JP2017058946A - 測定データ収集システム、端末装置、サーバ装置、測定データ収集方法及びプログラム - Google Patents

測定データ収集システム、端末装置、サーバ装置、測定データ収集方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】解析の目的に応じた測定データを収集できる測定データ収集システムを提供する。【解決手段】第1のセンサにより測定された第1のデータであって、携帯端末110_1において取得された第1のデータを入力するデータ入力部430と、第2のセンサにより測定された第2のデータであって、携帯端末110_1において取得された第2のデータに基づいて、第1のデータを取得した際の携帯端末110_1の状況を判定する測定状況判定部440と、を有し、測定状況判定部440は、データ入力部430により入力された第1のデータの中から、状況に応じた第1のデータを抽出する。【選択図】図4

Description

本発明は、測定データ収集システム、端末装置、サーバ装置、測定データ収集方法及びプログラムに関する。
従来より、複数のセンサそれぞれにおいて測定された測定データを、ネットワークを介して収集し、サーバ装置にて解析する測定データ収集システム(いわゆる、クラウドセンシングシステム)が知られている。
当該システムによれば、例えば、様々な場所で測定した気温データ、気圧データ等に基づいて天気予報地図を作成したり、それぞれの地域に居住するユーザが測定した体温データに基づいて、感染症の流行状況を把握したりすることができる。
ここで、上記システムを構築するにあたっては、ユーザが所持する携帯端末を介して取得された測定データを収集するように構成することが有効である。携帯端末の場合、ユーザが所持して任意の場所に移動することができるため、様々な場所で取得された測定データを収集できるうえ、大量の測定データを収集することができるからである。
特開2014−164383号公報
しかしながら、携帯端末間において測定時の測定状況にはばらつきがあるため、ユーザが所持するそれぞれの携帯端末から測定データを収集した場合、収集した測定データの中には、適切でない測定状況のもとで測定された測定データが含まれている可能性もある。
例えば、屋外の気温データを収集したいのに、収集した気温データの中には、空調機がある屋内にいるユーザの携帯端末で測定された気温データが含まれている可能性もある。あるいは、ユーザの安静時の体温データを収集したいのに、収集した体温データの中には、運動した直後に測定された体温データが含まれている可能性もある。
このように収集した測定データに適切でない測定状況のもとで測定された測定データが含まれていたとすると、サーバ装置における解析に影響を及ぼすことになる。このため、携帯端末を用いて測定データ収集システムを構築する場合には、解析の目的に応じた適切な測定状況のもとで測定された測定データを収集できるようにすることが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、測定データ収集システムにおいて、解析の目的に応じた測定データを収集できるようにすることを目的とする。
本発明の一実施形態に係る測定データ収集システムは、以下のような構成を備える。即ち、
第1のセンサにより測定された第1のデータであって、端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力手段と、
第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記端末装置の状況を判定する判定手段と、を有し、
前記判定手段は、前記入力手段により入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とする。
測定データ収集システムにおいて、解析の目的に応じた測定データを収集できるようになる。
測定データ収集システムの全体構成の一例を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 携帯端末の機能構成の一例を示す図である。 判定条件情報の一例を示す図である。 測定データ収集処理の流れを示すフローチャートである。 測定データ収集システムの全体構成の一例を示す図である。 サーバ装置の機能構成の一例を示す図である。 判定条件情報の一例を示す図である。 測定データ収集処理の流れを示すフローチャートである。 測定データ収集システムの全体構成の一例を示す図である。 サーバ装置の機能構成の一例を示す図である。 判定条件情報及び補正条件情報の一例を示す図である。 測定データ収集処理の流れを示すフローチャートである。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<1.測定データ収集システムの全体構成>
はじめに、測定データ収集システムの全体構成について説明する。図1は、測定データ収集システムの全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、測定データ収集システム100は、複数の携帯端末110_1〜110_n(nは2以上の自然数)と、サーバ装置120とを有する。携帯端末110_1〜110_nとサーバ装置120とは、それぞれ、インターネットやLAN(Local Area Network)等に代表されるネットワーク130を介して接続されている。
携帯端末110_1〜110_nは、それぞれユーザにより所持され、種々のデータを測定するための測定センサを有しており、端末装置の一例である。なお、説明の便宜上、以下では、携帯端末110_1の端末IDを"A"、携帯端末110_2の端末IDを"B"とおく。
携帯端末110_1〜110_nは、それぞれ、内蔵する測定センサで測定した測定データを取得し、サーバ装置120からの要求情報に応じた測定データである"対象データ"をサーバ装置120に送信する。
なお、携帯端末110_1〜110_nでは、それぞれ、サーバ装置120に対象データを送信するにあたり、取得した測定データ(対象データ以外の測定データ)に基づいて対象データを取得した際の携帯端末の状況を判定する。そして、携帯端末の状況に基づいて、対象データが適切な測定状況のもとで測定されたか否かを判定し、適切でない測定状況のもとで測定されたと判定した対象データについては排除する。これにより、携帯端末110_1〜110_nでは、適切な測定状況のもとで測定された対象データのみをサーバ装置120に送信することができる。
また、携帯端末110_1〜110_nでは、サーバ装置120に対象データを送信するにあたり、合わせて、携帯端末110_1〜110_nそれぞれの位置を示す位置データを送信する。また、携帯端末110_1〜110_nでは、サーバ装置120に対象データを送信するにあたり、合わせて、それぞれの携帯端末110_1〜110_nが対象データを取得した時刻を示す時刻データを送信する。
これにより、サーバ装置120では、位置データ及び時刻データに基づいて、適切な測定状況のもとで測定された対象データを解析することが可能となり、解析者は対象データに関する様々な知見を得ることができる。
サーバ装置120には、データ収集プログラム、データ解析プログラムがインストールされている。サーバ装置120はこれらのプログラムを実行することで、データ収集部121及びデータ解析部122として機能する。
データ収集部121は、携帯端末110_1〜110_nそれぞれから送信される対象データ、位置データ、時刻データを受信し、測定データ格納部123に格納する。
データ解析部122は、測定データ格納部123に格納された対象データ、位置データ、時刻データに基づいて解析を行う。
なお、図1の例は、サーバ装置120が、携帯端末110_1〜110_nそれぞれに対して、屋外の気温データの測定を要求情報として送信した場合を示している。要求情報を受信した携帯端末110_1〜110_nでは、内蔵する温度センサを用いて測定を行い、気温データを取得する。ここで、サーバ装置120が要求する要求情報は、屋外の気温データである。このため、携帯端末110_1〜110_nでは、例えば、内蔵する他の測定センサにより測定された測定データを用いて、携帯端末110_1〜110_nをそれぞれ所持するユーザが、屋内にいるのか屋外にいるのかを判定する。そして、屋外にいると判定した場合に、取得した気温データが適切な測定状況のもとで測定された気温データ(解析の目的に応じた測定データ)であると判定し、該取得した気温データを位置データ及び時刻データとともに、サーバ装置120に送信する。
