JP2015098789A - 回転機械のシール装置 - Google Patents

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Kenjiro Narita
健次郎 成田
清 瀬川
Kiyoshi Segawa
瀬川  清
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Yoshiyuki Kojima
慶享 児島
村田 健一
Kenichi Murata
健一 村田
健 工藤
Takeshi Kudo
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Abstract

【課題】長期間、ソリッドパーティクルや水滴による浸食を上流側のシールフィンでくい止め、下流側のシールフィン及び快削性材への浸食を抑止でき、安定したシール性能を確保できる回転機械のシール装置を提供する。【解決手段】蒸気タービン1に組込まれたシール装置8Aは、動翼2の外周部に設けられた複数のシールフィン9と、ダイヤフラム外輪5に設けられたシール基板10に設けられ、複数のシールフィン9が対向する段差高部11及び段差低部12からなる段差13と、段差高部11及び段差低部12の表面に設けられた快削性材14と、複数のシールフィン9より上流側に位置するようにシール基板10に設けられ、シールフィン9より肉厚であるシールフィン15と、このシールフィン15の表面に設けられた耐食材16と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、蒸気タービンなどの回転機械に係わり、特に、回転機械の回転部と固定部の間で設けられたシール装置に関する。
ボイラ等の蒸気発生器が発生する蒸気で、蒸気タービンを回転して発電する発電プラントを、例にとって説明する。蒸気タービンは、蒸気の流れの順に、高圧タービン、中圧タービン、及び低圧タービンで構成されている。低圧タービンを回転させた蒸気は、排気室を経由して復水器に導出される。そして、復水器で凝縮されて給水となり、蒸気発生器に還流される。
蒸気タービンは、ケーシングと、このケーシングの内側に固定された静翼と、ケーシングに回転自在に保持されたロータと、このロータと一体に回転する動翼とを備えている。静翼と動翼は、ロータ軸方向に交互に配置され、段落を構成している。蒸気タービンのケーシングの内部に導入された蒸気は、ケーシングの内部を流れて静翼と動翼を交互に通りながら、膨張し、ロータを回転させる。ロータの最も下流側に備わる動翼、すなわち最終段の動翼を通過した蒸気は、ケーシングの外部に排気されるようになっている。
蒸気タービンでは、蒸気が動翼に作用してロータを回転させることから、シール性能の向上が要求される。すなわち、回転部と固定部との間(詳細には、例えば動翼の外周部とケーシング側静止部の間など)に形成された隙間からの蒸気の漏れを、できるだけ少なくすることが要求される。漏れ低減の要求に対応するため、回転部と固定部との間に、複数のシールフィンを設けることが知られている。
蒸気の漏れが少なくなるように、シールフィンと対向面との隙間を小さく設定すると、シールフィンが対向面と接触しやすくなる。かかる接触が生じた場合には、シールフィンの摩耗により、シールフィンと対向面との隙間が拡大して、シール性能が低下する。その結果、漏れ量が増加し、蒸気タービン効率が低下する。特に、蒸気タービンの起動初期において、危険速度通過時やケーシングの急な熱変形が生じる場合に、接触が生じ易く、過大な振動が生じる要因となり得る。過大な振動が生じると、シールフィンが破損し、さらには運転を停止するような由々しき事態も起こり得る。
上述した課題に対応するため、例えば、シールフィンと対向する対向面に、切削性に優れた快削性材(アブレダブル材)を設けることが提唱されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の従来技術では、シールフィンと快削性材の接触時に、快削性材の方が快削されるので、シールフィンの摩耗や破損を防止できる。その結果、より小さい隙間を設定でき、蒸気の漏れ量を少なくすることができる。
ところで、他の問題として、鉄錆粉などのソリッドパーティクルによる高中圧段落の動翼のエロージョンや、湿り度の高い蒸気が流れる低圧段落の動翼のエロージョンがある。いずれも、シールフィンの損傷の原因となる。
