JP2017098847A - 映像監視システム - Google Patents

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小山 貴之
Takayuki Koyama
貴之 小山
桂 山本
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Abstract

【課題】記憶手段に記憶された映像データから任意の映像データを、携帯端末から指定し、所望の映像データを携帯端末に表示可能とする。
【解決手段】携帯端末20から監視センタ10に所望の監視映像の表示要求を行い(SD1)、表示要求があったとき、監視映像を記憶した映像記録端末装置30から取得するための取得情報(第3記憶テーブル52)を携帯端末20に返信し(SE2)、取得情報に基づいて映像記録端末装置30に格納された複数の監視映像から所望の監視映像を選択する選択情報(カメラID52A、通信手段52B、IPアドレス52C)を映像記録端末装置30に送信し(SD3)、映像記録端末装置30で選択され、返信されてきた所望の監視映像を携帯端末20の表示部21に表示させる(SD4,SD5)。
【選択図】図5

Description

本発明は、映像監視システムに関する。
建物の玄関、あるいはエレベータ乗りかご内等にカメラを設置し、これらのカメラが撮影した映像データを記録装置へ記録し、必要時に記録装置に記録された映像データを再生して、不審者や侵入者を特定する映像監視システムが、一般的に設置されている。まだ、インターネットを介してウェブサイトからコンテンツを取得する場合に、通信端末のスペックに合わせてコンテンツを表示部に表示できるようにする技術も例えば特開2010−061542号公報(特許文献1)に開示されている。
この特許文献1に開示された技術は、ネットワーク上に配置されるウェブサイトの位置を特定する位置情報及び前記ウェブサイトに掲載されるコンテンツを指定する指定情報が入力される入力部と、 前記入力部から前記ウェブサイトへのアクセスが要求された場合に、前記コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソースをスペック情報として検出するスペック情報検出部と、 前記スペック情報、前記位置情報及び前記指定情報が含まれ、前記指定情報によって指定された前記コンテンツの取得を要求する要求メッセージを生成し、取得した前記コンテンツの処理を行う情報処理部と、 前記位置情報に対応した位置に前記ウェブサイトが構築される信号処理装置に対して、前記要求メッセージを送信し、前記信号処理装置が前記スペック情報に基づいて変換したコンテンツを受信する通信部と、 前記コンテンツに含まれる画像又は文字のいずれか一方、又は両方を表示する表示部と、を備えた通信端末である。
特開2010−061542号公報
特許文献1に記載の技術は、画像等を含む表示コンテンツ情報を、通信端末機器のスペック(コンテンツの処理に割り当て可能な自端末のリソース)に合わせて変換し、最適なコンテンツを転送することを特徴としている。しかし、特に通信端末機器が携帯端末機器において、同じ携帯端末機器でも使用状況によって変化する条件、例えばバッテリ残容量あるいは通信量制限については考慮されておらず、携帯端末機器には必ずしも適してはいない。
一方、携帯端末機器はBYOD(Bring Your Own Device)で使用されるケースも増えており、ユーザ自身の所有する携帯端末として使用すれば、監視用の情報端末あるいは保守用の情報端末を監視端末として用意し、持ち歩く必要がなくなる。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、本発明が解決しようとする課題は、記憶手段に記憶された映像データから任意の映像データを、携帯端末から指定し、所望の映像データを携帯端末に表示可能とすることにある。
