JP2017055210A - 管理装置、情報処理方法、情報処理システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

管理装置、情報処理方法、情報処理システム及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 管理装置が画像データを提供するサービスを利用し易くする。【解決手段】 本発明は、利用者が自身の撮影を行う遊戯用の撮影装置1が生成した画像データを管理する管理装置3に関する。管理装置3は、利用者の携帯端末と通信する通信部95と、撮影装置1が生成した画像データと、撮影装置1が取得した利用者の識別情報であるユーザーIDと、携帯端末2が画像データにアクセスするためのアクセス情報をユーザーIDと関連づけた特定アクセス情報92と、通信部95と携帯端末2との通信を制御する制御部91と、を備える。制御部91は、特定アクセス情報に基づくアクセス要求を携帯端末2から受信した場合に、ユーザーIDによる本人確認を省略する。【選択図】 図6

Description

本発明は、遊戯的な写真撮影のサービスを利用者に提供する遊戯用の撮影装置と、利用者の携帯端末と、画像データを管理する管理装置とを含む情報処理システムに関する。
また、本発明は、上記の情報処理システムの構成要素となる管理装置と、この管理装置が行う情報処理方法と、その管理装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムに関する。
自身の撮影と撮影画像に対する編集を利用者に行わせて、編集画像をシール紙に印刷して提供する遊戯用の撮影装置が既に知られている。かかる撮影装置は、ゲームセンターなどの娯楽施設に設置される。
撮影装置により提供されるプレイには、利用者を被写体とした撮影部における撮影処理と、撮影画像に対して落書きなどの編集を行う編集部における編集処理と、編集画像の画像データをシール紙に印刷して排出する出力処理とが含まれる。
スマートフォンに代表される携帯端末の高性能化に伴い、遊戯用の撮影装置と、撮影装置が生成した画像データを管理する管理装置(サーバー)と、利用者が所有する携帯端末とが協働して、プレイ中に得られた画像データを携帯端末に電子データとして提供するサービスが展開されている(例えば、特許文献1参照)。
このサービスは、撮影装置から管理装置に画像データがアップロードされ、撮影装置のメーカーが運営する管理装置のウェブサイトに携帯端末からアクセスすることにより、画像データを携帯端末にて閲覧したりダウンロードしたりするものである。
特開2011−019072号公報
管理装置のウェブサイトにより画像データを提供するサービスにおいて、利用者に自身のメールアドレスを撮影装置に予め入力して貰う場合がある。この場合、入力されたメールアドレスを撮影装置が管理装置に送信し、そのメールアドレス宛てに管理装置が電子メールを送信することにより、当該サービスの存在及び内容等が利用者に通知される。
電子メールによる通知を受けた利用者の携帯端末から、管理装置のダウンロード専用ページにアクセスするためには、本人確認のための所定の手順を経るのが通常である。
例えば、利用者が未登録の新規ユーザーである場合には、携帯端末から管理装置への空メールの送信による本人確認を経て、ユーザー登録を行うのが通常である。
また、利用者が既登録の既存ユーザーである場合には、携帯端末のウェブブラウザに対するメールアドレス及びパスワードの入力操作による本人確認を経て、ダウンロード専用ページへの移行を許容するのが通常である。
しかし、ダウンロード専用ページにアクセスするために本人確認のための所定の手順を必ず必要とする運用では、空メールの送信やメールアドレスの入力操作が面倒であることを理由に、画像データを提供するサービスの利用の阻害要因となっていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、管理装置に保存された画像データにアクセスする場合の本人確認を省略できるようにして、管理装置が画像データを提供するサービスを利用し易くすることを目的とする。
(1) 本発明の管理装置は、利用者が自身の撮影を行う遊戯用の撮影装置が生成した画像データを管理する管理装置であって、前記利用者の携帯端末と通信する通信部と、前記撮影装置が生成した前記画像データと、前記撮影装置が取得した前記利用者の識別情報であるユーザーIDと、前記携帯端末が前記画像データにアクセスするためのアクセス情報を前記ユーザーIDと関連づけた特定アクセス情報と、を記憶する記憶部と、前記通信部と前記携帯端末との通信を制御する制御部と、を備えており、前記制御部は、前記特定アクセス情報に基づくアクセス要求を前記携帯端末から受信した場合に、前記ユーザーIDによる本人確認を省略する。
本発明の管理装置によれば、制御部が、特定アクセス情報に基づくアクセス要求を携帯端末から受信した場合に、ユーザーIDによる本人確認を省略するので、ユーザーIDによる本人確認を必要とする場合に比べて、利用者が画像データの保存先にアクセスし易くなる。従って、管理装置が画像データを提供するサービスを利用者が利用し易くなる。
(2) 本発明の管理装置において、前記制御部は、前記携帯端末から受信したアクセス要求が前記特定アクセス情報に基づくか否かを判定し、前記特定アクセス情報に基づかないアクセス要求である場合に、前記ユーザーIDによる本人確認を実行することが好ましい。
本発明の管理装置によれば、制御部が、特定アクセス情報に基づかないアクセス要求である場合に、ユーザーIDによる本人確認を実行するので、なりすましによる不正アクセスを防止することができる。
(3) 本発明の管理装置において、前記ユーザーIDによる本人確認には、例えば、前記携帯端末から前記管理装置への電子メールの送信(いわゆる「空メール送信」など)が含まれる。
本発明の管理装置によれば、特定アクセス情報に基づくアクセス要求を携帯端末から受信した場合に、携帯端末から管理装置への電子メールの送信を省略するので、当該電子メールの送信を必要とする場合に比べて、画像データの保存先にアクセスし易くなる。従って、管理装置が画像データを提供するサービスを利用者が利用し易くなる。
(4) 本発明の管理装置において、前記ユーザーIDによる本人確認には、前記携帯端末のウェブブラウザに対する前記ユーザーIDの入力操作が含まれる。
本発明の管理装置によれば、特定アクセス情報に基づくアクセス要求を携帯端末から受信した場合に、携帯端末のウェブブラウザに対するユーザーIDの入力操作を省略するので、当該ユーザーIDの入力操作を必要とする場合に比べて、画像データの保存先にアクセスし易くなる。従って、管理装置が画像データを提供するサービスを利用者が利用し易くなる。
(5) 本発明の情報処理方法は、上述の(1)〜(4)の管理装置が行う方法に関する。従って、本発明の情報処理方法は、上述の(1)〜(4)の管理装置と同様の作用効果を奏する。
(6) 本発明のコンピュータプログラムは、上述の(1)〜(4)の管理装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムに関する。従って、本発明のコンピュータプログラムは、上述の(1)〜(4)の管理装置と同様の作用効果を奏する。
(7) 本発明の情報処理システムは、上述の(1)〜(4)の管理装置が特徴的構成として含まれる情報処理システムに関する。従って、本発明の情報処理システムは、上述の(1)〜(4)の管理装置と同様の作用効果を奏する。
以上の通り、本発明によれば、管理装置に保存された画像データにアクセスする場合の本人確認を省略できるので、管理装置が画像データを提供するサービスを利用者が利用し易くなる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 撮影装置の構成例を左前側から見た斜視図である。 図2の撮影装置を上から見た平面図である。 撮影装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 携帯端末の機能的構成の一例を示すブロック図である。 管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 プレイ情報の生成及び保存処理の一例を示すフローチャートである。 (a)は、撮影装置が作成するシール紙のレイアウトを示す図であり、(b)は、管理装置が携帯端末に送信する電子メールの記載例を示す図である。 管理サイトにアクセスしてきた携帯端末に対する、本人確認の要否の切り替え処理の一例を示すフローチャートである。 特定URLを利用する新規ユーザーが管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの操作手順を示す、携帯端末の画面遷移図である。 特定URLを利用する新規ユーザーが管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの操作手順を示す、携帯端末の画面遷移図(図10の続き)である。 