JP2017063848A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】ターゲットシートが容易に変形して装着者の自由な動作を制限しない使い捨ておむつを提供する。【解決手段】外装シートの背側部の両側部に、左右一対のファスニングテープを設け、外装シートの腹側部の中央部に、幅方向に延在するファスニングテープを係止するターゲットシートを設け、ターゲットシートを、第1ターゲットシートと、第1ターゲットシートと前後方向に所定の間隔を隔てて設けられた第2ターゲットシートで形成することにより解決される。【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ておむつに関するものであり、特に、ターゲットシートが容易に折れ曲がるテープタイプ使い捨ておむつに関するものである。
従来、装着者の動きに合わせてターゲットシートを折曲げるために、ファスニングテープを係止するターゲットシートの前後部に凹凸部の切欠き部を設ける構成が提案されている。(特許文献1)
また、装着者が腹部周りに感じる圧迫感を低減するために、ファスニングテープを係止するターゲットシートの前後部の幅方向の中央部に略U字状の切欠き部を設ける構成が提案されている。(特許文献2)
特開2013−106832号公報 特開2013−46731号公報
しかし、特許文献1に開示されたターゲットシートは、前後方向においては連続して形成されているので、装着者が前屈姿勢を取った場合には、ターゲットシートが容易に変形することができず、装着者の自由な動作を制限する虞がある。
特許文献2に開示されたターゲットシートも同様に、前後方向においては連続して形成されているので、装着者が前屈姿勢を取った場合には、ターゲットシートが容易に変形することができず、装着者の自由な動作を制限する虞がある。
そこで、本発明の主たる課題は、装着者が前屈姿勢を取った場合において、ターゲットシートが容易に変形して装着者の自由な動作を制限しない使い捨ておむつを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、身体側に設けられた液透過性のトップシートと、反身体側に設けられた液不透過性のバックシートと、前記トップシートとバックシートの間に設けられた排泄物を吸収する吸収体と、前記バックシートの反身体側に設けられた外装シートを備えた使い捨ておむつにおいて、
前記外装シートの背側部の両側部に、左右一対のファスニングテープを設け、前記外装シートの腹側部の中央部に、幅方向に延在する前記ファスニングテープを係止するターゲットシートを設け、前記ターゲットシートを、第1ターゲットシートと、第1ターゲットシートと前後方向に所定の間隔を隔てて設けられた第2ターゲットシートで形成したことを特徴とする使い捨ておむつである。
請求項2に係る発明は、平面視において、前記外装シートにおける吸収体と重なる部位に、前記第1ターゲットシートの幅方向の中央部と第2ターゲットシートの幅方向の中央部を設けた請求項1記載の使い捨ておむつである。
請求項3に係る発明は、平面視において、前記外装シートにおける吸収体と重なる部位に、前記第2ターゲットシートの幅方向の中央部を設け、前記外装シートにおける吸収体の腹側部が延在しない腹側のエンドフラップ部の部位に、前記第1ターゲットシートを設けた請求項1記載の使い捨ておむつである。
請求項4に係る発明は、前記ファスニングテープの係止部の前後方向の寸法を、前記第1ターゲットシートと第2ターゲットシートの前後方向の間隔よりも長くした請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつである。
請求項5に係る発明は、前記第1ターゲットシートの前後方向の寸法を、前記第2ターゲットシートの前後方向の寸法よりも短くし、前記第1ターゲットシートの幅方向の寸法を、前記第2ターゲットシートの幅方向の寸法よりも短くした請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつである。
請求項6に係る発明は、前記ファスニングテープの係止部に、幅方向に延在する切込み部を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつである。
請求項1記載の発明によれば、外装シートの背側部の両側部に、左右一対のファスニングテープを設け、外装シートの腹側部の中央部に、幅方向に延在するファスニングテープを係止するターゲットシートを設け、ターゲットシートを、第1ターゲットシートと、第1ターゲットシートと前後方向に所定の間隔を隔てて設けられた第2ターゲットシートで形成しているので、ターゲットシートが容易に変形して、ターゲットシートによって装着者の自由な動作が制限されるのを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、平面視において、外装シートにおける吸収体と重なる部位に、第1ターゲットシートの幅方向の中央部と第2ターゲットシートの幅方向の中央部を設けているので、第1ターゲットシートと第2ターゲットシートにファスニングテープを係止する場合に、吸収体の剛性によって過度の力が装着者に加わることを防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