JP2017053466A - 車両用駆動装置及び車両用駆動装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コースト走行中且つフューエルカット中に短い加速要求が行われた場合でも、走行ショックの発生を防止しつつフューエルカットによる燃費改善を図ることが可能な車両用駆動装置及び車両用駆動装置の制御方法を提供する。【解決手段】車両用駆動装置100は、バリエータ3と、トルクコンバータ2と、コントローラ13と、を備える。コントローラ13は、車両のコースト走行中に、エンジン1に対する加速要求があった際に、LUクラッチ2aが伝達するトルクが減少され、トルクコンバータ2において回転速度Neが回転速度NPriを下回ると、第1制御及び第2制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用駆動装置及び車両用駆動装置の制御方法に関する。
特許文献1には、車両のコースト走行中にトルクコンバータのロックアップクラッチを係合した状態でエンジンのフューエルカットを行う技術が開示されている。
特開2006−125629号公報
上記のような技術では、コースト走行中にアクセルペダルの踏み込みなどによりエンジンに対する加速要求があると、ロックアップクラッチの伝達トルクを減少させることがある。具体的には、コースト走行中に加速要求があると、ロックアップクラッチを解放させることがある。これにより、エンジンからロックアップクラッチを介して駆動輪に動力が伝達されないようにすることができ、走行ショックの発生を防止することができる。
ところがこの場合、加速要求が短いと、トルクコンバータは、入力側回転速度が出力側回転速度よりも高いドライブ状態になった後、すぐに出力側回転速度が入力側回転速度よりも高いドリブン状態になり、ロックアップクラッチが解放されたままになる。そして、トルクコンバータは、ロックアップクラッチを解放した状態では、フューエルカット状態で、エンジンの回転停止(所謂エンスト)が発生することを防止するのに必要な動力を駆動輪からエンジンに伝達することができない。
このためこの場合には、加速要求がなくなってもフューエルカットを行うことができず、その分、燃費改善が妨げられる虞がある。
このような場合にフューエルカットを行うためには、ロックアップクラッチのトルク容量を徐々に増加させればよいとも考えられる。ところがこの場合には、次のように走行ショックが発生する虞がある。
すなわち、トルクコンバータがドリブン状態にある場合には、ロックアップピストン前後の流体の回転差によって、ロックアップピストン背面の動圧が大きくなり、ロックアップピストンの作動性が悪化する。このためこの場合には、ロックアップクラッチの作動に大きな制御油圧が必要になる。
その一方で、ロックアップピストンの前後差圧は、ロックアップクラッチのトルク容量が増加するに従って小さくなる。このためこの場合には、制御油圧が大きいことと相俟って、ロックアップクラッチが急に締結される結果、走行ショックが発生する虞がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、コースト走行中且つフューエルカット中に短い加速要求が行われた場合でも、走行ショックの発生を防止しつつフューエルカットによる燃費改善を図ることが可能な車両用駆動装置及び車両用駆動装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明のある態様の車両用駆動装置は、車両に搭載されたエンジンから前記車両の駆動輪に動力を伝達する動力伝達経路に設けられる自動変速機構と、前記動力伝達経路において前記エンジンと前記自動変速機構との間に設けられ、ロックアップクラッチを有するトルクコンバータと、前記車両のコースト走行中に前記ロックアップクラッチを係合した状態で前記エンジンのフューエルカットが行われている場合において、前記エンジンに対する加速要求があった際に、前記ロックアップクラッチが伝達するトルクが減少され、前記トルクコンバータにおいて入力側回転速度が出力側回転速度を下回ると、前記自動変速機構の変速比を制御して前記トルクコンバータの入力側回転に前記トルクコンバータの出力側回転を同期させる第1制御と、前記トルクコンバータの入力側回転及び出力側回転との差回転の大きさが所定値よりも小さくなると、前記ロックアップクラッチが伝達するトルクを増加させる第2制御と、を行う制御部と、を備える。
