JP2017055620A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放電抵抗及びスイッチの電流容量を大容量化せずに大型化を抑制した電力変換装置を提供する。【解決手段】電力変換時に発生するリプルを低減する平滑コンデンサ20と、平滑コンデンサ20の両端電圧を測定する電圧モニタ部30と、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを放電する放電抵抗で消費されるエネルギーを、平滑コンデンサ20の両端電圧から求め、求めたエネルギーが閾値を越えた場合に放電抵抗による放電を停止する放電制御部40とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電動車両に用いる電力変換装置に関するものである。
駆動源としてモータを備えた電動車両は、バッテリーの直流電力を、交流電力に変換する電力変換装置を備える。モータを駆動する電力変換装置は、スイッチングによって発生するリプルを低減するために比較的大きな容量の平滑コンデンサを具備している。
電動車両には、平滑コンデンサの高電圧による感電を防止するための放電装置が備えられている。この放電装置は、リレーの溶着故障などによりバッテリーから電力が継続して供給され続けた場合、その内部の放電抵抗が高温になり破損する可能性がある。
そこでリレーが故障して、バッテリーと放電抵抗が直接接続された場合に、放電抵抗並びに放電装置を保護する目的で、放電抵抗と直列に接続されるスイッチを周期的にオンオフする方法が知られている(特許文献1)。
特開2006−42459号公報
しかし、特許文献1の方法では、スイッチを周期的にオンオフするので、放電時間を短縮するには放電抵抗を小さくしなければならない。そのため、瞬時に流れる電流値はより大きくなり、放電抵抗とその放電抵抗に直列に接続されるスイッチとの電流容量を大容量化しなければならない課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、放電抵抗及びスイッチの電流容量を大容量化しなくてよい電力変換装置を提供することである。
本発明の一態様に係わる電力変換装置は、電源と、平滑コンデンサと、放電部と、電圧モニタ部と、放電制御部とを具備する。平滑コンデンサは、電源に並列に接続される。放電部は、直列に接続された放電抵抗とスイッチとを備え、平滑コンデンサに並列に接続される。電圧モニタ部は、平滑コンデンサの両端電圧を測定する。放電制御部は、平滑コンデンサのエネルギーを放電する放電抵抗で消費されるエネルギーを、平滑コンデンサの両端電圧から求め、そのエネルギーが閾値を越えた場合に放電抵抗による放電を停止する。
本発明によれば、放電抵抗で消費されるエネルギーが閾値を越えた場合に放電を停止するので、放電抵抗及びスイッチの電流容量を大容量化しなくてよい。
第1実施形態に係わる電力変換装置1の機能構成例を示す図である。 電力変換装置1の放電制御部40の機能構成例を示す図である。 放電制御部40の動作フローを示す図である。 第2実施形態に係わる放電制御部240の機能構成例を示す図である。 放電制御部240の放電部41と第2電圧モニタ部60の機能構成例を示す図である。 放電制御部240の放電抵抗診断部241の動作フローを示す図である。 放電制御部240の放電装置診断部242の動作フローを示す図である。 放電制御部240の動作フローを示す図である。 第3実施形態に係わる放電制御部340の機能構成例を示す図である。 放電制御部340の動作フローを示す図である。 第4実施形態に係わる放電制御部440の機能構成例を示す図である。 放電制御部440の動作フローを示す図である。 電力変換装置1の変形例の電力変換装置5の機能構成例を示す図である。 放電制御部40の変形例を示す図である。 第2電圧モニタ部60と放電部41の変形例を示す図である。
図面を参照して、実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に、第1実施形態に係わる電力変換装置1の機能構成例を示す。本実施形態の電力変換装置1は、インバータ10と、平滑コンデンサ20と、電圧モニタ部30と、放電制御部40と、リレー50とを具備する。
