JP2017056648A - 中間製品ロール - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、係る従来技術の欠点を解消し、シワ、キズ、白化のない中間製品ロールを提供することをその課題とする。【解決手段】実質的に粒子を含まない基材フィルムと粒子を含むコーティング層とを有する積層フィルムの中間製品ロールであって、コーティング層の幅方向両側に長手方向と平行なナーリング部分を有し、かつナーリング部分とコーティング層の幅方向端部との距離が10mm以上100mm以下であることを特徴とする、中間製品ロール。【選択図】図1
Description
本発明は、シワ、キズ、白化のない中間製品ロールに関するものである。
近年、液晶テレビやスマートフォンなどのディスプレイの基材に使用される光学用途フィルム、包装材料用途フィルム、及び各種一般工材用途フィルムは、製造費用を抑制するために広幅化、薄膜化が進んでいる。
しかしながら、基材フィルムの広幅化や薄膜化に伴い、巻き形状が悪くなることや、基材フィルムにシワや変形、キズなどの外観欠点が発生することが問題となっている。そして、このような問題を軽減する方法として、基材フィルムの表面にナーリングと呼ばれる凹凸加工を施し、フィルムを巻き取る方法が用いられている。
具体的には、特許文献1には、ナーリングの凹凸の高さを規定して、変形のない塗布型の光学フィルムの中間製品ロールを製造する方法が開示されている。また、特許文献2には、ナーリング部の凹凸個数を規定することにより、光学フィルムの片面に塗布した粘着液が反対側へ裏周りすることや、フィルム表面同士の接着を防止する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、ナーリングの位置によっては、中間製品ロールにシワが発生してフィルム表面同士が擦れることにより、フィルムの曇度が増加するなどの外観欠点が発生する問題がある。また、特許文献2に記載の方法では、ナーリングの凹部に溜まったコーティング液が未乾燥の状態で巻き取られることにより、フィルム表面同士が接着することや、接着によりフィルム面にシワなどの概観欠点が発生することが問題となる。本発明は、係る従来技術の欠点を解消し、シワ、キズ、白化のない中間製品ロールを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、下記の構成からなる。
(1)実質的に粒子を含まない基材フィルムと粒子を含むコーティング層とを有する積層フィルムの中間製品ロールであって、コーティング層の幅方向両側に長手方向と平行なナーリング部分を有し、かつナーリング部分とコーティング層の幅方向端部との距離が10mm以上100mm以下であることを特徴とする、中間製品ロール。
(2)前記コーティング層が、易接着層であることを特徴とする、請求項1に記載の中間製品ロール。
(3)前記コーティング層が、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、及びウレタン樹脂のうち少なくとも一つの樹脂を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の中間製品ロール。
(4)前記基材フィルムが、ポリエステル樹脂を主成分とすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の中間製品ロール。
(5)前記ナーリング部分の摩擦係数が、0.1以上0.6以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の中間製品ロール。
(6)フィルムの厚みが、10μm以上100μm以下であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の中間製品ロール。
(7)ロールの幅が1,000mm以上6,000mm以下であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の中間製品ロール。
(8)(1)〜(7)のいずれかに記載の中間製品ロールよりフィルムを巻き出す工程、巻き出したフィルムから両側のナーリング部分を切断除去する工程、及び再度フィルムを巻き取る工程を有することを特徴とする、最終製品ロールの製造方法。
(1)実質的に粒子を含まない基材フィルムと粒子を含むコーティング層とを有する積層フィルムの中間製品ロールであって、コーティング層の幅方向両側に長手方向と平行なナーリング部分を有し、かつナーリング部分とコーティング層の幅方向端部との距離が10mm以上100mm以下であることを特徴とする、中間製品ロール。
(2)前記コーティング層が、易接着層であることを特徴とする、請求項1に記載の中間製品ロール。
(3)前記コーティング層が、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、及びウレタン樹脂のうち少なくとも一つの樹脂を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の中間製品ロール。
