JP2017057836A - 軸シール装置およびターボ機械 - Google Patents

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Tatsuo Yamashita
達雄 山下
大石 安志
Yasushi Oishi
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Abstract

【課題】パッキンリングセグメントの振動を抑制して、静止部と回転部との間隙が拡大することを抑制できる軸シール装置およびターボ機械を提供する。
【解決手段】実施の形態による軸シール装置40は、高圧室31aと低圧室31bとの間に介在されるシールホルダ50であって、半径方向に延びる被当接面56を有するシールホルダ50を備えている。また、軸シール装置40は、シールホルダ50に対して半径方向に移動可能なシールセグメント60であって、シールホルダ50の被当接面56に当接可能な当接部63を有するシールセグメント60を備えている。さらに、軸シール装置40は、シールセグメント60の内周面に設けられたシールフィン70と、シールセグメント60を低圧室31bの側に付勢し、当接部63を被当接面56に当接させる弾性体80と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明の実施の形態は、軸シール装置およびターボ機械に関する。
近年、環境負荷の低減等の要請により、ターボ機械としてのタービン効率の向上が重要視されている。タービン効率を向上させるために、種々の対策が提案されている。そのうち最も効果的な対策は、タービンの各部に不可避的に存在する静止部と回転部との間隙を通るタービン作動流体の漏洩を低減させることである。
一般的に、タービンには、作動流体の漏洩を防止するためのシールとして機能するパッキンリングが複数設けられている。このようなパッキンリングとして、例えば、ノズルパッキンと呼ばれるパッキンリングや、チップフィンと呼ばれるパッキンリング、グランドパッキンと呼ばれるパッキンリングが挙げられる。このうちノズルパッキンは、静止部であるダイアフラム内輪と回転部であるタービンロータとの間隙を通る作動流体の漏洩を防止するためのものである。また、チップフィンは、静止部であるダイアフラム外輪と回転部であるタービンの動翼との間隙を通る作動流体の漏洩を防止するためのものであり、グランドパッキンは、静止部であるケーシングと回転部であるタービンロータとの間隙を通る作動流体の漏洩を防止するためのものである。
静止部と回転部との間隙を小さくする場合、作動流体の漏洩が減少し、タービン効率を向上させることができる。しかしながら、この場合、静止部と回転部とが接触(ラビング)しやすくなり、回転部の損傷、シールフィンの損傷、軸振動の増大、摩擦熱による回転部の変形が懸念される。タービンの定格運転状態では、静止部と回転部との間隙は比較的安定して保つことができるが、タービンの起動時または停止時といった過渡運転状態では、間隙を安定して維持することが困難になる。すなわち、過渡運転状態では、過渡的な圧力変形や熱変形により静止部と回転部との間隙が変化し得るため、接触が引き起こされやすくなっている。
代表的なパッキンリング110を使用したラビリンスシール構造を有する軸シール装置120を図5および図6に示す。図5に示すように、軸シール装置120は、パッキンリング110を備えている。パッキンリング110は、好適には周方向に等分割された複数のパッキンリングセグメント111によって構成されている。パッキンリングセグメント111は、ばねに代表される弾性体112によって内周側に付勢されている。パッキンリングセグメント111と弾性体112は、ケーシングに固定されたパッキンリングホルダ113によって保持されており、パッキンリングセグメント111は、パッキンリングホルダ113に対して半径方向に移動可能になっている。
図6に示すように、パッキンリングホルダ113は、高圧室114aと低圧室114bとを隔ており、このパッキンリングホルダ113をタービンロータ(回転体)115が貫通している。パッキンリングセグメント111の内周面には、シールフィン116が設けられている。
