JP2017059065A - カード処理装置及びカード処理方法 - Google Patents

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陽子 石倉
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淳 福井
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Hiroyuki Kobayashi
裕幸 小林
敏史 三矢本
Toshifumi Miyamoto
敏史 三矢本
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Abstract

【課題】処理の対象となる非接触ICカードを利用者が識別するための情報を提供し、もって利便性を向上すること。
【解決手段】カード処理装置10は、カードC1からカードIDを読み取り(1)、カードIDに基づいてカードの外観上の特徴を特定する(2)。また、カード処理装置10は、管理センタ20に残高を照会し(3)、電子マネーの残高情報を取得する(4)。カード処理装置10は、チャージ額の入力を受け付け(5)、再度カードIDを読み取る(6)。カードIDが不一致となると、カード処理装置10は、照会時のカードIDにより特定された外観上の特徴を表示し、「このカードを置いて下さい」などのメッセージを出力することで、利用者にカードC1を読み取らせる必要があることを報知する(7)。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触ICカードにかかる処理を行うカード処理装置及びカード処理方法に関する。
従来、非接触ICカードの利用が広く行われている。非接触ICカードは、カードの内部にアンテナを持ち、外部の端末が発信する電波を利用してデータを送受信することができる。
非接触ICカードの用途は、利用者の認証や交通機関の料金決済など多岐にわたる。特に近年では、交通機関に限定されず、広く決済に用いることのできる電子マネーの利用が広まっている。かかる電子マネーは、専用の非接触ICカードとして提供されることもあるが、クレジットカードや銀行のキャッシュカードに非接触ICカードとしての機能を持たせ、電子マネーの機能を追加した多機能カードとして提供されることも多い。
さらに、電子マネーには複数の種類、いわゆるブランドがある。複数のブランドの電子マネーを個別にカードとして所有することもできるが、1枚のカードを複数の電子マネーブランドに対応させることで利便性を向上することが考えられている。例えば、特許文献1には、複数種類の電子マネーを記憶した電子マネー媒体を検出した場合に、各電子マネーに関する情報を色分けして表示し、使用する電子マネーを選択させる電子決済装置が開示されている。
特許第5222969号
しかしながら、従来の技術では、同一ブランドの電子マネーに対応する非接触ICカードが複数存在する場合に対処することができないという問題点があった。非接触ICカードは、端末のリーダライタ部分に接近させれば接触を行うことなくデータの送受信が可能となり、電子マネーのチャージや残高確認を行える。このとき、リーダライタ部分には1枚のみを接近させることが推奨されるが、実際には財布などに入れたままリーダライタ部分に接近させ、電子マネーのチャージや残高確認が行われることが多い。
そのため、財布の中に複数の非接触ICカードを入れた状態では、複数の非接触ICカードが同時にリーダライタ部分に接近することになる。このとき、同一ブランドの電子マネーに対応する非接触ICカードが複数存在すると、端末側ではどの非接触ICカードを処理の対象とすべきか特定できない。また、処理によっては非接触ICカードとの通信を複数回行う必要があるが、同一処理の中で検知される非接触ICカードが異なった場合には、処理を適正に実行できない。
複数の非接触ICカードが接近した場合に、そのいずれかを端末側が選択することとすると、利用者の意図と異なる非接触ICカードについて処理が行われる可能性が生ずる。また、同一処理の中で検知される非接触ICカードが異なった場合に「カードが違います。最初のカードを置いて下さい」などと不一致であることを報知したとしても、利用者からすれば同じように財布を置いているため、何が問題となっているか理解されない。
特に、多機能カードに電子マネー機能を持たせていると、同一ブランドの電子マネーに対応するカードを複数所有していることを利用者自身が認識していない場合もあり、カードが不一致であると報知しても利用者を混乱させてしまう。
これらのことから、非接触ICカードに対する処理を行う場合に、処理の対象となる非接触ICカードを如何にして利用者に認識させるかが重要な課題となっていた。かかる課題は、携帯電話端末等に非接触ICカードの機能を持たせる場合にも同様に発生する。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、処理の対象となる非接触ICカードを利用者が識別するための情報を提供し、もって利便性を向上することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、非接触ICカードから当該非接触ICカードの識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取った識別情報に基づいて、前記非接触ICカードの外観における特徴を特定する外観特定手段と、前記外観特定手段で特定された特徴を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記外観特定手段は、前記非接触ICカードの券面におけるデザインの少なくとも一部を示す画像情報を前記外観における特徴として特定し、前記報知手段は、前記画像情報を所定の表示部に表示制