前記課題を解決するため、本発明の一態様は、監視センタと携帯端末とが通信手段を介して接続された映像監視システムであって、前記携帯端末から前記監視センタに所望の監視映像の表示要求を行う手段と、前記表示要求があったとき、前記監視映像を記憶した記憶手段から取得するための取得情報を前記携帯端末に返信する手段と、前記取得情報に基づいて前記記憶手段に格納された複数の監視映像から所望の監視映像を選択する選択情報を前記記憶手段に送信する手段と、前記記憶手段で選択され、当該記憶手段から返信されてきた前記所望の監視映像を前記携帯端末の表示装置に表示させる手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、記憶手段に記憶された映像データから任意の映像データを、携帯端末から指定し、所望の映像データを携帯端末に表示させることができる。なお、前記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る映像監視システムの要部構成を示すブロック図である。 実施例1に係る映像監視システムの動作手順を示すフローチャートである。 実施例1において第1記憶部に格納された第1記憶テーブルの記憶項目の一例を示す図である。 実施例1において第2記憶部に格納された第2記憶テーブルの記憶項目の一例を示す図である。 実施例2に係る映像監視システムの動作手順を示すフローチャートである。 実施例2において第3記憶部に格納された第3記憶テーブルの記憶項目の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る映像監視システム全体の構成を示すブロック図である。同図において、本実施形態に係る映像監視システム100は、インターネット1を介して通信可能に接続された監視センタ10、携帯端末20及び映像記録端末装置30から基本的に構成されている。
監視センタ10は、センタ制御部11、センタ通信部12及びセンタ記憶部13を備えている。センタ制御部11は、さらに、映像データ要求信号処理部11A、映像データ返信処理部11B及び映像取得方法判定部11Cを備えている。
センタ記憶部13は、映像データ格納部13A、第1記憶部13B、第2記憶部13C、第3記憶部13Dを含む。
携帯端末20は、表示部21、携帯端末制御部22、携帯端末通信部23、携帯端末記憶部24及びバッテリ25を備えている。携帯端末20は、監視用の情報端末あるいは保守用の情報端末ではなく、例えば携帯電話あるいはスマートフォンのように監視センタ10と双方向で通信可能であって表示装置を備えた通信端末を使用する。例えば、監視者がビルのオーナーであれば、自分のスマートフォンを使用し、自身が所有する若しくは管理するビルを監視することができる。
映像記録端末装置30は、記録端末制御部31、記録端末通信部32、映像受信通信部33、及び記録端末記憶部34を備え、記録端末通信部32には、監視カメラとして第1カメラ35A、第2カメラ35B及び第3カメラ35Cが接続されている。なお、図1では、制御部、通信部、記憶部等は監視センタ10が備えているものか、携帯端末20が備えているものか、映像記録端末装置30が備えているものか明白なので、センタ、携帯端末、記録端末等の表記は省略した。
第1カメラ35A〜第3カメラ35Cは、建物に設けられた設備機器である。例えば、第1カメラ35Aは、エレベータの乗りかご内に設置され、乗りかご内を撮影し、乗客の閉じ込め等を監視する。第2カメラ35Bは、建物の玄関の来館者を撮影する。第3カメラ35Cは、建物のエントランスにおける人の状態を監視する。
これら第1カメラ35A〜第3カメラ35Cは映像記録端末装置30に映像受信通信部33を介して接続され、映像記録端末装置30とインターネット1を介して接続される監視センタ10のモニタ装置へ、映像データを送る。監視センタ10では、監視員がモニタ装置に表示された第1カメラ35A〜第3カメラ35Cの画像を見て、映し出された映像からエレベータ乗りかご内、監視対象の建物の玄関及びエントランスを遠隔的に監視することができる。
映像記録端末装置30は、記録端末制御部31、記録端末通信部32、映像受信通信部33及び記録端末記憶部34を備えている。記録端末制御部31は映像記録端末装置30に設けられる機器の制御を行い、記録端末通信部32は、記録端末制御部31と接続され、インターネット1を介して情報の送受信を行う。映像受信通信部33は、記録端末制御部31と接続され、第1カメラ35A〜第3カメラ35Cからの映像データを受信する。記録端末記憶部34は、記録端末制御部31と接続され、第1カメラ35A、第2カメラ35B及び第3カメラ35Cが撮影した第1映像データ34A、第2映像データ及び第3映像データ34Cが関連付けられて格納されている。
また、監視センタ10は、センタ制御部11、センタ通信部12及びセンタ記憶部13を備えている。
