以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下、効果に関する記載は、本発明の実施の形態の効果の一側面であり、ここに記載するものに限定されない。また、以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同である。
[第一の実施の形態]
次に、本発明の第一の実施の形態の概要について説明をする。図1は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、コンピュータ装置の構成を示すブロック図である。コンピュータ装置1は、キャラクタ選択部101と、指示情報表示部102と、入力受付部103とを少なくとも備える。
キャラクタ選択部101は、表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択する機能を有する。指示情報表示部102は、キャラクタ選択部101によりキャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示する機能を有する。入力受付部103は、指示情報表示部102により表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付ける機能を有する。
本発明の第一の実施の形態におけるプログラム実行処理について説明する。図2は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行処理のフローチャートである。
コンピュータ装置1は、タッチパネル式の表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じて、キャラクタを選択する(ステップS1)。次に、ステップS1にてキャラクタを選択した際に該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示する(ステップS2)。最後に、ステップS2にて表示された指示情報に対してユーザの入力を受け付け(ステップS3)、終了する。
第一の実施の形態の一側面として、視認性を損なうことなく、キャラクタに与えうる1以上の指示から1の指示を入力することが可能である。
第一の実施の形態において、「タッチパネル」とは、例えば、タッチセンサを有するパネルをいい、人の指やスタイラス等(以下、指等という)で画面に接触することで、コンピュータ装置に対して入力操作を行うことができるものをいう。「コンピュータ装置」とは、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機等の装置をいう。「ユーザの表示画面への最初の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等でタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最初に接触を感知した位置をいう。「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。「ユーザの入力」とは、例えば、画面に表示された1以上の指示情報から1の指示情報の選択を決定するための操作をいう。
[第二の実施の形態]
次に、本発明の第二の実施の形態の概要について説明をする。第二の実施の形態におけるコンピュータ装置の構成は、図1のブロック図に示されるものと同じ構成を採用することができる。さらに、第二の実施の形態におけるプログラム実行処理のフローは、図2のフローチャートに示されるものと同じ構成を採用することができる。
第二の実施の形態において、指示情報の表示は、キャラクタを選択した際に、選択されたキャラクタの近傍、またはユーザの表示画面への最初の接触位置の近傍に表示される。
第二の実施の形態の一側面として、選択されたキャラクタまたは最初の接触位置の近傍に指示情報が表示されることにより、選択したキャラクタに対して指示することが可能な指示情報を直観的に把握することができる。
第二の実施の形態において、「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。「最初の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等でタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最初に接触を感知した位置をいう。「選択されたキャラクタの近傍」とは、例えば、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じて選択されたキャラクタに関する情報が表示された領域から、画面上において所定の距離にある領域をいう。「最初の接触位置の近傍」とは、例えば、ユーザが指等でタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最初に接触を感知した位置から、画面上において所定の距離にある領域をいう。「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。
[第三の実施の形態]
次に、本発明の第三の実施の形態の概要について説明をする。第三の実施の形態におけるコンピュータ装置の構成は、図1のブロック図に示されるものと同じ構成を採用することができる。さらに、第三の実施の形態におけるプログラム実行処理のフローは、図2のフローチャートに示されるものと同じ構成を採用することができる。
第三の実施の形態において、ユーザによる入力の受け付けは、ユーザによる接触が終了した際の最後の接触位置に関する情報を受け付けるものである。さらに、指示情報表示手段は、入力手段により受け付けうる最後の接触位置に関する情報に対応する、選択されたキャラクタに対する指示情報を、接触操作中に表示画面に表示するものである。
第三の実施の形態の一側面として、ユーザがキャラクタに対する指示として選択しうる指示情報を、入力を受け付けられる前に知ることができる。
第三の実施の形態において、「接触が終了」とは、例えば、ユーザが指等により表示画面に対して接触した後に、指等が表示画面から離れることにより、タッチパネルが接触を所定の時間感知しなくなった状態をいう。「最後の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最後に接触を感知した位置をいう。「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。「接触操作中」とは、例えば、ユーザが指等でタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが接触を感知している状態をいう。
[第四の実施の形態]
次に、本発明の第四の実施の形態の概要について説明をする。第四の実施の形態におけるコンピュータ装置の構成は、図1のブロック図に示されるものと同じ構成を採用することができる。さらに、第三の実施の形態におけるプログラム実行処理のフローは、図2のフローチャートに示されるものと同じ構成を採用することができる。
第四の実施の形態では、キャラクタを選択する前に、指示情報を簡略化した情報が表示画面に表示される。
第四の実施の形態の一側面として、キャラクタを選択することなく、指示情報に関連する情報又は指示情報のうちの少なくとも一部の情報を確認することができるため、ユーザは効率的にキャラクタを選択し、指示を入力することができる。
第四の実施の形態において、「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。「簡略化した情報」とは、例えば、指示情報に関連した情報又は指示情報のうちの少なくとも一部の情報が理解できる態様で表現された情報をいう。
[第五の実施の形態]