、平面視において、外装シートにおける吸収体と重なる部位に、第2ターゲットシートの幅方向の中央部を設け、外装シートにおける吸収体の腹側部が延在しない腹側のエンドフラップ部の部位に、第1ターゲットシートを設けているので、ターゲットシートの第1ターゲットシートが容易に折曲がって、ターゲットシートによって装着者の自由な動作が制限されるのをより防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、ファスニングテープの係止部の前後方向の寸法を、第1ターゲットシートと第2ターゲットシートの前後方向の間隔よりも長くしているので、ファスニングテープの係止部を第1ターゲットシートと第2ターゲットシートに跨って確実に係止することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、第1ターゲットシートの前後方向の寸法を、第2ターゲットシートの前後方向の寸法よりも短くし、第1ターゲットシートの幅方向の寸法を、第2ターゲットシートの幅方向の寸法よりも短くしているので、ターゲットシートの第1ターゲットシートがより容易に折曲がって、ターゲットシートによって装着者の自由な動作が制限されるのをさらに防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、ファスニングテープの係止部に、幅方向に延在する切込み部を設けているので、ターゲットシートにファスニングテープを係止した場合においてもファスニングテープが容易に変形して、装着者の自由な動作が制限されるのを防止することができる。
第1実施形態のテープタイプ使い捨ておむつを展開した内面平面図である。 第1実施形態のテープタイプ使い捨ておむつを展開した外面平面図である。 図1のX1−X1線断面図である。 背側伸縮シートの平面図である。 第2実施形態のテープタイプ使い捨ておむつを展開した外面平面図である。 参考実施形態のテープタイプ使い捨ておむつを展開した外面平面図である。 図6のターゲットシートの断面図である。
<第1実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ>
本発明の装着者が前屈姿勢を取る場合に、ファスニングテープを係止するターゲットシートが容易に変形するターゲットシートを備える使い捨ておむつの理解を容易にするために、第1実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ100について添付図面を参照して説明する。なお、本明細書においては、「前後方向」とは、腹側と背側を結ぶ方向を言い、「幅方向」とは、前後方向と直交する方向を言うものとする。
図1〜3に示すように、テープタイプ使い捨ておむつ100は、身体側面に設けられた液透過性のトップシート10と、反身体側面に設けられた液不透過性のバックシート11と、トップシート10とバックシート11の間に設けられた吸収要素20とから形成されている。また、バックシート11の反身体側面である外面には、外装シート12が設けられている。なお、トップシート10と吸収要素20の間には、トップシート10を透過した排泄物を吸収要素20に移動させ、排泄物の逆戻りを防止する中間シート15を設けるのが好適である。
幅方向において、吸収要素20の左右側には、所定の間隔を隔てて排泄物の外部への漏れを防止する立体ギャザー30,30がそれぞれ設けられており、立体ギャザー30,30の基部の左右側には、所定の間隔を隔てて排尿の外部への漏れを防止する平面ギャザー40,40が形成されている。
前後方向において、吸収要素20の前後側には、エンドフラップ部EF,EFがそれぞれ形成されている。背側のエンドフラップ部EFには、幅方向に伸縮可能な背側伸縮シート60が設けられている。これにより、装着者にテープタイプ使い捨ておむつ100を装着した場合には、装着者の胴周りに背側のエンドフラップ部EFを密着して装着することができる。なお、エンドフラップ部EF,EFには、吸収要素20は延在されていない。
幅方向において、吸収要素20の左右側には、サイドフラップ部SF,SFがそれぞれ形成され、サイドフラップ部SF,SFにおける前後方向の後部には、テープタイプ使い捨ておむつ100の装着時に使用するファスニングテープ50,50がそれぞれ設けられている。なお、サイドフラップ部SF,SFには、吸収要素20は延在されていない。
装着者にテープタイプ使い捨ておむつ100を装着する場合に、ファスニングテープ50,50を係止するターゲットシート55は、外装シート12の前後方向の前部に設けられている。
次に、トップシート10等の素材および特徴部分について順に説明する。
(トップシート)
トップシート10は、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシート等で形成されている。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等や、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維等を例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
(バックシート)
