JP2017053287A - 蒸気タービン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蒸気タービン(10)の外部から静翼(5)の表面まで通じ、蒸気タービン(10)の駆動に用いられる蒸気または外部から供給される蒸気を導入するための外輪内蒸気通路(8)が、ダイヤフラム外輪(3)の内部に形成され、ガイドベーン蒸気通路(6a)が、外輪側ガイドベーン(6)に形成されている。
【選択図】図1
Description
図1および図2は、本発明の実施の一形態に係る蒸気タービン10における最終のタービン段落の一部の断面を示した図である。また、図2の破線の大きい四角で囲んだ部分は、蒸気タービン10における最終のタービン段落の一部の要部(破線の小さい四角で囲んだ部分)を拡大して示したものである。これらの図に示すように、蒸気タービン10には、タービンロータ2が貫設されており、タービンロータ2には、周方向に複数の動翼1(図では便宜上1つのみ記載)が植設されている。なお、以下では、蒸気タービン10が、復水式の蒸気タービンである場合を例にとって説明するが、蒸気タービン10は、復水式に限定されず、本発明を適用可能な蒸気タービンであれば、復水式以外のどのような蒸気タービンであっても良い。また、復水式の蒸気タービンとは、タービンの排気を復水器で復水させて高真空を得、蒸気をタービン内で十分低圧まで膨張させる蒸気タービンのことである。
次に、図4に基づき、比較例の蒸気タービンにおける蒸気ラインの構成について説明する。同図に示すように、比較例の蒸気タービンには、グランド蒸気漏洩ラインが存在し、グランド蒸気漏洩ラインには、シーリング蒸気ラインL1および排気ラインL2が存在している。
次に、図5に基づき、蒸気タービン10における蒸気ラインの構成について説明する。図5は、低圧段ノズル(ガイドベーン蒸気通路6a)への補助蒸気供給に関する説明図である。同図に示すように、本実施形態の蒸気タービン10におけるグランド蒸気漏洩ラインには、シーリング蒸気ラインL1、排気ラインL2および分岐ラインL3が存在している。
次に、図6および図7に基づき、静翼5、ダイヤフラム外輪3、ダイヤフラム内輪4、およびノズルリング20などについて説明する。図6の(a)には、静翼5(ノズル片)および外輪側ガイドベーン6および内輪側ガイドベーン9の一部の実施例を示している。同図の左に配置された部材が静翼5(ノズル片)である。また、同図の右上に配置された部材が内輪側ガイドベーン9の一部をカットしたものであり、同図の右下に配置された部材が外輪側ガイドベーン6の一部をカットしたものである。同図に示す外輪側ガイドベーン6に形成された嵌合孔に静翼5の外輪側端部を嵌合し、内輪側ガイドベーン9に形成された嵌合孔に静翼5の内輪側端部を嵌合し、ガイドベーン(外輪側ガイドベーン6および内輪側ガイドベーン9)に静翼5が溶接される。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
5 静翼
6 外輪側ガイドベーン
6a ガイドベーン蒸気通路(蒸気通路)
7 接合部
8 外輪内蒸気通路(蒸気通路)
10 蒸気タービン
L1 シーリング蒸気ライン
Claims (4)
- ダイヤフラム外輪の内側に取付けられた外輪側ガイドベーンと、
外径側の端部が上記外輪側ガイドベーンに接合され、上記ダイヤフラム外輪の内側に配置された静翼と、を備える蒸気タービンであって、
上記蒸気タービンの外部から上記静翼の表面まで通じ、上記蒸気タービンの駆動に用いられる蒸気または外部から供給される蒸気を導入するための蒸気通路が、上記ダイヤフラム外輪の内部および上記外輪側ガイドベーンに形成されていることを特徴とする蒸気タービン。 - 上記外輪側ガイドベーンと上記静翼との接合部に上記蒸気通路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービン。
- 上記接合部のシール溶接されていない箇所が上記蒸気通路となっていることを特徴とする請求項2に記載の蒸気タービン。
- 上記蒸気タービンの排気圧力を真空に保つためのシーリング蒸気ラインを備え、
上記蒸気通路は、上記シーリング蒸気ラインに接続されていることを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の蒸気タービン。
Priority Applications (1)
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JP2015178900A JP2017053287A (ja) | 2015-09-10 | 2015-09-10 | 蒸気タービン |
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JP2015178900A JP2017053287A (ja) | 2015-09-10 | 2015-09-10 | 蒸気タービン |
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JP2015178900A Pending JP2017053287A (ja) | 2015-09-10 | 2015-09-10 | 蒸気タービン |
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-
2015
- 2015-09-10 JP JP2015178900A patent/JP2017053287A/ja active Pending
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