JP2017060288A - リニアモータ、それを備えるリニアアクチュエータ、及びリニアモータの製造方法 - Google Patents

リニアモータ、それを備えるリニアアクチュエータ、及びリニアモータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加工工数を少なくし、リニアモータの製造コストを低減させる。【解決手段】リニアモータ30は、コイル60が内蔵されるコアユニット52が軸方向に複数積層されるコア50と、複数の永久磁石41が軸方向に間隔をあけて配置され、コア50内を軸方向に移動自在なシャフト40と、を備える。コアユニット52は、軸方向に分割される一対のコア部材54,55,56を有し、一対のコア部材54,55,56は、互いに対向する端面をそれぞれ有し、少なくとも一方のコア部材54,55の端面には、環状の溝部54C,55Cが設けられる。コイル60は、一対のコア部材54,55,56により挟持される。【選択図】図2

Description

本発明は、電磁力によって軸方向に伸縮するリニアモータ、それを備えるリニアアクチュエータ、及びリニアモータの製造方法に関するものである。
特許文献1には、複数のコイルを有するコアと、複数の永久磁石が設けられるシャフトと、を備え、コイルに電流を供給することによって、シャフトがコアに対して軸方向に相対移動するリニアモータが記載されている。特許文献1に開示されるリニアモータのコアは、コアを形成する円環状部材が軸方向に複数積層され、各円環状部材の間にコイルが収容されることによって形成される。
特開2009−254025号公報
しかしながら、特許文献1に開示される円環状部材には、コイルを収容するための溝が両側面に設けられるため、これらの溝を形成するには、一方の側面への溝加工を行った後、円環状部材を反転してから、他方の側面への溝加工を行わなければならない。このため、加工工数が多くなり、結果として、リニアモータの製造コストが上昇するおそれがある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたものであり、加工工数を少なくし、リニアモータの製造コストを低減させることを目的とする。
第1の発明は、コアは複数のコアユニットにより形成され、コアユニットは、平行な端面を有する円環状部材であって、軸方向に分割される一対のコア部材を有し、一対のコア部材は、互いに対向する端面をそれぞれ有し、少なくとも一方のコア部材の端面には、環状の溝部が設けられ、コイルは、一対の前記コア部材により挟持されることを特徴とする。
第1の発明では、平行な端面を有するコア部材の一方の端面に、コイルを収容するための環状の溝部が設けられる。このように、コイルを収容するための溝部は、コア部材の一方の端面への加工を行うだけで形成される。
第2の発明は、一対のコア部材の形状が同一であることを特徴とする。
第2の発明では、形状が同じ二つのコア部材によってコアユニットが形成される。コアユニットを形成する二つの部材が共通化されるため、部材の管理費や部材の製造コストを低減させることができる。
第3の発明は、コアユニットが、内蔵されるコイルが直列に接続されるコアユニット毎に複数のコアユニット群に分けられ、同じコアユニット群に属する少なくとも二つ以上のコアユニットに内蔵されるコイルは、単一の線材によって形成されることを特徴とする。
第3の発明では、同じコアユニット群に属する少なくとも二つ以上のコアユニットに内蔵されるコイルが、単一の線材によって形成される。このため、コアユニット間においてコイルを結線する作業が不要または容易となり、リニアモータの製造効率が向上されるとともにリニアモータの製造コストを低減させることができる。
第4の発明は、第1チューブと、第1チューブの外周に設けられる第2チューブと、を備えるリニアアクチュエータが、第1から第3の発明のリニアモータの何れかを備えることを特徴とする。
第4の発明では、コアが設けられる第1チューブの外周にシャフトの一端が固定される第2チューブが摺動自在に設けられる。このため、外部部材から荷重が作用しても、第1チューブと第2チューブとにより荷重が分散されるため、リニアアクチュエータは所望の推力によって伸縮することが可能である。
第5の発明は、リニアモータの製造方法が、平行な端面を有する円環状部材の一方の端面に溝部を設けることによってコア部材を形成する工程と、一対のコア部材の溝部を対向させ、溝部で画定される空間にコイルを収容することによって平行な端面を有するコアユニットを形成する工程と、を含むことを特徴とする。
第5の発明では、コイルを収容するための溝部は、平行な端面を有する円環状部材の一方の端面に設けられているため、円環状部材の一方の平坦面への加工を行うだけで溝部を形成することができる。また、コアユニットは、平行な端面を有する円環状とされるため、コアは、複数のコアユニットを軸方向に単に重ねるだけで容易に組み立てられる。
