JP2017062547A - デバイス管理装置、デバイス監視システムおよびデバイス管理プログラム - Google Patents

デバイス管理装置、デバイス監視システムおよびデバイス管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】監視対象のデバイスに関する情報収集の迅速性を高める。【解決手段】監視対象のデバイスに関するデバイス情報を取得するデバイス管理装置であって、デバイスからデバイス情報を取得し、当該取得したデバイス情報を外部のサーバーへ送信する制御部を有し、制御部は、デバイス情報の取得のタイミングとして予め指定された取得予定時刻にデバイス管理装置がスリープ状態でない場合、取得予定時刻にデバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から第1の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングでサーバーへ送信し、取得予定時刻よりも後にデバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始したデバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から第1の上限時間よりも短い第2の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングでサーバーへ送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、デバイス管理装置、デバイス監視システムおよびデバイス管理プログラムに関する。
状態の監視対象となるプリンターに関する情報をネットワークを通じてサーバーが収集することで複数のプリンターを監視するシステムが存在する。このようなシステムにおいては、プリンターに関する情報を、例えば1日に1回、決められたタイミング(取得予定時刻)に取得し、当該取得した情報を前記サーバーへアップロードする管理装置が存在する。
特許文献1には、画像形成装置と、画像形成装置からの情報を収集し監視ホストに対して送信を行う監視装置と、が互いに通信回線を介して接続されたシステムが記載されている。
特開2007‐156610号公報
プリンターのユーザーは、上述した取得予定時刻を任意に設定可能であるが、多くのユーザーが同じような時刻を取得予定時刻として設定することがある。情報取得の頻度が1日に1回であれば、多くのユーザーが、例えば午前の就業が終わる正午といった判り易い時刻を取得予定時刻として設定することがある。このような場合、数多くのプリンター(数百台、数千台、あるいはそれ以上の台数のプリンター)に関する情報がアップロードされるサーバーにおいては、各管理装置からの情報のアップロードが1日のある時間帯(例えば正午をやや過ぎた時刻)に集中し易く、その結果、一時的に処理負担が急激に増加してしまうことがあった。
このようなサーバー側の一時的な処理負担の増大を避けるために、各管理装置では、プリンターに関する情報を取得してから当該情報をサーバーへアップロードするまでの間に当該アップロードを待機する待機時間を設けるようした。当該待機時間を管理装置がそれぞれ任意に設けることで、各管理装置からサーバーへの通信の集中が緩和される。
ここで、管理装置は、自身に対する操作が一定時間以上無い場合等に、いわゆるスリープ状態へ移行して消費電力をセーブする。管理装置は、スリープ状態にあっては、プリンターに関する情報の取得を実行しないし、また、上述の待機時間の経過のカウントを停止する。そのため、上述の待機時間を設ける運用を採用した場合、各管理装置がスリープ状態へ移行し得ることと関係して、プリンターに関する情報がサーバーへアップロードされるまでにかなり長い時間を要することがあった。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、監視対象のデバイスに関する情報の迅速な収集に寄与するデバイス管理装置、デバイス監視システムおよびデバイス管理プログラムを提供する。
本発明の態様の1つは、監視対象のデバイスに関するデバイス情報を取得するデバイス管理装置であって、前記デバイスから前記デバイス情報を取得し、当該取得したデバイス情報を外部のサーバーへ送信する制御部を有し、前記制御部は、前記デバイス情報の取得のタイミングとして予め指定された取得予定時刻に前記デバイス管理装置がスリープ状態でない場合、当該取得予定時刻に前記デバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から第1の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで前記サーバーへ送信し、前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始した前記デバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から前記第1の上限時間よりも短い第2の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで前記サーバーへ送信する。
当該構成によれば、デバイス管理装置は、取得予定時刻にスリープ状態であった場合、スリープ状態からの復帰後、デバイス情報を取得し、第1の上限時間よりも短い第2の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングでデバイス情報をサーバーへ送信(アップロード)する。これにより、デバイス管理装置は、スリープ状態からの復帰後、取得した情報のサーバーへの送信をいたずらに長い時間待機する、といった状況を避けることができる。