パッキンリングセグメント111は、上述した弾性体112によってタービンロータ115の側に押し付けられ、パッキンリングセグメント111とタービンロータ115との間に、間隙(ラジアル間隙)が形成されている。また、パッキンリングセグメント111は、定格運転状態では、高圧室114a内の作動流体の圧力と、低圧室114b内の作動流体の圧力との圧力差によって、パッキンリングホルダ113のスチームジョイント面117に当接しており、高圧室114aから、パッキングリングホルダ内を通って低圧室114bに作動流体が漏洩することを抑制している。
この軸シール装置120においては、据え付け時からパッキンリングセグメント111がパッキンリングホルダ113の内周側に押し付けられている。このため、間隙を常に狭く保つことができる。しかしながら、起動時または停止時などの過渡運転状態では、上述したように静止部または回転部の圧力変形や熱変形により、静止部と回転部とが接触しやすくなる。このような接触を回避するためには、弾性体の付勢力を小さく設定し、静止部と回転部との接触を抑え、静止部の摩耗量を低減する構造の軸シール装置が望ましい。
特開2002−266605号公報
しかしながら、上述のような軸シール装置は、弾性体による付勢力が小さいため、パッキンリングセグメントを保持する効果が低下して、パッキンリングセグメントが半径方向(ラジアル方向)に移動しやすくなる。この場合、パッキンリングセグメントが振動し、パッキンリングセグメントの内周側部が回転体に連続して接触する可能性が生じる。この場合、パッキンリングセグメントの内周側部が塑性変形し、静止部と回転部との間隙が拡大するおそれがある。特に、パッキンリングセグメントの内周面に、薄板の先端を細く尖らせたシールフィンを設け、シールフィンの先端と回転体の表面との間に間隙(狭窄部)を形成する構造では、シールフィンの先端の強度が低いため、上記接触によってシールフィンの先端が著しく塑性変形する場合が考えられる。
また、パッキンリングセグメントはパッキンリングホルダに隙間を持って嵌まり込むようになっており、パッキンリングセグメントは、上述したようにパッキンリングホルダに対して半径方向に移動可能になっている。そして、高圧室と低圧室との差圧により、パッキンリングセグメントは、パッキンリングホルダのスチームジョイント面に押し付けられる。このことにより、パッキンリングセグメントとパッキンリングホルダとの間の気密が保たれるとともに、パッキンリングセグメントを保持してその半径方向の移動を抑制している。しかしながら、過渡運転状態では、タービンの蒸気流量が少なく、高圧室と低圧室との差圧も極めて低い。このことにより、当該差圧によるパッキンリングセグメントを保持する効果が低下し得る。特に、起動直後や停止直前のような極低負荷運転あるいは無負荷運転時では回転速度が大きく変化し、その回転速度変化過程において危険速度を通過するが、この際に回転軸が振れ回り、接触が生じやすくなる。この場合、高圧室と低圧室との差圧が極めて低いため、回転軸との接触によってパッキンリングセグメントが大きく振動し得る。このため、パッキンリングセグメントの内周面に設けられたシールフィンの先端の変形が大きくなり得る。
このため、パッキンリングセグメントと回転体との間隙が拡大することを抑制するために、パッキンリングセグメントの振動を抑制することが望まれる。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、パッキンリングセグメントの振動を抑制して、静止部と回転部との間隙が拡大することを抑制できる軸シール装置およびターボ機械を提供することを目的とする。
実施の形態による軸シール装置は、ターボ機械の圧力容器に回転可能な回転体が貫通し、回転体の軸方向に並んで配置される高圧室と低圧室とを隔てる。この軸シール装置は、圧力容器に固定されると共に高圧室と低圧室との間に介在されるシールホルダであって、半径方向に延びる被当接面を有するシールホルダを備えている。また、この軸シール装置は、シールホルダに対して半径方向に移動可能なシールセグメントであって、シールホルダの被当接面に当接可能な当接部を有するシールセグメントを備えている。さらに、この軸シール装置は、シールセグメントの内周面に設けられたシールフィンと、シールセグメントを低圧室の側に付勢し、シールセグメントの当接部をシールホルダの被当接面に当接させる弾性体と、を備えている。
実施の形態によるターボ機械は、圧力容器と、圧力容器に回転可能に設けられた回転体と、圧力容器に支持されたノズル構造体と、本発明による軸シール装置と、を備えている。
本発明によれば、パッキンリングセグメントの振動を抑制して、静止部と回転部との間隙が拡大することを抑制できる。