第6の発明は、リニアモータの製造方法が、コアユニットを、内蔵されるコイルが互いに直列に接続される一群毎に分けて形成する工程と、同じ一群に属する少なくとも二つ以上のコアユニットに内蔵されるコイルを、単一の線材によって形成する工程と、をさらに含むことを特徴とする。
第6の発明では、コアユニットは、内蔵されるコイルが互いに直列に接続される一群毎に分けて形成され、同じ一群に属する少なくとも二つ以上のコアユニットのコイルは単一の線材によって形成される。このため、同じ一群に属するコアユニットのコイル同士を結線する作業が不要または容易になり、リニアモータの製造効率が向上されるとともにリニアモータの製造コストを低減させることができる。
本発明によれば、加工工数が少なくなり、リニアモータの製造コストを低減させることができる。
本発明の実施形態に係るリニアモータ及びリニアアクチュエータの軸方向断面図である。 本発明の実施形態に係るリニアモータのコアの軸方向断面図である。 本発明の実施形態に係るリニアモータの等価電気回路を示す図である。 本発明の実施形態に係るリニアモータのコアユニットの断面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 本発明の実施形態に係るリニアモータの製造方法を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るリニアモータの変形例のコアユニットの断面図である。
以下、図1を参照して、本発明の実施形態に係るリニアモータ30及びそれを備えるリニアアクチュエータ100について説明する。
リニアモータ30は、リニアアクチュエータ100の駆動源であり、内周側に複数のコイル60が軸方向に間隔をあけて配置される円筒状のコア50と、複数の永久磁石41が軸方向に間隔をあけて配置され、コア50内を軸方向に移動自在なシャフト40と、を備える。
リニアアクチュエータ100は、リニアモータ30のコア50が固定される第1チューブ10と、第1チューブ10の外周に摺動自在に設けられ、リニアモータ30のシャフト40が固定される第2チューブ20と、を備える。
リニアモータ30では、コイル60に供給される電流に応じてシャフト40を軸方向に駆動する推力(電磁力)が発生し、リニアアクチュエータ100の第1チューブ10と第2チューブ20とは、リニアモータ30が発生する推力によって相対変位する。なお、図1には、最も収縮した状態のリニアアクチュエータ100が示される。
第1チューブ10は、中空円筒状のベース部11と、ベース部11の一端側に結合されるインナーチューブ12と、ベース部11の他端側に結合されるガイドチューブ13と、を有する。
ベース部11は、両端が開口する筒状部材であり、ガイドチューブ13が結合されるベース本体16と、ベース本体16とインナーチューブ12とを接続するアダプタ部17と、を有する。ベース本体16の内周には、径方向内側に向かって突出する環状のストッパ部16Aが形成される。
ベース本体16の外周には、径方向に突出する第1連結部としての一対のトラニオン軸1が固定される。リニアアクチュエータ100は、一対のトラニオン軸1が図示しない外部部材に回動可能に軸支されることで、外部部材に対して回動可能に保持される。一対のトラニオン軸1の何れか一方には、貫通孔1Aが設けられる。
インナーチューブ12は、一端がアダプタ部17に結合される筒状部材であり、他端には内周面12Bから径方向内側に向かって突出する円環状の規制部12Cが設けられる。規制部12Cは、インナーチューブ12の内周面12Bに挿入されるコア50の軸方向における位置を規定するために設けられる。
アダプタ部17は、ベース本体16とインナーチューブ12とを連結するアダプタ本体18と、アダプタ本体18とインナーチューブ12との間に配置される配線案内板19と、を有する。
アダプタ本体18の内周面には、径方向内側に突出する押圧部18Aが設けられる。押圧部18Aは、アダプタ本体18に結合されるインナーチューブ12の端面12Dと対向する位置に形成される。
配線案内板19は、アダプタ本体18の押圧部18Aとインナーチューブ12の端面12Dとの間に配置され、押圧部18Aとともに、コア50をインナーチューブ12内に押圧固定するために設けられる。また、配線案内板19の外周側には、コイル60からの配線62が挿通する図示しない溝部が設けられる。
ガイドチューブ13は、一端がベース本体16に結合される筒状部材である。なお、インナーチューブ12とアダプタ部17との結合構造、アダプタ部17とベース本体16との結合構造及びアダプタ部17とガイドチューブ13との結合構造は、ねじ結合であってもよいし、嵌合結合であってもよい。
第2チューブ20は、両端が開口し一端側から第1チューブ10のインナーチューブ12が摺動自在に挿入される中空円筒状のアウターチューブ21と、アウターチューブ21の他端に結合され、アウターチューブ21の他端を閉塞するキャップ22と、を備える。