センタ制御部11は、監視センタ10に設けられる機器の制御を行う。センタ通信部12は、センタ制御部11と接続され、インターネット1を介した情報の送受信を行う。センタ記憶部13は、センタ制御部11と接続され、センタ制御部11の制御に使用されるデータ等を記憶する。センタ記憶部13は、さらに、映像データ格納部13A、バッテリ残量と映像画質解像度の関係を記憶する第1記憶部13B、パケット残量と映像画質解像度の関係を記憶する第2記憶部13C、及び映像取得に必要な情報を記憶する第3記憶部13Dの各記憶領域が少なくとも設定されている。
映像データ格納部13Aは、センタ制御部11の指令で第1映像データ34A〜第3映像データ34Cを格納する領域である。バッテリ残量と映像が知る解像度一覧表(テーブル)13Bは、後述する携帯端末20へ返信する携帯端末20のバッテリ残量と映像画質、解像度の関係を記憶する領域である。パケット残量と映像画質解像度一覧表13Cは、携帯端末20へ返信する携帯端末20の通信パケット残量と映像画質、解像度の関係を記憶する領域である。第3記憶部13Dは、第1映像データ34A〜第3映像データ34Cを遠隔的に取得するための通信手段とIPアドレスを対応付けた情報を記憶する領域であり、映像を取得するための情報を記憶する。
また、携帯端末20は、表示部21、携帯端末制御部22、携帯端末通信部23、携帯端末記憶部24及びバッテリ25を備えている。
表示部21は、携帯端末制御部22と接続され、ユーザに必要な情報を表示し、また、ユーザが入力に使用するユーザインターフェイスである。携帯端末制御部22は、携帯端末20に設けられる機器及び各部の制御を司る。携帯端末通信部23は、携帯端末制御部22と接続され、インターネット1を介した情報の送受信を行う。携帯端末記憶部24は、携帯端末制御部22と接続され、携帯端末で表示する情報及び携帯端末で使用する情報等を記憶する。バッテリ25は携帯端末20の各部に電力を供給する電源である。
大略前記のように構成された映像監視システム100では、建物で侵入者を検知し、玄関に設けた防犯装置が作動した場合、前記ビルのオーナーなどの監視者の携帯端末20に電話若しくは警告音などで前記作動が通知される。この通知を受けた監視者は、インターネット1を介して携帯端末20を監視センタ10に接続する。そして、携帯端末20から監視センタ10に対して玄関に設けた第2カメラ35Bが撮影した第2映像データ34Bを取得する旨の映像データ要求情報を送信する。監視センタ10のセンタ制御部11の映像データ要求信号処理部11Aは、当該要求信号に見合った映像記録端末装置30の記録端末記憶部34に格納される第2映像データ34Bを、インターネット1を介して取得する。そして、取得した第2映像データ34Bを映像データ格納部13Aへ格納する。これと並行して映像データ返信処理部11Bを起動し、該当の第2映像データ34Bを、インターネット1を介して携帯端末20へ返信する。
また、映像取得方法判定部11Cは、携帯端末20からの映像データ取得要求が、ライブ映像表示など応答性重視の映像データ取得要求の場合、映像データ取得方法を判断し、携帯端末20に対して第3記憶部13Dを返信する。携帯端末20は返信された第3記憶部13Dからの情報に基づいて記録端末記憶部34に格納される該当する第1映像データ34A〜第3映像データ34Cを、インターネット1を介して取得する。
図2は、上記のように大略構成された映像監視システム100の実施例1に係る動作手順をフローチャートである。
映像監視をしている建物で玄関に設けた防犯装置が動作する異常があった場合、異常発生時の映像データを確認するために、監視者は、自身が携帯する携帯端末20を、インターネット1を介して監視センタ10にログインさせる。これにより、携帯端末20と監視センタ10が通信可能な状態になる。次に、監視者は、携帯端末20を操作し、玄関の周囲を撮影している第2カメラ35Bと、防犯装置が動作した日時に基づき、映像データを確認する日時範囲を指定し、監視センタ10のセンタ制御部11へ映像データ要求情報を送信する(ステップSA1:図では、ステップSを単にSと記す。以下、同様。)。
前記操作は、予め記憶されている操作画面を表示部21に呼び出し、その表示部21に表示された操作画面から選択し、あるいは入力することにより行われる。以下、同様。