次に、本発明の第五の実施の形態の概要について説明をする。図3は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、サーバ装置の構成を示すブロック図である。サーバ装置3は、キャラクタ選択部151と、指示情報表示部152と、入力受付部153とを少なくとも備える。
キャラクタ選択部151は、端末装置の表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択する機能を有する。指示情報表示部152は、キャラクタ選択部151によりキャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を端末装置の表示画面に表示する機能を有する。入力受付部153は、指示情報表示部152により表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付ける機能を有する。
本発明の第五の実施の形態におけるプログラム実行処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行処理のフローチャートである。
サーバ装置3は、端末装置のタッチパネル式の表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じて、キャラクタを選択する(ステップS11)。次に、ステップS11にてキャラクタを選択した際に該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を端末装置の表示画面に表示する(ステップS12)。最後に、ステップS12にて表示された指示情報に対して端末装置においてユーザの入力を受け付け(ステップS13)、終了する。
第五の実施の形態の一側面として、視認性を損なうことなく、キャラクタに与えうる1以上の指示から1の指示を入力することが可能である。
第五の実施の形態において、「タッチパネル」とは、例えば、タッチセンサを有するパネルをいい、指等で画面に接触することで、コンピュータ装置に対して入力操作を行うことができるものをいう。「端末装置」とは、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機等のコンピュータ装置をいう。「サーバ装置」とは、例えば、端末装置からの要求に応じて処理を実行する装置をいう。「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。「ユーザの表示画面への最初の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最初に接触を感知した位置をいう。「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。「ユーザの入力」とは、例えば、画面に表示された1以上の指示情報から1の指示情報の選択を決定するための操作をいう。
[第六の実施の形態]
次に、本発明の第六の実施の形態の概要について説明をする。図5は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、システムの構成を示すブロック図である。システム4は、キャラクタ選択部161と、指示情報表示部162と、入力受付部163とを少なくとも備える。
キャラクタ選択部161は、端末装置の表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択する機能を有する。指示情報表示部162は、キャラクタ選択部161によりキャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を端末装置の表示画面に表示する機能を有する。入力受付部163は、指示情報表示部162により表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付ける機能を有する。
本発明の第六の実施の形態におけるプログラム実行処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行処理のフローチャートである。
システム4は、端末装置のタッチパネル式の表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じて、キャラクタを選択する(ステップS21)。次に、ステップS21にてキャラクタを選択した際に該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を端末装置の表示画面に表示する(ステップS22)。最後に、ステップS22にて表示された指示情報に対して端末装置においてユーザの入力を受け付け(ステップS23)、終了する。
第六の実施の形態の一側面として、視認性を損なうことなく、キャラクタに与えうる1以上の指示から1の指示を入力することが可能である。
第六の実施の形態において、「タッチパネル」とは、例えば、タッチセンサを有するパネルをいい、指等で画面に接触することで、コンピュータ装置に対して入力操作を行うことができるものをいう。「端末装置」とは、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機等のコンピュータ装置をいう。「サーバ装置」とは、例えば、端末装置からの要求に応じて処理を実行する装置をいう。「システム」とは、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク等を組み合わせたものをいう。「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。「ユーザの表示画面への最初の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最初に接触を感知した位置をいう。「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。「ユーザの入力」とは、例えば、画面に表示された1以上の指示情報から1の指示情報の選択を決定するための操作をいう。
[第七の実施の形態]
次に、本発明の第七の実施の形態の概要について説明をする。図7は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、サーバ装置の構成を示すブロック図である。サーバ装置3は、情報受信部171と、キャラクタ選択部172と、指示情報表示部173とを少なくとも備える。
情報受信部171は、端末装置5から送信された情報を受信する機能を有する。キャラクタ選択部172は、情報受信部171により受信した情報のうち、ユーザの表示画面への最初の接触位置に関する情報に応じてキャラクタを選択する機能を有する。指示情報表示部173は、キャラクタ選択部172によりキャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を端末装置の表示画面に表示する機能を有する。
図8は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、端末装置の構成を示すブロック図である。端末装置5は、入力受付部181と、情報送信部182とを少なくとも備える。
入力受付部181は、ユーザの表示画面への最初の接触位置に関する情報をユーザの入力として受け付ける機能を有する。情報送信部182は、入力受付部181により受け付けた情報をサーバ装置3へ送信する機能を有する。
本発明の第七の実施の形態におけるプログラム実行処理について説明する。図9は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行処理のフローチャートである。
端末装置5は、タッチパネル式の表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に関する情報をユーザの入力として受け付ける(ステップS31)。次に、受け付けた情報をサーバ装置3へ送信する(ステップS32)。