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記読取手段で読み取られた複数の識別情報に対して優先順位を設定する優先順位設定手段をさらに備え、前記報知手段は、前記優先順位設定手段により設定された優先順位に従って報知の態様を異ならせることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記読取手段により複数の識別情報が読み取られた場合に、前記優先順位設定手段により設定された優先順位に従って識別情報を選択し、選択した識別情報に対応する非接触ICカードを処理の対象として決定する処理対象決定手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記読取手段により複数の識別情報が読み取られた場合に、複数の識別情報に対応する複数の非接触ICカードから処理の対象となる非接触ICカードを選択する入力を受け付ける入力受付手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記読取手段は、複数の非接触ICカードから複数の識別情報を一括して読み取ることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記読取手段は、前記非接触ICカードの内部に格納された有価価値の残高をさらに読み取り、前記有価価値の残高を所定の表示部に表示制御する残高表示処理手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記非接触ICカードの内部に格納される有価価値にかかる管理を行う管理サーバと通信する通信手段をさらに備え、前記外観特定手段は、前記管理サーバにおいて前記識別情報と対応付けられた前記外観における特徴を前記通信手段経由で取得することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、処理の対象となる非接触ICカードの内部に格納された有価価値に対する変更内容を決定する有価価値変更内容決定手段と、前記処理の対象となる非接触ICカードの内部に格納された有価価値に前記変更内容を適用して更新させる有価価値設定処理手段とをさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記読取手段は、処理の対象となる非接触ICカードを特定する第1の読み取りと、前記処理を実行する第2の読み取りとを個別に行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第1の読み取りによって得られた識別情報に基づいて、前記非接触ICカードの内部に格納される有価価値にかかる管理を行う管理サーバに問い合わせを行い、該問い合わせの結果に応じて定まる制限の範囲内で前記処理の内容を決定する処理内容決定手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記報知手段は、前記第1の読み取りによって得られた識別情報と前記第2の読み取りによって得られた識別情報とが異なる場合に、前記外観における特徴の報知を報知しつつ警告を行うことを特徴とする。
また、本発明は、非接触ICカードから当該非接触ICカードの識別情報を読み取る読取ステップと、前記読取ステップで読み取った識別情報に基づいて、前記非接触ICカードの外観における特徴を特定する外観特定ステップと、前記外観特定ステップで特定された特徴を報知する報知ステップとを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、処理の対象となる非接触ICカードを利用者が識別するための情報を提供し、もって利便性を向上することができる。
図1は、本実施例に係るカード処理方法の概念についての説明図である。 図2は、図1に示したカード処理装置の内部構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示したカード外観管理データについての説明図である。 図4は、カード処理装置によるチャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、カード処理装置による残高確認処理の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、チャージ処理における表示画面の説明図である。(その1) 図7は、チャージ処理における表示画面の説明図である。(その2) 図8は、残高確認処理における表示画面の説明図である。 図9は、カードの選択時における外観上の特徴の報知についての説明図である。 図9に示したカード処理装置の内部構成を示すブロック図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係るカード処理装置及びカード処理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係るカード処理方法の概念について説明する。図1は、本実施例に係るカード処理方法の概念についての説明図である。図1に示すカード処理装置10は、特定のブランドの電子マネーについて、残高の確認とチャージを行う装置である。なお、チャージとは、電子マネーの残高を加算する処理であり、投入された現金に対応する額を電子マネーの残高に加算する他、所定のポイントを消費して電子マネーの残高に加算することもできる。
カード処理装置10は、非接触ICカードとのデータの送受信を行うリーダライタと、タッチパネルなどの操作表示部とを備える。また、カード処理装置10は、管理センタ20と通信可能に接続される。管理センタ20は、電子マネーの残高やポイントなど、電子マネーに関する各種情報を非接触ICカードのカードIDに対応付けて管理している。