図1は、本発明の実施の形態におけるタービンの一例を示す断面図である。 図2は、図1のタービンのノズル構造体および動翼を拡大して示す断面図である。 図3は、図1のタービンのグランドシール部を拡大して示す断面図である。 図4は、図2または図3の軸シール装置の詳細を示す断面図である。 図5は、一般的な軸シール装置を示す回転軸線に垂直な断面図である。 図6は、一般的な軸シール装置を示す回転軸線に平行な断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図4を用いて、本発明の実施の形態における軸シール装置およびターボ機械について説明する。本実施の形態による軸シール装置が適用可能なターボ機械としてのタービンの具体例としては、蒸気タービン、ガスタービン、コンプレッサなどが挙げられる。そこでまず、本実施の形態による軸シール装置が適用可能な、蒸気タービンやガスタービン等のタービンについて説明する。
図1に示すように、タービン1は、ケーシング(圧力容器)2と、ケーシング2に対して回転可能に設けられたタービンロータ(回転体)3と、を備えている。このうち、ケーシング2は、内部ケーシング2aと、内部ケーシング2aの外側に設けられた外部ケーシング2bと、を有しており、二重構造のケーシングとなっている。
外部ケーシング2bには、供給管4が連結されており、蒸気や燃焼ガスなどの作動流体が、タービン1に供給されるようになっている。タービン1に供給された作動流体は、ケーシング2内に設けられたインレットスリーブ5aおよびノズルボックス5bによって、後述する複数のタービン段落6のうちの最も上流側のタービン段落6に案内されるようになっている。タービンロータ3には、図示しない発電機が連結されている。
ケーシング2(より詳細には、内部ケーシング2a)には、複数のノズル構造体7が支持されている。タービンロータ3には、複数の動翼構造体(回転体)8が支持されている。これらのノズル構造体7と動翼構造体8は、タービンロータ3の回転軸線Xに沿う方向(回転体の軸方向)に交互に配置されている。そして、一のノズル構造体7と、当該一のノズル構造体7の下流側に隣り合って配置された一の動翼構造体8とにより、一のタービン段落6が構成されている。タービン1は、このようなタービン段落6が、タービンロータ3の回転軸線Xに沿う方向に複数設けられている。このようにして、供給管4を介して供給された作動流体が複数のタービン段落6を通過して、後述する動翼13に対して仕事を行い、タービンロータ3が回転駆動されるようになっている。
最終段落の動翼13を通過した作動流体は、排気流路9を通過してタービン1の外部へと排出される。
図2に示すように、ノズル構造体7は、ケーシング2に支持されたダイアフラム外輪10と、ダイアフラム外輪10より内周側に設けられたダイアフラム内輪11と、を有している。ダイアフラム外輪10とダイアフラム内輪11との間に、複数のノズル(静翼)12が設けられている。複数のノズル12は、周方向に列状に配置されており、互いに隣り合うノズル12の間の開口を作動流体が通過するようになっている。
動翼構造体8は、複数の動翼13を有しており、タービンロータ3に設けられたロータディスク3aに植設されて固定されている。複数の動翼13は、周方向に配列されている。このような動翼13が作動流体から仕事を受けることにより、回転エネルギを得て、タービンロータ3が回転するようになっている。動翼13の外周側には、シュラウド14が設けられている。シュラウド14は、タービンロータ3の振動を抑制するためのものである。
本実施の形態による軸シール装置40は、ダイアフラム内輪11の内周側端部に、タービンロータ3に対向するように設けることができる。このような軸シール装置40は、いわゆるノズルパッキンとして機能する。軸シール装置40は、概略的には環状に形成されており、軸シール装置40を、回転体としてのタービンロータ3が貫通している。軸シール装置40の上流側(図2の右側)に高圧室15aが形成され、下流側(図2の左側)に低圧室15bが形成されている。そして、軸シール装置40は、ダイアフラム内輪11と共に、これらの高圧室15aと低圧室15bとを隔てている。このようにして、高圧室15aから低圧室15bに向ってダイアフラム内輪11とタービンロータ3との間隙を通過して作動流体が流れて漏洩することを抑制している。このような軸シール装置40は、各ノズル構造体7のダイアフラム内輪11にアダプタ部材16を介して設けることができる。