キャップ22の外側面には、図示しない外部機器が連結される第2連結部としての連結部材2が固定される。アウターチューブ21とキャップ22との結合構造は、ネジ結合であってもよいし、嵌合結合であってもよい。なお、アウターチューブ21とキャップ22とは、一体的に形成されてもよい。
リニアアクチュエータ100は、第1チューブ10と第2チューブ20とを軸方向に相対変位可能に支持する第1リニアガイド部15及び第2リニアガイド部25をさらに備える。
インナーチューブ12の自由端側の外周には、環状の第1軸受14が設けられる。第1軸受14の軸受面(外周面)14Aは、アウターチューブ21の内周面21Aと摺接する。第1リニアガイド部15は、インナーチューブ12の外周面12Aと、第1軸受14の軸受面14Aと、によって構成される。
アウターチューブ21の開口端側の内周には、環状の第2軸受23が設けられる。第2軸受23の軸受面(内周面)23Aは、インナーチューブ12の外周面12Aと摺接する。第2リニアガイド部25は、アウターチューブ21の内周面21Aと、第2軸受23の軸受面23Aと、によって構成される。
リニアアクチュエータ100が伸縮する際には、第1リニアガイド部15では、第1軸受14の軸受面14Aがアウターチューブ21の内周面21Aに摺接し、第2リニアガイド部25では、第2軸受23の軸受面23Aがインナーチューブ12の外周面12Aに摺接する。これにより、インナーチューブ12とアウターチューブ21とは、滑らかに摺動する。インナーチューブ12の外周面12Aとアウターチューブ21の内周面21Aとは、第1軸受14及び第2軸受23を介して互いに隙間なく対峙する。
シャフト40は、中空部40Aを有する円筒状部材である。シャフト40の一端は、連結部材2のねじ部2Aによって第2チューブ20のキャップ22に固定され、他端は、ガイドチューブ13内に摺動自在に配設されるロッドガイド26に固定される。シャフト40の他端にロッドガイド26が設けられることで、ガイドチューブ13とシャフト40との同軸度が確保される。このため、リニアアクチュエータ100の伸縮時にシャフト40の端部が径方向に振れることが防止される。なお、シャフト40は、連結部材2のねじ部2Aによってキャップ22に固定されているが、この構成に代えて、連結部材2とは別の部材からなる結合部材によってキャップ22に固定される構成であってもよい。この場合、連結部材2は、キャップ22と一体的に形成されてもよい。
シャフト40の中空部40Aには、複数の永久磁石41が軸方向に並んで保持される。永久磁石41は、円柱状に形成されており、軸方向にN極とS極が位置するように着磁される。隣り合う永久磁石41は、同極同士が対向するように配置される。また、隣り合う永久磁石41の間には継鉄42が設けられる。なお、継鉄42を設けずに、隣り合う永久磁石41が当接するようにしてもよい。また、中空部40A内の両端には非磁性体43が配置される。つまり、シャフト40は、非磁性体43を介してキャップ22及びロッドガイド26に固定される。
次に、図1〜図3を参照して、コア50について説明する。図2は、図1に示されるコア50のみを拡大して示している。図3は、リニアモータ30の等価電気回路を示す図である。
コア50は、電磁軟鉄(純鉄)や珪素鉄、電磁ステンレス鋼、パーマロイ、パーメンジュール等の軟磁性材によって形成される円筒状部材であり、複数の円環状のコアユニット52が軸方向に積層されることによって形成される。コア50は、規制部12Cに当接する一端面50Aと、配線案内板19側に押圧される他端面50Bと、シャフト40が挿入される内周面50Cと、を有し、図1に示されるように、インナーチューブ12の内周面12Bに挿入される。
図2に示されるように、コア50は、外周側に軸方向に沿って形成されるバックヨーク部50Dと、バックヨーク部50Dからコア50の軸中心に向かって突出する円環状の複数のティース部50Eと、を有する。ティース部50Eの軸方向厚さは、バックヨーク部50Dから内周面50Cに向かうにつれて徐々に厚くなるように形成される。
軸方向に隣接するティース部50Eの間には、円環状のコイル60を収容するためのスロット部50Fが設けられる。スロット部50F内に配置されたコイル60に電流が供給されると、コイル60の周囲に磁界が生じ、バックヨーク部50Dとティース部50Eとには、磁路が形成される。
各コイル60は、絶縁被覆された金属線がコア50の軸中心周りに同一方向に巻き回されて円環状に形成される。コイル60には、複数のU相コイルU1〜U4と、複数のV相コイルV1〜V4と、複数のW相コイルW1〜W4と、があり、これら各相のコイル60は、図2に示すように、他端面50B側のスロット部50Fから一端面50A側のスロット部50Fに、W相、U相、V相の順番で一相ずつ交互に配置される。コイル60の巻き回し方向は、同一方向に限定されず、