インバータ10は、バッテリーの直流電力を交流電力に変換して、例えば三相永久磁石形同期電動機(以降、モータ)を駆動する。バッテリーは、モータを駆動する電源である。なお、バッテリーとモータの図示は省略している。交流電力への変換は、インバータ10内のスイッチング素子をオンオフすることで行う。その動作は周知である。よって、その動作説明は省略する。
平滑コンデンサ20は、バッテリーの正極と負極との間に接続され、スイッチング素子をオンオフする際に発生するリプルを低減させる。平滑コンデンサ20は、リレー50を介してバッテリーによって充電されており、その両端電圧はバッテリーの電圧と同じである。
電圧モニタ部30は、平滑コンデンサ20の両端電圧を測定する。測定結果は放電制御部40に入力される。
放電制御部40は、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを放電する放電抵抗で消費されるエネルギーを、平滑コンデンサ20の両端電圧から求め、放電抵抗で消費されるエネルギーが閾値を越えた場合に放電抵抗による放電を停止する。放電の停止は、放電抵抗に直列に接続されるスイッチをオフにすることで行う。放電制御部40の詳しい動作説明は後述する。
また、放電制御部40は、外部から入力される放電指令によって、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを放電する。放電は、放電抵抗に直列に接続されるスイッチをオンにすることで行う。この場合、リレー50は放電指令によって非導通(オフ)となる。放電指令は、例えば、電動車両を保守・サービスする際に、電動車両全体の動作を制御する車両コントローラ等から入力される。
以上説明したように電力変換装置1によれば、放電抵抗で消費されるエネルギーが閾値を越えた場合に、放電抵抗に直列に接続されるスイッチをオフにして放電を停止する。したがって、放電抵抗とスイッチとに、放電可能なエネルギーを越える放電電流が通電されることがないので、それぞれの電流容量を大容量化しなくてよい。
つまり、電力変換装置1によれば、放電抵抗及び放電抵抗に直列に接続されるスイッチを、平滑コンデンサ20に蓄えられるエネルギーに合わせて設定することができる。したがって、放電抵抗及びスイッチを小型化でき、電力変換装置を小型にすることができる。
(放電制御部)
図2に、より具体的な放電制御部40の機能構成例を示す。放電制御部40は、放電部41、エネルギー算出部42、抵抗保護部44、出力部45、及び状態判定部46を具備する。
放電部41は、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを放電する放電抵抗410と、放電抵抗410に直列に接続されるスイッチ411とを備える。スイッチ411を、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)の例で示す。スイッチ411は、他の半導体素子であっても良いし、リレー等の機械的な接点を持つスイッチであっても良い。
エネルギー算出部42は、放電抵抗410で消費されるエネルギーを、電圧モニタ部30で測定した平滑コンデンサ20の両端電圧から算出する。エネルギー算出部42は、次式に則って放電抵抗410で消費されるエネルギー(消費電力)を算出する。
Figure 2017055620
ここで、Pは放電抵抗410で消費されるエネルギー(消費電力)、Vaは平滑コンデンサ20の両端電圧、Rは放電抵抗410の抵抗値である。放電抵抗410で消費されるエネルギーPは、その放電抵抗410の特性に影響を及ぼさない範囲の上限値として予め実験等で求めておく。上限値を想定するため、放電抵抗410の抵抗値はバラつきの最小値を使用する。
このように、エネルギー算出部42は、放電抵抗(R)410の抵抗値と平滑コンデンサ20の両端電圧Vaとに基づいて積分演算により、放電抵抗410で消費されるエネルギーを算出する。なお、抵抗値は既知であるので、Va/Rを計算しなくても例えば両端電圧Vaの変化からエネルギーを算出するようにしても良い。エネルギー算出部42は、平滑コンデンサ20の両端電圧Vaから消費されるエネルギーを算出するので、放電抵抗410の特性に影響を及ぼさない範囲の上限値を正確に求めることができる。
閾値43は、放電抵抗410で消費されるエネルギーの上限値を表す。つまり、閾値43は、一回の放電において、放電抵抗410で消費されるエネルギーの最大値に相当する値である。閾値43は、次式の関係が成り立つ値に設定する。