本発明の別の態様によれば、車両に搭載されたエンジンから前記車両の駆動輪に動力を伝達する動力伝達経路に設けられる自動変速機構と、前記動力伝達経路において前記エンジンと前記自動変速機構との間に設けられロックアップクラッチを有するトルクコンバータと、を備える車両用駆動装置の制御方法であって、前記車両のコースト走行中に前記ロックアップクラッチを係合した状態で前記エンジンのフューエルカットが行われている場合において、前記エンジンに対する加速要求があった際に、前記ロックアップクラッチが伝達するトルクが減少され、前記トルクコンバータにおいて入力側回転速度が出力側回転速度を下回ると、前記自動変速機構の変速比を制御して前記トルクコンバータの入力側回転に前記トルクコンバータの出力側回転を同期させることと、前記トルクコンバータの入力側回転及び出力側回転との差回転の大きさが所定値よりも小さくなると、前記ロックアップクラッチが伝達するトルクを増加させることと、を含む車両用駆動装置の制御方法が提供される。
これらの態様によれば、コースト走行中且つフューエルカット中に加速要求があった際に、ロックアップクラッチの伝達トルクが減少され、トルクコンバータにおいて入力側回転速度が出力側回転速度を下回ると、すなわち短い加速要求が行われると、トルクコンバータにおける入力側回転及び出力側回転の同期を図った上で、ロックアップクラッチが伝達するトルクを増加させる。
このため、これらの態様によれば、コースト走行中且つフューエルカット中に短い加速要求が行われた場合でも、走行ショックの発生を防止しつつフューエルカットによる燃費改善を図ることができる。
実施形態の車両用駆動装置を搭載する車両の概略構成図である。 実施形態の制御の一例をフローチャートで示す図である。 実施形態の制御に対応するタイミングチャートの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、バリエータの変速比は、入力回転速度を出力回転速度で除算した値であり、変速比が大きい場合をLow、変速比が小さい場合をHighと言う。
図1は、車両の概略構成図である。車両は、エンジン1と、トルクコンバータ2と、バリエータ3と、クラッチ4と、終減速機構5と、駆動輪6と、を備える。
エンジン1は、車両の走行駆動源を構成する。エンジン1の出力は、トルクコンバータ2、バリエータ3、クラッチ4及び終減速機構5を介して駆動輪6へと伝達される。換言すれば、トルクコンバータ2やバリエータ3やクラッチ4や終減速機構5は、エンジン1から駆動輪6に動力を伝達する動力伝達経路に設けられる。
トルクコンバータ2は、流体を介して動力を伝達する。トルクコンバータ2では、ロックアップクラッチ2aを締結することで、動力伝達効率を高めることができる。ロックアップクラッチ2aは、前述の動力伝達経路においてエンジン1とバリエータ3との間に設けられる。以下では、ロックアップクラッチ2aをLUクラッチ2aと称す。
バリエータ3は、プライマリプーリ31と、セカンダリプーリ32と、プライマリプーリ31及びセカンダリプーリ32に巻き掛けられたベルト33と、を有する。以下では、プライマリをPRIとも称し、セカンダリをSECとも称す。バリエータ3は、PRIプーリ31とSECプーリ32との溝幅をそれぞれ変更することでベルト33の巻掛け径を変更して変速を行うベルト式無段変速機構を構成している。
PRIプーリ31は、固定プーリ31aと、可動プーリ31bと、PRI室31cと、を有する。PRIプーリ31では、PRI室31cに供給されるプライマリ圧を制御することにより、可動プーリ31bが作動し、PRIプーリ31の溝幅が変更される。
SECプーリ32は、固定プーリ32aと、可動プーリ32bと、SEC室32cと、を有する。SECプーリ32では、SEC室32cに供給されるセカンダリ圧を制御することにより、可動プーリ32bが作動し、SECプーリ32の溝幅が変更される。
ベルト33は、PRIプーリ31の固定プーリ31aと可動プーリ31bとにより形成されるV字形状をなすシーブ面と、SECプーリ32の固定プーリ32aと可動プーリ32bとにより形成されるV字形状をなすシーブ面に巻き掛けられる。