シャフト40を駆動させる推力を発生することができれば、どちら向きに巻き回されていてもよく、例えば、隣接して配置されるコイル60の巻き回し方向がそれぞれ反対の方向となるように巻き回してもよい。
U相コイルU1〜U4、V相コイルV1〜V4及びW相コイルW1〜W4は、図3に示されるように、それぞれ直列に接続される。また、各相の複数のコイルU1〜U4,V1〜V4,W1〜W4は、それぞれ1本の金属線によって形成される。このように、コイル60間に結線部がないため、コイル60間を結線する作業を行う必要がなくなり、誤った結線が行われるおそれもなくなる。また、コイル60間に結線部がないため、結線部における断線のおそれがなくなり、リニアモータ30の耐久性及び信頼性を向上させることができる。
第4U相コイルU4、第4V相コイルV4及び第4W相コイルW4からの配線の端部はY結線され、第1U相コイルU1、第1V相コイルV1及び第1W相コイルW1からの配線62は、配線案内板19と貫通孔1Aとを通じて外部に引き出され、コントローラ70に接続される。コントローラ70は各相のコイル60に供給される電流の大きさや位相を制御することにより、リニアモータ30が発生する推力と推力発生方向(伸縮方向)とを制御する。
上述のように各相のコイルU1〜U4,V1〜V4,W1〜W4は、それぞれ1本の金属線によって形成される。これに代えて、一部のコイル60のみを1本の金属線によって形成してもよい。例えば、U相コイルU1〜U4のうち、第1U相コイルU1と第2U相コイルU2とを1本の金属線によって形成してもよいし、第4U相コイルU4を除くU相コイルU1〜U3を1本の金属線によって形成してもよい。この場合もコイル60間の結線部が少なくなるため、コイル60間を結線する作業が容易となる。また、コイル60間の結線部が少なくなるため、結線部における断線のおそれが低くなり、リニアモータ30の耐久性及び信頼性を向上させることができる。
次に、図2、図4及び図5を参照して、コア50を形成するコアユニット52について説明する。図4は、図2に示されるコア50を構成する1つのコアユニット52を拡大して示している。図5は、図4のV−V線に沿う断面図であり、コイル60を省略して示している。
コアユニット52は、平行な二つの平坦面を有する円環状部材であって、軸方向に分割される一対のコア部材54を有する。一対のコア部材54は、互いに対向する端面をそれぞれ有し、それぞれの端面には環状の溝部54Cが設けられる。コアユニット52は、一対のコア部材54,54の溝部54C同士を対向させることによって画定される空間に収容されるコイル60をさらに有する。
コア部材54は、図4及び図5に示されるように、中央に貫通孔54Dを有する円環状部材であり、外周側に設けられる円筒部54Aと、円筒部54Aの一端から貫通孔54Dの中心に向かって突出する円環部54Bと、を有する。円環部54Bの軸方向の厚さは貫通孔54Dに向かって徐々に厚くなるように設定される。円筒部54Aと円環部54Bとは、円環状の平板材の一方の平坦面から環状の溝部54Cが切削除去されることによって形成される。
一対のコア部材54,54は、形状が同じとなるように形成される。つまり、一対のコア部材54,54の貫通孔54Dの径、円筒部54Aの軸方向長さ、円環部54Bの径方向長さはそれぞれ同じ大きさである。なお、コイル60が収容される空間が確保されれば、一対のコア部材54,54の一方の円筒部54Aの軸方向長さを短くし、他方の円筒部54Aの軸方向長さを長くすることで、一対のコア部材54,54の形状をそれぞれ異ならせてもよい。この場合も、円筒部54Aと円環部54Bとは、円環状の平板材の一方の平坦面から環状の溝部54Cが切削除去されることによって形成される。
図4に示されるように、上記形状のコア部材54の円筒部54Aの他端同士が接合されると、対向し合う溝部54Cによって、コイル60が収容される空間であるスロット部50Fが画定される。つまり、コイル60は、一対のコア部材54,54によって挟持される。このように、コアユニット52は、円環状のコア部材54が接合されることによって形成されるため、その外形は、平行な二つの平坦面52Aを有する円環状となる。
上記構成のコアユニット52が、図2に示されるように、平坦面52Aを介して複数積層されることによってコア50は形成される。コアユニット52が積層される際、隣り合うコアユニット52のコア部材54の円筒部54Aが接合されて、前述のバックヨーク部50Dが形成される。また、隣り合うコアユニット52のコア部材54の円環部54Bが接合されて、前述のティース部50Eが形成される。
続いて、図2、図4及び図6を参照し、リニアモータ30の製造方法のうち、特にコア50の製造方法について説明する。図6は、内蔵されるコイル60が互いに直列に接続される一群(50U,50V,50W)毎に分けて形成されたコアユニット52を示している。