これにより、サーバ装置120では、屋外の気温データとして、適切な測定状況のもとで測定された気温データを収集することができ、サーバ装置120における解析精度を向上させることができる。また、サーバ装置120では、対応付けて収集した位置データ、時刻データを用いて、例えば、様々な場所の気温を表す気温マップ等を生成することが可能となり、解析者は気温マップ等に基づいて有益な知見を得ることができる。
<2.携帯端末のハードウェア構成>
次に、携帯端末110_1〜110_nのハードウェア構成について説明する。なお、本実施形態において、携帯端末110_1〜110_nはいずれも同様のハードウェア構成を有しているものとする。そこで、以下では、携帯端末110_1のハードウェア構成について説明する。
図2は、携帯端末110_1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、携帯端末110_1は、CPU201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、補助記憶部204、通信部205、操作部206、表示部207を有する。また、携帯端末110_1は、温度データ取得部208、気圧データ取得部209、照度データ取得部210、位置データ取得部211、加速度データ取得部212、音声データ取得部213を有する。更に、携帯端末110_1は、方位データ取得部214、生体データ取得部215、カメラデータ取得部216を有する。なお、携帯端末110_1の各部は、バス217を介して相互に接続されている。
CPU201は、補助記憶部204にインストールされた各種プログラムを実行するコンピュータである。ROM202は、不揮発性メモリである。ROM202は、補助記憶部204に格納された各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶部として機能する。具体的には、ROM202はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリであり、主記憶部として機能する。RAM203は、補助記憶部204に格納された各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される、作業領域を提供する。
補助記憶部204は、携帯端末110_1にインストールされた各種プログラムや、各種プログラムを実行する際に用いるデータ等を格納する。
通信部205は、サーバ装置120と接続し、サーバ装置120から要求情報を受信したり、サーバ装置120に対象データ、位置データ、時刻データを送信したりする。
操作部206は、ユーザによる携帯端末110_1への各種指示の入力を受け付ける。表示部207は、各種画面を表示する。
温度データ取得部208は、温度センサを内蔵し、温度センサにより測定された温度データ(大気の温度を測定した場合には、気温データ)を取得する。気圧データ取得部209は、気圧センサを内蔵し、気圧センサにより測定された気圧データを取得する。
照度データ取得部210は、照度センサを内蔵し、照度センサにより測定された照度データを取得する。位置データ取得部211は、GPSセンサを内蔵し、GPSセンサにより検出された緯度データ、経度データ、高度データを位置データとして取得する。
加速度データ取得部212は、3軸加速度センサを内蔵し、3軸加速度センサにより測定された3軸方向それぞれの加速度データを取得する。音声データ取得部213は、音声センサを内蔵し、音声センサにより測定された音声データを取得する。
方位データ取得部214は、地磁気センサを内蔵し、地磁気センサにより測定された方位データを取得する。生体データ取得部215は、脈波センサ、血圧センサ等の各種生体センサを内蔵しており、それぞれの生体センサにより測定された生体データを取得する。
カメラデータ取得部216は、撮像センサを内蔵し、撮像センサにより撮像された静止画像または動画像データを、カメラデータとして取得する。
なお、携帯端末110_1が有する各取得部は、図2に示した取得部に限定されず、他の測定データを取得するための取得部を有していてもよい。また、上記説明では、各取得部それぞれが測定センサを内蔵するものとして説明したが、測定センサは外付けであってもよい。つまり、各取得部は、外付けの測定センサにより測定された測定データを、無線または有線の通信媒体を介して取得するように構成されていてもよい。
<3.サーバ装置のハードウェア構成>
次に、サーバ装置120のハードウェア構成について説明する。図3は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、サーバ装置120は、CPU301、ROM302、RAM303、補助記憶部304、操作部305、表示部306、通信部307を備える。なお、サーバ装置120の各部は、バス308を介して相互に接続されている。
CPU301は、補助記憶部304にインストールされた各種プログラム(データ収集プログラム、データ解析プログラム)を実行するコンピュータである。ROM302は、不揮発性メモリである。ROM302は、補助記憶部304に格納された各種プログラムをCPU301が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶部として機能する。具体的には、ROM302はBIOSやEFI等のブートプログラム等を格納する。
RAM303は、DRAMやSRAM等の揮発性メモリであり、主記憶部として機能する。RAM303は、補助記憶部304に格納された各種プログラムがCPU301によって実行される際に展開される、作業領域を提供する。
補助記憶部304は、サーバ装置120にインストールされた各種プログラムや、各種プログラムを実行する際に用いるデータ(測定データ)等を格納する。
操作部305は、解析者によるサーバ装置120への各種指示の入力を受け付ける。表示部306は、サーバ装置120の内部情報を表示する。通信部307は、携帯端末110_1〜110_nと接続し、携帯端末110_1〜110_nに対して要求情報を送信したり、携帯端末110_1〜110_nから対象データ、位置データ、時刻データを受信したりする。
<4.携帯端末の機能構成>
次に、携帯端末110_1〜110_nの機能構成について説明する。なお、本実施形態において、携帯端末110_1〜110_nはいずれも同様の機能構成を有しているものとする。そこで、以下では、携帯端末110_1の機能構成について説明する。
図4は、携帯端末110_1の機能構成の一例を示す図である。携帯端末110_1には、測定データ処理プログラムがインストールされており、携帯端末110_1は、当該プログラムを実行することで、測定データ処理部400として機能する。
図4に示すように、測定データ処理部400は、要求情報取得部410、条件選択部420、データ入力部430、測定状況判定部440、対象データ補正部450、送信部460を有する。
要求情報取得部410は、サーバ装置120より送信された要求情報を取得し、要求情報が要求する対象データ(解析の目的に応じた対象データ)の種類を識別する。要求情報取得部410は、識別した対象データの種類を、条件選択部420と測定状況判定部440に通知する。
条件選択部420は、対象データの種類を受信すると、当該種類の対象データを測定するのに適切でない測定状況と、測定状況が適切でないと判定するための条件とが規定された判定条件情報を、判定条件情報格納部470より読み出す。また、条件選択部420は、読み出した判定条件情報を測定状況判定部440に通知する。
データ入力部430は、各取得部等において取得された測定データの入力を受け付ける。本実施形態において、データ入力部430は、温度データ、気圧データ、照度データ、位置データ、加速度データ、音声データ、方位データ、生体データ、カメラデータ、テキストデータの入力を受け付ける。なお、テキストデータは、操作部206において文字入力が行われることで取得されるものとする。
測定状況判定部440は、データ入力部430において入力を受け付けた測定データが、条件選択部420より通知された判定条件情報に示された条件に合致するか否かを判定する。判定条件情報に示された条件に合致する場合、測定状況判定部440では、対象データを測定した際の携帯端末110_1の測定状況が適切でないと判定する。
この場合、測定状況判定部440では、データ入力部430において入力を受け付けた測定データの中に、要求情報取得部410より通知された種類の対象データが含まれていた場合であっても、当該測定データを対象データ補正部450に通知することはない。
一方、判定条件情報に示された条件に合致しない場合、測定状況判定部440では、対象データを測定した際の測定状況が適切であったと判定する。
この場合、測定状況判定部440では、データ入力部430において入力を受け付けた測定データから、要求情報取得部410より通知された種類の対象データを抽出し、対象データ補正部450に通知する。更に、測定状況判定部440では、データ入力部430において入力を受け付けた位置データを、送信部460に通知する。