監視センタ10では、センタ制御部11が携帯端末20からステップSA1で送られた映像データ要求情報を受信すると(ステップSB1)、センタ制御部11は映像データ要求信号処理部11Aを起動し、インターネット1を介して映像記録端末装置30に対して映像データ要求を行う(ステップSB2)。映像端末装置30は、映像データ要求を受信すると(ステップSC1)、後述するように第2映像データ34Bを監視センタ10に返信する(ステップSC2)。
一方、携帯端末20は、バッテリ25の残量を確認し、バッテリ25の残量情報、携帯端末20のハードスペック情報(例えば、CPU種別、メモリ容量など)、定額料金で通信可能な通信パケット残量情報、及び通信手段(例えば、無線LAN、電話会社の無線回線など)の情報を、監視センタ10のセンタ制御部11へ送信する(ステップSA2)。これに応じて、センタ制御部11は、携帯端末20からバッテリ残量情報、ハードスペック情報、通信パケット残量、通信手段の各情報を受信する(ステップSB3)。
映像記録端末装置30の記録端末制御部31は、ステップSB2で監視センタ10から送信される映像データ要求情報の受信を確認すると(ステップSC1)、当該映像データ要求情報に該当する映像データを記録端末記憶部34の第2映像データ34Bから抽出し、監視センタ10へ配信する(ステップSC2)。
監視センタ10のセンタ制御部11は、ステップSC2における映像記録端末装置30から返信される第2映像データ34Bの受信を確認すると第2映像データ34Bをセンタ記憶部13の映像データ格納部13Aに格納する(ステップSB4)。センタ制御部11は、さらに、ステップSB3で携帯端末20から受信したバッテリ残量などの各種の情報に基づいて、映像記録端末装置30から返信され、映像データ格納部13Aに格納した映像データの画質・解像度を、最適な通信状態で携帯端末20に返信するための映像データに変換する(ステップSB5)。監視センタ10のセンタ制御部11は映像データ返信処理部11Bを起動し、映像データ返信処理部11Bは、ステップSB5で変換された当該映像データを、インターネット1を介して携帯端末20へ返信する(ステップSB6)。
ステップSB6で監視センタ10から映像データが返信された携帯端末20の携帯端末制御部22は、映像データの受信が完了すると(ステップSA3)、
ステップSA4の処理を実行する。ステップSA4では、ステップSA1で監視センタ10へ送信した映像データ要求情報により指定された日時範囲で、第2カメラ35Bが撮影した玄関周りの映像データを表示部21へ表示させる。
これにより、チェックしたい思った監視映像を、監視者は監視センタ10を介して携帯端末20から見ることができる。
図3は、第1記憶部13Bに格納された第1記憶テーブル50の記憶項目の例を示す図である。図4は、第2記憶部13Cに格納された第2記憶テーブル51の記憶項目の例を示す図である。第1記憶テーブル50には、バッテリ残量50Aと映像データの映像画質50B及び解像度50Cとの変換情報が格納され、第2記憶テーブル51には、当月に定額料金で通信可能な通信パケット残量51Aと映像データの映像画質51B、解像度51Cの変換情報が格納されている。
図3において、携帯端末20から通知される携帯端末20のバッテリ残量50Aが記載の残容量の場合、それに対応する映像画質50B、及び解像度50Cの画像に変換することを示している。例えば、バッテリ残量50Aが25%以上50%未満の場合、映像画質50Bは「中」に、解像度50Cは「640×480ドット」に、という具合である。
一方、図4において、携帯端末20から通知される携帯端末20の通信パケット残量51Aが25%未満の場合、映像画質51Bは「低」に、解像度51Cは「320×240ドット」という具合である。
ステップSB5では、これらの第1記憶テーブル50と第2記憶テーブル51とを参照して映像データを変換し、ステップSB6で携帯端末20に返信する。携帯端末20は、受信した映像データに基づいて表示部21に映像を表示する。
本実施例によれば、携帯端末20のような簡易的な端末装置から、図示しない建物に設置される第1カメラ35A〜第3カメラ35Cの中から任意のカメラを指定し、さらに任意の日時を指定する。これにより、携帯端末20から第1カメラ35A〜第3カメラ35Cの設置場所での目的のカメラ映像の表示確認を行うことができる。その結果、侵入者の監視映像の取得前後の移動や行動を的確に推測でき、被害状況を迅速に把握し、あるいは、第1カメラ35A〜第3カメラ35Cの映像データを追尾することによって侵入者の特定の精度を向上させることができる。