本発明の態様の1つは、前記制御部は、前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始した前記デバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該取得後、待機することなく前記サーバーへ送信するとしてもよい。
当該構成によれば、デバイス管理装置は、スリープ状態からの復帰後、取得した情報のサーバーへの送信を即座に実行することができる。
本発明の態様の1つは、前記制御部は、前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、前記取得予定時刻から当該復帰までに要した時間に応じて前記第2の上限時間を決定するとしてもよい。
当該構成によれば、取得予定時刻からスリープ状態の復帰までに要した時間を考慮して第2の上限時間を決定することで、スリープ状態からの復帰後、取得した情報のサーバーへの送信をいたずらに長い時間待機する、といった状況を避けることができる。
本発明の態様の1つは、前記制御部は、前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始した前記デバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から前記第2の上限時間が経過するまでに含まれるタイミングの中からランダムに選択したタイミングで前記サーバーへ送信するとしてもよい。
また、前記制御部は、前記取得予定時刻に前記デバイス管理装置がスリープ状態でない場合、前記取得予定時刻に前記デバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から前記第1の上限時間が経過するまでに含まれるタイミングの中からランダムに選択したタイミングで前記サーバーへ送信するとしてもよい。
これら構成によれば、デバイス管理装置がサーバーへ情報を送信するタイミングを、複数のデバイス管理装置間で分散させることができる。
本発明の態様の1つは、前記制御部は、前記デバイス情報を取得してから当該取得したデバイス情報を前記サーバーへ送信するタイミングになるまでの当該送信の待機中に前記デバイス管理装置がスリープ状態へ移行した場合、当該送信の待機中に移行したスリープ状態からの前記デバイス管理装置の復帰後、待機することなく前記サーバーへ前記デバイス情報を送信するとしてもよい。
当該構成によれば、デバイス管理装置は、前記待機中に移行したスリープ状態からの復帰後、サーバーへの情報送信を即座に実行することができる。
本発明の態様の1つは、前記制御部は、前記デバイス情報を取得してから当該取得したデバイス情報を前記サーバーへ送信するタイミングになるまでの当該送信の待機中に前記デバイス管理装置がスリープ状態へ移行した場合、当該送信の待機中に移行したスリープ状態からの前記デバイス管理装置の復帰後、当該送信の待機中に移行したスリープ状態の長さに応じて、前記サーバーへ前記デバイス情報を送信するまでに待機する残りの時間を調整するとしてもよい。
当該構成によれば、デバイス管理装置は、前記待機中に移行したスリープ状態からの復帰後、サーバーへの情報送信をいたずらに長い時間待機する、といった状況を避けることができる。
本発明の技術的思想は、デバイス管理装置という物以外によっても実現され、例えば、デバイス管理装置が実行する処理を方法の発明を捉えることも可能である。また、このような方法をハードウェア(例えば、デバイス管理装置としてのコンピューター)に実行させるプログラム(監視対象のデバイスに関するデバイス情報を取得する処理をデバイス管理装置に実行させるデバイス管理プログラム)を発明として捉えることも可能である。また、当該プログラムを記憶したコンピューター読取可能な記憶媒体等を発明として捉えることができる。
さらに、デバイス管理装置と当該デバイス管理装置から情報の送信を受けるサーバーとを含むデバイス監視システムを発明として捉えることも可能である。
デバイス監視システムを例示する図。 デバイス情報取得送信処理の基本的な流れを示す図。 デバイス情報取得送信処理の一例を示すフローチャート。 デバイス情報取得送信処理の他の例を示すフローチャート。 待機処理の一例を示すフローチャート。 待機処理の他の例を示すフローチャート。
以下では、各図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態にかかるデバイス監視システム(以下、システム)10を例示している。システム10は、監視サーバー20と、複数台のデバイス管理装置30とを含む。監視サーバー20と各デバイス管理装置30とは、ネットワークNW1を介して互いに通信可能である。ネットワークNW1は、例えばインターネットである。本実施形態における通信は、有線/無線を問わない。
デバイス管理装置30は、自己が担当する1台以上の監視対象のデバイス40と通信可能に接続しており、デバイス40に関するデバイス情報をデバイス40から取得する。監視サーバー20は、デバイス管理装置30がそれぞれ取得したデバイス情報の送信(アップロード)をデバイス管理装置30から受ける。これにより、監視サーバー20は、複数のデバイス40のデバイス情報を収集することができる。監視サーバー20は、このように収集したデバイス40毎のデバイス情報を内外のデータベース(DB)21に記録する。