対象データ補正部450は、測定状況判定部440より対象データの通知を受信すると、当該対象データに対して、当該対象データの種類に応じた補正を行う。具体的には、当該対象データの測定に用いた測定センサ固有のノイズ(つまり、機器ノイズ)を、当該対象データから除去する補正を行う。対象データ補正部450は、機器ノイズを除去した対象データを、送信部460に通知する。
送信部460は、現在の時刻データを取得し、対象データ補正部450より通知された対象データと、測定状況判定部440より通知された位置データと共に、サーバ装置120に送信する。
<5.判定条件情報の説明>
次に、判定条件情報格納部470に格納された判定条件情報について説明する。図5は、判定条件情報の一例を示す図である。なお、図5は、要求情報が要求する対象データの種類が"屋外での気温データ"であった場合に、条件選択部420により読み出される判定条件情報500の一例を示している。
図5に示すように、判定条件情報500は情報の項目として、"対象データの種類"、"対象データに対して適切でない測定状況"、"測定状況の判定に用いる測定データ"、"測定状況が適切でないと判定するための条件"が含まれる。
"対象データの種類"には、サーバ装置120より送信される要求情報が要求する、対象データの種類に対応した情報が格納される。図5の例は、判定条件情報500が、要求情報として"屋外での気温データ"を要求した場合に読み出された判定条件情報であることを示している。
"対象データに対して適切でない測定状況"には、要求情報が要求する種類の対象データを測定するのに適切でない測定状況に関する情報が格納される。図5の例は、要求情報が要求する対象データの種類が、"屋外での気温データ"であるため、屋外での気温データを測定するのに適切でない測定状況に関する情報が格納されている。具体的には、
・ユーザが屋内にいる、
・ユーザがビルの屋上にいる、
・携帯端末がユーザのポケットやバックの中に入っている、
・ユーザが乗り物に乗っている、
・ユーザが人ごみにいる、
等の情報が格納されている。ユーザが屋内にいたり、乗り物(例えば、空調機のある乗り物)に乗っている場合、携帯端末110_1が内蔵する温度センサにより測定された温度データは、屋外の気温データを適切に示しているとは言い難い。また、ユーザがビルの屋上にいたり、人ごみにいる場合、携帯端末110_1が内蔵する温度センサにより測定された温度データには、誤差が含まれる。同様に、携帯端末がポケットやバックの中に入っている場合、携帯端末110_1が内蔵する温度センサにより測定された温度データは、ユーザの体温の影響を受ける。
このように、"対象データに対して適切でない測定状況"には、携帯端末110_1が内蔵する測定センサが測定データを測定するにあたり、適切でない測定状況に関する情報が格納されている。
"測定状況の判定に用いる測定データ"には、"対象データに対して適切でない測定状況"に該当するか否かを判定するために用いる測定データの種類が格納される。
具体的には、ユーザが屋内にいるか否かは、携帯端末110_1に内蔵されたGPSセンサにより検知された位置データに基づいて判定を行う。同様に、ユーザがビルの屋上にいるか否かは、携帯端末110_1に内蔵されたGPSセンサにより検知された位置データに基づいて判定を行う。
また、携帯端末がユーザのポケットやバックの中に入っているか否かは、携帯端末110_1に内蔵された照度センサにより測定された照度データに基づいて判定を行う。
また、ユーザが乗り物に乗っているか否かは、携帯端末110_1に内蔵された加速度センサにより測定された加速度データに基づいて判定を行う。更に、ユーザが人ごみにいるか否かは、携帯端末110_1に内蔵された音声センサにより測定された音声データに基づいて判定を行う。
"測定状況が適切でないと判定するための条件"には、測定状況判定部440が"測定状況の判定に用いる測定データ"に基づいて、測定状況が適切でないと判定するための条件が規定されている。
具体的には、ユーザが屋内にいるか否かは、位置データが、所定の領域に含まれるか否かに基づいて判定する。所定の領域に含まれると判定した場合、測定状況判定部440は、ユーザが屋内にいると判定し、所定の領域に含まれないと判定した場合、測定状況判定部440は、ユーザが屋外にいると判定する。
また、ユーザがビルの屋上にいるか否かは、位置データ(緯度データ及び経度データ)が所定の領域に含まれ、かつ、位置データ(高度データ)が所定の高度に合致するか否かに基づいて判定を行う。所定の領域に含まれないと判定した場合、または、所定の高度に合致しないと判定した場合、測定状況判定部440は、ユーザがビルの屋上にいないと判定する。一方、所定の領域に含まれ、かつ、所定の高度に合致すると判定した場合、測定状況判定部440は、ユーザがビルの屋上にいると判定する。
また、携帯端末110_1がユーザのポケットやバックの中に入っているか否かは、照度データが、所定の照度値以下であるか否かに基づいて判定を行う。所定の照度値以下であると判定した場合、測定状況判定部440は、携帯端末がユーザのポケットやバックの中に入っていると判定する。一方、所定の照度値より大きいと判定した場合、測定状況判定部440は、携帯端末110_1がユーザのポケットやバックの中に入っていないと判定する。
また、ユーザが乗り物に乗っているか否かは、加速度データに基づいて算出されるユーザの移動速度が、所定の速度値以上であるか否かに基づいて判定を行う。ユーザの移動速度が所定の速度値以上であると判定した場合、測定状況判定部440は、ユーザが乗り物に乗っていると判定する。一方、ユーザの移動速度が所定の速度値未満であると判定した場合、測定状況判定部440は、ユーザが乗り物に乗っていないと判定する。
更に、ユーザが人ごみにいるか否かは、音声データに基づいて算出されるユーザ周辺の音量が所定の音量以上であるか否かに基づいて判定を行う。所定の音量以上であると判定した場合、測定状況判定部440は、ユーザが人ごみの中にいると判定する。一方、所定の音量未満であると判定した場合、測定状況判定部440は、ユーザが人ごみの中にいないと判定する。
このように、判定条件情報500を用いれば、要求情報が要求する種類の対象データを測定した際、適切な測定状況であったか否かを、当該対象データ以外の測定データに基づいて判定を行うことができる。
なお、図5の右側に示したデータ取得状況及び条件成否判定結果510は、端末ID=Aの携帯端末110_1が、屋外での気温データを取得するのに適した測定状況で温度データを測定したのか否かを、判定条件情報500を用いて判定した様子を示している。
データ取得状況及び条件成否判定結果510によれば、携帯端末110_1は、取得した位置データが所定の領域に含まれていない(条件に合致しない)と判定している。
また、データ取得状況及び条件成否判定結果510によれば、携帯端末110_1は、取得した位置データが所定の領域に含まれていない、または、所定の高度に合致していない(条件に合致しない)と判定している。
また、データ取得状況及び条件成否判定結果510によれば、携帯端末110_1は、取得した照度データが所定の照度値より大きい(条件に合致しない)と判定している。
また、データ取得状況及び条件成否判定結果510によれば、携帯端末110_1は、取得した加速度データに基づいて算出されるユーザの移動速度が、所定の速度値以上である(条件に合致する)と判定している。
更に、データ取得状況及び条件成否判定結果510によれば、携帯端末110_1は、音声データを取得することができなかったため、音量が所定の音量以上であるか否かの判定を行っていない。
ここで、測定状況判定部440では、対象データ以外の測定データが、"測定状況が適切でないと判定するための条件"のうちのいずれか1つの条件にでも合致していれば、当該対象データを測定した際の測定状況が適切でなかったと判定する。データ取得状況及び条件成否判定結果510の場合、加速度データに基づいて算出されるユーザの移動速度が条件に合致してしまっている。
このため、測定状況判定部440では、気温データを測定した際の測定状況が適切でなかったと判定することになる(測定状況判定結果520参照)。
<6.測定データ収集処理の流れ>
次に、携帯端末110_1の測定データ処理部400により実行される測定データ収集処理の流れについて説明する。
図6は、測定データ処理部400により実行される測定データ収集処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS601において、要求情報取得部410は、サーバ装置120より要求情報を受信したか否かを判定する。ステップS601において、要求情報を受信していないと判定した場合には、要求情報を受信するまで待機する。
