JP2017058133A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 さらなる小型化と信頼性の向上とを図ることが可能な半導体装置を提供すること。【解決手段】 厚さ方向において互いに反対側を向く主面11および裏面12を有し、少なくとも一部が半導体材料よりなる基板1と、基板1に支持された導電層3と、導電層3の少なくとも一部と基板1との間に介在する絶縁層2と、を備え、基板1は、主面11から凹み、且つ主面11と同じ側を向く凹部底面142を有する凹部14、凹部底面142の一部を有する固定部15、凹部底面141の他の一部を有するとともに固定部15に対して相対動可能な可動部16を有し、固定部15に対する可動部16の移動量に相関する物理量を検出する検出部4と、を備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体装置に関する。
半導体装置の一例に、加速度センサとして構成されたものがある。物体に生じる加速度を計測する加速度センサは、たとえば物体の振動状態などを把握するために広く用いられている。たとえば、特許文献1には、いわゆる静電容量式の加速度センサが開示されている。加速度センサには、小型化の要請が強い。このような要請に応えるべく、いわゆるMEMSの技術を用いて加速度センサの小型化が図られている。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、さらなる小型化と信頼性の向上とを図ることが可能な半導体装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される半導体装置は、厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有し、少なくとも一部が半導体材料よりなる基板と、前記基板に支持された導電層と、前記導電層の少なくとも一部と前記基板との間に介在する絶縁層と、を備え、前記基板は、前記主面から凹み、且つ前記主面と同じ側を向く凹部底面を有する凹部、前記凹部底面の一部を有する固定部、前記凹部底面の他の一部を有するとともに前記固定部に対して相対動可能な可動部を有し、前記固定部に対する前記可動部の移動量に相関する物理量を検出する検出部と、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基板は、前記凹部底面に開口から凹み且つ前記可動部を収容する補助凹部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基板は、厚さ方向において前記補助凹部と同じ位置に設けられ、且つ前記半導体材料に挟まれた異質層を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記異質層は、SiO2からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基板は、すべてが前記半導体材料よりなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記検出部は、前記可動部に設けられた可動電極と、前記固定部に設けられた固定電極と、を有し、前記可動電極および前記固定電極の間に生じる静電容量を検出する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記固定部は、櫛歯状に延びる複数の固定側櫛歯状部を有し、前記可動部は、各々が隣り合う前記複数の固定側櫛歯状部の間に位置する複数の可動側櫛歯状部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記固定部は、前記補助凹部に収容されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記固定電極は、前記複数の固定側櫛歯状部に形成された固定側櫛歯状電極部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記可動電極は、前記複数の可動側櫛歯状部に形成された可動側櫛歯状電極部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記可動部は、質量部と、前記固定部および前記質量部を繋ぐ連結部と、を有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記可動側櫛歯状部は、前記質量部に含まれる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記検出部は、前記可動部の歪を検出する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