JP2017063337A - 誘導プログラム、制御装置、および、誘導方法 - Google Patents

誘導プログラム、制御装置、および、誘導方法 Download PDF

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【課題】所定の領域内での混雑を緩和する。【解決手段】誘導プログラムは制御装置で実行される。制御装置は、複数の領域を撮像した画像データから特定される複数の領域の各々の混雑状態に基づいて、複数の領域から、混雑領域と、混雑領域に位置する端末の利用者の誘導先領域とを決定する。制御装置は、複数の領域の各々と、複数のアクセスポイントの各々との対応関係を記憶する記憶部を参照して、混雑領域に対応するアクセスポイントを特定する。制御装置は、特定したアクセスポイントを介して通信している端末に、誘導先領域への移動を促す通信制御を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、誘導プログラム、制御装置、および、誘導方法に関する。
近年、スマートフォンやタブレットなどの移動端末の普及や、公共の場での無線LANの整備などにより、ユーザが移動端末を用いて通信することが増えてきている。しかし、混雑した環境で移動端末を使用しているユーザが事故を起こす恐れや、移動端末の使用が公共の場にいる他人に迷惑となる場合もあるため、対策も検討されてきている。
例えば、電車などの車両内で乗客が携帯している端末が外部と行う通信の一部について、外部との通信を可能にするかを、車両の混雑度に応じて制御する無線端末通信制御装置が提案されている(例えば特許文献1など)。また、間引きした複数のフレームを用いて背景画像を生成し、撮像画像と背景画像の差分から移動者を抽出することで、撮像されている領域の混雑状況を求める装置も提案されている(例えば特許文献2など)。さらに、無線通信装置が存在する位置情報を取得し、無線通信装置が接続している第1基地局とは異なる通信方式の第2基地局の位置に関する情報を、無線通信装置の画面に表示させるための制御を行う情報処理装置も提案されている(例えば特許文献3など)。
特開2008−193602号公報 特開2010−277547号公報 特開2013−168916号公報
駅のホームなどでは、特定の乗車口の近傍に乗客が集まりやすく、混雑している領域では事故が発生しやすいので、混雑が緩和されることが望ましい。また、駅の構内に限らず、災害発生時の避難所やイベント会場などでは、特定の場所に人が集まることによって、事故が発生しやすくなる傾向がある。
本発明は、1つの側面では、所定の領域内での混雑を緩和することを目的とする。
ある態様では、誘導プログラムは制御装置で実行される。制御装置は、複数の領域を撮像した画像データから特定される前記複数の領域の各々の混雑状態に基づいて、前記複数の領域から、混雑領域と、前記混雑領域に位置する端末の利用者の誘導先領域とを決定する。制御装置は、前記複数の領域の各々と、複数のアクセスポイントの各々との対応関係を記憶する記憶部を参照して、前記混雑領域に対応するアクセスポイントを特定する。制御装置は、特定した前記アクセスポイントを介して通信している端末に、前記誘導先領域への移動を促す通信制御を実行する。
所定の領域内での混雑を緩和できる。
実施形態にかかる制御方法の例を説明する図である。 実施形態にかかる制御方法の例を説明する図である。 制御装置の構成の例を説明する図である。 制御装置のハードウェア構成の例を説明する図である。 ホームの混雑状況の例を説明する図である。 監視画像データベースの例を説明する図である。 処理データベースの例を説明する図である。 各撮像エリアの混雑状況の特定方法の例を説明するフローチャートである。 接続中端末データベースの例を説明する図である。 制御装置で行われる処理の例を説明するフローチャートである。 混雑緩和のための処理の例を説明するフローチャートである。 制御処理の例を説明する図である。 制御処理の例を説明する図である。 セッションを開始する端末への制御の例を説明する図である。
図1は、実施形態にかかる制御方法の例を説明する図である。実施形態にかかる制御システムには、アクセスポイント10(10a、10b)、撮像装置15、制御装置30、無線LANコントローラー25が含まれており、これらの装置は、ネットワーク20を介して接続されている。撮像装置15は、カメラと通信装置を備えている。撮像装置15とアクセスポイント10は、いずれも、混雑の発生が予想される領域に設置されている。無線LANコントローラー25は、アクセスポイント10に対する制御を行う。また、各アクセスポイント10には、そのアクセスポイント10の通信エリアに含まれる端末5が接続している。図1に示す例では、アクセスポイント10aに端末5aが接続しており、アクセスポイント10bに端末5bと端末5cが接続している。制御装置30は、各アクセスポイント10に接続されている端末5と通信することにより、各端末5の情報を取得し、各端末5が接続しているアクセスポイント10に対応付けて記憶しているとする。
手順P1において、撮像装置15は、各アクセスポイント10の通信エリアを定期的に撮像し、得られた画像データを撮像対象のエリアを識別する情報と共に、制御装置30に送信する。制御装置30は、画像データを用いて、各アクセスポイント10が設置されている領域の混雑状態を算出する。図1では、アクセスポイント10aの通信エリアは混雑しておらず、アクセスポイント10bの通信エリアは混雑しているとする。
制御装置30は、アクセスポイント10bに接続している端末5を特定し、特定した端末5のユーザに、混雑していないエリアへの移動を勧めるメッセージを表示させるための表示要求を生成する。例えば、制御装置30は、アクセスポイント10aの設置されているエリアを移動先として通知するメッセージを表示要求に含めることができる。図1の例では、端末5bがアクセスポイント10bに接続しているので、制御装置30は、端末5bに向けて表示要求を送信する(手順P2)。端末5bは、表示要求を受信すると、端末5bが備える表示装置に、表示要求によって表示が求められているメッセージを表示する。
図1の例では、端末5cもアクセスポイント10bに接続しているので、制御装置30は、端末5cにも表示要求を送信する(手順P3)。端末5cも、表示要求を受信すると、端末5cが備える表示装置に、表示要求によって表示が求められているメッセージを表示する。なお、各端末5では、表示要求による表示は、予め決められた所定の期間表示されるように設定されても良い。
端末5bや端末5cにおいてアクセスポイント10aの通信エリアへの移動を勧めるメッセージが表示されたことにより、端末5bのユーザがアクセスポイント10aの通信エリアに移動したとする。その後、撮像装置15がアクセスポイント10aとアクセスポイント10bの通信エリアを撮像し、同様に、制御装置30に画像データを送信する。この時点でいずれの通信エリアもユーザに移動を勧告する程度の混雑が発生していない場合は、制御装置30は、通知を行わない。
