JP2017055176A - 撮像装置及び撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 照射される照明強度を適切に制御し、且つ事前に照明強度を確認した上で照明照射をすることで、被写体に人体が含まれる場合においても照明の影響を抑えて撮像する撮像装置を提供すること。【解決手段】 ネットワーク経由で端末装置からコマンドを受信するための受信手段と、照射部のから照射する照射光の強度を制御する制御手段と、照射光の照射画角を変更する変更手段と、を備え、コマンドには前記変更手段を制御するための制御コマンドを含み、制御手段は、受信手段で制御コマンドを受信した場合に、強度を所定の強度以下に制限する。【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に照明装置を備える撮像装置に関するものである。
従来、夜間や暗所等における低照度の被写体を照らすための照明を備える撮像装置が知られているが、被写体に人物が含まれる場合には、人体への影響も考慮して照明強度を制御する必要がある。このような場合に、撮影範囲や人物の有無により照明強度を制御する撮像装置として、例えば、特許文献1では、撮影画角、範囲に応じて照明の配光特性を変更する方法が開示されている。また、特許文献2では、人物などの被写体が検出されたら照明の強度を変更する方法が開示されている。
特開2005−094080号公報 特開2012−119840号公報
しかしながら、上述の従来技術では、撮影された画像から人物を検出して照明強度を変更するものなので、検出から照明強度を変更する期間においては、適切に照明強度を制御することができない場合があった。加えて、照明装置に可視光領域外の波長の光を照射可能な光源を用いる場合には、照射された人物は自分に光が照射されていることに気がつかずに、一定以上の光量を長時間直視してしまう場合もあった。
そこで、本発明の目的は、照射される照明強度を適切に制御し、且つ事前に照明強度を確認した上で照明照射をすることで、被写体に人体が含まれる場合においても照明の影響を抑えて撮像する撮像装置を提供することである。
上記目標を達成するために、本発明は、被写体を撮像する撮像部と、前記被写体に照射光を照射する照射部とを備える、ネットワーク経由で通信する撮像装置であって、前記ネットワーク経由で端末装置からコマンドを受信するための受信手段と、前記照射部のから照射する照射光の強度を制御する制御手段と、前記照射光の照射画角を変更する変更手段と、を備え、前記コマンドには前記変更手段を制御するための制御コマンドを含み、前記制御手段は、前記受信手段で前記制御コマンドを受信した場合に、前記強度を所定の強度以下に制限することを特徴とする。
本発明によれば、照射される照明強度を適切に制御し、且つ事前に照明強度を確認した上で照明照射をすることで、被写体に人体が含まれる場合においても照明の影響を抑えて撮像する撮像装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施例を説明するための図である。 第1の実施例の要部(撮像装置の操作ユーザインターフェースでの操作)を説明するための図である。 第1の実施例の要部(撮像装置の撮影、照明の制御方法)を説明するための図である。 第1の実施例の要部(ユーザによる操作時の照明強度の制限)を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施例を説明するための図である。 第2の実施例の要部(撮像装置の操作ユーザインターフェースでの操作)を説明するための図である。 第2の実施例の要部(ユーザによる操作時の照明強度の制限)を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態のおいて示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
(実施例1)
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施例による、撮像装置及び撮像システムに関して説明する。
101はレンズ群であり、不図示のズームレンズ群、フォーカスレンズ群、絞り機構等から構成されている。各機構は不図示のアクチュエータ等の駆動部を含み、後述するCPU110からの制御信号に基づいて駆動される。
102は赤外カットフィルタであり、光軸に対して赤外カットフィルタの出し入れをする機構で構成されている。赤外カットフィルタは主に赤外線を透過させず(反射させて)、可視光を透過させることが可能な誘電体多層膜である。この赤外カットフィルタを光軸に対して出し入れすることで、選択的に赤外線を受光するかを切換えることが可能となる。より詳細には、赤外カットフィルタ有りの場合には可視光成分の光のみを取りこみ、赤外カットフィルタ無しの場合には可視光成分+赤外成分の光を取り込む。103は赤外フィルタ制御回路であり、後述するCPU110からの制御信号に基づいて赤外カットフィルタの出し入れの制御を行う。
