JP2017056874A - 車体フレーム - Google Patents

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貴史 川口
Takashi Kawaguchi
貴史 川口
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Abstract

【課題】簡易に長手方向の長さを調整可能な車体フレームを提供する。
【解決手段】長手方向の一端側の後側フレーム3と長手方向の他端側の前側フレーム2とを連結して成る車体フレーム1は、前側フレーム2と後側フレーム3との連結部分4の長手方向の長さを調整するための調整ピン33及び長穴23と、調整後の連結部分4を固定する固定部6と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、長手方向に分割された2つのフレームを連結した構成の車体フレームに関する。
トラック等の車両は、エンジン等が取り付けられている車体フレームを有する。このような車両においては、製造後に車両の用途や仕様の変更に伴い、車両のホイールベース(前輪と後輪の間の距離)の変更が生じる場合がある。かかる場合には、車体フレームの長手方向(車両の前後方向)の長さを変更する必要がある。
車体フレームの長さを変更する方法として、例えば下記の特許文献1には、フレームを2分割して連結部材で連結する車体フレームが提案されている。
特開2000−185667号公報
しかし、特許文献1に開示の車体フレームにおいては、分割された2つの分割フレームに対して連結部材を位置決めしたり、2つの分割フレームの各々に連結部材を締結したりする必要がある。このような煩雑な作業が発生するため、作業効率が低いものとなってしまう。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、簡易に長手方向の長さを調整可能な車体フレームを提供することを目的とする。
本発明の一の態様においては、長手方向の一端側の第1フレームと長手方向の他端側の第2フレームとを連結して成る車体フレームであって、前記第1フレームと前記第2フレームとの連結部分の前記長手方向の長さを調整するための調整部と、調整後の前記連結部分を固定する固定部と、を備える、車体フレームを提供する。
かかる車体フレームによれば、車両の製造後に、調整部によって連結部分の長さを調整することで、車体フレームの長手方向の長さを調整できる。特に、車体フレームを切断・溶接する等の作業が発生しないので、ホイールベースの長さに対応するように車体フレームの長さを簡易に調整できる。
また、前記調整部は、前記第1フレームに固定されているピンと、前記第2フレームに設けられており、前記ピンを前記長手方向に沿って案内する長穴と、を有することとしてもよい。
また、前記第1フレームには、前記長手方向に沿って所定間隔で複数の第1穴が形成されており、前記第2フレームには、前記長手方向に沿って前記所定間隔で複数の第2穴が形成されており、前記固定部は、締緩可能に設けられており、前記第1穴及び前記第2穴が重なった状態の前記連結部分を固定することとしてもよい。
また、前記第1フレーム及び前記第2フレームは、それぞれコ字状の断面形状を有し、前記連結部分は、前記第1フレームの端部と前記第2フレームの端部とが重なった部分であることとしてもよい。
本発明によれば、車体フレームの長手方向の長さを簡易に調整できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る車体フレーム1の構成を示す模式図である。 車体フレーム1の前側フレーム2及び後側フレーム3を示す模式図である。 連結部分4の詳細構成を説明するための模式図である。 前側フレーム2の端部の構成を示す模式図である。 後側フレーム3の端部の構成を示す模式図である。 図5の後側フレーム3を矢印Aの方向から見た図である。 連結部分4の長さの調整を説明するための模式図である。
<車体フレームの構成>
図1及び図2を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車体フレーム1の構成の一例について説明する。
図1は、一実施形態に係る車体フレーム1の構成を示す模式図である。図2は、連結前の車体フレーム1の前側フレーム2及び後側フレーム3の構成を示す模式図である。