デバイス管理装置30は、CPUやメモリー等を有するIC等で構成された制御部31を有する。制御部31は、アプリケーションAPを搭載しており、アプリケーションAPに従ってデバイス情報取得送信処理を実行する。デバイス情報取得送信処理とは、概略的には、デバイス40のデバイス情報を取得し、当該取得したデバイス情報を監視サーバー20へアップロードする処理を指す。デバイス情報取得送信処理の詳細は、図2〜6に基づいて説明する。アプリケーションAPは、デバイス管理プログラムの一例である。
デバイス40は、監視対象(デバイス情報の収集対象)となり得るあらゆるデバイスを指す。一例として、デバイス40はプリンターである。プリンターとは、プリンターとしての機能を少なくとも有する機器を指す。従って、プリンターとしての機能に加えて、スキャナーやファクシミリ等の複数の機能を併せ持つ複合機もここではプリンターと呼ぶ。本発明が想定する監視対象のデバイスには、プリンターではない電子機器、家電製品も該当するが、以下ではデバイス40がプリンターである場合を例に説明を行う。
デバイス40がプリンターである場合、デバイス管理装置30がデバイス40から取得するデバイス情報には、例えば、プリンターにおける消耗品の情報が含まれる。消耗品の情報とは、インクやトナーの残量、印刷枚数の情報、等である。このようなデバイス40毎の消耗品の情報が監視サーバー20へアップロードされることで、監視サーバー20を管理する立場の者(システム10の管理者)は、デバイス40毎の消耗品の使用状況を把握したり、この使用状況に応じたデバイス40のユーザーへの課金を行なったりすることができる。また、デバイス情報には、デバイスの故障や不具合に関する情報が含まれるとしてもよい。このようなデバイス情報が監視サーバー20へアップロードされることで、監視サーバー20を管理する立場の者は、デバイス40毎の修理の必要性等を判断することができる。
図1の例では、ネットワークNW1に接続してシステム10に参加する複数のデバイス管理装置30のうちの1つであるデバイス管理装置30aは、複数のデバイス40(40a,40b,40c…)とネットワークNW2を介して通信可能である。デバイス管理装置30aは、アプリケーションAPに従ってデバイス情報取得送信処理を実行することにより、自己が担当するデバイス40として登録済みの複数のデバイス40a,40b,40c…の各々からデバイス情報を取得し、これら取得したデバイス情報を監視サーバー20へアップロードする。例えば、ネットワークNW2は、ある企業A内に構築されたLAN(Local Area Network)であり、デバイス管理装置30aは、当該企業A内に設置されたPCである。
また図1の例では、ネットワークNW1に接続してシステム10に参加するデバイス40(40i,40j…)のそれぞれは、自身がデバイス管理装置30としても振る舞う。つまり、デバイス40i,40j…では、それぞれが有する制御部31が、デバイス本来の挙動(デバイスがプリンターであれば、プリンターとしての挙動)を制御するとともに、アプリケーションAPに従ってデバイス情報取得送信処理も実行する。デバイス40i,40j…は、例えば、ある企業B内に設置されたプリンターである。デバイス40iは、デバイス管理装置30としても振る舞うことで、デバイス40iつまり自身のデバイス情報を装置内で取得し、監視サーバー20へアップロードする。同様に、デバイス40jは、デバイス管理装置30としても振る舞うことで、デバイス40jつまり自身のデバイス情報を装置内で取得し、監視サーバー20へアップロードする。このように、デバイス管理装置30は、デバイス40とは異なる装置であってもよいし、デバイス40内の1つの機能として存在してもよい。むろん、システム10に参加するデバイス管理装置30やデバイス40の数は、図1に示したものよりも多く、例えば、デバイス40は、数百台、数千台、あるいはそれ以上の台数が存在する。
図2は、デバイス情報取得送信処理の基本的な流れを時間の経過に沿って示している。制御部31は、デバイス情報の取得のタイミングとして予め指定された取得予定時刻T1に、デバイス情報の取得を開始する。つまり、制御部31は、デバイス情報の取得元となるデバイス40との通信(例えば、ネットワークNW2を介した通信、あるいは、デバイス40の装置内での通信)を開始し、所定のネゴシエーションによりデバイス40のデバイス情報を取得する。
取得予定時刻T1は、デバイス40やデバイス管理装置30のユーザーが、デバイス管理装置30毎に任意に決めることができる。あるユーザーは、例えば毎日の正午を取得予定時刻T1としてデバイス管理装置30に設定する。むろん、デバイス情報をデバイス40から取得する頻度は1日1回より多くてもよい。あるいは、当該頻度は、2日に1回、あるいは3日に1回といったものであってもよい。デバイス情報の取得に要する時間TAはかなり短く、例えば、1秒未満あるいは1,2秒程度である。従って、取得予定時刻T1の数秒後には、デバイス情報の取得は完了している。
制御部31は、デバイス情報の取得後(取得予定時刻T1から時間TAの経過後)、待機時間TDを設定し、当該設定した待機時間TDを経てから、当該取得したデバイス情報の送信(監視サーバー20へのアップロード)を実行する。制御部31は、このような待機時間TDを、ある上限時間(第1の上限時間)内で毎回ランダムに設定する。例えば、第1の上限時間は30分であるとする。第1の上限時間の設定は、基本的に各デバイス管理装置30に共通である。このとき、制御部31は、乱数を発生させることにより0〜30に含まれるいずれかの整数を選択し、当該選択した数に該当する時間(0分〜30分に含まれるいずれかの分数)を、待機時間TDとして設定する。仮に、待機時間TD=0分と設定した場合は、制御部31は、実質的に待機せず、つまりデバイス情報の取得後、即座にデバイス情報のアップロードを実行する。また、制御部31は、待機時間TD=15分と設定した場合は、デバイス情報の取得後15分待機してからデバイス情報のアップロードを実行し、待機時間TD=30分と設定した場合は、デバイス情報の取得後30分待機してからデバイス情報のアップロードを実行する。制御部31は、上限時間内で待機時間TDを分単位ではなく秒単位で設定してもよい。