Figure 2017055620
ここで、Pthは閾値43、Cは平滑コンデンサ20の容量、Vaは平滑コンデンサ20の両端電圧である。抵抗保護部44が誤検出をしないように、平滑コンデンサ20の容量Cはバラつきの最大値、平滑コンデンサ20の両端電圧Vaは放電制御部40が動作する最大電圧とする。
閾値43(Pth)は、平滑コンデンサ20に蓄えられるエネルギー以上で、且つ、一回の放電において放電抵抗410で消費することが可能なエネルギーの最大値以下の範囲に設定する。このように閾値43を設定することで、一度の放電で平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを全て放電できる。よって、従来技術のようにスイッチ411をオンオフ制御する必要が無いので、スイッチ411の損失を増加させない。
抵抗保護部44は、放電抵抗410で消費されるエネルギーが閾値43以上となった場合にスイッチ411をオフにする遮断信号を出力する。閾値43は、放電抵抗410の特性に影響を及ぼさない範囲の上限値であるので、放電抵抗410は、抵抗保護部44によって保護される。
出力部45は、放電指令が入力されるとスイッチ411をオンにする。また、抵抗保護部44から遮断信号が入力されるとスイッチ411をオフにする。出力部45は、スイッチ411がIGBTであるので、オンさせる場合は「1」(制御系の正電圧)、オフさせる場合は「0」(制御系の負電圧)を出力する。
閾値43(Pth)を、式(2)に示すように定義することで、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーと同じエネルギーが、放電抵抗410で消費されることになる。したがって、例えばリレー50が溶着故障してバッテリーから平滑コンデンサ20に継続的に電力が供給されると、放電抵抗410で消費されるエネルギーは閾値43を超えることになる。
放電抵抗410で消費されるエネルギーが閾値43を超えると、スイッチ411がオフになる。よって、放電抵抗410において、その特性に影響を及ぼすような過大なエネルギーが消費されることがない。したがって、放電抵抗410とスイッチ411とが破損しない。
状態判定部46は、スイッチ411のオン電圧が所定値を越えた場合にスイッチ異常信号を出力する。スイッチ411がIGBTの場合のオン電圧は、IGBTのコレクタ−エミッタ間電圧VCEである。また、スイッチ411がリレーの場合は、導通している時のリレーの両端に生じる電圧降下のことである。
スイッチ411が正常であればそのコレクタ−エミッタ間電圧VCEは十分に小さい(バッテリーの負極電圧に近い電圧)値を示す。IGBTが半導通や遮断状態であると、コレクタ−エミッタ間電圧VCEは大きな値を示す。
オン電圧の所定値を、IGBTのバラつきを考慮した正常なVCEの上限に設定することで、スイッチ411の異常を検出することができる。スイッチ411が、半導通や遮断状態の故障の場合、状態判定部46はスイッチ411を遮断する第1スイッチ異常信号を出力する。
図3に、放電制御部40の動作フローを示して更にその動作を説明する。車両コントローラ等から入力される放電指令によって、放電制御部40は動作を開始する。先ず、エネルギー算出部42は、電圧モニタ部30が測定した平滑コンデンサ20の両端電圧を取得する(ステップS1)。次に、エネルギー算出部42は、平滑コンデンサ20の両端電圧から放電抵抗410で消費されるエネルギーを算出する(ステップS2)。
抵抗保護部44は、エネルギー算出部42で算出した放電抵抗410で消費されるエネルギーが、閾値43以上か否かを判定する(ステップS3)。閾値以上の場合は、異常状態と判定して出力部45に遮断信号を出力する。遮断信号が入力された出力部45は、スイッチ411をオフにして放電制御部40を異常停止させる(ステップS3の異常)。
放電抵抗410で消費されるエネルギーが閾値43未満の場合、抵抗保護部44は遮断信号を出力しない。よって、出力部45の出力は、スイッチ411をオンさせる「1」の状態を維持する(ステップS3の正常)。
状態判定部46は、スイッチ411のオン電圧が所定値以内であるか否かを判定する(ステップS4)。スイッチ411のオン電圧が所定値以内でない場合、状態判定部46はスイッチ411を故障と判定して、出力部45に第1スイッチ異常信号を出力する。第1スイッチ異常信号が入力された出力部45は、スイッチ411をオフにして放電制御部40を異常停止させる(ステップS4の異常)。