104は撮像素子であり、レンズ群101を介して撮像素子面に結像された光学像を電気信号に変換する。そして、増幅器105は撮像素子104から出力される電気信号を所定の信号レベルに増幅する。撮像素子104の駆動は不図示のタイミングジェネレータからの信号で駆動し、出力信号のタイミングに合わせてサンプリングし、アナログ−デジタル信号変換を行い、出力される。なお、撮像素子104は赤外領域においても感度を有し、可視光成分に加えて赤外成分の光を受光することによって、出力信号量を増加させることが可能となる。なお、レンズ群101、赤外カットフィルタ102、撮像素子104、増幅器105を含む被写体を撮像するため各構成要素は、本実施例における撮像部に相当する。
106は赤外照明であり、赤外領域に分光分布を持つ赤外線光源を含む照明で構成される。例えば低照度な夜間等において、赤外照明を点灯し照射光を照射することで、人の目には照明が点灯している事が認識されない状態で照明点灯することで、明るく撮影することが可能となる。107は赤外照明制御回路であり、後述するCPU110からの制御信号に基づいて照明のON/OFF制御、明るさ(強度)の制御を行う。なお、赤外照明106は赤外線を照射する光源のみに限定されず、可視光又は紫外光を照射可能な光源を含むようにしてもよい。なお、本実施例において、赤外照明106は被写体に照射光を照射する照射部に相当する。
100はパンチルト回路(以下、PT回路と称する場合が有る)であり、レンズ群101、赤外照明106等の方向をパン方向又はチルト方向に変更する。より具体的には、各構成要素を指示する雲台であって、指示する軸を中心にアクチュエータ等を用いてパン方向またはチルト方向に可能に構成されている。なお、本実施例において、PT回路100は、撮像部の画角をパン又はチルト方向に変更する画角変更部に相当する。
108は映像処理回路であり、各種映像処理を行う。撮像素子104からの映像信号に対してゲイン処理、信号現像処理、カラーバランス処理、ガンマ処理、ノイズ低減処理といった処理を行い、画像信号へと変換する。
109はネットワーク処理回路であり、映像処理回路108からの出力を通信プロトコルに準拠したフォーマットに変換した上で、ネットワーク上へと配信する。また、撮像装置を制御する為の制御信号を通信プロトコルに準拠して送受信を行う。
110はCPUであり、映像処理回路108、ネットワーク処理回路109の制御を行う。合わせて赤外フィルタ制御回路103、赤外照明制御回路107の制御も行う。また、不図示のデータ記憶部メモリを含み、これに記憶されたプログラムをCPU110は実行する。なお、メモリは、CPU110が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域等として使用される。加えて、メモリはCPU110が各構成要素の制御に用いる設定情報である各種パラメータを保持する。また、不図示の計時部を含み任意のタイミングで所定の期間の計測等を行うことができる。
111は上記101〜110により構成され、所定の画角を有し被写体を撮像する撮像装置の一例であり、例えば動画像を撮像する監視カメラである。より詳細には、監視に用いられるネットワークカメラであるものとする。
112はネットワーク上のローカルエリアネットワーク(LAN)である。撮像装置111とはLANケーブルにより接続され、Ethernet(登録商標)等の通信規格を満足するルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。このLAN上に複数のカメラ装置や、後述するPC等が接続される。例えば、LAN112は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されていても良い。なお、本実施形態における撮像装置111は、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応していても良く、LANケーブルを介して電力を供給されても良い。
113はクライアント端末装置であり、PC等の外部装置の一例である。クライアント端末装置113には、所定のファイルやプログラムを格納するためのメモリと、それらを実行するCPUを備えている。さらに、メモリに記憶された画像等を表示するディスプレイ(表示部)と、クライアント端末装置113を操作するユーザの指示を受け付ける入力部を備えている。また、クライアント端末装置113は、不図示の通信部を用いてLAN112を介してネットワーク経由で撮像装置111と相互に通信可能な状態に接続されている。クライアント端末113は後述する制御ツールを用いて、撮像装置111からの映像を受信、表示、録画し、撮像装置111をコントロールするための制御情報を送受信することで各種制御を行う。