また、図2に示すように、本実施の形態による軸シール装置40は、ダイアフラム外輪10に、動翼構造体8の外周側端部(より具体的にはシュラウド14)に対向するように設けることもできる。このような軸シール装置40は、いわゆるチップフィンとして機能する。軸シール装置40は、概略的には環状に形成されており、軸シール装置40を、回転体としてのタービンロータ3および動翼構造体8が貫通している。軸シール装置40の上流側に高圧室17aが形成され、下流側に低圧室17bが形成されている。そして、軸シール装置40は、これらの高圧室17aと低圧室17bとを隔てている。このようにして、ダイアフラム外輪10とシュラウド14との間隙を通過して作動流体が流れて漏洩することを抑制している。
ところで、図1に示すように、外部ケーシング2bのうちタービンロータ3が貫通する部分に、グランドシール部20が設けられている。グランドシール部20は、複数のタービン段落の両側に配置されており、外部ケーシング2bの外側の雰囲気と内側の雰囲気とを区画している。
本実施の形態による軸シール装置40は、このグランドシール部20を構成することもできる。言い換えれば、軸シール装置40は、圧力容器2のうちタービンロータ3が貫通する部分に、タービンロータ3に対向するように設けることができる。このような軸シール装置40は、いわゆるグランドパッキンとして機能する。図3においては、3つの軸シール装置40が、回転軸線Xに沿う方向に互いに離間して配置されており、互いに隣り合う軸シール装置40によって、高圧室21aおよび低圧室21bが形成されている。ここでは図面を明瞭にするために、一例として、中央に配置された軸シール装置40の両側に高圧室21aと低圧室21bとが形成され、この軸シール装置40が、高圧室21aと低圧室21bとを隔てている例を示している。高圧室21aは、外部ケーシング2bの内部側に配置され、低圧室21bは、大気側に配置されている。軸シール装置40は、概略的には環状に形成されており、軸シール装置40を、回転体としてのタービンロータ3が貫通している。
高圧室21aには、SSH(スチームシールヘッダ)配管22が連結されており、SSH配管22内の圧力は、高圧室21aの圧力が大気より僅かに高い圧力となるように調整されている。このことにより、高圧室21aは、低圧室21bより圧力が高くなっている。SSH配管22は、図示しないボイラに連結されており、このボイラから高圧室21aに作動流体が供給されるようになっている。
低圧室21bには、SPE(スチームパッキンエグゾースト)配管23が連結されており、SPE配管23内の圧力は、低圧室21bの圧力が常に大気より低い圧力(負圧)になるように調整されている。SPE配管23は、図示しない復水器またはグランドコンデンサに連結されており、SPE配管23に吸い込まれた蒸気は、復水器において凝縮されて水になる。また、SPE配管23に吸い込まれた空気は、真空ポンプやエグゼクターなどによってグランドシール系統の外部に排出される。
このように、本実施の形態による軸シール装置40は、タービン1のノズル構造体7や、グランドシール部20等に用いることができ、いずれの場合においても、軸シール装置40が隔てる高圧室から低圧室に作動流体が漏洩することを抑制する。
次に、図4を用いて、本実施の形態による軸シール装置40について説明する。ここで、軸シール装置40は、ターボ機械としてのタービン1の圧力容器(ケーシング)2に回転可能な回転体30が貫通し、回転体30の回転軸線Xに沿う方向(軸方向)に並んで配置される高圧室31aと低圧室31bとを隔てるためのものである。
図4に示すように、軸シール装置40は、圧力容器2に固定されると共に高圧室31aと低圧室31bとの間に介在されたパッキンリングホルダ(シールホルダ)50と、パッキンリングホルダ50に保持されると共にパッキンリングホルダ50に対して半径方向および回転軸線Xに沿う方向に移動可能なパッキンリングセグメント(シールセグメント)60と、パッキンリングセグメント60の内周面に設けられたシールフィン70と、を備えている。このうちパッキンリングホルダ50は、例えば、ターボ機械の圧力容器2としての内部ケーシング2aに、ダイアフラム内輪11(圧力隔壁と言うこともできる)若しくはダイアフラム外輪10を介して固定されている。あるいは、パッキンリングホルダ50は、圧力容器2としての外部ケーシング2bに直接的に固定されている。なお、パッキンリングホルダ50は環状に形成されている。パッキンリングセグメント60は、回転体30の周囲に複数設けられており、周方向に配列されている。このように周方向に配列された複数のパッキンリングセグメント60が、パッキンリングホルダ50に保持されて、図5に示すパッキンリング110と同様なパッキンリング60aが構成されている。このようにして軸シール装置40は、図5に示す軸シール装置120と同様に環状に形成されている。以下に、軸シール装置40の各部について、より詳細に説明する。