クラッチ4は、前述の動力伝達経路においてバリエータ3と駆動輪6との間に設けられる。クラッチ4は具体的には、当該動力伝達経路においてバリエータ3と終減速機構5との間に設けられ、動力伝達及び動力遮断を行う。
クラッチ4は具体的には、摩擦式クラッチであり、締結或いはスリップ状態で動力伝達を行い、解放状態で動力遮断を行う。LUクラッチ2aについても同様である。解放状態は換言すれば、動力を伝達しない状態であり、例えばスリップ状態の直前で待機するスタインバイ状態を含む。LUクラッチ2aやクラッチ4では、トルク容量を減少させることで、伝達トルクを減少させることができ、トルク容量を増加させることで、伝達トルクを増加させることができる。
終減速機構5は、クラッチ4からの出力回転を駆動輪6に伝達する。終減速機構5は、複数の歯車列やディファレンシャルギアを有して構成される。終減速機構5は、車軸を介して駆動輪6を回転する。
車両は、第1オイルポンプ10と、第2オイルポンプ11と、油圧制御回路12と、コントローラ13と、をさらに備える。
第1オイルポンプ10は、エンジン1により駆動されてオイルを吐出する機械式のオイルポンプである。第2オイルポンプ11は、電動式のオイルポンプであり、第1オイルポンプ10停止時の油圧供給を行うサブオイルポンプとして用いられる。バリエータ3には、第1オイルポンプ10と第2オイルポンプ11とを油圧源として油圧が供給される。
油圧制御回路12は、第1オイルポンプ10が吐出したオイルの圧力すなわち油圧を調整してバリエータ3の各部位に伝達する。油圧制御回路12では例えば、元圧であるライン圧PLやPRI圧やSEC圧の調整が行われる。油圧制御回路12は、トルクコンバータ2やクラッチ4にも油圧を供給する。
コントローラ13は、電子制御装置であり、コントローラ13には、センサ・スイッチ群14からの信号が入力される。
センサ・スイッチ群14は例えば、アクセル開度APOを検出するアクセル開度センサや、ブレーキペダルの踏み込み量BRPに基づくブレーキ踏力を検出するブレーキセンサや、車速Vspを検出する車速センサや、回転速度Neを検出するエンジン回転速度センサを含む。
センサ・スイッチ群14はさらに例えば、PRI圧を検出するPRI圧センサや、SEC圧を検出するSEC圧センサや、PRIプーリ31の入力側回転速度である回転速度Npriを検出するPRI回転速度センサや、SECプーリ32の出力側回転速度である回転速度Nsecを検出するSEC回転速度センサや、変速レバーの操作位置を検出するインヒビタスイッチや、バリエータ3等への油圧供給で用いるオイルの温度すなわち油温を検出する油温センサを含む。
コントローラ13は、センサ・スイッチ群14からの信号に基づき、油圧制御回路12を制御する。バリエータ3の変速比は、油圧制御回路12及びコントローラ13によって、第1オイルポンプ10や第2オイルポンプ11が吐出するオイルを制御することで変更される。
本実施形態では、車両用駆動装置100は、トルクコンバータ2と、バリエータ3と、クラッチ4と、第1オイルポンプ10と、第2オイルポンプ11と、油圧制御回路12と、コントローラ13と、センサ・スイッチ群14と、を有して構成される。
ところで、車両ではコースト走行中且つエンジン1のフューエルカット中に、LUクラッチ2aとクラッチ4が係合状態とされる。これは、フューエルカット状態で、エンジンの回転停止(所謂エンスト)が発生することを防止するのに必要な動力を駆動輪6からエンジン1へ伝達するためである。以下では、フューエルカットをF/Cと称す。
F/Cは具体的には、F/Cの実行条件が成立した場合に行われる。F/Cの実行条件は例えば、アクセルペダルが踏み込まれていないこと、すなわちエンジン1に対する加速要求がないことや、車速Vspが所定車速よりも高いことを含む。所定車速は実験等により予め設定することができる。
F/C中にアクセルペダルが踏み込まれ、エンジン1に対する加速要求が行われると、F/Cは中止され、エンジン1の運転が再開される。エンジン1の運転再開の際に、エンジン1からLUクラッチ2aを介して駆動輪6に動力が伝達されると、走行ショックが発生し得る。
このため、コースト走行中且つF/C中に、加速要求があった際には、LUクラッチ2aが伝達するトルクも減少される。LUクラッチ2aは具体的には、解放状態にされる。