ここで、制御情報は撮像装置111での撮影制御、照射制御等を行う為のコマンドやパラメータが含まれる。クライアント端末装置113は、上記入力部から入力された操作結果であるユーザ指示に応じた制御コマンド送信することで、撮像装置111を外部より操作することが可能である。また、送信した制御コマンドに対応するレスポンスを撮像装置111でのより受け取ることで、撮像装置111が保持するパラメータや状態を知ることが可能となる。
ここで、本実施形態における撮像装置111とクライアント端末装置113からなる監視システムは、撮像システムに相当する。
次に、撮像装置を操作するための操作UIに関して図2及び図3を用いて説明する。
201はクライアント端末装置113の表示部上に表示される操作UI(ユーザインターフェース)である。マウスやタッチパネル等の入力部を用いて操作UIを操作することで、撮像装置111での撮影画像の確認、録画を行い、カメラ装置の動作、設定を行ことが可能となる。
202はカメラ表示画面となり、撮像装置111で撮影され、ネットワーク112経由で受信した映像や、クライアント端末装置113又はネットワーク上のストレージに保存され映像が表示される。
203はパン/チルト制御ボタンとなり、撮像装置111の撮影方向を変更する不図示のパンニング、チルティング方向への駆動を行う。パンニング/チルティング方向を変更した場合の動作に関しては図3を用いて説明する。
図3において、撮像装置111を用いて被写体301を撮像する場合を想定する。実線で示した撮像画角302の範囲は、304に示したようにパンニング又はチルティング方向に依存して変更される。撮像画角302内に被写体301をとらえることによって、被写体301を撮像することが可能となる。また、点線で示したのは赤外照明106での照射画角303であり、撮像画角302と略一致する方向で取り付けられている。そして、照射画角303も撮像画角302と同様にパンニング又はチルティング方向に依存して変更される。すなわち、撮像画角302を変化させることによって、照射画角303を変化させることができる。
図2の説明に戻る。204はカメラ制御ボタンとなり、撮像装置111のカメラ制御を変更するボタンから構成される。ズームボタンではカメラ画角を変更し、WIDE(広角)−TELE(望遠)の変更が可能となる。フォーカスボタンではカメラのピントを変更し、NEAR(近距離)−FAR(遠距離)の変更が可能となる。露出ボタンではカメラの露出を変更し、画面の明−暗の設定変更が可能となる。露出の制御ではレンズの絞り径の変更、センサ露出によるシャッタースピードの変更、センサ信号のゲイン変更から構成される。露出変更を行うと図3の305のように撮像する露出が変更される。
205は赤外照明の制御ボタンとなり、カメラ装置の赤外照明の変更が可能となる。パンニング/チルティング方向の変更や露出の変更といったカメラ操作が行われことは、撮影シチュエーションが変更されることになり、撮影被写体が変更される。被写体が変更されることは、撮影範囲に人物が入る可能性があり、人物に対する安全を考慮する意味で赤外照明を制限する。また、現状の赤外照明の点灯するためのモードの表示を含む。具体的には通常モードと照明低減モードを示すインジケータがあり、現状のモードに対応した、インジケータが点灯するように設定されている。CPU110は、クライアント端末装置113からの要求に応じて、又はモード切り替え時等にコマンドを発行し、現状のモードをクライアント端末装置113に通知する。クライアント端末装置113は通知されたコマンドに基づいて、撮像装置111におけるモードを判定し、対応する操作UI201を変更する。なお、各モードの詳細は図4にて詳述する。
ここで、操作UI201の各操作ボタンを操作した場合、クライアント端末装置113は、各操作ボタンに対応したコマンドまたはパラメータをネットワーク112経由で撮像装置111に送信する。CPU110は、この受信したコマンドに基づいて各要素の制御を行うこととなる。
次に、カメラ操作が行われる際に、照明強度を低減する動作を図4のフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートの処理はCPU110が実行する。
ステップ401において、CPU110は、処理がスタートされると、各構成要素の制御を開始する。そして、ステップ402に処理を進める。
ステップ402において、CPU110は、クライアント端末装置113上のカメラ操作UIでのユーザによって操作ボタン操作されたかを判定する。操作ボタンが押されていれば、ステップ403に処理を進める。一方で、操作ボタンが押されていなければステップ409に処理を進める。ここで、CPU110は、クライアント端末装置113からのコマンドの有無によって、ユーザの操作ボタンの操作の有無を判定する。