非接触ICカードであるカードC1及びカードC2には、カード処理装置10の処理対象となるブランドの電子マネーが対応付けられている。利用者がカードC1やカードC2をカード処理装置10のリーダライタに接近させると、カード処理装置10は接近したカードからカードIDを読み取って、処理の対象とする。
図1では、利用者が電子マネーのチャージを行う場合の処理を示している。カードC1がリーダライタに接近すると、カード処理装置10は、カードC1からカードIDを読み取る(1)。また、図示を省略したが、カード処理装置10は、カードC1の電子マネーの残高とポイントの残高などの情報を合わせて読み取る。
カード処理装置10は、カードC1から読み取ったカードIDに基づいて、カードの外観上の特徴を特定する処理を行う(2)。カードの外観上の特徴とは、例えばカードの表面のデザインなど、利用者によるカードの識別に寄与する視覚的な特徴である。地域限定のカードや所定のキャラクターをデザインしたカードなど、カードによってはそのデザインに意図的に特徴をもたせているものがある。また、銀行のキャッシュカードとの一体型であれば、銀行を示す記載を外観上の特徴として用いることができる。さらに、電子マネーのブランドを示すロゴの位置等も外観上の特徴として利用できる。
カード処理装置10は、カードIDと外観上の特徴とを対応付けたカード外観管理データを記憶しており、取得したカードIDに基づいてカード外観管理データを参照することで、そのカードの外観上の特徴を特定する。
また、カード処理装置10は、カードC1から読み取ったカードIDを管理センタ20に送信し、残高を含む情報を照会する(3)。管理センタ20は、送信されたカードIDに対応する電子マネーの情報をカード処理装置10に送信する(4)。
このように、チャージ処理を行う場合であっても、まず、管理センタ20に残高などの照会を行うのは、カード1枚に対応付けることのできる電子マネーの額には上限が設けられており、現在の残高を特定することで、チャージ額の上限を特定する必要があるためである。なお、カードC1にも電子マネーの残高は記憶されており、カード処理装置10はカードC1から電子マネーの残高を取得している。しかし、以前のチャージ処理が正しく完了しなかった場合等には、カードC1の電子マネー残高に加算すべき未チャージ分が存在し、未チャージ分が残高情報として管理センタ20により管理されているケースがある。そこで、チャージ処理の前には管理センタ20に問い合せを行って電子マネーの残高の整合を取るのである。
カード外観特定と照会を行った後、カード処理装置10は、チャージ額の入力を受け付ける(5)。利用者は、チャージ後の残高が上限を超えない範囲でチャージ額を入力することができる。
チャージ額の入力を受け付けたカード処理装置10は、再度カードIDを読み取る(6)。読み取ったカードIDが照会に用いたカードIDと一致するならば、カード処理装置10は、チャージ額を電子マネーの残高に加算させ、加算完了を管理センタ20に通知して、チャージ処理を終了する。
しかし、読み取ったカードIDが照会に用いたカードIDと一致しない場合がある。例えば、図1に示すように、カードC2からカードIDを読み取ると、カードIDが不一致となる。この場合には、カード処理装置10は、照会時のカードIDにより特定された外観上の特徴を表示し、「このカードを置いて下さい」などのメッセージを出力することで、利用者にカードC1を読み取らせる必要があることを報知する(7)。
図1に示した例では、カードC1は券面がストライプ模様のデザインであり、カードC2は4つの円をあしらったデザインである。また、それぞれの券面の右下に電子マネーのブランドを示すロゴが示されている。したがって、カードC1の券面を画像として表示することにより、利用者はカードC1をリーダライタにかざすべきであることを知ることができる。そして、利用者がカードC1をかざせば、カード処理装置10はカードC1からカードIDを取得して、チャージ処理を適正に完了させることができる。
このように、カード処理装置10は、非接触ICカードから取得したカードIDに基づいてカードIDの外観における特徴を特定し、その特徴を報知することにより、利用者に処理対象のカードを識別させることができる。
そのため、チャージ処理のようにカード読み取りを複数回行う処理においてカードIDが不一致となった場合には、利用者にどのカードを読み取らせるべきかを報知することができる。
カードIDの不一致は、例えば財布に複数のカードをいれたままリーダライタに接近させた場合に発生しやすい。リーダライタは、複数のカードからいずれか1つを通信相手として選択し、また、この選択は通信の必要が生じる度に行われるからである。
次に、カード処理装置10の内部構成について説明する。図2は、図1に示したカード処理装置10の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、カード処理装置10は、表示操作部11と、スピーカ12と、リーダライタ13と、プリンタ14と、紙幣処理ユニット15と、通信部16と、記憶部17と、制御部18とを有する。
表示操作部11は、タッチパネルカラー液晶ディスプレイ等からなり、利用者への情報表示や各種入力の受付に用いられる。スピーカ12は、利用者への音声出力に用いられる。
リーダライタ13は、近傍の非接触ICカードを検知し、検知した非接触ICカードとのデータの送受信を行うユニットである。プリンタ14は、チャージや残高確認などの処理を行った場合に、必要に応じてレシートを発行するためのユニットである。紙幣処理ユニット15は、紙幣の投入を受け付けた場合に、金種を識別した上で収納するユニットである。
通信部16は、所定の通信回線を経由して管理センタ20等と通信するためのインタフェース部である。記憶部17は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部17は、カードIDと外観上の特徴とを対応付けたカード外観管理データ17aを記憶する。