サーバ装置3は、ステップS32にて送信された情報を受信する(ステップS33)。次に、受信した情報のうち、ユーザの表示画面への最初の接触位置に関する情報に応じてキャラクタを選択する(ステップS34)。キャラクタを選択した際に該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を端末装置の表示画面に表示し(ステップS35)、終了する。
第七の実施の形態の一側面として、演算処理はすべてサーバ装置において処理され、端末装置は入力装置及び表示装置を備えていればよいことから、性能が低い端末装置であっても、複雑な演算を要するプログラムを利用することが可能となる。また、第七の実施の形態の一側面として、視認性を損なうことなく、キャラクタに与えうる1以上の指示から1の指示を入力することが可能である。
第七の実施の形態において、「サーバ装置」とは、例えば、端末装置からの要求に応じて処理を実行する装置をいう。「タッチパネル」とは、例えば、タッチセンサを有するパネルをいい、指等で画面に接触することで、コンピュータ装置に対して入力操作を行うことができるものをいう。「端末装置」とは、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機等のコンピュータ装置をいう。「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。「ユーザの表示画面への最初の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最初に接触を感知した位置をいう。「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。「ユーザの入力」とは、例えば、画面に表示された1以上の指示情報から1の指示情報の選択を決定するための操作をいう。
[第八の実施の形態]
次に、本発明の第八の実施の形態の概要について、説明をする。図10は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、コンピュータ装置の構成を示すブロック図である。コンピュータ装置1は、制御部11、RAM(Random Access Memory)12、ストレージ部13、サウンド処理部14、グラフィック処理部15、通信インタフェース16、インタフェース部17からなり、それぞれ内部バスにより接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)から構成される。制御部11は、ストレージ部13に格納されたプログラムを実行し、コンピュータ装置1の制御を行なう。RAM12は、制御部11のワークエリアである。ストレージ部13は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。
制御部11は、プログラム及びデータをRAM12から読み出して処理を行なう。制御部11は、RAM12にロードされたプログラム及びデータを処理することで、サウンド出力の指示をサウンド処理部14に出力し、描画命令をグラフィック処理部15に出力する。
サウンド処理部14は、スピーカであるサウンド出力装置20に接続されている。制御部11がサウンド出力の指示をサウンド処理部14に出力すると、サウンド処理部14はサウンド出力装置20にサウンド信号を出力する。
グラフィック処理部15は表示装置21に接続されている。表示装置21は表示画面22を有している。制御部11が描画命令をグラフィック処理部15に出力すると、グラフィック処理部15は、ビデオメモリ19に画像を展開し、表示画面22上に画像を表示するためのビデオ信号を出力する。ここで、表示装置21はタッチセンサを備えるタッチパネルの画面であっても良い。
グラフィック処理部15は、フレーム単位で1枚の画像の描画を実行する。画像の1フレーム時間は、例えば30分の1秒である。グラフィック処理部15は、制御部11だけで行ってきた描画に関する演算処理の一部を受け持ち、システム全体の負荷を分散させる役割を有する。
インタフェース部17には外部メモリ18(例えば、SDカード等)が接続されている。外部メモリ18から読み込まれたデータはRAM12にロードされ、制御部11により演算処理が実行される。
通信インタフェース16は無線又は有線により通信回線2に接続が可能であり、通信回線2を介してデータを受信することが可能である。通信インタフェース16を介して受信したデータは、外部メモリ18から読み込まれたデータと同様に、RAM12にロードされ、制御部11により演算処理が行われる。
本発明の第八の実施の形態におけるプログラム実行処理について説明する。本発明の第八の実施の形態は、一例として、プレイヤキャラクタが敵キャラクタと仮想戦闘を行うゲームのプログラムを挙げる。図11は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行画面の例である。
コンピュータ装置1の表示画面22に表示される実行画面300には、戦闘状況領域301と、行動指示領域302と、味方生命力311と、敵生命力312とが表示される。味方生命力311は、複数のプレイヤキャラクタの体力の合計値を表すものであり、味方生命力311が「0」となると戦闘不能状態となり、ゲームが終了する。敵生命力312は、敵キャラクタの体力を表すものであり、敵生命力312が「0」となると、敵キャラクタは戦闘不能状態となる。すべての敵キャラクタが戦闘不能状態となると、仮想戦闘は終了する。
戦闘状況領域301には、プレイヤキャラクタ303と、敵キャラクタ305と、効果オブジェクト306とが表示される。戦闘状況領域301には、プレイヤキャラクタ303及び敵キャラクタ305の行動に応じたアニメーションの表示がされる。
行動指示領域302には、キャラクタ指示ボタン304と、アイテムボタン307と、オート戦闘ボタン308と、行動可否表示画像309と、必殺ポイントゲージ310とが表示される。キャラクタ指示ボタン304は、プレイヤキャラクタ303と対応しており、各キャラクタに対する指示を与える際に使用するものである。キャラクタに対する指示に関しては後述する。
アイテムボタン307は、仮想戦闘中にアイテムを使用するために選択する。オート戦闘ボタン308は、自動的に戦闘を実行するために選択する。オート戦闘ボタン308を押下することで、ユーザがプレイヤキャラクタに指示を与えることなく、プログラムの制御により任意の指示が生成され、戦闘を進めることができる。
図12は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行処理のフローチャートである。仮想戦闘が開始されると、或いは、敵キャラクタから攻撃が終了し、プレイヤキャラクタが攻撃等の行動を実行するターンとなると、コンピュータ装置1は、キャラクタが行動可能な回数の上限値を設定する(ステップS51)。上限値は固定でも、設定の都度変化するものであってもよい。次に、ステップS51にて設定した上限値と同じ個数のオブジェクトが表示画面22に表示される(ステップS52)。後述するように、該オブジェクトには、キャラクタの行動実行時に影響を与える効果が設定されている。オブジェクトに設定された効果は、全て同じ効果であっても、異なる効果であってもよい。
図11に示す、効果オブジェクト306は、ステップS51にて設定された行動可能回数、及び、ステップS52にて表示されたオブジェクトの一例である。表示された効果オブジェクト306の個数は行動可能回数を表す。また、効果オブジェクト306は、効果に応じて表示態様が異なる。例えば、効果オブジェクト306aは通常攻撃、効果オブジェクト306bは味方の体力回復、効果オブジェクト306cは魔法攻撃力二倍、効果オブジェクト306dは二回攻撃をそれぞれ表す。この他にも、剣による攻撃力が二倍になる、敵キャラクタの属性情報に応じて致命的なダメージを与えることができる等の効果があってもよい。
