JP2017053715A - 分析装置および分析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定精度を維持しつつ装置の大型化を抑制することができる分析装置を得る。【解決手段】分析装置を、光出力手段1と、試料保持手段2と、光検出手段3と、反射板保持手段4を備える構成とする。光出力手段1は、光源から光を出力し、測定の対象物に光を照射する。試料保持手段2は、対象物に光が入射する位置である測定位置に、対象物として分析対象の試料を保持する。光検出手段3は、光が対象物で反射した反射光を検出する。反射板保持手段4は、測定位置に配置したときに光源から入射される光を光検出手段3で反射光として検出されるように反射する反射板を保持している。また、反射板保持手段4は、測定位置に試料の測定面と平行になるように反射板を移動する手段と、試料に光が照射されるように反射板を測定位置から退避させる手段とを有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、分析装置に関するものであり、特に反射特性を測定する分光分析装置に関するものである。
物体に含まれる物質の同定や含有量の測定、色度の測定等に分光分析装置が広く用いられている。分光分析装置は、光源から出力した照明光を分析対象の試料に照射し、試料で反射した反射光または試料を透過した透過光を光検出器の受光素子で検出する。また、分光分析装置では、反射光等を、分光フィルタを通過させた後に光検出器で検出し、分析対象の物質に対応する波長を取り出して含有量の分析等が行われることもある。また、これらの分析装置を生産ライン等に設置する際には、設置に要する面積がなるべく抑制されていることが望ましい。また、これらの分析装置は、設置環境や作業者の習熟度等によらずに高精度に安定して測定可能であることが望ましい。
分光分析装置における測定では、環境の変化や、光源、分光フィルタおよび受光素子等の劣化による特性変動の影響を抑制するため、分析対象の試料の他にリファレンス測定が行われる。例えば、反射光を測定する分光分析装置では、入射した光をほぼ全て反射する反射板で反射した反射光の強度をリファレンスとし、分析対象の試料で反射した反射光と比較することで、試料の反射率が算出される。
分光分析装置で反射板を用いてリファレンスを行うためには、例えば、光源から出力した照明光をビームスプリッタ等で分岐し、反射板と試料に別々に入射して反射光の測定を行う方法がある。しかし、そのような方法では、受光素子等を二重に備えなければならず装置の大型化等が生じる。また、異なる光学素子を用いてリファレンスと試料の測定を行うと、光学素子の個体差による光学特性の相違によって測定精度が低下する恐れがある。よって、リファレンスの測定と試料の測定を同じ光学系で行えることが望ましく、1つの光学系でリファレンスの測定と試料の測定を行うための技術の開発が行われている。そのような、分光分析装置において、1つの光学系でリファレンスの測定と試料の測定を行う技術としては、例えば、特許文献1のような技術が開示されている。
特許文献1は、反射特性を測定する分光分析装置に関するものである。特許文献1の分光分析装置は、光源と、第1の反射部材と、標準試料と、第2の反射部材と、受光素子を備えている。特許文献1の分光分析装置では、リファレンスとして標準試料の測定を行う際に第1の反射部材および第2の反射部材が所定の位置に挿入される。特許文献1の分光分析装置においてリファレンスの測定が行われる際に、光源から出力された照明光は、第1の反射部材で反射し、分析試料とは別の位置に備えられた標準試料に入射する。標準試料に入射した照明光は標準試料で反射し、第2の反射部材に入射する。第2の反射部材は、標準光から入射した光を受光素子に入射するように反射する。特許文献1では、このように標準試料を測定することで装置の大型化や光量のロスを抑制することができるとしている。
国際公開第2012/157190号
しかしながら、特許文献1の技術は、次のような点で十分ではない。特許文献1の分光分析装置では、標準試料を測定する際に、光源からの照明光を第1の反射部材で反射させて標準試料に入射させ、標準試料で反射した光を第2の反射部材で反射させて受光素子に光を入射させている。そのため、特許文献1の分光分析装置では、分析用の試料を測定するときよりも、標準試料を測定するときの光路の方が長くなる。分析用の試料を測定するときと、標準試料を測定するときの光路差は測定の精度を低下させる要因となり得る。また、特許文献1では、第1の反射部材と第2の反射部材を異なる角度で同時に装置に装着する必要があるため装置が大型化する。よって、特許文献1の技術は、分光分析装置において測定精度を維持しつつ装置の大型化を抑制するための技術としては十分ではない。