一方、ステップS601において要求情報を受信したと判定した場合には、ステップS602に進む。ステップS602において、要求情報取得部410は、受信した要求情報が要求する対象データの種類を識別し、識別した対象データの種類を、条件選択部420及び測定状況判定部440に通知する。
ステップS603において、条件選択部420は、要求情報取得部410より通知された対象データの種類に対応する判定条件情報500を判定条件情報格納部470より読み出し、測定状況判定部440に通知する。
ステップS604において、測定状況判定部440は、データ入力部430に入力された測定データのうち、測定状況の判定に用いる測定データを取得する。測定状況判定部440は、判定条件情報500に基づいて、測定状況の判定に用いる測定データを取得する。
ステップS605において、測定状況判定部440は、測定状況が適切でないと判定するための条件に、ステップS604において取得した測定データが合致するか否か(測定状況が適切か否か)を判定する。ステップS605において、測定状況が適切でない(条件に合致する)と判定した場合には、ステップS609に進む。この場合、取得した対象データはサーバ装置120に送信されない。
一方、ステップS605において、測定状況が適切である(条件に合致しない)と判定した場合には、ステップS606に進む。ステップS606において、測定状況判定部440は、要求情報取得部410より通知された種類の対象データを、データ入力部430より抽出し、対象データ補正部450に通知する。また、測定状況判定部440は、データ入力部430より位置データを抽出し、送信部460に通知する。
ステップS607において、対象データ補正部450は、測定状況判定部440より通知された対象データを補正する。また、対象データ補正部450は、補正した対象データを、送信部460に通知する。
ステップS608において、送信部460は、対象データと、位置データと、現在の時刻を示す時刻データとを、サーバ装置120に送信する。
ステップS609において、要求情報取得部410は、測定データ収集処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合には、ステップS601に戻る。一方、終了すると判定した場合には、測定データ収集処理を終了する。
<7.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態における測定データ収集システムは、
・要求情報が要求する種類の対象データを携帯端末からサーバ装置に送信するにあたり、携帯端末が当該対象データを測定した際の測定状況を判定する構成とした。
・対象データを測定した際の測定状況が適切でないと判定した場合、当該対象データはサーバ装置に送信せず、測定状況が適切であると判定した場合のみ、当該対象データをサーバ装置に送信する構成とした。
・測定状況が適切であるか否かの判定を、要求情報が要求する種類の対象データ以外の測定データを用いて、判定条件情報に基づいて行う構成とした。
これにより、サーバ装置では、要求情報が要求する対象データであって、解析の目的に応じた適切な測定条件のもとで測定された対象データを収集することが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、要求情報を受信した携帯端末ごとに、取得した対象データが適切な測定状況のもとで測定された対象データであるか否かを判定し、適切な測定状況のもとで測定されたと判定した対象データのみを、サーバ装置に送信する構成とした。
これに対して、第2の実施形態では、各携帯端末が取得可能な全ての測定データをサーバ装置に送信する。そして、サーバ装置側で対象データが適切な測定状況のもとで測定された対象データであるか否かの判定を行う。このとき、本実施形態では、他の携帯端末において測定された測定データも加味して測定状況の判定を行う。以下、第2の実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
<1.測定データ収集システム>
はじめに、第2の実施形態における測定データ収集システム100の全体構成について説明する。図7は、第2の実施形態における測定データ収集システム100の全体構成の一例を示す図である。
図7に示すように、測定データ収集システム100を構成する装置は、上記第1の実施形態において、図1を用いて説明した測定データ収集システム100を構成する装置と同じである。図1との相違点は、サーバ装置700から携帯端末110_1〜110_nそれぞれに送信される要求情報の内容と、携帯端末110_1〜110_nからサーバ装置120に送信される測定データと、サーバ装置700内の機能である。
図7に示すように、第2の実施形態におけるサーバ装置700では、携帯端末110_1〜110_nそれぞれに対して、携帯端末110_1〜110_nそれぞれが取得可能な全ての測定データを送信するよう要求する。また、携帯端末110_1〜110_nではサーバ装置700に対して、携帯端末110_1〜110_nそれぞれが取得可能な全ての測定データを送信する。
更に、図7に示すように、サーバ装置700は、データ入力部701と、測定状況判定部702、条件選択部703、対象データ補正部704、データ解析部122を有するとともに、測定データ格納部123に加え、判定条件情報格納部710を有する。なお、サーバ装置700のこれら各部の機能については、以下に詳説する。
<2.サーバ装置の機能構成>
図8は、サーバ装置700の機能構成の一例を示す図である。図8において、条件選択部703は、解析の目的に応じた測定データ(対象データ)の種類が解析者により指定されると、これを受け付ける。また、条件選択部703は、指定された種類の対象データを測定するのに適切でない測定状況と、測定状況が適切でないと判定するための条件とが規定された判定条件情報を判定条件情報格納部710より読み出し、測定状況判定部702に通知する。
データ入力部701は、携帯端末110_1〜110_nが取得可能な全ての測定データについて入力を受け付ける。本実施形態において、データ入力部701は、携帯端末110_1〜110_nがそれぞれ取得可能な、温度データ、気圧データ、照度データ、位置データ、加速度データ、音声データの入力を受け付ける。更には、方位データ、生体データ、カメラデータ、テキストデータ、時刻データの入力を受け付ける。図8では、説明の便宜上、携帯端末110_1と携帯端末110_2が取得可能な全ての測定データについて、入力を受け付けた様子を示している。なお、携帯端末110_1を所持するユーザと、携帯端末110_2を所持するユーザとは、互いに近い位置(所定範囲内)にいる関係にあるものとする。
測定状況判定部702は、データ入力部701において入力を受け付けた測定データが条件選択部703より通知された判定条件情報に示された条件に合致するか否かを判定する。
なお、測定状況判定部702では、条件に合致するか否かを判定する前に、データ入力部701において入力を受け付けた位置データを用いて、各携帯端末を所持するユーザが、互いに近い位置にいるか否かの判定を行う。また、互いに近い位置にいると判定したユーザが所持する携帯端末それぞれから送信された測定データをグルーピングしておく。
本実施形態において、測定状況判定部702は、グルーピングにより同じグループに属すると判定した測定データごとに、判定条件情報に示された条件に合致するか否かの判定を行う。なお、ここでは、携帯端末110_1から送信された測定データと、携帯端末110_2から送信された測定データとは、同じグループに属すると判定されているものとする。
具体的には、測定状況判定部702では、携帯端末110_1から送信された対象データについて、携帯端末110_1から送信された対象データ以外の測定データと、携帯端末110_2から送信された測定データとを用いて測定状況の判定を行う。
同様に、測定状況判定部702では、携帯端末110_2から送信された対象データについて、携帯端末110_2から送信された対象データ以外の測定データと、携帯端末110_1から送信された測定データとを用いて測定状況の判定を行う。
判定の結果、判定条件情報に示された条件に合致する場合、測定状況判定部702では、対象データを測定した際の携帯端末110_1、110_2の測定状況が適切でないと判定する。
この場合、測定状況判定部702では、データ入力部701において入力を受け付けた測定データの中に、指定された種類の対象データが含まれていた場合であっても、当該測定データを対象データ補正部704に通知することはない。
一方、判定条件情報に示された条件に合致しない場合、測定状況判定部702では、対象データを測定した際の携帯端末110_1、110_2の測定状況が適切であったと判定する。