バックシート11は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とでバックシートが構成される。)等で形成されている。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、バックシート11として用いることができる。
(外装シート)
外装シート12は、吸収要素20を支持し、着用者に装着するための部分である。外装シート12は、両側部の前後方向中央部が括れた砂時計形状とされており、ここが着用者の脚を囲む部位となる。
外装シート12は、不織布で形成するのが好適であるが、これに限定されない。不織布の種類は特に限定されず、素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができ、加工法としてはスパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、ニードルパンチ法等を用いることができる。ただし、肌触り及び強度を両立できる点でスパンボンド不織布やSMS不織布、SMMS不織布等の長繊維不織布が好適である。不織布は一枚で使用する他、複数枚重ねて使用することもできる。後者の場合、不織布相互をホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。不織布を用いる場合、その繊維目付けは10〜50g/m2、特に15〜30g/m2のものが望ましい。
(中間シート)
中間シート15は、トップシート10と同様の素材で形成されている。中間シート15は、トップシート10に接合するのが好ましく、その接合にヒートエンボスや超音波溶着を用いる場合は、中間シート15の素材は、トップシート10と同程度の融点をもつものが好ましい。中間シート15に不織布を用いる場合、その不織布の繊維の繊度は2.0〜5.0dtex程度とするのが好ましい。
(吸収要素)
吸収要素20は、吸収体21と、吸収体21を包む包装シート22とから形成されている。
(吸収体)
吸収体21は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。
吸収体21は、高吸収性ポリマー粒子を含むのが好ましく、特に、少なくとも液受け入れ領域において、繊維の集合体に対して高吸収性ポリマー粒子(SAP粒子)が実質的に厚み方向全体に分散されているものが望ましい。
吸収体21の上部、下部、及び中間部にSAP粒子が無い、あるいはあってもごく僅かである場合には、「厚み方向全体に分散されている」とは言えない。したがって、「厚み方向全体に分散されている」とは、繊維の集合体に対し、厚み方向全体に「均一に」分散されている形態のほか、上部、下部及び又は中間部に「偏在している」が、依然として上部、下部及び中間部の各部分に分散している形態も含まれる。また、一部のSAP粒子が繊維の集合体中に侵入しないでその表面に残存している形態や、一部のSAP粒子が繊維の集合体を通り抜けて包装シート22上にある形態も排除されるものではない。
高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子の粒径は、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、1000μm以下、特に150〜400μmのものが望ましい。高吸収性ポリマー粒子の材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子としては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系等のものがあり、でんぷん−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体等のものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子の形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
高吸収性ポリマー粒子としては、吸水速度が70秒以下、特に40秒以下のものが好適に用いられる。吸水速度が遅すぎると、吸収体21内に供給された液が吸収体21外に戻り出てしまう所謂逆戻りを発生し易くなる。
高吸収性ポリマー粒子の目付け量は、当該吸収体21の用途で要求される吸収量に応じて適宜定めることができる。したがって一概には言えないが、50〜350g/m2とすることができる。ポリマーの目付け量が50g/m2未満では、吸収量を確保し難くなる。350g/m2を超えると、効果が飽和するばかりでなく、高吸収性ポリマー粒子の過剰によりジャリジャリした違和感を与えるようになる。
(包装シート)
包装シート22は、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等で形成されている。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン等を使用できる。繊維目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
(立体ギャザー)
トップシート10上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を阻止し、横漏れを防止するために、身体側に向かって起立する立体ギャザー30,30を設けるのは好ましい。