本発明は、上記の課題を解決するため、測定精度を維持しつつ装置の大型化を抑制することができる分析装置を得ることを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の分析装置は、光出力手段と、試料保持手段と、光検出手段と、反射板保持手段を備えている。光出力手段は、光源から光を出力し、測定の対象物に光を照射する。試料保持手段は、対象物に光が入射する位置である測定位置に、対象物として分析対象の試料を保持する。光検出手段は、光が対象物で反射した反射光を検出する。反射板保持手段は、測定位置に配置したときに光源から入射される光を光検出手段で反射光として検出されるように反射する反射板を保持している。また、反射板保持手段は、測定位置に試料の測定面と平行になるように反射板を移動する手段と、試料に光が照射されるように反射板を測定位置から退避させる手段とを有する。
本発明の分析方法は、測定の対象物に光源からの光が入射し、対象物での光の反射光が光検出器に入射する位置である測定位置に、対象物として分析対象の試料を保持する。本発明の分析方法は、保持している反射板を、光源から入射する光が反射板で反射して光検出器で検出されるように測定位置に試料の測定面と平行になるように移動させる。本発明の分析方法は、光源から光を出力し、対象物として反射板に光を照射し、光が反射板で反射した反射光を光検出器で検出する。本発明の分析方法は、試料に光が照射されるように反射板を測定位置から退避させ、対象物として試料に光を照射し、試料で反射した反射光を光検出器で検出する。
本発明によると、測定精度を維持しつつ装置の大型化を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態における装置の動作状態の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における動作フローを示す図である。 本発明の第3の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第3の実施形態における動作フローを示す図である。 本発明の第4の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第4の実施形態における動作フローを示す図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の分析装置の構成の概要を示したものである。本実施形態の分析装置は、光出力手段1と、試料保持手段2と、光検出手段3と、反射板保持手段4を備えている。光出力手段1は、光源から光を出力し、測定の対象物に光を照射する。試料保持手段2は、対象物に光が入射する位置である測定位置に、対象物として分析対象の試料を保持する。光検出手段3は、光が対象物で反射した反射光を検出する。反射板保持手段4は、測定位置に配置したときに光源から入射される光を光検出手段3で反射光として検出されるように反射する反射板を保持している。また、反射板保持手段4は、測定位置に試料の測定面と平行になるように反射板を移動する手段と、試料に光が照射されるように反射板を測定位置から退避させる手段とを有する。
本実施形態の分析装置では、反射板保持手段4が反射板を分析対象の試料の測定位置に平行に移動させる手段と、反射板を測定位置から退避させる手段とを有している。また、本実施形態の反射板保持手段4が保持している反射板は、測定位置に配置されたときに光源から入射される光を光検出手段3で反射光として検出されるように反射する。本実施形態の分析装置では、分析対象の試料の測定位置に試料に平行になるように反射板を移動させることができるので、試料とリファレンスの反射板を同一の光出力手段1と光検出手段3を用いて光路差が生じないように測定をすることができる。そのため、本実施形態の分析装置では、試料とリファレンスを測定する際の光路差等による測定精度の低下は生じない。また、反射板を試料に平行に配置するので、装置の大型化等を抑制することができる。その結果、本実施形態の分析装置では、測定精度を維持しつつ装置の大型化を抑制することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態の分析装置の構成の概要を示した図である。本実施形態の分析装置は、発光部11と、測定部12と、分光フィルタ13と、受光部14を備えている。また、本実施形態の分析装置は、発光制御部21と、受光回路部22と、制御部23と、駆動制御部24をさらに備えている。測定部12には、分析の対象である測定試料41をセットすることができる。