(4)前記基材フィルムが、ポリエステル樹脂を主成分とすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の中間製品ロール。
(5)前記ナーリング部分の摩擦係数が、0.1以上0.6以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の中間製品ロール。
(6)フィルムの厚みが、10μm以上100μm以下であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の中間製品ロール。
(7)ロールの幅が1,000mm以上6,000mm以下であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の中間製品ロール。
(8)(1)〜(7)のいずれかに記載の中間製品ロールよりフィルムを巻き出す工程、巻き出したフィルムから両側のナーリング部分を切断除去する工程、及び再度フィルムを巻き取る工程を有することを特徴とする、最終製品ロールの製造方法。
本発明によれば、巻き取り工程において中間製品ロールが噛みこむエアの量を適正化し、中間製品ロールのシワ、キズ、白化を抑制することができる。
本発明の中間製品ロールは、実質的に粒子を含まない基材フィルムと粒子を含むコーティング層とを有する積層フィルムの中間製品ロールであって、コーティング層の幅方向両側に長手方向と平行なナーリング部分を有し、かつナーリング部分とコーティング層の幅方向端部との距離が10mm以上100mm以下であることを特徴とする。ここで、幅方向とは、フィルムの搬送面に平行であり、フィルム製造時にフィルムが進行する方向(長手方向ということがある。)と直交する方向をいう。
中間製品ロールとは、製造したフィルムを最終製品とする前に一旦巻き取ることにより得られるロールをいう。通常、この中間製品ロールよりフィルムを巻き出して、スリット加工により任意の幅に切断したり、巻き出されたフィルムの表面に印刷などの各種加工を施したりした後、再度フィルムを巻き取ることで最終製品を得ることができる。
本発明の中間製品ロールは、積層フィルムを透過する光の屈折や散乱による透明度の低下を抑えつつフィルムを安定して巻き取る観点から、実質的に粒子を含まない基材フィルムと粒子を含むコーティング層とを有する積層フィルムの中間製品ロールであることが重要である。ここで、実質的に粒子を含まない基材フィルムとは、触媒残渣で観測される粒子以外の粒子を含有しない基材フィルムをいう。
基材フィルムが実質的に粒子を含まないことにより、基材フィルムにおける粒子の含有量が少なくなるため、積層フィルムを透過する光の屈折や散乱による透明度の低下を軽減することができる。一方、基材フィルムが触媒残渣で観測される粒子を有することにより、積層フィルムの易滑性が損なわれないため、フィルムの製造、巻き取り、及び加工工程を円滑に行うことができる。
また、積層フィルムが粒子を含むコーティング層を有することにより、その表面に適度な粗さが付与されるため、フィルムの易滑性が向上する。その結果、中間製品ロールとする際の巻き取り性が良好になり、中間製品ロールにおけるシワの発生も軽減される。
本発明の中間製品ロールにおけるコーティング層は、本発明の効果を損なわない限り特に制限されず、易接着層、ハードコート層、及び粘着層などさまざまな機能性層とすることが可能であり、中でも易接着層であることが好ましい。ここで、易接着層とは、基材フィルムの反対側の層に別の層を接着し易くする層のことをいう。易接着層は、後述する樹脂を水に希釈せしめた水溶性塗布液を積層フィルムの製造工程時に基材フィルムにインラインで塗布することや、基材フィルムの製造終了後にオフラインで塗布することができる。
本発明の中間製品ロールにおけるコーティング層は、本発明の効果を損なわなければ、単層であっても複数層であっても良い。コーティング層が複数層である例としては、例えば、易接着層を設けた後に、さらにハードコート層などの機能性層を設ける構成が挙げられる。
コーティング層は、コーティング層と基材フィルムとの密着性の観点から、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、及びウレタン樹脂のうち少なくとも一つの樹脂を含むことが好ましい。コーティング層がこれらの樹脂を含むことにより、コーティング層と基材フィルムとの密着性を強固にすることができる。さらに、コーティング層が易接着層又は易接着層を含む複数層である場合は、基材フィルムのとの密着性だけでなく、易接着層の上に設けたハードコート層など別の機能性層との密着性も強固にすることができる。また、コーティング層は、本発明の効果を損なわない限り、硬化剤、界面活性剤、架橋剤、及び微粒子分散体などの添加剤を含んでもよい。
本発明の中間製品ロールは、巻きズレやそれに伴うシワ、キズ、及び白化を防止する観点から、コーティング層の幅方向両側に長手方向と平行なナーリング部分を有することが重要である。
