JP2017052817A - 平版印刷インキ - Google Patents
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Abstract
【課題】平版印刷に適した粘度を実現しながら、耐地汚れ性および乾燥後の耐水性に優れた平版印刷インキ、並びにそれを用いた印刷物の製造方法を提供する。【解決手段】少なくとも顔料、溶剤、酸性基を有する樹脂、および塩基性基を有する架橋剤を含む平版印刷インキであって、前記酸性基を有する樹脂と前記塩基性基を有する架橋剤が中和していることを特徴とする平版印刷インキ、及び前記平版印刷インキ用いた印刷物並びに前記平版印刷インキ用いた印刷物の製造方法【選択図】 なし
Description
本発明は、平版印刷に用いられる水性インキ及びそれを用いた印刷物に関し、詳しくは好適に水なし平版印刷版を使用して印刷される水性インキ及びそれを用いた印刷物の製造方法及び印刷物に関する。
平版印刷には、印刷版の親水性非画線部に湿し水を保持し、インキとの反発性を利用して画像形成を行う水あり平版印刷と、非画線部にシリコーンゴムやフッ素樹脂を使用し、そのインキ反発を利用して画像形成を行う水なし平版印刷の2通りがある。
近年の環境問題、作業環境保全の観点から、平版印刷だけでなく、フレキソ印刷など各種印刷分野においてVOC(揮発性有機化合物)を低減するために、揮発性の石油系溶剤を用いる油性インキから水性インキへの転換が進行している。インキの水性化により、インキ自体のVOC低減のみならず、印刷後も水で洗浄できるため、洗浄剤に由来するVOCも大幅に低減することが可能である。
しかし、湿し水を用いる水あり平版印刷においては、水性インキと湿し水が混合して画像形成が原理的に不可能になるため、インキの水性化に関する検討は進んでいなかった。
一方で、湿し水を用いない水なし平版印刷版のインキ反発層は疎水性の固体であり、水性インキの使用が原理的に可能である。たとえば、特許文献1〜3には、水なし平版印刷用の水性インキに係る発明が開示されている。
特許文献1には、水なし平版印刷版を用いて印刷する、水洗浄可能な水性インキが開示されている。しかしながら、使用される水性インキの粘度は水性フレキソインキに類似し、平版印刷に適用するにはインキ転移性や耐地汚れ性の面から粘度が不十分であった。ここでいう地汚れとは、本来インキを反発すべき水なし平版印刷版の非画線部にインキが付着し、印刷物の白地部に汚れが生じる現象である。
特許文献2には、高酸価の水溶性樹脂を含有した水性インキが開示されている。高酸価の樹脂をアミノ基含有化合物で中和することで、水媒体中に溶解した水なし平版印刷インキが得られている。インキの粘度は平版印刷に適したものであるが、水溶化した樹脂が電荷を帯びるために、樹脂間の凝集力が低く、非画線部での十分なインキ反発性が得られず、地汚れが発生しやすいものであった。
特許文献3には、アミノ基含有樹脂にてカルボキシル基含有樹脂を中和してなる水性樹脂を用いた水性インキが開示されている。アミノ基含有樹脂とカルボキシル基含有樹脂間で中和反応することにより、三次元構造が得られる。その結果インキの凝集力が上がり高粘度化、耐地汚れ性を良化することができる。
しかしながら、特許文献3の方法は、高分子同士の反応であるために、未反応の極性基が多く残りやすく、インキの乾燥性・乾燥後の耐水性にはさらなる改良が求められている。
そこで本発明ではかかる従来技術の課題を克服し、平版印刷に適した粘度を実現しながら、耐地汚れ性、および乾燥後の耐水性に優れた平版印刷インキ、並びにそれを用いた印刷物の製造方法を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、少なくとも顔料、溶剤、酸性基を有する樹脂、および塩基性基を有する架橋剤を含む平版印刷インキであって、前記酸性基を有する樹脂と前記塩基性基を有する架橋剤が中和していることを特徴とする平版印刷インキ、及び前記平版印刷インキ用いた印刷物並びに前記平版印刷インキ用いた印刷物の製造方法に関する。
平版印刷に適した粘度を実現しながら、耐地汚れ性、および乾燥後の耐水性に優れた平版印刷インキ、並びにそれを用いた製造方法により、非画線部の地汚れがなく、耐水性に優れたインキを有する印刷物を得ることができる。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明における平版印刷インキは顔料を含む。前記顔料としては、特に限定されず、平版印刷インキで一般的に用いられる無機または有機顔料が使用できる。
無機顔料として具体的には、二酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ベンガラ、有機ベントナイト、アルミナホワイト、酸化鉄、カーボンブラックなどが挙げられる。有機顔料としては、フタロシアニン顔料、溶性アゾ顔料、不溶性アゾ顔料、キナクリドン顔料、イソインドリン顔料等が挙げられる。