図2は、実施形態にかかる制御方法の例を説明する図である。図2に示すシステムは図1に示すシステムと同様である。図2のケースでも、撮像装置15は、図1のケースと同様に各アクセスポイント10の通信エリアを撮像し、画像データを撮像対象のエリアの情報に対応付けて制御装置30に送信する(手順P11)。
図2のケースでは、アクセスポイント10bの通信エリアでは、混雑が激しいため、アクセスポイント10bの通信エリアの外に人が移動することが望ましい状態であるとする。さらに、アクセスポイント10aにおいても混雑が発生しているため、アクセスポイント10bの通信エリアからアクセスポイント10aの通信エリアへの移動を勧めることは望ましくないとする。
この場合、制御装置30は、アクセスポイント10bの通信エリアから端末5のユーザの移動を誘導するために、アクセスポイント10bからネットワーク20へのユーザデータの送信を停止させることを決定する。制御装置30は、アクセスポイント10bを介したユーザデータの送受信の停止を行うことを無線LANコントローラー25に通知する(手順P12)。無線LANコントローラー25は、制御装置30からの要求に応じて、アクセスポイント10bに対して、端末5との接続の切断を要求する(手順P13)。
アクセスポイント10bは、無線LANコントローラー25からの要求に応じて、端末5との接続を切断する。すると、端末5bや端末5cのユーザは、使用中の端末5を用いた通信に失敗する。このため、端末5bや端末5cのユーザは、アクセスポイント10bの通信エリアから離れて他のアクセスポイント10の通信エリアに移動することが期待される。
このように、制御装置30は、混雑度を緩和しようとする対象の領域において、撮像された画像を用いて各エリアの混雑状況を特定した上で、混雑の激しい領域に位置する端末5に対してユーザに移動を勧めるメッセージの表示要求を送信する。また、移動を勧められるエリアを特定しない場合、制御装置30は、混雑しているエリアのアクセスポイント10に端末5との接続を切断させることにより、ユーザが他のアクセスポイント10の通信エリアに移動しやすい状況を発生させる。このため、実施形態にかかるシステムが設置されている領域内では、混雑が緩和される。
なお、図2は一例であり、制御装置30の制御対象は、無線LANコントローラー25に限られない。例えば、ネットワーク20中の通信装置やアクセスポイント10が、制御装置30からの通知に応じてパケットの処理などを変更できる場合、これらの装置に対して、制御装置30は、制御を要求できる。この場合、混雑領域に位置するアクセスポイント10bを介した通信が切断されるように、制御装置30は、アクセスポイント10bに接続の切断を要求しても良い。また、制御装置30は、ネットワーク20中の装置がアクセスポイント10bを介して転送されたパケットを廃棄することを要求しても良い。
<装置構成>
図3は、制御装置30の構成の例を説明する図である。制御装置30は、通信部31、制御部40、記憶部50を備える。通信部31は、送信部32と受信部33を有する。制御部40は、決定部41、取得部42、特定部43、通知処理部44を有する。記憶部50は、監視画像データベース51、処理データベース52、接続中端末データベース53を格納する。
送信部32は、端末5、撮像装置15、無線LANコントローラー25など、他の装置へパケットを送信する。受信部33は、端末5、撮像装置15、無線LANコントローラー25など、他の装置からパケットを受信する。
決定部41は、撮像装置15から送信されてきた画像データを解析することにより、各エリアの混雑度を計算すると共に、混雑を緩和するための処理対象とするエリアを決定する。取得部42は、各アクセスポイント10と接続している端末5の情報を取得する。特定部43は、混雑の緩和のための表示要求の宛先となる端末5を特定する。通知処理部44は、混雑の緩和のために表示要求を送信する場合、端末5宛ての表示要求の生成など、端末5への通知を行うための処理をする。通知処理部44は、無線LANコントローラー25宛ての通知処理も行う。
監視画像データベース51は、画像データからエリアごとの混雑度を求めるために使用する情報を保持する。監視画像データベース51は、さらに、各画像データを撮像した撮像装置15から通知されるエリアの識別子と、その識別子に対応付けられたエリアに位置しているアクセスポイント10を対応付ける情報を格納する。処理データベース52は、混雑度の判定に使用するための閾値と、各閾値で分類された混雑度に応じた処理の内容を対応付ける。接続中端末データベース53は、各アクセスポイント10に接続している端末5の情報を格納する。監視画像データベース51、処理データベース52、接続中端末データベース53の具体例は後述する。
図4は、制御装置30のハードウェア構成の例を示す。制御装置30は、プロセッサ101、メモリ102、バス105、ネットワークインタフェース109を備える。制御装置30は、さらに、入力装置103、出力装置104、記憶装置106、可搬記憶媒体駆動装置107の1つ以上を有していても良い。
プロセッサ101は、Central Processing Unit(CPU)を含む任意の処理回路であり、メモリ102や記憶装置106に記憶されたプログラムを実行することができる。プロセッサ101は、制御部40を実現する。メモリ102は、記憶部50として動作する。また、通信部31は、ネットワークインタフェース109とプロセッサ101により実現される。バス105は、プロセッサ101、メモリ102、入力装置103、出力装置104、記憶装置106、可搬記憶媒体駆動装置107、ネットワークインタフェース109を、相互にデータの送受信が可能になるように接続する。
入力装置103は、キーボードやマウスなど、情報の入力に使用される任意の装置であり、出力装置104は、ディスプレイを含む表示デバイスなど、データの出力に使用される任意の装置である。可搬記憶媒体駆動装置107は、メモリ102や記憶装置106のデータを可搬記憶媒体108に出力することができ、また、可搬記憶媒体108からプログラムやデータ等を読み出すことができる。ここで、可搬記憶媒体108は、Compact Disc Recordable(CD−R)やDigital Versatile Disk Recordable(DVD−R)を含む、持ち運びが可能な任意の記憶媒体とすることができる。
<実施形態>
以下、制御システムが駅のホームでの混雑緩和のために使用される場合を例として実施形態の例を説明する。
図5は、ホームの混雑状況の例を説明する図である。図5の例では、ホームに、アクセスポイント10(10a〜10d)と、撮像装置15(15a、15b)が設置されている。以下、撮像装置15aにはCA01、撮像装置15bにはCA02という識別子が割り当てられているとする。また、アクセスポイント10aにはAP01、アクセスポイント10bにはAP02、アクセスポイント10cにはAP03、アクセスポイント10dにはAP04という識別子が割り当てられている。