この課題を解決するため、複数の植込み式シールフィンより上流側に位置して、複数の植込み式シールフィンより肉厚である削出しシールフィンを設けることが提唱されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載のように、上流側のシールフィンは、下流側のシールフィンと比べて、浸食が早く進む。そして、上流側のシールフィンの浸食が進行すると、下流側のシールフィンへ浸食が次々と波及することが明らかになっている。特許文献2に記載の従来技術では、上流側に削出しシールフィンを設けることにより、ソリッドパーティクルや水滴による浸食を上流側の削出しシールフィンでくい止め、下流側の植込み式シールフィンの浸食を抑止することが可能である。
特開2002−228013号公報 実開平11−13409号公報
しかしながら、上記従来技術には改善の余地がある。すなわち、特許文献2に記載の従来技術では、削出しシールフィンであって、その表面処理が行われていないことから、耐食性が十分でなかった。そのため、長期間使用すると、削出しシールフィンが少しずつ浸食されて薄くなる可能性があり、削出しシールフィンの耐久性が十分でなかった。そして、長期間の使用により、削出しシールフィンが薄くなれば、ソリッドパーティクルや水滴によって下流側のシールフィンが浸食されてしまう。また、特許文献1に記載の従来技術のように快削性材を設けた場合は、快削性材も浸食されてしまう。
本発明の目的は、長期間、ソリッドパーティクルや水滴による浸食を上流側のシールフィンでくい止め、下流側のシールフィン及び快削性材への浸食を抑止でき、安定したシール性能を確保できる回転機械のシール装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ロータ及び前記ロータと一体に回転する部材からなる回転部と、前記回転部を内包するケーシング及び前記ケーシングに固定される部材からなる固定部と、を備えた回転機械に組込まれたシール装置において、前記回転部に設けられた複数の第1シールフィンと、前記固定部に設けられ、前記複数の第1シールフィンが対向する段差高部及び段差低部からなる段差と、前記段差高部及び前記段差低部の表面に設けられた快削性材と、前記複数の第1シールフィンより上流側に位置するように前記固定部又は前記回転部に設けられ、前記第1シールフィンより肉厚である第2シールフィンと、前記第2シールフィンの表面に設けられた耐食材と、を有する。
本発明によれば、長期間、ソリッドパーティクルや水滴による浸食を上流側のシールフィンでくい止め、下流側のシールフィン及び快削性材への浸食を抑止でき、安定したシール性能を確保できる。
本発明の適用対象である蒸気タービンの構造を表す断面図である。 図1中A部に相当する部分拡大断面図であり、本発明の第1の実施形態におけるシール装置の構造を表す。 本発明の第1の変形例におけるシール装置の構造を表す部分拡大断面図である。 本発明の第2の変形例におけるシール装置の構造を表す部分拡大断面図である。 図1中A部に相当する部分拡大断面図であり、本発明の第2の実施形態におけるシール装置の構造を表す。 本発明の第3の変形例におけるシール装置の構造を表す部分拡大断面図である。 図1中B部に相当する部分拡大断面図であり、本発明の第3の実施形態におけるシール装置の構造を表す。 図1中B部に相当する部分拡大断面図であり、本発明の第4の実施形態におけるシール装置の構造を表す。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の適用対象である蒸気タービンの構造を表す断面図である。なお、この図1においては、便宜上、ロータより上側の部分のみ示している。
図1で示すように、蒸気タービン1は、ロータ2と、このロータ2の外周側に固定された複数の動翼3を備えている。また、ロータ2及び動翼3を内包するケーシング4と、ケーシング4にノズルダイヤフラム外輪5を介して設けられた複数の静翼6とを備えている。静翼6の内周側にはダイヤフラム内輪7が設けられている。静翼6と動翼3は、ロータ2の軸方向(図1中左右方向)に交互に配置され、段落を構成している。
図示しないボイラで発生した蒸気Stは、ケーシング4に流入する。そして、ケーシング4の内部を流れて静翼6と動翼3を交互に通りながら、膨張し、ロータ2を回転させる。ロータ2の最も下流側(図1中左側)に備わる動翼3、すなわち最終段の動翼3を通過した蒸気は、ケーシング4の外部に排気されるようになっている。