まず、パッキンリングホルダ50について説明する。
パッキンリングホルダ50は、ホルダ本体51と、ホルダ本体51の内周側に設けられ、後述するパッキンリングセグメント60のフック形状部(被保持部)61を保持するホルダ保持部52a、52bと、を有している。ホルダ保持部52a、52bのうち一方のホルダ保持部52aは、高圧室31aの側に設けられ、他方のホルダ保持部52bは、低圧室31bの側に設けられている。
各ホルダ保持部52a、52bは、図4の断面において回転体30の回転軸線Xに沿う方向に延びており、互いに離間してホルダ本体51に固定されている。ホルダ本体51と一対のホルダ保持部52a、52bは、図4の断面で見たときに全体として概略的にC字状に形成されており、ホルダ本体51と一対のホルダ保持部52a、52bとによって、ホルダ室53が画定されている。このようにして、ホルダ保持部52a、52bは、パッキンリングセグメント60のフック形状部61(後述)とパッキンリングセグメント60のフィン取付部62(後述)との間に介在されて、フック形状部61を保持するように構成されている。
一対のホルダ保持部52a、52bの間には、ホルダ室53より内周側に設けられたホルダ開口部54が画定されている。ホルダ開口部54はホルダ室53に連通し、ホルダ室53は、ホルダ開口部54を介して回転体30の側(内周側)に開口している。ホルダ室53の回転軸線Xに沿う方向の寸法は、ホルダ開口部54の回転軸線Xに沿う方向の寸法より大きくなっており、後述するフック形状部61が収容されて、ホルダ保持部52a、52bがフック形状部61を保持するようになっている。
高圧側のホルダ保持部52aのホルダ開口部54の側の面は、半径方向に延びる反スチームジョイント面55を構成している。すなわち、反スチームジョイント面55はホルダ開口部54の一部を画定している。
低圧側のホルダ保持部52bのホルダ開口部54の側の面は、半径方向に延びるスチームジョイント面56(被当接面)を構成している。すなわち、スチームジョイント面56はホルダ開口部54の一部を画定している。高圧室31aの作動流体の圧力と低圧室31bの作動流体の圧力との差圧または弾性体80(後述)の付勢力によって、スチームジョイント面56に、パッキンリングセグメント60の当接部63(後述)が当接可能になっている。
このようなパッキンリングホルダ50は、図2に示すノズル構造体7に用いられる場合には、ダイアフラム内輪11の内周側端部に固定され、あるいは、パッキンリングホルダ50は、ダイアフラム外輪10に固定される。また、図1に示すグランドシール部20に用いられる場合には、パッキンリングホルダ50は外部ケーシング2bに固定される。
次に、パッキンリングセグメント60について説明する。
パッキンリングセグメント60は、図4に示すように、パッキンリングホルダ50のホルダ室53内に収容されてパッキンリングホルダ50のホルダ保持部52a、52bに保持されるフック形状部61(被保持部)と、パッキンリングホルダ50のホルダ保持部52a、52bより内周側に設けられたフィン取付部62と、フック形状部61とフィン取付部62とを連結する当接部63と、を有している。すなわち、フック形状部61は、当接部63より外周側に設けられており、フィン取付部62は、当接部63より内周側に設けられている。フック形状部61およびフィン取付部62は回転軸線Xに沿う方向に延び、当接部63は半径方向に延びており、パッキンリングセグメント60は、図4の断面で見たときに全体として概略的にH字状に形成されている。
パッキンリングセグメント60のフィン取付部62の内周面には、上述したシールフィン70が設けられている。なお、シールフィン70は、図6に示すような、薄板の先端を細く尖らせた形状を有していてもよいが、これに限られることはない。