図5の例では、アクセスポイント10aは1番乗車口の近傍が通信エリアに入るように設置されている。同様に、アクセスポイント10bは2番乗車口の近傍、アクセスポイント10cは3番乗車口の近傍、アクセスポイント10dは4番乗車口の近傍が通信エリアに入るように設置されている。撮像装置15aは、エリアA1とエリアA2を撮像でき、撮像装置15bは、エリアA3とエリアA4を撮像できる。アクセスポイント10aの通信エリアは、エリアA1と重複しており、アクセスポイント10bの通信エリアはエリアA2と重複している。同様に、アクセスポイント10cの通信エリアは、エリアA3と重複しており、アクセスポイント10dの通信エリアはエリアA4と重複している。
なお、図5では、1番乗車口から4番乗車口までの4つの乗車口が設置されているエリアでの例を説明するが、ホームの乗車口の数や、ホームに設置されたアクセスポイント10や撮像装置15の数は、実装に応じて任意に変更され得る。
以下、実施形態にかかる制御システムが図5に示すように設置されている場合を例として、制御システムで行われる処理を、混雑状況の特定方法、接続中の端末5の情報の取得方法、混雑緩和のための処理に分けて説明する。
(1)混雑状況の特定方法
撮像装置15aと撮像装置15bは、定期的に、撮像可能なエリアの画像を撮像する。図5の例では、1番乗車口と2番乗車口の付近に乗客が多く、3番乗車口と4番乗車口の付近は乗客が比較的少ない。このため、エリアA1とエリアA2の画像データは、比較的混雑した状態の画像である。一方、エリアA3とエリアA4の画像データは、比較的混雑していないときの状況を撮像したデータである。各撮像装置15は、画像データごとに、その画像データの撮像対象となったエリアの識別子に対応付けて、制御装置30に送信する。なお、各撮像装置15は、自装置の識別子も画像データに対応づけて制御装置30に通知しても良い。
制御装置30は、撮像装置15からの画像データを、受信部33で受信する。以下の説明では、制御装置30は、撮像装置15aからエリアの識別子と画像データとの以下の組み合わせを取得したとする。
エリア識別子=A1,画像データ=A1_001.jpg
エリア識別子=A2,画像データ=A2_001.jpg
また、同様に、制御装置30は、撮像装置15bから各エリアの識別子と画像データとの以下の組み合わせを取得したとする。
エリア識別子=A3,画像データ=A3_001.jpg
エリア識別子=A4,画像データ=A4_001.jpg
受信部33は、画像データとエリアの識別子の組み合わせを、決定部41に出力する。
決定部41は、監視画像データベース51から、画像データの解析に使用する情報を取得する。さらに、決定部41や通知処理部44は、監視画像データベース51を用いて、画像データとして撮像されたエリアでの撮像装置15、アクセスポイント10の設置状況などを特定する。
図6は、監視画像データベース51の例を説明する図である。監視画像データベース51には、監視カメラID、エリアID、初期画像、アクセスポイントID、乗車口が含まれる。監視カメラIDは、画像を撮像する撮像装置15に割り当てられた識別子である。エリアIDは撮像対象となっているエリアの識別子である。初期画像は、撮像対象となっているエリアを、ホームが無人のときにそのエントリの監視カメラIDで識別される撮像装置15で撮像することで得られる画像データである。アクセスポイントIDは、通信エリアがエントリ中のエリアと重複しているアクセスポイント10に割り当てられた識別子である。乗車口は、エントリ中のエリアから最も近い位置にある乗車口の情報である。
例えば、図6に示す監視画像データベース51の1番目のエントリから、エリアA1の画像データが監視カメラID=CA01の撮像装置15aによって取得されることが読み取れる。エリアA1はアクセスポイントID=AP01のアクセスポイント10aの通信エリアと重複していることや、1番乗車口の近傍に位置していることも、監視画像データベース51の1番目のエントリに示されている。さらに、エリアA1が無人の状態で撮像装置15aがエリアA1を撮像したときに得られる画像データは、AP01.jpgである。同様に決定部41や通知処理部44は、適宜、監視画像データベース51中の他のエントリを用いて、撮像装置15、アクセスポイント10、および、乗車口の位置と、撮像対象のエリアの位置関係を特定できる。さらに、決定部41は、エリアA2が無人の状態で撮像装置15aがエリアA2を撮像したときに得られる画像データがAP02.jpgとして格納されていることを認識できる。同様に、決定部41は、エリアA3が無人のときに撮像装置15bがエリアA3を撮像した画像データがAP03.jpgであり、エリアA4が無人のときに撮像装置15bがエリアA4を撮像したときの画像データがAP04.jpgであることも、認識できる。
そこで、決定部41は、エリア識別子=A1,画像データ=A1_001.jpgの組み合わせを処理するために、エリアA1に対応付けられている初期画像であるAP01.jpgを読み出す。決定部41は、入力された画像データ=A1_001と、初期画像AP01.jpgを比較することにより、両者で異なる対象が映りこんでいる領域の画像全体の領域に対する割合を計算する。すなわち、決定部41が画像データにおいて、比較対象の初期画像から消えている景色の領域を、差のある領域として特定する。画像データと初期画像との間で差のある領域の画像全体に対する割合を計算すると、決定部41は、処理データベース52を参照する。
図7は、処理データベース52の例を説明する図である。処理データベース52は、画像データと初期画像との間で差のある領域の画像全体に対する割合と、そのエリアに対して行われる処理を対応付けている。以下、読みやすくするために、画像データと初期画像との間で差のある領域の画像全体に対する割合のことを「差分の割合」と記載することがある。
処理データベース52には、割合、危険レベル、第1処理、第2処理が含まれる。割合は、処理対象の画像データと処理対象の領域の初期画像とから得られた差分の割合である。危険レベルは、そのエリアの危険度を表す値であるが、差分の割合から推定される各エリアの混雑度を表してもいる。すなわち、混雑が激しいほど事故が起こりやすいので、差分の割合が大きいほど危険度が大きくなる。図7の例では、差分の割合が30%以下では、危険レベル=1であり、差分の割合が31〜50%では危険レベル=2である。さらに、差分の割合が51〜80%では危険レベル=3であり、差分の割合が81%以上では、危険レベル=4である。なお、図7の例では、危険レベルの値が大きいほど、そのエリアの危険度は大きいことを表している。
第1処理は、差分の割合に合わせて、そのエリアに優先的に適用する処理の内容である。危険レベル=1のエリアは混雑しておらず、他のエリアの混雑の緩和のために他のエリアから人を移動させたいエリアである。このため、危険レベル=1のエリアは、誘導先に設定される。危険レベル=2のエリアは、他のエリアに人を移動させることが望ましい程度には混雑していないが、他のエリアから人を移動させることが望ましい程度には閑散としていない。このため、危険レベル=2のエリアについては特に処理が行われない。危険レベル=3、4のエリアは、いずれも他のエリアに人を移動させることが望ましい程度に混雑している。このため、危険レベル=3、4のエリアでは、他のエリアへの誘導を通知することが第1処理として設定されている。