記可動部は、質量部と、前記固定部および前記質量部を繋ぐ連結部と、を有し、前記検出部は、前記連結部に設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部は、前記凹部底面から起立する凹部第1側面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部は、前記凹部第1側面に繋がり、且つ前記主面と同じ側をむく凹部中間面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部は、前記中間面から起立する凹部第2側面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部第2側面は、前記主面に繋がる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部中間面に支持されており、且つ前記検出部の検出制御を行う制御素子を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記制御素子は、平面視において前記凹部底面のすべてに重なる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記制御素子は、平面視において前記凹部第1側面のすべてに重なる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部中間面と前記制御素子との間に介在する封止絶縁膜を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記封止絶縁膜を貫通し、且つ前記導電層と前記制御素子とに導通する素子パッド部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子パッド部は、互いに積層されたNi層、Pd層およびAu層からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部第1側面および前記凹部底面によって囲まれた空間と前記補助凹部とは、前記制御素子および前記封止絶縁膜によって密閉されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記制御素子は、前記主面よりも前記裏面側に位置している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記導電層は、前記主面に形成された主面導電部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記主面導電部に導通する外部パッド部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記外部パッド部は、互いに積層されたNi層、Pd層およびAu層からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体材料は、Siである。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記主面は、(100)面である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部第1側面の傾斜角は、54.74°である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部第2側面の傾斜角は、54.74°である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記補助凹部の内側面は、前記基板の厚さ方向に沿っている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層は、SiO2からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記導電層は、互いに積層されたシード層およびめっき層を有し、前記シード層は、前記基板と前記めっき層との間に介在している。
本発明によれば、前記固定部および前記可動部は、前記基板の一部として形成されており、前記凹部の前記凹部底面をそれぞれが含む。このため、前記固定部および前記可動部は、前記半導体装置の外部からは接触されにくい配置となっている。また、前記固定部や前記可動部を保護するための別体のカバー等も不要である。したがって、前記半導体装置のさらなる小型化と信頼性の向上とを図ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A1は、基板1、絶縁層2、導電層3、検出部4、封止絶縁膜6および制御素子8を備えている。半導体装置A1は、いわゆるMEMSの技術を用いたデバイスであり、たとえば加速度センサとして用いられる。