次に、コンピュータ装置1は指示情報マスタを読み込み、RAM12に展開する(ステップS53)。指示情報マスタは、ストレージ部13から、あるいは外部メモリ18から読み込むものであってもよい。
図13は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、指示情報マスタを表す図である。指示情報マスタ40は、職業41、レベル42、及び指示内容43と関連付けて、設定方向44及び効果45が記憶されている。職業41は、キャラクタの属性のひとつである。レベル42は、職業41の熟練度を表す値である。熟練度が高いキャラクタは可能な行動の種類が多く、熟練度が低いキャラクタは特定の行動しかできないというような設計とすることができる。
指示内容43は、キャラクタに対して指示する行動の内容である。設定方向44は、ユーザによる接触が終了した際の最後の接触位置が、接触を開始した最初の接触位置と比較していずれの方向であるかに対応する。設定方向44は、指示内容と対応して記憶されていてもよいし、キャラクタ毎に設定を変えられるようにしてもよい。効果45は、キャラクタが指示内容43の行動を実行した場合に発生する効果である。
続いて、コンピュータ装置1は、行動上限回数が0回か否か判定する(ステップS54)。あるいは、キャラクタの行動した回数をカウントし、行動上限回数と比較し、判定するものであってもよい。行動上限回数が1以上であれば、プレイヤキャラクタは行動することが可能である。
次に、コンピュータ装置1は、行動実行処理を実行する(ステップS55)。行動実施処理に関しては後述する。行動実行処理が完了したら、行動上限回数を減算し(ステップS56)、処理を終了する。行動上限回数の減算処理は、キャラクタの行動が完了したら一律に1回減算する、あるいはキャラクタの実行した行動の内容に応じて、定められた回数を減算するものでもよい。行動上限回数の減算処理を行うと、効果オブジェクト306は、減算後の行動上限回数に対応した数に合わせて表示される。
本発明の第八の実施の形態における行動実行処理について説明する。図14は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、行動実行処理のフローチャートである。
コンピュータ装置1は、キャラクタ行動テーブルから各キャラクタの行動の可否に関する情報を読み込み、RAM12に展開する(ステップS61)。キャラクタ行動テーブルは、ストレージ部13から、あるいは外部メモリ18から読み込むものであってもよい。
図15は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、キャラクタ行動テーブルを表す図である。キャラクタ行動テーブル50は、キャラクタ51に関連付けて、レベル52、必殺ポイント53、行動内容54、及び行動可否55が記憶されている。キャラクタ51は、ユーザが指示を与えることが可能なキャラクタを識別する情報である。レベル52は、キャラクタ51の属性であって、キャラクタの行動に関する熟練度を表す。必殺ポイント53は、キャラクタに対する指示を決定する接触操作とは異なる所定の操作により指示が可能となる特殊行動を指示するための判定に用いられるものであり、必殺ポイント53が所定の値以上である場合、又は、必殺ポイント53が上限まで達している場合に、特殊行動の指示が可能となる。行動内容54は、キャラクタ51が可能な行動の内容を表す。行動可否55は、キャラクタ51による行動内容54の実行に関する行動可否を表す。例えば、同一のターンにおいては、同一のキャラクタが同一の行動を実行できないように設計することができる。つまり、同一のターンにおいて、一度、実行した行動を指示することはできなくなる。
続いて、ステップS61にて読み込んだ、キャラクタの行動可否に関する情報を表示画面22に表示する(ステップS62)。表示する行動可否に関する情報は、情報の視認性を向上させるためにも、各キャラクタの周辺に表示することが好ましい。行動可否に関する情報は、また、選択されたキャラクタに対するユーザによる指示が可能であることを示す情報であるともいえる。
図11に示す行動可否表示画像309は、ステップS62において表示されたキャラクタの行動可否に関する情報である。行動可否表示画像309は、キャラクタ指示ボタン304の周囲であって、指示情報マスタ40の設定方向44に対応した方向に表示される。行動可否表示画像309は、行動可能な場合には、明るい色を表示し、行動不可の場合には暗い色を表示する等により、可否を直観的に判別できるようにしてもよい。
次に、ユーザの表示画面22に対する最初の接触位置に関する情報を受け付ける(ステップS63)。ここで、表示画面22に対するユーザの接触操作について説明する。図16は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、ユーザの表示画面に対する接触に関する概念を示す図である。
図16において、表示画面22の一部であって接触を受け付ける接触受付領域60に対してユーザが指等により接触し、最初の接触位置61から、変化後の接触位置62を経由して最後の接触位置63にて接触を終了する場合について説明する。ユーザが最初の接触位置61に接触すると、最初の接触位置61の座標に関する情報が入力情報としてタッチ入力部23により受け付けられる。最初の接触位置61の座標に関する情報は、接触位置から所定の等しい距離にある範囲64を接触位置としてもよい。
図16(a)は、ユーザのスライド操作あるいはフリック操作により、指等を接触したまま、最初の接触位置61から変化後の接触位置62へ移動させた状況を表す図である。最初の接触位置61から変化後の接触位置62へ接触させたまま移動させると、タッチ入力部23は連続的に接触を感知し、都度、座標に関する情報を受け付ける。
図16(b)は、ユーザのスライド操作あるいはフリック操作により、指等を接触したまま、変化後の接触位置62を経由して最後の接触位置63まで移動させた状況を表す図である。最後の接触位置63において接触を終了させ、所定の時間接触を感知できない場合に、コンピュータ装置1は最後の接触位置63を特定する。最後の接触位置63の座標に関する情報は、最後の接触位置63から所定の等しい距離にある範囲65を最後の接触位置としてもよい。
コンピュータ装置1は、ステップS63にて受け付けられた最初の接触位置に関する情報をもとに、受け付けた座標位置に対応するキャラクタを選択する(ステップS64)。
図17は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、キャラクタ選択時における実行処理の例である。図17(a)は、キャラクタ指示ボタン304に対して、ユーザによる接触操作がされていない状態を表す。行動可否表示画像309は、キャラクタ指示ボタン304の上側、左側、下側に、略台形状で表示される。行動可否表示画像309は、各方向に対応する行動をキャラクタが実行可能な場合には、明るい色を表示し、実行不可の場合には暗い色を表示する。図17(a)では、行動可否表示画像309a〜cのいずれも明るい色が表示されており、各方向へ対応する行動を実行することが可能である。
図17(b)は、ユーザの接触操作によりキャラクタ指示ボタン304への接触が感知され、キャラクタが選択された状態の一例を表す。コンピュータ装置1は、選択されたキャラクタが可能な行動の内容を示す行動アイコン313を表示する。行動アイコンは行動内容を示すものであり、例えば、行動アイコン313a及び313bは魔法による攻撃、行動アイコン313cはナイフによる攻撃を表す。
行動アイコン313は、行動を実行した場合に発生する特殊効果を表すものとしてもよい。行動を実行した場合に発生する特殊効果とは、指示情報マスタ40の効果45である。効果がある内容であれば、行動アイコン313cのように形状を変更して表示してもよい。