ところが、このときの加速要求が短いと、トルクコンバータ2は、入力側回転速度である回転速度Neが出力側回転速度である回転速度Npriよりも高いドライブ状態になった後、LUクラッチ2aが解放されたまま、回転速度Npriが回転速度Neよりも高いドリブン状態になる。
すなわちこの場合には、加速要求がなくなってもLUクラッチ2aが解放されたままになるので、F/Cを行うことができなくなる。このような事情に鑑み、本実施形態ではコントローラ13が次に説明するように制御を行う。
図2は、コントローラ13が行う制御の一例を示す図である。コントローラ13は、本フローチャートに示す処理をコースト走行中且つF/C中に行う。
ステップS1で、コントローラ13は、アクセルペダルがONであるか否か、すなわちアクセルペダルが踏み込まれているか否かを判定する。ステップS1で肯定判定であれば、処理はステップS2に進む。
ステップS2で、コントローラ13は、LUクラッチ2aが係合状態であるか否かを判定する。LUクラッチ2aは、コースト走行中且つF/C中には係合状態とされる。このため、初回のルーチンではステップS2で肯定判定され、処理はステップS3に進む。
ステップS3で、コントローラ13は、LUクラッチ2aの解放指示を行う。ステップS3では、LUクラッチ2aの解放指示によってLUクラッチ2aのトルク容量を減少させ、これによりLUクラッチ2aが伝達するトルクを減少させる。
ステップS4で、コントローラ13は、回転速度Npriが回転速度Neよりも高いか否かを判定する。ステップS4では、トルクコンバータ2がドリブン状態であるか否かが判定される。ステップS4で否定判定であれば、トルクコンバータ2はドライブ状態であると判定され、処理はステップS5に進む。
ステップS5で、コントローラ13は、ドライブ走行への移行条件が成立したか否かを判定する。移行条件は、ドライブ走行に移行すべき加速要求が行われたか否かを判定する条件であり、換言すれば、短い加速要求でないか否かを判定するための条件である。
移行条件は例えば、加速要求が行われてから所定時間内にアクセル開度APO、すなわち加速要求の度合いが減少しなかったこと、とすることができる。したがって、加速要求が行われてから所定時間が経過するまでは、ステップS5で否定判定される。また、所定時間内にアクセル開度APOが減少した場合にも、ステップS5で否定判定される。所定時間内にアクセル開度APOが減少した場合には、移行条件の不成立が確定する。
ステップS5で否定判定であれば、本フローチャートの処理は一旦終了する。この場合、その後のルーチンで、ステップS1からステップS5の処理が繰り返し実行されることで、ステップS3でLUクラッチ2aの解放指示が継続される。
そして、LUクラッチ2aが解放状態になると、ステップS2で否定判定され、処理はステップS4に進む。また、ステップS5で肯定判定であれば、短い加速要求ではないと判定され、処理はステップS14に進む。
ステップS14で、コントローラ13はドライブ走行への移行を行う。この場合、トルクコンバータ2はドライブ状態なので、コントローラ13は例えば、LUクラッチ2aの伝達トルクを徐々に増加させ、LUクラッチ2aを締結させることで、ドライブ走行に移行することができる。ステップS14の後には本フローチャートの処理は一旦終了する。
加速要求が短い場合、ステップS5で移行条件が成立する前にアクセル開度APOが低下し始め、移行条件の不成立が確定する。また、その後アクセル開度APOがゼロになり、加速要求がなくなる。
まず加速要求がなくなった場合について述べると、この場合にはステップS1で否定判定され、コントローラ13はステップS13で、移行条件の不成立が確定しているか否かを判定する。そして、ステップS13で肯定判定であれば、処理はステップS2に進み、ステップS13で否定判定であれば、本フローチャートの処理は一旦終了する。
移行条件の不成立が確定した場合、アクセル開度APOの低下に応じて回転速度Neが低下し始める。そして、回転速度Npriが回転速度Neよりも高くなると、トルクコンバータ2がドリブン状態になる。結果、ステップS4で肯定判定され、処理はステップS6に進む。
ステップS6で、コントローラ13は、クラッチ4の伝達トルクを減少させる。具体的にはコントローラ13は、クラッチ4を解放させる。
