JP2017057029A - 部品受取装置 - Google Patents

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Masaki Kato
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Abstract

【課題】低コストな部品受取装置の提供。
【解決手段】ワークWを収納可能なトレー36を備えたスライドユニット30と、スライドユニット30に係合するギアユニット20と、このギアユニット20に回転力を付与するクランク機構部10とから構成される。また、スライドユニット30は、トレー36の延びる方向に沿って配したラックギア32を備えて成る。前記ギアユニット20は、ラックギア32に噛合するピニオンギア25と、クランク機構部10に嵌合する嵌合部材24と、これらピニオンギア25および嵌合部材24を一体に固定したシャフト21とを備えて成る。前記クランク機構部10は、トレー36の延びる方向に沿って往復移動する可動部材13と、一端を可動部材13に揺動自在に連結したラチェットレンチ14とを備えて成る。また、ラチェットレンチ14は、前記嵌合部材24に嵌合する係合穴14bと、この係合穴14bの回転方向を一方向に規制するクラッチ14fとを備えて成る。
【選択図】図1

Description

本発明は、順次排出されるワークを間欠的に水平移動するトレーにより受け取る部品受取装置に関する。
従来の部品受取装置は、特許文献1および特許文献2に開示されており、往復移動する可動部を備えたエアシリンダと、このエアシリンダの可動部に回転自在に支持された多段ギアと、この多段ギアに係合するラックギアと、このラックギアを固定しワークを収納可能なトレーとを備えて成る。また、前記多段ギアは、ピッチ円直径の異なる大歯車および小歯車を一体に備えており、前記大歯車が前記ラックギアに係合している。
また、特許文献1の従来の部品受取装置は、前記多段ギアが前記可動部に回転自在に軸支され、前記大歯車がラックギアに係合するよう構成される。これにより、前記多段ギアは、可動部材の往路工程では反時計回りへ回転し、復路工程では時計回りへ回転するため、前記トレーは、往復駆動部材の1往復動作によって1往復する。
これに対し、特許文献2の従来の部品受取装置は、前記多段ギアがフレームに回転自在に軸支され、この多段ギアに一方向クラッチが組み込まれている。また、前記大歯車は、トレーに設けられたラックギアに係合している。これにより、多段ギアは、可動部の往路工程では、反時計回りへ回転し、復路工程では前記一方向クラッチの働きにより回転しないため、トレーは、往復駆動部材が1往復動作する度に一方向へ間欠的に移動する。したがって、特許文献2の部品受取装置は、前記ワークをトレーに順次収納することができ、複数のワークを取り扱うことができる。
実開平05-041868号公報 特開2005-098490号公報
しかしながら、従来の部品受取装置は、前記多段ギアに2種の異なる大歯車および小歯車をそれぞれ形成しているため、この歯車の加工にコストが掛かるという問題があった。また、一方向クラッチを有する従来の部品受取装置は、前記多段ギアの回転方向が一方方向にのみ規制されているため、トレーを間欠的に両方向へ移動できない。これにより、さらに数多くのワークを取り扱う場合、トレーやラックギアを水平方向へ延長してトレーの収納面積を広げる必要があった。よって、従来の部品受取装置は、トレーの寸法が水平方向に長く設定されるので、設置スペースを要するという問題もあった。
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、ワークを収納可能なトレーを備えたスライドユニットと、スライドユニットに係合する係合部材と、この係合部材に回転力を付与するクランク機構部とを備え、前記スライドユニットは、前記トレーの延びる方向に沿って配したラックギアを備え、前記係合部材は、前記ラックギアに噛合するピニオンギアと、前記クランク機構部に嵌合する嵌合部材と、これらピニオンギアおよび嵌合部材を一体に固定したシャフトとを備え、前記クランク機構部は、前記トレーの延びる方向に沿って往復移動する可動部材と、一端を前記可動部材に揺動自在に連結したラチェットレンチとを備え、前記ラチェットレンチは、前記嵌合部材に嵌合する係合穴と、この係合穴の回転方向を一方向に規制するクラッチとを備えて成ることを特徴とする。