ステップ403において、CPU110は、操作ボタンが押されていたら、ユーザによるカメラ設定が変更されていると判断して、照明低減モードへと移行する。そして、ステップ404に処理を進める。ここで、カメラ設定とは、パンニング、チルティング、ズーム等の撮像画角302を変更するための設定のほかに、露出を変更するための設定、撮像の開始・停止の設定等が含まれる。なお、本実施例において、CPU110は、撮像部が撮像する露出を設定する露出設定部に相当する。
ステップ404において、CPU110は、照明低減モードに移行したことによって、赤外照明制御回路107を制御し、赤外照明106の発光強度を制限する。より詳細には、赤外照明106に供給する電力量を低下させ、照明強度を所定の強度以下になるように制御する。そして、ステップ405に処理を進める。ここで、所定の強度とは、工場出荷時にメモリ等に記憶させておいてもよいし、外部より設定可能にしてもよい。また、赤外照明106が複数の光源を備える場合には、照明強度を下げるために、点灯する光源数を減じるように制御してもよい。また、赤外照明106が異なる照射画角303を持つ光源を複数個備える場合には、点灯させる光源の照射画角303に応じて、照明強度を制限する所定の強度を変更するようにしてもよい。具体的には、照射画角303が広い場合には、所定の強度を高くし、狭い場合には低く設定してもよい。
ステップ405において、CPU110は、撮像装置111でのゲインをアップすることで照明強度を制限したことによる明るさ低減分を補う。そして、ステップ406に処理を進める。なお、ゲインアップによって明るさ低減を補うことだけでなく、絞り径を広げる、シャッタースピードを長秒にする制御であっても構わない。これによって、照明強度を制限して人体への影響は低減しつつ、そのまま撮像すると画面が暗くなってしまうことを防ぐことができる。
ステップ406において、CPU110は、操作ボタンが押されたことによる動作を開始する。すなわち、操作された操作ボタンに対応するコマンドを受信し、そのコマンドによって指示された動作を開始する。そして、ステップ407に処理を進める。
ステップ407において、CPU110は、ステップ406にて開始した動作が終了するまで待機する。動作が終了した場合は、ステップ408に処理を進める。
ステップ408において、CPU110は、ステップ403で行った照明低減モードを解除する。すなわち、ステップ404で制限した照明強度、及びステップ405でアップしたゲイン量を元に戻す。そして、ステップ409に処理を進める。
ステップ409において、CPU110は、全ての設定を元に戻した上で、通常モードへと移行する。そして、処理を終了する。なお、モードの移行は、クライアント端末装置113からのユーザ指示に基づいて行うことが好ましいが、撮像画像内の動体又は人体の有無を検出した後に自動的に通常モードに移行するようにしてもよい。
このように、操作ボタンが操作された場合に、照明低減モードへ移行することによって、画面確認ができない状態であっても、意図せずに被写体に含まれる人体の影響をおさせることが可能となる。
なお、本実施例においては、クライアント端末装置113の操作部が操作される例を示したが、撮像装置111にも設置時などに使用する操作部が存在する。このような場合に、この撮像装置111の操作部が操作された場合に同様の動作を行うことで、同様の効果を得ることができる。
なお、本実施例においては、操作UI201の各操作ボタンを操作した場合に関して示したが、一部の操作ボタン(例えば、カメラ制御ボタン204)に限定して本実施例の動作を行うようにしてもよい。
なお、図4におけるステップ403又はステップ409において、モードが切換る際にユーザ等への警告表示を行うようにしてもよい。より詳細には、操作UI201上にモードを切り替えを許可するか否かのダイアログを表示し、ユーザによって許可された場合にのみモードを切換える。このように動作させることによって、意図してモードが切換ってしまうことを防ぐことができる。
なお、ステップ402にて、操作ボタンが操作されたと判定された場合に、照射光の強度を制限する動作を行うが、これに限られない。例えば、照射光の強度が所定量よりも弱い場合は制限する動作を行う必要はない。すなわち、ステップ402にて、照射光の強度が所定量以上である場合に、ステップ403に処理を進め、照明低減モードに移行するようにしてもよい。
なお、ステップ402にて、操作ボタンが操作されたと判定された場合に、照射光の強度を制限する動作を行うが、これに限られない。例えば、操作ボタンの操作がパンニング又はチルティングの操作である場合に、撮像画角302の変化量が所定量よりも少ない場合は制限する動作を行う必要はない。すなわち、ステップ402にて撮像画角302(照射画角303)の変化量が所定量以上である場合に、ステップ403に処理を進め、照明低減モードに移行するようにしてもよい。
(実施例2)
以下、図5、6、7を参照して、本発明の第2の実施例によるユーザによる撮像動作の操作が行われたら、照明強度を制限する制御方法について説明する。第1実施例と同様の構成に関して、同一の符号を付し、その説明を省略する。第2の実施例はカメラ装置における照明制御の構成(図1〜3)は同じであるが、インジケータLED、及び照明確認モード設定における制御が異なる。