この場合、測定状況判定部702では、データ入力部701において入力を受け付けた測定データから、指定された種類の対象データを抽出し、対象データ補正部704に通知する。また、測定状況判定部702は、データ入力部701において入力を受け付けた位置データ及び時刻データを、データ解析部122に通知する。
対象データ補正部704は、測定状況判定部702より対象データの通知を受信すると、当該対象データに対して、当該対象データの種類に応じた補正を行う。具体的には、当該対象データの測定に用いた測定センサ固有のノイズ(つまり、機器ノイズ)を、当該対象データから除去する補正を行う。対象データ補正部704は、機器ノイズを除去した対象データを、データ解析部122に通知する。
ここで、データ解析部122の機能は、上記第1の実施形態において図1を用いて説明したデータ解析部122と同様であるため説明を省略する。
<3.判定条件情報の説明>
次に、判定条件情報格納部710に格納された判定条件情報について説明する。図9は、判定条件情報の一例を示す図である。なお、図9に示す判定条件情報500は、図5に示す判定条件情報500と同じである。一方、図9の右側に示したデータ取得状況及び条件成否判定結果900は、図5の右側に示したデータ取得状況及び条件成否判定結果510とは異なる。そこで、以下では、主に、データ取得状況及び条件成否判定結果900について説明する。
上述したように、端末ID=Aにより特定される携帯端末110_1から送信される測定データと、端末ID=Bにより特定される携帯端末110_2から送信される測定データとは、同じグループに属する。このため、測定状況が適切であったか否かを判定条件情報500を用いて判定するにあたり、測定状況判定部702では、携帯端末110_1から送信される測定データと、携帯端末110_2から送信される測定データの両方を用いる。
データ取得状況及び条件成否判定結果900によれば、測定状況判定部702は、携帯端末110_1から送信された位置データが所定の領域に含まれていない(条件に合致しない)と判定している。同様に、携帯端末110_2から送信された位置データも所定の領域に含まれていない(条件に合致しない)と判定している。
また、データ取得状況及び条件成否判定結果900によれば、測定状況判定部702は、携帯端末110_1から送信された位置データが所定の領域に含まれない、または、所定の高度に合致しない(条件に合致しない)と判定している。同様に、携帯端末110_2から送信された位置データも所定領域に含まれない、または、所定の高度に合致しない(条件に合致しない)と判定している。
また、データ取得状況及び条件成否判定結果900によれば、測定状況判定部702は、携帯端末110_1から送信された照度データが所定の照度値より大きい(条件に合致しない)と判定している。同様に、携帯端末110_2から送信された照度データも所定の照度値より大きいと判定している。
また、データ取得状況及び条件成否判定結果900によれば、測定状況判定部702は、携帯端末110_1から加速度データを取得できなかったため、移動速度が所定の速度値以上であるか否かの判定を行っていない。一方、測定状況判定部702は、携帯端末110_2から送信された加速度データに基づいて算出した移動速度が所定の速度値以上である(条件に合致する)と判定している。
更に、データ取得状況及び条件成否判定結果900によれば、測定状況判定部702は、携帯端末110_1から音声データを取得することができなかったため、音量が所定の音量以上であるか否かの判定を行っていない。同様に、携帯端末110_2から音声データを取得することができなかったため、音量が所定の音量以上であるか否かの判定を行っていない。
ここで、測定状況判定部702では、対象データ以外の測定データであって同じグループに属する測定データが、"測定状況が適切でないと判定するための条件"のうちのいずれか1つの条件にでも合致していれば、測定状況が適切でなかったと判定する。データ取得状況及び条件成否判定結果900の場合、携帯端末110_2から送信された加速度データに基づいて算出されるユーザの移動速度が条件に合致してしまっている。
このため、データ取得状況及び条件成否判定結果900の場合、測定状況判定部702では、気温データを測定した際の測定状況が適切でなかったと判定する(測定状況判定結果910参照)。更に、気温データを測定した際の測定状況が適切でなかったと判定する(測定状況判定結果920参照)。
なお、図9の例では、携帯端末110_1と携帯端末110_2の両方から温度データが送信された場合について示したが、例えば、携帯端末110_1のみから温度データが送信された場合も同様である。この場合、測定状況判定部702では、携帯端末110_1から送信された温度データの測定状況を、携帯端末110_2から送信された測定データ(例えば、加速度データ)に基づいて判定していることになる。
<4.測定データ収集処理の流れ>
次に、サーバ装置120により実行される測定データ収集処理の流れについて説明する。図10は、サーバ装置120により実行される測定データ収集処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1001において、条件選択部703は、解析の目的に応じた測定データである対象データの種類について、指定を受け付けたか否かを判定する。
ステップS1001において、対象データの種類の指定を受け付けていないと判定した場合には、指定を受け付けるまで待機する。一方、ステップS1001において、指定を受け付けたと判定した場合には、ステップS1002に進む。
ステップS1002において、条件選択部703は、対象データの種類を識別する。ステップS1003において、条件選択部703は、識別した対象データの種類に対応する判定条件情報500を判定条件情報格納部710から読み出し、測定状況判定部702に通知する。
ステップS1004において、測定状況判定部702は、データ入力部701において入力を受け付けた測定データから位置データを抽出する。また、測定状況判定部702は、抽出した位置データに基づいて、携帯端末を所持するユーザ同士が近い位置にいるか否かを判定する。更に、測定状況判定部702は、互いに近い位置にいるユーザがそれぞれ所持している携帯端末を同じグループに分類し、同じグループに分類した携帯端末それぞれから送信された測定データをグルーピングする。
ステップS1005において、測定状況判定部702は、グルーピングした各グループをカウントするカウンタnに初期値(=1)を代入する。
ステップS1006において、測定状況判定部702は、データ入力部701に入力された測定データのうち、n番目のグループに属する測定データから、測定状況の判定に用いる測定データを取得する。なお、測定状況判定部702は、判定条件情報500に基づいて、測定状況の判定に用いる測定データを取得する。
ステップS1007において、測定状況判定部702は、測定状況が適切でないと判定するための条件に、ステップS1006において取得した測定データが合致するか否か(測定状況が適切か否か)を判定する。ステップS1007において、測定状況が適切でない(条件に合致する)と判定した場合には、ステップS1010に進む。この場合、データ入力部701において入力を受け付けた対象データは、データ解析部122に通知されない。
一方、ステップS1007において、測定状況が適切である(条件に合致しない)と判定した場合には、ステップS1008に進む。ステップS1008において、測定状況判定部702は、指定された種類の対象データを、データ入力部701より抽出し、対象データ補正部704に通知する。また、測定状況判定部702は、データ入力部701より位置データを抽出し、データ解析部122に通知する。更に、測定状況判定部702は、データ入力部701より時刻データを抽出し、データ解析部122に通知する。
ステップS1009において、対象データ補正部704は、測定状況判定部702より通知された対象データを補正する。また、対象データ補正部704は、補正した対象データをデータ解析部122に通知する。
ステップS1010において、測定状況判定部702は、グルーピングした全てのグループを対象として、ステップS1006からステップS1009の処理を実行したか否かを判定する。
ステップS1010において、処理を実行していないグループがあると判定した場合には、ステップS1011に進む。ステップS1011において、グループカウンタnをインクリメントして、ステップS1006に戻る。
一方、ステップS1010において、全てのグループについて処理を実行したと判定した場合には、ステップS1012に進む。