発光部11は、分析を行う対象物である測定試料41に照明光として光を照射するための光源としての機能を有する。発光部11の光源には、例えば、ハロゲンランプ、重水素ランプ、キセノンランプ、低圧水銀ランプなどを用いることができる。発光部11には、LED(Light Emitting Diode)や半導体レーザーを用いてもよい。本実施形態の発光部11は、第1の実施形態の光出力手段1に相当する。発光部11の光源から出力された照明光は、測定試料41に入射する。
測定部12は、測定試料41を発光部11と受光部14との間の光路上に保持する機能を有する。また、測定部12は、光の強度のリファレンス測定を行う際に反射板32を発光部11と受光部14との間の光路上に配置する機能を有する。
測定部12は、シャッター31と、反射板32と、測定試料保持部33を備えている。シャッター31は、反射板32を測定位置または退避位置に移動させる機能を有する。測定位置とは、測定試料41に発光部11からの光が入射される位置のことをいう。退避位置とは、測定試料41の測定が行われる際の反射板32の位置であり、測定試料41に発光部11からの光が照射されるように、反射板32を測定位置から退避させた状態の位置のことをいう。シャッター部31は、測定試料41の測定面に対して平行に動作する。測定試料41の測定面とは、測定試料41に発光部11からの光が入射する側の面のことをいう。測定試料41は、基板上や測定セル内に保持されている。
シャッター部31には、反射板32が取り付けられている。反射板32は、測定試料41の測定面と平行にシャッター部31に取り付けられている。シャッター部31は、測定位置、すなわち、リファレンスの測定を行う際の反射板32の位置と、退避位置、すなわち、測定試料41の測定が行われる際の反射板32の位置に反射板32を移動させる。
本実施形態のシャッター31は、測定位置と退避位置の間を測定試料41の測定面と平行に直線状に動作する。シャッター31は、他の動作方法で測定位置と退避位置の間を移動するようにしてもよい。例えば、シャッター31は、回転軸を中心に回転方向に動くような構成にしてもよい。
反射板32の測定が行われる際に、反射板32を測定位置に配置しているときは、発光部14からの光は測定試料保持部33に取り付けられている測定試料41の前に配置されている反射板32で反射する。また、測定試料41の測定が行われる際に、反射板32を退避位置に配置しているときは、発光部14からの光は測定試料保持部33に取り付けられている測定試料41まで届き、測定試料41で反射する。また、本実施形態のシャッター31は、第1の実施形態の反射板保持手段4に相当する。
反射板32は、発光部11からの光を受光部14側に反射する機能を有する。本実施形態の反射板32は、入射された光量のほぼすべてを反射する材質で形成されている。反射板32には、例えば、アルミミラーや金ミラーを用いることができる。入射された光量のほぼすべてを反射する反射板32に代えて標準試料を備える構成としてもよい。また、入射された光量のほぼすべてを反射する反射板32と標準試料の両方を備える構成としてもよい。反射板32と標準試料の両方を備える構成とした場合には、シャッター31は、反射板32と標準試料をそれぞれ測定位置に配置する位置と、反射板32と標準試料のいずれも測定位置にはない位置の少なくとも3つの位置のいずれかで停止するように動作する。
測定試料保持部33は、測定試料41を固定して保持する機能を有する。測定試料保持部33は、測定試料41を発光部11から照射された光の光路上に保持する。本実施形態の測定試料保持部33は、第1の実施形態の試料保持手段2に相当する。
分光フィルタ13は、所定の波長の光を透過する機能を有する。所定の波長は、分析の対象物に対応した波長として設定されている。例えば、測定試料41に含まれる分析の対象物が特徴的な波長で光を吸収する場合には、光を吸収する特徴的な波長が所定の波長として設定される。また、所定の波長は可変として設定されていてもよい。また、所定の波長は、一定の幅を持った波長帯域として設定されていてもよい。
受光部14は、反射板32または測定試料41から反射してくる光を電気信号に変換する機能を有する、受光部14には、例えば、フォトダイオードを用いることができる。受光部14で光から変換された電気信号は受光回路部22に送られる。受光部14は、第1の実施形態の光検出手段3に相当する。
発光制御部21は、発光部11の光源を制御する機能を有する。発光制御部21は、リファレンスの測定または測定試料41の測定を行う際に、受光部14の光源を点灯させる。また、発光制御部21は、測定を行っていない際または暗電流の測定を行う際に、発光部11の光源の点灯を停止、すなわち、消灯させる。発光制御部21は、制御部23から発光制御信号S21として送られてくる制御信号を基に動作する。
