JP2017059180A - プログラム作成支援装置 - Google Patents

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【課題】ラダー回路のセルの横幅を広げることなく且つコメントを改行することなく、コメント全文を表示する。【解決手段】付加情報記憶部21には、予め、ラダー要素毎に、対応する任意のコメントが記憶される。表示制御部22は、各セルを順次処理対象として、処理対象セルに配置されるラダー要素を表示すると共に該ラダー要素に対応するコメントを表示する機能部であって、特に、コメント表示用の複数の行の中の1行を選択して、該選択した1行にコメントの全文を表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、プログラマブルコントローラのプログラム作成支援装置におけるコメントの表示方法に関する。
PLCのプログラム表現の一つであるラダー図は、電気回路を模したプログラム方式であり、AND/OR論理の記述、目視検証するのに簡潔な方式としてシーケンス制御で広く使われている。
図9は、パーソナルコンピュータを用いて作成されたラダー図の例である。
図9に示されるように、ラダー図は、マトリックス状に配置された複数のセル(長方形領域)に、それぞれ、接点、コイルなどのラダー要素を適宜配置/結線して、仮想的にリレー回路を表す図示表現としたものである。
ラダー図の利点として、回路をモニタすることにより運転状況を直観的に確認することが可能であり、システムの動作が正しくない場合、回路モニタにより簡単にその原因を突き止めることが可能であることが挙げられる。つまり、右端のコイルがONすべき時にOFFとなっている場合、その原因を見つけるには、そのコイルの左側をたどり、途中の接点がONしていないところを見つければよい。逆にOFFすべき時にONになっている場合、同様にそのコイルの左側をたどり、左端まで全てONになっている経路がその原因である。
ラダー図を作成するプログラミング装置では、プログラムの内容をユーザが理解しやすいように、ラダーシンボルにアドレス、識別子、コメントの情報を文字や記号で付加して表示画面に表示、または印刷装置で印刷することが可能である。これらのアドレス、識別子、コメントの表示(印刷)位置は、ユーザの設定により、ラダーシンボルの位置に対してある程度の自由を持って配置することが可能(一部を非表示とすることも可能)である(特許文献1,2)。
図10に、従来の表示位置指示のための表示画面の例を示す。
識別子、コメントはアドレスの付加情報であり、ラダープログラムとは別領域でアドレスに対して1:1で管理されており、プログラム時にラダーシンボルに対してアドレスまたは識別子のいずれかを入力する。アドレスに対する識別子、コメントはプログラム前またはプログラム後に一括して入力するか、プログラム作成時に同時に入力する。ラダー図の編集で、アドレスに対するコメントと、プログラムを別々に管理する方式は、特許文献3に記載されている。
ラダー図の利点として回路モニタによる運転情報の確認を挙げたが、システムの動作が正しくない場合の対応として、ラダーシンボルのコメントが見やすいことは重要である。
特開平8-44410号公報 特開平8-147010号公報 実開平7-23359号公報
従来のラダー図の表示方式では、一つのラダー要素に対してセル(長方形領域)を割り当て、セル内におけるラダーシンボル、アドレス、識別子、コメントの表示位置を決定している。セルの横幅に対して内部に表示する文字列の表示幅が大きい場合、文字列を全て表示できず、右端が切れてしまうという問題点がある。そのため、セルの横幅はアドレス、識別子の最大長の文字を表示できる長さとして、識別子文字列の長さを決定する。アドレス文字列の長さはPLCのアドレス体系により最大文字列長が決定され、少なくともセルの横幅はそのアドレス文字列を表示できるようにしている。つまり、アドレス、識別子は確実に表示されるように設計されている。
一方で、コメント文字列は、文字数の制限のある識別子だけで表すことのできない情報を持つので、文字列長は識別子に比べて一般にかなり長くなる。その為、横幅の制約のある中で表示するためには、改行を行い、複数行に分けて表示(印刷)する必要がある。