立体ギャザー30は、実質的に幅方向に連続するギャザーシート31と、ギャザーシート31に前後方向に沿って伸長状態で固定された細長状の弾性伸縮部材32とにより構成されている。このギャザーシート31としては撥水性不織布を用いることができ、また弾性伸縮部材32としては糸ゴム等を用いることができる。弾性伸縮部材は、図3等に示すように各複数本設ける他、各1本設けることができる。
ギャザーシート31の内面は、トップシート10の側部上に幅方向の固着始端を有し、この固着始端から幅方向外側の部分は、バックシート11の側部およびその幅方向外側に位置する外装シート12の側部にホットメルト接着剤等により固着されている。
脚周りにおいては、立体ギャザー30の固着始端より幅方向内側は、製品前後方向両端部ではトップシート10上に固定されているものの、その間の部分は非固定の自由部分であり、この自由部分が弾性伸縮部材32の収縮力により起立するようになる。おむつの、装着時には、おむつが舟形に体に装着されるので、そして弾性伸縮部材32の収縮力が作用するので、弾性伸縮部材32の収縮力により立体ギャザー30が起立して脚周りに密着する。その結果、脚周りからのいわゆる横漏れが防止される。
(平面ギャザー)
サイドフラップ部SF,SFにおける立体ギャザー30,30の基部の左右側には、平面ギャザー40,40が形成されている。各サイドフラップ部SF,SFには、ギャザーシート31の固着部分のうち固着始端近傍の幅方向外側において、ギャザーシート31とバックシート11との間に、糸ゴム等からなる脚周り弾性伸縮部材41が前後方向に沿って伸長された状態で固定されており、これにより各サイドフラップ部SF,SFの脚周り部分には、平面ギャザー40,40が形成される。
(ファスニングテープ)
図1,2に示すように、ファスニングテープ50は、サイドフラップSFの後部に、固定された基材51と、基材51の内面に設けられた係止部52から形成されている。また、係止部52には幅方向に延在する切込み部53が設けられており、切込み部53の両側端部は基材51に至っている。これにより、ターゲットシート55にファスニングテープ50を係止した場合においてもファスニングテープ50が容易に変形でき、テープタイプ使い捨ておむつ100を装着した装着者の自由な動きが制限されることはない。
切込み部53の幅方向の長さは、10〜40mmが好ましく、20〜30mmがより好ましい。切込み部53の長さが10mm未満の場合は、ファスニングテープ50の折り曲げが困難になり、切込み部53の長さが40mm超の場合には、ファスニングテープ50の剛性が低下してターゲットシート55等への着脱が困難になる。また、切込み部53は、幅方向に直線状に設けるのが好ましい。なお、切込み部53を設けることなくファスニングテープ50を形成することもできる。
基材51の基部は、ホットメルト接着剤等によってギャザーシート31と外装シート12の間に固定されている。また、基材51は、不織布、プラスチックフィルム、ポリラミ不織布、紙やこれらの複合素材から形成されている。
係止部52は、メカニカルファスナーのフック材から形成されている。フック材は、その外面側に多数の係合突起を有する。係合突起の形状としては、(A)レ字状、(B)J字状、(C)マッシュルーム状、(D)T字状、(E)ダブルJ字状(J字状のものを背合わせに結合した形状のもの)等が存在するが、いずれの形状であっても良い。もちろん、ファスニングテープ50の係止部として粘着材層を設けることもできる。
係止部52の前後方向の寸法は、ターゲットシート55の第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの間隔に対して2〜4倍の長さに形成するのが好適であり、例えば、20mm〜80mm、好ましくは25mm〜50mmである。これにより、係止部52を第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bに跨って確実に係止することができる。
(ターゲットシート)
図2に示すように、ターゲットシート55は、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bから形成されている。平面視において、第1ターゲットシート55Aは、外装シート12における吸収要素20の吸収体21の前後方向の腹側部に固定され、第2ターゲットシート55Bは、外装シート12における第1ターゲットシート55Aの背側方向に所定の間隔を隔てた部位に固定されている。これにより、装着者が前屈姿勢を取る場合には、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの間の部位が容易に変形して、装着者の自由な動きがターゲットシート55によって制限されることを防止することができる。また、ターゲットシート55にファスニングテープ50を係止する場合に、吸収体21の剛性によって過度の力が装着者に加わることを防止することができる。