このように制御部31は、取得予定時刻T1にデバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から第1の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで監視サーバー20へ送信する。つまり、仮に取得予定時刻T1の設定が多くのデバイス管理装置30間で一致していたとしても、デバイス管理装置30(制御部31)が各々ランダムに設定した待機時間TDの経過後にデバイス情報のアップロードを実行するため、各デバイス管理装置30からの当該アップロードのタイミングの重なりが緩和される。これにより、当該アップロードが集中して監視サーバー20の処理負担が一時的に増大する事態を避けることができる。
デバイス管理装置30は、自身に対する操作が一定時間以上無い場合等に、いわゆるスリープ状態へ移行して消費電力をセーブする。スリープ状態は、省電力モード、節電モード、スタンバイモード等とも称される。デバイス管理装置30は、スリープ状態においては、CPUのクロック周波数を低下させたり、装置内の各構成への電力供給を停止させたりして、有する機能の殆どを停止させている。スリープ状態では、デバイス管理装置30はデバイス情報取得送信処理を実行することができない。
スリープ状態に対して、機能の制限や消費電力の低減をしていない装置の状態を、通常状態と称する。スリープ状態である装置は、知られているように、ユーザーによる操作を検知したり他の装置からの通信を検知した場合に、通常状態へ復帰する。なお、デバイス40i,40j…のように、デバイス管理装置30にも該当する装置の場合は、デバイス40がスリープ状態であればデバイス管理装置30もスリープ状態であり、デバイス40が通常状態であればデバイス管理装置30も通常状態である。
以下に説明するように、本実施形態では、図2を用いて説明したデバイス情報取得送信処理に対して、デバイス管理装置30のスリープ状態を考慮した処理を組み合わせることにより、さらなる効果を奏するようにした。
図3は、制御部31がアプリケーションAPに従って実行するデバイス情報取得送信処理の一例を示すフローチャートである。当該フローチャートは、制御部31が、デバイス情報の取得を開始した時に始まる。つまりステップS100では、制御部31は、デバイス情報の取得元となるデバイス40との通信により、当該デバイス40のデバイス情報を取得する。
ステップS110では、制御部31は、直近の復帰時刻と上述の取得予定時刻T1とを比較する。直近の復帰時刻とは、デバイス管理装置30が直近のスリープ状態から通常状態へ復帰した時刻である。
そして、ステップS120では、制御部31は、前記比較の結果、直近の復帰時刻が取得予定時刻T1よりも早ければ、ステップS130へ進み、直近の復帰時刻が取得予定時刻T1よりも遅ければ、ステップS150へ進む。
直近の復帰時刻が取得予定時刻T1よりも早いということは、取得予定時刻T1の時点でデバイス管理装置30は通常状態であったということになる。その場合、制御部31は、予定通りの時刻、つまり取得予定時刻T1にデバイス情報の取得を開始した(当該フローチャートを開始した)ことになる。
一方、直近の復帰時刻が取得予定時刻T1よりも遅いということは、取得予定時刻T1の時点でデバイス管理装置30はスリープ状態であったということになる。その場合、制御部31は、スリープ状態から復帰したときに、現在の時刻が取得予定時刻T1を過ぎてしまっているため、即座にデバイス情報の取得を開始すべきと判断し、デバイス情報の取得を開始した(当該フローチャートを開始した)ことになる。
ステップS130では、制御部31は、待機時間TDを上限時間(第1の上限時間)内でランダムに設定する。
そして、ステップS140では、制御部31は、ステップS130で設定した待機時間TDが経過するまで待機(待機処理)した上で、ステップS150へ進む。
ステップS150では、制御部31は、ステップS100で取得済みのデバイス情報を監視サーバー20へアップロードし、当該フローチャートを終える。
図4は、制御部31がアプリケーションAPに従って実行するデバイス情報取得送信処理を示すフローチャートであって、図3とは異なる例を示している。図4は、ステップS120で直近の復帰時刻が取得予定時刻T1よりも遅いと判定したとき(ステップS120において“No”)ステップS125へ進む点で、図3と異なる。
ステップS125では、制御部31は、前記上限時間を、取得予定時刻T1から通常状態への復帰までに要した時間(取得予定時刻T1から前記直近の復帰時刻までに要した時間、以下、第1のスリープ時間と呼ぶ。)に応じて調整する。例えば、制御部31は、第1の上限時間から第1のスリープ時間を差し引いた残りの時間を第2の上限時間に決定し、この第2の上限時間を調整後の上限時間として採用する。例えば、第1の上限時間が30分であり、第1のスリープ時間が14分であれば、第2の上限時間は16分となる。制御部31は、第1の上限時間から第1のスリープ時間を差し引いた結果が0またはマイナスであれば、第2の上限時間は0と決定する。