第2処理は、危険レベル=1のエリアが検出されていない場合に、危険レベル=3、4のエリアに対して行われる処理である。危険レベル=3のエリアと危険レベル=4のエリアは、いずれも混雑しているので、そのエリア中の人を他のエリアに移動させることが望ましいが、混雑度は危険レベル=4のエリアの方が危険レベル=3のエリアよりも激しい。このため、危険レベル=4のエリアでは、混雑が原因となる事故が発生する可能性が危険レベル=3のエリアより高い。そこで、危険レベル=4のアクセスポイント10については、接続中の端末5との間の接続の切断を、アクセスポイント10に要求することが設定されている。以下では、第1処理が適用されるケースについて説明する。なお、第2処理を用いるケースについては、後述する。
例えば、決定部41は、エリアA1を撮像した結果の画像データ=A1_001.jpgについて、初期画像AP01.jpgとの差分の割合が60%であると判定したとする。すると、決定部41は、処理データベース52を参照し、エリアA1は混雑しているので誘導を通知するエリアとして決定する。
決定部41は、他のエリアについても同様の処理を行う。例えば、エリアA2の画像データ=A2_001.jpgについて、初期画像AP02.jpgとの差分の割合が90%であるとする。この場合、決定部41は、エリアA2についても、混雑しているので誘導を通知するエリアとして決定する。一方、エリアA3の画像データ=A3_001.jpgについて、初期画像AP03.jpgとの差分の割合が10%であるとする。この場合、決定部41は、エリアA3を、他のエリアからの誘導先として決定する。さらに、エリアA4の画像データ=A4_001.jpgについて、初期画像AP04.jpgとの差分の割合が35%であるとする。この場合、決定部41は、エリアA4については処理を行わないことを決定する。
図8は、各撮像エリアの混雑状況の特定方法の例を説明するフローチャートである。決定部41は、受信部33を介して、各エリアの画像を定期的に取得する(ステップS1)。決定部41は、取得した画像と、その画像と同じエリアを撮像した初期画像を比較する(ステップS2)。決定部41は、エリアごとに、初期画像との差分の割合を求める(ステップS3)。決定部41は、得られた差分の割合を用いて、各エリアについて適用する処理を決定する(ステップS4)。なお、ステップS4において、処理データベース52で第1処理として記録されている処理が、そのエリアに適用する処理として特定される。
(2)接続中の端末5の情報の取得方法
次に、駅構内に設置されたアクセスポイント10に接続している端末5の情報を制御装置30が取得する方法の例を説明する。
各アクセスポイント10は、定期的に、そのアクセスポイント10との間の接続を確立しようとする端末5が使用可能な情報(AP情報)を出力している。このため、ユーザが端末5を保持して駅構内に入ると、端末5は、アクセスポイント10から送信された信号を受信する。
端末5は、予め、駅構内に設置されているアクセスポイント10との通信に用いるSSID(Service Set Identifier)などの情報を記憶しているものとする。端末5は、アクセスポイント10から受信したAP情報と、予め記憶しているSSIDなどを用いて、アクセスポイント10との間で接続を確立するための処理を行う。このとき、端末5は、自装置に割り当てられたMACアドレスをアクセスポイント10に通知する。一方、アクセスポイント10は、端末5に対して、制御装置30の情報を通知する。制御装置30の情報が通知されると、端末5は、端末5自身の情報を制御装置30に通知する。端末5が制御装置30に通知する情報は、端末5に割り当てられている端末ID、MACアドレス、接続先のアクセスポイント10の識別子などである。
制御装置30中の取得部42は、受信部33を介して、端末5の通知を受信する。取得部42は、端末5から通知された情報を、接続中端末データベース53に記録する。なお、取得部42は、定期的に各アクセスポイント10にアクセスすることにより、そのアクセスポイント10に接続している端末5の情報を更新する。取得部42は、アクセスポイント10との通信によって得られた情報も、接続中端末データベース53に記録する。
図9は、接続中端末データベース53の例を説明する図である。図9に示す接続中端末データベース53には、アクセスポイントID、端末ID、端末5のアドレスが含まれる。以下、アドレスはMACアドレスである場合を例として説明するが、端末5が自装置に割り当てられたIPアドレスを制御装置30に通知する場合、接続中端末データベース53には、端末5に割り当てられたIPアドレスが記録され得る。接続中端末データベース53を用いると、個々の端末5についての接続状況が特定できる。例えば、端末5d〜5fは、いずれもAP01で識別されるアクセスポイント10aに接続している。また、端末5dのアドレスはxx.xx.xy.xx.xx.xxであり、端末5eのアドレスはyy.yy.xx.xx.zzである。また、端末5fのアドレスはab.cd.xy.xx.yy.zzである。
(3)混雑緩和のための処理
図10は、制御装置30で行われる処理の例を説明するフローチャートである。図10を参照しながら、端末5を携帯したユーザが駅の構内に入ってから制御装置30で行われる処理の例を説明する。なお、図10は一例であり、ステップS13の処理はステップS11の前に行われても良い。
制御装置30の取得部42は、受信部33を介して、利用者の端末5からの駅構内の無線LANへの接続の通知を受信する(ステップS11)。取得部42は、接続中端末データベース53に、端末5が接続中のアクセスポイント10に対応付けて、端末5の情報を記録する(ステップS12)。決定部41は、撮像装置15から送信された画像データを解析することにより、誘導を通知するエリアを検出したかを判定する(ステップS13)。誘導を通知するエリアを検出していない場合、ステップS11以降の処理が繰り替えさえる(ステップS13でNo)。誘導を通知するエリアが検出された場合、混雑緩和のための処理が行われる(ステップS13でYes、ステップS14)。
図11は、混雑緩和のための処理の例を説明するフローチャートである。図11は、図10のステップS14で行われる処理の例を詳しく示している。図11を参照しながら、処理データベース52中の第1処理の適用方法と、第2処理が使用される際の処理の例を説明する。まず、ステップS21〜S25を参照しながら、第1処理が適用される場合について説明する。
決定部41において、誘導を通知するエリアが特定されると、特定部43は、誘導を通知するエリアに対応付けられたアクセスポイント10を、監視画像データベース51を用いて特定する(ステップS21)。ここで、誘導を通知するエリアに対応付けられたアクセスポイントIDで識別されるアクセスポイント10は、誘導を通知するエリアと重複した通信エリアを形成している。例えば、図5の例では、エリアA1とエリアA2が誘導を通知するエリアとして特定される。この場合、特定部43は、監視画像データベース51(図6)を用いて、エリアA1はAP01で識別されるアクセスポイント10aの通信エリアに重複することを特定する。同様に、特定部43は、エリアA2はAP02で識別されるアクセスポイント10bの通信エリアに重複することも特定する。