スイッチ411のオン電圧が所定値以内で有る場合、状態判定部46はスイッチ411が正常であると判定して、スイッチ411をオンする状態を維持する(ステップS4の正常)。スイッチ411をオンにする出力部45の出力は「1」(制御系の正電圧)である。この状態は、平滑コンデンサ20の両端電圧が、人体が感電しない例えば50V以下になるまで維持される(ステップS5のNO)。エネルギー算出部42が、例えば50V以下の電圧を取得すると、出力部45はスイッチ411をオフにして放電動作を完了する(ステップS5のYES)。
以上説明したように電力変換装置1によれば、放電抵抗410で消費されるエネルギーが閾値43を越えた場合に、放電抵抗410による放電を停止する。したがって、放電抵抗410とスイッチ411の電流容量を、その閾値43よりも大きくすれば、放電によって放電抵抗410とスイッチ411とが破損することがない。つまり、放電抵抗410とスイッチ411の電流容量を、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーに合わせて設定することで、それぞれの電流容量を必要以上に大容量化しなくて良い。その結果、電力変換装置の大型化を抑制できる電力変換装置を提供することができる。
また、電力変換装置1によれば、閾値43を、平滑コンデンサ20に蓄えられるエネルギー以上で、且つ、一回の放電において放電抵抗410で消費することが可能なエネルギーの最大値以下の範囲に設定するので、一度のスイッチ411のオン動作によって放電を完了する。そのため、スイッチ411をオンオフ制御する際に生じる損失を発生させないので、スイッチ411を小型化できる。
(第2実施形態)
図4に、第2実施形態に係わる電力変換装置2の放電制御部240の機能構成例を示す。本実施形態の電力変換装置2は、放電制御部40(図2)の代わりに、図4の放電制御部240を具備する点で異なる。なお、電力変換装置2の機能構成例の表記は省略する。
放電制御部240は、第2電圧モニタ部60と、放電抵抗診断部241と、放電装置診断部242と、出力部245とを具備する点で放電制御部40(図2)と異なる。放電制御部240は、放電抵抗410とスイッチ411の故障を検出できるようにしたものである。
第2電圧モニタ部60は、バッテリーの電圧(正極-負極間)から放電抵抗410の両端電圧を減じた電圧を分圧する分圧回路である。図5に、第2電圧モニタ部60の具体例を示す。図5に示す例は、4個のラダー抵抗61,62,63,64と最終分圧抵抗65とで、バッテリーの電圧(正極-負極間)から放電抵抗410の両端電圧を減じた電圧を分圧する。
また、ラダー抵抗61〜64と最終分圧抵抗65とは、同じ構成である。ただし、その抵抗値は両者間で異なっていてもよい。また、最終分圧抵抗65もラダー抵抗と称してよいものであるが、第2電圧モニタ部60の出力端子を構成することから最終分圧抵抗65と称している。
ラダー抵抗61の一端は、放電抵抗410とスイッチ411との接続点に接続され、ラダー抵抗61の他端には、ラダー抵抗62の一端が接続される。以降、ラダー抵抗63とラダー抵抗64とが接続され、ラダー抵抗64の他端が最終分圧抵抗65の一端と接続され、最終分圧抵抗65の他端はバッテリーの負極に接続される。最終分圧抵抗65の一端が、第2電圧モニタ部60の出力端子である。
第2電圧モニタ部60の出力端子は、放電抵抗診断部241と放電装置診断部242とに接続される。第2電圧モニタ部60は、スイッチ411がオフにされた状態において、平滑コンデンサ20の両端電圧Vaを、放電抵抗410と第2電圧モニタ部60とで分圧した第2電圧を出力する。
なお、各ラダー抵抗61〜64と最終分圧抵抗65とは、それぞれが2個の抵抗の並列接続で構成される例を示している。ラダー抵抗61は、抵抗61aと61bとの並列接続である。他のラダー抵抗62〜64と最終分圧抵抗65も同じである。並列接続にする目的は、並列に接続した何れか一方の抵抗が開放故障又は短絡故障したことを検出できるようにするためである。開放故障又は短絡故障の具体例は後述する。
放電抵抗410が、例えば短絡故障していると仮定すると、第2電圧は大きくなる。また、放電抵抗410の抵抗値が無限大(開放故障)であると、第2電圧はバッテリーの負極電圧に(小さく)なる。放電抵抗410が正常な状態であれば、第2電圧は所定の範囲の電圧値を示す。放電抵抗診断部241は、放電抵抗410の抵抗値と第2電圧モニタ部60との抵抗値に差を持たせることで、開放故障、短絡故障などにおいて放電抵抗410が故障しているのか、第2電圧モニタ部60が故障しているのかを診断することができる。