ステップS1012において、測定状況判定部702は、測定データ収集処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合には、ステップS1001に戻る。一方、ステップS1012において、終了すると判定した場合には、測定データ収集処理を終了する。
<5.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態における測定データ収集システムは、
・各携帯端末において取得された測定データ(解析の目的に応じた対象データを含む)を全てサーバ装置に送信する構成とした。
・解析の目的に応じた対象データのうち、測定された際の測定状況が適切でないと判定された対象データは、データ解析部に通知せず、測定状況が適切であると判定された対象データのみを、データ解析部に通知する構成とした。
・測定状況が適切であるか否かの判定を、対象データが取得された携帯端末以外の他の携帯端末において取得された測定データも用いて、判定条件情報に基づいて行う構成とした。
・他の携帯端末において取得された測定データとして、対象データが取得された携帯端末と近い位置にある携帯端末において取得された測定データを用いる構成とした。
これにより、サーバ装置では、解析の目的に応じた適切な測定条件のもとで測定された対象データを収集し、解析することが可能となる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、複数の携帯端末においてそれぞれ取得された対象データであって、適切な測定状況のもとで測定された対象データを、データ解析部122による解析に用いるものとして説明した。しかしながら、複数の携帯端末においてそれぞれ取得された対象データであって、適切な測定状況のもとで測定された対象データについては、所定の指標のもとでグルーピングし、各グループごとに、平均化処理したうえで解析に用いるように構成してもよい。これにより、解析に用いられる対象データの誤差をより小さくすることができる。
また、上記第1及び第2の実施形態では、データ解析部122における処理例として、気温データを用いて、気温マップを作成する例を挙げたが、データ解析部122における処理例はこれに限定されない。例えば、データ解析部122では、照度データ等を用いて、街灯の明るさマップ等を作成してもよい。
あるいは、データ解析部122では、複数種類の対象データを組み合わせて解析を行ってもよい。例えば、気温データ、気圧データ等を組み合わせて天気予報地図を作成してもよい。また、音声データの認識精度を上げるために、音声データの取得前後において入力されたテキストデータ(検索クエリとして入力されたテキストデータ)を音声データと組み合わせて、音声データの認識処理を行うようにしてもよい。
[第4の実施形態]
上記第2及び第3の実施形態では、複数の携帯端末において取得された測定データを、対象データを測定した際の測定状況の判定に用いる構成とした。これに対して、第4の実施形態では、複数の携帯端末において取得された測定データを、対象データの補正に用いる構成について説明する。
<1.測定データ収集システムの構成>
はじめに、第4の実施形態における測定データ収集システムの全体構成について説明する。図11は、第4の実施形態における測定データ収集システムの全体構成の一例を示す図である。
図11に示すように、第4の実施形態における測定データ収集システム100を構成する装置は、上記第2の実施形態において、図7を用いて説明した測定データ収集システム100を構成する装置と同じである。図7との相違点は、サーバ装置1100が有する機能である。
図11に示すように、サーバ装置1100は、図7に示すサーバ装置700の機能に加え、更に補正条件判定部1101を有している。また、サーバ装置1100は、図7に示すサーバ装置700が有する格納部に加え、更に、補正条件情報格納部1110を有している。以下、サーバ装置1100の機能構成の詳細について、図12を用いて説明する。
<2.サーバ装置の機能構成>
図12は、第4の実施形態におけるサーバ装置1100の機能構成の一例を示す図である。図12に示すように、サーバ装置1100は、データ入力部701、測定状況判定部702、条件選択部703、対象データ補正部704、データ解析部122に加え、補正条件判定部1101を有する。また、サーバ装置1100は、測定データ格納部123、判定条件情報格納部710に加え、補正条件情報格納部1110を有する。
なお、データ入力部701、測定状況判定部702、条件選択部703、データ解析部122については、既に説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
補正条件判定部1101は、解析の目的に応じた対象データの種類が解析者により指定されると、これを受け付ける。また、補正条件判定部1101は、指定された種類の対象データを補正する際の補正条件を示した補正条件情報を、補正条件情報格納部1110より読み出し、対象データ補正部704に通知する。
対象データ補正部704は、測定状況判定部702より通知された対象データを受信する。また、対象データ補正部704は、補正条件判定部1101より通知された補正条件情報に基づいて、補正の要否を判定するための測定データを、測定状況判定部702より取得する。
また、対象データ補正部704は、補正の要否を判定するための測定データに基づいて、対象データについての補正の要否を判定するとともに、補正が必要と判定した場合には、対象データを補正する。なお、対象データ補正部704では、対象データを補正するにあたり、測定状況判定部702より取得した測定データを用いる。
更に、対象データ補正部704は、補正した対象データをデータ解析部122に通知する。
<3.判定条件情報及び補正条件情報の説明>
次に、判定条件情報格納部710に格納された判定条件情報と、補正条件情報格納部1110に格納された補正条件情報について説明する。
図13は、判定条件情報の一例と、補正条件情報の一例とを示す図である。図13(a)に示す判定条件情報1300は、解析の目的に応じた対象データの種類が"音声データ"であった場合に、条件選択部703により読み出される判定条件情報である。なお、説明を簡略化するために、図13(a)では、"対象データに対して適切でない測定状況"、"測定状況の判定に用いる測定データ"、"測定状況が適切でないと判定するための条件"についての規定を省略している。このため、図13(a)の右側に示した測定状況判定結果1320は、携帯端末110_1において取得した音声データの測定時の測定状況が適切であると判定された判定結果となる。
図13(b)に示す補正条件情報1330は、解析の目的に応じた対象データの種類が"音声データ"であった場合に、補正条件判定部1101により読み出される補正条件情報である。
図13(b)に示すように、補正条件情報1330は、情報の項目として、"対象データの種類"、"対象データに対して補正が必要な状況"、"補正要否を判定するための測定データ"、"補正要否を判定するための条件"、"補正可否の条件"が含まれる。
"対象データの種類"には、解析の目的に応じた対象データの種類に対応する情報が格納される。図13(b)に示す補正条件情報1330は、解析の目的に応じた対象データの種類が音声データであったことを示している。
"対象データに対して補正が必要な状況"には、対象データに対して補正が必要な状況に関する情報が格納されている。図13(b)の例では、音声データに対して補正が必要な状況に関する情報として、
・ユーザが交通量の多い地点(例えば、交差点付近)にいる、
・ユーザが乗り物(電車)に乗っている、
等の情報が格納されている。ユーザが交通量の多い地点(例えば、交差点付近)にいたり、電車等の乗り物に乗っている場合、ユーザが発した声以外の音が背景ノイズとして測定されることになる。このため、このような測定状況で測定された音声データは補正が必要である。
"補正要否を判定するための測定データ"には、"対象データに対して補正が必要な状況"に該当するか否かを判定するための測定データが規定されている。
具体的には、対象データ補正部704では、ユーザが交通量の多い地点にいるか否かは、携帯端末110_1に内蔵されたGPSセンサにより検知された位置データに基づいて判定を行う。また、ユーザが乗り物に乗っているか否かは、携帯端末110_1に内蔵された加速度センサにより測定された加速度データに基づいて判定を行う。
"補正要否を判定するための条件"には、"補正要否を判定するための測定データ"に規定された各測定データに基づいて、補正が必要と判定するための条件が規定されている。
具体的には、対象データ補正部704では、ユーザが交通量の多い地点にいるか否かは、位置データが、所定の領域に含まれるか否かに基づいて判定を行う。所定の領域に含まれると判定した場合、対象データ補正部704では、ユーザが交通量の多い地点にいると判定する。一方、所定の領域に含まれないと判定した場合、対象データ補正部704では、ユーザが交通量の多い地点にいないと判定する。