ここで、コーティング層の幅方向両側とは、中間製品ロールを正面から観察した際に、図1の4に示すコーティング層の幅方向端部より内側であり、コーティング層の幅方向端部に近接する箇所をいう。
ナーリングとは、積層フィルムに連続的かつ周期的に施された物理的な凹凸形状をいう。本発明の中間製品ロールにおいて、ナーリングは上記定義を満たすものであればよく、例えば、図2のA〜Dに示す態様のものを施すことができる。また、ナーリング部分とは、ナーリングをすべてその間に含み、かつその幅が最も狭くなるように引いた2本の直線で挟まれる部分をいい(図2の2)、長手方向と平行なナーリング部分を有するとは、この2本の直線と長手方向とが成す角が5°以下であることをいう。そして、ナーリング部分の端部とは、この2本の直線のうち、コーティング層の幅方向端部に近いものをいう。
コーティング層の幅方向端部より内側、すなわち、基材フィルムにコーティング層が積層されている部分にナーリングを施してフィルムを巻き取ることにより、コーティング層の幅方向端部より外側、すなわち、コーティング層のない基材フィルム部分にナーリングを施して巻き取るときに比べて、中間製品ロールが噛みこむエアが抜けやすくなり、中間製品ロールとして巻き取った際に巻きズレが発生しにくくなる。その結果、積層フィルムのシワ、キズ、及び白化の発生も軽減される。
ナーリングは、本発明の効果を損なわない限り、積層フィルムの片面のみに施しても両面に施してもよい。また、ナーリングを施す方法も本発明の効果を損なわない限り、特に制限されない。本発明で用いることができるナーリングを施す手段としては、例えば、搬送される積層フィルムの片面側に弾性ゴムロール、積層フィルムを介して反対面側に凹凸形状を有する金属ロールを設けて、積層フィルムに加圧せしめる方法が挙げられる。また、別の手段として、搬送される積層フィルムの両面に凹凸形状を有する金属ロールを設けて、積層フィルムの両面に凹凸形状を付す方法が挙げられる。
ここで、弾性ゴムロールの材質は、本発明の効果を損なわない限り特に制限されず、シリコーン、ハイパロン、及びフッ素などの一般的な弾性ゴムを使用することができる。また、金属ロールの材質も本発明の効果を損なわない限り特に制限されず、ステンレス鋼などの一般的に使用される金属を用いることができる。
本発明の中間製品ロールは、ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部との距離が10mm以上100mm以下であることが重要である。このような態様とすることで、フィルムを巻き取る際にフィルム間に噛み込まれるエアが適度に抜けるために、巻きズレの発生や、フィルムのシワ、キズ、及び白化の発生を抑えることができる。
ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離とは、コーティング層の幅方向端部上の任意の一点と、この点からフィルム面上に幅方向と平行な直線を引いたときに最初にナーリング部分の端部と交わる点との距離をいう(図1の6)。また、ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部との距離が10mm以上100mm以下であるとは、両側における図1の6に示す距離が、中間製品ロールの長手方向の全ての位置において10mm以上100mm以下であることを意味する。
ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離が10mm以上であることにより、ナーリング部分の外側におけるコーティング層を有さない部分が占める割合が大きくならず、ナーリング部分の外側の易滑性を保つことができる。その結果、巻き取り工程においてフィルムの両端部におけるシワの発生が抑制される上、フィルム層間のエアが適度に抜けてフィルムのキズや白化の発生も抑えられる。また、ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離が100mm以下であることにより、スリット加工などの後工程において廃棄する部分を少なく抑えることができ、高い生産性を維持することができる。中間製品ロールにおけるシワ、キズ、白化の発生を抑え、かつ高い生産性を維持する観点から、ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部との距離は、10mm以上50mm以下であることが好ましい。
ここで白化とは、巻き取られたフィルムの表面同士が擦れあうことで、フィルム表面に幅と長さがナノレベルのキズが多数発生することにより生じる欠点をいう。白化の有無は、暗室においてフィルムサンプルに正面から三波長光源を用いて光を当てて、白く見える部分があるか否かを確認することで評価することができる。
通常、巻き取り工程でフィルムが巻き取られる際に生じる張力の影響で、フィルム表面には面圧がかかる。そして、ロールの直径が大きくなるに連れて、ロールの内層部にかかる面圧が上昇する。その結果、中間製品ロールのフィルム層間に溜まっていたエアが押し出され、ロールにまかれたフィルム同士が擦れあうことにより白化が生じる。すなわち、白化はロールの直径が大きくなるにつれて生じやすくなる。