特定URLを利用する既存ユーザーが管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの操作手順を示す、携帯端末2の画面遷移図である。 特定URLを利用しないユーザーがブラウザ操作によって会員登録を行う場合の操作手順を示す、携帯端末の画面遷移図である。 特定URLを利用しないユーザーがブラウザ操作によって会員登録を行う場合の操作手順を示す、携帯端末の画面遷移図(図13の続き)である。 画像IDを利用して管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの他の操作手順を示す、携帯端末の画面遷移図である。 画像IDを利用して管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの他の操作手順を示す、携帯端末の画面遷移図(図15の続き)である。 管理装置が特定URLを生成する第1の情報処理システムにおける情報処理の手順を示す説明図である。 撮影装置が特定URLを生成する第2の情報処理システムにおける情報処理の手順を示す説明図である。 撮影装置が特定URLを生成する第3の情報処理システムにおける情報処理の手順を示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
<情報処理システムの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理システムには、遊戯用撮影装置(以下、「撮影装置」ともいう。)1、携帯端末2及び管理装置3が含まれる。
撮影装置1は、ゲームセンターなどの店舗に設置され、自身の撮影や画像編集などの遊戯サービスを利用者(以下、「ユーザー」ともいう。)に提供し、遊戯中に得られた画像をシール紙(印刷媒体)に印刷して利用者に提供する。携帯端末2は、撮影装置1の利用者が携帯する端末であり、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット型パソコン、ノートパソコンなどよりなる。
管理装置3は、撮影装置1のメーカーが運用する管理サーバー(情報処理装置)であり、各店舗に設置された複数の撮影装置1を管理する。
図1の情報処理システムにおいて、撮影装置1、携帯端末2及び管理装置3は、いずれもインターネットなどの公衆通信網を介して他の通信装置と通信可能である。
従って、携帯端末2は、公衆通信網を介して管理装置3と情報の送受信が可能であり、撮影装置1は、公衆通信網を介して管理装置3と情報の送受信が可能である。なお、遊戯中の利用者の携帯端末2と撮影装置1との間で、例えば非接触型ICによる近接通信が可能であってもよい。
本実施形態の撮影装置1は、印刷したシール紙を排出する出力だけでなく、撮影装置1を利用して得られた撮影画像又は編集画像の画像データを管理装置3にアップロードする、画像データの外部保存のための出力も行う。
管理装置3は、撮影装置1からアップロードされた画像データを保存し、撮影装置1のメーカーが運営する所定のウェブサイト(本出願人のサイト名は「(公序良俗違反につき、不掲載)」(称呼はデコピカ。URLホスト名は「decopica.jp」))の会員専用ページに掲載する。
従って、利用者は、携帯端末2を操作して上記ウェブサイトの会員専用ページにアクセスすれば、撮影装置1を利用して得られた画像データを携帯端末2から閲覧したり、携帯端末2にダウンロードしたりすることができる。
このため、本実施形態の撮影装置1は、利用者から取得したメールアドレスなどの利用者を識別するための識別情報(以下、「ユーザーID」という。)や画像IDと関連づけた画像データを管理装置3に送信し、管理装置3はそれらの情報を記憶媒体に保存する。
そして、管理装置3は、画像データをネットワークから取得するためのURLを含む電子メールを携帯端末2に送信する。
その後、利用者が携帯端末2を操作して、電子メールに含まれるURLに基づいて管理装置3が管理するウェブサイトにアクセスすると、管理装置3に保存された画像データを携帯端末2に表示したりダウンロードしたりできるようになる。
なお、以下において、管理装置3が管理する画像データの保存策のウェブサイト(本実施形態では、URLホスト名が「decopica.jp」であるウェブサイト)のことを、「管理サイト」ということがある。
<遊戯用撮影装置の全体構成>
本実施形態の撮影装置1は、写真撮影により生成された撮影画像に対して利用者が落書き編集を行った後、シール紙として印刷したり、画像データとして管理装置3などの外部装置に出力したりするサービスを提供する装置である。まず、図2及び図3を参照しつつ、撮影装置1の全体構成を説明する。
図2は、撮影装置1の構成例を左前側から見た斜視図であり、図3は、図2の撮影装置1を上から見た平面図である。なお、以下の説明では、図2及び図3に示す前後左右の方向を基準とする。
図2及び図3に示すように、撮影装置1は、前部側の撮影部10と、後部側の編集部20とを備えており、前後方向に長いほぼ直方体状を呈している。編集部20の後端には、編集後の写真の出力などを行う出力部30が設けられている。
撮影部10は、カメラが内蔵された撮影筐体11と、撮影筐体11の後方に撮影空間12を介して配置された背景壁部13とを有する。撮影筐体11の側面と、背景壁部13の側面との間の隙間は、撮影空間12への出入口である第1出入口101a,101b(図3参照)を構成している。
編集部20は、背景壁部13の後方に隣接して配置された編集筐体21を有する。編集筐体21には、左側及び右側のそれぞれに向いた一対の操作面が設けられている。
各操作面への入力作業を行う編集空間24a,24bへは、第2出入口201a,201b(図3参照)を介して入ることができる。
出力部30は、編集筐体21の後端面と接する出力筐体31を有する。出力筐体31に対しては、撮影装置1の後端側から操作を行うように、操作面が後側を向いている。従って、出力筐体31の後端側の空間は、出力操作を行う出力空間32となる。
撮影筐体11と背景壁部13の上端部の側面は、前後方向に延びる天井フレーム13aによって互いに連結されている。天井フレーム13aの枠内部には、撮影空間12を上から覆い、照明とフラッシュ照射が可能な天井照明ユニット14が設けられている。
背景壁部13の撮影筐体11に対面する内面には、クロマキー処理のための単一色(例えば、青色または緑色)の着色が施されている。
そして、撮影筐体11の後端縁と、天井フレーム13aの下端縁と、背景壁部13の前端縁とから、利用者が撮影空間12に出入りするための、上述の第1出入口101a,101b(図3参照)が構成されている。
編集筐体21は、左右両側から2組のユーザーが同時に編集可能な対面方式を採用している。従って、編集筐体21は、左右それぞれに操作面を有するとともに、左右方向の長さが背景壁部13の同方向幅よりも小さい筐体よりなる。
編集筐体21の前端面は、背景壁部13の背面の中央部に接続されており、この背景壁部13の後方でかつ編集筐体21の左右両側方のスペースが、2組のユーザーがそれぞれ編集作業を行う編集空間24a,24bとなっている。
編集筐体21の上方には、平面視においてほぼコの字状のカーテンフレーム22が設けられている。カーテンフレーム22は、前後方向に延びる一対の側部フレーム22aと、この側部フレーム22aの後端同士を連結する左右方向に延びる後部フレーム22bとから構成されている。
各側部フレーム22aの前端は、天井フレーム13aの後端に前後方向に延長状に連結されている。後部フレーム22bの中央部は、編集筐体21の後上端部に設けられた支持部材23によって支持されている。
そして、左右一方側の側部フレーム22aと、後部フレーム22bのほぼ半分の長さ部分により、利用者が編集空間20a,20bに出入りするための、上述の第2出入口201a,201bの上枠部が構成されている。
<遊戯用撮影装置の機能的構成>
図4は、撮影装置1の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、撮影装置1は、バスBを介して通信可能に接続された、撮影部10、編集部20、出力部30、制御部40及び記憶部50を備えている。
制御部40は、公知のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されている。
制御部40は、記憶部50に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行し、撮影装置1の全体の動作を制御する。
例えば、撮影画像に対する補正処理や編集処理などの画像処理を行う場合には、制御部40がその画像処理部として機能する。バスBには、通信部60や外部ドライブ70も接続されている。制御部40、記憶部50、通信部60及び外部ドライブ70は、公知のコンピュータ装置により構成でき、かかるコンピュータは、上述した編集筐体21に内蔵されている。