フタロシアニン顔料としては、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等が挙げられる。溶性アゾ顔料としてはアゾレッド等が挙げられる。不溶性アゾ顔料としては、モノアゾレッド、モノアゾイエロー、ジスアゾレッド、ジスアゾイエロー等が挙げられる。キナクリドン顔料としては、キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンタ等が挙げられる。イソインドリン顔料としては、イソインドリンイエロー等が挙げられる。これらの顔料は、それぞれ単独でも使用できるし、2種以上を混合して使用することもできる。
前記顔料の含有量は、求める印刷紙面濃度を得られ、インキ供給量過多にならない5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましい。また、平版印刷に必要なインキの流動性が得られる40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、25質量%以下がさらに好ましい。
本発明における平版印刷インキは溶剤を含む。前記溶剤は、水溶性溶剤であることが好ましい。これらの溶剤は、インキ中の他の構成成分を溶解し、得られる平版印刷インキに流動性、水洗浄性を付与する。
水溶性溶剤としては、アルコール類、アミド類、ケトン類、多価アルコール類、多価アルコール類のアルキルエーテル等が挙げられる。
アルコール類としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール、tert−ブタノール等が挙げられる。アミド類としては、ジメチルホルムアルデヒド、ジメチルアセトアミド等が挙げられる。ケトン類としては、アセトン、メチルエチルケトン等が挙げられる。多価アルコール類としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリン等が挙げられる。多価アルコール類のアルキルエーテルとしては、多価アルコール類のメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、2−エチルヘキシル等が挙げられる。他にN−メチル−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
特に、多価アルコール類及び多価アルコール類のアルキルエーテルは、沸点が150℃以上であり印刷機上での乾燥を防ぎ、機上安定性を高めることができるために好ましい。これらの水溶性溶剤は、それぞれ単独でも使用できるし、2種以上を混合して使用することもできる。また水と混合して使用することもできる。
本発明における平版印刷インキに含まれる溶剤の含有量は、インキに適度な流動性を与えるため、10質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましく、20質量%以上がさらに好ましい。また、平版印刷に必要なインキの粘度を得るために、90質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、70質量%以下がさらに好ましい。
さらに本発明において使用される溶剤は、炭化水素、フルオロカーボン、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレートから選ばれる1種類以上を含むことが好ましい。以下これらの成分をインキ反発成分と呼ぶ。
インキ反発成分は、水なし平版印刷版の非画線部であるシリコーンゴムへのインキ付着性を低下させる効果がある。付着性を低下させる理由は以下のように推測される。すなわち、インキ反発成分は、インキに含まれる他の成分との相溶性が良くないため、版面との接触によりインキ中から拡散し、シリコーンゴム表面を薄膜状に覆う。このようにして形成された薄膜がインキの付着を阻止し、地汚れを防止すると推測される。
インキ反発成分の具体例として、炭化水素としては、ポリオレフィンオイル、ナフテンオイル、パラフィンオイル等が挙げられる。
フルオロカーボンとしては、1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタン、1,1,1,2,2,3,3,4,4−ノナフルオロブタン、1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロヘキサン、1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘプタデカフルオロオクタン、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン、1,1,1,2,3,3,4,4−オクタフルオロー2―トリフルオロメチルブタン、1,1,1,2,3,3,4,4,5,5,6,6−ドデカフルオロ−2−トリフルオロメチルヘキサン、1,1,2,2−テトラフルオロエタン、1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブタン、1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−ドデカフルオロヘキサン等が挙げられる。