図17(c)は、キャラクタ指示ボタン304に対して、ユーザによる接触操作がされておらず、ボタンに対応するキャラクタの行動の一部が実行不可である状態の一例を表す。図17(c)では、行動可否表示画像309a及び309cについては明るい色が表示されており、各方向へ対応する行動を実行することが可能であるが、行動可否表示手段309bについては暗い色が表示されており、対応する行動をキャラクタに実行させることができない。このように、ユーザは、キャラクタ指示ボタン304に接触することなく各行動に対する入力の可否を知ることができる。
図17(d)は、ユーザの接触操作によりキャラクタ指示ボタン304への接触が感知され、ボタンに対応するキャラクタの行動の一部が実行不可である状態の一例を表す。行動可否表示手段309bに対応する方向には、行動アイコン313は表示されない。
次に、選択されたキャラクタの行動可否を判定する(ステップS65)。行動可否の判定は、例えば、キャラクタ行動テーブル50のキャラクタ51に関連する行動可否55がすべて不可であれば、そのキャラクタは行動不可であると判定される。
選択されたキャラクタが行動不可であれば(ステップS65にてNO)、選択できない旨のメッセージを出す、あるいは接触に対して反応を返さない等により、再度キャラクタの選択を促し、指示情報を表示させないようにしてもよい。
選択されたキャラクタが行動可能であれば(ステップS65にてYES)、選択されたキャラクタが特殊条件を満たすか否か判定する(ステップS66)。特殊条件とは、例えば、キャラクタ行動テーブル50の必殺ポイント53が、所定の行動を実行した際に貯まるポイントであった場合に、必殺ポイント53が最大値まで貯まること等をいう。図11において、必殺ポイントゲージ310は必殺ポイント53に対応するものである。
特殊条件を満たす場合(ステップS66にてYES)は、ユーザがキャラクタに対して特殊な行動を指示する特殊指示を選択可能にする(ステップS67)。特殊条件を満たさない場合(ステップS66にてNO)は、指示内容は変更されない。特殊指示とは、キャラクタに特殊な行動を実行させるものであり、例えば、強力な全体攻撃等、状況を有利にすることができる行動を実行させるものをいう。
次に、指示情報選択受付処理を実行し(ステップS68)、キャラクタに対する指示を選択する。指示情報選択受付処理に関しては後述する。
ステップS68において選択された指示に応じたキャラクタの行動と、ステップS52にて表示されたオブジェクトの効果が対応するか否か判定する(ステップS69)。キャラクタの行動とオブジェクトの効果が対応する場合(ステップS69にてYES)は、オブジェクトの効果を設定する(ステップS70)。対応しない場合(ステップS69にてNO)は、オブジェクトの効果は無効となる。
次に、ステップS68において選択された指示に応じたキャラクタの行動の実行結果を演算する(ステップS71)。ここで、該オブジェクトの効果が発生している場合は、発生した効果に基づいて実行結果を演算する。演算した結果は、表示画面22に表示される(ステップS72)。
行動したキャラクタの行動内容に基づいて、キャラクタ行動テーブル50の行動可否55を不可に更新し(ステップS73)、終了する。行動可否55が不可となった行動内容54は、例えば、所定の時間を経過した場合や、アイテムの使用等により再度行動可能とすることができる。
続いて、本発明の第八の実施の形態における指示情報選択受付処理について説明する。図18は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、指示情報選択受付処理のフローチャートである。上述の通り、指示情報選択受付処理は、ユーザによる表示画面22への最初の接触位置の受付がなされている状態において実行されるものである。
コンピュータ装置1は、ユーザによる接触後の接触位置の変化に関する情報を受け付ける(ステップS81)。次に、最初の接触位置と、変化後の接触位置とを比較し、変化した情報を算出する(ステップS82)。ここで、所定の範囲を越えて接触位置が変化した場合(ステップS83にてYES)に、変化後の接触位置に対応する指示の有無を確認する(ステップS84)。
図19は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、変化後の接触位置に応じた処理の変更に関する概念図である。最初の接触位置71を中心とした所定の範囲72に含まれる接触位置は、最初の接触位置71と一致しているとみなされる。
所定の範囲72を超えて、所定の範囲72より上方向の範囲73、左方向の範囲74、右方向の範囲75、及び、下方向の範囲76に変化後の接触位置が含まれる場合は、それぞれの接触位置に関する座標の情報を入力として、座標に対応した情報を出力させることができる。ここで、所定の範囲72は略矩形である必要はなく、形状は問わない。所定の範囲72の周囲の範囲は互いに接する必要はなく、対応する情報が存在しない空間があってもよい。また、所定の範囲72を除く全範囲の座標に対して、情報を対応させてもよい。
変化後の接触位置に対応する指示情報が存在する場合(ステップS84にてYES)は、対応する指示情報を表示画面22に表示する(ステップS85)。
さらに、コンピュータ装置1が接触の終了を感知した場合は、最後の接触位置に関する情報を受け付ける(ステップS86)。そして、最後の接触位置に対応する指示情報があるか再度確認する(ステップS87)。
最後の接触位置に対応する指示情報が存在する場合(ステップS87にてYES)は、最後の接触位置に対応する指示情報を選択したものとしてコンピュータ装置1に受け付けられ(ステップS88)、終了する。
第八の実施形態では、選択されたキャラクタが行動可能であれば、同一のターンで、同一キャラクタに対して複数回の指示を与えることが可能である。ただし、一度実行した行動内容は行動不可に設定されるため、同一の行動内容を所定の時間内に複数回実行することはできない。
第八の実施の形態の一側面として、一度の接触操作により、複数の選択を実行することができ、効率的に情報を入力することが可能となる。
第八の実施の形態の一側面として、行動可否に関する情報を表示することで、情報の視認性を向上させることができる。また、行動可否に関する情報を操作に関する方向と関連付けて表示することで、ユーザの操作性を向上させ、迷わず情報を入力することができる。
第八の実施の形態の一側面として、所定の時間内に同一キャラクタに複数回行動を可能としつつ、行動回数に上限を設け、選択された指示は所定の条件を満たすまで選択不可とすることで、指示を与えるキャラクタを戦略的に選択し、ユーザの趣向性を高めることができる。
第八の実施の形態の一側面として、キャラクタが行動を実行する都度、効果を発生させるオブジェクトを導入することで、行動結果に多様性を加え、ユーザの趣向性を高めることができる。
第八の実施の形態の一側面として、前記オブジェクトに関して行動の上限回数に合わせた数を表示させ、行動の回数の順番に合わせて表示することで、どのような順序でキャラクタに行動を実行させるかによって結果が変わるため、ゲームにより高い戦略性が求められ、ユーザの趣向性を高めることができる。
第八の実施の形態において、「サーバ装置」とは、例えば、端末装置からの要求に応じて処理を実行する装置をいう。「タッチパネル」とは、例えば、タッチセンサを有するパネルをいい、指等で画面に接触することで、コンピュータ装置に対して入力操作を行うことができるものをいう。「端末装置」とは、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機等のコンピュータ装置をいう。