記憶部50は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体よりなる。記憶部50は、制御部40から送信された各種の設定情報を記憶する。
記憶部50に記憶された情報は、制御部40により適宜読み出される。この記憶部50には、画像の編集のために用いられる各種の画像データや、撮影画像の背景となる背景画像データなどのデータなどが記憶されている。
制御部40のROMには、制御部40において実行されるコンピュータプログラムや、このプログラムを動作させるためのデータが記憶されている。制御部40のRAMには、制御部40において処理するデータやコンピュータプログラムが一時的に記憶される。以下では、RAMとROMを纏めてメモリということがある。
通信部60は、インターネット等の公衆回線と接続するための通信インターフェースよりなり、制御部40による通信制御に従って外部の装置と通信を行う。
外部ドライブ70では、光ディスクや半導体メモリなどのリムーバブルメディアに対する読み書きが行われる。例えば、外部ドライブ70によりリムーバブルメディアから読み出されたコンピュータプログラムやデータは、制御部40に送信され、記憶部50に記憶されたり、制御プログラムとしてインストールされたりする。
撮影部10は、撮影空間12における撮影処理に必要な機能部として、それぞれ撮影筐体11に設けられた、コイン処理部17、照明制御部18、上部カメラ111、下部カメラ112、上部モニタ113、下部モニタ114及びスピーカ19を備えている。
上部カメラ111及び下部カメラ112は、制御部40による制御に従って所定の撮影を行い、この撮影によって得られた画像を制御部40に出力する。
上部カメラ111は、フェイスアップ画像を撮影するためものであり、下部カメラ112は、全身画像を撮影するためのものである。このため、カメラ111,112はそれぞれ、フェイスアップ画像および全身画像を得るために理想的な画角やトリミング範囲などの設定が予め行われている。
各カメラ111,112は、リアルタイムに画像を取り込んで当該画像データを表す画像信号を出力する。
カメラ111,112から出力された画像信号は制御部40に入力され、その内部のメモリに一時的に記憶されるとともに、上部モニタ113及び下部モニタ114にそれぞれ送信され、当該画像信号に基づくライブ映像が表示される。
すなわち、上部カメラ11によるライブ映像は、上部モニタ113に表示され、下部カメラ112によるライブ映像は、下部モニタ114に表示される。
なお、静止画像として保存される撮影画像データ(以下、単に「撮影画像」ということがある。)は、より解像度が高い静止画データであり、ライブ映像表示を行うための撮影画像データ(「スルー画像データ」ともいう。)は、より解像度が低い動画データであることが多いが、スルー画像データを高解像度の動画データとしてもよい。
制御部40は、これらの画像データを画像処理する画像処理部としても機能し、上部モニタ113に表示する撮影画像の抽出や、撮影画像の補正処理などを行うことができる。
上部モニタ113は、公知のタッチパネルよりなり、表示機器として、上部カメラ111によって撮影中のライブ映像を表示する。
上部モニタ113は、上部カメラ111で撮影された撮影画像が表示するとともに、GUI(Graphical User Interface)画面を表示可能である。すなわち、上部モニタ113は、GUI画面に対する入力機器としても機能し、撮影画像を選択する操作入力や、撮影画像に対する補正処理に関する操作入力などを受け付ける。これらの操作入力を示す信号は、操作信号として制御部40に入力される。
下部モニタ114は、下部カメラ112によって撮影中のライブ映像を表示するものであり、上部モニタ113と概ね同じ構成である。ただし、上述の通り、タッチパネルとしての機能は有しておらず、もっぱら画像を表示することに用いられる。
コイン処理部17は、コイン投入口に対するコインの投入を検出する。コイン処理部17は、プレイに要する金額分(プレイ料金分)のコインが投入されたことを検出した場合には、起動信号を制御部40に出力する。
なお、コイン処理部17は、電子マネーやクレジットカードによるプレイ料金の支払を受け付けた場合に、起動信号を制御部40に出力するものであってもよい。
照明制御部18は、制御部4より供給される照明制御信号に従って、撮影部10の照明ユニット(例えば、利用者を前から照明する図示しない前方照明ユニットなど)によるフラッシュの照射タイミングを制御する。
また、照明制御部18は、天井照明ユニット14などの内部に設けられる電灯(蛍光灯など)を制御し、ユーザーによる撮影処理の段階に応じて撮影空間12内の明るさを調整する。スピーカ19は、撮影処理の段階に応じた音声を出力する。
編集部20a,20bは、ユーザーが編集空間24a,24bで編集処理を行うブースである。編集部20aと編集部20bの機能的構成は同じである。従って、以下では編集部20aの機能的構成を説明し、編集部20bの機能的構成の説明を省略する。
編集部20aは、撮影画像の落書きなどの編集のための各種のGUI画面(以下、「編集画面」ともいう。)を表示する編集用モニタ213と、編集画面に対する入力部である2本のタッチペン214A,214Bと、スピーカ215とを備えている。
編集用モニタ213は、制御部40による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の編集入力などを検出する。
すなわち、利用者が編集用モニタ213にタッチペン214A,214Bのペン先をタッチすると、その操作入力やタッチペン214A,214Bのいずれでタッチされたのかが検出され、操作信号として制御部40に送信される。これにより、編集対象である撮影画像の編集が行われる。
具体的には、利用者は、編集用モニタ213に表示された撮影画像に対して、例えば、文字、模様、図形などのいわゆる落書きを、タッチペン214A,214Bなどの入力デバイスを用いて入力することができる。
これにより、撮影画像に、落書きなどによるデータが重ね合わされた編集画像の画像データが生成される。このようにして生成された編集画像の画像データは、出力部3へ送信される。
出力部30は、出力空間32における出力処理を行うためのタッチパネル式の液晶モニタ311と、非接触通信部312と、スピーカ314とを備えている。また、出力部30は、印刷を行うためのプリンタ34やシール紙ユニット35も備えている。
プリンタ34は、撮影画像、または編集処理によって得られた編集済みの画像を、プリンタ34に装着されたシール紙ユニット35に収納されたシール紙に印刷し、シール紙排出口(図示せず)に排出する。
非接触通信部312は、携帯端末2との間でデータの送受信を近接通信にて行うためのものである。なお、非接触通信部312の通信方式としては、例えば、FeliCa(登録商標)などを利用することができる。
編集部20で作成された画像データは、出力部30においてシール紙として印刷されるだけでなく、通信部60によって公衆通信網を介して前述の管理装置3に送信され、管理装置3にアップロードされる。
<撮影装置におけるプレイの流れ>
上述の通り、撮影部10ではユーザーを含む被写体の撮影処理が行われ、編集部20では撮影画像に対する編集処理が行われ、出力部30では編集画像の出力処理が行われる。
これらの処理は、記憶部50またはドライブ70に記憶されたコンピュータプログラム、或いはインストールされたコンピュータプログラムを制御部40が実行することによって行われる。以下、図3を参照して、撮影装置1におけるプレイの流れを説明する。
図3において、ユーザーは、矢印Xで示すように、第1出入口101a,101bから撮影空間12に入り、撮影部10に設けられたカメラ111,112やモニタ113,114などを利用して撮影処理を行う。
撮影処理を終えたユーザーは、矢印Yで示すように、第1出入口101a,101bを通って撮影空間12から装置外部にいったん出たあと、いずれかの編集空間24a,24bに移動する。
このとき、撮影筐体11の上部モニタ113及びスピーカ19により、編集空間24a,24bへの移動を促す表示や通知がなされる。例えば、双方の編集空間24a,24bが空いている場合は、いずれか一方の編集空間24a,24bへの移動が促される。
また、いずれか一方の編集空間24a,24bが利用されている場合には、空いている編集空間への移動が促され、双方の編集空間24a,24bが利用されている場合には、編集空間24a,24bへの移動を待たせる表示や通知を行う。
編集空間24a,24bに移動したユーザーは、編集処理を開始する。各編集空間24a,24bのユーザーは、同時に編集処理を行うことができる。
編集処理が終了すると、撮影画像や編集済みの撮影画像の中から選択された画像の印刷が開始される。そして、編集筐体21の編集用モニタ213には出力空間32への移動を促す表示がなされるとともに、スピーカ215によって出力空間32への移動を促す音声が通知される。
これに従って、編集処理を終えたユーザーは、いずれかの編集空間24a,24bから、矢印Zで示すように出力空間32に移動して出力処理を行う。