アルキルアクリレートとしては、ノニルアクリレート、デシルアクリレート、ウンデシルアクリレート、ドデシルアクリレート、トリデシルアクリレート、テトラデシルアクリレート、ペンタデシルアクリレート、ヘキサデシルアクリレート、ヘプタデシルアクリレート、オクタデシルアクリレート、イソオクタデシルアクリレート等が挙げられる。
アルキルメタクリレートとしては、ノニルメタクリレート、デシルメタクリレート、ウンデシルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、トリデシルメタクリレート、テトラデシルメタクリレート、ペンタデシルメタクリレート、ヘキサデシルメタクリレート、ヘプタデシルメタクリレート、オクタデシルメタクリレート等が挙げられる。
インキ反発成分の前記溶剤に対する含有量としては、耐地汚れ性を向上できる点で1質量%以上が好ましく、3質量%以上がより好ましく、5質量%以上がさらに好ましい。また、インキの長期安定性を損なわないよう20質量%以下が好ましく、15質量%以下が寄り好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。
本発明における平版印刷インキは樹脂を含む。本発明における樹脂は前記溶剤に溶解性を示し、溶解することでインキを高粘度化する。またインキ中で前記顔料と相互作用し顔料を分散する。また乾燥後は、析出して強固な皮膜を形成するものである。
本発明における樹脂は、酸性基を有するのが好ましい。酸性基により前記溶剤に対する樹脂の溶解性が増し、溶解後の粘度も高まる。
前記酸性基を有する樹脂の酸価は水溶性を示すためには、30mgKOH/g以上が好ましく、50mgKOH/g以上がより好ましく、75mgKOH/g以上がさらに好ましい。また、乾燥後の耐水性を得るためには、300mgKOH/g以下が好ましく、250mgKOH/gがより好ましい。
酸性基としてはカルボキシル基、スルホ基、リン酸基等が挙げられるが、架橋剤とのイオン結合性が良好であるため、特にカルボキシル基が好ましい。カルボキシル基を有する樹脂としては、アクリル樹脂、マレイン酸樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられる。これらカルボキシル基を有する樹脂は、水溶性または水分散性を示す樹脂であれば特に限定されず、市販の樹脂も好適に使用することができる。顔料分散性、インキ保存安定性の点からアクリル樹脂、マレイン酸樹脂が好ましい。
アクリル樹脂とは、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルから選ばれる1種以上の単量体を付加重合して得られる樹脂及び、前記単量体と、1種類以上の不飽和基含有化合物を共重合して得られる樹脂を指す。前記単量体としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、メチルカルビトール(メタ)アクリレート、エチルカルビトール(メタ)アクリレート、ブチルカルビトール(メタ)アクリレートベンジル(メタ)アクリレート、ナフチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体が挙げられる。前記不飽和基含有化合物としては、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル等のマレイン酸ジアルキルエステルや、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンとそれらの誘導体が挙げられる。具体例としては、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸メチル−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル−アクリル酸共重合体等が挙げられる。
マレイン酸樹脂とは、無水マレイン酸、水酸基含有化合物やアミノ基含有化合物で一部変性された無水マレイン酸から選ばれる1種類以上の単量体を付加重合して得られる樹脂及び、前記単量体と、1種類以上の不飽和基含有単量体を共重合して得られる樹脂を指す。マレイン酸系単量体としては、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノプロピル、マレイン酸モノブチル、マレイン酸モノヘキシル、マレイン酸モノオクチル、マレイン酸モノ2−エチルヘキシル、マレイン酸モノラウリル、マレイン酸モノステアリル等のマレイン酸モノアルキルエステル等が挙げられる。