制御部18は、カード処理装置10を全体制御する制御部であり、外観特定部18a、残高確認処理部18b、チャージ前処理部18c、チャージ額決定部18d、チャージ実行部18e及び報知処理部18fを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、外観特定部18a、残高確認処理部18b、チャージ前処理部18c、チャージ額決定部18d、チャージ実行部18e及び報知処理部18fにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
外観特定部18aは、リーダライタ13が非接触ICカードからカードIDを取得した場合に、取得したカードIDに基づいてカード外観管理データ17aを参照し、当該カードの外観上の特徴を特定する処理部である。
残高確認処理部18bは、利用者から残高確認を行う旨の操作を受付けた場合に、電子マネーの残高を特定して表示操作部11に表示制御する残高確認処理を行う処理部である。具体的には、残高確認処理部18bは、リーダライタ13が非接触ICカードから取得したカードIDを管理センタ20に送信し、残高を照会する。また、非接触ICカードが記憶する電子マネーの残高等についてもリーダライタ13に取得させる。そして、非接触ICカードが記憶する残高と管理センタ20で管理された残高の整合をとり、最新の残高情報を表示操作部11に表示させる。
チャージ前処理部18cは、利用者からチャージを行う旨の操作を受付けた場合に、チャージの前処理として最新の残高を特定する処理部である。具体的には、チャージ前処理部18cは、リーダライタ13が非接触ICカードから取得したカードIDを管理センタ20に送信し、残高を照会する。また、非接触ICカードが記憶する電子マネーの残高等についてもリーダライタ13に取得させる。そして、非接触ICカードが記憶する残高と管理センタ20で管理された残高の整合をとり、最新の残高情報を特定する。
チャージ額決定部18dは、チャージ前処理部18cにより特定された残高に基づいてチャージ額の上限を定め、上限を超えない範囲でチャージ額の入力を受け付けて、チャージ額を決定する処理を行う。
現金によるチャージであれば、チャージ額の入力は、紙幣の投入により行うことができる。この場合にはチャージ額決定部18dは、紙幣の投入を一枚ずつ受け付け、投入された紙幣の金種及び枚数によってチャージ額を決定する。また、ポイントを用いたチャージでは、チャージ額自体を入力するほか、使用するポイント数の入力によりチャージ額を決定することもできる。この場合、チャージ額決定部18dは、チャージに使用するポイント数の入力を表示操作部11により受け付けて、受け付けたポイント数を換算することでチャージ額を決定する。
チャージ実行部18eは、チャージを実行する処理部である。具体的には、チャージ実行部18eは、チャージ額決定部18dによりチャージ額が決定されたならば、リーダライタ13に再度カードIDを読み取らせ、読み取ったカードIDが照会に用いたカードIDと一致するか否かを判定する。チャージ実行部18eは、カードIDが一致することを条件に、チャージ額を電子マネーの残高に加算し、非接触ICカードに記憶された残高を更新する。その後、加算完了を管理センタ20に通知して、チャージ処理を終了する。
報知処理部18fは、外観特定部18aにより特定された外観上の特徴を必要に応じて報知する処理部である。この報知には、表示操作部11による表示出力やスピーカ12による音声出力を用いることができる。特に、外観上の特徴として券面のデザインなどの画像が得られた場合には、表示操作部11により画像を表示することが有効である。
報知処理部18fによる報知は、例えば、チャージ実行部18eによりカードIDが不一致であると判定された場合に行う。この場合には、照会に用いたカードIDに対応する外観上の特徴を報知することで、利用者にどのカードを読み取らせるべきかを認識させることができる。
また、残高確認処理部18bが最新の残高情報を表示操作部11に表示する場合に、報知処理部18fが対象のカードの外観上の特徴を報知してもよい。この場合には、利用者はどのカードの残高情報が表示されているかを確認可能となる。
同様に、チャージ前処理部18cが照会を行った時点で、報知処理部18fが対象のカードの外観上の特徴を報知してもよい。この場合には、利用者はどのカードにチャージが行われるかを事前に確認可能となる。
次に、図2に示したカード外観管理データ17aについて説明する。図3は、図2に示したカード外観管理データ17aについての説明図である。図3に示すカード外観管理データ17aは、カードIDに、発行者、発行カード名称、画像データ、種別情報、ロゴ位置情報等を関連付けている。
カード外観管理データ17aにおいて、カードIDは範囲で指定される。電子マネーにかかるカードは、単一の発行者により発行されるとは限らず、複数の発行者がそれぞれ発行する場合がある。そのため、カードIDを所定の範囲に分け、範囲毎に発行者に割り当てを行っている。また、発行者も割り当てられた範囲をさらに小さい範囲に区分し、区分毎にデザインなどを異ならせる場合がある。そこで、カード外観管理データ17aでは、カードIDを範囲で管理し、範囲毎に外観などの情報を対応付けている。
図3の例では、カードIDの範囲「xxxx001〜xxxx100」について、割り当てられた発行者が「AA社」であり、発行カード名称が「Aベーシックカード」であり、券面の画像データが「aa01.jpg」であり、種別情報が「クレジットカード一体型」であり、電子マネーのロゴの位置が券面の表側の「左上」であるとの情報を対応付けている。
また、カードIDの範囲「xxxx101〜xxxx300」について、割り当てられた発行者が「AA社」であり、発行カード名称が「Aキャラクターカード」であり、券面の画像データが「aa02.jpg」であり、種別情報が「クレジットカード一体型」であり、電子マネーのロゴの位置が券面の表側の「左下」であるとの情報を対応付けている。
