JP2017052072A - ロボット装置 - Google Patents

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Yorihisa Kawaguchi
順央 川口
宗祐 ▲高▼▲瀬▼
宗祐 ▲高▼▲瀬▼
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Abstract

【課題】ロボットの移設に際して新たなタスクプログラムの作成を不要にすること。【解決手段】ロボット装置は手先効果器を装備可能な多関節アーム機構を備える。記憶部103には手先効果器が移動する軌道が作業手順とともに記述されたタスクプログラムが記憶される。鏡面変換処理部106は軌道を基準面に対して対称の位置関係にある鏡面軌道に変換する。操作部400を介して操作者により通常モードと鏡面モードとの一方が選択される。タスクコントローラ105は、記憶部から読み出されたタスクプログラムを用いて操作部を介して選択された通常モード又は鏡面モードに応じた軌道又は鏡面軌道に従って多関節アーム機構を制御する。【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態はロボット装置に関する。
近年ロボットがユーザと同一空間にいる環境が多くなってきている。介護用ロボットはもちろん産業用ロボットでも作業者と並んで協働して作業を行なう状況が今後拡大していくものと考えられる。発明者が実用化を実現した直動伸縮アーム機構は従来の垂直多関節アーム機構のような肘関節がなく、特異点もないことから、柵を不要にでき、直動伸縮アーム機構を自由に移設することができる。それは例えばある作業員が欠勤したときその作業員に代わって当該ロボットを配置することも可能となる。
一方、ロボットではその作業手順や軌道を教示して、それらが記述されたタスクプログラムを事前に作成しておく必要がある。ダイレクトティーチングでは例えばベルトコンベア上の作業エリア近傍にロボットを配置し、その位置で手先やアーム機構を実際に動かしながらロボット装置に対して作業手順や軌道等を逐次教示する。
このダイレクトティーチング作業は非常に専門性が高く、作業負担も小さくはない。当該直動伸縮アーム機構では上述の通り自由に移設する事ができるものの、その特性を活用するには、設置する可能性のある全ての位置でダイレクトティーチング作業を実施してタスクプログラムを作成しておくこと、さらに当該ロボット装置を移設する都度、ダイレクトティーチング作業を実施してタスクプログラムを新たに作成することが必要とされるが、それは現実的ではない。
目的は、ロボット装置の移設に際して新たなタスクプログラムの作成を不要にすることにある。
本実施形態に係るロボット装置は、手先効果器を装備可能な多関節アーム機構を備える。記憶部には手先効果器が移動する軌道が作業手順とともに記述されたタスクプログラムが記憶される。変換処理部は軌道を基準面に対して対称の位置関係にある鏡面軌道に変換する。操作部を介して操作者により通常モードと鏡面モードとの一方が選択される。制御部は、記憶部から読み出されたタスクプログラムを用いて操作部を介して選択された通常モード又は鏡面モードに応じた軌道又は鏡面軌道に従って多関節アーム機構を制御する。
図1は、本実施形態に係るロボット装置の直動伸縮アーム機構の外観斜視図である。 図2は、図1の直動伸縮アーム機構の内部構造を示す側面図である。 図3は、図1の直動伸縮アーム機構の構成を図記号表現により示す図である。 図4は、本実施形態に係るロボット装置の構成を示すブロック図である。 図5は、図4の鏡面変換処理部による鏡面変換により発生される鏡面軌道とタスクプログラムに記述されている元の移動軌道とを示す平面図である。 図6は、図4の操作部の操作パネルの一例を示す平面図である。 図7は、図4の鏡面変換処理部による鏡面軌道の適用例を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係るロボット装置を説明する。本実施形態に係るロボット装置は、多関節アーム機構、特に複数の関節部のうち一が直動伸縮関節で構成される垂直多関節アーム機構を備える。詳細は後述するが、当該直動伸縮関節は屈曲可能に連結された複数の連結コマを有する。連結コマの屈曲が拘束されることにより柱状体がアーム部として構成される。柱状体は射出部に支持される。連結コマは屈曲可能な状態で基部内に収納される。