前記不飽和基含有化合物としては、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル等のマレイン酸ジアルキルエステルや、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンとそれらの誘導体が挙げられる。具体例としては、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸メチル−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル−マレイン酸共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル−マレイン酸共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル−マレイン酸共重合体が挙げられる。
本発明の酸性基を有する樹脂の含有量としては、平版印刷に適した粘度が得られる5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上がさらに好ましい。また、インキの流動性があり、ローラー間転移性が損なわれない35質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、25質量%以下がさらに好ましい。
本発明における平版印刷インキは架橋剤を含む。本発明の架橋剤は、塩基性基を有する化合物が好ましい。
本発明の平版印刷インキにおいて、前記塩基性基を有する架橋剤の塩基性基と、前記酸性基を有する樹脂の酸性基はインキ中で中和している。ここでいう中和とは、酸性基と塩基性基の間でイオン結合が形成され、酸性基及び塩基性基の一方が過剰に残存しない状態で、この時のpHが弱酸性から弱塩基性の範囲、値にして5〜9の間にあることを指す。前記塩基性基を有する架橋剤は中和により、前記酸性基を有する樹脂に三次元的な架橋構造を付与し、分子量を増大させる。一般に、三次元的な構造や分子量の増加は溶解性の低下を招くが、本発明における架橋はイオン結合性のため、極性の高い水溶性溶剤中では、樹脂溶解性が維持されると推測される。イオン結合性の三次元的な架橋構造で溶解性が維持され、インキの凝集力が高まり、高粘度のインキが得られる。
pHの値はpHメーターにより確認することが出来る。
本発明における塩基性基を有する架橋剤の重量平均分子量は、乾燥後のインキ皮膜においても架橋構造は維持され、乾燥後の耐水性も良好であるため、50以上1000以下であることが好ましい。特に、架橋による増粘効果が得られる100以上が好ましく、200以上がより好ましく、300以上がさらに好ましい。また、極性基の残存が少なくインキ乾燥性と乾燥後の耐水性が両立できる800以下であることが好ましく、700以下であることがより好ましく、600以下あることがさらに好ましい。
重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定したポリスチレン換算重量平均分子量にて確認することができる。
前記塩基性基としてはアミノ基、イミノ基、ピリジル基、ピロリドン基、イミダゾリル基等が挙げられるが、酸性基とのイオン結合性が良好な点で、アミノ基が特に好ましい。
本発明の架橋剤は、単分子中に2〜17の塩基性基を有することが好ましい。樹脂間に三次元架橋構造を付与し、インキの粘度を向上するために2官能以上が好ましく、3官能以上がより好ましい。適度な架橋点の数により、インキの流動性と水または水溶性溶剤中への溶解性が維持され、耐地汚れ性を得られるためには14官能以下がより好ましく、7官能以下がさらに好ましい。
本発明の塩基性基を有する架橋剤の具体例としては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヒドラジン、ピペラジン、イソホロンジアミン、m−キシリジンジアミン、p−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、トルイレンジアミン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル、3,4′−ジアミノジフェニルエーテル、4,4′−ジアミノビフェニル、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノビフェニル、テトラメチルエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、4,4′,4″−トリアミノトリフェニルメタン、トリス(2−アミノエチル)アミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ポリエーテルポリアミン、ポリアルキルポリアミン、ポリエチレンイミン等が挙げられる。
本発明の塩基性基を有する架橋剤の含有量としては、増粘効果が得られる0.01質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、0.2質量%以上がさらに好ましい。架橋しながらも流動性が維持され、乾燥後の耐水性が得られる1質量%以下が好ましく、0.8質量%以下がより好ましく、0.5質量%以下がさらに好ましい。