なお、前記クラッチは、前記係合穴の回転方向を時計回りあるいは反時計回りの何れか一方へ切り替え可能な切替レバーを備えた双方向クラッチであることが望ましい。また、前記係合部材は、自らの回転に必要なトルクに相当する摩擦力を調整可能なブレーキ部材に接続して成ることが望ましい。さらに、前記切替レバーは、伸縮動作するプッシャにより操作されて成ることが望ましい。
本発明の部品受取装置は、トレーの移動に伴って前後するラックギアと、ラチェットレンチに嵌合する嵌合部材とを有する係合部材を備えているため、ピニオンギアにはラックギアにのみ噛み合えばよい。したがって、従来のようにピニオンギアに2種類のギアを加工する必要がないため、ピニオンギアの加工に係るコストを低減できるという利点がある。
また、本発明の部品受取装置は、前記ピニオンギアの回転方向を双方向へ切り替える双方向クラッチを備えているため、前記トレーを一方向へ間欠的に送り複数のワークをトレー内に敷き詰めた後、前記切替レバーを操作することで、トレーを先ほどとは逆方向へ間欠的に送ることができる。よって、ワークをトレー内に複数段に積み重ねて収納することができ、従来のようにトレーを長い寸法に設定しなくても数多いワークを取り扱えることができるので、設置に必要なスペースを低減できるという利点もある。
さらに、本発明の部品受取装置は、前記係合部材にブレーキ部材を接続しているので、係合部材は、ブレーキ部材によって付与される摩擦力に相当する回転トルク以上に負荷が掛からないと回転しない。このため、設置場所での振動などによって係合部材が容易に回転し難くなり、トレーが可動部材の往復移動時にのみに確実に間欠移動する。よって、トレーの安定した間欠送りが実現するという利点もある。
また、本発明の部品受取装置は、前記切替レバーを操作するプッシャを備えているため、作業者により切替レバーを操作することなく、外部信号などによりトレーの間欠送り方向を容易に変更できる。よって、作業者が危険な個所に手を入れ切替レバーを操作しなくてもよいので、本発明の部品受取装置は安全性が高いという利点もある。
本発明に係る部品受取装置の上方から見た斜視図である。 本発明に係る部品受取装置の下方から見た斜視図である。 本発明に係る部品受取装置の要部断面図である。 本発明に係るギアユニットの分解組立図である。 図4に示すラチェットレンチおよび回転体を示す斜視図である。
以下、本発明の部品受取装置について、図1ないし図5に基づき説明する。本発明の部品受取装置1は、加工機(図示せず)により加工したワークWを後述するトレー36で順次受け取るものであり、加工機のワーク排出口(図示せず)付近に設置されている。この部品受取装置1は、エアシリンダ11の駆動によりラチェットレンチ14を往復揺動可能なクランク機構部10と、ラチェットレンチ14に連結した接続部材の一例であるシャフト21とともに回転するピニオンギア25を備えたギアユニット20と、ピニオンギア25に噛合するラックギア32を備えかつこのラックギア32とともに水平方向へ往復移動するトレー36を備えたスライドユニット30とから構成される。
前記クランク機構部10は、後述するベース部材100に固定したブラケット12と、このブラケット12に一端を軸支されたエアシリンダ11と、エアシリンダ11の他端に配されエア供給により前後方向へ移動する可動部材13と、この可動部材13に旋回自在に軸支されたラチェットレンチ14とを備えて成る。
前記ラチェットレンチ14は、六角ボルトなどを締結する締結工具として広く用いられており、一方の回転方向では空転し他方の回転方向では回転する回転方向性を有するものである。具体的には、長手方向に延びる本体フレーム14aと、この本体フレーム14aの両端に多角形状などで形成した係合穴14b,14cと、本体フレーム14aおよび係合穴14bに介在するクラッチ14fと、係合穴14bの近傍に設けられた切替レバー14dとを備えている。