受光回路部22は、受光部14で受光した光の強度を算出する機能を有する。受光回路部22は、受光部14から送られてくる電気信号の電流値を基に光の強度を算出する。受光回路部22は、電気信号の電流値と光の強度の関係をあらかじめ保存している。受光回路部22は、算出した光の強度のデータを制御部23に測定信号S23として送る。受光回路部22は、制御部23から受光制御信号S22として送られてくる制御信号を基に動作する。
制御部23は、分析装置の各部位の動作を制御する機能を有する。また、制御部23は、測定試料41の反射率を算出する機能を有する。制御部23は、受光制御部21に受光部11の光源の点灯または消灯を示す制御信号を発光制御信号S21として送り、受光制御部21を制御する。制御部23は、受光回路部22に受光した光の強度の要求等を示す制御信号等を受光制御信号S22として送り、受光回路22を制御する。また、制御部23は、駆動制御部24にシャッター31の開閉状態を示す制御信号を駆動制御信号S24として送り、駆動制御部24を制御する。
制御部23は、リファレンスとして反射板32を測定したときの光の強度に対する測定試料41を測定したときの光の強度の比を反射率として算出する。制御部23は、反射率を算出する際に暗電流に相当する値を補正する。すなわち、制御部23、光を受光しているときに受光回路部22から送られてくる値から光を受光していないときの値を差し引いて光の強度および反射率を算出する。制御部23は、反射率の算出結果を基に、測定試料41に含まれる物質の同定や所定の物質の含有量の算出等の処理を行う。
駆動制御部24は、測定部12のシャッターの開閉を制御する機能を有する。駆動制御部24は、制御部23から駆動制御信号S24として送られてくる制御信号に基づいてシャッター31の開閉を制御する。駆動制御部24は、測定部12のシャッター31の開閉を制御して、反射板32の位置を設定する。
図3は、測定部12においてシャッター31が開いた状態と、閉じた状態とをそれぞれ模式的に示したものである。図3の左側は、シャッター31が開いた状態を示している。シャッター31が開いた状態では、反射板32は退避位置に存在する。図3の左側は、測定試料41を測定する際の状態である。図3の左側では、光が測定試料41に入射し、測定試料41で反射している。また、図3の右側は、シャッター31が閉じた状態を示している。シャッター31が閉じた状態では、反射板32は測定位置に存在する。図3の右側はリファレンスとして反射板32の測定を行う際の状態である。図3の右側では、光が反射板32に入射し、反射板32で反射している。
本実施形態の測定部12のシャッター31および反射板32は、測定試料41の測定面および測定試料保持部33に対して平行に移動することで開閉の動作を行う。そのため、本実施形態の分析装置は、シャッター31等の動作に広い空間を必要としない。また、反射板32は、測定試料41の近傍にあるので、測定試料41の測定を行うときと、反射板32の測定を行うときとの光路差を抑制することができる。
本実施形態の分析装置の動作について説明する。図4は、本実施形態の分析装置の動作フローの概要を示したものである。
作業者等によって分析の対象となる測定試料41が測定試料保持部33にセットされ、分析が開始される。測定試料41の分析が開始されると、制御部23は、光の強度の測定を要求する信号を受光制御信号S22として受光回路部22に送る。受光回路部22は、受光制御信号S22を受け取ると、光の強度の測定結果の情報を測定信号S23として制御部23に送る。このとき、受光部14は、光を受光していないので、測定によって得られるデータは暗電流に相当するデータである(ステップ101)。制御部23は、測定信号S23として暗電流に相当するデータを受け取ると、受け取ったデータを暗電流値Pとして保存する。
暗電流に相当するデータを保存すると、制御部23は、リファレンスである反射板32の測定を開始する。リファレンスの測定を開始すると、制御部23は、シャッター31を閉じる信号を駆動制御信号S24として駆動制御部24に送る。シャッター31を閉じる駆動制御信号S24を受け取ると、駆動制御部24は、測定部12のシャッター31を閉じた位置に移動させる(ステップ102)。シャッター31が閉じた状態、すなわち、反射板32が測定位置にある状態では、測定部12に入射された光は反射板32で反射する。
シャッター31を閉じる信号を送ると、制御部23は、発光制御部21に光源の点灯を要求する信号を発光制御信号S21として送る。光源の点灯を要求する発光制御信号S21を受け取ると、発光制御部21は、発光部11を制御して光源を点灯し光を出力させる(ステップ103)。受光部11から出力された光は、測定部12の反射板32に入射する。反射板32に入射した光は、反射板32で反射する。反射板32で反射した反射光は、分光フィルタ13を追加して受光部14に入射する。