また、携帯端末20の状態、例えばバッテリ残量や通信パケット残量に合わせて、自動的に映像データのサイズを変換し、携帯端末に配信することによりバッテリ持続を向上させ、さらに通信パケット量の抑制も可能となる。
実施例2は応答性の高さを重視した例である。すなわち、図2のフローチャートに示した実施例1の処理手順では、監視センタ10を介して映像データを表示するため、ライブ映像のような応答性重視の映像データを表示するには、応答性の低さが問題となる。実施例2は、このように応答性の低さに対応したものである。
図5は、実施例3に動作手順を示すフローチャートである。映像監視システム100のシステム構成自体は、図1に示したものである。
監視者は、携帯端末20を操作し、玄関の周囲を撮影している第2カメラ35Bのライブ映像の表示要求であるデータ要求情報を監視センタ10のセンタ制御部11に送信する(ステップSD1)。その際、応答性重視の情報を合わせて送信する。応答性重視の情報は例えばフラグ立てるか否かによって設定できる。この場合、実施例1では、フラグを‘0’とし、実施例2では‘1’として、前記データ要求情報に付随させる。
携帯端末20から映像データ要求情報を受信(ステップSE1)したセンタ制御部11は、映像取得方法判定部11Cを起動する。そして、記憶部13の第3記憶部13Dを参照し、携帯端末20に対して映像取得手段を返信する(ステップSE2)。携帯端末20は、監視センタ10から映像取得手段を受信(ステップSD2)すると、インターネット1を介して映像記録端末装置30に対して映像データ要求を行う(ステップSD3)。この要求を受けた映像記録端末装置30の記録端末制御部31は、携帯端末20から送信される映像データ要求情報の受信を確認すると(ステップSF1)、当該映像データ要求情報に該当する映像データを記憶部34の第2映像データ34Bから抽出し、携帯端末20へ返信する(ステップSF2)。
ステップSF2で映像記録端末装置30から第2映像データ34Bの返信を受けた携帯端末20の携帯端末制御部22は、映像データの返信が完了すると(ステップSD4)、ステップSD5の処理に移行する。ステップSD5では、ステップSD3で要求した映像データ要求情報により指定された日時範囲で、第2カメラ35Bが撮影した玄関周りの映像データが表示部21へ表示される。これにより、チェックしたい思った監視映像を、監視者は監視センタ10を介さずに携帯端末20から見ることができる。
図6は、カメラ毎の映像データを取得するための第3記憶部13Dの第3記憶テーブル52の記憶項目の例を示す図である。第3記憶テーブル52は、映像取得手段(映像取得情報)を格納したテーブルである。カメラID52Aに対する映像取得手段の情報として、通信手段52B、IPアドレス52Cが格納されている。
これにより、第1カメラ35Aからの監視画像を取得したい場合、第1カメラ35AのカメラID52Aである‘001’の欄を参照すると、通信手段52Bは‘HTTPS’、IPアドレスは‘10.11.12.13’であることが分かるので、カメラID52Aで‘001’を指定してIPアドレス52の‘10.11.12.13’の画像データを取得する。第2カメラ35B、第3カメラ35Cの場合も同様にして所望の画像データを取得し、表示部21に表示させることができる。
本実施例によれば、実施例1の効果に加えて、ライブ映像のように応答性重視の場合に、カメラID52Aを切り替えて現地カメラ映像を直接携帯端末20の表示部21に取り込むことができる。そのため、応答性が向上し侵入者確認の精度の向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、次のような効果を奏する。なお、以下の説明では、特許請求の範囲における各構成要素と本実施形態の各部とを対応させ、用語が異なる場合には、後者をかっこ書きで示している。