通知処理部44は、誘導を通知するエリアのうち、処理の対象とするエリアを選択する(ステップS22)。さらに、通知処理部44は、誘導先に設定されたエリアが存在するかを判定する(ステップS23)。誘導先に設定されたエリアが存在する場合、取得部42は、誘導先に設定されたエリアに対応付けられたアクセスポイント10と、誘導先に設定されたエリアの最寄りの乗車口を特定する(ステップS23でYes、ステップS24)。ここで、誘導先のエリアに対応付けられたアクセスポイントIDで識別されるアクセスポイント10は、誘導先のエリアと重複した通信エリアを形成している。例えば、図5の例では、エリアA3が誘導先に設定されている。そこで、通知処理部44は、監視画像データベース51を用いて、誘導先となるエリアA3は、AP03で識別されるアクセスポイント10cの通信エリアに重複することと、最寄りの乗車口は3番乗車口であることを特定する。
その後、通知処理部44は、処理対象のエリアのアクセスポイント10に接続している端末に、誘導先に設定されたエリアへの移動を促すためのメッセージの表示を要求する表示要求を送信する(ステップS25)。ここで、表示要求には、誘導先に設定されたエリアの乗車口付近への移動を促すメッセージを表示するための表示データと、表示データを画面に表示することを要求する制御情報とが含まれている。なお、処理対象のエリアのアクセスポイント10に接続している端末5は、特定部43によって、接続中端末データベース53を用いて特定される。通知処理部44は、特定された端末5の各々に送信するための表示要求を生成し、送信部32を介して、生成した表示要求を送信する。
例えば、エリアA1とA2が誘導を通知するエリアに設定されており、エリアA1が処理対象に選択されているとする。ここで、特定部43は、ステップS21の処理により、エリアA1に重複した通信エリアを形成しているアクセスポイント10の識別子がAP01であることを特定している。そこで、特定部43は、AP01で識別されるアクセスポイント10に接続している端末5を、接続中端末データベース53から特定する。制御装置30が図9に示す接続中端末データベース53を保持している場合、特定部43は、端末5d〜5fを含む複数の端末5を、表示要求の送信先として特定する。一方、通知処理部44は、ステップS24の処理結果を用いて、3番乗車口付近に端末5のユーザを誘導するためのメッセージを生成する。例えば、通知処理部44は、「3番乗車口付近では快適に通信を行うことができます」等のメッセージを端末側で表示するための表示データを生成する。通知処理部44は、特定部43で特定された端末5の各々に宛てて、表示データを含む表示要求を生成し、生成した表示要求を、送信部32を介して送信する。
通知処理部44は、誘導を通知するエリアの全てについて処理が終了したかを判定する(ステップS29)。誘導を通知するエリアの全てについて処理が終了していない場合、ステップS22以降の処理が繰り返される(ステップS29でNo)。一方、誘導を通知するエリアの全てについて処理が終了すると、通知処理部44は処理を終了する。
ステップS23において、誘導先に設定されたエリアが無いと判定されたとする(ステップS23でNo)。この場合、混雑しているエリアにいるユーザの誘導先のエリアがないため、第2処理が適用される。以下、ステップS26〜S28を参照しながら、第2処理が適用される場合について説明する。
通知処理部44は、ステップS22で処理対象に選択したエリアでの、画像データと初期画像の差分の割合に対応する第2処理を取得する(ステップS26)。通知処理部44は、第2処理が「切断」であるかを判定する(ステップS27)。第2処理が「切断」ではない場合、ステップS29以降の処理が行われる(ステップS27でNo)。第2処理が「切断」である場合、通知処理部44は、処理対象のエリア中のアクセスポイント10に、接続中の端末5との間の接続を切断する処理を行わせることを、無線LANコントローラー25に要求する(ステップS28)。
例えば、エリアA2が混雑しているが、いずれのエリアも誘導先に設定されていないとする。すると、通知処理部44は、エリアA2について得られた差分の割合と、処理データベース52を用いて、エリアA2に対して適用する第2処理を決定する。処理データベース52が図7に示すとおりであり、エリアA2に対して得られた差分の割合が90%である場合、エリアA2に対して適用される第2処理は「切断」である。そこで、通知処理部44は、エリアA2に設置されているアクセスポイント10b(AP02)に、アクセスポイント10bとの間で接続を確立している端末5との接続を切断させることを決定する。通知処理部44は、アクセスポイント10bに接続している端末5との接続の切断を要求するための制御メッセージを、無線LANコントローラー25宛に生成する。無線LANコントローラー25は、制御装置30から制御メッセージを受信すると、制御メッセージに応じて、アクセスポイント10bへの制御を行う。アクセスポイント10bは、無線LANコントローラー25の制御に従って、接続中の全ての端末5との接続を切断する。このため、エリアA2中の端末5は、通信に失敗する。
なお、図11の処理は一例である。例えば、誘導先として使用できるエリアが無いため、相対的に混雑の激しいエリアで通信を停止させる場合、アクセスポイント10と端末5の間の接続の切断以外の方法で、端末5から送信されたパケットを遮断しても良い。
図12は、制御処理の例を説明する図である。図12は、エリアA1とエリアA2が混雑しており、エリアA3が誘導先に設定されている場合の例である。この場合、アクセスポイント10aに接続している端末5と、アクセスポイント10bに接続している端末5に対して、表示要求が送信される。
図10、図11を参照した処理に加えて、制御装置30は、誘導を通知するエリアにおいて、端末5の通信が快適な状態ではなくなるように、無線LANコントローラー25にネットワークを操作させてもよい。図12の例では、エリアA1とエリアA2では端末5の通信速度が遅くなるようにネットワークが制御されるとする。なお、端末5の通信を妨げるようにネットワークを制御する場合、通知処理部44は、誘導を通知するエリアに設置されているアクセスポイント10を、監視画像データベース51を用いて特定する。通知処理部44は、誘導を通知するエリアに設置されているアクセスポイント10の通信エリアでの通信状況を悪くすることを、無線LANコントローラー25に要求する。通知処理部44は、図11のステップS28などを参照した処理と同様に、無線LANコントローラー25に制御要求を送信し、無線LANコントローラー25は制御要求に応じた制御を行う。このため、誘導を通知するエリアでは、端末5の通信速度が遅くなるなど、通信状況が悪化する。