なお、出力空間32において他のユーザーが出力処理中の場合には、編集用モニタ213及びスピーカ215により、出力空間32への移動を待たせる表示や通知がなされる。
出力空間32において、ユーザーに画像の印刷を待たせている間に、プレイによって生成した画像データをユーザーの携帯端末2で取得できるようにする操作(例えば、携帯端末2で使用するメールアドレスの入力)をモニタ311に対して行うようにしてもよい。
画像の印刷が終了したとき、ユーザーは、出力筐体31に設けられたシール紙排出口からシール紙を受け取り、一連のプレイを終える。以上のようなユーザーの移動を促す表示は、制御部40により行われる。
<携帯端末の機能的構成>
図5は、携帯端末2の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、携帯端末2は、制御部81、記憶部82、操作部83、表示部84、通信部85及びアンテナ86を備えている。
制御部81は、公知のCPU、ROM及びRAMなどを含む。制御部81は、記憶部82に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行し、携帯端末2の全体の動作を制御する。
例えば、制御部81は、通信部85を制御して管理装置3と通信を行う。なお、携帯端末2は、非接触通信部87(図5の破線部分参照)を有していてもよい。この場合、制御部81は、非接触通信部87を制御して撮影装置1との近接通信を実行する。
記憶部82は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体により構成されている。
記憶部82は、管理装置3を含む他の通信装置が利用者の携帯端末2をネットワーク上で識別するため情報である、「端末ID」を記憶している。この端末IDは、例えば、契約者固有ID、MACのグローバルアドレスなどよりなる。また、記憶部82は、利用者が任意にインストールした各種のアプリケーションソフトを記憶している。
操作部83は、各種の操作ボタンや表示部84のタッチパネル機能により構成され、利用者の操作に応じた指令信号を制御部81に出力する。
表示部84は、例えば液晶ディスプレイよりなり、各種の情報を利用者に表示する。例えば、表示部84は、管理装置3から送信された画像データなどを画面表示することができる。
通信部85は、アンテナ86が受信した基地局からの電波信号に対して復調処理とデジタル信号処理を行い、得られたデジタル受信信号を制御部81に出力する。
また、通信部85は、制御部81から入力されたデジタル送信信号に対してA/D変換処理と変調処理を行い、得られた電波信号をアンテナ86から送信する。
<管理装置の機能的構成>
図6は、管理装置3の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図6に示すように、管理装置3は、バスBを介して通信可能に接続された制御部91及び入出力インターフェース97と、このインターフェース97に接続された記憶部92、入力部93、出力部94、通信部95、ドライブ96を備えている。
制御部91は、公知のCPU、ROM及びRAMなどを含む。制御部91は、記憶部92に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行し、管理装置3の全体の動作を制御する。
記憶部92は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどより構成されており、各種の情報を記憶する。入力部93は、キーボードやマウスなどよりなり、出力部94は、ディスプレイやスピーカなどよりなる。
通信部95は、ネットワークインターフェースにより構成され、撮影装置1や携帯端末2と通信を行う。
ドライブ96は、DVDディスクどの記録媒体を駆動し、そのディスクに対して所定のデータを読み書き可能である。
管理装置3の記憶部92には、会員データベースDB1と画像データベースDB2とが含まれる。このうち、会員データベースDB1には、利用者の「メールアドレス」や「端末ID」と関連づけて「ユーザー登録情報」が記録されている。
ユーザー登録情報には「会員種別」が含まれており、会員種別には「無料会員」及び「有料会員」の2種類の種別がある。
無料会員(第1の種別)は、管理装置3に対して会員登録を完了した利用者であり、有料会員登録を行っていない利用者のことを意味する。
有料会員(第2の種別)は、管理装置3に対して会員登録を完了した利用者であり、しかも有料会員登録も完了した利用者のことを意味する。
従って、会員登録を行っていない非会員については、会員種別などのユーザー登録情報が会員データベースDB1に記憶されていない。
もっとも、非会員であっても撮影装置1にメールアドレスを入力してプレイすることができる。従って、この場合の非会員は、自身のメールアドレスが画像データ及び画像IDと関連づけられて画像データベースDB2に記憶されているが、そのメールアドレスが会員データベースDB1に記憶されていないユーザーということになる。
なお、有料又は無料の登録会員の場合には、「パスワード」、「性別」、「生年月日」、「居住地域(都道府県)」などの利用者の個人情報もユーザー登録情報に含まれる(図18参照)。
また、管理装置3は、有料会員に対して、1か月ごとに所定金額(例えば300円)の課金を所定の方法で行い、無料会員に対しては、そのような課金を行わない。
画像データベースDB2には、撮影装置1からアップロードされた1プレイ分の画像データを含む「プレイ情報」が記録されている。
プレイ情報には、複数枚(例えば6〜8枚)の撮影画像又は編集画像を含む「画像データ」、画像データの識別情報として付与された「画像ID」、画像データを取得した「プレイ時刻」、「端末ID」、「メールアドレス」(ユーザーID)、「撮影店舗」及び「撮影機種」が含まれる。
画像IDは、撮影装置1が1プレイごとに付与する識別情報であり、例えば所定桁数の数値やアルファベット等よりなる。
プレイ時刻は、撮影装置1による画像データの生成時刻と実質的に一致すると見なせる年月日を含む時刻(日時)のことである。プレイ時刻としては、例えば、撮影部10での撮影の開始又は終了時刻、編集部20での編集の開始又は終了時刻、撮影装置1のプレイ終了時刻、撮影部10のカメラのシャッタータイミングなどを採用することができる。
また、プレイ時刻は、撮影装置1が画像データを送信した送信時刻や、管理装置3が画像データを受信した受信時刻であってもよい。
撮影店舗は、画像データが生成された撮影装置1が設置されている店舗の識別情報であり、例えば所定桁数の数値やアルファベット等よりなる。
撮影機種は、画像データが生成された撮影装置1の機種を識別情報であり、例えば所定桁数の数値やアルファベット等よりなる。
なお、遊戯用撮影装置1では、2人以上の利用者が一緒にプレイを行って所定枚数の画像データが生成されることが多い。
そこで、メールアドレスなどよりなるユーザーIDは、1プレイで得られる所定枚数の編集画像等よりなる1プレイ分の画像データについて、最大で4つまで割り当てることができる。
管理装置3の制御部91は、撮影装置1からプレイ情報がアップロードされると、取得したプレイ情報に含まれる各データを関連づけて記憶部92の画像データベースDB2に記録する。
すなわち、管理装置3の制御部91は、受信した画像データを、その画像ID、プレイ時刻、メールアドレス、端末IDその他の情報と関連づけて画像データベースDBに格納する。
また、制御部91は、取得したプレイ情報にメールアドレスが含まれている場合には、そのメールアドレスが会員データベースDB1に既に記録されているか否かに関係なく、当該プレイ情報に含まれる画像データにアクセスするためのURLにメールアドレスを関連づけた特定URL(図8(b)に示す「特定URL」)を、当該プレイ情報に含まれる画像IDに基づいて生成する。制御部91は、生成した特定URLを記憶部92に記憶させるとともに、生成した特定URLを含む当該メールアドレス宛の電子メールを生成し、通信部95に送信させる。
制御部91は、画像データの管理用のウェブサイト(管理サイト)を管理している。制御部91は、管理サイトにアクセスしてきた携帯端末2が登録済みの会員である場合には、会員種別に応じてサービス内容が異なる各種の処理を実行し、未登録の非会員である場合には、非会員に会員登録を行って貰うための所定の処理を実行する。
<プレイ情報の生成及び保存処理>
図7は、撮影装置1と管理装置3が協働して行う、プレイ情報の生成及び保存処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図7のフローチャートにおける丸印は、各装置による所定情報の「受信」を示している。
図7において、所定代金が撮影装置1に投入されると、撮影装置1の制御部40は、1つの画像IDを生成して記憶部50に記憶させるとともに、撮影部10に対する撮影処理を開始する(ステップS1)。