フック形状部61の半径方向厚さは、ホルダ室53の半径方向高さより小さくなっており、フック形状部61とフィン取付部62との間の半径方向距離は、ホルダ保持部52の半径方向厚さより大きくなっている。このことにより、パッキンリングセグメント60は、パッキンリングホルダ50に対して半径方向に移動可能になっている。
フック形状部61の回転軸線Xに沿う方向の寸法は、ホルダ室53の回転軸線Xに沿う方向の寸法より小さくなっており、当接部63の回転軸線Xに沿う方向の厚さは、ホルダ開口部54の回転軸線Xに沿う方向の寸法より小さくなっている。このことにより、パッキンリングセグメント60は、パッキンリングホルダ50に対して回転軸線Xに沿う方向に移動可能になっている。
当接部63は、パッキンリングホルダ50のホルダ開口部54を貫通している。また、当接部63は、弾性体80(後述)の付勢力によってパッキンリングホルダ50のスチームジョイント面56に当接可能となっている。
当接部63の高圧室31aの側には、収容凹部64が設けられている。この収容凹部64には、弾性体80が収容されている。
弾性体80は、静止側のパッキンリングホルダ50に対してパッキンリングセグメント60の当接部63を低圧室31bの側に付勢し、押圧している。そして、弾性体80は、パッキンリングセグメント60の当接部63をパッキンリングホルダ50のスチームジョイント面56に当接させている。ここでは、弾性体80は、コイルばねとなっている例が示されている。また、本実施の形態においては、弾性体80の両端は、パッキンリングホルダ50のホルダ保持部52aおよびパッキンリングセグメント60の当接部63のいずれにも固定されていない。このことにより、パッキンリングセグメント60の半径方向の移動が阻害されることを防止している。また、弾性体80は、単一のパッキンリングセグメント60に対して周方向に複数設けられていてもよい。この場合、パッキンリングセグメント60に作用する付勢力を周方向に均等化させることができる。
本実施の形態においては、図4に示すように、パッキンリングセグメント60は、第2の弾性体81によって内周側に付勢されていてもよい。ここでは、第2の弾性体81は板ばねとなっている例が示されている。板ばねを用いることにより、組立作業が繁雑になることを抑制し、作業性を向上させている。第2の弾性体81は、ホルダ室53内に設けられて、ホルダ本体51とフック形状部61との間に介在されている。このことにより、第2の弾性体81は、パッキンリングセグメント60を内周側に押圧している。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
タービン1の起動時(過渡運転状態)においては、弾性体80の付勢力によってパッキンリングセグメント60が低圧室31bの側に移動しており、パッキンリングセグメント60の当接部63がパッキンリングホルダ50のスチームジョイント面56に当接している。このため、ホルダ室53と低圧室31bとの連通が抑制され得る。また、弾性体80の付勢力によって、パッキンリングセグメント60は、スチームジョイント面56を押圧しており、スチームジョイント面56から反力を受けている。このことにより、パッキンリングセグメント60は、半径方向に移動しようとする際にスチームジョイント面56から摩擦力を受けることができ、パッキンリングセグメント60の半径方向の移動が抑制され得る。とりわけ、起動時では、ケーシング2の熱変形に起因する回転体30とパッキンリングセグメント60との接触、または回転体30の回転速度変化過程における危険速度通過時等に、回転体30が振れまわり、パッキンリングセグメント60に接触する場合がある。しかしながら、本実施の形態によれば、このような場合であっても、パッキンリングセグメント60は、スチームジョイント面56から摩擦力を受けることができるため、半径方向に移動して振動することを抑制できる。
タービン1を起動して時間が経過し、定格運転状態になると、高圧室31aの圧力と低圧室31bの圧力とが共に高まり、これらの圧力の差圧も高まる。この差圧により、パッキンリングセグメント60のフィン取付部62に、低圧室31bの側への押圧力が作用する。このことにより、パッキンリングセグメント60には、差圧による押圧力と弾性体80の付勢力との合力が作用して、当接部63がスチームジョイント面56に当接する。このため、パッキンリングセグメント60がスチームジョイント面56から受ける反力を増大させることができ、パッキンリングセグメント60が半径方向に移動しようとする際にスチームジョイント面56から受ける摩擦力を増大させることができる。また、パッキンリングセグメント60の当接部63が、スチームジョイント面56に当接しているため、ホルダ室53を経由しての高圧室31aから低圧室31bへの作動流体の漏洩が抑制され得る。とりわけ、差圧による押圧力だけではなく弾性体80の付勢力をも受けて当接部63がスチームジョイント面56に当接しているため、作動流体の漏洩をより一層抑制することができる。
