像とが分離していなくても、得られた輝点像の形状を表すパラメータ値に基づいてXYアライメントを行うことが可能である。したがって、ゴースト輝点像の影響が大きいIOL眼であっても、XYアライメントを正確に行うことが可能である。
以上に説明した実施形態は本発明の典型的な例示に過ぎない。よって、本発明の要旨の範囲内における任意の変形(省略、置換、付加等)を適宜に施すことが可能である。
1 眼科装置
10 プロセッサ
30 検査部
40 観察系
50 撮像素子
60 投影系
70 移動機構

Claims (9)

  1. 被検眼のデータを光学的に取得する検査部と、
    前記検査部を移動する移動機構と、
    前記被検眼に光束を投影する投影系と、
    前記光束の前記被検眼からの反射光束を撮像素子に導く受光系と、
    前記撮像素子により得られた前記反射光束の像を解析することによりこの像の形状を表す形状値を算出し、前記形状値に基づいて前記移動機構の制御を行うプロセッサと
    を備える眼科装置。
  2. 前記形状値が既定範囲に含まれない場合、前記プロセッサは、当該像において輝度が最大の画素である注目画素を特定し、前記注目画素の位置に基づいて前記移動機構の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記形状値は、当該像の短手方向の長さに対する長手方向の長さの比を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
  4. 前記比が既定閾値を超える場合、前記プロセッサは、前記注目画素の特定を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。
  5. 前記比が既定閾値以下である場合、前記プロセッサは、当該像の重心を特定し、前記重心の位置に基づいて前記移動機構の制御を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の眼科装置。
  6. 前記撮像素子により得られた前記反射光束の像が1つのみ存在し、かつ、前記形状値が既定範囲に含まれない場合、前記プロセッサは、前記注目画素の特定を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
  7. 前記撮像素子により得られた前記反射光束の像が1つのみ存在し、かつ、前記形状値が既定範囲に含まれる場合、前記プロセッサは、当該像の重心を特定し、前記重心の位置に基づいて前記移動機構の制御を行う
    ことを特徴とする請求項2又は請求項6に記載の眼科装置。
  8. 前記撮像素子により得られた前記反射光束の像が2以上存在する場合、前記プロセッサは、2以上の像のうちサイズが最大の像である注目像の重心を特定し、この重心の位置に基づいて前記移動機構の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の眼科装置。
  9. 前記撮像素子により得られた前記反射光束の像が2以上存在する場合、前記プロセッサは、2以上の像のうちサイズが最大の像である注目像についての前記形状値を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の眼科装置。
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