この場合、通知処理部44は、端末5への通知の際に、ネットワークの制御によって、端末5の通信が快適ではない状態であることを示唆するメッセージを、誘導先の通知と共に表示させるように、表示要求を変形することができる。例えば、G1の例では、「混雑によりネットワークを制御します。3番乗車口付近は快適に通信できます。」というメッセージが端末5の画面に表示されている。
図12に示す制御では、現在の位置では通信状況が悪いことを端末5のユーザに認識させることができるので、ユーザを誘導先のエリアに誘導しやすくなる。このため、誘導を通知するエリアでの混雑が軽減される可能性がある。
図13は、制御処理の例を説明する図である。図13では、エリアA1とエリアA2が混雑している上、いずれのエリアも誘導先となる程度には閑散としていない場合の例である。この場合、混雑しているエリアA1とエリアA2の各々について、第2処理が適用される。図13は、エリアA1の混雑度(差分の割合)に対応する第2処理が「切断」ではなく、エリアA2の混雑度に対応する第2処理が「切断」である場合の制御結果を示す。この場合、エリアA1、A3、A4では、切断が行われないため、アクセスポイント10a、10c、10dを介して端末5が通信を行うことができる。一方、エリアA2では、アクセスポイント10bに対して、端末5との間の接続の切断が要求されるので、エリアA2に位置する端末5は通信に失敗する。この場合、エリアA2に位置する端末5では、アクセスポイント10bからの電波を受信できない旨の表示が、G2に示すように表示される。
このため、端末5の操作を行うことを希望するユーザは、エリアA2から他のエリアに移動することが期待される。すると、エリアA2での混雑が緩和することが期待される。なお、図13のケースでは、誘導先が表示されていないので、端末5のユーザは、エリアA1、A3、A4のいずれかに移動することが予想される。移動するエリアは、ユーザによって異なる可能性があるため、新たにいずれかのエリアを極端に混雑させる可能性も低いといえる。
実施形態にかかる方法では、撮像装置15で撮像されるエリアと、個々のエリアに重複した通信エリアを形成するアクセスポイント10が、監視画像データベース51として対応付けられている。このため、各アクセスポイント10の通信エリアの混雑具合を、通信エリアの状況を撮像した画像データを用いて特定することができるため、アクセスポイント10への通信数だけから混雑状況を類推するよりも正確な情報が得られる。例えば、各アクセスポイント10の通信数が少なくても、アクセスポイント10との接続を行う端末を保持していない人がアクセスポイント10の近傍にいる場合には、アクセスポイント10の通信エリア付近で混雑が発生しうる。さらに、アクセスポイント10の設置位置の近傍に柱や階段などがあるために、アクセスポイント10の通信エリア周辺が狭くなっていて混雑しやすい場合にも、通信数が少なくても混雑が発生する。実施形態にかかる方法では、撮像装置15から得られた画像データを用いることで、混雑の状況をより正確に把握できるといえる。このため、アクセスポイント10への通信数を用いて混雑状況を特定する場合に比べて、適格な誘導先へと端末5の利用者を誘導できる。
<変形例>
なお、実施形態は上記に限られるものではなく、様々に変形可能である。以下にその例をいくつか述べる。
図5〜図13を参照しながら説明した処理は、端末5が制御用アプリケーションを動作させている状態で行われても良い。この場合、端末5と制御装置30との間の通信は、制御用アプリケーションで使用されるデータとして送受信される。
図14は、セッションを開始する端末への制御の例を説明する図である。以上の処理に加えて、セッションが開始される場合には、図14の処理が行われても良く、また、図14を参照しながら説明する処理が独立して行われてもよい。図14に示すシステムは図1、図2に示すシステムと同様である。
図14の処理においても、撮像装置15は、図1のケースと同様に各アクセスポイント10の通信エリアを撮像し、画像データを撮像したエリアの情報に対応付けて制御装置30に送信する(手順P21)。
制御装置30において、決定部41は、画像データを解析した結果、アクセスポイント10bの通信エリアでは、混雑が激しいため、アクセスポイント10bの通信エリアの外に人が移動することが望ましい状態であると判定したとする。すると、通知処理部44は、新たに、アクセスポイント10bとの間でセッションを開始する端末5に対して、移動を誘導する表示を行うことを無線LANコントローラー25に要求する(手順P22)。すると、無線LANコントローラー25は、アクセスポイント10bとの間でセッションを開始する端末5がインターネット21にアクセスする場合、移動を誘導するための表示がトップページとして表示されるようにリダイレクト処理を行う。なお、移動を誘導するための表示は、制御装置30によって生成されても良く、制御装置30での各エリアの混雑状況を取得した他の装置によって生成されても良い。
図14では一例として、端末5cが新規にアクセスポイント10に接続してインターネット接続を実施する場合に端末5cに表示される表示の例の変化を示している。ここで、端末5cでは、接続処理を行う際に、端末5cの画面には、G11に示すように、接続先のアクセスポイント10を選択するための選択画面が表示されているものとする。端末5cのユーザは、SSID_APaとSSID_APbのうち、SSID_APbを使用した通信を選択したとする。なお、SSID_APbはアクセスポイント10bとの接続に使用されるSSIDであり、SSID_APaはアクセスポイント10aとの接続に使用されるSSIDであるとする。ユーザがSSID_APbを用いた通信を選択した場合、端末5cはアクセスポイント10bに接続して、無線LANコントローラー25にアクセスする(手順P23)。
手順P23が行われた時点では、すでに、手順P22において、無線LANコントローラー25に対して、アクセスポイント10bを介したセッションを開始する端末5のパケットのリダイレクトが要求されている。そこで、無線LANコントローラー25は、手順P23でアクセスポイント10b経由でのインターネット21へのアクセスが要求されると、リダイレクト処理を行い、移動を誘導するためのページをリダイレクト先に指定する(手順P24)。このため、端末5cでは、リダイレクト先のページが読み込まれ、G12に示す表示が行われる。G12の表示では、端末5cが位置しているエリアが込み合っていることと、他のエリアへの移動を促すことが示されている。なお、リダイレクト先のページは、適宜、制御装置30での混雑具合の判定結果に応じて、誘導先のエリア等の情報が変更される。
G12に示すような誘導の表示が行われることにより、端末5cのユーザがアクセスポイント10bの通信エリアから、混雑していないエリアに移動することが期待できる。このため、図14の処理によっても、混雑の緩和が期待される。
なお、図14の処理は、制御用のアプリケーションを動作させていない端末5においても適用され得る。また、図14では、新規にアクセスポイント10に接続する端末での表示例を使用して説明したが、接続中のアクセスポイント10を介して新たなセッションを開始する端末5にも、図14と同様の処理が行われ得る。