例えば、放電抵抗410の抵抗値を1kΩ、ラダー抵抗61〜64を構成する各抵抗61a〜64bの抵抗値を5kΩ、最終分圧抵抗65を構成する抵抗65a,65bの抵抗値を0.2kΩと仮定する。そして、平滑コンデンサ20の両端電圧Vaを500Vと仮定する。
その仮定において、放電抵抗410が短絡故障した場合の第2電圧は5.0Vである。この場合の放電抵抗410の抵抗値は0Ω、第2電圧モニタ部60の抵抗値は10.1kΩである。よって、第2電圧は、500÷10.1×0.1≒5.0Vである。
また、ラダー抵抗61〜64の何れか1個が短絡故障した場合の第2電圧は5.8Vである。この場合の放電抵抗410の抵抗値は1kΩ、第2電圧モニタ部60の抵抗値は7.6kΩである。よって、第2電圧は、500÷8.6×0.1≒5.8Vである。
また、最終分圧抵抗65が短絡故障した場合の第2電圧は0Vである。このように故障箇所によって第2電圧の電圧値が異なる。第2電圧の5.0Vと5.8Vの差(0.8V)は、放電抵抗410と、ラダー抵抗61〜64を構成する各抵抗61a〜64bとの抵抗値の差を大きくすると、大きくできる。
また、上記のように、第2電圧モニタ部60が出力する第2電圧によって、各ラダー抵抗61〜64及び最終分圧抵抗65の故障が、開放故障なのか短絡故障なのかを検出することができる。放電抵抗410、ラダー抵抗61〜64、及び最終分圧抵抗65の抵抗値と平滑コンデンサ20の両端電圧Vaとは、上記の仮定とする。
その仮定において、ラダー抵抗61〜64の何れかの1個の抵抗が開放故障した場合の第2電圧は3.7Vであり、上記の短絡故障の場合の5.8Vと異なる。また、最終分圧抵抗65が開放故障した場合の第2電圧は8.9Vである。このように、ラダー抵抗61〜64及び最終分圧抵抗65を、抵抗の並列接続で構成することで、抵抗の開放故障と短絡故障とを検出することができる。
〔放電抵抗診断部〕
図6に示す放電抵抗診断部241の動作フローを参照してその動作を説明する。放電抵抗診断部241は、平滑コンデンサ20の両端電圧Vaと第2電圧とを用いて、放電抵抗410の正常/異常を診断する。
放電抵抗診断部241は、スイッチ411がオフ状態(ステップS20のYes)において、平滑コンデンサ20の両端電圧Va(ステップS21)と第2電圧(ステップS22)とを取得する。そして、放電抵抗診断部241は、その2つの電圧の差分を求める。
例えば放電抵抗410が短絡故障している場合は、第2電圧の電圧値が大きくなるので、2つの電圧の差分は小さくなる。また、放電抵抗410が開放故障している場合は、第2電圧の電圧値が小さくなるので2つの電圧の差分は大きくなる。
放電抵抗診断部241は、その差分が所定の範囲を超える場合(ステップS23のNo)に、放電抵抗410の異常と判定(ステップS25)し、抵抗異常信号を出力する(ステップS27)。抵抗異常信号は、出力部245に入力される。出力部245は、抵抗異常信号が入力されるとスイッチ411がオンになることを禁止する。
放電抵抗診断部241は、平滑コンデンサ20の両端電圧と第2電圧との差分が、所定の範囲内の場合(ステップS23のYes)に、放電抵抗410を正常と判定(ステップS26)し、抵抗異常信号を出力しない(ステップS27)。このように、放電抵抗診断部241は、放電抵抗410の故障を検出することができる。
また、放電抵抗診断部241は、他の電圧情報が入手可能な場合、その電圧情報と、平滑コンデンサ20の両端電圧Vaと、第2電圧とを比較することで、電圧モニタ部30と第2電圧モニタ部60のどちらが故障しているのかを判定することもできる。ここで他の電圧情報とは、他ユニットの電圧センサ等で検出した電圧情報のことである。
〔放電装置診断部〕
図7に示す放電装置診断部242の動作フローを参照してその動作を説明する。放電装置診断部242は、スイッチ411がオン状態における第2電圧の値が所定値以上の場合に第2スイッチ異常信号を出力する。