第八の実施の形態において、「オブジェクト」とは、例えば、効果が視覚的に識別可能な態様で表示されるものである。「オブジェクトの効果」とは、例えば、キャラクタに指示内容を実行させた際にその結果に付与されるものであって、キャラクタの攻撃力上昇、体力回復、あるいは複数回攻撃可能等の効果をいう。「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。
第八の実施の形態において、「特殊条件」とは、例えば、特殊行動の実行を可能とするための条件であって、所定の行動を繰り返すことで貯まるポイント等が所定の閾値を越えること、あるいは所定のアイテムを装備したこと場合などがあげられる。「特殊指示」とは、キャラクタに特殊行動を実行させるための指示をいう。「特殊行動」とは、例えば、特殊条件が満たされた場合にのみ実行することが可能となる、通常の攻撃等の行動とは異なる行動をいう。
第八の実施の形態において、「最初の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最初に接触を感知した位置をいう。「最後の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最後に接触を感知した位置をいう。あるいは、所定の時間接触を感知しなくなった場合に、直近の接触位置ということもできる。
第八の実施の形態において、「変化後の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、ユーザの操作に基づいて接触位置を変更した後の位置をいい、最初の接触位置とは異なる位置をいう。
第八の実施の形態において、「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。「ユーザの入力」とは、例えば、画面に表示された1以上の指示情報から1の指示情報の選択を決定するための操作をいう。「簡略化した情報」とは、例えば、指示情報に関連した情報又は指示情報のうちの少なくとも一部の情報が理解できる態様で表現された情報をいう。
[第九の実施の形態]
次に、本発明の第九の実施の形態の概要について、説明をする。図20は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、システムの構成を示すブロック図である。図示するように、システムは、複数のユーザ(ユーザA、B・・・Z)によって操作される複数の端末装置5(端末装置5a、5b・・・5z)と、サーバ装置3と、通信回線2とから構成される。端末装置5は、通信回線2を介してサーバ装置3と接続されている。なお、端末装置5はサーバ装置3と常時接続されていなくてもよく、必要に応じて、接続が可能であればよい。
第九の実施の形態における端末装置の構成は、図10のコンピュータ装置のブロック図に示されるものと同じ構成を採用することができる。また、第九の実施の形態におけるプログラムの実行画面は、図11の実行画面の例と同じものを採用することができる。
図21は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、サーバ装置の構成を示すブロック図である。サーバ装置3は、制御部31、RAM32、HDD33及び通信インタフェース34を備え、それぞれ内部バスにより接続されている。
制御部31は、CPUやROMから構成され、HDD33に格納されたプログラムを実行し、サーバ装置3の制御を行なう。また、制御部31は時間を計時する内部タイマを備えている。RAM32は、制御部31のワークエリアである。HDD33は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部31は、プログラム及びデータをRAM32から読み出し、端末装置5から受信した要求情報をもとに、プログラム実行処理を行う。
次に、本発明の第九の実施形態における、プログラム実行処理について説明する。図22は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行処理のフローチャートである。
仮想戦闘が開始されると、或いは、敵キャラクタからの攻撃が終了し、プレイヤキャラクタが攻撃等の行動を実行するターンとなると、端末装置5は、プログラムの実行要求をサーバ装置3へ送信する(ステップS91)。サーバ装置3は、送信されたプログラム実行要求を受信する(ステップS92)。次に、所定の時間内にキャラクタが行動可能な回数の上限値を設定する(ステップS93)。設定した上限値と同じ個数のオブジェクトを表示するために、初期画面用データにオブジェクトに関するデータを設定する(ステップS94)。
次に、初期表示用の画面に関する動画を生成し、端末装置5へ送信する(ステップS95)。端末装置5は、送信された動画を受信し、表示画面22にて再生する(ステップS96)。
続いて、サーバ装置3において、行動上限回数が0回か否か判定する(ステップS97)。行動上限回数が1以上であれば、プレイヤキャラクタは行動することが可能である。次に、行動実行処理を実行する(ステップS98)。行動実施処理に関しては後述する。行動実行処理が完了したら、行動上限回数を減算し(ステップS99)、処理を終了する。行動上限回数の減算処理は、キャラクタの行動が完了したら一律に1回減算する、あるいはキャラクタの実行した行動の内容に応じて、定められた回数を減算するものでもよい。行動上限回数の減算処理を行うと、効果オブジェクトは、減算後の行動上限回数に対応した数に合わせて表示される。
本発明の第九の実施の形態における行動実行処理について説明する。図23は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、行動実行処理のフローチャートである。
サーバ装置3は、キャラクタ行動テーブル50から各キャラクタの行動の可否に関する情報を読み込み、RAM12に展開する(ステップS101)。キャラクタ行動テーブル50は、ストレージ部13から読み込む、通信ネットワーク2を介して通信インタフェース16にて受信して読みこむ、あるいは外部メモリ18から読み込むものでもよい。
続いて、端末装置5からの操作指示の受け付けを待つための動画を生成し、ステップS101にて読み込んだ行動可否情報とともに、端末装置5へ送信する(ステップS102)。端末装置5は、送信された情報を受信し、表示画面22にて再生及び表示する(ステップS103)。ここで、表示される動画は、図11の実行画面300である。
端末装置5において、ユーザの表示画面22に対する最初の接触位置に関する情報を受け付け、サーバ装置3へ送信する(ステップS104)。サーバ装置3は、受信した最初の接触位置に関する情報をもとに、受け付けた座標位置に対応するキャラクタを選択する(ステップS105)。
選択されたキャラクタの行動可否を判定し(ステップS106)、キャラクタが行動不可である場合は(ステップS106にてNO)、選択できない旨のメッセージを出す、あるいは接触に対して反応を返さない等により、再度キャラクタの選択を促し、指示情報を表示させないようにしてもよい。
選択されたキャラクタが行動可能であれば(ステップS106にてYES)、選択されたキャラクタが特殊条件を満たすか否か判定する(ステップS107)。特殊条件を満たす場合(ステップS107にてYES)は、ユーザがキャラクタに対して特殊な行動を指示する特殊指示を選択可能にする(ステップS108)。特殊条件を満たさない場合(ステップS107にてNO)は、指示内容は変更されない。
サーバ装置3は、選択されたキャラクタに対して指示することが可能な指示のリストを生成する(ステップS109)。さらに、端末装置5からの操作指示の受け付けを待つための動画を生成し、ステップS109にて生成した指示可能リストとともに、端末装置5へ送信する(ステップS110)。端末装置5は、送信された情報を受信し、表示画面22にて再生及び表示する(ステップS111)。