本発明の中間製品ロールにおける基材フィルムは、本発明の効果を損なわない限り特に限定されず、例えばポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、及びポリエチレン樹脂などを主成分とすることができる。中でも、強靭性、電気絶縁性、耐熱性、耐寒性、及び耐化学薬品性などの特性が優れている観点から、ポリエステル樹脂を主成分とすることが好ましい。ここで、主成分とは、基材フィルムの全成分を100質量%としたときに、50質量%より多く含まれる成分をいう。
本発明の中間製品ロールにおいては、ナーリング部分の摩擦係数が、0.1以上0.6以下であることが好ましい。ここでいうナーリング部分の摩擦係数とは、中間製品ロールよりナーリング部分を含む100mm(幅方向)×500mm(長手方向)のサンプルを切り出し、平滑な測定台上で該サンプルのナーリング部分と摩擦測定機の測定端子表面に貼り付けたナーリング部分を有さないポリエステルフィルムとをすり合わせて測定する静摩擦係数をいう。ナーリング部分を有さないポリエステルフィルムとしては、例えば、東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)S10を使用することができる。なお、ナーリング部分の摩擦係数は、ナーリング部分の凹凸形状の高さを高くすることで大きくなり、低くすることで小さくなる。
摩擦係数が0.1以上であることにより、ナーリング処理の効果が十分に発現し、巻き取り工程における巻きズレの発生が軽減され、その結果、中間製品ロールにシワやキズ、白化が発生するのを抑えることができる。また0.6以下であることにより、ナーリング部分でのフィルムの易滑性を確保することができ、適度にエアが抜けて中間製品ロールにシワやキズ、白化が発生するのを抑えることができる。
本発明の中間製品ロールにおいては、フィルムの厚みが、10μm以上100μm以下であることが好ましい。ここで、フィルムの厚みとは、中間製品ロールより中間製品ロール幅(幅方向)×1m(長手方向)のサンプルを切り出した後、デジタルマイクロメーターを用いて測定したフィルムの厚みをいう。一般にフィルムの厚みが10μm以上100μm以下である場合は、フィルムが適度なコシを有するために巻き取り時にシワが発生することで、フィルムにキズや白化が生じやすくなる。そのため、本発明による効果がより発揮されやすい。本発明の効果を十分に発揮する観点から、フィルムの厚みは、10μm以上80μm以下であることがより好ましく、25μm以上75μ以下であることがさらに好ましい。
本発明の中間製品ロールは、中間製品として巻き取った後、スリット工程において任意の幅の製品とする観点から、ロールの幅が1,000mm以上6,000mm以下であることが好ましい。
本発明により、幅方向におけるロール直径の変化が小さく安定した形状を有し、シワ、キズが少なく、白化欠点の発生を抑えた中間製品ロールを得ることができる。本発明の中間製品ロールは、主に液晶テレビ用やスマートフォン用などで使用されるディスプレイの基材に使用される光学用途フィルム、包装材料用途フィルム、各種一般工材用途フィルム、及びその他の基材フィルムを製造する際に、好適に用いることができる。
本発明の最終製品ロールの製造方法は、本発明の中間製品ロールよりフィルムを巻き出す工程、巻き出したフィルムから両側のナーリング部分を切断除去する工程、及び再度フィルムを巻き取る工程を有することが重要である。
前述のとおり、本発明の中間製品ロールは、幅方向におけるロール直径の変化が小さく安定した形状を有し、シワ、キズ、及び白化欠点も少ない。そのため、本発明の最終製品ロールの製造方法が、本発明の中間製品ロールよりフィルムを巻き出す工程、及び再度フィルムを巻き取る工程を有することにより、中間製品ロールに起因するシワ、キズ、白化欠点の少ない最終製品ロールを得ることができる。
また、巻き出したフィルムから両側のナーリング部分を切断除去する工程を有することにより、最終製品となる部分と廃棄する部分とを容易に仕分けることができる。ここで、巻き出したフィルムから両側のナーリング部分を切断除去するとは、巻き出したフィルムを長手方向と平行に切断することにより、巻き出したフィルムから、ナーリング部分及びフィルムを幅方向から観察したときにナーリング部分よりも端部側に位置する部分を除去することをいう。
巻き出したフィルムから両側のナーリング部分を切断除去する手段については、本発明の効果を損なわない限り特に限定されないが、例えば、レザー刃、シェア刃、及び丸刃などを用いることができる。また、両側のナーリング部分の切断除去は、例えば、空中又は溝付きロール上で行うことができる。さらに、フィルムを切断した後に、除塵機、吹き出しエア、及び吸い込みエア等を用いて切り粉を除去することも、最終製品ロールが切り粉を巻き込むのを防止する観点から好ましい。