また、ユーザが乗り物に乗っているか否かは、加速度データに基づいて算出されるユーザの移動速度が、所定の速度値以上であるか否かに基づいて判定を行う。ユーザの移動速度が所定の速度値以上であると判定した場合、対象データ補正部704では、ユーザが乗り物に乗っていると判定する。一方、ユーザの移動速度が所定の速度値未満であると判定した場合、対象データ補正部704では、ユーザが乗り物に乗っていないと判定する。
このように、補正条件情報1330を用いれば、測定状況判定部702により抽出された対象データについて補正が必要であるか否かを、対象データ以外の測定データに基づいて判定することができる。
"補正可否の条件"には、対象データについて補正が必要であると判定した場合において、補正が可能か否かを判定するための条件が規定されている。具体的には、
・対象データを取得した携帯端末の近くに、他の携帯端末がある、かつ、他の携帯端末からも音声データを取得している、
等の条件が規定されている。対象データを取得した携帯端末の近くに、他の携帯端末があり、当該他の携帯端末からも音声データを取得している場合、当該他の携帯端末の音声データを用いて、対象データである音声データの背景ノイズを除去する補正を行うことができる。
なお、図13(b)の右側に示した条件成否判定結果1340は、補正条件情報1330に基づいて対象データ補正部704が判定した判定結果の一例を示している。
条件成否判定結果1340によれば、対象データ補正部704は、携帯端末110_1から送信された位置データが所定の領域に含まれる(補正要否の条件に合致する)と判定している。
また、条件成否判定結果1340によれば、対象データ補正部704は、携帯端末110_1の近くに携帯端末110_2があると判定し、携帯端末110_2から送信された音声データを取得した(補正可否の条件に合致する)と判定している。
また、条件成否判定結果1340によれば、対象データ補正部704は、携帯端末110_1から送信された加速度データに基づいて算出される移動速度が所定の速度値未満である(補正要否の条件に合致しない)と判定している。なお、対象データ補正部704では、補正要否の条件に合致しないと判定した場合には、補正可否の条件に合致する否かの判定は行わない。
ここで、対象データ補正部704では、"補正要否を判定するための条件"に規定された条件のうちのいずれか1つに合致し、かつ、当該合致した補正要否の条件に対応して規定された"補正可否の条件"にも合致すると判定した場合に、対象データの補正を行う。
具体的には、対象データ補正部704は、対象データに対して、補正条件情報1330に基づく判定結果に応じた補正を行う。図13(b)の例では、対象データ補正部704は、音声データに対して補正を行うべく、携帯端末110_2において取得された音声データを抽出し、当該音声データを用いて、携帯端末110_1において取得された対象データの音声データを補正する。
なお、携帯端末110_2を所持するユーザは、携帯端末110_1を所持するユーザの近くにいる(すなわち、同じ交差点にいる)が発話しておらず、背景ノイズの音声データのみを取得しているものとする。
このため、対象データ補正部704は、携帯端末110_1により取得された対象データである音声データから、携帯端末110_2により取得された音声データを差し引くことで、携帯端末110_1により取得された音声データを補正することができる。つまり、対象データである音声データから、携帯端末110_1を所持するユーザの発話内容を抽出することができる。
<4.測定データ収集処理の流れ>
次に、サーバ装置120により実行される測定データ収集処理の流れについて説明する。図14は、サーバ装置120により実行される測定データ収集処理の流れを示すフローチャートである。なお、図10において示した測定データ収集処理の工程と同様の工程については同じ符号を付すこととし、ここでは説明を省略する。
図10において示した測定データ収集処理の工程との主な違いは、ステップS1401〜S1405である。
ステップS1401において、補正条件判定部1101は、対象データの種類に応じた補正条件情報1330を読み出し、対象データ補正部704に通知する。また、対象データ補正部704は、補正条件情報1330を参照して、補正要否の判定に用いる測定データを取得する。
ステップS1402において、対象データ補正部704は、補正条件情報1330を参照して、補正要否の判定に用いる測定データが、補正要否を判定するための条件を満たすか否か(補正が必要か否か)を判定する。
ステップS1402において、補正が必要でないと判定された場合には、ステップS1012に進む。一方、補正が必要であると判定された場合には、ステップS1403に進む。
ステップS1403において、対象データ補正部704は、補正条件情報1330を参照して、測定状況判定部702より補正可否の判定に用いる測定データを取得する。また、対象データ補正部704は、補正可否の判定に用いる測定データが、補正可否の条件を満たすか否か(補正が可能か否か)を判定する。
ステップS1403において、補正不可であると判定した場合には、ステップS1012に進む。一方、補正が可能であると判定された場合には、ステップS1404に進む。
ステップS1404において、対象データ補正部704は、補正に必要な測定データを測定状況判定部702より取得する。ステップS1405において、対象データ補正部704は、補正に必要な測定データを用いて対象データを補正する。
<5.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態における測定データ収集システムは、複数の携帯端末において取得された測定データを、対象データの補正に用いる構成とした。これにより、本実施形態によれば、より精度の高い対象データを用いて、サーバ装置における解析を行うことが可能となる。
[その他の実施形態]
上記第4の実施形態では、対象データ補正部704による対象データの補正例として、音声データの背景ノイズを除去する補正について説明した。しかしながら、対象データ補正部704による対象データの補正例は、これに限定されない。例えば、対象データが気圧データであった場合、気圧データを位置データ(高度データ)に基づいて補正してもよい。あるいは、対象データがカメラデータであった場合、当該カメラデータのホワイトバランスを、照度データに基づいて補正してもよい。
また、対象データ補正部704による対象データの補正は、他の測定データに基づいて行う場合に限られず、予め定められた補正データを用いて補正するように構成してもよい。例えば、音声データの背景ノイズの除去に際しては、他の携帯端末から送信された音声データを用いるのではなく、予め背景ノイズとして登録した補正データを用いて、音声データの背景ノイズを除去する補正を行ってもよい。
また、上記第1乃至第4の実施形態では、予め定められた要求情報を携帯端末に送信する構成とした。しかしながら、本発明はこれに限定されず、サーバ装置における解析内容に応じて要求情報を生成するようにしてもよい。また、新たな要求情報を生成するごとに、該生成した新たな要求情報に応じた、判定条件情報を生成するようにしてもよい。あるいは、新たな要求情報を生成するごとに、該生成した新たな要求情報に応じた、判定条件情報を生成するようにしてもよい。更に、判定条件情報を新たに生成した場合にあっては、当該新たに生成した判定条件情報を、携帯端末に送信するように構成してもよい。
また、測定データ収集システム100において用いる測定センサは、上記第1乃至第4の実施形態において説明した測定センサに限定されず、その他の測定センサを用いるように構成してもよい。
また、測定データ収集システム100において用いる端末装置は、上記第1乃至第4の実施形態において説明した携帯端末に限定されず、携帯端末以外の任意の端末装置(例えば、カーナビゲーション装置等)を用いるように構成してもよい。
また、測定データ収集システム100において、携帯端末が有する機能とサーバ装置が有する機能の配分は、上記第1乃至第4の実施形態において説明した配分に限定されるものではない。例えば、携帯端末が有するものとして説明した機能の一部は、サーバ装置が有していてもよい。あるいは、サーバ装置が有するものとして説明した機能の一部は、携帯端末が有していてもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :測定データ収集システム
110_1〜110_n :携帯端末
120 :サーバ装置
121 :データ収集部
122 :データ解析部
400 :測定データ処理部
410 :要求情報取得部
420 :条件選択部
430 :データ入力部
440 :測定状況判定部