(1) 監視センタ10と携帯端末20とが通信可能(インターネット1)に接続された映像監視システム100であって、前記携帯端末20から前記監視センタ10に所望の監視映像の表示要求を行う手段(携帯端末制御部22、携帯端末通信部23、ステップSD1)と、前記表示要求があったとき、前記監視映像を記憶した記憶手段(映像記録端末装置30)から取得するための取得情報(第3記憶テーブル52)を前記携帯端末20に返信する手段(センタ制御部11、センタ通信部12、ステップSE2)と、前記取得情報に基づいて前記記憶手段に格納された複数の監視映像から所望の監視映像を選択する選択情報(カメラID52A、通信手段52B、IPアドレス52C)を前記記憶手段に送信する手段(携帯端末制御部22、携帯端末通信部23、ステップSD3)と、前記記憶手段で選択され、当該記憶手段から返信されてきた前記所望の監視映像を前記携帯端末の表示部21に表示させる手段(ステップSD4,SD5)と、を備えたので、携帯端末20から記憶手段(映像記録端末装置30)に記憶された監視映像から所望の監視映像を指定し、携帯端末20の表示部21に表示させることができる。
(2) (1)に記載の映像監視システム100において、前記携帯端末20から当該携帯端末20のバッテリ残量と通信パケット残量を前記監視センタ10に送信する手段(携帯端末制御部22、携帯端末通信部23、ステップSA2)と、前記監視センタ10に備えられ、前記バッテリ残量と映像画質及び解像度との関係、前記通信パケット残量と映像画質及び解像度との関係、並びに応答性を重視するか否かに基づいて前記監視映像の取得情報をそれぞれ記憶したテーブル(第1記憶テーブル50、第2記憶テーブル51、第3記憶テーブル52)と、前記テーブルを参照して前記送信する手段によって送信された前記バッテリ残量と通信パケット残量から、前記記憶手段に格納されていた監視映像を当該前記バッテリ残量と通信パケット残量に対応する映像画質及び解像度の監視映像に変換する手段(センタ制御部11、ステップSB5)と、前記携帯端末20から応答性を重視しない表示要求があったとき(ステップSA1)に、前記監視センタ10に対して前記送信する手段からバッテリ残量と通信パケット残量を送信し、前記記憶手段に格納していた監視映像を前記変換する手段によって前記バッテリ残量と通信パケット残量に対応した映像画質及び解像度に変換して前記携帯端末20に送信(ステップSSB6)して、当該携帯端末20に前記変換された監視映像を表示させる手段(携帯端末制御部22、表示部21、ステップSA3,SA4)と、を備えたので、応答性を重視しない場合には、監視センタ10の映像データ格納部13Aから監視映像を取り出して携帯端末20に表示させることができる。その際、携帯端末20のスペックに合わせて映像画質及び解像度を変更して表示することができる。
(3) (2)に記載の映像監視システム100において、前記応答性を重視するか否かは、前記表示要求に付随して前記携帯端末20から前記監視センタ10に送信される情報(フラグ情報)に基づいて決定されるので、簡単な情報で、映像記録端末装置30から直接監視映像を取得する(図5)か、監視センタ10から監視映像を取得する(図2)か、を指定して所望の監視映像を携帯端末20に表示させることができる。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載の映像監視システム100において、前記記憶手段(映像記録端末装置30)は、当該記憶手段に接続された複数の監視カメラ(第1カメラ35A〜第3カメラ35C)と、前記複数の監視カメラ毎の記憶領域(第1映像データ34A〜第3映像データ34C)が設定された記憶部(記録端末記憶部34)と、前記監視センタ10と通信を行うための手段(記録端末制御部31、記録端末通信部32)と、を備えたので、複数のカメラ毎に撮影された監視画像と映像データを明確に対応付けすることが可能となり、所望の監視画像を間違いなく表示させることができる。
(5) (4)に記載の映像監視システム100において、前記取得情報(映像取得手段:第3記憶テーブル52)は、前記複数のカメラ毎に設定されたカメラID_52A、通信手段52B及びIPアドレス52Cを含むので、この第3記憶テーブル52を参照することにより、所望の監視映像の映像データを映像記録端末装置30から直接取得することができる。
(6) (1)〜(5)のいずれかに記載の映像監視システム100において、前記携帯端末20が、携帯電話又はスマートフォンであるので、ユーザの機器を使用する所謂BYODとしてシステムを構築することができる。これにより、ユーザは通常持ち歩く携帯電話又はスマートフォンを監視端末20として利用することができ、特に本映像監視システム100のために携帯端末20を用意する必要がなくなる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施例は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 インターネット