本発明の塩基性基を有する架橋剤の塩基性基の当量は、酸性基を有する樹脂の酸性基に対して0.1mol%以上2.0mol%以下の範囲であることが好ましい。架橋による増粘効果が得られる0.1mol%以上が好ましく、0.3mol%以上がより好ましく、0.5mol%以上がさらに好ましい。また、架橋しながらも流動性が維持され、乾燥後の耐水性が得られる2.0mol%以下が好ましく、1.7mol%以下がより好ましく、1.5mol%以下がさらに好ましい。
本発明における平版印刷インキの粘度は、コーンプレート型回転式粘度計により測定され、25℃、0.5rpmにおいて30Pa・s〜300Pa・sであることが好ましい。30Pa・s以上であれば、耐地汚れ性が良好であるため好ましく、50Pa・s以上がより好ましく、100Pa・sがさらに好ましい。また、300Pa・s以下であれば、流動性を有し紙ムケや、エッジピックが起こりにくいため好ましく、200Pa・s以下がより好ましく、150Pa・s以下がさらに好ましい。
ここでいう紙ムケとは、インキの凝集力により、紙の表面が剥がれる現象を指す。エッジピックとは、印刷物の絵柄の一部にインキが付着せず、白地が残る現象を指す。
本発明における前記塩基性基を有する架橋剤以外にも、酸性基を有する樹脂を中和して水溶化または水分散化するために単官能性の塩基性化合物を用いることが好ましい。単官能性の塩基性化合物は乾燥で除去されるが、架橋剤は残り架橋構造が維持されるため、乾燥後のインキ膜の耐水性が向上する。
単官能性の塩基性化合物としては、分子中に1個のアミノ基を含有するものであれば特に限定されるものではない。モノエタノールアミン、N−メチルモノエタノールアミン、N,N−ジメチルモノエタノールアミン、N,N−ジエチルモノエタノールアミン、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、2−アミノ−1−ブタノール、4−アミノ−1−ブタノール、ジエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−(3−アミノプロピル)ジエタノールアミン等が挙げられる。
単官能性の塩基性化合物の含有量としては、溶解性を付与する0.5質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、2質量%以上がさらに好ましい。10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい。
単官能性の塩基性化合物の塩基性基の当量は、樹脂の酸性基に対して20mol%以上200mol%以下の範囲であることが好ましい。溶解性が付与される20mol%以上が好ましく、30mol%以上がより好ましく、50mol%以上がさらに好ましい。単官能性の塩基性化合物が部分的に揮発しても溶解性の低下が起こらない200mol%以下が好ましく、150mol%以下がより好ましく、100mol%以下がさらに好ましい。
さらに、本発明の平版印刷インキには、必要に応じてワックスや消泡剤等の添加剤を使用することが可能である。ワックスとしては、天然ワックス、合成ワックスが挙げられる。
天然ワックスとしては木ろう、ラノリン、モンタンワックス、カルナバワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
合成ワックスとしては、フィッシャートロプスワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、ポリテトラフルオロエチレンワックス、ポリアミドワックス、シリコーン等が挙げられる。
消泡剤としては、高酸化油系、グリセリン脂肪酸エステル系、フッ素系、シリコーン系化合物が挙げられ、具体的にはパーフルオロポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリジメチルシロキサン等が挙げられる。
本発明の平版印刷インキは、顔料、溶剤、樹脂ワニス、添加剤等の印刷インキ成分を、ニーダー、ロールミル、ビーズミル、ボールミル、パールミル、アトライター、サンドミル、ゲートミキサー、ペイントシェーカー等の練肉、混合、調整機を用いて製造することができる。