タービン1の定格運転が終了して停止する際(過渡運転状態)においては、高圧室31aの側の圧力と低圧室31bの側の圧力とが共に小さくなり、これらの圧力間の差圧が小さくなる。この場合においても、起動時と同様に、当接部63に弾性体80の付勢力が作用しているため、パッキンリングセグメント60が低圧室31bの側に押圧されて、当接部63がスチームジョイント面56に当接する。このため、ホルダ室53と低圧室31bとの連通が抑制され得るとともに、パッキンリングセグメント60の半径方向の移動が抑制され得る。さらに、起動時と同様に停止時においても、ケーシング2の熱変形に起因する回転体30とパッキンリングセグメント60との接触、または回転体30の回転速度変化過程における危険速度通過時等に、回転体30が振れまわり、パッキンリングセグメント60に接触する場合があるが、パッキンリングセグメント60が、半径方向に移動して振動することを抑制できる。
ところで、過渡運転状態において、パッキンリングセグメント60が回転体30との接触時に回転体30から受ける衝突反力が大きい場合には、パッキンリングセグメント60が外周側に大きく移動する場合がある。外周側に移動したパッキンリングセグメント60は、その反動で内周側に移動する。しかしながら、この場合、パッキンリングセグメント60は低圧室31bの側に押圧されて、当接部63がスチームジョイント面56に当接しているため、パッキンリングセグメント60は、スチームジョイント面56から、弾性体80の付勢力に起因した摩擦力を受けることができる。このため、パッキンリングセグメント60の振動を減衰させることができる。なお、定格運転状態において、上述したように、パッキンリングセグメント60は、スチームジョイント面56から、差圧による押圧力と弾性体80の付勢力とに起因した摩擦力を受けることができる。このため、接触により回転体30からパッキンリングセグメント60が受ける衝突反力が大きい場合には、パッキンリングセグメント60の振動を効果的に減衰させることができる。
このように本実施の形態によれば、弾性体80の付勢力によってパッキンリングセグメント60がスチームジョイント面56を押圧し、スチームジョイント面56に当接部63が当接する。このことにより、パッキンリングセグメント60は、半径方向に移動しようとする際にスチームジョイント面56から摩擦力を受けることができる。このため、パッキンリングセグメント60が半径方向に移動して振動することを抑制できる。この結果、パッキンリングセグメント60の内周面に設けられたシールフィン70と回転体30とが接触することを抑制でき、シールフィン70の先端が塑性変形してシールセグメント60と回転体30との間隙が拡大することを抑制できる。この場合、シールセグメント60と回転体30との間の間隙を通って作動流体が漏洩することを抑制でき、タービン効率を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、弾性体80は、単一のパッキンリングセグメント60に対して周方向に複数設けられていている。このことにより、パッキンリングセグメント60に作用する弾性体80の付勢力を周方向に均等化させることができる。このため、パッキンリングセグメント60は、周方向に均等化された摩擦力を受けることができ、パッキンリングセグメント60の半径方向の振動を効率良く抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、パッキンリングセグメント60が第2の弾性体81によって内周側に付勢されている。このことにより、パッキンリングセグメント60に半径方向の振動が生じた場合においても、パッキンリングセグメント60を内周側に押圧することができ、パッキンリングセグメント60の半径方向の振動をより一層抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、パッキンリングセグメント60のうち、弾性体80によって低圧室31bの側に付勢される部分が当接部63となっている。このことにより、スチームジョイント面56と同等の半径方向位置で、パッキンリングセグメント60に付勢力を作用させることができる。このため、パッキンリングセグメント60は、半径方向に移動しようとする際に、スチームジョイント面56から摩擦力を効率良く受けることができる。この結果、パッキンリングセグメント60の半径方向の振動を効率良く抑制することができる。