また、カードIDの範囲「xxxx750〜xxxx830」について、割り当てられた発行者が「BB社」であり、発行カード名称が「ご当地タウンカード」であり、券面の画像データが「bb01.jpg」であり、種別情報が「地域限定専用カード」であり、電子マネーのロゴの位置が券面の裏側の「中右」であるとの情報を対応付けている。
また、カードIDの範囲「xxx2000〜xxx3999」について、割り当てられた発行者が「CC社」であり、種別情報が「携帯電話端末」であることを示している。すなわち、この範囲のカードIDは、非接触ICカードの機能を搭載した携帯電話端末に割り当てられることになる。この場合には、携帯電話端末の機種までは特定できないため、画像データとしては、一般的な携帯端末の形状を示した図である「携帯イメージ.jpg」を用いる。また、ロゴ位置情報も特定できないため対応付けておらず、発行カード名称も対応付けていない。
次に、カード処理装置10の処理動作について説明する。図4は、カード処理装置10によるチャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、利用者からチャージを行う旨の操作を受付けた場合に開始する。処理が開始すると、まず、チャージ前処理部18cは、リーダライタ13によるカードIDの読み取りを待機する(ステップS101)。
リーダライタ13によるカードIDの読み取りが行われていなければ(ステップS102;No)、チャージ前処理部18cは、ステップS101に移行する。そして、リーダライタ13によるカードIDの読み取りが行われたならば(ステップS102;Yes)、外観特定部18aは、リーダライタ13が読み取ったカードIDに基づいてカード外観管理データ17aを参照し、カードの外観上の特徴を特定する(ステップS103)。
また、チャージ前処理部18cは、リーダライタ13が読み取ったカードIDを管理センタ20に送信して照会を行い、残高を確認する(ステップS104)。
チャージ額決定部18dは、チャージ前処理部18cにより特定された残高に基づいてチャージ額の上限を定め、残高やチャージ額の上限などカードに関する情報を表示操作部11に表示する(ステップS105)。
その後、チャージ額決定部18dは、チャージ額決定処理を行う(ステップS106)。現金によるチャージであれば、チャージ額決定部18dは、紙幣の投入を一枚ずつ受け付け、投入された紙幣の金種及び枚数によってチャージ額を決定する。また、ポイントを用いたチャージでは、チャージ額又は使用するポイント数の入力を受け付けてチャージ額を決定する。
ステップS106の後、チャージ実行部18eは、リーダライタ13によるカードIDの読み取りを待機する(ステップS107)。リーダライタ13によるカードIDの読み取りが行われていなければ(ステップS108;No)、チャージ実行部18eは、ステップS107に移行する。
リーダライタ13によるカードIDの読み取りが行われたならば(ステップS108;Yes)、チャージ実行部18eは、新たに読み取られたカードIDがステップS102で読み取られたカードIDと一致するか否かを判定する(ステップS109)。
カードIDが一致しなければ(ステップS109;No)、報知処理部18fがステップS104で特定された外観上の特徴とともに、カードの不一致を報知し(ステップS110)、ステップS107に移行する。
カードIDが一致したならば(ステップS109;Yes)、チャージ実行部18eは、非接触ICカードに記憶された電子マネーの残高にチャージ額を加算して更新し、加算完了を管理センタ20に通知することでチャージを実行する(ステップS111)。その後、チャージ実行部18eは、チャージの結果を表示操作部11に表示し(ステップS112)、チャージ処理を終了する。
図5は、カード処理装置10による残高確認処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、利用者から残高確認を行う旨の操作を受付けた場合に開始する。処理が開始すると、まず、残高確認処理部18bは、は、リーダライタ13によるカードIDの読み取りを待機する(ステップS201)。
リーダライタ13によるカードIDの読み取りが行われていなければ(ステップS202;No)、残高確認処理部18bは、は、ステップS201に移行する。そして、リーダライタ13によるカードIDの読み取りが行われたならば(ステップS202;Yes)、外観特定部18aは、リーダライタ13が読み取ったカードIDに基づいてカード外観管理データ17aを参照し、カードの外観上の特徴を特定する(ステップS203)。
また、残高確認処理部18bは、リーダライタ13が読み取ったカードIDを管理センタ20に送信して照会し、残高を確認する(ステップS204)。
残高確認処理部18bは、特定された残高やチャージ額の上限などカードに関する情報を表示操作部11に表示する(ステップS205)。この表示において、報知処理部18fがステップS204で特定された外観上の特徴をさらに報知することもできる。これらの表示などの後、残高確認処理部18bは、残高確認処理を終了する。
次に、表示操作部11の表示画面について説明する。図6及び図7は、チャージ処理における表示画面の説明図である。図6の表示画面D1は、カード処理装置10が待機状態で表示する画面であり、「ご希望のお取引を選んでください」とのメッセージとともに「現金チャージ」、「ポイントからチャージ」、「残高確認」の操作ボタンが表示されている。
表示画面D1で利用者が「現金チャージ」ボタンを操作すると、表示操作部11は表示画面D2を表示する。この表示画面D2は、「カードを置いて下さい。」とのメッセージを表示している。カードを置く場所を利用者に伝えるため、リーダライタ13の位置等を図示しても良い。