次に、本発明の平版印刷インキを用いた印刷物の製造方法について説明する。本発明の平版印刷インキを基材上に塗布し、次いでインキ塗膜から溶媒を除去することにより、インキ塗膜が固着した印刷物を得る。基材としては、アート紙、コート紙、キャスト紙、合成紙、新聞用紙、アルミ蒸着紙、金属、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタラートなどが挙げられるが、これらに限定されない。本発明の平版印刷インキを基材上へ塗布する方法としては、フレキソ印刷、オフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、バーコーター等の周知の方法により、基材上に塗布することができるが、特にオフセット印刷において好ましく用いることができる。印刷物上のインキ硬化膜の厚みは0.1〜50μmであると、目的とする印刷濃度が得られるため好ましい。次いで、インキ塗膜から溶媒を除去する方法としては、風乾もしくは熱風乾燥機などの乾燥設備を用いることができるが、生産性の観点から熱風乾燥機などの乾燥設備を用いることが好ましい。乾燥温度としては、溶媒が速乾できる温度であれば特に限定されないが、80〜150℃がコストと速乾性の両立の観点からも好ましい。
次に、本発明の平版印刷インキを用いた印刷物について説明する。本発明の平版印刷インキを用いて、前記印刷物の製造方法により得られた印刷物は、平版印刷インキ自体のVOC排出量が油性インキに比べて削減されるのみならず、湿し水を用いず、水による洗浄が可能なことから、印刷工程におけるVOCの排出量を大幅に削減する環境負荷の小さい印刷物といえる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されない。なお特に断りの無い限り、表に記載された数字の単位は「質量%」を意味する。
<インキ粘度の測定>
インキの粘度はコーンプレート型回転粘度計で測定した。測定計器としては、アントン・パール(Anton Paar)社製レオメーターMC301にて、コーンプレート(φ=40mm、コーン角1°)、25℃、回転速度0.5rpm における値を測定した。
インキの粘度はコーンプレート型回転粘度計で測定した。測定計器としては、アントン・パール(Anton Paar)社製レオメーターMC301にて、コーンプレート(φ=40mm、コーン角1°)、25℃、回転速度0.5rpm における値を測定した。
<pHの測定>
pH測定は(株)堀場製作所製pHメーターF−52を使用した。
pH測定は(株)堀場製作所製pHメーターF−52を使用した。
<樹脂ワニス製造例>
撹拌機、温度計、還流冷却器を備えたフラスコに、表1に示す組成で、樹脂、溶剤を仕込み130度で2時間加熱撹拌し、樹脂ワニスを得た。pH測定を行い、pHの値がいずれのワニスも7〜9の範囲にあることを確認した。ここでそれぞれ、スチレンマレイン酸樹脂:“アラスター”(登録商標)700、荒川化学工業製、ポリエーテルポリアミンA: アミノ基数3、重量平均分子量440、“ジェファーミン”(登録商標)T403、Hunstman Corporation製、ポリエーテルポリアミンB:アミノ基数2、重量平均分子量900、“ジェファーミン”(登録商標)ED900、Hunstman Corporation製、ポリエチレンイミンA:重量平均分子量300、アミノ基数約7、“エポミン”(登録商標)SP−003、日本触媒製、ポリエチレンイミンB:重量平均分子量600、アミノ基数約14、“エポミン”(登録商標)SP−006、ポリエチレンイミンC:重量平均分子量700、アミノ基数約17、ポリエチレンイミンD:重量平均分子量1200、アミノ基数約28、“エポミン”(登録商標)SP−012である。なお、各成分の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)HLC−8020(東ソー(株)製)で測定し、ポリスチレン換算にて確認した。
撹拌機、温度計、還流冷却器を備えたフラスコに、表1に示す組成で、樹脂、溶剤を仕込み130度で2時間加熱撹拌し、樹脂ワニスを得た。pH測定を行い、pHの値がいずれのワニスも7〜9の範囲にあることを確認した。ここでそれぞれ、スチレンマレイン酸樹脂:“アラスター”(登録商標)700、荒川化学工業製、ポリエーテルポリアミンA: アミノ基数3、重量平均分子量440、“ジェファーミン”(登録商標)T403、Hunstman Corporation製、ポリエーテルポリアミンB:アミノ基数2、重量平均分子量900、“ジェファーミン”(登録商標)ED900、Hunstman Corporation製、ポリエチレンイミンA:重量平均分子量300、アミノ基数約7、“エポミン”(登録商標)SP−003、日本触媒製、ポリエチレンイミンB:重量平均分子量600、アミノ基数約14、“エポミン”(登録商標)SP−006、ポリエチレンイミンC:重量平均分子量700、アミノ基数約17、ポリエチレンイミンD:重量平均分子量1200、アミノ基数約28、“エポミン”(登録商標)SP−012である。なお、各成分の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)HLC−8020(東ソー(株)製)で測定し、ポリスチレン換算にて確認した。
<インキ製造例>
樹脂ワニス、顔料、溶剤、助剤を表2に示す組成で混合し、三本ロールで混練することで平版印刷インキを得た。
樹脂ワニス、顔料、溶剤、助剤を表2に示す組成で混合し、三本ロールで混練することで平版印刷インキを得た。
