JP2017059294A - 端子カバー - Google Patents
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この場合、外フランジ部を押圧することで、装着の際のカバー本体の変形を抑制しつつ、外フランジ部に対応する位置の内フランジ部に対して押圧力を作用させ、内フランジ部を変形させて導電部に確実に係合させることができる。
この場合、カバー本体の外周において開口の中心から開口側端部へ向けて形成されている外フランジ部を押圧することにより、装着の際に内フランジ部における導電部と係合し難い部位が確実に押圧力を受けることができる。
この場合、装着に必要なスペースが制約を受けない場合には、着脱用のつまみ部を用いて端子台に対する端子カバーの装着を行うことができる。装着に必要なスペースが制約を受ける場合であっても、つまみ部を導電部から引き離すように引っ張ることにより、端子台に装着された端子カバーを取り外すことができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る端子カバーについて図面を参照して説明する。本実施形態の端子カバーは、電動モータに設けた端子台と端子台に接続されるハーネスを覆う防水・防塵仕様の端子カバーである。まず、端子カバーの説明に先立ち、端子台について説明する。
ハーネス25はハーネス本体27とハーネス本体27の一方の端部に設けられた圧着端子26を有する。ハーネス本体27は導線を有し、導線は絶縁性被覆部材により被膜されている。ハーネス本体27の他方の端部は、電力供給源であるインバータに接続されている。圧着端子26はボルト23の軸部の挿通を可能とする径の円孔(図示せず)を有する丸形の圧着端子である。ハーネス25は、ボルト23の軸部を圧着端子26の円孔に挿通し、圧着端子26を座面24に着座させ、締結用のナット29を締結することにより導電部20に接続される。端子台12は3相(U相、V相、W相)のハーネス25に対応する3個の導電部20を有する(図1を参照)。
(1)接続側カバー部32における外フランジ部40の被押圧面42を押圧して外フランジ部40を端子台12へ向けて押圧することで、内フランジ部37の中継端子21の係合部22への係合と、環状端36の端子台本体14に対する押圧が確実に行われる。従って、端子カバー30の装着に必要なスペースが制約を受ける場合であっても、端子台12に対して端子カバー30を確実に装着することができる。なお、外フランジ部40の形状に対応する押圧のための装着用治具50を用いれば、外フランジ部40の端子台12への押圧は容易となる。
次に第2の実施形態に係る端子カバーについて説明する。本実施形態の端子カバーは、つまみ部が外フランジ部の周方向にわたって形成されている点で、第1の実施形態の端子カバーと異なる。本実施形態では、第1の実施形態と共通する構成については、第1の実施形態の説明を援用し、符号を共通して用いる。
次に第3の実施形態に係る端子カバーについて説明する。本実施形態の端子カバーは、つまみ部が設けられない点で、第1の実施形態の端子カバーと異なる。本実施形態では、第1の実施形態と共通する構成については、第1の実施形態の説明を援用し、符号を共通して用いる。
○ 上記の実施形態では、外フランジ部は、カバー本体の外周にて開口の挿入方向における内フランジ部の位置と対応する位置に形成されているとしたが、この限りではない。外フランジ部の位置は、開口の軸心方向において内フランジ部と異なる位置に形成されてもよい。この場合、装着用治具により外フランジ部を押圧したときカバー本体が変形しないように、端子カバーの材料や肉厚等の条件を設定することが好ましい。
○ 上記の実施形態では、接続端子として、丸形の圧着端子を例示したが、接続端子は丸形の圧着端子に限定されない。例えば、先開形の圧着端子でもよく、接続端子の形式は、特に限定されず自由である。また、端子台は3相分のハーネスを接続する端子台としたが、端子台に接続されるハーネスの数は1本以上であればよい。
○ 上記の実施形態では、接続端子である圧着端子の外径が係合部の外径より大きいとしたが、圧着端子の外径が係合部の外径以下であってもよい。この場合、圧着端子と中継端子の座面との間に、係合部の外径より大きい外径を有する導電性のワッシャを介在させ、内フランジ部が係合部から位置ずれしないようにしてもよい。
12 端子台
14 端子台本体
16 被覆部
20 導電部
21 中継端子
22 係合部
25 ハーネス
26 圧着端子
27 ハーネス本体
30、60、70 端子カバー
31 カバー本体
31A 開口側端部
34 筒状部
35 開口
36 環状端
37 内フランジ部
38 挿通孔
40、61、71 外フランジ部
41、62、72 端部
42、63、73 被押圧面
43、64 つまみ部
50 装着用治具
P 軸心
Claims (4)
- 端子台にハーネスの接続端子と接続される導電部が設けられ、
前記端子台は、
絶縁性材料により形成された端子台本体と、
前記端子台本体より突出する前記導電部と、
前記端子台本体と一体形成され、前記導電部の外周を覆う被覆部と、
前記導電部に形成され、前記接続端子と当接する座面と、を備え、
前記ハーネスは、
ハーネス本体と、前記ハーネス本体の端部に設けた前記接続端子とを備え、
前記導電部と、前記接続端子とを覆うカバー本体を備えた端子カバーであって、
前記カバー本体は、
前記導電部が挿入される開口と、
前記導電部から外方へ延びる前記ハーネス本体を通す挿通孔と、を備え、
前記カバー本体と一体形成されるとともに前記開口を形成し、前記被覆部の外周にわたって密着する筒状部と、
前記筒状部の先端に形成され、前記端子台本体の表面に押圧される環状端と、
前記開口へ向けて張り出して形成され、前記接続端子と前記被覆部との間にて、前記導電部に係合される内フランジ部と、
前記カバー本体の外周から前記カバー本体の長手方向および幅方向の外方へ張り出す外フランジ部と、を備えることを特徴とする端子カバー。 - 前記外フランジ部は、前記カバー本体の外周にて前記開口の挿入方向における前記内フランジ部の位置と対応する位置に形成されていることを特徴とする請求項1記載の端子カバー。
- 前記カバー本体は、前記開口を有する開口側端部を備え、
前記外フランジ部は、少なくとも、前記カバー本体の外周において前記開口の中心よりも前記開口側端部へ向けて形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の端子カバー。 - 前記フランジ部と一体形成された着脱用のつまみ部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の端子カバー。
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JP2015180287A JP6447433B2 (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 端子カバー |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113497366A (zh) * | 2020-03-18 | 2021-10-12 | 矢崎总业株式会社 | 端子盖 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5976075U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-23 | 矢崎総業株式会社 | 電線端子用保護キヤツプ |
JPS6087172U (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-15 | 住友電装株式会社 | 電線端子用保護キヤツプ |
JPH0438664U (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-31 | ||
JP2009043685A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Toyota Industries Corp | 外部端子接続部用キャップ |
-
2015
- 2015-09-14 JP JP2015180287A patent/JP6447433B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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