図1は、半導体装置A1を示す要部平面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。なお、図1においては理解の便宜上、絶縁層2、導電層3および制御素子8を省略している。また、封止絶縁膜6と、後述する固定部15の固定側櫛歯状部151および可動部16(固定電極41および可動電極42)には、ハッチングを付している。
基板1は、半導体材料の単結晶よりなる。本実施形態においては、基板1は、Si単結晶からなる部分と異質層18とが積層された構造を有する。基板1を構成する半導体材料は、Siに限定されず、たとえば、SiCであってもよい。基板1の厚さは、たとえば、200〜2000μmである。基板1には、制御素子8が搭載されている。異質層18は、半導体材料とは異なる材質からなり、本実施形態においては、たとえばSiO2からなる。
基板1は、主面11と、裏面12と、を有する。
主面11は、厚さ方向の一方を向く。主面11は平坦である。主面11は厚さ方向に直交する。主面11は、(100)面、あるいは、(110)面である。本実施形態では、主面11は、(100)面である。
裏面12は、厚さ方向の他方を向く。すなわち、裏面12および主面11は互いに反対側を向く。裏面12は平坦である。裏面12は厚さ方向に直交する。
基板1には、凹部14、固定部15、可動部16および補助凹部17が形成されている。
凹部14は、主面11から凹んでいる。凹部14には、制御素子8が配置されている。凹部14の深さ(主面11と後述する凹部底面142、厚さ方向における離間寸法)は、たとえば、100〜1800μmである。凹部14は、厚さ方向視において矩形状である。凹部14の形状は、主面11として(100)面を採用したことに依存している。
凹部14は、凹部第1側面141、凹部底面142、凹部中間面143および凹部第2側面144を有している。
凹部底面142は、基板1の厚さ方向において主面11と同じ側を向く。凹部底面142は、厚さ方向視において矩形状である。凹部底面142は、厚さ方向に直交する面である。
凹部第1側面141は、凹部底面142から起立する。凹部第1側面141は、凹部底面142につながっている。凹部第1側面141は、厚さ方向に対し傾斜している。厚さ方向に直交する平面に対する凹部第1側面141の角度は、54.74°である。これは、主面11として(100)面を採用したことに由来している。凹部第1側面141は、4つの平坦面を有している。
凹部中間面143は、凹部第1側面141につながっている。凹部中間面143は、厚さ方向において主面11と同じ側を向いている。凹部中間面143は、全体として厚さ方向視矩形状であり、平坦面である。
凹部第2側面144は、凹部中間面143から起立する。凹部第2側面144は、主面11につながっている。凹部第2側面144は、厚さ方向に対し傾斜している。厚さ方向に直交する平面に対する凹部第2側面144の角度は、54.74°である。これは、主面11として(100)面を採用したことに由来している。凹部第2側面144は、4つの平坦面を有している。
固定部15は、凹部底面142の一部を有している。固定部15は、基板1のうち、たとえば主面11や裏面12を構成する部位に対して固定された部位である。
可動部16は、凹部底面142の他の一部を有している。可動部16は、固定部15に対して相対動可能である。
補助凹部17は、凹部底面142に開口しており、裏面12側に凹んでいる。補助凹部17は、可動部16を収容している。補助凹部17の内側面は、基板1の厚さ方向(主面11と裏面12とが離間する方向)に沿った面とされている。また、補助凹部17は、基板1の厚さ方向において異質層18と同じ位置にある。補助凹部17は、平面視において異質層18に囲まれている。
本実施形態においては、固定部15は、複数の固定側櫛歯状部151を含む。複数の固定側櫛歯状部151は、各々が平面視において凹部底面142の一端部から延びており、互いに間隔をおいて平行に配置されている。複数の固定側櫛歯状部151は、補助凹部17に収容されている。
本実施形態の可動部16は、質量部161および連結部162を有する。質量部161は、可動部16のなかで相対的に大きな質量を占める部位である。また、半導体装置A1に加速度が加えられた際に、可動部16として固定部15に対して相対動する慣性力を生じる部位である。連結部162は、質量部161と固定部15とを繋ぐ部分である。連結部162は、たとえば質量部161とくらべて幅が狭く、断面積が小とされている。これにより、半導体装置A1に加速度が加えられた際には、質量部161に生じる慣性力によって、連結部162が相対的に大きく歪む。
