JP2017057630A - シリンダー付き非常解錠装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取付座は台座と制御板12との二部材で分離可能に設けると共に、制御板12は台座に対して表裏反転して装着可能に設け、制御板12に設けた爪部14はつまみ体40の後部の左右位置に形成した係合部42,42に係合して、つまみ体自体の回動範囲を規制すると共に、前記つまみ体40の後端部には解錠部材であるシリンダーカム軸22のカム22bを臨ませる長穴47が形成してあることを特徴とする。
【選択図】図10
Description
解錠部材は、シリンダー80の一部(後部外筒95)に形成したピン挿入穴(図示せず)に嵌挿したストッパーピン96とバネ(図示せず)とで構成している。このストッパーピン96は、前記バネの付勢力により常時には下方(シリンダー操作軸83の中心方向)に付勢されているが、図13の施錠状態ではバネの付勢力に抗して上方に突出して、つまみ体100の後端部に形成した切欠き102に臨ませている。
また、手配ミス等により左右勝手を間違った場合、取付現場では勝手を変更することができないなどの問題があった。
前記取付座は、シリンダー又はつまみ体の後部を嵌挿するガイド穴を有する台座と制御板との二部材で分離可能に設けてあると共に、前記制御板は台座に対して表裏反転して装着可能に設けてあり、
前記制御板のガイド穴の内周壁の一部には内向きの爪部を設けてあり、この爪部は、制御板の正位置では左側に位置し、該制御板を表裏反転して装着した状態では右側に位置するようにしてあり、
さらに、前記つまみ体の後部の左右位置には前記制御板の爪部を係合して、つまみ体自体の回動範囲を規制する係合部が形成されているとともに、該つまみ体の後端部には前記解錠部材であるシリンダーカム軸のカムを臨ませる長穴が形成してあることを特徴とする。
また、取付座を構成する「台座と制御板」の形状や構成も、実施形態で示したものに限らず、適宜設計変更できる。
なお、図1〜図3、図5、図6、11bは台座11に形成したネジ挿通穴、12bは制御板12に形成したネジ挿通穴である。
このように、本発明では、制御板12に爪部14を形成すると共に、この制御板12を表裏反転することにより爪部14が左又は右位置に変位できるように工夫して、左右勝手の問題を解消している。
シリンダー20は、内筒21と外筒30とで着脱自在に設けてあり、前記外筒30は、前半部の前部外筒31と、後半部の後部外筒35とで着脱自在に設けてある。そして、前部外筒31と後部外筒35とには、内筒嵌通穴31a、35aが連通して穿設され、両嵌通穴31a、35aに内筒21が嵌装されている。
火災等の非常時に、合鍵を使用することなく、つまみ体40を回動してデッドボルト3を後退して解錠する作動について、以下に説明する。
このとき、後述するように、図10(B)において、つまみ体40の切欠き44の中央位置に臨んでいたストッパーピン51の上端部51aは、上記70°の回動により図10(C)に示すようにつまみ体40の切欠き43の左端部位置に臨むようになる。それと同時に、シリンダーカム軸22はカム22bがつまみ体40の下部に形成された円弧状の長穴47の右端部47aに押されてつまみ体40と一体に回動して(シリンダーカム軸22の後端部に刻印されているR,Lの文字のR方向に回動して)(錠のデッドボルト3を解錠して)図10(C)の解錠状態となる。
なお、その時つまみ体40の回転初期の段階では、ストッパーピン51の下端部51bは突部22aとの係合が外れ、突部22aと突部22aとの間の凹部に落ち込むので、ストッパーピン51の上端部51aは、つまみ体40の切欠き44と切欠き43との間の仕切り部46に当接しない位置にまで落ち込む(下方に移動する)。そのため、ストッパーピン51は切欠き43内に移動し、つまみ体40が70°回転した位置でシリンダーカム軸22のもう一方の突部22aに当接してストッパーピン51がバネ52に抗して上へ押し上げられ、図10(C)の状態となる。
上記説明から明らかなように、R型とL型の特定は、つまみ体40の解錠方向の回動により一体に回動するシリンダーカム軸22の回動方向が、シリンダーカム軸22の後端部に刻印されているR,Lの文字のR方向をR型、L方向をL型としている。
2 錠ケース
3 デッドボルト
10 取付座
11 台座
12 制御板
14 爪部
20 シリンダー
21 内筒
22 シリンダーカム軸(解錠部材)
26 鍵穴
28 クリックボール
30 外筒
31 前部外筒
35 後部外筒
40 つまみ体
41 つまみ
42 係合部
43,44,45 切欠き
46 仕切り部
47 長穴
51 ストッパーピン
52 バネ
60 非常カバー
Claims (1)
- 扉に設ける錠ケースおよび非常カバー取付用の取付座と、前記錠ケースに内蔵されたデッドボルトをシリンダーカム軸の作動により出没するシリンダーと、このシリンダーを嵌装して前部につまみを有する筒状のつまみ体と、該つまみ体とシリンダーカム軸との間には、非常時に前記シリンダーに対するキー操作することなく、前記つまみ体のつまみを回動することによりシリンダーカム軸を作動してデッドボルトを後退して解錠できるようにした解錠部材と、前記シリンダーとつまみ体と取付座とを通常時においては被覆する非常カバーとを備えたシリンダー付き非常解錠装置であって、
前記取付座は、シリンダー又はつまみ体の後部を嵌挿するガイド穴を有する台座と制御板との二部材で分離可能に設けてあると共に、前記制御板は台座に対して表裏反転して装着可能に設けてあり、
前記制御板のガイド穴の内周壁の一部には内向きの爪部を設けてあり、この爪部は、制御板の正位置では左側に位置し、該制御板を表裏反転して装着した状態では右側に位置するようにしてあり、
さらに、前記つまみ体の後部の左右位置には前記制御板の爪部を係合して、つまみ体自体の回動範囲を規制する係合部が形成されているとともに、該つまみ体の後端部には前記解錠部材であるシリンダーカム軸のカムを臨ませる長穴が形成してあることを特徴とするシリンダー付き非常解錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015183483A JP6534323B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | シリンダー付き非常解錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015183483A JP6534323B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | シリンダー付き非常解錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017057630A true JP2017057630A (ja) | 2017-03-23 |
JP6534323B2 JP6534323B2 (ja) | 2019-06-26 |
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ID=58390047
Family Applications (1)
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JP2015183483A Active JP6534323B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | シリンダー付き非常解錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6534323B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210016110A (ko) * | 2019-07-31 | 2021-02-15 | 혜성산업(주) | 관람석 의자 예약 오류 방지 기능과 비상 해정 기능을 구비한 잠금장치 |
-
2015
- 2015-09-16 JP JP2015183483A patent/JP6534323B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20210016110A (ko) * | 2019-07-31 | 2021-02-15 | 혜성산업(주) | 관람석 의자 예약 오류 방지 기능과 비상 해정 기능을 구비한 잠금장치 |
KR102230975B1 (ko) | 2019-07-31 | 2021-03-24 | 혜성산업(주) | 관람석 의자 예약 오류 방지 기능과 비상 해정 기능을 구비한 잠금장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6534323B2 (ja) | 2019-06-26 |
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