また、両側のナーリング部分を切断除去して得られたフィルムは、一本の最終製品ロールとして巻き取ってもよく、最終製品ロールとして巻き取る前に長手方向と平行に切断し、複数本の最終製品ロールとして巻き取ってもよい。最終製品ロールを複数本得るために、フィルムを長手方向と平行に切断する手段としては、巻き出したフィルムから両側のナーリング部分を切断除去する手段と同様の手段を採用することができる。また、フィルムを切断した後に、除塵機、吹き出しエア、及び吸い込みエア等を用いて切り粉を除去することも、同様に好ましい。
以下に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれにより何ら制限を受けるものではない。
<測定方法(中間製品ロール)>
a.ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態で、鋼尺を用いて、ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離を測定した。なお、コーティング層の幅方向端部より外側、すなわち、基材フィルムにコーティング層が積層されていない箇所にナーリング部分が存在する場合は、ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離はマイナス表示とした。
a.ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態で、鋼尺を用いて、ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離を測定した。なお、コーティング層の幅方向端部より外側、すなわち、基材フィルムにコーティング層が積層されていない箇所にナーリング部分が存在する場合は、ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離はマイナス表示とした。
b.ナーリング部分の摩擦係数
中間製品ロールよりナーリング部分を含む、100mm(幅方向)×500mm(長手方向)の測定サンプルを平滑な測定台に置き、摩擦測定機“HEIDON”(登録商標)ドライボキアμs94iの測定端子(直径25mm)の表面に、厚さ16μmの東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)S10を貼り付けた。測定端子の表面とナーリング部分とが接触し、かつ測定端子が測定サンプルの長手方向と平行に作動するように、測定サンプルと測定端子をセットし、測定端子を動かして両者をすり合わせることにより、摩擦係数を測定した。測定は5回実施し、5回の平均値をナーリング部分の摩擦係数とした。
中間製品ロールよりナーリング部分を含む、100mm(幅方向)×500mm(長手方向)の測定サンプルを平滑な測定台に置き、摩擦測定機“HEIDON”(登録商標)ドライボキアμs94iの測定端子(直径25mm)の表面に、厚さ16μmの東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)S10を貼り付けた。測定端子の表面とナーリング部分とが接触し、かつ測定端子が測定サンプルの長手方向と平行に作動するように、測定サンプルと測定端子をセットし、測定端子を動かして両者をすり合わせることにより、摩擦係数を測定した。測定は5回実施し、5回の平均値をナーリング部分の摩擦係数とした。
c.積層フィルムの厚み
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態で、中間製品ロール幅(幅方向)×1m(長手方向)のサンプルを切り出し、切り出したサンプルをソニー・プレシジョン・テクノロジー株式会社製のデジタルマイクロメーターμメイトM −30 を用いて、幅方向に等間隔で10点測定し、その平均値を中間製品ロールにおける積層フィルムの厚みとした。
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態で、中間製品ロール幅(幅方向)×1m(長手方向)のサンプルを切り出し、切り出したサンプルをソニー・プレシジョン・テクノロジー株式会社製のデジタルマイクロメーターμメイトM −30 を用いて、幅方向に等間隔で10点測定し、その平均値を中間製品ロールにおける積層フィルムの厚みとした。
d.中間製品のロール幅
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態で、巻尺を中間製品ロールの両端部に這わせて数値を読み取り測定した。
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態で、巻尺を中間製品ロールの両端部に這わせて数値を読み取り測定した。
e.シワの評価
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態で、ロール外観を目視にて確認し、ナーリング部近傍にシワが入っている場合は×、シワが入っていない場合は○とした。
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態で、ロール外観を目視にて確認し、ナーリング部近傍にシワが入っている場合は×、シワが入っていない場合は○とした。
f.キズの評価