光源の点灯を要求する発光制御信号S21を送ると、制御部23は、光の強度の測定を要求する信号を受光制御信号S22として受光回路部22に送る。受光回路部22は、受光制御信号S22を受け取ると、光の強度の測定結果の情報を測定信号S23として制御部23に送る。このとき、受光制御回路22から制御部23に送られるデータは、発光部11の光源の光の強度に相当するリファレンスとしての強度である(ステップ104)。制御部23は、測定信号S23として光源の強度に相当するデータを受け取ると、受け取ったデータを光源強度値PLSとして保存する。
光源の強度に相当するデータを保存すると、制御部23は、測定試料41の測定を開始する。測定試料41の測定を開始すると、制御部23は、シャッター31を開く信号を駆動制御信号S24として駆動制御部24に送る。シャッター31を開く駆動制御信号S24を受け取ると、駆動制御部24は、測定部12のシャッター31を開いた位置に移動する(ステップ105)。シャッター31が開いた状態では、発光部11から測定部12に入射された光は測定試料41で反射する。測定試料41で反射した光は、分光フィルタ13を追加して受光部14に入射する。
シャッター31を開く駆動制御信号S24を送ると、制御部23は、光の強度の測定を要求する信号を受光制御信号S22として受光回路部22に送る。受光回路部22は、受光制御信号S22を受け取ると、光の強度の測定結果の情報を測定信号S23として制御部23に送る(ステップ106)。このとき、受光回路部22から制御部23に送られるデータは、測定試料41の反射光に相当する光の強度の値である。制御部23は、測定信号S23として測定試料41の反射光に相当するデータを受け取ると、受け取ったデータを測定試料強度値Pとして保存する。
測定試料41の光の強度のデータを保存すると、制御部23は反射率の算出を行う。制御部23は、光源強度値PLSおよび測定試料強度値Pについてそれぞれ暗電流値P分補正し(ステップ107)、補正した値を基に反射率Rを算出する(ステップ108)。暗電流分を補正した反射率RはR=(P−P)/(PLS−P)で算出することができる。
反射率を算出すると、制御部23は、光源の消灯を要求する発光制御信号S21を発光制御部21に送る。光源の消灯を要求する発光制御信号S21を受け取ると、発光制御部21は、発光部11を制御して光源を消灯する。反射率の算出を完了すると、制御部23は、検量線データ等を参照し測定試料41に含まれる物質の含有量等を算出する。
本実施形態の分析装置は、発光部11から出力した光を測定試料保持部33に保持された測定試料41で反射させ、反射光を受光部14で検出することで測定を行っている。また、本実施形態の分析装置は、シャッター31に取り付けられた反射板32を測定試料保持部33の光が入射する側に測定試料41と平行になるように配置し、リファレンスの測定を行っている。このように測定試料41の近傍に測定試料41と平行にリファレンスの反射板32を配置して測定を行うことで、測定試料41の測定を行うときと、反射板32の測定を行うときとで光路差が抑制される。また、反射板32を測定試料41に平行に配置および移動するので、反射板32の配置や移動に要する空間を抑制することができる。そのため、本実施形態の分析装置では、装置の大型化を抑制することができる。その結果、本実施形態の分析装置では、測定精度を維持しつつ装置の大型化を抑制することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について図5を参照して詳細に説明する。図5は、本実施形態の分析装置の構成の概要を示したものである。本実施形態の分析装置は、複数の分光フィルタを備えた回転盤を備え、分光フィルタが可変であることを特徴とする。
本実施形態の分析装置は、発光部11と、測定部12と、受光部14と、分光フィルタ付回転盤15を備えている。また、本実施形態の分析装置は、発光制御部21と、受光回路部22と、制御部25と、駆動制御部24と、回転盤制御部26をさらに備えている。測定部12は、シャッター31と、反射板32と、測定試料保持部33をさらに備えている。測定部12には、分析を行う対象物として測定試料41がセットされている。
発光部11、測定部12、受光部14、発光制御部21、受光回路部22および駆動制御部24の構成と機能は、第2の実施形態の同名称の部位と同様である。また、測定部12のシャッター31、反射板32および測定試料保持部33の構成と機能は、第2の実施形態の同名称の部位と同様である。また、本実施形態の発光制御信号S21、受光制御信号S22および測定信号S23の機能は、第2の実施形態の同名称の信号と同様である。