図5における、501はインジケータLEDであり、照明の照射強度を確認する照明確認モード時に点灯される。
図6における、601は照明確認モードの表示部であり、照明の照射レベルを調整する際に点灯して表示する。
次に、カメラ操作が行われる際に、赤外照明を低減する動作を図7のフローチャートを用いて説明する。
ステップ801において、CPU110は、処理がスタートされると、各構成要素の制御を開始する。そして、ステップ802に処理を進める。
ステップ802において、CPU110は、クライアント端末装置113上のカメラ操作UIでのユーザによって操作ボタン操作されたかを判定する。操作ボタンが押されていれば、ステップ803に処理を進める。一方で、操作ボタンが押されていなければステップ813に処理を進める。
ステップ803において、CPU110は、操作ボタンが押されていたら、ユーザによるカメラ設定が変更されていると判断して、照明低減モードへと移行する。そして、ステップ804に処理を進める。
ステップ804において、CPU110は、照明低減モードに移行したことによって、赤外照明制御回路107を制御し、赤外照明106の発光強度を制限する。より詳細には、赤外照明106に供給する電力量を低下させ、照明強度を所定の強度以下になるように制御する。そして、ステップ805に処理を進める。
ステップ805において、CPU110は、撮像装置111でのゲインをアップすることで照明強度を制限したことによる明るさ低減分を補う。そして、ステップ806に処理を進める。なお、ゲインアップによって明るさ低減を補うことだけでなく、絞り径を広げる、シャッタースピードを長秒にする制御であっても構わない。
ステップ806において、CPU110は、操作ボタンが押されたことによる動作を開始する。すなわち、操作された操作ボタンに対応するコマンドを受信し、そのコマンドによって指示された動作を開始する。そして、ステップ807に処理を進める。
ステップ807において、CPU110は、ステップ806にて開始した動作が終了するまで待機する。動作が終了した場合は、ステップ808に処理を進める。
ステップ808において、CPU110は、ステップ403で行った照明低減モードを解除する。すなわち、ステップ804で制限した照明強度、及びステップ805でアップしたゲイン量を元に戻す。そして、ステップ809に処理を進める。
ステップ809において、CPU110は、ステップ807で変更されたカメラ設定に対して、照明確認モードへと移行する。そして、ステップ810に処理を進める。ここで、照明確認モードとは、照明強度を確認するために一次的に照明強度の制限を解除した状態であり、クライアント端末装置113の表示部等に一次的に照明強度を強めている警告を表示したり、インジケータLED501を点灯させたりする。これらの動作によって、ユーザ等に照明確認モード中であることを報知することができる。また、照明確認モード中は操作UI201において、照明確認モード用インジケータ601を点灯させる。
ステップ810において、CPU110は、インジケータLED501を点灯する。インジケータLEDを点灯することでユーザに対して照明確認モードであることを案内することが可能となる。そして、ステップ811に処理を進める。
ステップ811において、CPU110は、実際に撮影する環境での照明の強度レベルの設定を行う。本設定は、ユーザが操作UI201し、強度レベルを設定してもよいし、被写体輝度からCPU110が設定するようにしてもよい。そして、ステップ812に処理を進める。
ステップ812において、CPU110は、照明強度を設定する照明確認モードが終了するか否かを判断する。終了していなければ、上記照明確認モードのステップを繰り返す。一方で、照明確認モードが終了したら、ステップ813に処理を進める。なお、モードの終了は、クライアント端末装置113からのユーザ指示に基づいて行うことが好ましいが、所定の時間指示がない場合等は自動的に照明低減モードに移行するようにしてもよい。
テップ813において、CPU110は、全ての設定を元に戻した上で、通常モードへと移行する。そして、ステップ814に処理を進める。
ステップ814において、CPU110は、照明確認モードでのインジケータLEDを消灯する。そして、処理を終了する。
以上、照明の強度を制限した後に強度を復帰させる際に、確認用のモードを設けることによって、意図せずに強い照明強度が設定されることを防止することができる。
通常モードに移行する前に、不図示の「照明確認モードで照明強度を確認しましたか?」といったアナウンスを操作UI上に表示しても構わない。これによって、ユーザによって確実に照明強度が確認された上での監視動作を行うことが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
106 赤外照明