さらに、新たなセッションの生成を要求するパケットのリダイレクト処理は、無線LANコントローラー25で行われる場合に限られず、転送処理に使用するポリシーを取得することによって動的に転送ルールを変更する任意の通信装置によって行われうる。例えば、アクセスポイント10がSDN(Software-Defined Network)に対応していてもよい。この場合、混雑している領域中のアクセスポイント10は、制御装置30からリダイレクト処理を行うことが要求された後に、セッションを新たに生成する通信を要求するパケットを受信すると、リダイレクト処理を行う。なお、アクセスポイント10によりリダイレクト処理が行われた場合でも、リダイレクト処理の対象となったパケットを送信した端末には、移動を誘導するための表示がトップページとして表示される。
同様に、ネットワーク20中のいずれかの装置が、SDNに対応しているために、制御装置30から通知された転送ルールに応じて、混雑している領域のアクセスポイント10に接続している端末から送信されたパケットの出力先を変更しても良い。この場合も、ネットワーク20中の装置での転送先の変更により、端末には、移動を誘導するための表示がトップページとして表示されるように、転送先が制御装置30によって設定される。
以上の説明で述べたデータベースは一例に過ぎない。従って、各データベース中に格納される情報要素の種類や情報は、実装に応じて変更され得る。さらに、端末5への表示についても、実装に応じて、メッセージの内容や表示のレイアウト等が変更され得る。
さらに、決定部41において、各エリアが混雑しているかを判定するための処理も、実装に応じて変更され得る。例えば、決定部41は、撮像装置15から受信した画像データ中に写りこんでいる人の頭の数をカウントし、得られた値をもとに、混雑度を判定してもよい。また、エッジ処理の結果や、人が写っている面積の算出結果を用いて混雑度を判定してもよい。
以上の説明では、実施形態にかかるシステムが駅のホームに設置されている場合を例として説明したが、実施形態にかかるシステムの設置位置は、駅に限られない。例えば、災害発生時の避難所やイベント会場などにおいても、実施形態にかかるシステムが使用され得る。
上述の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の領域を撮像した画像データから特定される前記複数の領域の各々の混雑状態に基づいて、前記複数の領域から、混雑領域と、前記混雑領域に位置する端末の利用者の誘導先領域とを決定し、
前記複数の領域の各々と、複数のアクセスポイントの各々との対応関係を記憶する記憶部を参照して、前記混雑領域に対応するアクセスポイントを特定し、
特定した前記アクセスポイントを介して通信している端末に、前記誘導先領域への移動を促す通信制御を実行する
処理を、制御装置に行わせることを特徴とする誘導プログラム。
(付記2)
前記制御装置は、前記混雑領域に位置するアクセスポイントに接続している端末から、当該端末の通信先に至る経路に含まれる通信装置を制御しており、
前記通信制御は、前記通信装置に、
前記混雑領域に位置するアクセスポイントに接続している端末から送信されたパケットを、前記誘導先領域への移動を促す情報を開示するサーバへ転送し、
前記転送したパケットに対する応答として、前記誘導先領域への移動を促す情報を前記端末に送付する制御である
ことを特徴とする付記1に記載の誘導プログラム。
(付記3)
前記通信制御は、
前記誘導先領域となる領域が無い場合、前記混雑領域のうちで相対的に混雑している領域を、通信を停止させる停止領域に決定し、
前記停止領域を通信エリアに含むアクセスポイントに対して当該アクセスポイントを経由するパケットを遮断させる処理を要求する制御情報を、前記複数のアクセスポイントを制御するコントローラーに送信する
制御である
ことを特徴とする付記1または2に記載の誘導プログラム。
(付記4)
前記通信制御は、
前記誘導先領域となる領域が無い場合、前記混雑領域のうちで相対的に混雑している領域を、通信を停止させる停止領域に決定し、
前記停止領域を通信エリアに含むアクセスポイントが前記通信装置として前記制御装置によって制御される場合、当該アクセスポイントを経由するパケットを遮断させる処理を当該アクセスポイントに要求する
制御であることを特徴とする付記2に記載の誘導プログラム。
(付記5)
前記複数のアクセスポイントの各々に接続する端末を特定する接続状況を取得する処理を前記制御装置に行わせ、
前記通信制御は、前記接続状況を用いて、前記混雑領域に位置するアクセスポイントを介して通信している端末に前記誘導先領域への移動を促す情報を送信する制御である
ことを特徴とする付記1に記載の誘導プログラム。
(付記6)
複数の領域を撮像した画像データから特定される前記複数の領域の各々の混雑状態に基づいて、前記複数の領域から、混雑領域と、前記混雑領域に位置する端末の利用者の誘導先領域とを決定する決定部と、
前記複数の領域の各々と、複数のアクセスポイントの各々との対応関係を記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照して、前記混雑領域に対応するアクセスポイントを特定するとともに、特定した前記アクセスポイントを介して通信している端末に、前記誘導先領域への移動を促す通信制御を実行する処理部
を備えることを特徴とする制御装置。
(付記7)
前記制御装置は、前記混雑領域に位置するアクセスポイントに接続している端末から、当該端末の通信先に至る経路に含まれる通信装置を制御しており、
前記通信制御は、前記通信装置に、
前記混雑領域に位置するアクセスポイントに接続している端末から送信されたパケットを、前記誘導先領域への移動を促す情報を開示するサーバへ転送し、
前記転送したパケットに対する応答として、前記誘導先領域への移動を促す情報を前記端末に送付する制御である
ことを特徴とする付記6に記載の制御装置。
(付記8)
前記通信制御は、
前記誘導先領域となる領域が無い場合、前記混雑領域のうちで相対的に混雑している領域を、通信を停止させる停止領域に決定し、
前記停止領域を通信エリアに含むアクセスポイントに対して当該アクセスポイントを経由するパケットを遮断させる処理を要求する制御情報を、前記複数のアクセスポイントを制御するコントローラーに送信する
制御である
ことを特徴とする付記6または7に記載の制御装置。
(付記9)
前記通信制御は、
前記誘導先領域となる領域が無い場合、前記混雑領域のうちで相対的に混雑している領域を、通信を停止させる停止領域に決定し、
前記停止領域を通信エリアに含むアクセスポイントが前記通信装置として前記制御装置によって制御される場合、当該アクセスポイントを経由するパケットを遮断させる処理を当該アクセスポイントに要求する
制御であることを特徴とする付記7に記載の制御装置。
(付記10)
前記記憶部は、前記複数のアクセスポイントの各々への端末の接続状況をさらに記憶し、
前記通信制御は、前記記憶部を参照し、前記混雑領域に位置するアクセスポイントを介して通信している端末に前記誘導先領域への移動を促す情報を送信する制御である