まず、コイル60形成工程において、各相のコイル60が形成される。具体的には、1本の金属線を巻き回すことにより、4つの円環状のU相コイルU1〜U4が順次形成される。同様にして、V相コイルV1〜V4及びW相コイルW1〜W4が形成される。
次に、コア部材54形成工程において、軟磁性材によって形成される円環状の平板材の一方の端面に環状の溝部54Cが切削加工される。この加工によって、上述の形状を有するコア部材54が形成される。平板材の外形は、円環状に限定されず、例えば、中央に貫通孔が形成された円盤状であってもよく、最終的に円環状に加工されればどのような外形形状を有していてもよい。
コア部材54は、軟磁性材のうちパーメンジュールにより形成されることが好ましい。パーメンジュールは、FeとCoとの合金であって、飽和磁束密度が2.45Tの特性を有する。電磁軟鉄の飽和磁束密度は最大で2.22T程度であるため、これよりも高い飽和磁束密度を有するパーメンジュールを用いることでリニアモータ30の推力を高めることができる。一方、パーメンジュールは高価な材料であり、歩留まりが低下すると、製造コストの上昇を招いてしまう。しかしながら、本実施形態では、コア部材54は、平板材の一方の端面に環状の溝部54Cが切削加工されるだけで形成される。このため、両端面から加工が行われる場合と比較し、歩留まりが向上し、結果として製造コストの上昇を抑制することができる。
続いて、コイル60が互いに直列に接続される一群毎、すなわちU相コイルU1〜U4群、V相コイルV1〜V4群及びW相コイルW1〜W4群毎に分けてコアユニット52を形成するコアユニット52形成工程が行われる。具体的には、コイル60形成工程において形成されたU相コイルU1〜U4群の4つのコイル60を、コア部材54形成工程において形成された一対のコア部材54によってそれぞれ挟みこむことによって、図6に示されるU相コアユニット群50Uが形成される。
U相コアユニット群50Uは、第1U相コイルU1が内蔵されるコアユニット52である第1U相コアユニット52U1と、第2U相コイルU2が内蔵される第2U相コアユニット52U2と、第3U相コイルU3が内蔵される第3U相コアユニット52U3と、第4U相コイルU4が内蔵される第4U相コアユニット52U4と、を有する。これらのU相コアユニット52U1〜52U4は、各U相コイルU1〜U4間の接続配線63A〜63Cによって、一連に連結された状態となる。V相コイルV1〜V4群及びW相コイルW1〜W4群についても同様にしてV相コアユニット群50V及びW相コアユニット群50Wが形成される。
続いて、軸方向において隣接するコアユニット52が互いに異なる一群に属するコアユニット52となるように、コアユニット52を積層することによってコア50を形成するコア50形成工程が行われる。具体的には、W相コアユニット群50Wに属する第1W相コアユニット52W1に隣接してU相コアユニット群50Uに属する第1U相コアユニット52U1が積層され、U相コアユニット群50Uに属する第1U相コアユニット52U1に隣接してV相コアユニット群50Vに属する第1V相コアユニット52V1が積層される。ここで、各コアユニット群50U,50V,50Wに属するコアユニット52は、上述のように連結されているため、例えば二つのコアユニット52が同じ一群に属するものであるのか否かは容易に判別される。なお、各コアユニット52に着色したり、刻印したりすることによって、各コアユニット52が何れの一群に属するかを識別できるようにしてもよい。
このように、W相コアユニット群50Wに属するW相コアユニット52W1〜W4、U相コアユニット群50Uに属するU相コアユニット52U1〜U4、V相コアユニット群50Vに属するV相コアユニット52V1〜V4の順番で交互に積層されることによって、コア50は、図2に示されるように円筒状に形成される。すべてのコアユニット52が積層された後、第4U相コアユニット52U4、第4V相コアユニット52V4及び第4W相コアユニット52W4から延びる配線端部64がY結線され、コア50は完成する。
ここで、上述のように、各コアユニット52の両端面は平坦面52Aとなっているため、複数のコアユニット52を軸方向に単に重ねるだけで容易にコア50を組み立てることができる。
また、各コアユニット52間の接続配線63A〜63Cの長さは、各コアユニット52間に配置される他のコアユニット52の数に合わせて設定される。例えば、第1U相コアユニット52U1と第2U相コアユニット52U2との間には、第1V相コアユニット52V1と第1W相コアユニット52W1との二つのコアユニット52が配置される。このため、第1U相コアユニット52U1と第2U相コアユニット52U2とを接続する接続配線63Aの長さは、第1U相コアユニット52U1と第2U相コアユニット52U2との間にちょうど二つのコアユニット52が配置可能な長さに設定される。