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態でフィルムを50m巻き解した後、中間製品ロール幅(幅方向)×1.5m(長手方向)のサンプルを切り出した。次いで、暗室において投光機で該サンプルに光を当てて、最大長径が1mm以上であるキズの個数(以下、単にキズの個数ということがある。)を目視で検査した。得られた結果より、以下の基準でキズの評価を行った。
○:キズの個数が10個以下
△:キズの個数が11個以上50個以下
×:キズの個数が51個以上
ここで、最大長径とは、その直線距離が最大となるようにキズの外周上に2つの点を取った場合における、この2点間の直線距離をいう。測定方法(最終製品ロール)の「k.キズの評価」においても同様である。
中間製品ロールをロールストッカーに置いた状態でフィルムを50m巻き解した後、中間製品ロール幅(幅方向)×1.5m(長手方向)のサンプルを切り出した。次いで、暗室において投光機で該サンプルに光を当てて、最大長径が1mm以上であるキズの個数(以下、単にキズの個数ということがある。)を目視で検査した。得られた結果より、以下の基準でキズの評価を行った。
○:キズの個数が10個以下
△:キズの個数が11個以上50個以下
×:キズの個数が51個以上
ここで、最大長径とは、その直線距離が最大となるようにキズの外周上に2つの点を取った場合における、この2点間の直線距離をいう。測定方法(最終製品ロール)の「k.キズの評価」においても同様である。
g.白化の評価
f.キズの評価の項に記載したとおりにサンプルを切り出し、暗室において該サンプルに正面から三波長光源を用いて光を当てて、以下の基準で白化の評価を行った。
○:反射した時に白く見える部分がない。
×:反射した時に白く見える部分がある。
f.キズの評価の項に記載したとおりにサンプルを切り出し、暗室において該サンプルに正面から三波長光源を用いて光を当てて、以下の基準で白化の評価を行った。
○:反射した時に白く見える部分がない。
×:反射した時に白く見える部分がある。
<測定方法(最終製品ロール)>
h.積層フィルムの厚み
最終製品ロールを得るために用いた中間製品ロールにおいて測定した積層フィルムの厚みを、最終製品における積層フィルムの厚みとした。
h.積層フィルムの厚み
最終製品ロールを得るために用いた中間製品ロールにおいて測定した積層フィルムの厚みを、最終製品における積層フィルムの厚みとした。
i.最終製品のロール幅
任意に選択した1本の最終製品ロールを測定台に置き、測定台に備え付けられている鋼尺の数値を読み取ることにより測定した。
任意に選択した1本の最終製品ロールを測定台に置き、測定台に備え付けられている鋼尺の数値を読み取ることにより測定した。
j.シワの評価
中間製品ロールより得られた2本の最終製品ロールをロールストッカーに置き、最終製品ロールの外観を目視にて確認した。少なくとも1本の最終製品ロールにシワが入っている場合は×、いずれの最終製品ロールにもシワが入っていない場合は○とした。
中間製品ロールより得られた2本の最終製品ロールをロールストッカーに置き、最終製品ロールの外観を目視にて確認した。少なくとも1本の最終製品ロールにシワが入っている場合は×、いずれの最終製品ロールにもシワが入っていない場合は○とした。
k.キズの評価
中間製品ロールより得られた2本の最終製品ロールの巻き出し部分より、最終製品ロール幅(幅方向)×1.5m(長手方向)のサンプルを切り出した。次いで、暗室において投光機でこれらのサンプルに光を当てて、最大長径が1mm以上であるキズの個数(以下、単にキズの個数ということがある。)を目視で検査した。得られた結果より、以下の基準でキズの評価を行った。
○:2つのサンプルのいずれにおいてもキズの個数が5個以下である。
△:少なくとも1つのサンプルにおいてキズの個数が6個以上であり、かつ、2つのサンプルのいずれにおいてもキズの個数が25個以下である。
×:少なくとも1つのサンプルにおいてキズの個数が26個以上である。
中間製品ロールより得られた2本の最終製品ロールの巻き出し部分より、最終製品ロール幅(幅方向)×1.5m(長手方向)のサンプルを切り出した。次いで、暗室において投光機でこれらのサンプルに光を当てて、最大長径が1mm以上であるキズの個数(以下、単にキズの個数ということがある。)を目視で検査した。得られた結果より、以下の基準でキズの評価を行った。
○:2つのサンプルのいずれにおいてもキズの個数が5個以下である。
△:少なくとも1つのサンプルにおいてキズの個数が6個以上であり、かつ、2つのサンプルのいずれにおいてもキズの個数が25個以下である。
×:少なくとも1つのサンプルにおいてキズの個数が26個以上である。
l.白化の評価
k.キズの評価の項に記載したとおりにサンプルを切り出し、暗室において該サンプルに正面から三波長光源を用いて光を当てて、以下の基準で白化の評価を行った。
○:2つのサンプルのいずれにおいても反射した時に白く見える部分がない。
×:少なくとも1つのサンプルにおいて反射した時に白く見える部分がある。