図1は、本実施形態に係るロボット装置の外観斜視図である。ロボット装置を構成する多関節アーム機構は、略円筒形状の基部10と基部10に接続されるアーム部2とアーム部2の先端に取り付けられる手首部4とを有する。手首部4には図示しないアダプタが設けられている。例えば、アダプタは後述の第6回転軸RA6の回転部に設けられる。手首部4に設けられたアダプタには、ハンド装置3が取り付けられる。
多関節アーム機構は、複数、ここでは6つの関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6を有する。複数の関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6は基部10から順番に配設される。一般的に、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3は根元3軸と呼ばれ、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6はハンド装置3の姿勢を変化させる手首3軸と呼ばれる。手首部4は第4、第5、第6関節部J4,J5,J6を有する。根元3軸を構成する関節部J1,J2,J3の少なくとも一つは直動伸縮関節である。ここでは第3関節部J3が直動伸縮関節部、特に伸縮距離の比較的長い関節部として構成される。アーム部2は直動伸縮関節部J3(第3関節部J3)の伸縮部分を表している。
第1関節部J1は基台面に対して例えば垂直に支持される第1回転軸RA1を中心としたねじり関節である。第2関節部J2は第1回転軸RA1に対して垂直に配置される第2回転軸RA2を中心とした曲げ関節である。第3関節部J3は、第2回転軸RA2に対して垂直に配置される第3軸(移動軸)RA3を中心として直線的にアーム部2が伸縮する関節である。
第4関節部J4は、第4回転軸RA4を中心としたねじり関節である。第4回転軸RA4は、後述の第7関節部J7が回転していないとき、つまりアーム部2の全体が直線形状にあるとき、第3移動軸RA3と略一致する。第5関節部J5は第4回転軸RA4に対して直交する第5回転軸RA5を中心とした曲げ関節である。第6関節部J6は第4回転軸RA4に対して直交し、第5回転軸RA5に対して垂直に配置される第6回転軸RA6を中心とした曲げ関節である。
基部10を成すアーム支持体(第1支持体)11は、第1関節部J1の第1回転軸RA1を中心に形成される円筒形状の中空構造を有する。第1関節部J1は図示しない固定台に取り付けられる。第1関節部J1が回転するとき、アーム部2は第1支持体11の軸回転とともに左右に旋回する。なお、第1支持体11が接地面に固定されていてもよい。その場合、第1支持体11とは独立してアーム部2が旋回する構造に設けられる。第1支持体11の上部には第2支持部12が接続される。
第2支持部12は第1支持部11に連続する中空構造を有する。第2支持部12の一端は第1関節部J1の回転部に取り付けられる。第2支持部12の他端は開放され、第3支持部13が第2関節部J2の第2回転軸RA2において回動自在に嵌め込まれる。第3支持部13は第1支持部11及び第2支持部に連通する鱗状の外装からなる中空構造を有する。第3支持部13は、第2関節部J2の曲げ回転に伴ってその後部が第2支持部12に収容され、また送出される。多関節アーム機構の直動伸縮関節部J3(第3関節部J3)を構成するアーム部2の後部はその収縮により第1支持部11と第2支持部12の連続する中空構造の内部に収納される。