前記クラッチ14fは、係合穴14bと本体フレーム14aとを接続あるいは切り離し可能に構成されており、切り離し状態であれば係合穴14bと本体フレーム14aとが空転し、接続状態であれば係合穴14bと本体フレーム14aとが一体に回転するように構成される。また、前記切替レバー14dは、クラッチ14fに連結されており、クラッチ14fの回転方向を切り替え可能に構成されている。したがって、本実施形態におけるラチェットレンチ14は、双方向に空転あるいは回転を切り替え可能な双方向クラッチを備えている。
前記可動部材13は、ラチェットレンチ14の係合穴14cに挿通したピン13aを備えており、ピン13aは、係合穴14cに遊嵌するよう寸法設定されている。これにより、可動部材13は、ラチェットレンチ14を旋回自在に軸支している。
前記ギアユニット20は、ピニオンギア25および後述するブレーキ部材28にそれぞれ係合するキー材21a,21bを取り付け可能なシャフト21と、このシャフト21を回転自在に軸支する軸受ブロック23a,23b,23cと、シャフト21を挿通可能かつラチェットレンチ14の係合穴14bに嵌り込む嵌合部材24と、この嵌合部材24をシャフト21に固定する固定ピン21cと、シャフト21に回転自在に取り付けられラチェットレンチ14の切替レバー14dを挟み込む2本の係合ピン26b,26cを備えた回転体26と、シャフト21に所定の回転負荷を設定するブレーキ部材28とを備えて成る。つまり、このギアユニット20は、請求項1に係る係合部材を示す。
前記ピニオンギア25は、シャフト21およびキー材21aを挿通可能に形成され、これに挿通したシャフト21と一体に回転する。また、ピニオンギア25は、小径のボス部25aと大径のギア25bとを備えており、ギア25bはラックギア32に噛み合う形状を成している。さらに、ピニオンギア25は、その両端に配されたカラー部品を介して軸受ブロック23a,23bに挟まれるように回転自在に配置されている。このように、前記ピニオンギア25は、ラックギア32のみ噛み合うギア25bを1種類備えればよいため、2種類のギアを有する従来のピニオンギアに比べると加工コストが大幅に低減する。
前記嵌合部材24は、その軸線に沿って貫通する貫通穴24aと、ラチェットレンチ14の係合穴14bに嵌合する六角形状に形成した嵌合部24bとを備えており、嵌合部24bには貫通穴24aの直交方向に形成した固定ピン取付穴24cが設けられている。また、嵌合部材24は、シャフト21を貫通穴24aに挿通可能であり、その両端のカラー部品を介して軸受ブロック23b,23cに挟まれるように配置されている。これにより、嵌合部材24は、固定ピン21cを固定ピン取付穴24cへ取付けることでシャフト21に固定され、シャフト21と一体になって回転するよう構成される。また、嵌合部24bにはラチェットレンチ14の係合穴14bが常時嵌まり込んでいる。なお、前記嵌合部24b形状は、六角形状としたがこれに限定されるものではなく、前記ラチェットレンチ14の係合穴14bに嵌合可能な多角形状であればよい。
前記回転体26は、シャフト21に挿通され回転自在に軸支されており、その端面からは係合ピン26b,26cおよび突起部26aがそれぞれ突出している。係合ピン26b,26cは切替レバー14dを挟み込み可能な位置に配される一方、突起部26aは後述するプッシャ41,42にそれぞれ接触可能な位置に配されている。つまり、シャフト21に軸支されている回転体26は、これが時計回りあるいは反時計回りに回転することでラチェットレンチ14の切替レバー14dを操作可能である。
また、図3の二点鎖線に示すベース部材100は、ガイドレール33aを固定して成るとともに後述するドグ35に接触するリミットスイッチ46,47を固定して成り、さらに、軸受ブロック23a,23b,23cをそれぞれ取り付けた板材22を固定して成る。
前記リミットスイッチ46,47は、先端に接触子46a,47aを備えており、この接触子46a,47aは、それぞれその本体側へ収縮する方向に押されることで外部へ信号を発するように構成されている。この発信された信号は、図示しない制御装置へ送信されている。また、リミットスイッチ46とリミットスイッチ47との設置間隔は、トレー36の長手寸法程度に設定されている。