車体フレーム1は、トラック等の大型車両を支える骨格である。車体フレーム1は、図1に示すように梯子形状に形成されており、車体フレーム1の長手方向(図1のX方向)が車両の前後方向に延びるように設けられている。車体フレーム1には、車両のエンジン(不図示)等が取り付けられる。
車体フレーム1は、一体構造のフレームではなく、二つのフレームを連結した構造となっている。具体的には、車体フレーム1は、図1に示すように、車両の前後方向の前側に位置している前側フレーム2と、前後方向の後側に位置している後側フレーム3とを連結して構成されている。前側フレーム2と後側フレーム3との連結部分4は、前側フレーム2の長手方向の端部と後側フレーム3の長手方向の端部とが重なった部分である。なお、本実施形態では、後側フレーム3が、車体フレーム1の長手方向の一端側の第1フレームに該当し、前側フレーム2が、車体フレーム1の長手方向の他端側の第2フレームに該当する。
前側フレーム2は、図2に示すように、車両の前後方向に延びている一対のサイドフレーム21と、一対のサイドフレーム21の間を連結する車幅方向(図1のY方向)に延びている複数のクロスフレーム22とを有する。後側フレーム3も、前側フレーム2と同様に、一対のサイドフレーム31と複数のクロスフレーム32とを有する。サイドフレーム21及びサイドフレーム31は、それぞれコ字状の断面形状(図6参照)を有する。
ところで、車体フレーム1を有する車両においては、製造後に車両の用途や仕様の変更に伴い、車両の前輪と後輪の間のホイールベースの変更が生じる場合がある。かかる場合には、車体フレーム1の長手方向(車両の前後方向)の長さを変更する必要がある。車体フレーム1の長さを変更する方法として、例えば車体フレームを切断してカットした後に、溶接する方法が採用されうるが、かかる場合には作業者に煩雑な作業を強いることになり、作業効率が低いものとなってしまう。
これに対して、本実施形態に係る車体フレーム1は、車両の製造後に、前側フレーム2と後側フレーム3との連結部分4の長手方向(車両の前後方向)の長さを調整する構成を有する。これにより、車体フレーム1の長手方向の長さを簡易に調整することが可能となる。
<連結部分4の詳細構成>
図3〜図7を参照しながら、前側フレーム2及び後側フレーム3の端部の連結部分4の詳細構成について説明する。なお、連結部分4は、図1に示すように車体フレーム1の幅方向(Y方向)の両側にそれぞれ設けられているが、二つの連結部分4は同じ構成であるので、以下では一方の連結部分4の構成について説明する。
図3は、連結部分4の詳細構成を説明するための模式図である。図3には、図1の車体フレーム1をY方向から見た際の連結部分4が示されている。連結部分4は、前側フレーム2のサイドフレーム21の端部と後側フレーム3のサイドフレーム31の端部とが重なっている部分である。連結部分4において、前側フレーム2と後側フレーム3は、固定部6によって固定されている。固定部6は、ここでは締結部材であるボルト及びナットである。
図4は、前側フレーム2の端部の構成を示す模式図である。図4に示すように、前側フレーム2のサイドフレーム21の長手方向の端部には、長穴23と位置調整穴24とが設けられている。
長穴23は、長軸がサイドフレーム21の長手方向(図3のX方向)に延びるように形成されている。長穴23は、サイドフレーム21の幅方向(図3のZ方向)において中央側に形成されている。
位置調整穴24は、サイドフレーム21の長手方向に沿って所定間隔で複数形成されている。位置調整穴24は、サイドフレーム21の幅方向において長穴23の両側に形成されている。位置調整穴24は、連結部分4の長手方向の長さを調整する際の目印に成る穴である。また、位置調整穴24は、連結部分4を固定する固定部6(図3)のボルトが挿通可能となっている。
図5は、後側フレーム3の端部の構成を示す模式図である。図6は、図5の後側フレーム3を矢印Aの方向から見た図である。図5及び図6に示すように、後側フレーム3のサイドフレーム31の長手方向の端部には、調整ピン33と位置調整穴34とが設けられている。
調整ピン33は、サイドフレーム31に固定されているピンである。例えば、調整ピン33は、図6に示すようにサイドフレーム31の反対側にてナット33aで固定されている。ただし、これに限定されず、例えば調整ピン33はサイドフレーム31に溶接で固定されていてもよい。
調整ピン33は、前側フレーム2の長穴23と係合しており、長穴23に案内されて長手方向にスライド可能となっている。本実施形態では、調整ピン33及び長穴23が、前側フレーム2と後側フレーム3との連結部分4の長手方向の長さを調整する調整部の機能を有する。このように調整ピン33が長穴23に沿ってスライドして連結部分4の長さを調整することで、車体フレーム1の長手方向の長さを調整できる。