k.キズの評価の項に記載したとおりにサンプルを切り出し、暗室において該サンプルに正面から三波長光源を用いて光を当てて、以下の基準で白化の評価を行った。
○:2つのサンプルのいずれにおいても反射した時に白く見える部分がない。
×:少なくとも1つのサンプルにおいて反射した時に白く見える部分がある。
(実施例1〜3、比較例1,2)
実質的に不活性粒子を含まないポリエチレンテレフタレートを、180℃の温度で5時間、3torrの減圧下で乾燥し、押出し機に投入して280℃ の温度で溶融した後、濾過精度8μm のフィルターで濾過後、口金からシート状に押し出した。押し出されたシート状物を、静電印加キャスト法により表面温度20℃の温度の冷却ロール上で冷却固化し、実質的に非晶質の未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを、ロール群からなる長手方向延伸機で93℃の温度で3.2倍に延伸し、冷却して一軸延伸フィルムを得た。この一軸延伸フィルムの両面に、バーコーターを用いて、ポリエステル樹脂エマルジョン100質量部に対し、下記のメラミン系架橋剤液を5質量部と、平均粒径が0.1μmのコロイダルシリカ粒子を1質量部添加したものを塗液として塗工した後、ステンターオーブンにより97℃の温度で幅方向に3.5倍に延伸し、引き続いて同オーブン内で228℃の温度で20秒間熱処理し、表1に記載の厚みを有する二軸延伸した積層フィルムを得た。
実質的に不活性粒子を含まないポリエチレンテレフタレートを、180℃の温度で5時間、3torrの減圧下で乾燥し、押出し機に投入して280℃ の温度で溶融した後、濾過精度8μm のフィルターで濾過後、口金からシート状に押し出した。押し出されたシート状物を、静電印加キャスト法により表面温度20℃の温度の冷却ロール上で冷却固化し、実質的に非晶質の未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを、ロール群からなる長手方向延伸機で93℃の温度で3.2倍に延伸し、冷却して一軸延伸フィルムを得た。この一軸延伸フィルムの両面に、バーコーターを用いて、ポリエステル樹脂エマルジョン100質量部に対し、下記のメラミン系架橋剤液を5質量部と、平均粒径が0.1μmのコロイダルシリカ粒子を1質量部添加したものを塗液として塗工した後、ステンターオーブンにより97℃の温度で幅方向に3.5倍に延伸し、引き続いて同オーブン内で228℃の温度で20秒間熱処理し、表1に記載の厚みを有する二軸延伸した積層フィルムを得た。
引き続き、中間製品ロールを巻き取る直前において、該積層フィルムの基材フィルム側に幅方向200mm、直径150mmの弾性ゴムロール、コーティング層側に、幅方向20mm、直径100mm、のクロムモリブデン鋼製の金属ロールの表面に凹凸に加工したものをそれぞれ設置し、表1に記載のとおり、金属ロール側から弾性ゴムロール体へ0.08MPaの押さえ圧力をかけながら搬送するフィルムにナーリングを施した。得られた中間製品ロールの評価結果を表1に示す。
(実施例4〜6、比較例3,4)
実施例1〜3及び比較例1,2の中間製品ロールよりフィルムを巻き出しながら、中間製品ロールより巻き出したフィルムの巻き出し部分(図3の7 以下、単に巻き出し部分ということがある。)を幅方向から観察したときの中心点(図3の8)、及び該中心点と各ナーリング部分の間に位置する巻き出し部分上の点(図3の9)より、フィルムを長手方向と平行に4分割するように切断し、切り粉を除塵機で除去してナーリング部分を含まない部分のフィルムを巻き取り、2本の最終製品ロールを得た。中間製品ロールより巻き出したフィルムの切断は、丸刃を取り付けたスリッターにより、溝付きロールの上で行った。
実施例1〜3及び比較例1,2の中間製品ロールよりフィルムを巻き出しながら、中間製品ロールより巻き出したフィルムの巻き出し部分(図3の7 以下、単に巻き出し部分ということがある。)を幅方向から観察したときの中心点(図3の8)、及び該中心点と各ナーリング部分の間に位置する巻き出し部分上の点(図3の9)より、フィルムを長手方向と平行に4分割するように切断し、切り粉を除塵機で除去してナーリング部分を含まない部分のフィルムを巻き取り、2本の最終製品ロールを得た。中間製品ロールより巻き出したフィルムの切断は、丸刃を取り付けたスリッターにより、溝付きロールの上で行った。
得られた2つの最終製品ロールより1つを任意に選択し、測定方法(最終製品ロール)に記載のとおり各項目を評価した。最終製品ロールの評価結果を表1に示す。なお、実施例1〜3の中間製品ロールより得られた最終製品ロールを順に実施例4〜6とし、比較例1,2の中間製品ロールより得られた最終製品ロールを比較例3,4とした。
ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離は両側で互いに等しい。
中間製品ロール幅は、実施例4〜6及び比較例3,4においては最終製品ロール幅である。
中間製品ロール幅は、実施例4〜6及び比較例3,4においては最終製品ロール幅である。