第3支持部13はその後端下部において第2支持部12の開放端下部に対して第2回転軸RA2を中心として回動自在に嵌め込まれる。それにより第2回転軸RA2を中心とした曲げ関節部としての第2関節部J2が構成される。第2関節部J2が回動するとき、アーム部2は第2回転軸RA2を中心に垂直方向に回動、つまり起伏動作をする。
第4関節部J4は、アーム部2の伸縮方向に沿ったアーム中心軸、つまり第3関節部J3の第3移動軸RA3に典型的には接する第4回転軸RA4を有するねじり関節である。第4関節部J4が回転すると、手首部4及び手首部4に取り付けられたハンド装置3は第4回転軸RA4を中心に回転する。第5関節部J5は、第4関節部J4の第4回転軸RA4に対して直交する第5回転軸RA5を有する曲げ関節部である。第5関節部J5が回転すると、第5関節部J5から先端にかけてハンド装置3とともに上下(第5回転軸RA5を中心に垂直方向)に回動する。第6関節部J6は、第4関節部J4の第4回転軸RA4に直交し、第5関節部J5の第5回転軸RA5に垂直な第6回転軸RA6を有する曲げ関節である。第6関節部J6が回転すると、ハンド装置3は左右に旋回する。
上記の通り手首部4のアダプタに取り付けられたハンド装置3は、第1、第2、第3関節部J1.J2.J3により任意位置に移動され、第4、第5、第6関節部J4、J5、J6により任意姿勢に配置される。特に第3関節部J3のアーム部2の伸縮距離の長さは、基部10の近接位置から遠隔位置までの広範囲の対象にハンド装置3を到達させることを可能にする。第3関節部J3はそれを構成する直動伸縮機構により実現される直線的な伸縮動作とその伸縮距離の長さとが特徴的である。
ハンド装置3は、ワークを把持によりピッキングするための把持機構と他のワークを吸着によりピッキングするための吸着機構とを備える。ハンド装置3は、ハンド本体31を有する。ハンド本体31は角柱形状を有し、その上方端面に取り付け部を備える。この取り付け部を介して、ハンド装置3は手首部4のアダプタ(関節部J6)に装着される。ハンド本体31の下方には、エアチャックボックス32が取り付けられる。エアチャックボックス32は一対のスライダ33を有する。一対のスライダ33は接近/離反自在に支持される。エアチャックボックス32は、エアシリンダ(図示しない)を有する。エアシリンダには一対のエアチューブが接続されている。一対のエアチューブ各々は圧縮式のエアポンプ(図示しない)に接続されている。一対のエアチューブには一対の電磁弁(図示しない)が介在されている。後述のハンドドライバユニット301により、一方の電磁弁の開閉と他方の電磁弁の開閉とは逆相に制御される。一方の電磁弁が開放され、他方の電磁弁が閉じられているとき、一対のスライダ33は接近する方向に移動される。一方の電磁弁が閉じられ、他方の電磁弁が開放されているとき、一対のスライダ33は離反する方向に移動される。一対のスライダ33の接近/離反する方向をスライド方向という。
一対のスライダ33には一対の把持部34が取り付けられている。把持部34は外観略円柱形状を有する。把持部34の先端には、円筒状体のパッド(吸着パッド)36が取り付けられている。一対の把持部34には一対のエアチューブが接続されている。一対のエアチューブ各々は既出のエアポンプに接続されている。把持部34には、エアチューブとの接続口からその先端まで配管経路が形成されている。これにより、エアポンプから把持部34の先端までの配管経路が確保されている。エアポンプとしては圧縮式と真空式のいずれでも良いがここでは圧縮ポンプとして説明する。把持部34のパッド36とエアポンプとの間は負圧経路と正圧経路との2系統の配管経路で接続される。負圧経路には負圧弁とエジェクタとが介在される。正圧経路には正圧弁が介在される。負圧弁と正圧弁とは電磁弁である。後述のハンドドライバユニット301により負圧弁の開閉と正圧弁の開閉とは逆相に制御される。