ステップS7で、コントローラ13は、トルクコンバータ2の入力側回転にトルクコンバータ2の出力側回転を同期させるように、バリエータ3の変速比を制御する。
ステップS8で、コントローラ13は、トルクコンバータ2の入力側回転及び出力側回転の差回転の大きさが所定値αよりも小さいか否かを判定する。所定値αは、トルクコンバータ2の入力側回転及び出力側回転が同期したか否かを判定するための値であり、実験等により予め設定することができる。ステップS8で否定判定であれば、本フローチャートの処理は一旦終了する。
その後のルーチンでは、ステップS8で肯定判定されるまでの間、ステップS7でバリエータ3の変速比制御が継続される。そして、ステップS8で肯定判定であれば、処理はステップS9に進む。
ステップS9で、コントローラ13は、LUクラッチ2aが伝達するトルクを増加させる。また、ステップS10で、コントローラ13は、クラッチ4が伝達するトルクを増加させる。具体的にはコントローラ13は、クラッチ4を締結させる。これにより、LUクラッチ2aとクラッチ4とが係合状態になるので、F/Cを行うことができる。
ステップS11で、コントローラ13は、LUクラッチ2aが締結状態であるか否かを判定する。ステップS11で否定判定であれば、処理はステップS9に戻る。これにより、LUクラッチ2aが締結状態になるまでの間、ステップS9でLUクラッチ2aの伝達トルクが増加される。そして、LUクラッチ2aが締結状態になれば、ステップS11で肯定判定され、処理はステップS12に進む。
ステップS12で、コントローラ13は、移行条件をリセットする。このため、ステップS12に続き、本フローチャートを終了した場合には、アクセルペダルがONになるまでの間は、ステップS1及びステップS13で否定判定されるので、F/Cを継続することができる。また、アクセルペダルがONになった場合には、ステップS1で肯定判定され、ステップS2以降の処理を再び行うことができる。
コントローラ13は、ステップS9に続いてステップS11の処理を行ってもよい。この場合、LUクラッチ2aの締結後に、クラッチ4の伝達トルクを増加させることができる。コントローラ13は、LUクラッチ2aの伝達トルクの増加を開始してから、LUクラッチ2aが締結するまでの間に、クラッチ4の伝達トルクを増加させてもよい。
コントローラ13は、ステップS11でLUクラッチ2aが所定の係合状態であるか否かを判定してもよい。所定の係合状態は、所定のトルク容量を有する係合状態であり、実験等により予め設定することができる。
コントローラ13は、ステップS6やステップS7やステップS9やステップS10の処理を含む本フローチャートの処理を行うことで、第1制御や第2制御や第3制御を含む制御を行う制御部として機能する。コントローラ13は、制御部として機能することで制御部を備える。制御部は、油圧制御回路12及びコントローラ13で構成されていると把握されてもよい。
次に、車両用駆動装置100の主な作用効果について説明する。
図3は、図2に示す制御に対応するタイミングチャートの一例を示す図である。図3では、比較例として、短い加速要求があった際にLUクラッチ2aを解放したままの状態にする場合を破線で併せて示す。図3に示すタイミングチャートにおいて、車速VSPはほぼ一定とみなすことができる。車速VSPは例えば40km/hである。
タイミングT1では、コースト走行中且つF/C中にアクセルペダルが踏み込まれ、加速要求が行われる。結果、アクセル開度APOがゼロから増加し始める。また、F/C信号がOFFになるとともに、燃料噴射量が増加し始める。
タイミングT1では、加速要求に応じて回転速度Ne及び回転速度Npriも増加し始める。但し、タイミングT1では、LUクラッチ2aのトルク容量を指示する制御電流の信号が減少し始めるので、回転速度Neは回転速度Npriよりも高くなる。結果、トルクコンバータ2がドライブ状態になる。
LUクラッチ2aは、タイミングT1後に解放状態とされる。アクセル開度APOは、タイミングT1後に減少し始める。結果、これに応じて燃料噴射量や回転速度Neも減少し始める。アクセル開度APOは、タイミングT2でゼロになる。回転速度Npriは、タイミングT2までは緩やかに増加し続ける。