従来のプログラミング装置では、コメント文字列の長さを、セル内の複数行数で表示できる長さに制限している場合もある。
コメント文字列を複数行で表示した場合、単語の途中で改行が行われることにより、コメントが読み難いという問題がある。またコメントを英語等で作成した場合、図11に示すように単語(音節)の途中で改行すると非常に読み難く、意味が分かり難くなる場合もある。図11の例ではコメントの内容が本来は“Long long comment for Contact C002”であるのに、単語の途中で改行が行われた為、図示のように、“Long long comment f”と“or Contact C002”に分かれて表示されてしまい、分かり難くなる。
あるいは、単語(音節)の切れ目で改行すると、行末に無駄な空白が使用され、その分、所定の文字数全てを表示できないという問題がある。
一方、コメントを改行せずに済むように(1行で表示できるように)、セルをコメントの長さに合わせて横幅を長くすると、ラダー回路の左端から右端までを一画面で表示することはできなくなる回路が多く発生し、回路のモニタでプログラムの状態を確認することが困難になる。
尚、図11は、従来のラダー図プログラムの表示例であって特にコメントの表示例である。
本発明の課題は、ラダー回路のセルの横幅を広げることなく且つコメントを改行することなく、コメント全文を表示することができるプログラム作成支援装置等を提供することである。
本発明のプログラム作成支援装置は、任意のセルに任意のラダー要素が割り当てられ、該各ラダー要素に係わるコメントが表示される装置であって、下記の各手段を有する。
・予め前記ラダー要素毎に、対応する任意のコメントが記憶される付加情報記憶手段;
・前記各セルを順次処理対象として、処理対象セルに割り当てられているラダー要素に対応するコメントを表示する手段であって、コメント表示用の複数の行の中の1行を選択して、該選択した1行に該コメントの全文を表示する表示制御手段。
本発明のプログラム作成支援装置等によれば、ラダー回路のセルの横幅を広げることなく且つコメントを改行することなく、コメント全文を表示することができる。
PLCのプログラミング装置の構成図である。 プログラミング装置の機能ブロック図である。 (a)(b)は、ラダー図プログラムと付加情報の具体例を示す図である。 ラダー図プログラムを表示する処理のフローチャート図である。 図4等のステップS2の処理の詳細フローチャート図である。 図4の処理によるラダー図プログラムの表示例である。 ラダー図プログラムを表示する変形例の処理のフローチャート図である。 図7の処理によるラダー図プログラムの表示例である。 従来の作成されたラダー図の例である。 従来の表示位置指示のための表示画面の例である。 従来のラダー図プログラムの表示例であって特にコメントの表示例である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、PLC(プログラマブルコントローラ)のプログラミング装置(プログラム作成支援装置)の構成図である。
また、図2は、当該プログラミング装置の機能ブロック図である。
尚、上述したことから、本例のプログラミング装置は、コントローラのプログラムの作成を支援する装置であって特にラダー図プログラムの作成を支援する装置であって、任意のコメントが入力されてラダーシンボル等と共にコメントが表示されるものであることを前提とする。
基本的には、上記従来のラダー図の表示方式と略同様に、マトリックス状に配置された複数のセルにそれぞれ任意のラダー要素(接点、コイル等)が割り当てられる。各ラダー要素(接点、コイル等)に対して任意のセル(長方形領域)を割り当て、セル内におけるラダーシンボル、アドレス、識別子、コメントの表示位置を決定している。尚、ラダーシンボルは、上記接点、コイル等を示す図形等である。
そして、本手法は、特にコメントの表示処理機能に特徴があるものである。従って、コメント以外の表示に関しては、その説明は省略または簡略化するものとする。
また、本説明ではコントローラが例えばPLC(プログラマブルコントローラ)である場合を例にするが、この例に限らず、例えばDCS(分散制御システム;distributed control system)等であってもよい。