負圧弁が開放され正圧弁が閉じられているとき、負圧経路が確保される。負圧経路が確保されているとき、エアポンプで発生された圧縮空気は負圧弁を介してエジェクタに供給される。エジェクタは吸気口とノズルと排気口とを有する。吸気口にはパッド36の後方部分が接続されている。エジェクタに供給された圧縮空気は、ノズルから噴射され高速な空気の束となって排気口から排気される。すると、エジェクタのチャンバの内圧が低下し、これにより吸気口から空気が吸い込まれ、吸気口から吸いこまれた空気は、圧縮空気とともに排気口から排気される。これにより、吸気口に接続されたパッド36に負圧が発生する。正圧弁が開放され負圧弁が閉じられているとき、正圧経路が確保される。正圧経路が確保されているとき、エアポンプで発生された圧縮空気は直接的にパッド36に供給される。これにより、パッド36に正圧が発生する。
一対のスライダ33には一対の吸着パッド38が取り付けられている。吸着パッド38は弾性材料として例えばシリコーン樹脂で円筒状体に成形される。吸着パッド38の先端面をワークを吸着する吸着面という。吸着パッド38の胴体部分は蛇腹形に成形される。吸着パッド38は円筒状体の軸方向の向きにワークを吸着する。この吸着方向がスライド方向に垂直になるように、吸着パッド38はスライダ33に取り付けられる。一対の吸着パッド38には、一対のエアチューブが接続されている。一対のエアチューブ各々は既出のエアポンプに接続されている。吸着パッド38とエアポンプとの間は負圧経路と正圧経路との2系統の配管経路で接続される。負圧経路には負圧弁とエジェクタとが介在される。正圧経路には正圧弁が介在される。負圧弁と正圧弁とは電磁弁である。後述のハンドドライバユニット301により負圧弁の開閉と正圧弁の開閉とは逆相に制御される。負圧弁が開放され正圧弁が閉じられているとき、負圧経路が確保される。負圧経路が確保されているとき吸着パッド38に負圧が発生する。正圧弁が開放され負圧弁が閉じられているとき、正圧経路が確保される。正圧経路が確保されているとき吸着パッド38に正圧が発生する。
図2は、図1の多関節アーム機構の内部構造を示す斜視図である。直動伸縮機構はアーム部2と射出部30とを有する。アーム部2は第1連結コマ列21と第2連結コマ列22とを有する。第1連結コマ列21は複数の第1連結コマ23からなる。第1連結コマ23は略平板形に構成される。前後の第1連結コマ23は、互いの端部箇所においてピンにより屈曲自在に列状に連結される。第1連結コマ列21は内側や外側に自在に屈曲できる。
第2連結コマ列22は複数の第2連結コマ24からなる。第2連結コマ24は横断面コ字形状の短溝状体に構成される。前後の第2連結コマ24は、互いの底面端部箇所においてピンにより屈曲自在に列状に連結される。第2連結コマ列22は内側に屈曲できる。第2連結コマ24の断面はコ字形状であるので、第2連結コマ列22は、隣り合う第2連結コマ24の側板同士が衝突して、外側には屈曲しない。なお、第1、第2連結コマ23、24の第2回転軸RA2に向いた面を内面、その反対側の面を外面というものとする。第1連結コマ列21のうち先頭の第1連結コマ23と、第2連結コマ列22のうち先頭の第2連結コマ24とは結合コマ27により接続される。例えば、結合コマ27は第2連結コマ24と第1連結コマ23とを合成した形状を有している。
射出部30は、複数の上部ローラ31と複数の下部ローラ32とが角筒形状のフレーム35に支持されてなる。例えば、複数の上部ローラ31は第1連結コマ23の長さと略等価な間隔を隔ててアーム中心軸に沿って配列される。同様に、複数の下部ローラ32は第2連結コマ24の長さと略等価な間隔を隔ててアーム中心軸に沿って配列される。射出部30の後方には、ガイドローラ40とドライブギア41とが第1連結コマ列21を挟んで対向するように設けられる。ドライブギア41は図示しない減速器を介してステッピングモータ330に接続される。第1連結コマ23の内面には連結方向に沿ってリニアギアが形成されている。複数の第1連結コマ23が直線状に整列されたときに互いのリニアギアは直線状につながって、長いリニアギアを構成する。ドライブギア41は、直線状のリニアギアにかみ合わされる。直線状につながったリニアギアはドライブギア41とともにラックアンドピニオン機構を構成する。