質量部161は、複数の可動側櫛歯状部163を含む。複数の可動側櫛歯状部163は、各々が複数の固定側櫛歯状部151と平行に延びており、互いに間隔をおいて平行に配置されている。また、複数の可動側櫛歯状部163は、各々が隣り合う複数の固定側櫛歯状部151の間に位置している。すなわち、平面視において、複数の固定側櫛歯状部151と複数の可動側櫛歯状部163とが交互に配置されている。
絶縁層2は、導電層3と基板1との間に介在している。絶縁層2の厚さは、たとえば0.1〜1.0μm程度である。絶縁層2は、たとえば、SiO2あるいはSiNよりなる。
絶縁層2は、凹部内面絶縁部21および主面絶縁部22を有する。
凹部内面絶縁部21は、基板1の凹部14に形成されている。本実施形態では、凹部内面絶縁部21は、凹部第1側面141、凹部底面142、凹部中間面143および凹部第2側面144のすべてに形成されている。凹部内面絶縁部21は、たとえばCVDやスパッタリングによって形成されている。
主面絶縁部22は、基板1の主面11に形成されている。主面絶縁部22は、たとえばCVDやスパッタリングによって形成されている。本実施形態においては、主面絶縁部22は、主面11のすべてを覆っている。
導電層3は、検出部4および制御素子8に導通する。導電層3は、検出部4および制御素子8に入出力する電流経路を構成するためのものである。
導電層3は、シード層およびメッキ層を含む。
シード層は、所望のメッキ層を形成するためのいわゆる下地層である。シード層は、絶縁層2とメッキ層との間に介在している。シード層は、たとえばCuよりなる。シード層は、たとえばスパッタリングによって形成される。シード層の厚さは、たとえば、1μm以下である。
メッキ層は、シード層を利用した電解めっきによって形成される。メッキ層は、たとえばCuあるいはTi、Ni、Cuなどが積層された層よりなる。メッキ層の厚さは、たとえば3〜10μm程度である。メッキ層の厚さは、シード層の厚さよりも厚い。
導電層3は、凹部底面導電部35および主面導電部36を有する。
凹部底面導電部35は、凹部14(絶縁層2の凹部内面絶縁部21)に形成された部分であり、凹部第1側面141、凹部底面142、凹部中間面143および凹部第2側面144の適所に形成されている。凹部底面導電部35は、検出部4と導通するとともに、制御素子8を実装するために機能する部分や、配線として機能する部分等を含む。また、本実施形態においては、後述するように、検出部4の構成要素が、導電層3と一括して一体的に形成される。
主面導電部36は、主面11(絶縁層2の主面絶縁部22)に形成された部分である。主面導電部36は、凹部底面導電部35と導通している。
検出部4は、固定部15に対する可動部16の移動量に相関する物理量を検出するものである。検出部4の検出原理や形式および大きさなどは特に限定されない。本実施形態においては、検出部4は、固定電極41および可動電極42を有しており、固定電極41と42との静電容量を検出する静電容量式の検出原理を採用している。
固定電極41は、基板1の固定部15に形成されている。本実施形態においては、固定電極41は、導電層3とともにパターニングされた金属の層によって形成されている。固定電極41は、固定側櫛歯状電極部411を有している。固定側櫛歯状電極部411は、固定部15の複数の固定側櫛歯状部151に形成された複数の櫛歯状の部分である。
可動電極42は、基板1の可動部16に形成されている。本実施形態においては、可動電極42は、導電層3とともにパターニングされた金属の層によって形成されている。可動電極42は、可動側櫛歯状電極部421を有している。可動側櫛歯状電極部421は、可動部16の質量部161の複数の可動側櫛歯状部163に形成された複数の櫛歯状の部分である。
なお、固定電極41および可動電極42は、導電層3と一括して形成された金属の層からなるものに限定されない。たとえば、基板1のうち固定部15の複数の固定側櫛歯状部151および可動部16の質量部161の複数の可動側櫛歯状部163となる領域を、ドーピングなどの改質処理によって導体化してもよい。この場合、複数の固定側櫛歯状部151が固定側櫛歯状電極部411となり、複数の可動側櫛歯状部163が可動側櫛歯状電極部421となる。
制御素子8は、検出部4による検出処理を制御するためのものである。このような制御素子8としては、たとえばASIC(Application Specific Integrated Circuit)素子などの集積回路素子が挙げられる。
制御素子8は、凹部中間面143に配置されている。導電層3のうち凹部中間面143に形成された部分には、複数の素子パッド部37が形成されている。複数の素子パッド部37は、制御素子8と度通している。素子パッド部37は、たとえば互いに積層されたNi層、Pd層およびAu層からなる。制御素子8は、凹部底面142のすべてと重なっている。また、制御素子8は、凹部第1側面141のすべてと重なっている。また、制御素子8は、主面11よりも裏面12寄りに位置している。