具体的には、制御部40は、撮影部10を制御して撮影処理を行い、カメラ111,112による撮影を所定回数だけ行わせる。制御部40は、カメラ111,112により撮影された複数の撮影画像を画像IDと関連づけて記憶部50に記憶させる。
撮影処理が終了すると、制御部40は、上部モニタ113によるメッセージ表示などにより、利用者に編集空間24a,24bへの移動を指示する。
その後、制御部40は、移動を指示した方の編集部20a,20bに対する編集処理を開始する(ステップS2)。具体的には、制御部40は、利用者が行う編集入力に応じて1又は複数の撮影画像の編集を行う。撮影画像に対する編集入力は、編集用モニタ213に表示される編集画面を用いて行われる。
その後、制御部40は、編集画面によるメッセージ表示などにより、利用者に出力空間32への移動を指示し、印刷処理を開始する(ステップS5)。具体的には、制御部40は、出力部30のプリンタ34に画像データの印刷を開始させる。なお、排出されるシール紙には、プレイ時刻や画像IDなどの情報が記載されている(図8(a)参照)。
印刷処理が終了すると、制御部91は、所定枚数の画像が印刷されたシール紙をシール紙ユニット35から排出し(ステップS6)、処理を終了させる。
また、撮影装置1の制御部40は、印刷処理(ステップS3)と排出処理(ステップS6)に並行して、メールアドレスの取得処理(ステップS4)とプレイ情報の生成及び送信処理(ステップS5)とを実行する。
メールアドレスの取得処理(ステップS4)は、例えば、出力部314のモニタ311にアルファベットや数値が並んだ入力画面を表示し、表示した入力画面にメールアドレスを入力させることによって行われる。
メールアドレスの入力は、1プレイについて利用者の人数分だけ行うことができる。 従って、利用者が1人の場合は、1プレイで得られる所定の画像IDの画像データに対して唯一のメールアドレスが関連づけられ、利用者が2人以上の場合は、1プレイで得られる所定の画像IDの画像データに対して複数のメールアドレスが関連づけられる。
なお、メールアドレスの取得処理は、プレイ中であればどこで行ってもよく、例えば撮影部10又は編集部20に含まれる入力デバイスに対して行うことにしてもよい。
また、携帯端末2が非接触型IC(図5の非接触通信部87)による近接通信に対応する場合には、出力部30に設けられた非接触通信部312に利用者(複数人の場合には全員)が自身の携帯端末2をかざすことにより、メールアドレスや携帯IDを1プレイについて利用者の人数分だけ取得して、プレイ情報に含めることにしてもよい。この場合、上記の入力画面でメールアドレスを入力させることの代替とすることができる。
なお、撮影装置1の非接触通信部312と携帯端末2の非接触通信部87の間の近接通信により、画像データを取得するためのURLを送受信することにしてもよい。
プレイ情報の生成及び送信処理(ステップS5)には、所定枚数の編集画像およびそれらの編集画像の元になった所定枚数の撮影画像を含む1プレイ分の画像データに、画像IDなどの情報を割り当てて、上述のプレイ情報を生成する処理と、生成したプレイ情報を管理装置3に送信する処理が含まれる。
撮影装置1が生成するプレイ情報には、画像データに関連づける情報として、少なくとも画像IDが含まれる。もっとも、本実施形態では、その他に、プレイ時刻、メールアドレス(利用者による入力があった場合)、端末ID(利用者による入力があった場合)、撮影店舗及び撮影機種などが含まれる。
管理装置3の制御部91は、1プレイ分の画像データを含むプレイ情報を受信すると、プレイ情報に含まれる画像データをその他の情報と関連づけて、記憶部92の画像データベースDB2に保存する(ステップS7)。
具体的には、制御部91は、取得した画像データと、この画像データに関連づけられた、画像ID、プレイ時刻、メールアドレス、端末ID、撮影店舗及び撮影機種などの情報を、画像データベースDB2に記録する。
なお、制御部91は、撮影装置1から受信したプレイ情報にメールアドレスが含まれない場合でも、画像IDと関連づけて画像データを画像データベースDB2に記録する。プレイ時に撮影装置1にメールアドレスを入力しなかった利用者が、画像IDを入力する操作画面(図13参照)により画像データにアクセスしてくる場合があるからある。
また、プレイ時刻をプレイ情報の受信時刻とする場合には、制御部91は、自装置で計時した受信時刻をプレイ時刻として、画像データベースDB2に記録する。
次に、制御部91は、インターネット経由で画像データにアクセスするためのURLにメールアドレスを関連づけて生成した特定URL(図8(b)参照)を含む電子メールを、撮影装置1から取得した携帯端末2のメールアドレス宛てで携帯端末2に送信する(ステップS8)。
もっとも、撮影装置1から受信したプレイ情報にメールアドレスが含まれない場合は、制御部91は、ステップS8の電子メールの送信を行わない。
管理装置3からの電子メールを受信した携帯端末2の制御部81は、その電子メールを記憶部82に記憶する。
そして、利用者がメールソフトを操作することにより、電子メールの表示が指令されると、制御部81は、受信した電子メールを表示部84に表示させる(ステップS9)。
図8(a)は、撮影装置1が作成するシール紙Pのレイアウトを示す図である。図8(b)は、管理装置3が携帯端末2に送信する電子メールM1の記載例を示す図である。
図8(a)に示すように、シール紙Pには、所定枚数(図例では5枚)の撮影画像又は編集画像よりなる画像データが並べて印刷されており、画像データの印刷部分以外の縁部(図例では右下隅)に、データ記載部が設けられている。
シール紙Pのデータ記載部には、前から順に、「プレイ時刻」、画像データの管理サイトの「URLホスト名」及び「画像ID」などのデータが記載されている。
利用者は、プレイ時に撮影装置1にメールアドレスを入力しなかった場合、URLホスト名を検索して管理サイトにアクセスし、シール紙Pに記載された画像IDをサイト内の所定画面に入力することにより、画像データが保存されたダウンロード専用ページにアクセス可能となる。
図8(b)に示すように、管理装置3からの電子メールM1には、利用者が撮影装置1で作成した画像データ(以下、「プリ画像」ともいう。)について、所定のURLにアクセスすれば画像データを携帯端末2にダウンロード可能である旨の記載が含まれる。
電子メールM1には、画像データをダウンロードするためのウェブページを表示させるためのアクセス情報であるURLに、メールアドレスを関連づけたハイパーリンク付きの「特定URL」(以下、「特定アクセス情報」ともいう。)が含まれる。
本実施形態の特定URLには、URLホスト内のパス情報として、画像データの画像ID(図例では、URL中の「did=」以下の15桁の数値)が含まれている。
特定URLのパス情報には、画像データのURLとメールアドレスとの関連づけを行うために、画像IDに関連づけられた利用者のメールアドレスをランダムな文字列に変換した情報(以下、「メアドキー」という。)も含まれている。図8(b)の例では、メアドキーは「xxxxxyyyyy」である。
特定URLはハイパーリンク付きであるから、利用者が電子メールM1内の特定URLをクリックすると、携帯端末2の制御部81は、ブラウザを起動させる。そして、制御部81は、特定URLにより指定されたダウンロード専用ページに移行するためのアクセス要求を、通信部85に送信させる。
<本人確認の要否の切り替え処理>
図9は、管理サイトにアクセスしてきた携帯端末2に対する、本人確認の要否の切り替え処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、管理装置3の制御部91は、携帯端末2による管理サイトへのアクセス要求の有無を常に判定しており(ステップS10)、アクセス要求があった場合には、「特定URLに基づくアクセス要求」であるか否かを判定する(ステップS11)。
「特定URLに基づくアクセス要求」とは、画像ID及びメアドキーが含まれる図8(b)に例示する特定URLにより、プレイ時に入力されたメールアドレスに対応する画像データが指定されたアクセス要求のことをいう。
上述の通り、特定URLには、利用者が撮影装置1に入力したメールアドレスに基づく情報(メアドキー)が含まれるので、特定URLに基づくアクセス要求は、撮影装置1において実際にプレイを行った利用者が要求主体であると推定できる。
そこで、ステップS11の判定結果が肯定的である場合には、管理装置3の制御部91は、アクセス要求の送信元である携帯端末2とのウェブ通信において、メールアドレスによる本人確認を省略する処理を実行する(ステップS12)。
また、ステップS11の判定結果が否定的である場合には、管理装置3の制御部91は、アクセス要求の送信元である携帯端末2とのウェブ通信において、メールアドレスによる本人確認を実行する(ステップS13)。
上記のメールアドレスによる本人確認には、例えば、管理装置3から受信したメールに対する携帯端末2から電子メールの送信(いわゆる空メールの送信)や、携帯端末2のウェブブラウザに対するメールアドレスの入力操作などが含まれる。