アーム伸長時、モータ55が駆動し、ドライブギア41が順回転すると、第1連結コマ列21はガイドローラ40により、アーム中心軸と平行な姿勢となって、上部ローラ31と下部ローラ32との間に誘導される。第1連結コマ列21の移動に伴い、第2連結コマ列22は射出部30の後方に配置された図示しないガイドレールにより射出部30の上部ローラ31と下部ローラ32との間に誘導される。上部ローラ31と下部ローラ32との間に誘導された第1、第2連結コマ列21,22は互いに押圧される。これにより、第1、第2連結コマ列21,22による柱状体が構成される。射出部30は、第1、第2連結コマ列21,22を接合して柱状体を構成するとともに、その柱状体を上下左右に支持する。第1、第2連結コマ列21、22の接合による柱状体が射出部30により堅持されることで、第1、第2連結コマ列21,22の接合状態が保持される。第1、第2連結コマ列21、22の接合状態が維持されているとき、第1、第2連結コマ列21,22の屈曲は互いに拘束される。それにより第1、第2連結コマ列21、22は、一定の剛性を備えた柱状体を構成する。柱状体とは、第2連結コマ列22に第1連結コマ列21が接合されてなる柱状の棒体を言う。この柱状体は第2連結コマ24が第1連結コマ23とともに全体として様々な断面形状の筒状体に構成される。筒状体とは上下左右が天板、底板及び両側板で囲まれ、前端部と後端部とが開放された形状として定義される。第1、第2連結コマ列21、22の接合による柱状体は、結合コマ27が始端となって、第3移動軸RA3に沿って直線的に第3支持部13の開口から外に向かって送り出される。
アーム収縮時、モータ55が駆動し、ドライブギア41が逆回転されると、ドライブギア41と係合している第1連結コマ列21が第1支持体11内に引き戻される。第1連結コマ列の移動に伴って、柱状体が第3支持体13内に引き戻される。引き戻された柱状体は射出部30後方で分離される。例えば、柱状体を構成する第1連結コマ列21はガイドローラ40とドライブギア41とに挟まれ、柱状体を構成する第2連結コマ列22は重力により下方に引かれ、それにより第2連結コマ列22と第1連結コマ列21とは互いに離反される。離反された第1、第2連結コマ列21,22はそれぞれ屈曲可能な状態に復帰する。収納に際しては、射出部30から、第1支持体11(基部10)の内部の収納部に第2連結コマ列22は内側に屈曲されて搬送され、第1連結コマ列21も第2連結コマ列22と同じ方向(内側)に屈曲されて搬送される。第1連結コマ列21は第2連結コマ列22に略平行な状態で格納される。
図3は、図1の多関節アーム機構200を図記号表現により示す図である。多関節アーム機構200において、根元3軸を構成する第1関節部J1と第2関節部J2と第3関節部J3とにより3つの位置自由度が実現される。また、手首3軸を構成する第4関節部J4と第5関節部J5と第6関節部J6とにより3つの姿勢自由度が実現される。
ロボット座標系Σbは第1関節部J1の第1回転軸RA1と基台との交点を原点とした座標系である。ロボット座標系Σbにおいて、直交3軸(Xb、Yb,Zb)が規定されている。Zb軸は第1回転軸RA1に平行な軸である。Xb軸とYb軸とは互いに直交し、且つZb軸に直交する軸である。手先座標系Σhは、手首部4に取り付けられたハンド装置3の任意位置(手先基準点)を原点とした座標系である。例えば、ハンド装置3が2指ハンドのとき、手先基準点(以下、単に手先という。)の位置は2指先間中央位置に規定される。手先座標系Σhにおいて、直交3軸(Xh、Yh,Zh)が規定されている。Zh軸は第6回転軸RA6に平行な軸である。Xh軸とYh軸とは互いに直交し、且つZh軸に直交する軸である。