図1の例では、プログラミング装置(プログラム作成支援装置)10は、制御部11、表示部12、操作部13、通信部14、プログラム格納部15、付加情報格納部16等を有する。
制御部11は例えばCPU等の演算プロセッサであり、表示部12は例えば液晶ディスプレイ等であり、操作部13は例えばキーボード、マウス等である。また、通信部14を介してPLC(プログラマブルコントローラ)1と通信(プログラムやデータの転送など)を行う。
プログラム格納部15には、例えばPLC1のプログラム(制御プログラム)が格納される。制御プログラムは、様々なプログラム言語で作成し得るが、ここではラダー図プログラムである。また、このラダー図プログラムに係わる何らかの情報(付加情報)が、付加情報格納部16に格納される。付加情報には上記コメントなどが含まれ、上述したように、ラダー図プログラムを表示する際に、付加情報も一緒に表示される。
尚、上記ラダー図プログラムや付加情報は、例えばハードディスク、メモリ等の記憶装置の記憶領域の一部に、記憶されるものと見做せる。そして、この記憶装置には、更に、所定のアプリケーションプログラムも記憶されている。制御部11が、このアプリケーションプログラムを実行することにより、本例のプログラミング装置10の各種処理機能(図2に示す各種機能や後述する図4、図5、図7のフローチャート図の処理など)が実現される。また、特に説明しない既存機能(プログラム編集支援機能)も実現される。
ここで、上記既存機能(プログラム編集支援機能)は、よく知られているように、ユーザに任意の制御プログラム(ここではラダー図プログラム)を作成/変更(バージョンアップ等)させるプログラム作成支援機能である。これについては、既存機能であるので、特に説明しない。
例えば、制御プログラムの変更(バージョンアップ等)を行う場合、プログラム格納部15から既存の制御プログラムを読み出すと共に、これに関連する付加情報を付加情報格納部16を読み出して、これらを表示部12に表示する。付加情報にはコメントが含まれている。ユーザは、この表示を見ながら、操作部13を操作して、所望のプログラム編集作業を実行する。
図2の機能ブロック図に示すように、プログラムミング装置10は、例えば付加情報記憶部21、表示制御部22等を有する。
プログラムミング装置10は、ラダー図プログラムの作成支援機能等を有するものであり、ラダー図プログラムを表示する際、コメント(任意の文章)等も一緒に表示する。これは、例えば、マトリックス状に配置された複数のセルにそれぞれ任意のラダー要素(接点、コイル等)が割り当てられ、該各ラダー要素に係わるコメント等が表示されるものである。勿論、コメントだけでなく、上記のように、そのラダー要素に係わるラダーシンボル、識別子、アドレス等も表示されるものであってよい。
付加情報記憶部21には、予め、上記ラダー要素毎に、対応する付加情報(任意のコメント等が含まれる)が記憶される。
表示制御部22は、上記各セルを順次処理対象として、処理対象セルに割り当てられているラダー要素に対応するコメントを表示する機能部であって、特に、コメント表示用の複数の行の中の1行を選択して、該選択した1行(処理対象セルのコメント表示行)にコメントの全文を表示する。従来のような途中で(セルの右端で)改行する処理は行わないようにすることで、1行にコメントの全文を表示できる。
従来では処理対象セル内にコメント全文を表示する為に途中で改行して複数行に表示する必要がある場合であっても、本手法では途中で改行することなく1行でコメントを表示できる。
但し、上記選択した1行にコメント全文が表示されることで、処理対象セルだけでなく他のセルの領域までコメントが表示される場合がある。これによって処理対象セルのコメントが他のセルのコメントと重なって表示される可能性がある。このため、この様な事態が起こらないようにする上記コメント表示行の選択を実現させる必要がある。
これは、例えば後述するステップS5,S6,S7の処理によって実現する。この処理は、上記コメント表示用の複数の行が、2行である場合に、新たなセルを処理対象とする毎に該2行を交互に選択するものと言える。つまり、現在の処理対象セルについては1行目が選択されたならば、次のセル(実施例では右隣のセル)については2行目が選択され、更にその次のセルについては1行目が選択される。
上記処理を行うことで、例えば後述する図6の表示例のように、各セルのコメントが、他のセルのコメントと重複することなく、1行で表示されることになる。