第1ターゲットシート55Aの前後方向の寸法は、第2ターゲットシート55Bの前後方向の寸法の0.5〜2倍の長さに形成し、第1ターゲットシート55Aの幅方向の寸法は、第2ターゲットシート55Bの幅方向の寸法の0.5〜1倍の長さに形成し、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの前後方向の間隔は、第2ターゲットシート55Bの前後方向の寸法の0.5〜2倍の長さに形成するのが好適である。これにより、装着者の自由な動きがターゲットシート55によって制限されることをより防止することができる。第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの前後方向の間隔が、第2ターゲットシート55Bの前後方向の寸法の0.5〜2倍の長さ以下の場合や、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの前後方向の間隔が形成されていない場合には、ターゲットシート55が容易に折れ曲がるという本発明の効果を十分に奏することができない。また、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bは、ループ糸が表面に多数設けられたプラスチックフィルムや不織布等から形成するのが好適である。
第1ターゲットシート55Aと、第2ターゲットシート55Bの形状は、長方形状、楕円形状に形成するのが好ましく、また、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bは、前後方向に所定の間隔を隔てて平行に設けるのが好ましい。また、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの前後方向の間隔は、3〜15mmが好ましく、5〜10mmがより好ましい。間隔が3mm未満の場合は、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの間隔の部位を容易に変形することができなくなり、間隔が15mm超の場合には、係止部52を第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bに係止できなくなる虞がある。
(背側伸縮シート)
背側伸縮シート60は、背側のエンドフラップ部EFを伸縮させて装着者の背中周りに背側のエンドフラップ部EFを密着させる伸縮シートである。図4に示すように、背側伸縮シート60は、不織布から形成された内面シート61と、不織布から形成された外面シート62と、内面シート61と外面シート62の間に設けられた前後方向に所定の間隔を隔てて幅方向に延在する複数の細長状の弾性伸縮部材63から形成されている。なお、弾性伸縮部材63は、太さ470〜620dtexのゴム糸を、伸長率200〜250%に伸ばして設けている。
幅方向における背側伸縮シート60の両側部は、左右一対のギャザーシートの両側部の近傍に位置し、幅方向における弾性伸縮部材63の両側部は、バックシート11の両側部に位置している。また、弾性伸縮部材63は、背側伸縮シート60における背側伸縮シート60と吸収要素20が重なる部位には延在しておらず、バックシート11の両側部と吸収要素20の両側部の間に延在している。
<第2実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ>
次に、第2実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ101について説明する。なお、第1実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ100と同一部品には、同一符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、平面視において、第2実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ101の第2ターゲットシート55Bは、外装シート12における吸収要素20の吸収体21の前後方向の腹側部に固定され、第1ターゲットシート55Aは、外装シート12における吸収要素20が延在していない腹側のエンドフラップ部EFにおける第2ターゲットシート55Bの腹側方向に所定の間隔を隔てた部位に固定されている。これにより、装着者が前屈姿勢を取る場合には、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの間の部位がさらに容易に変形して、装着者の自由な動きがターゲットシート55によって制限されることを防止することができる。
第2実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ101の第1ターゲットシート55Aの前後方向の寸法は、第2ターゲットシート55Bの前後方向の寸法の0.5〜2倍の長さに形成し、第1ターゲットシート55Aの幅方向の寸法は、第2ターゲットシート55Bの幅方向の寸法の0.5〜1倍の長さに形成し、第1ターゲットシート55Aと第2ターゲットシート55Bの前後方向の間隔は、第2ターゲットシート55Bの前後方向の寸法の0.5〜2倍の長さに形成するのが好適である。
<参考実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ>
次に、参考実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ102について説明する。なお、第1実施形態のテープタイプ使い捨ておむつ100と同一部品には、同一符号を付して説明を省略する。