ステップS125を経て実行するステップS130では、制御部31は、待機時間TDを、前記調整後の上限時間つまり第2の上限時間内でランダムに設定する。例えば、第2の上限時間は16分であるとする。このとき、制御部31は、乱数を発生させることにより0〜16に含まれるいずれかの整数を選択し、当該選択した数に該当する時間(0分〜16分に含まれるいずれかの分数)を、待機時間TDとして設定する。ステップS125で第2の上限時間が0と決定されていれば、ステップS130で設定する待機時間TDは0分である。待機時間TDが0分であればステップS140は実質的に実行されない。このように制御部31は、ステップS120において“Yes”の判定をしてステップS130へ進んだ場合には、前記上限時間として第1の上限時間を採用して待機時間TDを設定し、一方、ステップS125を経てステップS130へ進んだ場合には、前記上限時間として第1の上限時間よりも短い第2の上限時間を採用して待機時間TDを設定する。
このように図3,4のいずれの例においても、制御部31は、取得予定時刻T1にデバイス管理装置30がスリープ状態でない場合(ステップS120において“Yes”)、取得予定時刻T1にデバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得(ステップS100)から第1の上限時間が経過するまでに含まれるタイミングの中からランダムに選択したタイミングで監視サーバー20へアップロードする。これにより、各デバイス管理装置30からの当該アップロードのタイミングの重なりが緩和される。
また、図3,4のいずれの例においても、制御部31は、取得予定時刻T1よりも後にデバイス管理装置30がスリープ状態から復帰した場合(ステップS120において“No”)、当該復帰して開始したデバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得(ステップS100)から第1の上限時間よりも短い第2の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで監視サーバー20へアップロードする。具体的には、図3の例によれば、制御部31は、取得予定時刻T1よりも後にデバイス管理装置30がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始したデバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該取得後、待機することなく(つまりステップS130,S140を経ることなく)監視サーバー20へ送信する。これにより、デバイス管理装置30が取得予定時刻T1よりも後にスリープ状態から復帰したときには、当該復帰後、可能な限り早くデバイス情報を監視サーバー20へ届けることができる。
なお、デバイス管理装置30がスリープ状態へ移行するタイミングおよび通常状態へ復帰するタイミングは、デバイス管理装置30毎の使用状況に依存しており、デバイス管理装置30間では全く関連性はない。そのため、取得予定時刻T1よりも後にスリープ状態から復帰したタイミングでデバイス情報を取得した場合には、制御部31は、その後にランダムな待機時間TDの設定を行わずとも、デバイス情報のアップロードのタイミングを他のデバイス管理装置30とずらす効果をほぼ奏することができると言える。
一方、図4の例によれば、制御部31は、取得予定時刻T1よりも後にデバイス管理装置30がスリープ状態から復帰した場合、取得予定時刻T1から当該復帰までに要した時間(第1のスリープ時間)に応じて第2の上限時間を決定する(ステップS125)。つまり、第1のスリープ時間の長さに応じて待機時間TDの上限が短く調整される。これにより、デバイス管理装置30のスリープ状態からの復帰後、取得したデバイス情報の監視サーバー20へのアップロードをいたずらに(第1のスリープ時間を考慮せずに)長い時間待機する、といった状況を回避できる。さらに図4によれば、制御部31は、取得予定時刻T1よりも後にデバイス管理装置30がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始したデバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得(ステップS100)から第2の上限時間が経過するまでに含まれるタイミングの中からランダムに選択したタイミングで監視サーバー20へアップロードする。これにより、各デバイス管理装置30からの当該アップロードのタイミングの重なりが緩和される。
なお、制御部31がデバイス情報の取得(ステップS100)を終えてから待機処理(ステップS140)を開始するまでの時間、つまり図3,4におけるステップS110,S120,S130の処理に要する時間や、図4におけるステップS110,S120,S125,S130の処理に要する時間は、極めて短い時間(例えば、1秒未満)である。そのため、本実施形態の説明では、このような短い時間は基本的に無視している。ただし、制御部31は、このような短い時間の存在も考慮して待機時間TDを設定してもよい。例えば、制御部31は、第1の上限時間内で待機時間TDを設定する際には(ステップS130)、第1の上限時間よりも1秒短い時間を、そのとき待機時間TDとして設定し得る最長の時間とする。同様に、第2の上限時間内で待機時間TDを設定する際には(ステップS130)、第2の上限時間よりも1秒短い時間を、そのとき待機時間TDとして設定し得る最長の時間とする。これにより、デバイス情報を取得してから第1の上限時間(あるいは第2の上限時間)が経過するまでのいずれかのタイミングで監視サーバー20へデバイス情報を送信する、という本実施形態の思想がより確実に担保される。