但し、必ずもこの例に限るものではなく、上記選択した1行に上記コメント全文を表示しても、処理対象セル内だけにコメントが表示される場合もあってよい。つまり、他のセルの領域までコメントが表示されることはない場合もあってもよい。この場合、表示制御部22は、処理対象セルの前段のセル(実施例では左隣のセル)のコメントの長さが、セル幅以下であった場合には、前段のセルと同じ行を選択するか、あるいは、常に1行目を選択する。
ここで、図3(a)(b)に、ラダー図プログラムと付加情報の具体例を示す。
プログラム格納部15には、例えば図3(a)に示すようなラダー図プログラムを表現する図示情報が格納される。この図示情報は、特に図示しないが、ラダー要素(接点/コイル)の位置情報、識別子またはアドレス、ラダー要素間の接続関係が表されていればよく、例えば参考文献(特許第2980740号公報など)に示すシンボル及び結線情報でよい。このシンボルに格納されるシンボル名称には、識別子またはアドレスが使用されるが、その文字列には明確なルールが定義されており、識別子とアドレスを区別することが可能である。たとえばIEC61131-3で規定されるPLCのプログラミング言語では、アドレスは”%”で開始し、識別子は英字または”_”(アンダーライン)で開始することが決められている。
また、付加情報格納部16には、例えば図3(b)に示す付加情報が格納される。この例では、付加情報として、識別子またはアドレスに関連付けられるコメント文字列が格納される。識別子、アドレス、コメントは1対1の関係であるので、付加情報は図3(b)に示すような表で構成することが可能である。
制御部11は、上記ラダー図プログラムの各シンボル毎に、そのシンボルに対応するシンボル名称が、識別子であるかアドレスであるかを、上記ルールに基づいて判断でき、これより上記付加情報(表)を調べることによって対応するコメントを取得することができる。尚、この様な処理自体は従来と同じであってよく、取得したコメントの表示方法が、従来とは異なるものである。
以下、上記ラダー図プログラムの各シンボル、およびシンボルに割り当てられた識別子またはアドレスと、コメントを表示する方式について説明する。
ここでは、コメントの長さがセル幅×2(セル内で2行で表示できる長さ)の場合のセル表示処理を示すものとする。この例では、接点シンボルに関しては、上記従来の表示例と同様、上から、コメントは2行割り当て、識別子、シンボル、アドレスは各1行ずつ割り当てている。また、コイルシンボルに関しては、識別子、シンボル、アドレスは各一行ずつ割り当てている点は上記従来と同じであるが、右側にコメント欄を一行だけ割り当てている点は従来の表示例とは異なる。
尚、このレイアウトはユーザの設定により変更されてもよい。その場合、ユーザの選択したレイアウトはプログラミング装置内の任意格納装置内に保存する。本例ではコメント表示用の行数は2行だが、3行以上であっても構わない。
図4に、ラダー図プログラムを表示する処理のフローチャートを示す。
尚、上記の通り、ラダー図プログラムの表示には、付加情報の表示も含まれる。
図5は、図4のステップS2や後述する図7のステップS2の処理の詳細フローチャート図である。
図4の処理は、例えば、操作部13を介してユーザからラダー図プログラムの表示や編集の指示があったときに開始される。
まず、ラダー図プログラムに基づいて各シンボルの配置・結線を決定する(ステップS1)。この処理は、上記の通り従来技術文献に開示されているので、その説明は省略する。その後は、各セルを順次処理対象として、処理対象セルに関する表示を行うことを繰り返す。処理対象セルは、対象行と対象列をセットすることで指定する。本例では、最初の処理対象セルは左上のセルとするものとし、よって、対象行は先頭行にセットすると共に対象列は左端にセットする(ステップS2)。
続いて、コメント表示位置を初期化する(1行目にセットする)(ステップS3)。上記の通り、コメント表示用に2行分が割り当てられているが、本手法では各セル毎にコメントは必ず1行で表示する。これは、2行のうちの何れか1行を(1行目と2行目のどちらか一方を)上記コメント表示位置として、このコメント表示位置にコメントを表示するものである。そして、上記ステップS3は、コメント表示位置の初期値を‘1’とする処理である。但し、この例に限らず、初期位置を2行目としても構わない。