分光フィルタ付回転盤15は、光路上に配置される分光フィルタを変更する機能を有する。分光フィルタ付回転盤15は、それぞれ特性が異なる複数の分光フィルタを円周状に備えている。分光フィルタ付回転盤15は、回転盤制御部26の制御に基づいて回転することで光路上に設定されている分光フィルタを切り替える。
制御部25は、第2の実施形態の制御部23と同様の機能に加え、回転盤制御部26を制御する機能を有する。制御部25は、光路上に設定する分光フィルタ付回転盤15の分光フィルタの情報を示す信号を回転盤制御信号S26として回転盤制御部26に送る。
回転盤制御部26は、分光フィルタ付回転盤15の回転を制御する機能を有する。回転盤制御部26は、制御部25から回転盤制御信号S26として送られてくるに制御信号に基づいて分光フィルタ付回転盤15の回転を制御する。回転盤制御部26は、回転盤制御信号26で指定された分光フィルタが光路上に設定されるように分光フィルタ付回転盤15を回転させる。
また、本実施形態の分光装置は、分光フィルタ付回転盤15の回転機構によって分光フィルタを交換可能としているが、分光フィルタの交換方法は他の構成に基づいたものであってもよい。例えば、直線状に分光フィルタを配置しスライドすることで、光路上に設定される分光フィルタを交換可能な構成にすることもできる。
本実施形態の分析装置の動作について説明する。図6は、本実施形態の分析装置の動作フローの概要を示したものである。
測定試料41の測定が開始されると、制御部25は、測定に用いる分光フィルタの情報を回転盤制御信号S26として回転盤制御部26に送る。測定に用いる分光フィルタの情報は、例えば、作業者によって制御部25に入力される。測定に用いる分光フィルタの情報を示す回転盤制御信号S26を受け取ると、回転盤制御部26は、回転盤制御信号S26で指定された分光フィルタが光路上に配置されるように分光フィルタ付回転盤15を制御する。分光フィルタ付回転盤15は、回転盤制御部26の制御に基づいて回転することで指定された分光フィルタを光路上に配置し、分光フィルタを設定する(ステップ111)。
分光フィルタ付回転盤15の分光フィルタの光路上への配置が終わると、制御部25は、各部位を制御して測定試料41の測定を、第2の実施形態のステップ101から108と同様に、ステップ112からステップ119において行う。すなわち、制御部25は、暗電流測定、リファレンス測定および測定試料41の測定を順に行い、測定試料41の反射率を算出する。反射率の算出を完了すると、制御部25は、検量線データ等を参照し測定試料41に含まれる物質の含有量等を算出する。
本実施形態の分析装置は、第2の実施形態の分析装置と同様の効果を有する。また、本実施形態の分析装置は、複数の分光フィルタを分光フィルタ付回転盤15に備えている。そのため、本実施形態の分析装置は、異なる波長に特徴的な反射ピークを持つ物質の同定や含有量の測定を、分光フィルタの交換等の複雑な作業を行わずに実施することができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図7は、本実施形態の分析装置の構成の概要を示したものである。本実施形態の分析装置は、複数の光源を備え、照明光として出力する光を変更できることを特徴とする。
本実施形態の分析装置は、発光部16と、測定部12と、受光部14と、分光フィルタ付回転盤15を備えている。また、本実施形態の分析装置は、発光制御部27と、受光回路部22と、制御部28と、駆動制御部24と、回転盤制御部26をさらに備えている。測定部12は、シャッター31と、反射板32と、測定試料保持部33をさらに備えている。測定部12には、分析を行う対象物として測定試料41がセットされている。
測定部12、受光部14、発光制御部21、受光回路部22および駆動制御部24の構成と機能は、第2の実施形態の同名称の部位と同様である。測定部12のシャッター31、反射板32および測定試料保持部33の構成と機能は、第2の実施形態の同名称の部位と同様である。また、回転盤制御部26の構成と機能は第3の実施形態の同名称の部位と同様である。また、本実施形態の受光制御信号S22、測定信号S23および回転盤制御信号S26の機能は、第2の実施形態および第3の実施形態の同名称の信号と同様である。