図5は、図3および図4の待機処理(ステップS140)の詳細の一例を示すフローチャートである。図3の例では、待機処理で採用される待機時間TDは、第1の上限時間内で設定された待機時間TDであるが、図4の例では、待機処理で採用される待機時間TDは、第1の上限時間内で設定された待機時間TDまたは第2の上限時間内で設定された待機時間TDのいずれかである。
待機処理では、メインスレッド(ステップS200)と、サブスレッド(ステップS210〜S230)とが並列に実行される。メインスレッド(ステップS200)では、制御部31は、ステップS130(図3,4)で設定された待機時間TDが経過するまで待機する。一方、サブスレッドでは、制御部31は、デバイス管理装置30がスリープ状態から通常状態へ復帰したか否かを継続的に監視し(ステップS210)、この監視の結果、当該復帰を検知できなかった場合(ステップS220において“No”)、サブスレッドはメインスレッドが終了するタイミングで共に終了する。当該復帰を検知できずにサブスレッドを終了する場合とは、待機時間TDの間デバイス管理装置30が一度もスリープ状態へ陥らなかった、つまり通常状態を維持したまま待機時間TDが経過したことを意味する。
一方、前記監視を継続した結果、前記復帰を検知した場合(ステップS220において“Yes”)、サブスレッドはステップS230へ進む。つまり、待機時間TDの間にデバイス管理装置30がスリープ状態へ陥った場合、その後、通常状態へ復帰したときに当該復帰を制御部31は検知し、ステップS230へ進む。ステップS230では、制御部31は、待機処理を強制終了させる。
この強制終了(ステップS230)により、待機処理を開始してから現実の時間経過が待機時間TDを越えていても越えていなくても、待機処理は終わる。例えば、ステップS130で設定された待機時間TDが15分であり、ステップS140の待機処理を開始してから5分後にデバイス管理装置30はスリープ状態へ陥り、このスリープ状態が7分継続した後、通常状態へ復帰したとする。この場合、当該復帰の時点(ステップS220において“Yes”と判定した時点)で、待機処理開始からの現実の時間経過は12分であるが、制御部31はその場で待機処理を終了させる。また、ステップS130で設定された待機時間TDが15分であり、ステップS140の待機処理を開始してから5分後にデバイス管理装置30はスリープ状態へ陥り、このスリープ状態が1時間継続した後、通常状態へ復帰したとする。この場合、当該復帰の時点(ステップS220において“Yes”と判定した時点)で、待機処理開始からの現実の時間経過は1時間5分であり、制御部31はその場で待機処理を終了させる。
待機処理を開始してから待機時間TDが経過する前にデバイス管理装置30がスリープ状態へ陥った場合、その後に通常状態へ復帰した時点で、制御部31は、当該スリープ状態へ陥る直前までの経過時間を、待機時間TD内での経過時間と認識する。これは、デバイス管理装置30がスリープ状態である間は、制御部31は、デバイス情報取得送信処理を中断するためである。例えば、ステップS130で設定された待機時間TDが15分であり、待機処理(ステップS140)を開始してから5分後にデバイス管理装置30がスリープ状態へ陥り、その後、当該スリープ状態から通常状態へ復帰したとき、制御部31は、待機処理の開始から5分経過したと認識する。この場合、制御部31は、待機時間TDの残り時間は10分と認識している。制御部31が、仮に上述の強制終了(ステップS230)をせず、当該残り時間(10分)の待機を継続する場合、当該残り時間(10分)が経過する前に再びデバイス管理装置30がスリープ状態へ陥ったときには、制御部31が当該残り時間(10分)の経過を最終的に認識するまでにさらに多くの時間を要する。つまり、待機時間TDの間にスリープ状態への移行と通常状態への復帰とが繰り返されるような環境では、制御部31が待機時間TDが経過したと認識するまでに、例えば数日を要する(その結果、監視サーバー20へ数日前に取得されたデバイス情報が届く)ような事例も考えられる。
これに対して、図5の例によれば、制御部31は、デバイス情報を取得してから当該取得したデバイス情報を監視サーバー20へ送信するタイミングになるまでの当該送信の待機中(つまりステップS140の待機処理中)に、デバイス管理装置30がスリープ状態へ移行した場合、当該送信の待機中に移行したスリープ状態からのデバイス管理装置30の通常状態への復帰後、待機することなく監視サーバー20へデバイス情報をアップロードする。つまり、デバイス管理装置30は、待機処理中に移行したスリープ状態からの復帰後は、監視サーバー20への情報のアップロードを即座に実行するため、監視サーバー20へのデバイス情報の到達が上述の事例にように大幅に遅れることを、回避することができる。
図6は、図3および図4の待機処理(ステップS140)の詳細を示すフローチャートであって、図5とは異なる例を示している。図6は、サブスレッドのステップS220の後に、ステップS230の前にステップS222,S224を有する点で図5と異なる。
サブスレッドでは、制御部31は、デバイス管理装置30がスリープ状態から通常状態へ復帰したか否かを継続的に監視し(ステップS210)、この監視の結果、当該復帰を検知した場合(ステップS220において“Yes”)、ステップS222へ進む。
ステップS222では、制御部31は、当該待機処理中にデバイス管理装置30が移行したスリープ状態の長さ(以下、第2のスリープ時間と呼ぶ。)に応じて、待機時間TDの残り時間を調整する。例えば、制御部31は、現在認識している待機時間TDの残り時間から第2のスリープ時間を差し引いた残りを、調整後の残り時間とする。例えば、ステップS130で設定された待機時間TDが15分であり、ステップS140の待機処理を開始してから5分後にデバイス管理装置30がスリープ状態へ陥り、このスリープ状態が7分継続した後、通常状態へ復帰したとする。この場合、制御部31は、当該復帰の時点(ステップS220において“Yes”と判定した時点)で認識している待機時間TDの残り時間(10分)から第2のスリープ時間(7分)を引いた残り、つまり3分を調整後の残り時間とする。