また、本実施形態においては、凹部中間面143には、封止絶縁膜6が設けられている。封止絶縁膜6は、平面視矩形環状とされた凹部中間面143の大部分に設けられており、平面視矩形状である。封止絶縁膜6は、たとえば絶縁樹脂からなる絶縁樹脂層と接着層とが積層されたものである。後述する製造方法において、複数の素子パッド部37が形成された凹部中間面143に封止絶縁膜6を接着し、封止絶縁膜6に対して制御素子8を押し付けると、複数の素子パッド部37が封止絶縁膜6を貫通して制御素子8と接する。このような構成により、本実施形態においては、凹部第1側面141および凹部底面142によって囲まれた空間と補助凹部17とは、制御素子8および封止絶縁膜6によって密閉されている。
主面11には、複数の外部パッド部38が形成されている。複数の外部パッド部38は、半導体装置A1をたとえば回路基板(図示略)に実装するためのものである。外部パッド部38は、導電層3の主面導電部36に形成されている。外部パッド部38は、たとえば、互いに積層されたNi層、Pd層およびAu層からなる。複数の外部パッド部38は、導電層3を介して検出部4および制御素子8に適宜導通している。
次に、半導体装置A1の製造方法の一例について、図4〜図14を参照しつつ、以下に説明する。
まず、図4に示すように基板1を用意する。基板1は、半導体材料(たとえばSi)の単結晶からなる層と異質層18とが積層されたものである。基板1の厚さは、たとえば200〜2500μm程度である。以下の説明においては、1つの半導体装置A1を製造する工程を例に説明するが、より大きな半導体基板材料を用意することにより、複数の半導体装置A1を一括して製造してもよい。なお、図4以降に示す基板1は、半導体装置A1における基板1とは厳密には異なるが、理解の便宜上、いずれの基板についても、基板1として表すものとする。
基板1は、互いに反対側を向く主面11および裏面12を有している。本実施形態においては、主面11として結晶方位が(100)である面、すなわち(100)面を採用する。
次いで、主面11をたとえば酸化させることによりSiO2からなるマスク層を形成する。このマスク層の厚さは、たとえば0.7〜1.0μm程度である。
次いで、前記マスク層に対してたとえばエッチングによるパターニングを行う。これにより、前記マスク層にたとえば矩形状の開口を形成する。この開口の形状および大きさは、最終的に得ようとする凹部14の形状および大きさに応じて設定する。
次いで、基板1に対して、たとえばKOHを用いた異方性エッチングによって行う。KOHは、Si単結晶に対して良好な異方性エッチングを実現しうるアルカリエッチング溶液の一例である。これにより、基板1には、凹部が形成される。この凹部は、底面および側面を有する。前記底面は、厚さ方向に対して直角である。前記側面が厚さ方向に直交する平面に対してなす角度は、54.74°程度となる。
次いで、前記マスク層の開口を拡大する。続いて、上述したKOHを用いた異方性エッチングによって行う。そして、前記マスク層を除去する。この2段階のエッチングを行うことにより、図5に示す凹部14が形成される。凹部14は、凹部第1側面141、凹部底面142、凹部中間面143および凹部第2側面144を有しており、主面11から凹んでいる。凹部14は、厚さ方向視矩形状である。
次いで、図6に示すように、たとえばCVDやスパッタリングにより、主面11および凹部14に、絶縁層2を形成する。この絶縁層2は、上述した凹部内面絶縁部21および主面絶縁部22となる。基板1の凹部14の凹部第1側面141には、絶縁層2の凹部内面絶縁部21が形成されている。この凹部内面絶縁部21は、固定部15および可動部16の形状に併せてパターニングされていてもよいし、パターニングされていなくてもよい。凹部内面絶縁部21がパターニングされていない場合、後述するエッチングに用いるマスク層を形成しておく。
次いで、図7に示すように、上述したシード層およびメッキ層からなる導電層3を形成する。シード層は、たとえばCuを用いたスパッタリングを行った後にパターニングを施すことにより、形成される。メッキ層の形成は、たとえばシード層を利用した電解メッキによって行う。この結果、たとえばCuあるいはTi、Ni、Cuなどが積層された層からなるメッキ層が得られる。シード層およびメッキ層は、積層されることにより導電層3をなす。導電層3は、凹部底面導電部35および主面導電部36を有する。
次いで、図8に示すように、導電層3の適所に、複数の素子パッド部37および複数の外部パッド部38を形成する。複数の素子パッド部37および複数の外部パッド部38の形成は、たとえばめっきによってNi層、Pd層およびAu層を積層させることによって行う。この段階における図3と同様の断面図を図9に示す。