カードがリーダライタ13の近傍に置かれ、リーダライタ13がカードを検知してカードIDを読み取ると、表示操作部11は表示画面D3を表示する。表示画面D3では、カードIDにより特定されたカードの外観とともに、「カードを確認して下さい。」とのメッセージを表示している。
その後、表示操作部11は表示画面D4を表示する。表示画面D4では、「通信中です。カードを置いたままお待ち下さい。」とのメッセージを表示している。このとき、チャージ前処理部18cは、リーダライタ13が読み出したカードIDを管理センタ20に送信し、残高を照会している。また、カードの外観の表示は継続して行うことが好ましい。
管理センタ20から残高情報を受信すると、表示操作部11は図7に示す表示画面D5を表示する。この表示画面D5では、電子マネーの残高と、ポイントの残高と、投入金額と、チャージ後の残高と、チャージ可能額と、チャージ実行ボタンとが表示される。また、カードの外観の表示を所定のサイズに縮小して継続することが好ましい。
電子マネーの残高とポイントの残高は、チャージ前処理部18cにより特定されたものである。投入金額は、投入された紙幣の金種及び枚数によりチャージ額決定部18dが算定したものであり、チャージ額に対応する。チャージ後残高は、現在の電子マネーの残高にチャージ額を加算したものである。チャージ可能額は、チャージ額の上限を示す。
図7では、電子マネーの残高が592円、ポイントが117P、投入金額が1000円、チャージ後残高が1592円、チャージ可能額が48408円である状態を示している。この状態で、さらに紙幣が投入されれば、投入金額、チャージ後残高及びチャージ可能額が更新されることになる。
また、チャージ実行ボタンが操作されたならば、表示操作部11は、表示画面D6を表示する。この表示画面D6は、「通信中です。このカードを置いて下さい。」とのメッセージと、照会時のカードの外観を表示している。カードを置く場所を利用者に伝えるため、リーダライタ13の位置等を図示しても良い。
表示画面D6が表示された状態では、チャージ実行部18eは、リーダライタ13に再度カードIDを読み取らせ、読み取ったカードIDが照会に用いたカードIDと一致するか否かを判定する。カードIDが不一致であれば、報知処理部18fは、表示画面D6aを表示操作部11に表示制御させる。
表示画面D6aでは、「カードが違います。このカードを置いて下さい。」とのメッセージと共に、照会時のカードの外観を示す情報を表示する。加えて、現在の読み取りカードの外観を「いま読んだカード」として表示しても良い。そして、リーダライタ13が新たなカードを検知した場合には、表示画面D5に戻る。
表示画面D6が表示された状態でカードIDが一致したならば、チャージ実行部18eは、チャージ額を電子マネーの残高に加算し、非接触ICカードに記憶された残高を更新する。その後、加算完了を管理センタ20に通知する。
加算完了を管理センタ20に通知した後、表示操作部11は、表示画面D7を表示する。表示画面D7では、「現金チャージ完了しました。」とのメッセージとともに、現在の電子マネーの残高、チャージ前の電子マネーの残高、チャージ金額を表示する。図7の例では、チャージ前の残高592円に1000円がチャージされ、残高が1592円となったことが示されている。
なお、表示画面D7の表示開始から所定時間経過後、若しくは所定の操作が行われると、表示画面D1に戻る。また、チャージ処理に関するレシートを発行するボタンを設けるようにしてもよい。
図6及び図7では、表示画面D3の時点と、表示画面D6の時点とでカードIDを読み取り、カードIDが不一致の場合に表示画面D6aを表示する構成について示した。変形例として、表示画面D3の時点から連続してカードIDの読み取りを行い、カードIDが不一致となった場合に表示画面D6aを表示するように構成してもよい。
図8は、残高確認処理における表示画面の説明図である。図8の表示画面D1は、カード処理装置10が待機状態で表示する画面であり、「ご希望のお取引を選んでください」とのメッセージとともに「現金チャージ」、「ポイントからチャージ」、「残高確認」の操作ボタンが表示されている。
表示画面D1で利用者が「残高確認」ボタンを操作すると、表示操作部11は表示画面D12を表示する。この表示画面D12は、「カードを置いて下さい。」とのメッセージを表示している。カードを置く場所を利用者に伝えるため、リーダライタ13の位置等を図示しても良い。
カードがリーダライタ13の近傍に置かれ、リーダライタ13がカードを検知してカードIDを読み取ると、表示操作部11は表示画面D13を表示する。表示画面D13では、カードIDにより特定されたカードの外観とともに、「カードを確認して下さい。」とのメッセージを表示している。
その後、表示操作部11は表示画面D14を表示する。表示画面D14では、「通信中です。カードを置いたままお待ち下さい。」とのメッセージを表示している。また、カードの外観の表示は継続して行うことが好ましい。このとき、残高確認処理部18bは、リーダライタ13が読み出したカードIDを管理センタ20に送信し、残高を照会している。
管理センタ20から残高情報を受信すると、表示操作部11は表示画面D15を表示する。この表示画面D15では、電子マネーの残高と、ポイントの残高が表示される。電子マネーの残高とポイントの残高は、残高確認処理部18bにより特定されたものである。図8では、電子マネーの残高が592円、ポイントが117Pであることが示されている。くわえて、表示画面D15では、「このカードの残高です。」とのメッセージとともに、カードの外観を示す情報を表示する。
なお、表示画面D15の表示開始から所定時間経過後、若しくは所定の操作が行われると、表示画面D1に戻る。また、チャージ処理に関するレシートを発行するボタンを設けるようにしてもよい。