タイミングT2からは、回転速度Neが回転速度NPriよりも低くなり、トルクコンバータ2がドリブン状態になる。このため、タイミングT2では、クラッチ4のトルク容量を指示する制御電流の信号がゼロになり、クラッチ4が解放される。また、バリエータ3の変速比制御も開始される。変速比制御では、バリエータ3の変速比が小さくなるように制御され、トルクコンバータ2における回転の同期が図られる。このため、タイミングT2からは、回転速度Npriが回転速度Neに追従するように変化する。
タイミングT3では、トルクコンバータ2における差回転の大きさが所定値αよりも小さくなる。このため、タイミングT3では、LUクラッチ2aの係合が開始され、LUクラッチ2aの信号が増加し始める。タイミングT3では、クラッチ4も締結される。
これにより、加速要求がない状態で、LUクラッチ2a及びクラッチ4が係合した状態になるので、F/Cを行うことが可能になる。このため、タイミングT3では、F/C信号がONになり、燃料噴射量がゼロになる。F/Cはその後、加速要求が行われるタイミングT4まで継続される。LUクラッチ4は例えば、LUクラッチ2aが締結されるタイミングT3´や、タイミングT3及びタイミングT3´間で締結されてもよい。
比較例の場合、LUクラッチ2aの信号は、タイミングT4の加速要求に応じてトルクコンバータ2がドライブ状態になったタイミングT5で、初めて増加し始める。したがって、タイミングT2及びタイミングT4間の加速要求がない期間には、LUクラッチ2aが解除されており、F/Cによる燃費改善を図ることができない。また、比較例の場合、トルクコンバータ2がドリブン状態にあるうちに、LUクラッチ2aの伝達トルクを高めようとすれば、急な締結による走行ショックを招き得る。
このような事情に鑑み、車両用駆動装置100は、バリエータ3と、トルクコンバータ2と、コントローラ13と、を備える。コントローラ13は、車両のコースト走行中にLUクラッチ2aを係合した状態でフューエルカットが行われている場合において、エンジン1に対する加速要求があった際に、LUクラッチ2aが伝達するトルクが減少され、トルクコンバータ2において回転速度Neが回転速度NPriを下回ると、第1制御及び第2制御を行う。第1制御は、バリエータ3の変速比を制御してトルクコンバータ2の入力側回転にトルクコンバータ2の出力側回転を同期させる制御である。第2制御は、トルクコンバータ2の入力側回転及び出力側回転との差回転の大きさが所定値よりも小さくなると、LUクラッチ2aが伝達するトルクを増加させる制御である。
このような構成の車両用駆動装置100によれば、コースト走行中且つフューエルカット中に加速要求があった際に、LUクラッチ2aの伝達トルクが減少され、トルクコンバータ2において回転速度Neが回転速度Npriを下回ると、すなわち短い加速要求が行われると、トルクコンバータ2における入力側回転及び出力側回転の同期を図った上で、LUクラッチ2aが伝達するトルクを増加させる。
このため、このような構成の車両用駆動装置100によれば、コースト走行中且つフューエルカット中に短い加速要求が行われた場合でも、走行ショックの発生を防止しつつF/Cによる燃費改善を図ることができる(請求項1、5に対応する効果)。
車両用駆動装置100は、クラッチ4をさらに備える。コントローラ13は、第1制御ではさらに、クラッチ4が伝達するトルクを減少させる。また、コントローラ13は、第2制御の実行後に、クラッチ4が伝達するトルクを増加させる第3制御をさらに行う。
このような構成の車両用駆動装置100によれば、第1制御におけるバリエータ3の変速比制御の際に、バリエータ3にかかる負荷を軽減することができるので、バリエータ3の変速速度向上を図ることができる。また、第2制御でLUクラッチ2aが伝達するトルクを増加させる際に、走行ショックが発生することを防止したり抑制したりすることもできる(請求項2に対応する効果)。
車両用駆動装置100では、コントローラ13は、第1制御でクラッチ4を解放させ、第3制御でクラッチ4を締結させる。