発光部16は、複数の光源を備え、異なる波長の光を出力する機能を有する。発光部16は、それぞれ異なる波長の光を出力する複数の光源を備えている。本実施形態の発光部16は、円周状に光源を複数の備え、回転することで光路上に光源を配置する。光源の配置は、直線状等の他の配置であってもよい。発光部16は、発光制御部27の制御に基づいて回転を行い測定に用いる光源を光路上に配置する。また、発光部16は、発光制御部27の制御に基づいて光源の点灯および消灯を行う。
発光制御部27は、発光部16の回転と、光源の点灯および消灯を制御する機能を有する。発光制御部27は、制御部28から発光制御信号S27として送られてくる制御信号に基づいて、受光部16の回転を制御する。また、発光制御部27は、制御部28から送られてくる発光制御信号S27に基づいて、受光部16の光源の点灯および消灯を制御する。
制御部28は、第3の実施形態の制御部26と同様の機能に加え、発光制御部27を介して発光部16が出力する光の波長の選択と光源の点灯および消灯を制御する機能を有する。制御部28は、測定で用いる光の波長の情報を発光制御信号S27として発光制御部27に送ることで発光部16が出力する光の波長を制御する。また、制御部28は、光源の点灯または消灯の情報を発光制御信号S27として発光制御部27に送ることで発光部16の光源の点灯と消灯を制御する。
本実施形態の分析装置の動作について説明する。図8は、本実施形態の分析装置の動作フローの概要を示したものである。
測定試料41の測定が開始されると、制御部28は、測定に用いる波長の情報を発光制御信号S27として発光制御部27に送る。測定に用いる波長の情報は、例えば、作業者によって制御部28に入力される。測定に用いる波長の情報を示す発光制御信号S27を受け取ると、発光制御部27は、発光制御信号S27で指定された波長に対応する光源が光路上に配置されるように発光部16を制御する。発光制御部27は、発光制御信号S27の制御に基づいて発光部16を回転させることで指定された波長に対応する光源を光路上に配置し、光源の設定を行う(ステップ121)。
測定に用いる波長の情報を発光制御信号S27として送ると、制御部28は、測定に用いる分光フィルタの情報を回転盤制御信号S26として回転盤制御部26に送る。測定に用いる分光フィルタの情報を示す回転盤制御信号S26を受け取ると、回転盤制御部26は、回転盤制御信号S26で指定された分光フィルタが光路上に配置されるように分光フィルタ付回転盤15を制御する。分光フィルタ付回転盤15は、回転盤制御部26の制御に基づいて回転することで指定された分光フィルタを光路上に配置し、分光フィルタの設定を行う(ステップ122)。
分光フィルタ付回転盤15の分光フィルタの光路上への配置が終わると、制御部28は、各部位を制御して測定試料41の測定を、第2の実施形態のステップ101から108と同様に、ステップ123からステップ130において行う。行う。すなわち、制御部28は、暗電流測定、リファレンス測定および測定試料41の測定を順に行い、測定試料41の反射率を算出する。反射率の算出を完了すると、制御部25は、検量線データ等を参照し測定試料41に含まれる物質の含有量等を算出する。
本実施形態の分析装置は、第2の実施形態および第3の実施形態の分析装置と同様の効果を有する。また、本実施形態の分析装置は複数の光源を有する発光部16を備えているので、異なる波長に対する試料の特性を測定する場合においても、光源の交換等の複雑な作業を必要とせずに測定を行うことができる。
第2乃至第4の実施形態の分析装置は、分光フィルタを備えることで分析対象となる物質が特徴的な吸収ピークを有する波長において光の検出を行っている。そのような、構成に代えて、反射特性の分光分布を測定可能な構成としてもよい。反射特性の分光分布を測定可能な構成とする場合には、例えば、プリズム等の分光素子をラインセンサ等の受光素子を備える構成とする。反射板32および測定試料41からの反射光を、プリズムを通して波長ごとに分離し、ラインセンサによって各波長の反射光を受光することで分光分布の測定を行うことができる。分光分布の測定を行うことで、分析対象の物質の同定等をより正確に行うことが可能になる。
第2乃至第4の実施形態の分析装置は、シャッター31に反射板32が取り付けられている構成を備えている。そのような構成に代えて、シャッター31の表面が、反射特性を有するように加工されていてもよい。例えば、シャッター31の部材の表面に、アルミや金を成膜し、シャッター31の表面で光が反射するようにしてもよい。シャッター31と反射板32が一体の部材として形成されているそのような構成とすることで、リファレンスの測定のときと測定試料を測定のときとの光路差をさらに抑制することができる。リファレンスの測定のときと測定試料を測定のときとの光路差をさらに抑制することで、測定精度をより向上することができる。