第1関節部J1は、第1支持部11と第2支持部12との間に配設されており、回転軸RA1を中心としたねじり関節として構成されている。回転軸RA1は第1関節部J1の固定部が設置される基台の基準面BPに垂直に配置される。
第2関節部J2は回転軸RA2を中心とした曲げ関節として構成される。第2関節部J2の回転軸RA2は空間座標系上のXb軸に平行に設けられる。第2関節部J2の回転軸RA2は第1関節部J1の回転軸RA1に対して垂直な向きに設けられる。さらに第2関節部J2は、第1関節部J1に対して、第1回転軸RA1の方向(Zb軸方向)と第1回転軸RA1に垂直なYb軸方向との2方向に関してオフセットされる。第2関節部J2が第1関節部J1に対して上記2方向にオフセットされるように、第2支持体12は第1支持体11に取り付けられる。第1関節部J1に第2関節部J2を接続する仮想的なアームロッド部分(リンク部分)は、先端が直角に曲がった2つの鈎形状体が組み合わされたクランク形状を有している。この仮想的なアームロッド部分は、中空構造を有する第1、第2支持体11、12により構成される。
第3関節部J3は移動軸RA3を中心とした直動伸縮関節として構成される。第3関節部J3の移動軸RA3は第2関節部J2の回転軸RA2に対して垂直な向きに設けられる。第2関節部J2の回転角がゼロ度、つまりアーム部2の起伏角がゼロ度であってアーム部2が水平な基準姿勢においては、第3関節部J3の移動軸RA3は、第2関節部J2の回転軸RA2とともに第1関節部J1の回転軸RA1にも垂直な方向に設けられる。空間座標系上では、第3関節部J3の移動軸RA3はXb軸及びZb軸に対して垂直なYb軸に平行に設けられる。さらに、第3関節部J3は、第2関節部J2に対して、その回転軸RA2の方向(Yb軸方向)と、移動軸RA3に直交するZb軸の方向との2方向に関してオフセットされる。第3関節部J3が第2関節部J2に対して上記2方向にオフセットされるように、第3支持体13は第2支持体12に取り付けられる。第2関節部J2に第3関節部J3を接続する仮想的なアームロッド部分(リンク部分)は、先端が垂直に曲がった鈎形状体を有している。この仮想的なアームロッド部分は、第2、第3支持体12、13により構成される。
第4関節部J4は回転軸RA4を中心としたねじり関節として構成される。第4関節部J4の回転軸RA4は第3関節部J3の移動軸RA3に略一致するよう配置される。
第5関節部J5は回転軸RA5を中心とした曲げ関節として構成される。第5関節部J5の回転軸RA5は第3関節部J3の移動軸RA3及び第4関節部J4の回転軸RA4に略直交するよう配置される。
第6関節部J6は回転軸RA6を中心としたねじり関節として構成される。第6関節部J6の回転軸RA6は第4関節部J4の回転軸RA4及び第5関節部J5の回転軸RA5に略直交するよう配置される。第6関節部J6は手先効果器としてのハンド装置3を左右に旋回するために設けられている。なお、第6関節部J6は、その回転軸RA6が第4関節部J4の回転軸RA4及び第5関節部J5の回転軸RA5に略直交する曲げ関節として構成されてもよい。
このように複数の関節部J1−J6の根元3軸のうちの一つの曲げ関節部を直動伸縮関節部に換装し、第1関節部J1に対して第2関節部J2を2方向にオフセットさせ、第2関節部J2に対して第3関節部J3を2方向にオフセットさせることにより、本実施形態に係るロボット装置の多関節アーム機構は、特異点姿勢を構造上解消している。
図4は、本実施形態に係るロボット装置の構成を示すブロック図である。ロボット装置は、多関節アーム機構200とハンド装置3とを備える。動作制御装置100の制御に従って、多関節アーム機構200を構成する関節部J3が伸縮し、関節部J1、J2,J4−J6各々が回転され、ハンド装置3の移動と姿勢変更とがなされる。