このため、各コアユニット52間に、予め設定された数よりも多くの他のコアユニット52が配置されると、接続配線63A〜63Cの長さが足りなくなり、予め設定された数よりも少ない他のコアユニット52が配置されると、接続配線63A〜63Cの長さが余ってしまう。これにより、積層されるコアユニット52の数が多くなったり、少なくなったりすることが防止される。
なお、コアユニット52が積層される順序は、上記順序に限定されず、コイル60に電流が供給されることによって、シャフト40を駆動させる推力を発生することができれば、どのような順序であってもよい。
次に、リニアモータ30及びリニアアクチュエータ100の動作について説明する。
リニアモータ30では、コイル60に所定方向の電流が供給されると、シャフト40を一方向(図1において右方向)に駆動する推力が発生する。シャフト40が一方向に駆動されると、第2チューブ20のアウターチューブ21が第1チューブ10のインナーチューブ12に対して摺動しながら移動して、リニアアクチュエータ100が伸長する。
リニアアクチュエータ100が最伸長位置まで伸長すると、ロッドガイド26がベース本体16のストッパ部16Aの側面に当接し、それ以上のシャフト40の移動が規制される。このように、ロッドガイド26は、ストッパとして機能する。
一方、コイル60に伸長時とは逆位相の電流が供給されると、シャフト40を他方向(図2において左方向)に駆動する推力が発生する。シャフト40が他方向に駆動されると、第2チューブ20のアウターチューブ21が第1チューブ10のインナーチューブ12に対して摺動しながら移動して、リニアアクチュエータ100が収縮する。
図1に示すように、リニアアクチュエータ100が最収縮位置まで収縮すると、キャップ22がインナーチューブ12の規制部12Cに当接し、それ以上のシャフト40の移動が規制される。
なお、リニアアクチュエータ100が最収縮位置となったとき、シャフト40の永久磁石41の一部は、図1に示すように、コア50に固定されるコイル60よりもキャップ22側に突出した状態となる。このように、最収縮位置において、永久磁石41の一部が、コイル60よりもリニアアクチュエータ100が伸長する側に存在するため、最収縮位置からリニアアクチュエータ100を伸長させる際、シャフト40を駆動する推力(電磁力)が発生し易くなる。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
リニアモータ30では、コイル60を収容するための溝部54Cは、平行な二つの平坦面を有する円環状部材の一方の平坦面にのみ設けられているため、円環状部材の一方の平坦面への加工を行うだけで溝部54Cを形成することができる。このように、溝部54Cを形成するための工数は、溝部54Cが円環状部材の両側面に設けられる場合と比較して少なくなるため、リニアモータ30の製造コストを低減させることができるとともに製造効率を向上させることができる。
以下、図7を参照して、本発明の実施形態に係るリニアモータ30の変形例について説明する。
上記実施形態では、一対のコア部材54,54には、それぞれ環状の溝部54Cが設けられる。これに代えて、一対のコア部材55,56のうち一方のコア部材55にのみ環状の溝部55Cが設けられてもよい。
一対のコア部材55,56のうちの一方のコア部材55は、中央に貫通孔55Dを有する円環状部材であり、外周側に設けられる円筒部55Aと、円筒部55Aの一端から貫通孔55Dの中心に向かって突出する円環部55Bと、を有する。円環部55Bの軸方向の厚さは貫通孔55Dに向かって徐々に厚くなるように設定される。円筒部55Aと円環部55Bとは、円環状の平板材の一方の平坦面から環状の溝部55Cが切削除去されることによって形成される。
一対のコア部材55,56のうちの他方のコア部材56は、円環部56Aと、貫通孔56Bと、を有する円環状部材である。円環部56Aの軸方向の厚さは貫通孔56Bに向かって徐々に厚くなるように設定される。円環部56Aは、円環状の平板材の一方の平坦面の一部分が切削除去されることによって形成される。
図7に示されるように、コア部材55の円筒部55Aとコア部材56の円環部56Aとが接合されると、円筒部55A、円環部55B及び円環部56Aにより囲まれる空間がコイル60を収容する空間として形成される。
このように、変形例においても、円環状部材の一方の平坦面への加工のみでティース部50Eとなる円環部55B,56A及びコイル60が収容される空間を形成することができる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