<印刷試験>
水なし平版印刷版(TAN―E、東レ社製)をオフセット印刷機(オリバー266EPZ、桜井グラフィックシステム社製)に装着し、表2の各インキを用いて、コート紙10000枚に印刷を行い、印刷適性を評価した。印刷終了後にいずれのインキも、水にて洗浄が可能であった。各評価方法は以下の通りである。
水なし平版印刷版(TAN―E、東レ社製)をオフセット印刷機(オリバー266EPZ、桜井グラフィックシステム社製)に装着し、表2の各インキを用いて、コート紙10000枚に印刷を行い、印刷適性を評価した。印刷終了後にいずれのインキも、水にて洗浄が可能であった。各評価方法は以下の通りである。
<耐地汚れ性>
反射濃度計(GretagMacbeth製、SpectroEye)を用いて、版面温度32℃、印刷物のベタ部藍色濃度が1.6であるときの、非画線部における藍色濃度を評価した。濃度が0で地汚れが無く、数値が大きいほど地汚れの程度が激しい。
反射濃度計(GretagMacbeth製、SpectroEye)を用いて、版面温度32℃、印刷物のベタ部藍色濃度が1.6であるときの、非画線部における藍色濃度を評価した。濃度が0で地汚れが無く、数値が大きいほど地汚れの程度が激しい。
<耐水性>
水を含ませた綿棒にて印刷物を3度擦り、印刷物の耐水性を目視により3段階で評価した。
3:インキの溶出なし。
2:インキの溶出が僅かに見られる。
1:インキが溶出。
水を含ませた綿棒にて印刷物を3度擦り、印刷物の耐水性を目視により3段階で評価した。
3:インキの溶出なし。
2:インキの溶出が僅かに見られる。
1:インキが溶出。
<エッジピック>
印刷物のエッジピック有無を目視により3段階で評価した。
3:印刷物にエッジピックが見られない。
2:印刷物にエッジピックが僅かに見られる。
1:印刷物にエッジピックが見られる。
印刷物のエッジピック有無を目視により3段階で評価した。
3:印刷物にエッジピックが見られない。
2:印刷物にエッジピックが僅かに見られる。
1:印刷物にエッジピックが見られる。
以上の評価結果を表2に示す。
[実施例1]
樹脂ワニスA75重量部、リオノールブルー7330(東洋インキ製)20重量部、プロピレングリコール4重量部、PEワックス1重量部を混合し、三本ロールで混練することで平版印刷インキを得た。得られた平版印刷インキを用いて印刷試験を行った結果、非画線部における反射濃度が0.03であり、耐地汚れ性は良好であった。また水で洗浄したとき、インキ溶出は無く、耐水性に優れていた。また印刷物にエッジピックも見られなかった。
樹脂ワニスA75重量部、リオノールブルー7330(東洋インキ製)20重量部、プロピレングリコール4重量部、PEワックス1重量部を混合し、三本ロールで混練することで平版印刷インキを得た。得られた平版印刷インキを用いて印刷試験を行った結果、非画線部における反射濃度が0.03であり、耐地汚れ性は良好であった。また水で洗浄したとき、インキ溶出は無く、耐水性に優れていた。また印刷物にエッジピックも見られなかった。
[実施例2〜7]
架橋剤の種類以外は実施例1と同様の組成で三本ロールにより混練を行い、平版印刷インキを得た。架橋剤の分子量が大きい場合や架橋剤の官能基数が少ない場合、得られた平版印刷インキは耐地汚れ性に劣る傾向にあった。架橋剤の官能基数が多いと耐地汚れ性は良化するものの、印刷物にエッジピックが現れる傾向にあった。
架橋剤の種類以外は実施例1と同様の組成で三本ロールにより混練を行い、平版印刷インキを得た。架橋剤の分子量が大きい場合や架橋剤の官能基数が少ない場合、得られた平版印刷インキは耐地汚れ性に劣る傾向にあった。架橋剤の官能基数が多いと耐地汚れ性は良化するものの、印刷物にエッジピックが現れる傾向にあった。
[実施例8〜10]
架橋剤の添加量を変更した以外は実施例1と同様の組成で三本ロールにより混練を行い、平版印刷インキを得た。印刷試験の結果から、架橋剤添加量が少ないと耐地汚れ性に劣る傾向が見られた。いずれの平版印刷インキも水で洗浄したときインキ溶出は無く、耐水性に優れていた。架橋剤添加量が増えるに従い、印刷物にエッジピックが現れる傾向にあった。架橋剤の量が適切な実施例9は非画線部における反射濃度が0.02であり、耐地汚れ性に優れ、エッジピックも見られない好ましい結果を示した。
架橋剤の添加量を変更した以外は実施例1と同様の組成で三本ロールにより混練を行い、平版印刷インキを得た。印刷試験の結果から、架橋剤添加量が少ないと耐地汚れ性に劣る傾向が見られた。いずれの平版印刷インキも水で洗浄したときインキ溶出は無く、耐水性に優れていた。架橋剤添加量が増えるに従い、印刷物にエッジピックが現れる傾向にあった。架橋剤の量が適切な実施例9は非画線部における反射濃度が0.02であり、耐地汚れ性に優れ、エッジピックも見られない好ましい結果を示した。
[実施例11]