多関節アーム機構200は複数の関節部J1,J2,J3,J4,J5、J6を有する。複数の関節部J1−J6各々には、アクチュエータとして、例えばステッピングモータが設けられる。これらステッピングモータの回転はドライバユニット201により制御される。ドライバユニット201は、動作制御装置100から送信された位置指令値に応じたパルス信号をステッピングモータに送る。これによりステッピングモータは指令値に応じた位置まで回転する。これらステッピングモータのドライブシャフトには、一定の回転角ごとにパルスを出力するロータリエンコーダ202が接続されている。ロータリエンコーダ202から出力されたエンコードパルスは、ドライバユニット201のカウンタ(図示しない)で加減算される。カウンタで計数されたエンコードパルスの計数値に基づいて、関節部J1、J2,J4−J6各々の関節角度と関節部J3の伸長距離が計算される。
ハンド装置3は、ハンド装置3に装備されるアクチュエータを制御するハンドドライバユニット301を有する。ここでは、ハンドドライバユニット301は、動作制御装置100から送られた指令に従って、電磁弁の開閉を制御する。具体的には、ハンドドライバユニット301は、動作制御装置100から送られた一対の把持部34の開閉指令に従って、エアチャック構造32の電磁弁の開閉を制御する。これにより、一対のスライダ33が接近/離反する方向に移動される。また、ハンドドライバユニット301は、パッド36の吸着動作のON/OFFの指令に従って、把持部34のパッド36とエアポンプとの間に介在された正圧弁と負圧弁との開閉を制御する。さらに、ハンドドライバユニット301は、吸着パッド38の吸着動作のONの指令に従って、吸着パッド38とエアポンプとの間に介在された正圧弁と負圧弁との開閉を制御する。
動作制御装置100は、システム制御部101を中心として制御/データバス109を介して各部が接続されてなる。動作制御装置100には、操作部I/F104を介して操作部400が接続されている。
タスクプログラム記憶部103は、タスクプログラムのデータファイルを記憶する。タスクプログラムは、ロボット装置にタスクを実行させるための作業手順、手先基準点又は手首基準点の移動軌道等が記述されているシーケンスプログラムである。ここでは移動の基準点を手先として説明する。タスクプログラムには、手先基準点の移動軌道、移動軌道上の作業点、作業点での作業内容、作業点での手先姿勢、作業時間、作業点の間の移動時間等が記述されている。軌道は、ハンド装置3の手先位置と手先姿勢とで与えられる。これらはロボット座標系Σbで与えられる。ここでは、説明の便宜上、手先位置はロボット座標系Σb上の手先基準点の位置(Xh、Yh、Zh)として与える。
鏡面変換処理部106は、タスクプログラム記憶部103に記憶されているタスクプログラムの手先軌道及び手先姿勢に対して鏡面変換処理(鏡映変換処理ともいう)を実行する。鏡面変換処理は、タスクプログラムで規定されている移動軌道や手先姿勢を、ロボット座標系Σbの任意面に対して対称な座標に変換する処理をいう。なお鏡面変換処理された移動軌道を「鏡面軌道」と称して、変換されていない「軌道」と区別するものとする。
タスクコントローラ105は、システム制御部101により記憶部103から読み出されたタスクプログラムを用いて、後述する操作部400を介して選択された通常モード又は鏡面モードに応じた軌道又は鏡面軌道に従って手先が移動するための各関節部の関節角度(指令値)を発生し、発生した指令値をドライバユニット201とハンドドライバユニット301とに送信する。通常モードとはタスクプログラムに記述されている軌道に従って手先を移動する制御モードであり、鏡面モードとはタスクプログラムに記述されている軌道が鏡面変換された鏡面軌道に従って手先を移動する制御モードである。
操作部400は、操作者がロボット装置に対して並進移動操作、姿勢変更操作、通常モード/鏡面モードの選択操作、鏡面変換処理の基準面としてロボット座標系のXY面、XZ面、YZ面のいずれかの択一的な選択操作をするための入力インターフェースとして設けられる。具体的には、図6に例示するように、ロボット座標系Σbの直交3軸の各軸に関する正負移動を入力操作するための6個の物理的押しボタン601−606と、手先座標系Σhの直交3軸の各軸に関する正負回転を入力操作をするための6個の物理的押しボタン611−616とが装備される。さらに操作部400を起動するための電源ボタン621、緊急停止ボタン620、操作部400が起動中か否かを操作者に通知するためのインジケータランプ623、及び操作ボタンが押されているか否かを操作者に通知するためのインジケータランプ624が装備される。