450 :対象データ補正部
460 :送信部
500 :判定条件情報
701 :データ入力部
702 :測定状況判定部
703 :条件選択部
704 :対象データ補正部
1101 :補正条件判定部
1300 :判定条件情報
1330 :補正条件情報

Claims (13)

  1. 第1のセンサにより測定された第1のデータであって、端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力手段と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記端末装置の状況を判定する判定手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記入力手段により入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とする測定データ収集システム。
  2. 前記状況を判定するための条件が、前記第1のデータの種類に応じて規定されていることを特徴とする請求項1に記載の測定データ収集システム。
  3. 複数の前記端末装置においてそれぞれ取得された前記第1のデータの中から、前記判定手段によりそれぞれ抽出された第1のデータを平均化する処理手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の測定データ収集システム。
  4. 第1のセンサにより測定された第1のデータであって、第1の端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力手段と、
    前記第1の端末装置の位置から所定範囲内の位置にある第2の端末装置を識別する識別手段と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記第2の端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記第1の端末装置の状況を判定する判定手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記入力手段により入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とする測定データ収集システム。
  5. 第3のセンサにより測定された第3のデータであって、前記第2の端末装置において取得された該第3のデータを用いて、前記判定手段により抽出された前記第1のデータを補正する補正手段を更に有することを特徴とする請求項4に記載の測定データ収集システム。
  6. サーバ装置と通信する端末装置であって、
    前記サーバ装置が送信する、所定の種類の測定データを要求する要求情報を受信する受信手段と、
    前記要求情報が要求する種類の測定データである第1のデータであって、第1のセンサにより測定された該第1のデータを入力する入力手段と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータに基づいて、前記第1のデータを測定した際の前記端末装置の状況を判定する判定手段と、
    前記入力手段により入力された前記第1のデータの中から、前記判定手段により前記状況に応じた第1のデータが抽出された場合に、該抽出された該第1のデータを前記サーバ装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする端末装置。
  7. 第1のセンサにより測定された第1のデータであって、端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力手段と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記端末装置の状況を判定する判定手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記入力手段により入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とするサーバ装置。
  8. 第1のセンサにより測定された第1のデータであって、第1の端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力手段と、
    前記第1の端末装置の位置から所定範囲内の位置にある第2の端末装置を識別する識別手段と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記第2の端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記第1の端末装置の状況を判定する判定手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記入力手段により入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とするサーバ装置。
  9. サーバ装置と通信する端末装置のコンピュータに、
    前記サーバ装置が送信する、所定の種類の測定データを要求する要求情報を受信する受信工程と、
    前記要求情報が要求する種類の測定データである第1のデータであって、第1のセンサにより測定された該第1のデータを入力する入力工程と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータに基づいて、前記第1のデータを測定した際の前記端末装置の状況を判定する判定工程と、
    前記入力工程において入力された前記第1のデータの中から、前記判定工程において前記状況に応じた第1のデータが抽出された場合に、該抽出された該第1のデータを前記サーバ装置に送信する送信工程と
    を実行させるためのプログラム。
  10. サーバ装置のコンピュータに、
    第1のセンサにより測定された第1のデータであって、端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力工程と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記端末装置の状況を判定する判定工程と、を実行させるためのプログラムであって、
    前記判定工程は、前記入力工程において入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とするプログラム。
  11. サーバ装置のコンピュータに、
    第1のセンサにより測定された第1のデータであって、第1の端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力工程と、
    前記第1の端末装置の位置から所定範囲内の位置にある第2の端末装置を識別する識別工程と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記第2の端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記第1の端末装置の状況を判定する判定工程と、を実行させるためのプログラムであって、
    前記判定工程は、前記入力工程において入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とするプログラム。
  12. 第1のセンサにより測定された第1のデータであって、端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力工程と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記端末装置の状況を判定する判定工程と、を有し、
    前記判定工程は、前記入力工程において入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とする測定データ収集方法。
  13. 第1のセンサにより測定された第1のデータであって、第1の端末装置において取得された該第1のデータを入力する入力工程と、
    前記第1の端末装置の位置から所定範囲内の位置にある第2の端末装置を識別する識別工程と、
    第2のセンサにより測定された第2のデータであって、前記第2の端末装置において取得された該第2のデータに基づいて、前記第1のデータを取得した際の前記第1の端末装置の状況を判定する判定工程と、を有し、
    前記判定工程は、前記入力工程において入力された前記第1のデータの中から、前記状況に応じた第1のデータを抽出することを特徴とする測定データ収集方法。
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