ことを特徴とする付記6に記載の制御装置。
(付記11)
複数の領域を撮像した画像データから特定される前記複数の領域の各々の混雑状態に基づいて、前記複数の領域から、混雑領域と、前記混雑領域に位置する端末の利用者の誘導先領域とを決定し、
前記複数の領域の各々と、複数のアクセスポイントの各々との対応関係を記憶する記憶部を参照して、前記混雑領域に対応するアクセスポイントを特定し、
特定した前記アクセスポイントを介して通信している端末に、前記誘導先領域への移動を促す通信制御を実行する
処理を、制御装置が行うことを特徴とする誘導方法。
(付記12)
前記制御装置は、前記混雑領域に位置するアクセスポイントに接続している端末から、当該端末の通信先に至る経路に含まれる通信装置を制御しており、
前記通信制御は、前記通信装置に、
前記混雑領域に位置するアクセスポイントに接続している端末から送信されたパケットを、前記誘導先領域への移動を促す情報を開示するサーバへ転送し、
前記転送したパケットに対する応答として、前記誘導先領域への移動を促す情報を前記端末に送付する制御である
ことを特徴とする付記11に記載の誘導方法。
(付記13)
前記通信制御は、
前記誘導先領域となる領域が無い場合、前記混雑領域のうちで相対的に混雑している領域を、通信を停止させる停止領域に決定し、
前記停止領域を通信エリアに含むアクセスポイントに対して当該アクセスポイントを経由するパケットを遮断させる処理を要求する制御情報を、前記複数のアクセスポイントを制御するコントローラーに送信する
制御である
ことを特徴とする付記11または12に記載の誘導方法。
(付記14)
前記通信制御は、
前記誘導先領域となる領域が無い場合、前記混雑領域のうちで相対的に混雑している領域を、通信を停止させる停止領域に決定し、
前記停止領域を通信エリアに含むアクセスポイントが前記通信装置として前記制御装置によって制御される場合、当該アクセスポイントを経由するパケットを遮断させる処理を当該アクセスポイントに要求する
制御であることを特徴とする付記12に記載の誘導方法。
(付記15)
前記制御装置は、前記複数のアクセスポイントの各々に接続する端末を特定する接続状況を取得し、
前記通信制御は、前記接続状況を用いて、前記混雑領域に位置するアクセスポイントを介して通信している端末に前記誘導先領域への移動を促す情報を送信する制御である
ことを特徴とする付記11に記載の誘導方法。
5 端末
10 アクセスポイント
15 撮像装置
20 ネットワーク
25 無線LANコントローラー
30 制御装置
31 通信部
32 送信部
33 受信部
40 制御部
41 決定部
42 取得部
43 特定部
44 通知処理部
50 記憶部
51 監視画像データベース
52 処理データベース
53 接続中端末データベース
101 プロセッサ
102 メモリ
103 入力装置
104 出力装置
105 バス
106 記憶装置
107 可搬記憶媒体駆動装置
108 可搬記憶媒体
109 ネットワークインタフェース

Claims (7)

  1. 複数の領域を撮像した画像データから特定される前記複数の領域の各々の混雑状態に基づいて、前記複数の領域から、混雑領域と、前記混雑領域に位置する端末の利用者の誘導先領域とを決定し、
    前記複数の領域の各々と、複数のアクセスポイントの各々との対応関係を記憶する記憶部を参照して、前記混雑領域に対応するアクセスポイントを特定し、
    特定した前記アクセスポイントを介して通信している端末に、前記誘導先領域への移動を促す通信制御を実行する
    処理を、制御装置に行わせることを特徴とする誘導プログラム。
  2. 前記制御装置は、前記混雑領域に位置するアクセスポイントに接続している端末から、当該端末の通信先に至る経路に含まれる通信装置を制御しており、
    前記通信制御は、前記通信装置に、
    前記混雑領域に位置するアクセスポイントに接続している端末から送信されたパケットを、前記誘導先領域への移動を促す情報を開示するサーバへ転送し、
    前記転送したパケットに対する応答として、前記誘導先領域への移動を促す情報を前記端末に送付する制御である
    ことを特徴とする請求項1に記載の誘導プログラム。
  3. 前記通信制御は、
    前記誘導先領域となる領域が無い場合、前記混雑領域のうちで相対的に混雑している領域を、通信を停止させる停止領域に決定し、
    前記停止領域を通信エリアに含むアクセスポイントに対して当該アクセスポイントを経由するパケットを遮断させる処理を要求する制御情報を、前記複数のアクセスポイントを制御するコントローラーに送信する
    制御である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の誘導プログラム。
  4. 前記通信制御は、
    前記誘導先領域となる領域が無い場合、前記混雑領域のうちで相対的に混雑している領域を、通信を停止させる停止領域に決定し、
    前記停止領域を通信エリアに含むアクセスポイントが前記通信装置として前記制御装置によって制御される場合、当該アクセスポイントを経由するパケットを遮断させる処理を当該アクセスポイントに要求する
    制御であることを特徴とする請求項2に記載の誘導プログラム。
  5. 前記複数のアクセスポイントの各々に接続する端末を特定する接続状況を取得する処理を前記制御装置に行わせ、
    前記通信制御は、前記接続状況を用いて、前記混雑領域に位置するアクセスポイントを介して通信している端末に前記誘導先領域への移動を促す情報を送信する制御である
    ことを特徴とする請求項1に記載の誘導プログラム。
  6. 複数の領域を撮像した画像データから特定される前記複数の領域の各々の混雑状態に基づいて、前記複数の領域から、混雑領域と、前記混雑領域に位置する端末の利用者の誘導先領域とを決定する決定部と、
    前記複数の領域の各々と、複数のアクセスポイントの各々との対応関係を記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、前記混雑領域に対応するアクセスポイントを特定するとともに、特定した前記アクセスポイントを介して通信している端末に、前記誘導先領域への移動を促す通信制御を実行する処理部
    を備えることを特徴とする制御装置。
  7. 複数の領域を撮像した画像データから特定される前記複数の領域の各々の混雑状態に基づいて、前記複数の領域から、混雑領域と、前記混雑領域に位置する端末の利用者の誘導先領域とを決定し、
    前記複数の領域の各々と、複数のアクセスポイントの各々との対応関係を記憶する記憶部を参照して、前記混雑領域に対応するアクセスポイントを特定し、
    特定した前記アクセスポイントを介して通信している端末に、前記誘導先領域への移動を促す通信制御を実行する
    処理を、制御装置が行うことを特徴とする誘導方法。
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