ステップ224では、制御部31は、ステップS222による調整後の残り時間が存在するか否か判定し、当該判定に応じて処理を分岐する。例えば、制御部31は、ステップS220において“Yes”と判定した時点で認識している待機時間TDの残り時間から第2のスリープ時間を差し引いた結果が0またはマイナスであれば、調整後の残り時間は0、すなわち無しと判定し、ステップS230へ進む。つまり、第2のスリープ時間が経過した結果、待機処理を開始してからの現実の時間経過が待機時間TDを越えている場合には、制御部31は、待機処理を強制終了させる。一方、制御部31は、S220において“Yes”と判定した時点で認識している待機時間TDの残り時間から第2のスリープ時間を差し引いた結果がプラスであれば、調整後の残り時間有りと判定する。調整後の残り時間有りと判定した場合には、制御部31は、当該調整後の残り時間(例えば、前記例で言えば3分)を、新たな待機時間TDに設定し、当該新たな待機時間TDの待機処理(図6のフローチャート)を開始する。
このような図6の例によれば、制御部31は、デバイス情報を取得してから当該取得したデバイス情報を監視サーバー20へ送信するタイミングになるまでの当該送信の待機中(つまりステップS140の待機処理中)に、デバイス管理装置30がスリープ状態へ移行した場合、当該送信の待機中に移行したスリープ状態からのデバイス管理装置30の通常状態への復帰後、当該送信の待機中に移行したスリープ状態の長さ(第2のスリープ時間)に応じて、監視サーバー20へデバイス情報をアップロードするまでに待機する残りの時間を調整する。これにより、デバイス管理装置30は、待機処理中に移行したスリープ状態からの復帰後、監視サーバー20への情報のアップロードをいたずらに(第2のスリープ時間を考慮せずに)長い時間待機する、といった状況を避けることができる。
言うまでもなく、図3の例に図5の例を組み合わせた構成、図3の例に図6の例を組み合わせた構成、図4の例に図5の例を組み合わせた構成、図4の例に図6の例を組み合わせた構成、のいずれもが本発明に属する実施形態である。本実施形態は、さらに次のような構成を採用してもよい。
図1の例によれば、デバイス管理装置30のうちの1つであるデバイス管理装置30aは、複数のデバイス40a,40b,40c…の各々からデバイス情報を取得する(ステップS100)。このように複数のデバイス40からデバイス情報を取得するデバイス管理装置30は、デバイス40毎にデバイス情報をアップロードするタイミングを分散させてもよい。具体的には、デバイス管理装置30aの制御部31は、ステップS100で複数のデバイス40a,40b,40c…の各々からデバイス情報を取得したら、ステップS130では、待機時間TDを上限時間(第1の上限時間または第2の上限時間)内で、デバイス40毎にランダムに設定する。そして、当該制御部31は、デバイス40毎に設定した待機時間TDの経過を待って(ステップS140)、デバイス40毎のデバイス情報を監視サーバー20へアップロードする(ステップS150)。
例えば、デバイス40aに対応する待機時間TD、デバイス40bに対応する待機時間TD、デバイス40cに対応する待機時間TD、をそれぞれ設定したとする(ステップS130)。この場合、制御部31は、ステップS140の待機処理の開始後、デバイス40aに対応する待機時間TDが経過したタイミングでデバイス40aのデバイス情報を監視サーバー20へアップロードする。同様に、制御部31は、当該待機処理の開始後、デバイス40bに対応する待機時間TDが経過したタイミングでデバイス40bのデバイス情報をアップロードし、デバイス40cに対応する待機時間TDが経過したタイミングでデバイス40cのデバイス情報をアップロードする。このような構成によれば、アップロードを受ける監視サーバー20側の負担をより平準化することができる。
10…デバイス監視システム、20…監視サーバー、21…データベース、30,30a…デバイス管理装置、40,40a,40b,40c,40i,40j…デバイス、AP…アプリケーション、NW1,NW2…ネットワーク、T1…取得予定時刻、TD…待機時間

Claims (9)

  1. 監視対象のデバイスに関するデバイス情報を取得するデバイス管理装置であって、
    前記デバイスから前記デバイス情報を取得し、当該取得したデバイス情報を外部のサーバーへ送信する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記デバイス情報の取得のタイミングとして予め指定された取得予定時刻に前記デバイス管理装置がスリープ状態でない場合、当該取得予定時刻に前記デバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から第1の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで前記サーバーへ送信し、
    前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始した前記デバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から前記第1の上限時間よりも短い第2の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで前記サーバーへ送信する、ことを特徴とするデバイス管理装置。