端末装置5において、ユーザの表示画面22に対する接触位置の変更に関する情報を受け付け、サーバ装置3へ送信する(ステップS112)。サーバ装置3は、受信した変更後の接触位置に関する情報と、ステップS104にて受け付けた最初の接触位置に関する情報とを用いて、変更された内容に関して計算を実行する(ステップS113)。ここで、所定の範囲を越えて接触位置が変化した場合(ステップS114にてYES)に、変化後の接触位置に対応する指示の有無を確認する(ステップS115)。
対応する指示が存在する場合(ステップS115にてYES)は、対応する指示に関する情報を生成する(ステップS116)。さらに、端末装置5からの操作指示の受け付けを待つための動画を生成し、ステップS116にて生成した指示情報とともに、端末装置5へ送信する(ステップS117)。端末装置5は、送信された情報を受信し、表示画面22にて再生及び表示する(ステップS118)。
端末装置5において、ユーザの表示画面22に対する最後の接触位置に関する情報を受け付け、サーバ装置3へ送信する(ステップS119)。サーバ装置3は、受信した最後の接触位置に関する情報に対応する指示の有無を確認し(ステップS120)、対応する指示が存在した場合(ステップS120にてYES)は、対応する指示を選択したものとする(ステップS121)。
ステップS121において選択された指示に応じたキャラクタの行動と、ステップS94にて設定された、オブジェクトの効果が対応するか否か判定する(ステップS122)。キャラクタの行動とオブジェクトの効果が対応する場合(ステップS122にてYES)は、オブジェクトの効果を設定する(ステップS123)。対応しない場合(ステップS120にてNO)は、オブジェクトの効果は無効となる。
サーバ装置3は、キャラクタの行動の実行結果を演算する(ステップS124)。次に、演算した結果である実行結果に関する動画を生成し、端末装置5へ送信する(ステップS125)。端末装置5は、実行結果を受信し、表示画面22にて再生及び表示する(ステップS126)。
最後に、サーバ装置3は、行動したキャラクタの行動内容に基づいて、キャラクタ行動テーブル50の行動可否55を不可に更新し(ステップS127)、終了する。
第九の実施形態では、選択されたキャラクタが行動可能であれば、同一のターンで、同一キャラクタに対して複数回の指示を与えることが可能である。ただし、一度実行した行動内容は行動不可に設定されるため、同一の行動内容を所定の時間内に複数回実行することはできない。
第九の実施の形態の一側面として、サーバ装置にて処理を実行し、端末装置は情報の表示、入力及び送受信のみを行うことにより、低性能の端末装置であっても、高負荷のプログラムを実行することが可能となる。
第九の実施の形態の一側面として、データをサーバ装置に格納しておくことにより、端末装置に処理プログラムがインストールされている場合であっても、データの変更により制御が可能で、柔軟に運用することが可能となる。
第九の実施の形態の一側面として、一度の接触操作により、複数の選択を実行することができ、効率的に情報を入力することが可能となる。
第九の実施の形態の一側面として、行動可否に関する情報を表示することで、情報の視認性を向上させることができる。また、行動可否に関する情報を操作に関する方向と関連付けて表示することで、ユーザの操作性を向上させ、迷わず情報を入力することができる。
第九の実施の形態の一側面として、所定の時間内に同一キャラクタに複数回行動を可能としつつ、行動回数に上限を設け、選択された指示は所定の条件を満たすまで選択不可とすることで、指示を与えるキャラクタを戦略的に選択し、ユーザの趣向性を高めることができる。
第九の実施の形態の一側面として、キャラクタが行動を実行する都度、効果を発生させるオブジェクトを導入することで、行動結果に多様性を加え、ユーザの趣向性を高めることができる。
第九の実施の形態の一側面として、前記オブジェクトに関して行動の上限回数に合わせた数を表示させ、行動の回数の順番に合わせて表示することで、どのような順序でキャラクタに行動を実行させるかによって結果が変わるため、ゲームにより高い戦略性が求められ、ユーザの趣向性を高めることができる。
第九の実施の形態において、「サーバ装置」とは、例えば、端末装置からの要求に応じて処理を実行する装置をいう。「タッチパネル」とは、例えば、タッチセンサを有するパネルをいい、指等で画面に接触することで、コンピュータ装置に対して入力操作を行うことができるものをいう。「端末装置」とは、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機等のコンピュータ装置をいう。
第九の実施の形態において、「オブジェクト」とは、例えば、効果が視覚的に識別可能な態様で表示されるものである。「オブジェクトの効果」とは、例えば、キャラクタに指示内容を実行させた際にその結果に付与されるものであって、キャラクタの攻撃力上昇、体力回復、あるいは複数回攻撃可能等の効果をいう。「キャラクタ」とは、例えば、ゲームのプレイヤの代替として存在するプレイヤキャラクタ、あるいは、プレイヤキャラクタに従うサブキャラクタをいい、プレイヤキャラクタと行動を共にするオブジェクトを含むものである。
第九の実施の形態において、「特殊条件」とは、例えば、特殊行動の実行を可能とするための条件であって、所定の行動を繰り返すことで貯まるポイント等が所定の閾値を越えること、あるいは所定のアイテムを装備したこと場合などがあげられる。「特殊指示」とは、キャラクタに特殊行動を実行させるための指示をいう。「特殊行動」とは、例えば、特殊条件が満たされた場合にのみ実行することが可能となる、通常の攻撃等の行動とは異なる行動をいう。
第九の実施の形態において、「最初の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最初に接触を感知した位置をいう。「最後の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、タッチパネルが最後に接触を感知した位置をいう。あるいは、所定の時間接触を感知しなくなった場合に、直近の接触位置ということもできる。
第九の実施の形態において、「変化後の接触位置」とは、例えば、ユーザが指等で端末装置のタッチパネル式の表示画面に触れ、表示画面から離すという表示画面への接触に関する一連の動作において、ユーザの操作に基づいて接触位置を変更した後の位置をいい、最初の接触位置とは異なる位置をいう。
第九の実施の形態において、「指示情報」とは、例えば、キャラクタに対する指示に関する情報をいう。「ユーザの入力」とは、例えば、画面に表示された1以上の指示情報から1の指示情報の選択を決定するための操作をいう。「簡略化した情報」とは、例えば、指示情報に関連した情報又は指示情報のうちの少なくとも一部の情報が理解できる態様で表現された情報をいう。
[付記]
上で述べた実施の形態の説明は、下記の発明を、発明の属する分野における通常の知識を有する者がその実施をすることができるように記載した。
[1] タッチパネル式の表示画面を有する表示装置を備えるコンピュータ装置において実行されるプログラムであって、
コンピュータ装置を、
表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択するキャラクタ選択手段、
キャラクタ選択手段によりキャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示する指示情報表示手段、
指示情報表示手段により表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付ける入力手段
として機能させるプログラム。
[2] 指示情報表示手段は、キャラクタ選択手段によりキャラクタを選択した際に、選択されたキャラクタの近傍、または前記最初の接触位置の近傍に指示情報を表示するものである、[1]に記載のプログラム。
[3] 入力手段が、ユーザによる接触が終了した際の最後の接触位置に関する情報を受け付けるものであり、