そして、処理対象セルに係わる表示処理を実行する(ステップS4)。上記の通り、この処理の詳細は図5に示しており、後に説明するものとする。
現在の処理対象セルに係わる表示処理を完了したら、次の処理対象セルのコメント表示位置を決定する。すなわち、現在のコメント表示位置が‘1’(1行目)であれば(ステップS5,YES)、コメント表示位置は‘2’(2行目)にセットする(ステップS6)。現在のコメント表示位置が‘2’(2行目)であれば(ステップS5,NO)、コメント表示位置は‘1’(1行目)にセットする(ステップS7)。
そして、次の処理対象セルを決定する。尚、本例では、任意の行を上記対象行としたら、この対象行の左端のセルから順次処理対象セルとし表示処理を行っていき、右端のセルを処理対象セルとして表示処理を完了したら、次の対象行を決定する。次の対象行に関しても、同様にして、左端のセルから順次処理対象セルとしていく。
これより、上記一例のように左上のセル(先頭行の1列目のセル)から開始して、先頭行のセルを順次処理対象とし、先頭行の全セルについての表示処理が完了したら2行目に移り、2行のセルも同様にして1列目から順次処理対象とする。これを繰り返して、右下のセル(最終行の最終列のセル)を処理対象とする表示処理が完了したら、本処理を終了するものとするが、勿論、この例に限らない。
上記のことから、現在の対象行のセル全てを処理済みとしたか否かを判定し(ステップS8)、未処理のセルがある場合には(ステップS8,NO)、処理対象セルを現在の右隣に移動させて(ステップS9)、ステップS4に戻る。
現在の処理対象の行のセル全てを処理済みである場合には(ステップS8,YES)、現在が最終行ではない限りは(ステップS10,NO)、処理対象セルを次の行の1列目のセルにして(ステップS11)、ステップS3に戻る。ステップS3に戻ることで、対象行を変更した場合にはコメント表示位置を初期位置(1行目)にセットすることになる。尚、現在が最終行であれば(ステップS10,YES)、本処理を終了する。
以下、図5を参照して上記ステップS2の処理について説明する。
まず、処理対象セルの識別子の取得を試みる(ステップS21)。上記の通り、各セルには、そのセルに割り当てられたラダー要素の情報として、識別子がある場合と、アドレスがある場合とがある。
これより、もし、処理対象セルに識別子がない場合には(ステップS22,NO)、処理対象セルのアドレスを取得して(ステップS23)、取得したアドレスをキーにして上記付加情報(表)を検索して、該当するレコードのコメントを取得する(ステップS24)。
一方、処理対象セルに識別子がある場合には(ステップS22,YES)、この識別子をキーにして上記付加情報(表)を検索して、該当するレコードのアドレスとコメントを取得する(ステップS25,S26)。
そして、上記ステップS24またはステップS25,S26で取得した情報を用いて、処理対象セルに係わる表示を行う。まず、処理対象セルに係わるシンボルと、上記取得した識別子またはアドレスを、このセル内の所定位置に表示する(ステップS27)。
更に、コメントについても表示するが、このコメントの表示は折り返し(改行)を行わず、1行で表示を行う。コメント表示位置は接点とコイルにより異なるので、処理対象セルがコイルである場合には(ステップS28,YES)、上記の通りコメントに関しては1行のみが割り当てられているので、このコイル用コメント表示行に上記取得したコメントを表示する(ステップS30)。
一方、コイル以外の場合(主に接点の場合)には(ステップS28,NO)、上記の通りコメントに関しては2行割り当てられており、どちらか一方の行のみ、1行でコメントを表示する(ステップS29)。これは、上記コメント表示位置にコメントを表示するものであって、従来のようにセルの右端で自動的に折り返し(改行)することなくコメントを表示する。この為、処理対象セルだけでなくその隣のセル内にまでコメントが表示される場合もある。
従来では、コメント表示をセルの表示範囲内に収めるため、例えばセルの右端近辺で改行していた。これに対して、本手法では、この様な改行は行わない。その代わりに、コメント表示位置を変更している。本例ではコメント欄は2行分あるので、処理対象セルを変える毎にコメント表示位置を切り替えている。これによって、右隣のセルの表示領域にまでコメントが表示されても、右隣のセルのコメントと重複することが避けられる。