リニアモータ30は、コイル60が内蔵される円環状のコアユニット52が軸方向に複数積層される円筒状のコア50と、複数の永久磁石41が軸方向に間隔をあけて配置され、コア50内を軸方向に移動自在なシャフト40と、を備え、コアユニット52は、平行な端面を有する円環状部材であって、軸方向に分割される一対のコア部材54,55,56を有し、一対のコア部材54,55,56は、互いに対向する端面をそれぞれ有し、少なくとも一方のコア部材54,55の端面には、環状の溝部54C,55Cが設けられ、コイル60は、一対のコア部材54,55,56により挟持されることを特徴とする。
この構成では、コイル60を収容するための溝部54Cは、平行な二つの平坦面を有する円環状部材の一方の平坦面にのみ設けられているため、円環状部材の一方の平坦面への加工を行うだけで溝部54Cを形成することができる。このように、溝部54Cを形成するための工数は、溝部54Cが円環状部材の両側面に設けられる場合と比較して少なくなるため、リニアモータ30の製造コストを低減させることができるとともに製造効率を向上させることができる。
また、ティース部50Eは機械強度が比較的弱いため、ティース部50Eを両側面からの加工によって形成しようとすると、何れか一方からの加工の際に欠けや割れが生じて不良品となり、歩留まりが低下するおそれがある。この構成では、ティース部50Eとなる円環部54B,55B,56Aは円環状部材の一方の平坦面への加工を行うだけで形成される。このため、ティース部50Eが両側面からの加工によって形成される場合と比較し、歩留まりを向上させることができる。
また、一対のコア部材54は、形状が同一であることを特徴とする。
この構成では、コアユニット52は、形状が同じ二つのコア部材54によって形成される。コアユニット52を形成する二つの部材が共通化されるため、部材の管理費や部材の製造コストを低減させることができるとともに、コアユニット52を形成する際に誤った部材が用いられるおそれがなくなる。この結果、リニアモータ30の製造コストを低減させることができるとともに製造効率を向上させることができる。
また、コアユニット52は、内蔵されるコイル60が直列に接続されるコアユニット52毎に複数のコアユニット群50U,50V,50Wに分けられ、同じコアユニット群50U,50V,50Wに属する少なくとも二つ以上のコアユニット52に内蔵されるコイル60は、単一の線材によって形成されることを特徴とする。
この構成では、各コアユニット群50U,50V,50Wに属する少なくとも二つ以上のコアユニット52に内蔵されるコイル60が、単一の線材によって形成される。このため、コアユニット52間でコイル60の配線を接続する作業が不要または容易になり、リニアモータ30の製造効率が向上されるとともにリニアモータ30の製造コストを低減させることができる。また、配線の接続部が少なくなることによって、配線の接続部における断線のおそれが低くなるため、リニアモータ30の耐久性及び信頼性を向上させることができる。
また、リニアモータ30を備えるリニアアクチュエータ100は、外部部材に連結されるトラニオン軸1を有し、コア50が設けられる第1チューブ10と、他の外部部材に連結される連結部材2を有し、第1チューブ10の外周に摺動自在に設けられ、シャフト40の一端が固定される第2チューブ20と、を備えることを特徴とする。
この構成では、コア50が設けられる第1チューブ10の外周にシャフト40の一端が固定される第2チューブ20が摺動自在に設けられる。このため、例えば、リニアアクチュエータ100に連結される外部部材から径方向の荷重が作用しても、第1チューブ10と第2チューブ20とが摺動関係にあるため、径方向の荷重が分散され、結果として、リニアアクチュエータ100は所望の推力によって伸縮することが可能である。また、シャフト40及びコア50は、第1チューブ10及び第2チューブ20によって外部から保護されているため、落下等によってシャフト40及びコア50が損傷することを防止することができる。
リニアモータ30の製造方法は、平行な端面を有する円環状部材の一方の端面に溝部を設けることによってコア部材54を形成する工程と、一対のコア部材54の溝部54Cを対向させ、溝部54Cで画定される空間にコイル60を収容することによって平行な端面を有するコアユニット52を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
この構成では、コイル60を収容するための溝部54Cは、平行な二つの平坦面を有する円環状部材の一方の平坦面にのみ設けられているため、円環状部材の一方の平坦面への加工を行うだけで溝部54Cを形成することができる。このように、溝部54Cを形成するための工数は、溝部54Cが円環状部材の両側面に設けられる場合と比較して少なくなるため、リニアモータ30の製造コストを低減させることができるとともに製造効率を向上させることができる。さらに、この構成では、コアユニット52は、平行な二つの平坦面52Aを有する円環状とされる。このため、コア50は、複数のコアユニット52を軸方向に単に重ねるだけで容易に組み立てられる。この結果、リニアモータ30の製造コストを低減させることができるとともに製造効率を向上させることができる。