本発明により、シワ、キズ、白化のない中間製品ロールを提供することができる。本発明の中間製品ロールにおけるフィルムは、液晶テレビやスマートフォンなどのディスプレイの基材用の光学用途フィルム、包装材料用途フィルム、各種一般工材用途フィルム、及びその他の基材フィルムとして好適に使用することができる。
1 中間製品ロール
2 ナーリング部分
3 中間製品ロールの端部
4 コーティング層の幅方向端部
5 ナーリング部分の端部
6 ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離
7 中間製品ロールより巻き出したフィルムの巻き出し部分(巻き出し部分)
8 巻き出し部分を幅方向から観察したときの中心点
9 巻き出し部分を幅方向から観察したときの中心点と各ナーリング部分の間に位置する巻き出し部分上の点
2 ナーリング部分
3 中間製品ロールの端部
4 コーティング層の幅方向端部
5 ナーリング部分の端部
6 ナーリング部分とコーティング層の幅方向端部の距離
7 中間製品ロールより巻き出したフィルムの巻き出し部分(巻き出し部分)
8 巻き出し部分を幅方向から観察したときの中心点
9 巻き出し部分を幅方向から観察したときの中心点と各ナーリング部分の間に位置する巻き出し部分上の点
Claims (8)
- 実質的に粒子を含まない基材フィルムと粒子を含むコーティング層とを有する積層フィルムの中間製品ロールであって、コーティング層の幅方向両側に長手方向と平行なナーリング部分を有し、かつナーリング部分とコーティング層の幅方向端部との距離が10mm以上100mm以下であることを特徴とする、中間製品ロール。
- 前記コーティング層が、易接着層であることを特徴とする、請求項1に記載の中間製品ロール。
- 前記コーティング層が、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、及びウレタン樹脂のうち少なくとも一つの樹脂を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の中間製品ロール。
- 前記基材フィルムが、ポリエステル樹脂を主成分とすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の中間製品ロール。
- 前記ナーリング部分の摩擦係数が、0.1以上0.6以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の中間製品ロール。
- フィルムの厚みが、10μm以上100μm以下であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の中間製品ロール。
- ロールの幅が1,000mm以上6,000mm以下であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の中間製品ロール。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の中間製品ロールよりフィルムを巻き出す工程、巻き出したフィルムから両側のナーリング部分を切断除去する工程、及び再度フィルムを巻き取る工程を有することを特徴とする、最終製品ロールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015183674A JP2017056648A (ja) | 2015-09-17 | 2015-09-17 | 中間製品ロール |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210037525A (ko) * | 2019-09-27 | 2021-04-06 | 코니카 미놀타 가부시키가이샤 | 필름 롤 및 그의 제조 방법 |
CN114901574A (zh) * | 2020-01-14 | 2022-08-12 | 日东电工株式会社 | 薄膜卷的制造系统和薄膜卷的制造方法 |
WO2023248896A1 (ja) * | 2022-06-22 | 2023-12-28 | コニカミノルタ株式会社 | フィルムロール及びフィルムロールの製造方法 |
-
2015
- 2015-09-17 JP JP2015183674A patent/JP2017056648A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20210037525A (ko) * | 2019-09-27 | 2021-04-06 | 코니카 미놀타 가부시키가이샤 | 필름 롤 및 그의 제조 방법 |
KR102444730B1 (ko) * | 2019-09-27 | 2022-09-16 | 코니카 미놀타 가부시키가이샤 | 필름 롤 및 그의 제조 방법 |
CN114901574A (zh) * | 2020-01-14 | 2022-08-12 | 日东电工株式会社 | 薄膜卷的制造系统和薄膜卷的制造方法 |
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