次いで、図10および図11に示すように、基板1の半導体材料からなる層に溝部17’を形成する。溝部17’の形成は、たとえば、絶縁層2の凹部内面絶縁部21をマスク層として、ボッシュ法等によるドライエッチングを施すことによって行う。これにより、半導体材料からなる層を貫通し、異質層18に到達する溝部17’が得られる。
次いで、図12および図13に示すように、補助凹部17を形成する。補助凹部17の形成は、異質層18のうち上述した溝部17’から露出した部分とこの露出部分に繋がる部分を除去することによって行う。この除去処理は、たとえばSiを残存させ、SiO2からなる異質層18を選択的に除去しうるエッチング等による。このようなエッチングには、たとえばフッ酸やフッ化アンモニウムが用いられる。補助凹部17が形成されることにより、固定部15および可動部16が完成する。可動部16の全体および固定部15の複数の固定側櫛歯状部151は、補助凹部17に収容される。
次いで、図14に示すように、凹部中間面143に封止絶縁膜6を接着する。この封止絶縁膜6によって複数の素子パッド部37と凹部中間面143とを覆う。
この後は、封止絶縁膜6に対して制御素子8を押し付ける。この際に、接合を促進する手段として、たとえば熱や振動を加えてもよい。制御素子8の押付力によって、複数の素子パッド部37が封止絶縁膜6を貫通し、制御素子8に接する。これにより、制御素子8が搭載される。また、制御素子8と封止絶縁膜6とによって、凹部第1側面141および凹部底面142によって囲まれた空間と補助凹部17とが密閉される。以上の工程を経ることにより、半導体装置A1が得られる。
次に、半導体装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、固定部15および可動部16は、基板1の一部として形成されており、凹部14の凹部底面142をそれぞれが含む。このため、固定部15、可動部16および検出部4は、半導体装置A1の外部からは接触されにくい配置となっている。また、固定部15や可動部16を保護するための別体のカバー等も不要である。したがって、半導体装置A1のさらなる小型化と信頼性の向上とを図ることができる。
凹部14の凹部中間面143に制御素子8が搭載されている。これにより、固定部15、可動部16および検出部4を制御素子8によって保護することができる。特に、制御素子8の搭載に封止絶縁膜6を用いることにより、凹部第1側面141および凹部底面142によって囲まれた空間と補助凹部17とは、制御素子8および封止絶縁膜6によって密閉されている。これは、固定部15、可動部16および検出部4の保護に好ましい。
基板1が異質層18を含むことにより、所望の位置に所望の大きさの補助凹部17を形成することができる。
固定電極41の固定側櫛歯状電極部411と可動電極42の可動側櫛歯状電極部421とを相対動可能な配置とすることにより、可動部16の質量部161の固定部15に対する相対動を、固定電極41と可動電極42との静電容量の変化として、適切に検出することができる。
図15〜図22は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図15および図16は、本発明の第2実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A2は、基板1が異質層18を有していない点が、上述した実施形態と異なっている。
図15は、半導体装置A2を示す図2と同様の断面図である。図16は、半導体装置A2を示す図3と同様の断面図である。
本実施形態においては、基板1は、半導体材料の単結晶よりなる。本実施形態においては、基板1は、Si単結晶からなる。基板1の材質は、Siに限定されず、たとえば、SiCであってもよい。基板1の厚さは、たとえば、300〜2000μmである。
図17〜図21は、半導体装置A2の製造方法の一例を示している。
図17は、半導体装置A1の製造方法における図8および図9に相当する段階を示している。基板1の凹部14の凹部第1側面141には、絶縁層2の凹部内面絶縁部21が形成されている。この凹部内面絶縁部21は、固定部15および可動部16の形状に併せてパターニングされていてもよいし、パターニングされていなくてもよい。凹部内面絶縁部21がパターニングされていない場合、後述するエッチングに用いるマスク層を形成しておく。
次いで、図18に示すように、基板1に溝部17’を形成する。溝部17’の形成は、たとえば、絶縁層2の凹部内面絶縁部21をマスク層として、ボッシュ法等を用いたドライエッチングを基板1に施すことによって行う。なお、この際に形成する溝部17’の深さは、補助凹部17の深さよりも浅い。
次いで、図19に示すように、補助絶縁層29を形成する。補助絶縁層29は、溝部17’を覆う層であり、たとえば熱酸化によってSiO2を生成することによって形成される。