放電装置診断部242は、動作を開始すると、平滑コンデンサ20の両端電圧Va(ステップS28)と第2電圧(ステップS29)とを取得する。そして、第2電圧の値が、平滑コンデンサ20の両端電圧Vaよりも十分に小さいか否かを判定する。十分に小さくない場合(ステップS30のNo)、放電装置診断部242はスイッチ411が故障と判定して第2スイッチ異常信号を出力する(ステップS31)。第2スイッチ異常信号は、出力部245に入力される。出力部245は、第2スイッチ異常信号が入力されると、スイッチ411がオンになることを禁止する。
放電装置診断部242は、第2電圧の値が、平滑コンデンサ20の両端電圧よりも十分に小さい場合(ステップS30のYes)に、スイッチ411を正常と判定して第2スイッチ異常信号を出力しない(ステップS32)。このように放電装置診断部242によって、スイッチ411の異常の有無を判定することができる。
なお、放電抵抗診断部241と放電装置診断部242の動作の順番は、どちらが先に動作しても構わない。放電抵抗診断部241と放電装置診断部242とによって放電制御部240の故障を診断することができる。放電抵抗410とスイッチ411の何れか一方に異常があることが検出された場合、放電制御部240は動作を停止する。
図8に、放電制御部240の動作フローを示す。放電制御部240は、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを放電する前に上記のステップS20〜S32の処理を行うことで、放電抵抗410とスイッチ411の故障を診断することができる。
ステップS20〜S32の故障診断で異常が検出されなかった場合(ステップS20〜S32の正常)、放電制御部240は、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを放電する動作を行う。その動作は、説明済みの上記の図3と同じである。同じステップ番号を表記することで、その説明は省略する。
以上説明したように電力変換装置2によれば、電力変換装置の大型化を抑制する効果に加えて、放電抵抗410及びスイッチ411の故障を検出することができる。抵抗異常信号、第2スイッチ異常信号、及び第2電圧の電圧値で示される故障情報は、電動車両のフェールセーフ設計に利用することができる。
(第3実施形態)
図9に、第3実施形態に係わる電力変換装置3の放電制御部340の機能構成例を示す。本実施形態の電力変換装置3は、電力変換装置2に対して、放電制御部340を具備する点で異なる。なお、電力変換装置3の機能構成例の表記は省略する。
放電制御部340は、閾値生成部343を具備する点で放電制御部240(図4)と異なる。放電制御部240は、閾値43を生成するようにしたものである。
閾値生成部343は、スイッチ411がオフ状態における平滑コンデンサ20の両端電圧Vaが低い場合は閾値43を小さく、その両端電圧Vaが高い場合は閾値43を大きくするものである。閾値は、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを消費する必要から上記の式(2)に示す関係が成り立つ必要がある。
ここで、式(2)のCは、平滑コンデンサ20のバラツキを考慮した最大容量とする。そしてVaは、スイッチ411がオフ状態の放電動作開始時の平滑コンデンサ20の両端電圧である。
図10に、放電制御部340の動作フローを示す。放電制御部340は、平滑コンデンサ20の両端電圧を取得した後に、閾値生成部343が閾値43を生成する点で、放電制御部240と異なる。閾値生成部343は、式(2)に基づいて放電指令が入力される度に閾値43を生成する(ステップS33)。その他の動作は、放電制御部240と同じである。同じステップ番号を表記することで、その説明は省略する。
以上説明したように電力変換装置3によれば、放電開始時の平滑コンデンサ20の両端電圧Vaに基づいて閾値43を生成するので、放電によって放電抵抗410の特性を変化させない正確な閾値43に基づいて放電抵抗410を保護することができる。
(第4実施形態)
図11に、第4実施形態に係わる電力変換装置4の放電制御部440の機能構成例を示す。本実施形態の電力変換装置4は、電力変換装置3に対して、放電制御部440を具備する点で異なる。なお、電力変換装置3の機能構成例の表記は省略する。
放電制御部440は、温度検出部400と、閾値生成部401とを具備する点で放電制御部340(図9)と異なる。放電制御部440は、放電抵抗410の温度に基づいて閾値43を変化させるようにしたものである。