図6及び図7に示したように、カードIDが不一致であると判定された場合に照会に用いたカードの券面を表示することで、利用者にどのカードを読み取らせるべきかを認識させることができる。
また、図8に示したように、残高確認にかかる表示を行う場合に、対象のカードの券面をあわせて表示することで、どのカードの残高情報が表示されているかを利用者に認識させることができる。
なお、図6の表示画面D4において、残高確認やチャージにかかる表示とともに、対象のカードの券面を表示しても良い。この場合には、利用者はどのカードにチャージが行われるかを事前に確認可能となる。
次に、カードの外観上の特徴を、処理対象の選択時に報知する場合について説明を行う。図9は、カードの選択時における外観上の特徴の報知についての説明図である。図9に示すカード処理装置30は、複数のカードから一括して、もしくは順次カードIDを読み取ることが可能である(1)。
カード処理装置30は、複数のカードからカードIDを読み取ると、それぞれのカードの外観上の特徴を特定する(2)。そして、各カードの外観上の特徴を報知し、利用者に処理対象のカードを選択させる(3)。このように、複数のカードの外観上の特徴を報知すれば、利用者が処理対象にしたいカードを簡易かつ確実に選択することができる。なお、カードの選択画面は、図6の表示画面D3に替えて表示される。
ここで、複数のカードに対してカード処理装置30側で優先順位を設定し、優先順位に従って表示の態様を異ならせてもよい。例えば、カードC1とカードC2のカードIDを取得し、カードC1には電子マネーの残高があり、カードC2には電子マネーの残高が無い場合、利用者がカードC1を使用していると推定できるが、カードC2は使用されていない可能性がある。このような場合には、カードC1をカードC2に対して優先させ、表示の順序やサイズを異ならせる。
電子マネーの残高の他、ポイント等も優先順位の設定に用いることができる。ポイントが多く付いているカードは使用頻度が高い可能性があるためである。また、専用カードと一体型カードであれば、一体型カードの優先順位を高くしてもよい。さらに、使用の履歴を取得することができれば、履歴に基づいて優先順位を設定することができる。
さらに、カード処理装置30が優先順位に従ってカードを選択し、選択したカードの外観を報知することとしても良い。この場合には、利用者はどのカードが選択されたかを確認することができ、所望のカードが選択されていれば利用者による操作は不要となる。そして、所望のカードが選択されていなければ、利用者が自身でカードを選択する操作を行えばよい。このとき、カード処理装置30は、複数の選択可能なカードの外観を報知しておくことが好適である。
図10は、図9に示したカード処理装置30の内部構成を示すブロック図である。カード処理装置30は、制御部18に処理対象決定部31、優先順位設定部32及び決済処理部33を更に備える点が図2に示したカード処理装置10と異なる。その他の構成及び動作については、図2に示したカード処理装置10と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
処理対象決定部31は、リーダライタ13が複数のカードIDを読み取った場合に、そのうちのいずれかを処理対象として決定する処理部である。処理対象の決定は、優先順位設定部32が設定した優先順が最も高いカードIDを選択するか、もしくは利用者の入力に従うことで行う。残高確認処理やチャージ処理などは、この処理対象決定部31により決定された処理対象に対して行われることになる。なお、決定された処理対象については、その外観を報知することが好適である。
優先順位設定部32は、電子マネーの残高、ポイントの残高、カードの種別情報、使用の履歴などを用いて、複数のカードIDに対して優先順位を設定する処理部である。優先順位設定部32は、設定した優先順位に従って表示態様を異ならせ、各カードIDに対応する外観を報知し、利用者による識別を支援することができる。
決済処理部33は、電子マネーの決済を行う処理部である。すなわち、カード処理装置30は、残高確認処理、チャージ処理に加え、決済処理を行うことができる。決済処理では、チャージ処理と同様に前処理として残高を照会し、決済の内容に応じて電子マネー残高を減算して更新し、決済の結果を管理センタ20に通知することになる。この決済処理においてもチャージ処理と同様にカードIDが不一致となることがあり、その場合には報知処理部18fによる報知が行われる。
上述してきたように、本実施例に係るカード処理装置及びカード処理方法では、非接触ICカードから取得したカードIDに基づいてカードIDの外観における特徴を特定し、その特徴を報知することにより、利用者に処理対象のカードを認識させることができる。
なお、本実施例はあくまで一例であり、本発明はその構成及び動作を適宜変形して実施することができる。例えば、非接触ICカードは、その機能を携帯電話端末等に搭載されることがある。このような場合であっても携帯電話端末用の保護ケースに他のカードが収納されているなど、リーダライタが複数のカードIDを読み取る事態は発生しうる。かかる事態においても携帯電話端末の外観をイメージで表示するなど、本実施例と同様に報知を行うことが可能である。
また、本実施例では、券面の画像を表示する場合を中心に説明を行ったが、券面の画像はその一部分を選択的に表示する構成でもよい。また、カードIDの一部などを合わせて報知することとしてもよい。さらに、音声による報知では、カードの種別情報を出力しても良いし、発行カード名称、デザインされたキャラクターの名称などを出力しても良い。また、ロゴの位置等を音声で出力しても良い。すなわち、外観上の任意の特徴を音声出力にて説明させることで報知を行うことが可能である。