図7は、連結部分4の長さの調整を説明するための模式図である。
ここでは、図3に示すように調整ピン33が長穴23の長手方向における中央に位置する場合に、車体フレーム1の長さが基準長さであるものとする。図7(a)に示すように調整ピン33が長穴23の左端に位置した場合には、図3に比べて連結部分4の長さが長くなり、車体フレーム1の長手方向の長さが基準長さに比べて短くなる。一方で、図7(b)に示すように調整ピン33が長穴23の右端に位置した場合には、図3に比べて連結部分4の長さが短くなり、車体フレーム1の長手方向の長さが基準長さに比べて長くなる。このように、本実施形態によれば、調整ピン33を長穴23に沿ってスライドさせることで、簡易に車体フレーム1の連結部分4の長さを調整できる。
図5に戻り、位置調整穴34は、サイドフレーム31の長手方向に沿って所定間隔で複数形成されている。位置調整穴34は、サイドフレーム31の幅方向において調整ピン33の両側に形成されている。複数の位置調整穴34の間隔は、前側フレーム2の複数の位置調整穴24の間隔と同じ大きさである。かかる場合には、位置調整穴34と位置調整穴24とが重なるように前側フレーム2と後側フレーム3の位置を調整することで、車体フレーム1の長さを調整しやすくなる。位置調整穴34は、連結部分4を固定する固定部6(図3)のボルトが挿通可能となっている。
固定部6(ボルト及びナット)は、車両の製造後に緩めたり締めたりすることができるようになっている。このため、車両の製造後に連結部分4の長さを調整する場合には、固定部6を緩めて調整ピン33を長穴23に沿ってスライドさせて連結部分4の長さを調整した後に、固定部6を締めて連結部分4を固定する。この際、作業者は、前側フレーム2の位置調整穴24と後側フレーム3の位置調整穴34とが重なった状態で、連結部分4を固定部6で固定する。
<本実施形態における効果>
上述したように、前側フレーム2と後側フレーム3を連結した車体フレーム1は、前側フレーム2と後側フレーム3の連結部分4の長さを調整する調整部(調整ピン33及び長穴23)と、調整後の連結部分4を固定する固定部6とを有する。
かかる場合には、車両の製造後に、調整ピン33及び長穴23によって連結部分4の長さを調整することで、車体フレーム1の長手方向の長さを調整できる。特に、本実施形態の場合には、車体フレーム1を切断・溶接する等の作業が発生しないので、ホイールベースの長さに対応するように車体フレーム1の長さを簡易に調整できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 車体フレーム
2 前側フレーム
3 後側フレーム
4 連結部分
6 固定部
21 サイドフレーム
23 長穴
24 位置調整穴
31 サイドフレーム
33 調整ピン
34 位置調整穴

Claims (4)

  1. 長手方向の一端側の第1フレームと長手方向の他端側の第2フレームとを連結して成る車体フレームであって、
    前記第1フレームと前記第2フレームとの連結部分の前記長手方向の長さを調整するための調整部と、
    調整後の前記連結部分を固定する固定部と、
    を備える、車体フレーム。
  2. 前記調整部は、
    前記第1フレームに固定されているピンと、
    前記第2フレームに設けられており、前記ピンを前記長手方向に沿って案内する長穴と、を有する、
    請求項1に記載の車体フレーム。
  3. 前記第1フレームには、前記長手方向に沿って所定間隔で複数の第1穴が形成されており、
    前記第2フレームには、前記長手方向に沿って前記所定間隔で複数の第2穴が形成されており、
    前記固定部は、締緩可能に設けられており、前記第1穴及び前記第2穴が重なった状態の前記連結部分を固定する、
    請求項1又は2に記載の車体フレーム。
  4. 前記第1フレーム及び前記第2フレームは、それぞれコ字状の断面形状を有し、
    前記連結部分は、前記第1フレームの端部と前記第2フレームの端部とが重なった部分である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車体フレーム。

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