第2乃至第4の実施形態において反射特性を測定する分光分析装置について説明したが、分光分析装置は透過特性を測定するものであってもよい。そのような構成とする場合には、光受光部を発光部と測定部とを結ぶ直線の延長上に配置する。また、透過特性を測定する分光分析装置とする場合には、反射板に代えて減光フィルタや標準試料等の光を透過する部材を備える構成とする。
1 光出力手段
2 試料保持手段
3 光検出手段
4 反射板保持手段
11 発光部
12 測定部
13 分光フィルタ
14 受光部
15 分光フィルタ付回転盤
16 発光部
21 発光制御部
22 受光回路部
23 制御部
24 駆動制御部
25 制御部
26 回転盤制御部
27 発光制御部
28 制御部
31 シャッター
32 反射板
33 測定試料保持部
41 測定試料
S21 発光制御信号
S22 受光制御信号
S23 測定信号
S24 駆動制御信号
S26 回転盤制御信号
S27 発光制御信号

Claims (10)

  1. 光源から光を出力し、測定の対象物に前記光を照射する光出力手段と、
    前記対象物に前記光が入射する位置である測定位置に、前記対象物として分析対象の試料を保持する試料保持手段と、
    前記光が前記対象物で反射した反射光を検出する光検出手段と、
    前記測定位置に配置したときに前記光源から入射される前記光を前記光検出手段で前記反射光として検出されるように反射する反射板を保持し、前記測定位置に前記試料の測定面と平行になるように前記反射板を移動する手段と、前記試料に前記光が照射されるように前記反射板を前記測定位置から退避させる手段とを有する反射板保持手段と、
    を備えることを特徴とする分析装置。
  2. 前記反射板保持手段は、前記光が前記反射板で反射した反射光を測定する際に、前記測定位置に前記反射板が移動するように前記反射板を移動させ、前記光が前記試料で反射した反射光を測定する際に、前記測定位置から前記反射板を退避させることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記光検出手段が検出する前記反射板で反射した前記反射光の強度と、前記試料で反射した前記反射光の強度とを基に前記試料の反射率を算出する演算手段をさらに有することを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の分析装置。
  4. 前記反射板保持手段は、可動部分と前記反射板が一体の部材として形成されていることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の分析装置。
  5. 互いに特性の異なる複数の分光フィルタを保持し、前記反射光が前記光検出手段に入射する光路上に、前記分光フィルタのいずれかを配置する分光フィルタ制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から4いずれかに記載の分析装置。
  6. 前記光出力手段は、出力する光の波長が互いに異なる複数の光源を保持し、前記光源のいずれかから光を出力し、出力した前記光を前記対象物に照射することを特徴とする請求項1から5いずれかに記載の分析装置。
  7. 測定の対象物に、光源からの光が入射し、前記対象物での前記光の反射光が光検出器に入射する位置である測定位置に、前記対象物として分析対象の試料を保持し、
    保持している反射板を、前記光源から入射する前記光が前記反射板で反射して前記光検出器で検出されるように前記測定位置に前記試料の測定面と平行になるように移動させ、
    光源から光を出力し、前記対象物として前記反射板に前記光を照射し、
    前記光が前記反射板で反射した前記反射光を前記光検出器で検出し、
    前記試料に前記光が照射されるように前記反射板を前記測定位置から退避させ、
    前記対象物として前記試料に前記光を照射し、
    前記試料で反射した反射光を前記光検出器で検出することを特徴とする分析方法。
  8. 前記反射板で反射した前記反射光の強度と、前記試料で反射した前記反射光の強度とを基に前記試料の反射率を算出することを特徴とする請求項7に記載の分析方法。
  9. 互いに特性の異なる複数の分光フィルタを保持し、前記反射光の光路上に前記分光フィルタのいずれかを配置し、前記分光フィルタを通過した前記反射光を検出することを特徴とする請求項7または8いずれかに記載の分析方法。
  10. 光の波長が互いに異なる複数の光源を保持し、前記光源のいずれかから光を出力し、出力した前記光を前記対象物に照射することを特徴とする請求項7から9いずれかに記載の分析方法。
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