尚、本例の場合、元々のコメント文の長さが、2行分の長さ以下に制限されることになるので、右隣のセルだけでなく更にその右隣のセルの表示位置にまでコメントが表示されてしまうようなことは起こらない。
尚、上記の通り本例ではコメント欄は2行分であるが、この例に限らず、3行分以上であっても対応できる。例えば、コメント欄が3行分である場合には、上記ステップS5,S6,S7の処理の代わりに、以下の処理を行う。
現在のコメント表示位置が‘1’であればコメント表示位置を‘2’にセットし、現在のコメント表示位置が‘2’であればコメント表示位置を‘3’にセットし、現在のコメント表示位置が‘3’であればコメント表示位置を‘1’にセットする。
また、最初(左端)のセルのコメントをシンボルに近い位置に表示するようにするには、ステップS3でセットする初期値を、コメント表示行の最下行とすればよい。
図6は、上記図4の処理によるラダー図プログラムの表示例である。
尚、これは、コメントに係わる表示以外は、上述した従来の表示例と同じであってよいので、ここでは特に説明しない。
図6に示すように、各セル毎に、そのセルに係わるコメントの表示は、1行で表示されると共に、自セルだけでなく右隣のセルにまで表示されるが、右隣のセルのコメント表示と重複することはない。これは、任意のセルのコメントが1行目に表示される場合、その右隣のセルのコメントは2行目に表示されるからである。
図7は、ラダー図プログラムを表示する変形例の処理のフローチャート図である。
図7において、上記図4の処理と同一の処理には同一のステップ番号を付してあり、その説明は省略する。また、図7の処理では図示のようにステップS4の処理があるが、本変形例においてもステップS4の処理の詳細は上記図5の処理である。
図7の処理が図4の処理と異なる点は、ステップS5とステップS6との間にステップS41の処理が追加されている点である。この点以外は図4と同様であってよいので、特に説明しない。
ステップS5の処理は、上記の通り、現在のコメント表示位置に応じて次のコメント表示位置を決定する為の処理である。すなわち、現在のコメント表示位置が‘2’である場合には(ステップS5,NO)、コメント表示位置を‘1’(1行目)にセットする(ステップS7)。この点は、図4の処理と同じである。
一方、図4の処理では、現在のコメント表示位置が‘1’である場合に(ステップS5,YES)、コメント表示位置を‘2’(2行目)にセットする(ステップS6)が、本変形例の場合、必ずしも‘2’にセットするとは限らず、‘1’にセットする場合も有り得る。すなわち、本変形例では、ステップS5がYESの場合、更に、現在の対象セルのコメントの長さがセル幅以下であるか否かを判定する(ステップS41)。この判定は、現在の対象セルに関してステップS4の表示処理を行った直後に行っており、表示したコメントの長さがセル幅以下であるか否かを判定するものである。
尚、実際には予めセル幅に応じた1行分の最大文字数が登録されており、ステップS41では表示したコメントの文字数が、最大文字数以下であるか否かを判定するものと言える。表示したコメントの文字数が、最大文字数以下である場合(ステップS41,YES)、これはコメントを1行で表示できたことを意味しているので、次のセルでも同じ行に表示してもコメント表示が重なることはなく、問題ないことになる。
以上のことから、現在のコメント表示位置が‘1’であっても(ステップS5,YES)、表示したコメントの長さがセル幅下である場合には(ステップS41,YES)、コメント表示位置を‘1’(1行目)にセットする(ステップS7)。勿論、表示したコメントの長さがセル幅を超えている場合には(ステップS41,NO)、コメント表示位置を‘2’にセットする(ステップS6)。
図8に、上記変形例の処理を適用した場合のコメント表示例を示す。
尚、図示の例では、全てのコメントの長さがセル幅以下である例を用いている(但し、コイルのコメントは除く)。これより、図示の通り、コイル以外の全てのセル(接点)のコメントは、1行目のみに表示される。