蒸気タービン1では、ロータ2を効率よく回転させるため、ロータ2及び動翼3等からなる回転部と、ケーシング4、ダイヤフラム外輪5、静翼6、及びダイヤフラム内輪7等からなる固定部との間のシール性能を向上し、回転部と固定部の間に形成されたクリアランスへの蒸気の漏れ量を抑制することが要求される。具体的に説明すると、例えば、動翼3の外周部(シュラウド)とノズルダイヤフラム外輪5の間には、動翼3の回転運動を許容するようにクリアランスが設けられており、このクリアランスは、蒸気が動翼3を通過しない(すなわち、蒸気漏れの)原因となる。
そこで、本発明の第1の実施形態では、動翼3の外周部とノズルダイヤフラム外輪5の間に、ハイロー型のラビリンスシール装置8Aを設けている。図2は、図1中A部に相当する部分拡大断面図であり、本実施形態のシール装置8Aの構造を表す。
シール装置8Aは、動翼3の外周部に設けられた複数のシールフィン9(第1シールフィン)を備えている。ノズルダイヤフラム外輪5には、シール基板10が設けられている。シール基板10には、段差高部(ハイ部)11及び段差低部(ロー部)12からなる段差13が設けられており、段差高部11と段差低部12がロータ2の軸方向(図2中左右方向)に交互に配置されている。複数のシールフィン9は、段差高部11及び段差低部12に対向しており、段差高部11に対向するシールフィン9より、段差低部12に対向するシールフィン9のほうが長くなっている。すなわち、各シールフィン9の先端と対向面との間隔が同じになっている。
シールフィン9が対向する段差高部11及び段差低部12の表面には、快削性材(アブレダブル材)14が設けられている。これにより、シールフィン9と快削性材14の接触時に、快削性材14の方が快削されるので、シールフィン9の摩耗や破損を防止できる。その結果、より小さい間隔を設定でき、蒸気の漏れ量を少なくすることができる。
シール基板10には、複数のシールフィン9より上流側(図2中右側)に位置するように、シールフィン9より肉厚なシールフィン15(第2シールフィン)が設けられている。シールフィン15の表面には、CrC溶射などによる耐食材(耐エロージョン材)16が設けられている。
以上のように構成された本実施形態においては、ソリッドパーティクルや水滴による浸食をシールフィン15でくい止め、下流側のシールフィン9及び快削性材14の浸食を抑止することができる。特に、シールフィン15の表面には耐食材16が設けられているから、長期間の使用においてもシールフィン15は浸食されず、健全性を維持することができる。そのため、シールフィン9及び快削性材14の浸食を長期間抑止でき、安定したシール性能を確保できる。その結果、漏れ損失を最小にでき、蒸気タービン1の効率を高めることができる。
なお、例えば図3で示す第1の変形例のように、動翼3の外周部に段差を設けてもよい。詳細には、複数のシールフィン9のうちの少なくとも最上流側のシールフィン(図3では、全てのシールフィン)が配置された段差高部17と、シールフィン15が対向する段差低部18とからなる段差19を設けてもよい。これにより、シールフィン15と対向面との間隙を通過した蒸気が、段差19に当たって、最上流側のシールフィン9に直接当たらないようになる。したがって、シールフィン9への浸食をさらに抑止でき、安定したシール性能を確保できる。その結果、より薄いシールフィン9を用いても、健全性を保つことができる。
さらに、例えば図4で示す第2の変形例のように、複数のシールフィン9のうちの上流側のシールフィン(図4では、最上流側のシールフィンのみ)が対向する対向面に、快削性材14を設けなくてもよい。すなわち、それより下流側のシールフィン9が対向する対向面だけに、快削性材14を設けてもよい。これにより、快削性材14への浸食をさらに抑止でき、安定したシール性能を確保できる。
本発明の第2の実施形態を説明する。
本実施形態では、上記第1の実施形態と同様、動翼3の外周部とノズルダイヤフラム外輪5の間に、ハイロー型のラビリンスシール装置8Bを設けている。図5は、上述の図1中A部に相当する部分拡大断面図であり、本実施形態のシール装置8Bの構造を表す。なお、本実施形態において、上記第1の実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜、説明を省略する。