従って、メールアドレスによる本人確認の省略には、管理装置3に対する空メールの送信の省略(図10参照)や、携帯端末2のウェブブラウザに対するメールアドレスの入力操作の省略(図12参照)などが含まれる。
もっとも、本実施形態の管理装置3は、必ずしも図9の切り替え処理を実行する必要はなく、当該切り替え処理を実行しない管理装置3であってもよい。
<特定URLを利用する新規ユーザーによる操作手順>
図10及び図11は、特定URLを利用する新規ユーザーが管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの操作手順を示す、携帯端末2の画面遷移図である。
図10及び図11の操作手順の実行主体は、新規ユーザーの携帯端末2と管理装置3である。「新規ユーザー」とは、登録会員ではないユーザーのことである。
図10に示すように、電子メールM1に含まれる特定URL(ハイパーリンク)を新規ユーザーがクリックすると、携帯端末2はブラウザを介して特定URLに基づくアクセス要求を管理装置3に送信する。
上記のアクセス要求を受信した管理装置3は、携帯端末2に対するメールアドレスによる本人確認を省略する(図9のステップS12)。具体的には、管理装置3は、新規ユーザーの携帯端末2とのウェブ通信において、空メールによる本人確認を省略する動作モードを採用する。
新規ユーザーの携帯端末2から特定URLに基づくアクセス要求があると、管理装置3は、携帯端末2に初期画面G1を表示させる。
初期画面G1には、上から順に、新規ユーザーのための会員登録画面(はじめたの方はこちら)や、登録会員用のログイン画面(デコピカ会員はこちら)などが含まれる。初期画面G1の会員登録画面における「プリ画を全部保存」のボタンが操作されると、有料会員用の会員登録画面G2が携帯端末2に表示され、「プリ画を無料分のみ保存」のボタンが操作されると、無料会員用の会員登録画面G3が携帯端末2に表示される。
会員登録画面G2又は会員登録画面G3のいずれかにおいて、携帯端末2のキャリアを選択するためのボタンが操作されると、図11に示すプロフィール登録画面G4が携帯端末2に表示される。
プロフィール登録画面G4には、上から順に、「メールアドレス」、「パスワード」、「パスワード(再入力)」、「生年月日」、「都道府県」及び「性別」よりなるユーザー登録情報の入力ボックスと、ユーザー登録情報を送信するための決定ボタン(登録)が含まれる。
プロフィール登録画面G4のメールアドレスの欄には、特定URLに対応するメールアドレスとして管理装置3が決定した所定のアドレスが予め記されている。また、このアドレスの右横には、「別のメアドを使う」の操作ボタンが含まれる。
この操作ボタンを操作すると、図14に示すメールアドレス登録画面G30に遷移し、画面G30及び確認メールM3に対する所定の操作を経て、プロフィール登録画面G4に戻ることも可能である。このようにすれば、デコピカに登録するメールアドレスを変更することができる。
プロフィール登録画面G4の入力ボックスの各部に情報が入力され、決定ボタンが操作されると、登録完了画面G5が携帯端末2に表示される。なお、管理装置3は、携帯端末2から送信されたユーザー登録情報を会員データベースDB1に記録する。
登録完了画面G5には、上から順に、「メールアドレス」、「生年月日」、「都道府県」及び「性別」に関する登録情報と、画像データのダウンロード専用ページに移行するための移行ボタン(プリ画を全部保存、プリ画を無料分のみ保存など)が含まれる。
登録完了画面G5の所定ボタンが操作されると、画像データのダウンロード専用ページG6が携帯端末2に表示される。
ダウンロード専用ページG6には、特定URLに含まれる画像IDに対応する画像データが表示される。画像データは、1回のプレイで新規ユーザーが取得した1又は複数の撮影画像又は編集画像よりなる。新規ユーザーは、表示された画像のうちの所望の画像をタッチすることにより、自身の携帯端末2に当該画像をダウンロードすることができる。
図11には、無料会員専用の登録完了画面G5が例示されている。従って、登録完了画面G5には、「プリ画を無料分のみ保存」の操作ボタンが含まれる。この操作ボタンが操作されると、撮影装置1で予め利用者が選択した画像のみが、ダウンロード専用ページG6に表示される。
なお、無料会員専用の登録完了画面G5において、「プリ画を全部保存」の操作ボタンが操作されると、有料会員用の会員登録画面G2に遷移する。ただし、画面G2以後の処理において、再度のプロフィール登録は行われない。
<特定URLを利用する既存ユーザーによる操作手順>
図12は、特定URLを利用する既存ユーザーが管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの操作手順を示す、携帯端末2の画面遷移図である。
図12の操作手順の実行主体は、既存ユーザーの携帯端末2と管理装置3である。「既存ユーザー」とは、登録会員(有料又は無料のいずれでもよい。)であるユーザーのことである。
図12に示すように、電子メールM1に含まれる特定URL(ハイパーリンク)を既存ユーザーがクリックすると、携帯端末2はブラウザを介して特定URLに基づくアクセス要求を管理装置3に送信する。
なお、図12の電子メールM1には、特定URLのメアドキーに対応するメールアドレスの利用者が会員登録済みであることを通知する文章が付加されている。これにより、利用者は、自身が既存ユーザーであることを察知できる。
上記のアクセス要求を受信した管理装置3は、携帯端末2に対するメールアドレスによる本人確認を省略する(図9のステップS12)。具体的には、管理装置3は、既存ユーザーの携帯端末2とのウェブ通信において、携帯端末2のウェブブラウザに対するメールアドレスの入力操作を省略する動作モードを採用する。
既存ユーザーの携帯端末2から特定URLに基づくアクセス要求があると、管理装置3は、携帯端末2に初期画面G10を表示させる。
初期画面G10のインターフェースは、前述の初期画面G1(図10参照)とほぼ同様である。ただし、既存ユーザーからのアクセス要求に対応する初期画面G10では、「メールアドレスでログイン」の欄の「メールアドレス」の入力ボックスに、特定URLのメアドキーに対応するメールアドレスが予め記載されている。このため、既存ユーザーによるメールアドレスの入力操作が省かれる。
すなわち、特定URLに含まれるメールアドレスが未登録である場合は、図10の初期画面G1にようにメールアドレスが自動入力されないが、特定URLに含まれるメールアドレスが登録済みである場合は、図12の初期画面G10のようにメールアドレスが自動入力される。
もっとも、初期画面G10の「メールアドレス」の部分には、他の文字や数字を入力可能となっている。従って、管理装置3が予め記載したメールアドレスを既存ユーザーが変更できるようになっている。
初期画面G10の「メールアドレスでログイン」に含まれる入力ボックスにパスワードを入力してからログインボタンが操作されると、画像データのダウンロード専用ページG6が携帯端末2に表示される。
ダウンロード専用ページG6には、特定URLに含まれる画像IDに対応する画像データが表示される。画像データは、1回のプレイで既存ユーザーが取得した1又は複数の撮影画像又は編集画像よりなる。既存ユーザーは、表示された画像のうちの所望の画像をタッチすることにより、自身の携帯端末2に当該画像をダウンロードすることができる。
<特定URLを利用しない新規ユーザーによる会員登録の操作手順>
図13及び図14は、特定URLを利用しない新規ユーザーが管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの操作手順を示す、携帯端末2の画面遷移図である。
図13及び図14の操作手順の実行主体は、新規ユーザーの携帯端末2と管理装置3である。
図13に示すように、ユーザーが携帯端末2のブラウザにURLホスト名(=decopika.jp)を入力するなどにより、特定URLを指定しないアクセス要求があった場合には、管理装置3は、携帯端末2に対するメールアドレスによる本人確認を実行する(図9のステップS13)。具体的には、管理装置3は、当該ユーザーの携帯端末2とのウェブ通信において、空メールの送信による本人確認を実行させる動作モードを採用する。
新規ユーザーの携帯端末2から特定URLに基づかないアクセス要求があると、管理装置3は、携帯端末2に標準画面G0を表示させる。
標準画面G0には、画像IDの入力ボックスと、決定ボタン(GET)と、有料会員登録又は無料会員登録への移行ボタンとが含まれる。標準画面G0の有料会員登録への移行ボタンが操作されると、会員登録画面G2が携帯端末2表示され、標準画面G0の無料会員登録への移行ボタンが操作されると、会員登録画面G3が携帯端末2表示される。
会員登録画面G2又は会員登録画面G3のいずれかにおいて、携帯端末2のキャリアを選択するためのボタンが操作されると、管理装置3は、図14に示すように、メールアドレス登録画面G30を携帯端末2に表示させる。