前記板材22は、その下面にL板22aを固定して成り備えており、このL板22aには旋回防止ブロック29a,29bがそれぞれ固定されている。また、板材22には、2つの抜き穴が形成されており、一方の抜き穴はピニオンギア25の回転の妨げとならないように配され、他方の抜き穴はラチェットレンチ14を下方から挿通可能に構成される。さらに、板材22は、図2に示すようにシャフト21の延びる方向に直交する方向へ伸縮可能なプッシャ41,42を固定して成り、このプッシャ41,42は、図1に示すように回転体26の突起部26aを挟むように対向に配されている。
前記スライドユニット30は、トレー36を着脱可能なテーブル31と、このテーブル31の上面から突出しトレー36を囲う複数の位置決めピン34と、テーブル31をトレー36の延びる方向へ摺動自在に支持したLMガイド33と、テーブル31の下面に固定されトレー36の延びる方向に沿って取り付けられたラックギア32と、このラックギア32に並ぶように配されたドグ35とを備えて成る。
前記トレー36は、長方形の形状を成す底面と、この底面の各辺から垂直方向へ立ち上がる4つの壁面とを備え、上部が開口するよう構成されており、その開口側からワークWを受け取り可能に形成される。また、このトレー36は、その幅寸法が図3に示すようにワークWの全長よりも若干長く設定される一方、その長手寸法が図1に示すように底面に複数のワークWを敷き詰めて収納できるようにトレー36の幅寸法よりも長く設定されている。また、4つの壁面は、何れも同一高さに設定されており、ワークWを複数段積み重ねてもトレー36内から外部へ落下しない程度の高さ寸法に設定されている。
前記テーブル31は、その上面から突出する複数の位置決めピン34を備えて成り、位置決めピン34に囲われるようにトレー36を載置して成る。また、前記LMガイド33は、ベース部材100に固定したガイドレール33aと、このガイドレール33aに係合するとともにガイドレール33aの延びる方向へ摺動自在なスライダ33b,33bとを備えて成り、スライダ33b,33bにテーブル31が固定されている。これにより、テーブル31は、トレー36とともにガイドレール33aの延びる方向へ移動自在に構成されている。
前記ラックギア32は、テーブル31の下面に固定されており、ピニオンギア25のギア25bと噛み合うように構成されている。また、前記ドグ35は、ラックギア32から所定距離を空けてテーブル31の下面に取り付けられており、リミットスイッチ46,47の接触子46a,47aにそれぞれ当接するように構成されている。
なお、前記ギアユニット20は、シャフト21に所定の回転負荷を設定するブレーキ部材28を備えてもよい。
前記ブレーキ部材28は、シャフト21およびキー材21bを挿通したリテーナ28bと、リテーナ28bを回転自在に支持するフレーム28aと、前記リテーナ28bの一端から螺入可能な調整ナット28cと、この調整ナット28cおよびフレーム28aの間に配したばね部材28dとを備えて成る。
前記ばね部材28dは、調整ナット28cの螺入量が増大する程、その変形量が大きくなるものであり、前記螺入量に伴ってリテーナ28bをフレーム28aへ強く押し付けるように構成されている。よって、前記ブレーキ部材28は、フレーム28aとリテーナ28bとの間に所定の摩擦力を付与している。
前記フレーム28aは、図1および図3に示すように旋回アーム29を固定して成り、この旋回アーム29は、前記L板22aの垂直面に沿って配されている。また、L板22aには、旋回アーム29の両端にそれぞれ当接して旋回アーム29の旋回を規制する旋回防止ブロック29a,29bが固定されている。これにより、前記シャフト21は、ばね部材28dによって生じる前記摩擦力に打ち勝つ回転力が働かなければ回転できない。したがって、前記ブレーキ部材28に接続したシャフト21は振動などによって自ら回転し難い。
また、前記調整ナット28cの螺入量により前記摩擦力に相当する回転トルクがシャフト21に常時作用するよう設定されることになるので、シャフト21を回転駆動する前記エアシリンダ11は、少なくとも前記回転トルクに打ち勝つ出力を発揮できるものに選定されている。