本実施形態のシール装置8Bにおいて、動翼3の外周部には、複数のシールフィン9より上流側(図5中右側)に位置するように、シールフィン9より肉厚なシールフィン20(第2シールフィン)が設けられている。シールフィン20の表面には、CrC溶射などによる耐食材16が設けられている。なお、シールフィン20が対向するシール基板10の段差低部12には、快削性材14が設けられていない。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、長期間、ソリッドパーティクルや水滴による浸食を上流側のシールフィン20でくい止め、下流側のシールフィン9及び快削性材14への浸食を抑止でき、安定したシール性能を確保できる。
また、本実施形態では、複数のシールフィン9のうちの最上流側のシールフィンが対向する段差高部11と、シールフィン20が対向する段差低部12とからなる段差13が形成されている。これにより、シールフィン20と対向面との間隙を通過した蒸気が、段差13に当たって、最上流側のシールフィン9及び快削性材14に直接当たらないようになる。したがって、シールフィン9及び快削性材14への浸食をさらに抑止でき、安定したシール性能を確保できる。その結果、より薄いシールフィン9を用いても、健全性を保つことができる。
なお、例えば図6で示す第3の変形例のように、複数のシールフィン9のうちの上流側のシールフィン(図6では、最上流側のシールフィンのみ)が対向する対向面に、快削性材14を設けなくてもよい。すなわち、それより下流側のシールフィン9が対向する対向面だけに、快削性材14を設けてもよい。これにより、快削性材14への浸食をさらに抑止でき、安定したシール性能を確保できる。
本発明の第3の実施形態を説明する。
本実施形態では、ロータ2とノズルダイヤフラム内輪7の間に、ハイロー型のラビリンスシール装置8Cを設けている。図7は、図1中B部に相当する部分拡大図であり、本実施形態におけるシール装置8Cの構造を表す。なお、本実施形態において、上記実施形態と同等の部分は同一の符号を付す。
本実施形態のシール装置8Cは、ロータ2の外周側に設けられた複数のシールフィン9(第1シールフィン)を備えている。ノズルダイヤフラム内輪7には、シール基板10が設けられている。シール基板10には、段差高部11及び段差低部12からなる段差13が設けられており、段差高部11と段差低部12がロータ2の軸方向(図7中左右方向)に交互に配置されている。複数のシールフィン9は、段差高部11及び段差低部12に対向しており、段差高部11に対向するシールフィン9より、段差低部12に対向するシールフィン9のほうが長くなっている。すなわち、各シールフィン9の先端と対向面との間隔が同じになっている。
シールフィン9が対向する段差高部11及び段差低部12の表面には、快削性材14が設けられている。これにより、シールフィン9と快削性材14の接触時に、快削性材14の方が快削されるので、シールフィン9の摩耗や破損を防止できる。その結果、より小さい間隔を設定でき、蒸気の漏れ量を少なくすることができる。
シール基板10には、複数のシールフィン9より上流側(図7中右側)に位置するように、シールフィン9より肉厚なシールフィン15(第2シールフィン)が設けられている。シールフィン15の表面には、CrC溶射などによる耐食材16が設けられている。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、長期間、ソリッドパーティクルや水滴による浸食を上流側のシールフィン15でくい止め、下流側のシールフィン9及び快削性材14への浸食を抑止でき、安定したシール性能を確保できる。
本発明の第4の実施形態を説明する。
本実施形態では、上記第3の実施形態と同様、ロータ2とノズルダイヤフラム内輪7の間に、ハイロー型のラビリンスシール装置8Dを設けている。図8は、図1中B部に相当する部分拡大図であり、本実施形態におけるシール装置8Dの構造を表す。なお、本実施形態において、上記実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜、説明を省略する。