また、本実施例では、カード処理装置にカード外観管理データを格納しておく構成を例に説明を行ったが、カード外観管理データを管理センタに保持させ、カード処理装置が管理センタに問い合わせて外観上の特徴を特定する構成であってもよい。また、管理センタは、カードID毎に外観上の特徴を個別管理してもよい。さらに、カード側に外観上の特徴を示すデータを格納し、カード処理装置がカードから外観上の特徴を示すデータを読み出す構成であってもよい。
以上のように、本発明に係るカード処理装置及びカード処理方法は、非接触ICカードの利用時の利便性を向上することに適している。
10、30 カード処理装置
11 表示操作部
12 スピーカ
13 リーダライタ
14 プリンタ
15 紙幣処理ユニット
16 通信部
17 記憶部
17a カード外観管理データ
18 制御部
18a 外観特定部
18b 残高確認処理部
18c チャージ前処理部
18d チャージ額決定部
18e チャージ実行部
18f 報知処理部
20 管理センタ
31 処理対象決定部
32 優先順位設定部
33 決済処理部
C1,C2 カード

Claims (13)

  1. 非接触ICカードから当該非接触ICカードの識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取った識別情報に基づいて、前記非接触ICカードの外観における特徴を特定する外観特定手段と、
    前記外観特定手段で特定された特徴を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とするカード処理装置。
  2. 前記外観特定手段は、前記非接触ICカードの券面におけるデザインの少なくとも一部を示す画像情報を前記外観における特徴として特定し、
    前記報知手段は、前記画像情報を所定の表示部に表示制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカード処理装置。
  3. 前記読取手段で読み取られた複数の識別情報に対して優先順位を設定する優先順位設定手段をさらに備え、
    前記報知手段は、前記優先順位設定手段により設定された優先順位に従って報知の態様を異ならせる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカード処理装置。
  4. 前記読取手段により複数の識別情報が読み取られた場合に、前記優先順位設定手段により設定された優先順位に従って識別情報を選択し、選択した識別情報に対応する非接触ICカードを処理の対象として決定する処理対象決定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載のカード処理装置。
  5. 前記読取手段により複数の識別情報が読み取られた場合に、複数の識別情報に対応する複数の非接触ICカードから処理の対象となる非接触ICカードを選択する入力を受け付ける入力受付手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のカード処理装置。
  6. 前記読取手段は、複数の非接触ICカードから複数の識別情報を一括して読み取ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のカード処理装置。
  7. 前記読取手段は、前記非接触ICカードの内部に格納された有価価値の残高をさらに読み取り、
    前記有価価値の残高を所定の表示部に表示制御する残高表示処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のカード処理装置。
  8. 前記非接触ICカードの内部に格納される有価価値にかかる管理を行う管理サーバと通信する通信手段をさらに備え、
    前記外観特定手段は、前記管理サーバにおいて前記識別情報と対応付けられた前記外観における特徴を前記通信手段経由で取得する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のカード処理装置。
  9. 処理の対象となる非接触ICカードの内部に格納された有価価値に対する変更内容を決定する有価価値変更内容決定手段と、
    前記処理の対象となる非接触ICカードの内部に格納された有価価値に前記変更内容を適用して更新させる有価価値設定処理手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のカード処理装置。
  10. 前記読取手段は、処理の対象となる非接触ICカードを特定する第1の読み取りと、前記処理を実行する第2の読み取りとを個別に行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のカード処理装置。
  11. 前記第1の読み取りによって得られた識別情報に基づいて、前記非接触ICカードの内部に格納される有価価値にかかる管理を行う管理サーバに問い合わせを行い、該問い合わせの結果に応じて定まる制限の範囲内で前記処理の内容を決定する処理内容決定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載のカード処理装置。
  12. 前記報知手段は、前記第1の読み取りによって得られた識別情報と前記第2の読み取りによって得られた識別情報とが異なる場合に、前記外観における特徴の報知を報知しつつ警告を行うことを特徴とする請求項10又は11に記載のカード処理装置。
  13. 非接触ICカードから当該非接触ICカードの識別情報を読み取る読取ステップと、
    前記読取ステップで読み取った識別情報に基づいて、前記非接触ICカードの外観における特徴を特定する外観特定ステップと、
    前記外観特定ステップで特定された特徴を報知する報知ステップと
    を含んだことを特徴とするカード処理方法。
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