10 監視センタ
11 センタ制御部
12 センタ通信部
13 センタ記憶部
20 携帯端末
21 表示部
22 携帯端末制御部
23 携帯端末通信部
24 携帯端末記憶部
30 映像記録端末装置
31 記録端末制御部
32 記録端末通信部
33 記録端末通信部
34 記録端末記憶部
34A 第1映像データ
34B 第2映像データ
34C 第3映像データ
35A 第1カメラ
35B 第2カメラ
35C 第3カメラ
50 第1記憶テーブル
51 第2記憶テーブル
52 第3記憶テーブル
52A カメラIC
52B 通信手段
52C IPアドレス
100 映像監視システム

Claims (6)

  1. 監視センタと携帯端末とが通信可能に接続された映像監視システムであって、
    前記携帯端末から前記監視センタに所望の監視映像の表示要求を行う手段と、
    前記表示要求があったとき、前記監視映像を記憶した記憶手段から取得するための取得情報を前記携帯端末に返信する手段と、
    前記取得情報に基づいて前記記憶手段に格納された複数の監視映像から所望の監視映像を選択する選択情報を前記記憶手段に送信する手段と、
    前記記憶手段で選択され、当該記憶手段から返信されてきた前記所望の監視映像を前記携帯端末の表示装置に表示させる手段と、
    を備えた映像監視システム。
  2. 請求項1に記載の映像監視システムであって、
    前記携帯端末から当該携帯端末のバッテリ残量と通信パケット残量を前記監視センタに送信する手段と、
    前記監視センタに備えられ、前記バッテリ残量と映像画質及び解像度との関係、前記通信パケット残量と映像画質及び解像度との関係、並びに応答性を重視するか否かに基づいて前記監視映像の取得情報をそれぞれ記憶したテーブルと、
    前記テーブルを参照して前記送信する手段によって送信された前記バッテリ残量と通信パケット残量から、前記記憶手段に格納されていた監視映像を当該前記バッテリ残量と通信パケット残量に対応する映像画質及び解像度の監視映像に変換する手段と、
    前記携帯端末から応答性を重視しない表示要求があったときに、前記監視センタに対して前記送信する手段からバッテリ残量と通信パケット残量を送信し、前記記憶手段に格納していた監視映像を前記変換する手段によって前記バッテリ残量と通信パケット残量に対応した映像画質及び解像度に変換して前記携帯端末に送信して、当該携帯端末に前記変換された監視映像を表示させる手段と、
    を備えた映像監視システム。
  3. 請求項2に記載の映像監視システムであって、
    前記応答性を重視するか否かは、前記表示要求に付随して前記携帯端末から前記監視センタに送信される情報に基づいて決定される映像監視システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の映像監視システムであって、
    前記記憶手段は、
    当該記憶手段に接続された複数の監視カメラと、
    前記複数の監視カメラ毎の記憶領域が設定された記憶部と、
    前記監視センタと通信を行うための手段と、
    を備えた映像監視システム。
  5. 請求項4に記載の映像監視システムであって、
    前記取得情報は、前記複数のカメラ毎に設定されたカメラID、通信手段及びIPアドレスを含む映像監視システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の映像監視システムであって、
    前記携帯端末が、携帯電話又はスマートフォンである映像監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110830766A (zh) * 2019-10-15 2020-02-21 许昌许继软件技术有限公司 一种变电站监控系统间隔画面自动配置、修正方法及装置
JP2021187640A (ja) * 2020-06-02 2021-12-13 株式会社日立ビルシステム 昇降機の監視方法

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