111 カメラ装置
113 クライアント端末装置
201 カメラ操作UI

Claims (12)

  1. 被写体を撮像する撮像部と、前記被写体に照射光を照射する照射部とを備える、ネットワーク経由で通信する撮像装置であって、
    前記ネットワーク経由で端末装置からコマンドを受信するための受信手段と、
    前記照射部のから照射する照射光の強度を制御する制御手段と、
    前記照射光の照射画角を変更する変更手段と、
    を備え、
    前記コマンドには前記変更手段を制御するための制御コマンドを含み、
    前記制御手段は、前記受信手段で前記制御コマンドを受信した場合に、前記強度を所定の強度以下に制限する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像部が撮像する露出を設定する露出設定手段を更に備え、
    前記露出設定手段は、前記制御手段が前記強度を所定の強度以下に制限した場合に、露出をあげる設定を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記変更手段は前記露出設定手段による露出の設定に応じて照射画角を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記変更手段は前記撮像部の撮像画角をパン又はチルト方向に変更する画角変更手段を含み、
    前記変更手段は前記画角変更手段による撮像画角の変更に応じて照射画角を変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記照射部は赤外線を照射する赤外線光源を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は前記照射部が照射する光源を選択する選択手段を含み、
    前記制御手段は、前記赤外線光源を選択し、且つ前記受信手段で前記制御コマンドを受信した場合に、前記強度を制限する
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記照射部から照射する照射光の強度が所定量以上である場合に、前記制御手段は前記強度の制限を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御コマンドによる前記変更手段が変更する照射画角の変更量が所定量以上の場合に、前記制御手段は前記強度の制限を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御コマンドに基づく動作が終了したか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記判定手段によって前記動作が終了したと判定された場合に前記制限を解除する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 被写体を撮像する撮像部と、前記被写体に照射光を照射する照射部と、前記照射光の照射画角を変更する変更部とを備える、撮像装置とネットワーク経由で通信する端末装置であって、
    前記撮像装置を制御するための操作手段と、
    前記操作手段の操作結果を含むコマンドを前記ネットワーク経由で撮像装置に送信するための送信手段と、
    前記撮像装置の状態を表示するための表示手段と、
    を備え、
    前記コマンドには前記変更部を制御するための制御コマンドを含み、
    前記表示手段は、前記送信手段で前記制御コマンドを送信した場合に、前記照射部が照射する強度を所定の強度以下に制限する警告を表示する
    ことを特徴とする端末装置。
  11. 被写体を撮像する撮像部と、前記被写体に照射光を照射する照射部と、前記照射光の照射画角を変更する変更部とを備える、ネットワーク経由で通信する撮像装置の制御方法であって、
    前記ネットワーク経由で端末装置からコマンドを受信するための受信ステップと、
    前記照射部のから照射する照射光の強度を制御する第一の制御ステップと、
    を備え、
    前記コマンドには前記変更部を制御するための制御コマンドを含み、
    前記制御ステップにおいて、前記受信ステップで前記制御コマンドを受信した場合に、前記強度を所定の強度以下に制限する
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 前記制御コマンドに基づく動作が終了したか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記動作が終了したと判定された場合に前記制限を解除する第二の制御ステップを備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置の制御方法。
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