なお、上述した本実施の形態においては、弾性体80を収容する収容凹部64が、パッキンリングセグメント60の当接部63に設けられている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、収容凹部64は、パッキンリングセグメント60のフック形状部(被保持部)61に設けられていてもよい。この場合においても、弾性体80は、パッキンリングセグメント60を低圧室31bの側に付勢して押圧することができる。
また、上述した本実施の形態においては、弾性体80を収容する収容凹部64が、当接部63に設けられている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、収容凹部64は、反スチームジョイント面55に設けられていてもよい。この場合においても、弾性体80は、パッキンリングセグメント60を低圧室31bの側に付勢して押圧することができる。
以上述べた実施の形態によれば、パッキンリングセグメントの振動を抑制して、静止部と回転部との間隙が拡大することを抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 タービン
2 ケーシング(圧力容器)
3 タービンロータ
7 ノズル構造体
30 回転体
31a 高圧室
31b 低圧室
40 軸シール装置
50 パッキンリングホルダ
53 ホルダ室
54 ホルダ開口部
56 スチームジョイント面
60 パッキンリングセグメント
61 フック形状部
63 当接部
70 シールフィン
80 弾性体
81 第2の弾性体

Claims (6)

  1. ターボ機械の圧力容器に回転可能な回転体が貫通し、前記回転体の軸方向に並んで配置される高圧室と低圧室とを隔てる軸シール装置であって、
    前記圧力容器に固定されると共に前記高圧室と前記低圧室との間に介在されるシールホルダであって、半径方向に延びる被当接面を有するシールホルダと、
    前記シールホルダに対して半径方向に移動可能なシールセグメントであって、前記シールホルダの前記被当接面に当接可能な当接部を有するシールセグメントと、
    前記シールセグメントの内周面に設けられたシールフィンと、
    前記シールセグメントを前記低圧室の側に付勢し、前記シールセグメントの前記当接部を前記シールホルダの前記被当接面に当接させる弾性体と、を備えたことを特徴とする軸シール装置。
  2. 前記弾性体は、周方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の軸シール装置。
  3. 前記シールセグメントを内周側に付勢する第2の弾性体を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の軸シール装置。
  4. 前記弾性体は、前記シールセグメントの前記当接部を前記低圧室の側に付勢することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の軸シール装置。
  5. 前記シールホルダは、前記被当接面によって画定されたホルダ開口部を介して前記回転体の側に開口するホルダ室を有し、
    前記シールセグメントは、前記当接部より外周側に設けられた、前記ホルダ室内に収容されて前記シールホルダに保持される被保持部を有し、
    前記弾性体は、前記シールセグメントの前記被保持部を前記低圧室の側に付勢することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の軸シール装置。
  6. 圧力容器と、
    前記圧力容器に回転可能に設けられた回転体と、
    前記圧力容器に支持されたノズル構造体と、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の前記軸シール装置と、を備えたことを特徴とするターボ機械。
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