指示情報表示手段が、入力手段により受け付けうる最後の接触位置に関する情報に対応する、選択されたキャラクタに対する指示情報を、接触操作中に表示画面に表示するものであることを特徴とする、[1]又は[2]に記載のプログラム。
[4] 指示情報表示手段は、キャラクタ選択手段によりキャラクタを選択する前に、指示情報を簡略化した情報を表示画面に表示するものである、[1]〜[3]のいずれかに記載のプログラム。
[5] 前記簡略化した情報は、選択されたキャラクタに与えうる1以上の指示のうち、ユーザによる選択の可否を示す情報である、[4]に記載のプログラム。
[6] コンピュータ装置をさらに、
表示画面への最初の接触後の接触位置の変化に応じて、選択されたキャラクタへの指示を選択する指示選択手段、
選択されたキャラクタについて、入力手段により受け付けられた情報に応じた指示を実行する指示実行手段
として機能させる[1]〜[5]のいずれかに記載のプログラム。
[7] 入力手段が、ユーザによる接触が終了した際の最後の接触位置に関する情報を受け付けるものであり、
指示選択手段が、前記最初の接触位置に対する最後の接触位置の方向に応じて、指示を選択することを特徴とする、[6]に記載のプログラム。
[8] 指示選択手段が、表示画面への接触後の接触位置の変化に応じて、選択されたキャラクタによって異なる指示を選択する、[6]または[7]に記載のプログラム。
[9] 指示実行手段によりキャラクタに指示に対応する行動を実行させることのできる上限の回数が少なくとも一時的に設けられたものであり、
キャラクタ選択手段が、該上限の回数の範囲内で、同一のキャラクタの選択が可能なものであり、
コンピュータ装置を、さらに、
指示選択手段により選択された指示を、所定の条件を満たすまで選択不可とする指示選択可否制御手段
として機能させる、[6]〜[8]のいずれかに記載のプログラム。
[10] コンピュータ装置を、さらに、
指示実行手段により指示に対応する行動の効果を決定するためのオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段、
表示されたオブジェクトの種類に応じて、指示実行手段により実行される行動の効果を決定する効果決定手段
として機能させる、[6]〜[9]のいずれかに記載のプログラム。
[11] 指示実行手段によりキャラクタに指示に対応する行動を実行させることのできる上限の回数が少なくとも一時的に設けられたものであり、
オブジェクト表示手段が、前記上限の回数に合わせた数のオブジェクトを順番に表示するものであり、
効果決定手段が、指示選択手段により選択された指示に応じた行動が順番に対応するオブジェクトの種類に応じて、指示実行手段により実行された行動の効果を決定する、[10]に記載のプログラム。
[12] コンピュータ装置を、さらに、
指示選択手段により指示の選択が可能となる接触操作とは異なる所定の操作により指示が可能となる特殊行動を指示する特殊指示選択手段
として機能させ、
指示実行手段が、選択されたキャラクタに、特殊指示選択手段により選択された特殊行動を実行させる、[6]〜[11]のいずれかに記載のプログラム。
[13] タッチパネル式の表示画面を有する表示装置を備えるコンピュータ装置であって、
表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択するキャラクタ選択手段と、
キャラクタ選択手段によりキャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示する指示情報表示手段と、
指示情報表示手段により表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付ける入力手段
とを備えるコンピュータ装置。
[14] タッチパネル式の表示画面を有する表示装置を備えるコンピュータ装置において実行されるコンピュータ処理方法であって、
表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択するステップと、
キャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示するステップと、
表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付けるステップ
とを実行するコンピュータ処理方法。
[15] タッチパネル式の表示画面を有する表示装置を備える、端末装置と通信により接続可能なサーバ装置において実行されるプログラムであって、
サーバ装置を、
表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択するキャラクタ選択手段、
キャラクタ選択手段によりキャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示する指示情報表示手段、
指示情報表示手段により表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付ける入力手段
として機能させるプログラム。
[16] [15]に記載のプログラムをインストールしたサーバ装置。
[17] タッチパネル式の表示画面を有する表示装置を備える端末装置と、端末装置と通信により接続可能なサーバ装置とを備えるシステムであって、
表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択するキャラクタ選択手段と、
キャラクタ選択手段によりキャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示する指示情報表示手段と、
指示情報表示手段により表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付ける入力手段
を備えるシステム。
[18] サーバ装置と通信可能な、タッチパネル式の表示画面を有する表示装置を備える端末装置において実行されるプログラムであって、
サーバ装置は、端末装置から情報を受信し、表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択し、キャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示するものであり、
端末装置を、
指示情報表示手段により表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付ける入力手段、
受け付けた入力情報をサーバ装置へ送信する情報送信手段
として機能させるプログラム。
[19] [18]に記載したプログラムをインストールした端末装置。
[20] タッチパネル式の表示画面を有する表示装置を備える、端末装置と通信により接続可能なサーバ装置において実行されるコンピュータ処理方法であって、
表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択するステップと、
キャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示するステップと、
表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付けるステップ
とを実行するコンピュータ処理方法。
[21] タッチパネル式の表示画面を有する表示装置を備える端末装置と、端末装置と通信により接続可能なサーバ装置とを備えるシステムにおいて実行されるコンピュータ処理方法であって、
表示画面に表示された、ユーザにより選択されうる複数のキャラクタから、ユーザの表示画面への最初の接触位置に応じてキャラクタを選択するステップと、
キャラクタを選択した際に、該キャラクタに対して与えうる1以上の指示を示す指示情報を表示画面に表示するステップと、
表示された指示情報に対するユーザの入力を受け付けるステップ
とを実行するコンピュータ処理方法。