温度検出部400は、放電抵抗410の温度を検出する。温度は、例えばサーミスタ等を用いた周知の方法で検出する。
閾値生成部401は、放電開始時の放電抵抗410の温度を取得して、その温度情報に基づいて閾値を生成するものである。閾値生成部401は、放電抵抗410の温度が低い時には閾値を大きく、温度が高い時には閾値を小さくする。閾値は、温度情報に対応させて放電抵抗410の特性に影響を及ぼさない値を、予め実験等でマップとして求めておく。
温度情報に対応する閾値を求める際の放電抵抗410の放熱条件は、実際の放熱条件と等しくする。又は、全く放熱しない最悪の放熱条件下で閾値を求めてもよい。
図12に、放電制御部440の動作フローを示す。放電制御部440は、放電指令が入力されると、温度検出部400が検出した温度情報を取得する(ステップS34)。そして、取得した温度情報に対応する閾値をマップから求める(ステップS35)。
温度情報にもとづいて閾値を生成した後の動作は、上記の実施例と同じである。同じステップ番号を表記することで、その説明は省略する。
以上説明したように電力変換装置4によれば、放電抵抗410の温度が低い時には閾値を大きく、その温度が高い時には閾値を小さくする。したがって、放電抵抗410の特性に影響を及ぼさない範囲で、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーを放電することができ、放電抵抗410を確実に保護することができる。
以上説明したように、実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
第1実施形態の電力変換装置1(図1)によれば、放電抵抗410とスイッチ411の電流容量を、平滑コンデンサ20に蓄えられたエネルギーに合わせて設定できる。よって、放電抵抗410及びスイッチ411の電流容量を大容量化しなくて良いので、電力変換装置の大型化を抑制できる電力変換装置を提供することができる。
また、電力変換装置1は、一度のスイッチ411のオン動作によって放電を完了するので、スイッチ411をオンオフ制御する際に生じる損失を発生させない。よって、損失定格の小さな素子(スイッチ411)を使用できる効果も奏する。
第2実施形態の電力変換装置2(図4)によれば、放電抵抗410とスイッチ411の故障を検出することができる。その故障情報を、ドライバーや修理担当者に告知することで、平滑コンデンサ20に充電された高電圧に感電する危険性を排除することができる。
第3実施形態の電力変換装置3(図9)によれば、閾値生成部343が、放電開始時に平滑コンデンサ20の両端電圧Vaに基づいて閾値を設定するので、正確な閾値に基づいて放電抵抗410とスイッチ411とを確実に保護することができる。
第4実施形態の電力変換装置4(図11)によれば、放電開始時の放電抵抗410の温度を検出し、その温度情報に基づいて閾値を設定する。よって、放電開始時の温度が低い時には大きなエネルギーを放電できる。また、温度が高い時は放電抵抗410の特性に影響を及ぼさない範囲の上限で放電できる。つまり、放電抵抗410とスイッチ411とを確実に保護することができる。
以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、第1実施形態の電力変換装置1の変形例として、図13に示すようにDC/DCコンバータ70を具備する電力変換装置5に対して、上記の実施例を適用することも可能である。このように本発明が適用できる電力変換はインバータに限られない。
また、図14に示すように、放電抵抗641をバッテリーの負極側に、スイッチ642をバッテリーの正極側に配置してもよい。同様に第2電圧も、図15に示すように、図5と逆の関係にしてバッテリーの負極側から見て電圧値が大きくなるようにしてもよい。また、放電抵抗410についても、第2電圧モニタ部60のラダー抵抗61〜64と同様に抵抗の並列接続の構成にしてもよい。また、その並列接続の抵抗の数は、2個に限られない。
以上説明した本発明の実施例は、放電抵抗を備えた電力変換装置に広く適用することが可能である。
1,2,3,4,5 電力変換装置
10 インバータ
20 平滑コンデンサ
30 電圧モニタ部
40,240,340,440 放電制御部
41 放電部
42 エネルギー算出部
43 閾値
44 抵抗保護部
45,245 出力部
46 状態判定部
50 リレー
60 第2電圧モニタ部
61,62,63,64 ラダー抵抗