  2. 前記制御部は、前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始した前記デバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該取得後、待機することなく前記サーバーへ送信することを特徴とする請求項1に記載のデバイス管理装置。
  3. 前記制御部は、前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、前記取得予定時刻から当該復帰までに要した時間に応じて前記第2の上限時間を決定することを特徴とする請求項1に記載のデバイス管理装置。
  4. 前記制御部は、前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始した前記デバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から前記第2の上限時間が経過するまでに含まれるタイミングの中からランダムに選択したタイミングで前記サーバーへ送信することを特徴とする請求項1または請求項3に記載のデバイス管理装置。
  5. 前記制御部は、前記取得予定時刻に前記デバイス管理装置がスリープ状態でない場合、前記取得予定時刻に前記デバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から前記第1の上限時間が経過するまでに含まれるタイミングの中からランダムに選択したタイミングで前記サーバーへ送信することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のデバイス管理装置。
  6. 前記制御部は、前記デバイス情報を取得してから当該取得したデバイス情報を前記サーバーへ送信するタイミングになるまでの当該送信の待機中に前記デバイス管理装置がスリープ状態へ移行した場合、当該送信の待機中に移行したスリープ状態からの前記デバイス管理装置の復帰後、待機することなく前記サーバーへ前記デバイス情報を送信することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のデバイス管理装置。
  7. 前記制御部は、前記デバイス情報を取得してから当該取得したデバイス情報を前記サーバーへ送信するタイミングになるまでの当該送信の待機中に前記デバイス管理装置がスリープ状態へ移行した場合、当該送信の待機中に移行したスリープ状態からの前記デバイス管理装置の復帰後、当該送信の待機中に移行したスリープ状態の長さに応じて、前記サーバーへ前記デバイス情報を送信するまでに待機する残りの時間を調整することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のデバイス管理装置。
  8. 監視対象のデバイスに関するデバイス情報を取得するデバイス管理装置と、当該デバイス管理装置から情報の送信を受けるサーバーと、を含むデバイス監視システムであって、
    前記デバイス管理装置は、前記デバイスから前記デバイス情報を取得し、当該取得したデバイス情報を前記サーバーへ送信する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記デバイス情報の取得のタイミングとして予め指定された取得予定時刻に前記デバイス管理装置がスリープ状態でない場合、当該取得予定時刻に前記デバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から第1の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで前記サーバーへ送信し、
    前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始した前記デバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から前記第1の上限時間よりも短い第2の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで前記サーバーへ送信する、ことを特徴とするデバイス監視システム。
  9. 監視対象のデバイスに関するデバイス情報を取得する処理をデバイス管理装置に実行させるデバイス管理プログラムであって、
    前記デバイスから前記デバイス情報を取得し、当該取得したデバイス情報を外部のサーバーへ送信するための機能を有し、
    前記機能は、
    前記デバイス情報の取得のタイミングとして予め指定された取得予定時刻に前記デバイス管理装置がスリープ状態でない場合、当該取得予定時刻に前記デバイス情報の取得を開始して得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から第1の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで前記サーバーへ送信し、
    前記取得予定時刻よりも後に前記デバイス管理装置がスリープ状態から復帰した場合、当該復帰して開始した前記デバイス情報の取得により得たデバイス情報を、当該デバイス情報の取得から前記第1の上限時間よりも短い第2の上限時間が経過するまでのいずれかのタイミングで前記サーバーへ送信する、ことを特徴とするデバイス管理プログラム。
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