コメントの長さがセルの幅以下の場合、コメント表示に隣のセルの領域まで使用する必要はない。このとき、コメントの行を揃える為、表示する行をなるべく同じくなるようにすることが可能である。図8の表示例は、コメントが短い場合にはコメントの行を揃えて表示される例であると言うこともできる。
尚、図7の処理例では、上記の通り、全てのコメントの長さがセル幅以下である場合には、全て1行目に表示されるが、勿論、この例に限らず、例えば全て2行目に表示されるようにしてもよい。何れにしても、コメントが短い場合にはコメントの行を揃えて表示されるものであり、1行目に揃えてもよいし、2行目に揃えてもよい。勿論、これは2行分がコメント表示用である場合の例であり、3行分以上である場合には、3行目や4行目に揃えるようにしてもよい。
また、上記の処理例は、予め決められた特定の行に揃える例であるが、この例に限らず、例えば、任意のセルのコメントの長さがセル幅以下である場合には、次のセル(右隣のセル)のコメント位置は、現状のままとする(上記任意にセルのコメント位置と同じとする)ようにしてもよい。
本手法では、ラダー回路図上にコメントを表示する際に、セルの横幅より長いコメント文の場合、他のセル(右隣のセルや、更にその右隣のセル等)のコメント表示領域までを使用することで、コメントを一行で表示する。且つ、他のセルのコメント表示と重ならないようにする。その為に、例えば右隣のセルのコメントを表示する行は、今回コメントを表示した行とは異なる行とする。
コイルに至るまで順次コメントの表示位置を上記のように決定し、コイルのコメントはコイルのある行の右母線の右側に一行で表示を行う。
上述した本手法によれば、各ラダー要素のコメント表示に関して、セルの横幅を広げることなく且つコメントを改行することなく、1行でコメント全文を表示することができる。
尚、本説明における“/”は、“または”や“OR”を意味するものとする。
1 PLC(プログラマブルコントローラ)
10 プログラミング装置
11 制御部
12 表示部
13 操作部
14 通信部
15 プログラム格納部
16 付加情報格納部
21 付加情報記憶部
22 表示制御部

Claims (7)

  1. 任意のセルに任意のラダー要素が割り当てられ、該各ラダー要素に係わるコメントが表示される装置であって、
    予め前記ラダー要素毎に、対応する任意のコメントが記憶される付加情報記憶手段と、
    前記各セルを順次処理対象として、処理対象セルに割り当てられているラダー要素に対応するコメントを表示する手段であって、コメント表示用の複数の行の中の1行を選択して、該選択した1行に該コメントの全文を表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とするプログラム作成支援装置。
  2. 前記選択した1行に前記コメント全文が表示されることで、前記処理対象セルだけでなく他のセルの領域までコメントが表示される場合があることを特徴とする請求項1記載のプログラム作成支援装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記1行の選択の際に、前記処理対象セル以外の他のセルのコメント表示と重複しないようにする行を選択することを特徴とする請求項1または2記載のプログラム作成支援装置。
  4. 前記コメント表示用の複数の行が、2行である場合、前記表示制御手段は、新たなセルを処理対象とする毎に該2行を交互に選択することを特徴とする請求項2記載のプログラム作成支援装置。
  5. 前記選択した1行に前記コメント全文を表示しても、前記処理対象セル内だけにコメントが表示される場合があることを特徴とする請求項1記載のプログラム作成支援装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記処理対象セルの前段のセルのコメントの長さが、セル幅以下であった場合には、前段のセルと同じ行を選択することを特徴とする請求項5記載のプログラム作成支援装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記処理対象セルの前段のセルのコメントの長さが、セル幅以下であった場合には、1行目を選択することを特徴とする請求項5記載のプログラム作成支援装置。

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