実施例1でインキ混練時に加えるプロピレングリコールの半量をラウリルアクリレートに置き換えた以外は同様の組成で平版印刷インキを得た。印刷試験の結果から非画線部における反射濃度が0と実施例1よりもさらに耐地汚れ性に優れていた。また水で洗浄したときインキ溶出は無く、耐水性に優れていた。印刷物のエッジピックも見られなかった。
実施例1でインキ混練時に加えるプロピレングリコールの半量をラウリルアクリレートに置き換えた以外は同様の組成で平版印刷インキを得た。印刷試験の結果から非画線部における反射濃度が0と実施例1よりもさらに耐地汚れ性に優れていた。また水で洗浄したときインキ溶出は無く、耐水性に優れていた。印刷物のエッジピックも見られなかった。
[比較例1]
架橋剤を含まない点以外は実施例1と同様の組成で平版印刷インキを得た。非画線部における反射濃度が0.54であり、耐地汚れ性は不十分であった。また水で洗浄したとき、インキ溶出が見られ、耐水性に劣るものであった。
架橋剤を含まない点以外は実施例1と同様の組成で平版印刷インキを得た。非画線部における反射濃度が0.54であり、耐地汚れ性は不十分であった。また水で洗浄したとき、インキ溶出が見られ、耐水性に劣るものであった。
Claims (11)
- 少なくとも顔料、溶剤、酸性基を有する樹脂、および塩基性基を有する架橋剤を含む平版印刷インキであって、前記酸性基を有する樹脂と前記塩基性基を有する架橋剤が中和していることを特徴とする平版印刷インキ。
- 前記塩基性基を有する架橋剤の重量平均分子量が50以上1000以下である請求項1に記載の平版印刷インキ。
- 前記塩基性基を有する架橋剤の単分子中の塩基性基の数が2〜17である請求項1または2に記載の平版印刷インキ。
- 前記塩基性基を有する架橋剤の単分子中の塩基性基の数が3〜14である請求項1または2に記載の平版印刷インキ。
- 前記塩基性基を有する架橋剤の塩基性基の当量が、前記酸性基を有する樹脂の酸性基に対して0.1mol%以上2.0mol%以下である請求項1〜4のいずれかに記載の平版印刷インキ。
- 前記酸性基を有する樹脂の酸性基がカルボキシル基である請求項1〜5のいずれかに記載の平版印刷インキ。
- 前記溶剤が水溶性溶剤である請求項1〜6のいずれかに記載の平版印刷インキ。
- 前記溶剤が、炭化水素、フルオロカーボン、アルキルアクリレート、およびアルキルメタクリレートから選ばれる1種類以上を含む請求項1〜7のいずれかに記載の平版印刷インキ。
- 25℃、回転数0.5rpmにおけるコーンプレート型回転粘度計で粘度が30〜300Pa・sである請求項1〜8のいずれかに記載の平版印刷インキ。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の平版印刷インキを用いた印刷物。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の平版印刷インキを用いた印刷物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015175381A JP2017052817A (ja) | 2015-09-07 | 2015-09-07 | 平版印刷インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015175381A JP2017052817A (ja) | 2015-09-07 | 2015-09-07 | 平版印刷インキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017052817A true JP2017052817A (ja) | 2017-03-16 |
Family
ID=58317201
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JP2015175381A Pending JP2017052817A (ja) | 2015-09-07 | 2015-09-07 | 平版印刷インキ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017052817A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019203263A1 (ja) | 2018-04-19 | 2019-10-24 | 東レ株式会社 | 印刷版、印刷版の製造方法、およびそれを用いた印刷物の製造方法 |
-
2015
- 2015-09-07 JP JP2015175381A patent/JP2017052817A/ja active Pending
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WO2019203263A1 (ja) | 2018-04-19 | 2019-10-24 | 東レ株式会社 | 印刷版、印刷版の製造方法、およびそれを用いた印刷物の製造方法 |
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