メールアドレス登録画面G30には、「空メール送信」の送信ボタンが設けられている。この送信ボタンを新規ユーザーが操作すると、携帯端末2は、管理装置3宛てに空メールを送信する。
空メールには、新規ユーザーの携帯端末2のメールアドレスが含まれる。そこで、管理装置3は、このメールアドレスや先の特定URLからアクセスがあったことを示す情報に紐づく所定のユニークな文字列を含む確認用URLを生成し、これが記載された確認メールM3を携帯端末2に送信する。
なお、メールアドレス登録画面G30でメアドを入力して送信ボタンを操作すると、メールアプリが開くことなく、確認メールM3が携帯端末2(画面G30で入力されたメールアドレス宛)に送信される。
確認メールM3には、画像データをダウンロードするウェブページを表示するためのハイパーリンク付きの確認用URLが含まれている。
新規ユーザーが確認用メールM3の確認用URLをクリックすると、プロフィール登録画面G4が携帯端末2に表示される。
なお、プロフィール登録画面G4、登録完了画面G5及びダウンロード専用ページG6を用いた以後の操作内容は、前述の図11の場合と同様である。
なお、図13及び図14の操作手順において、新規ユーザーがダウンロード専用ページG6まで到達するのは、標準画面G0に画像IDが入力された場合に限られ、標準画面G0に画像IDが入力されない場合には、登録完了画面G5による会員登録により処理が終了となる。
<画像IDを利用する場合の操作手順>
図15及び図16は、画像IDを利用して管理サイトのダウンロード専用ページに到達するまでの操作手順を示す、携帯端末2の画面遷移図である。
図15及び図16の操作手順の実行主体は、新規又は既存ユーザーの携帯端末2と管理装置3である。
図15及び16は、図13及び図14とは異なる別の実施形態を示すものである。
すなわち、図13及び図14の操作手順は、画像IDを利用するが本人確認を必要とする例(画像IDの入力があった場合でも図9のステップS13を管理装置3が実行する例)であるのに対して、図15及び図16の操作手順は、画像IDを利用して本人確認を省略する例(画像IDの入力があった場合に図9のステップS12を管理装置3が実行する例)である。
前述の通り、標準画面G0には、画像IDの入力ボックスが含まれる。そこで、ユーザーが、シール紙に記載されている所定の画像ID値(図例では、「12345678912345」)を入力して決定ボタンを操作すると、初期画面G1が携帯端末2に表示される。
初期画面G1の無料会員登録ボタン(プリ画を無料分のみ保存)を操作すると、かんたんログインの設定画面を経て、携帯端末2の画面をプロフィール登録画面G20に遷移させることができる。
初期画面G1の有料会員登録ボタン(プリ画を全部保存)を操作すると、キャリア決済の設定画面を経て、携帯端末2の画面をプロフィール登録画面G20に遷移させることができる。
プロフィール登録画面G20には、上から順に、「メールアドレス」、「パスワード」、「パスワード(再入力)」、「生年月日」、「都道府県」及び「性別」よりなるユーザー登録情報の入力ボックスと、ユーザー登録情報を送信するための決定ボタン(登録)が含まれる。
プロフィール登録画面G20のメールアドレスの欄には、プルダウン方式の選択ボタン(▼選択してください▼)が設けられている。
ユーザーが、上記の選択ボタンをタッチ操作すると、図16に示すように、選択可能な1又は複数のメールアドレスのリストが表示される。
図16の例では、撮影装置1において1プレイで4つのメールアドレスが入力されていた場合を想定し、当該4つのメールアドレスがプルダウン表示されている。この4つのメールアドレスは、入力画面G0に入力された画像ID(12345678912345)と関連づけて管理装置3が記憶しているメールアドレスである。
例えば「aaaa@docomo.ne.jp」が選択されると、このアドレスがプロフィール登録用のメールアドレスとして設定される。
その後、その他の項目(パスワードや生年月日など)を入力した後、プロフィール登録画面G20中の「登録」ボタン(図示せず)を操作すると、管理装置3は、無料会員(あるいは有料会員)の仮登録を行う。そして、管理装置3は、入力されたメールアドレス宛に、図16に示す登録確認メールM2を送信する。
なお、プルダウン表示される情報には、「その他のアドレス」も含まれる。「その他のアドレス」が選択されると、ユーザーは任意のメールアドレスを入力できるようになる。プロフィール登録画面G20中の「登録」ボタン(図示せず)が操作された際に、ユーザーが入力した任意のメールアドレスがプロフィール登録用のメールアドレスとして設定されている場合は、ユーザーが入力した任意のメールアドレス宛に、登録確認メールM2が送信される。
また、プロフィール登録画面G20に、「空メールを送る」ボタンを追加することもできる。その場合、空メールを送ったメールアドレスが、プロフィール登録用のメールアドレスとして設定される。
更に、プロフィール登録画面G20に、前述の「別のメアドを使う」の操作ボタン(図11のG4参照)を追加することもできる。
撮影装置1に対して3つのメールアドレスが入力された場合は、1つの画像IDに関連づけられているメールアドレスは3つとなる。この場合、プルダウンで表示されるメールアドレスは3つである。撮影装置1に入力されたメールアドレスが2つ及び1つの場合も同様である。
なお、会員登録済みの既存ユーザーによる入力手間を省くために、初期画面G1に含まれる「メールアドレス入力欄」(図10参照)に、上記のプルダウン方式のアドレス表示を実行することにしてもよい。より好ましくは、画像IDに関連付けて記憶されている複数のメールアドレスであって、会員登録済みのメールアドレスのみをこの「メールアドレス入力欄」に表示することにしてもよい。
登録確認メールM2には、所定時間内に登録確認メールM2に記載のURL(仮登録した会員情報に紐づけられてサーバに記憶されている。)へのアクセスがあった場合に、当該URLに対応するプロフィール情報を無料会員(あるいは有料会員)として本登録される旨が記載されている。
従って、ユーザーが所定時間内に管理装置3の管理サイトにアクセスしない場合は、管理装置3は、仮登録を破棄する。
<管理装置の効果>
本実施形態の管理装置3によれば、制御部91が、特定URLに基づくアクセス要求を携帯端末2から受信した場合に、メールアドレスによる本人確認を省略する(図9のステップS12)。
このため、メールアドレスによる本人確認を実行する場合に比べて、利用者が画像データの保存先であるダウンロード専用ページG5にアクセスし易くなる。従って、利用者が画像データを提供するサービスを利用し易くなる。
例えば、特定URLに基づくアクセス要求である場合でも、空メールの送信による本人確認を実行すると、同じ特定URLを通知する2種類の電子メールM1,M3が同じ携帯端末2に届くことになり、ダウンロード専用ページG6に至るまでの手続が煩雑である。
これに対して、図10及び図11に示すように、特定URLに基づくアクセス要求である場合に、空メールの送信による本人確認を省略すれば、特定URLを通知する電子メールM1が1回で済み、ダウンロード専用ページG6に至るまでの手続が短縮される。
また、図12に示すように、特定URLに基づくアクセス要求である場合に、ウェブブラウザに対するメールアドレスの入力操作を省略することにすれば、その入力操作を必要とする場合に比べて、ダウンロード専用ページG6に至るまでの手続が短縮される。
本実施形態の管理装置3によれば、制御部91が、携帯端末2から受信したアクセス要求が特定URLに基づくか否かを判定し(図9のステップS11)、特定URLに基づかないアクセス要求である場合に、メールアドレスによる本人確認を実行するので(図9のステップS13)、なりすましによる不正アクセスを防止することができる。
<情報処理システムのバリエーション>
図17は、管理装置3が特定URLを生成する第1の情報処理システムにおける情報処理の手順を示す説明図である。
図17に示す第1の情報処理システムでは、上述の実施形態において説明した通り、管理装置3が特定URLを生成して携帯端末2に送信する。
具体的には、第1の情報処理システムでは、撮影装置1が、利用者のプレイにより取得した画像データと、その画像データを識別するための画像IDと、メールアドレスとを含むプレイ情報を、管理装置3に送信する(ステップS100)。
次に、管理装置3が、携帯端末2から画像データにアクセスするためのURLをユーザーIDと関連づけた特定URLを生成し(ステップS101)、生成した特定URLを携帯端末2に送信する(ステップS102)。
管理装置3による特定URLの送信は、特定URLに対応するメールアドレス宛ての電子メールにより行われる。
その後、携帯端末2が、特定URLに基づくアクセス要求を管理装置3に送信すると(ステップS103)、管理装置3は、携帯端末2との間のIP通信において、メールアドレスによる本人確認を省略する。