このような構成の車両用駆動装置100によれば、クラッチ4を意図的にスリップ状態にすることでエネルギロスが発生することを抑制することができる。このため、このような構成の車両用駆動装置100によれば、エネルギロスの低減による更なる燃費改善を図ることができる(請求項3に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上述した実施形態では、自動変速機構としてのバリエータ3が、ベルト式無段変速機構である場合について説明した。しかしながら、自動変速機構としてのバリエータ3は例えば、トロイダル型無段変速機構であってもよい。また、自動変速機構は、有段の自動変速機構である所謂オートマチックトランスミッションであってもよい。
上述した実施形態では、クラッチ4が単体の摩擦式クラッチである場合について説明した。しかしながら、クラッチ4には例えば、クラッチとして機能させることが可能な前後進切替機構やドグクラッチなどが用いられてもよい。
上述した実施形態では、制御部がコントローラ13で実現される場合について説明した。しかしながら、制御部は例えば、複数のコントローラで実現されてもよい。
1 エンジン
2 トルクコンバータ
2a LUクラッチ
3 バリエータ(自動変速機構)
4 クラッチ
5 終減速機構
6 駆動輪
10 第1オイルポンプ
11 第2オイルポンプ
12 油圧制御回路
13 コントローラ(制御部)
100 車両用駆動装置

Claims (4)

  1. 車両に搭載されたエンジンから前記車両の駆動輪に動力を伝達する動力伝達経路に設けられる自動変速機構と、
    前記動力伝達経路において前記エンジンと前記自動変速機構との間に設けられ、ロックアップクラッチを有するトルクコンバータと、
    前記車両のコースト走行中に前記ロックアップクラッチを係合した状態で前記エンジンのフューエルカットが行われている場合において、前記エンジンに対する加速要求があった際に、前記ロックアップクラッチが伝達するトルクが減少され、前記トルクコンバータにおいて入力側回転速度が出力側回転速度を下回ると、
    前記自動変速機構の変速比を制御して前記トルクコンバータの入力側回転に前記トルクコンバータの出力側回転を同期させる第1制御と、
    前記トルクコンバータの入力側回転及び出力側回転との差回転の大きさが所定値よりも小さくなると、前記ロックアップクラッチが伝達するトルクを増加させる第2制御と、
    を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする車両用駆動装置。
  2. 請求項1に記載の車両用駆動装置であって、
    前記動力伝達経路における前記自動変速機構と前記駆動輪との間にクラッチをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第1制御ではさらに、前記クラッチが伝達するトルクを減少させ、
    前記第2制御の実行後に、前記クラッチが伝達するトルクを増加させる第3制御をさらに行う、
    ことを特徴とする車両用駆動装置。
  3. 請求項2に記載の車両用駆動装置であって、
    前記制御部は、
    前記第1制御で前記クラッチが伝達するトルクを減少させるにあたり、前記クラッチを解放させ、
    前記第3制御で前記クラッチが伝達するトルクを増加させるにあたり、前記クラッチを締結させる、
    ことを特徴とする車両用駆動装置。
  4. 車両に搭載されたエンジンから前記車両の駆動輪に動力を伝達する動力伝達経路に設けられる自動変速機構と、前記動力伝達経路において前記エンジンと前記自動変速機構との間に設けられロックアップクラッチを有するトルクコンバータと、を備える車両用駆動装置の制御方法であって、
    前記車両のコースト走行中に前記ロックアップクラッチを係合した状態で前記エンジンのフューエルカットが行われている場合において、前記エンジンに対する加速要求があった際に、前記ロックアップクラッチが伝達するトルクが減少され、前記トルクコンバータにおいて入力側回転速度が出力側回転速度を下回ると、
    前記自動変速機構の変速比を制御して前記トルクコンバータの入力側回転に前記トルクコンバータの出力側回転を同期させることと、
    前記トルクコンバータの入力側回転及び出力側回転との差回転の大きさが所定値よりも小さくなると、前記ロックアップクラッチが伝達するトルクを増加させることと、
    を含むことを特徴とする車両用駆動装置の制御方法。
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