図6,7に示すように、ターゲットシート58は、第1ターゲットシート58Aと、第2ターゲットシート58Bと、第1ターゲットシート58Aと第2ターゲットシート58Bを固定する基材58Cから形成されている。平面視において、第1ターゲットシート58Aは、外装シート12における吸収要素20の吸収体21の前後方向の腹側部に基材58Cを介して固定され、第2ターゲットシート58Bは、外装シート12における第1ターゲットシート58Aの背側方向に所定の間隔を隔てた部位に基材58Cを介して固定されている。これにより、第1ターゲットシート58Aと第2ターゲットシート58Bを基材58Cを介して容易に外装シート12に固定することができる。また、ターゲットシート58にファスニングテープ50を係止する場合に、吸収要素20の吸収体21の剛性によって過度の力が装着者に加わることを防止することができる。
<明細書中の用語の説明>
明細書中で以下の用語が使用される場合、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を相対湿度10〜25%、温度50℃を超えない環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から米坪板(200mm×250mm、±2mm)を使用し、200mm×250mm(±2mm)の寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、20倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「厚み」は、自動厚み測定器(KES−G5 ハンディー圧縮試験機)を用い、荷重:10gf/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。
・「吸水量」は、JIS K7223−1996「高吸水性樹脂の吸水量試験方法」によって測定する。
・「吸水速度」は、2gの高吸収性ポリマー及び50gの生理食塩水を使用して、JIS K7224‐1996「高吸水性樹脂の吸水速度試験法」を行ったときの「終点までの時間」とする。
・試験や測定における環境条件についての記載が無い場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内で行うものとする。
・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味し、展開状態とは、収縮や弛み無く平坦に展開した状態を意味する。
本発明は、テープタイプ使い捨ておむつに利用可能なものである。
10 トップシート
11 バックシート
12 外装シート
21 吸収体
50 ファスニングテープ
52 係止部
55 ターゲットシート
55A 第1ターゲットシート
55B 第2ターゲットシート
EF エンドフラップ部

Claims (6)

  1. 身体側に設けられた液透過性のトップシートと、反身体側に設けられた液不透過性のバックシートと、前記トップシートとバックシートの間に設けられた排泄物を吸収する吸収体と、前記バックシートの反身体側に設けられた外装シートを備えた使い捨ておむつにおいて、
    前記外装シートの背側部の両側部に、左右一対のファスニングテープを設け、
    前記外装シートの腹側部の中央部に、幅方向に延在する前記ファスニングテープを係止するターゲットシートを設け、
    前記ターゲットシートを、第1ターゲットシートと、第1ターゲットシートと前後方向に所定の間隔を隔てて設けられた第2ターゲットシートで形成したことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 平面視において、前記外装シートにおける吸収体と重なる部位に、前記第1ターゲットシートの幅方向の中央部と第2ターゲットシートの幅方向の中央部を設けた請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 平面視において、前記外装シートにおける吸収体と重なる部位に、前記第2ターゲットシートの幅方向の中央部を設け、前記外装シートにおける吸収体の腹側部が延在しない腹側のエンドフラップ部の部位に、前記第1ターゲットシートを設けた請求項1記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記ファスニングテープの係止部の前後方向の寸法を、前記第1ターゲットシートと第2ターゲットシートの前後方向の間隔よりも長くした請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記第1ターゲットシートの前後方向の寸法を、前記第2ターゲットシートの前後方向の寸法よりも短くし、前記第1ターゲットシートの幅方向の寸法を、前記第2ターゲットシートの幅方向の寸法よりも短くした請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記ファスニングテープの係止部に、幅方向に延在する切込み部を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
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