次いで、図20に示すように、補助絶縁層29のうち溝部17’の底部を覆う部分と、基板1の一部とを、たとえばボッシュ法等を用いたドライエッチングによって除去する。これにより、溝部17’がさらに深くなる。また、溝部17'のうち底部側に位置する部分は、補助絶縁層29から露出している。
次いで、SiO2からなる補助絶縁層29を残存させ、Siからなる基板1を除去しうる等方性エッチングを施す。これにより、隣り合う溝部17’同士が連結し、図21に示すように補助凹部17が形成される。
このような実施形態によっても、半導体装置A2のさらなる小型化と信頼性の向上とを図ることができる。
図22は、本発明の第3実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A3は、基板1の固定部15および可動部16の構成と検出部4の構成とが、上述した半導体装置A1および半導体装置A2と異なっている。
本実施形態においては、可動部16は、質量部161および連結部162を有しているものの、可動部16には、上述した可動側櫛歯状部163は含まれない。また、固定部15は、可動部16の可動側櫛歯状部163を囲む矩形環状領域とされており、上述した固定側櫛歯状部151は含まない。
本実施形態の検出部4は、検出部4は、可動部16の連結部162に取り付けられており、連結部162の歪を検出するたとえば歪みセンサあるいはいわゆるピエゾ素子である。
なお、可動部16が補助凹部17に収容されており、主に質量部161の慣性力に起因して可動部16が固定部15に対して相対動可能である点は、上述した実施形態と同様である。
このような実施形態によっても、半導体装置A3のさらなる小型化と信頼性の向上とを図ることができる。なお、可動部16は、1つの質量部161と複数の連結部162とを含む構成であってもよい。この場合、複数の連結部162に、複数の検出部4が各別に配置されることが好ましい。このような構成によれば、複数次元の加速度を検出することができる。
なお、基板1の構成は、半導体装置A1における異質層18を含む構成であってもよいし、半導体装置A2における異質層18を含まない構成であってもよい。
本発明に係る半導体装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る半導体装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A3 半導体装置
1 基板
11 主面
12 裏面
14 凹部
142 凹部底面
141 凹部第1側面
143 凹部中間面
144 凹部第2側面
15 固定部
151 固定側櫛歯状部
16 可動部
161 質量部
163 可動側櫛歯状部
162 連結部
17 補助凹部
17’ 溝部
18 異質層
2 絶縁層
21 凹部内面絶縁部
22 主面絶縁部
29 補助絶縁層
3 導電層
35 凹部底面導電部
36 主面導電部
37 素子パッド部
38 外部パッド部
4 検出部
41 固定電極
411 固定側櫛歯状電極部
42 可動電極
421 可動側櫛歯状電極部
6 封止絶縁膜
8 制御素子
1 基板
11 主面
12 裏面
14 凹部
142 凹部底面
141 凹部第1側面
143 凹部中間面
144 凹部第2側面
15 固定部
151 固定側櫛歯状部
16 可動部
161 質量部
163 可動側櫛歯状部
162 連結部
17 補助凹部
17’ 溝部
18 異質層
2 絶縁層
21 凹部内面絶縁部
22 主面絶縁部
29 補助絶縁層
3 導電層
35 凹部底面導電部
36 主面導電部
37 素子パッド部
38 外部パッド部
4 検出部
41 固定電極
411 固定側櫛歯状電極部
42 可動電極
421 可動側櫛歯状電極部
6 封止絶縁膜
8 制御素子
Claims (36)
- 厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有し、少なくとも一部が半導体材料よりなる基板と、
前記基板に支持された導電層と、
前記導電層の少なくとも一部と前記基板との間に介在する絶縁層と、を備え、
前記基板は、前記主面から凹み、且つ前記主面と同じ側を向く凹部底面を有する凹部、前記凹部底面の一部を有する固定部、前記凹部底面の他の一部を有するとともに前記固定部に対して相対動可能な可動部を有し、
前記固定部に対する前記可動部の移動量に相関する物理量を検出する検出部と、を備える、半導体装置。 - 前記基板は、前記凹部底面に開口から凹み且つ前記可動部を収容する補助凹部を有する、請求項1に記載の半導体装置。
- 前記基板は、厚さ方向において前記補助凹部と同じ位置に設けられ、且つ前記半導体材料に挟まれた異質層を有する、請求項2に記載の半導体装置。
- 前記異質層は、SiO2からなる、請求項3に記載の半導体装置。