次に本発明の部品受取装置1の作用について説明する。前記ワーク排出口から排出されたワークWがトレー36に収められると、エアシリンダ11の作動によりラチェットレンチ14が図1から見てシャフト21を中心に時計回りへ揺動する。この時、前記クラッチ14fは、ラチェットレンチ14の時計回りへの揺動に対しては空転するように設定されているため、前記シャフト21は回転せずトレー36も水平移動しない。
この後、エアシリンダ11の復帰によりラチェットレンチ14が反時計回りへ揺動する。これにより、前記シャフト21は、前記嵌合部材24およびピニオンギア25とともに所定角度回転し、トレー36が前記リミットスイッチ47側へ水平移動する。このように、トレー36は、エアシリンダ11の往復動作により間欠的に水平移動して定位置から排出される前記ワークWを順次受け取る。
次に、トレー36の移動方向が切り替えられる際の作用について説明する。前記トレー36とともにリミットスイッチ47側へ間欠送りされるドグ35は、やがて前記接触子47aを押し付ける。これにより、リミットスイッチ47から図示しない制御装置へ信号が送られ、制御装置は前記プッシャ41を作動するよう制御する。このプッシャ41の作動により、図3に示した前記突起部26aの一点鎖線の交点付近が押され、回転体26が図1から見て反時計方向へ回転する。これにより、前記係合ピン26b,26cに係合した切替レバー14dが切り替えられるので、前記クラッチ14fが上述した空転と回転とを今までとは逆に切り替えられる。よって、トレー36は、前記エアシリンダ11の作動時には前記リミットスイッチ46側へ移動し、復帰時には移動せず停止した状態を保つ。
なお、前述とは逆に前記ドグ35が前記リミットスイッチ46に接触した場合、プッシャ42が作動するので、回転体26は図1から見て時計方向へ回転し、前記切替レバー14dを切り替える。
このように、本発明の部品受取装置1は、トレー36の移動方向を切り替えることができ、トレー36のワークWの収納量に合わせて前記リミットスイッチ46,47およびドグ35を配置することで往復移動するトレー36にワークWを複数段積み上げることができる。したがって、本発明の部品受取装置1は、従来のようにトレーを長手方向へ長く寸法設定しなくてもよいので狭い箇所にも設置できる。
1 部品受取装置
10 クランク機構部
11 エアシリンダ
13 可動部材
14 ラチェットレンチ
14b 係合穴
14d 切替レバー
14f クラッチ
20 ギアユニット
21 シャフト
22 板材
24 嵌合部材
25 ピニオンギア
26 回転体
28 ブレーキ部材
30 スライドユニット
32 ラックギア
33 LMガイド
W ワーク

Claims (4)

  1. ワークを収納可能なトレーを備えたスライドユニットと、スライドユニットに係合する係合部材と、この係合部材に回転力を付与するクランク機構部とを備え、
    前記スライドユニットは、前記トレーの延びる方向に沿って配したラックギアを備え、
    前記係合部材は、前記ラックギアに噛合するピニオンギアと、前記クランク機構部に嵌合する嵌合部材と、これらピニオンギアおよび嵌合部材を一体に固定したシャフトとを備え、
    前記クランク機構部は、前記トレーの延びる方向に沿って往復移動する可動部材と、一端を前記可動部材に揺動自在に連結したラチェットレンチとを備え、
    前記ラチェットレンチは、前記嵌合部材に嵌合する係合穴と、この係合穴の回転方向を一方向に規制するクラッチとを備えて成ることを特徴とする部品受取装置。
  2. 前記クラッチは、前記係合穴の回転方向を時計回りあるいは反時計回りの何れか一方へ切り替え可能な切替レバーを備えた双方向クラッチであることを特徴とする請求項1に記載の部品受取装置。
  3. 前記係合部材は、自らの回転に必要なトルクに相当する摩擦力を調整可能なブレーキ部材に接続して成ることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の部品受取装置。
  4. 前記切替レバーは、伸縮動作するプッシャにより操作されて成ることを特徴とする請求項2に記載の部品受取装置。
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