また、リニアモータ30の製造方法は、コアユニット52を、内蔵されるコイル60が互いに直列に接続される一群(50U,50V,50W)毎に分けて形成する工程と、同じ一群に属する少なくとも二つ以上のコアユニット52に内蔵されるコイル60を、単一の線材によって形成する工程と、をさらに含むことを特徴とする。
この構成では、コアユニット52は、内蔵されるコイル60が互いに直列に接続される一群(50U,50V,50W)毎に分けて形成され、同じ一群に属する少なくとも二つ以上のコアユニット52のコイル60は単一の線材によって形成される。このため、コアユニット52が積層された後にコイル60間を結線する作業が不要または容易になり、また、誤った結線が行われるおそれもなくなる。この結果、リニアモータ30の製造効率が向上されるとともにリニアモータ30の製造コストを低減させることができる。また、コイル60同士の結線部が少なくなることによって、結線部における断線のおそれがなくなるため、リニアモータ30の耐久性及び信頼性を向上させることができる。
また、この構成では、各コアユニット群50U,50V,50Wに属する各コアユニット52は、コイル60を形成する線材(接続配線63A〜63C)によって連結されているため、例えば二つのコアユニット52が同じコアユニット群50U,50V,50Wに属するか否かを容易に判別することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
100・・・リニアアクチュエータ、30・・・リニアモータ、1・・・トラニオン軸(第1連結部)、2・・・連結部材(第2連結部)、10・・・第1チューブ、20・・・第2チューブ、40・・・シャフト、41・・・永久磁石、50・・・コア、52・・・コアユニット、54,55,56・・・コア部材、54C,55C・・・溝部、60・・・コイル

Claims (6)

  1. コイルが内蔵される円環状のコアユニットが軸方向に複数積層される円筒状のコアと、
    複数の永久磁石が軸方向に間隔をあけて配置され、前記コア内を軸方向に移動自在なシャフトと、を備え、
    前記コアユニットは、平行な端面を有する円環状部材であって、軸方向に分割される一対のコア部材を有し、
    一対の前記コア部材は、互いに対向する端面をそれぞれ有し、
    少なくとも一方の前記コア部材の前記端面には、環状の溝部が設けられ、
    前記コイルは、一対の前記コア部材により挟持されることを特徴とするリニアモータ。
  2. 一対の前記コア部材は、形状が同一であることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記コアユニットは、内蔵される前記コイルが直列に接続される前記コアユニット毎に複数のコアユニット群に分けられ、
    同じ前記コアユニット群に属する少なくとも二つ以上の前記コアユニットに内蔵される前記コイルは、単一の線材によって形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 請求項1から3の何れか1つに記載のリニアモータを備えるリニアアクチュエータであって、
    外部部材に連結される第1連結部を有し、前記コアが設けられる第1チューブと、
    他の外部部材に連結される第2連結部を有し、前記第1チューブの外周に摺動自在に設けられ、前記シャフトの一端が固定される第2チューブと、を備えることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  5. コイルが内蔵される円環状のコアユニットが軸方向に複数積層される円筒状のコアと、複数の永久磁石が軸方向に間隔をあけて配置され、前記コア内を軸方向に移動自在なシャフトと、を備えるリニアモータの製造方法であって、
    平行な端面を有する円環状部材の一方の端面に溝部を設けることによってコア部材を形成する工程と、
    一対の前記コア部材の前記溝部を対向させ、前記溝部で画定される空間に前記コイルを収容することによって平行な端面を有する前記コアユニットを形成する工程と、を含むことを特徴とするリニアモータの製造方法。
  6. 前記コアユニットを、内蔵される前記コイルが直列に接続される一群毎に分けて形成する工程と、
    同じ一群に属する少なくとも二つ以上の前記コアユニットに内蔵される前記コイルを、単一の線材によって形成する工程と、をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のリニアモータの製造方法。
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