本実施形態のシール装置8Dにおいて、ロータ2の外周側には、複数のシールフィン9より上流側(図8中右側)に位置するように、シールフィン9より肉厚なシールフィン20(第2シールフィン)が設けられている。シールフィン20の表面には、CrC溶射などによる耐食材16が設けられている。なお、シールフィン20が対向するシール基板10の段差低部12には、快削性材14が設けられていない。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第3の実施形態と同様、長期間、ソリッドパーティクルや水滴による浸食を上流側のシールフィン20でくい止め、下流側のシールフィン9及び快削性材14への浸食を抑止でき、安定したシール性能を確保できる。
なお、上記第1及び第2の実施形態等においては、動翼3の外周部とノズルダイヤフラム外輪5の間に設けられたシール装置8A又は8Bを説明し、上記第3及び第4の実施形態においては、ロータ2とノズルダイヤフラム内輪7の間に設けられたシール装置8C又は8Dを説明したが、それらを組合せてもよいことは言うまでもない。
1 蒸気タービン
2 ロータ
3 動翼
4 ケーシング
5 ダイヤフラム外輪
6 静翼
7 ダイヤフラム内輪
8A,8B,8C,8D シール装置
9 シールフィン(第1シールフィン)
10 シール基板
11 段差高部
12 段差低部
13 段差
14 快削性材
15 シールフィン(第2シールフィン)
16 耐食材
17 段差高部
18 段差低部
19 段差
20 シールフィン(第2シールフィン)

Claims (7)

  1. ロータ及び前記ロータと一体に回転する部材からなる回転部と、前記回転部を内包するケーシング及び前記ケーシングに固定される部材からなる固定部と、を備えた回転機械に組込まれたシール装置において、
    前記回転部に設けられた複数の第1シールフィンと、
    前記固定部に設けられ、前記複数の第1シールフィンが対向する段差高部及び段差低部からなる段差と、
    前記段差高部及び前記段差低部の表面に設けられた快削性材と、
    前記複数の第1シールフィンより上流側に位置するように前記固定部に設けられ、前記第1シールフィンより肉厚である第2シールフィンと、
    前記第2シールフィンの表面に設けられた耐食材と、を有することを特徴とする回転機械のシール装置。
  2. 請求項1に記載の回転機械のシール装置において、
    前記回転部は、前記複数の第1シールフィンのうちの少なくとも最上流側の第1シールフィンが配置された段差高部と前記第2シールフィンが対向する段差低部からなる段差を有することを特徴とする回転機械のシール装置。
  3. 請求項2に記載の回転機械のシール装置において、
    前記快削性材は、前記複数の第1シールフィンのうちの上流側の第1シールフィンが対向する対向面に設けられず、それより下流側の第1シールフィンが対向する対向面に設けられたことを特徴とする回転機械のシール装置。
  4. ロータ及び前記ロータと一体に回転する部材からなる回転部と、前記回転部を内包するケーシング及び前記ケーシングに固定される部材からなる固定部と、を備えた回転機械に組込まれたシール装置において、
    前記回転部に設けられた複数の第1シールフィンと、
    前記固定部に設けられ、前記複数の第1シールフィンが対向する段差高部及び段差低部からなる段差と、
    前記段差高部及び前記段差低部の表面に設けられた快削性材と、
    前記複数の第1シールフィンより上流側に位置するように前記回転部に設けられ、前記第1シールフィンより肉厚である第2シールフィンと、
    前記第2シールフィンの表面に設けられた耐ロージョン材と、を有することを特徴とする回転機械のシール装置。
  5. 請求項4に記載の回転機械のシール装置において、
    前記固定部は、前記複数の第1シールフィンのうちの最上流側の第1シールフィンが対向する段差高部と前記第2シールフィンが対向する段差低部からなる段差を有することを特徴とする回転機械のシール装置。
  6. 請求項5に記載の回転機械のシール装置において、
    前記快削性材は、前記複数の第1シールフィンのうちの上流側の第1シールフィンが対向する対向面に設けられず、それより下流側の第1シールフィンが対向する対向面に設けられたことを特徴とする回転機械のシール装置。
  7. 請求項1に記載の回転機械のシール装置において、
    前記回転機械は、蒸気タービンであり、
    前記ロータと一体に回転する部材として、動翼を有することを特徴とする回転機械のシール装置。
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