- 前記基板は、すべてが前記半導体材料よりなる、請求項2に記載の半導体装置。
- 前記検出部は、前記可動部に設けられた可動電極と、前記固定部に設けられた固定電極と、を有し、前記可動電極および前記固定電極の間に生じる静電容量を検出する、請求項2ないし4のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記固定部は、櫛歯状に延びる複数の固定側櫛歯状部を有し、
前記可動部は、各々が隣り合う前記複数の固定側櫛歯状部の間に位置する複数の可動側櫛歯状部を有する、請求項6に記載の半導体装置。 - 前記固定部は、前記補助凹部に収容されている、請求項7に記載の半導体装置。
- 前記固定電極は、前記複数の固定側櫛歯状部に形成された固定側櫛歯状電極部を有する、請求項8に記載の半導体装置。
- 前記可動電極は、前記複数の可動側櫛歯状部に形成された可動側櫛歯状電極部を有する、請求項9に記載の半導体装置。
- 前記可動部は、質量部と、前記固定部および前記質量部を繋ぐ連結部と、を有している、請求項10に記載の半導体装置。
- 前記可動側櫛歯状部は、前記質量部に含まれる、請求項11に記載の半導体装置。
- 前記検出部は、前記可動部の歪を検出する、請求項2ないし4のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記可動部は、質量部と、前記固定部および前記質量部を繋ぐ連結部と、を有し、
前記検出部は、前記連結部に設けられている、請求項13に記載の半導体装置。 - 前記凹部は、前記凹部底面から起立する凹部第1側面を有する、請求項2ないし14のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記凹部は、前記凹部第1側面に繋がり、且つ前記主面と同じ側をむく凹部中間面を有する、請求項15に記載の半導体装置。
- 前記凹部は、前記中間面から起立する凹部第2側面を有する、請求項16に記載の半導体装置。
- 前記凹部第2側面は、前記主面に繋がる、請求項17に記載の半導体装置。
- 前記凹部中間面に支持されており、且つ前記検出部の検出制御を行う制御素子を備える、請求項18に記載の半導体装置。
- 前記制御素子は、平面視において前記凹部底面のすべてに重なる、請求項19に記載の半導体装置。
- 前記制御素子は、平面視において前記凹部第1側面のすべてに重なる、請求項20に記載の半導体装置。
- 前記凹部中間面と前記制御素子との間に介在する封止絶縁膜を備える、請求項21に記載の半導体装置。
- 前記封止絶縁膜を貫通し、且つ前記導電層と前記制御素子とに導通する素子パッド部を有する、請求項22に記載の半導体装置。
- 前記素子パッド部は、互いに積層されたNi層、Pd層およびAu層からなる、請求項23に記載の半導体装置。
- 前記凹部第1側面および前記凹部底面によって囲まれた空間と前記補助凹部とは、前記制御素子および前記封止絶縁膜によって密閉されている、請求項22ないし24のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記制御素子は、前記主面よりも前記裏面側に位置している、請求項19ないし25のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記導電層は、前記主面に形成された主面導電部を有する、請求項2ないし26のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記主面導電部に導通する外部パッド部を有する、請求項27に記載の半導体装置。
- 前記外部パッド部は、互いに積層されたNi層、Pd層およびAu層からなる、請求項28に記載の半導体装置。
- 前記半導体材料は、Siである、請求項2ないし29のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記主面は、(100)面である、請求項30に記載の半導体装置。
- 前記凹部第1側面の傾斜角は、54.74°である、請求項31に記載の半導体装置。
- 前記凹部第2側面の傾斜角は、54.74°である、請求項32に記載の半導体装置。
- 前記補助凹部の内側面は、前記基板の厚さ方向に沿っている、請求項33に記載の半導体装置。
- 前記絶縁層は、SiO2からなる、請求項1ないし34のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記導電層は、互いに積層されたシード層およびめっき層を有し、
前記シード層は、前記基板と前記めっき層との間に介在している、請求項1ないし35のいずれかに記載の半導体装置。
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