70 DC/DCコンバータ
241 放電抵抗診断部
242 放電装置診断部
343 閾値生成部
400 温度検出部
410 放電抵抗
411 スイッチ

Claims (10)

  1. 電源に並列に接続される平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサに並列に接続される放電部であって、直列に接続された放電抵抗とスイッチとを備えるものと、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を測定する電圧モニタ部と、
    前記平滑コンデンサに蓄えられたエネルギーを放電する前記放電抵抗で消費されるエネルギーを、前記両端電圧から求め、前記消費されるエネルギーが閾値を越えた場合に前記スイッチをオフにして前記放電抵抗による放電を停止する放電制御部と
    を具備することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記閾値は、
    前記平滑コンデンサに蓄えられるエネルギー以上で、且つ、一回の放電において前記放電抵抗で消費することが可能なエネルギーの最大値以下の範囲に設定されることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記放電制御部は、
    前記放電抵抗で消費されるエネルギーを前記平滑コンデンサの両端電圧から算出するエネルギー算出部と、
    前記放電抵抗で消費されるエネルギーが前記閾値を越えた場合に前記スイッチをオフにする遮断信号を出力する抵抗保護部と、
    前記遮断信号が入力されると前記スイッチをオフにする出力部と
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置。
  4. 前記エネルギー算出部は、前記放電抵抗の抵抗値と前記両端電圧とに基づいて積分演算により前記放電抵抗で消費されるエネルギーを求めるものであることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記放電制御部は、
    前記スイッチのオン電圧が所定値を越えた場合に第1スイッチ異常信号を出力する状態判定部を具備し、
    前記出力部は、前記第1スイッチ異常信号及び前記遮断信号の何れかが入力されると前記スイッチをオフにすることを特徴とする請求項3又は4に記載の電力変換装置。
  6. 前記放電制御部は、
    前記放電抵抗に接続され、前記電源の電圧から前記放電抵抗の両端電圧を減じた電圧を、分圧した第2電圧を出力する第2電圧モニタ部と、
    前記スイッチがオフ状態における前記平滑コンデンサの両端電圧と前記第2電圧との差分を求め、該差分が所定の範囲を超える場合に抵抗異常信号を出力する放電抵抗診断部と
    を具備し、
    前記出力部は、前記抵抗異常信号が入力されると前記スイッチがオンになることを禁止することを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の電力変換装置。
  7. 前記放電制御部は、
    前記スイッチがオン状態における前記第2電圧の値が所定値以上の場合に、前記スイッチの異常を表す第2スイッチ異常信号を出力する放電装置診断部を具備し、
    前記出力部は、前記第2スイッチ異常信号が入力されると前記スイッチがオンになることを禁止することを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 前記第2電圧を生成する前記第2電圧モニタ部のラダー抵抗は、抵抗の並列接続で構成されることを特徴とする請求項6又は7に記載の電力変換装置。
  9. 前記放電制御部は、前記閾値を生成する閾値生成部を具備し、
    前記閾値生成部は、前記スイッチがオフ状態における前記平滑コンデンサの両端電圧が低いほど前記閾値を小さくすることを特徴とする請求項3乃至8の何れかに記載の電力変換装置。
  10. 前記放電制御部は、前記閾値を生成する閾値生成部と、前記放電抵抗の温度を検出する温度検出部とを具備し、
    前記閾値生成部は、放電開始時の前記放電抵抗の温度が低いほど前記閾値を大きくすることを特徴とする請求項3乃至9の何れかに記載の電力変換装置。
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