本実施形態の情報処理システムは、第1の情報処理システムだけでなく、次の第2又は第3の情報システムであってもよい。
図18は、撮影装置1が特定URLを生成する第2の情報処理システムにおける情報処理の手順を示す説明図である。
図18に示す第2の情報処理システムでは、図17の第1の情報処理システムとは異なり、撮影装置1が特定URLを生成して管理装置3に送信する。
具体的には、第2の情報処理システムでは、撮影装置1が、携帯端末2から画像データにアクセスするためのURLをユーザーIDと関連づけた特定URLを生成し(ステップS200)、生成した特定URLを管理装置3に送信する(ステップS201)。
また、撮影装置1は、利用者のプレイにより取得した画像データと、その画像データを識別するための画像IDと、メールアドレスとを含むプレイ情報を、管理装置3に送信する(ステップS202)。
次に、管理装置3は、撮影装置1から受信した特定URLを携帯端末2に送信する(ステップS203)。管理装置3による特定URLの送信は、特定URLに対応するメールアドレス宛ての電子メールにより行われる。
その後、携帯端末2が、特定URLに基づくアクセス要求を管理装置3に送信すると(ステップS204)、管理装置3は、携帯端末2との間のIP通信において、メールアドレスによる本人確認を省略する。この点は、上述の実施形態と同様である。
図19は、撮影装置1が特定URLを生成する第3の情報処理システムにおける情報処理の手順を示す説明図である。
図19に示す第3の情報処理システムでは、図17の第1の情報処理システムとは異なり、撮影装置1が特定URLを生成して管理装置3に送信する。
具体的には、第3の情報処理システムでは、撮影装置1が、携帯端末2から画像データにアクセスするためのURLをユーザーIDと関連づけた特定URLを生成し(ステップS300)、生成した特定URLを管理装置3に送信する(ステップS301)。
また、撮影装置1は、利用者のプレイにより取得した画像データと、その画像データを識別するための画像IDと、メールアドレスとを含むプレイ情報を、管理装置3に送信する(ステップS302)。
更に、撮影装置1は、生成した特定URLを携帯端末2にも送信する(ステップS303)。撮影装置1から携帯端末2への特定URLの送信は、特定URLに対応するメールアドレス宛ての電子メールにより行うこともできるし、非接触通信部による近接通信により行うこともできる。
その後、携帯端末2が、特定URLに基づくアクセス要求を管理装置3に送信すると(ステップS304)、管理装置3は、携帯端末2との間のIP通信において、メールアドレスによる本人確認を省略する。この点は、上述の実施形態と同様である。
<その他の変形例>
今回開示した実施形態は、例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は、上述の実施形態に限定されるものではなく、基本的には特許請求の範囲に基づいて定まるものであり、そこに記載された構成と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、利用者を識別するための識別情報(ユーザーID)として「メールアドレス」を採用したが、SNS用の電話番号又はLINE IDなど、1人の利用者をユニークに特定可能であれば特に制限されるものではなく、他の識別情報をユーザーIDとして採用することにしてもよい。
上述の実施形態において、プロフィール登録画面G4(図11参照)の「パスワード」の欄に対するパスワードの自動入力機能を、管理装置3に付加してもよい。
この場合、画面G4の「パスワード」の欄には、管理装置3の制御部91が自動的に生成したユニークな文字列が自動的に入力される。もっとも、パスワードの入力欄を利用者がタッチすれば、パスワードを利用者が手入力できるようにすることが好ましい。
なお、パスワードの手入力を許容しない完全自動の形態を採用する場合には、プロフィール登録画面G4にパスワードの入力欄を設ける必要はない。
この場合、プロフィールの登録完了後に、マイページ(ログイン後)において利用者がパスワードを変更できるようにすることが好ましい。自動生成されたパスワードや利用者が入力したパスワードは、登録完了後に入力されたメールアドレス宛に送信される。
上述の実施形態では、撮影装置1が画像IDを作成しているが、管理装置3は複数の撮影装置1を管理していることから、管理装置3が画像IDを作成することにしてもよい。
この場合、撮影装置1は、ユーザーによるプレイが行われるごとに、管理装置3にアクセスし、管理装置3がプレイごとに生成した画像IDを、ネットワーク通信により当該管理装置3から取得すればよい。
1:遊戯用の撮影装置
2:携帯端末
3:管理装置
10:撮影部
20:編集部
30:出力部
40:制御部
50:記憶部
60:通信部
70:ドライブ
81:制御部
82:記憶部
83:操作部
84:表示部
85:通信部
86:アンテナ
91:制御部
92:記憶部
93:入力部
94:出力部
95:通信部
96:ドライブ
97:入出力インターフェース

Claims (7)

  1. 利用者が自身の撮影を行う遊戯用の撮影装置が生成した画像データを管理する管理装置であって、
    前記利用者の携帯端末と通信する通信部と、
    前記撮影装置が生成した前記画像データと、前記撮影装置が取得した前記利用者の識別情報であるユーザーIDと、前記携帯端末が前記画像データにアクセスするためのアクセス情報を前記ユーザーIDと関連づけた特定アクセス情報と、を記憶する記憶部と、
    前記通信部と前記携帯端末との通信を制御する制御部と、を備えており、
    前記制御部は、前記特定アクセス情報に基づくアクセス要求を前記携帯端末から受信した場合に、前記ユーザーIDによる本人確認を省略する管理装置。
  2. 前記制御部は、前記携帯端末から受信したアクセス要求が前記特定アクセス情報に基づくか否かを判定し、前記特定アクセス情報に基づかないアクセス要求である場合に、前記ユーザーIDによる本人確認を実行する請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記ユーザーIDによる本人確認には、前記携帯端末から前記管理装置への電子メールの送信が含まれる請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記ユーザーIDによる本人確認には、前記携帯端末のウェブブラウザに対する前記ユーザーIDの入力操作が含まれる請求項1〜3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 利用者が自身の撮影を行う遊戯用の撮影装置が生成した画像データを管理する管理装置が行う情報処理方法であって、
    前記撮影装置が生成した前記画像データと、前記撮影装置が取得した前記利用者の識別情報であるユーザーIDと、前記携帯端末が前記画像データにアクセスするためのアクセス情報を前記ユーザーIDと関連づけた特定アクセス情報と、を記憶する第1のステップと、
    前記管理装置の通信部と前記携帯端末との通信を制御する第2のステップと、を含み、
    第2のステップにおいて、前記特定アクセス情報の基づくアクセス要求を前記携帯端末から受信した場合に、前記ユーザーIDによる本人確認を省略する情報処理方法。
  6. 利用者が自身の撮影を行う遊戯用の撮影装置が生成した画像データを管理する管理装置として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記撮影装置が生成した前記画像データと、前記撮影装置が取得した前記利用者の識別情報であるユーザーIDと、前記携帯端末が前記画像データにアクセスするためのアクセス情報を前記ユーザーIDと関連づけた特定アクセス情報と、を記憶する第1のステップと、
    前記管理装置の通信部と前記携帯端末との通信を制御する第2のステップと、を含み、
    第2のステップにおいて、前記特定アクセス情報の基づくアクセス要求を前記携帯端末から受信した場合に、前記ユーザーIDによる本人確認を省略するコンピュータプログラム。
  7. 利用者が自身の撮影を行う遊戯用の撮影装置と、前記利用者の携帯端末と、前記撮影装置が生成した画像データを管理する管理装置とを備える情報処理システムであって、
    前記管理装置は、
    前記利用者の携帯端末と通信する通信部と、
    前記撮影装置が生成した前記画像データと、前記撮影装置が取得した前記利用者の識別情報であるユーザーIDと、前記携帯端末が前記画像データにアクセスするためのアクセス情報を前記ユーザーIDと関連づけた特定アクセス情報と、を記憶する記憶部と、
    前記通信部と前記携帯端末との通信を制御する制御部と、を備えており、
    前記制御部は、前記特定アクセス情報に基づくアクセス要求を前記携帯端末から受信した場合に、前記ユーザーIDによる本人確認を省略する情報処理システム。
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