さらに操作部400には通常モードを選択するための通常モードボタン625と鏡面モードを選択するための鏡面モードボタン626とが装備される。通常モードボタン625と鏡面モードボタン626とは択一的に機能し、つまり通常モードボタン625と鏡面モードボタン626との一方が押されたとき他方が解除される。鏡面変換処理の基準面をロボット座標系上で規定されるXY面、XZ面、YZ面のいずれか一を選択するためのボタン627、628、629が装備される。これらボタン627、628、629は通常モードが選択されているときにアクティブ(操作可能な状態)になる。
図5(a)は、図4のタスクプログラム記憶部103に記憶されるタスクプログラムの手先基準点の移動軌道を示す平面図である。図5(b)は、図5(a)の元の移動軌道がXZ平面を基準面とした鏡面変換処理により変換されてなる鏡面軌道を示している。図5(a)に示すように、タスクプログラムの移動軌道上には例えば5個の作業点(作業点P1〜P5)が規定されている。作業点P1〜P5各々の手先基準点の位置と手先姿勢とはロボット座標系Σbで与えられている。作業点の座標を(Xh,Yh,Zh)と表記する。(Xh,Yh,Zh)はロボット座標系Σb上のハンド座標系Σhの原点(手先基準点)の座標を表している。操作部400を介して鏡面モードが選択され、基準面としてロボット座標系ΣbのXZ平面が指定されているとき、鏡面変換処理部106は、図5(a)のタスクプログラム上の元の軌道の座標をロボット座標系Σb上の基準面として指定されたXZ平面に対して対称な座標に変換する。具体的には、手先位置を表す座標(Xh、Yh、Zh)のYh座標の極性を逆極性に変換する。
図5(c)は、図5(a)の元の移動軌道がYZ平面を基準面とした鏡面変換処理により変換されてなる鏡面軌道を示している。操作部400を介して鏡面モードが選択され、基準面としてロボット座標系ΣbのYZ平面が指定されているとき、鏡面変換処理部106は、図5(a)のタスクプログラムの元の軌道の座標をロボット座標系Σb上の基準面として指定されたYZ平面に対して対称な座標に変換する。具体的には、手先位置を表す座標(Xh、Yh、Zh)のXh座標の極性を逆極性に変換する。
図7(a)は、図5(a)のタスクプログラムの適用例を示す平面図である。図7(b)、図7(c)は、図5(b)のXZ平面を鏡面とした鏡面変換処理後の鏡面軌道の適用例を示す平面図である。図5(a)のタスクプログラムは、例えばコンベア装置5に近接配置されたロボット装置に対して適用される。図7(a)に示すように、コンベア装置5は、ワールド座標系Σg上の所定位置に、その搬送方向がワールド座標系ΣgのYg軸に平行になるように配置されている。ロボット装置は、その基部10がロボット座標系ΣbのXb軸がコンベア装置5の搬送方向に直交し、Yb軸がコンベア装置5の搬送方向に平行に且つ搬送方向と同じ向きになるように配置されている。
システム制御部101により、タスクプログラム記憶部103に記憶されているタスクプログラムがタスクコントローラ105にロードされると、タスクコントローラ105の制御に従って、手先基準点が作業点P1から作業点P5まで順に移動される。ハンド装置3は、コンベア装置5上の作業点P2で、コンベア装置5により搬送される第1ワーク300を把持によりピッキングし、ピッキングした第1ワーク300をコンベア装置5に近接配置されたトレイ70上の作業点P3でリリースする。その後、ハンド装置3はコンベア装置5に近接配置されたトレイ80上の作業点P4で、トレイ80に置かれた第2ワーク500を吸着によりピッキングし、ピッキングした第2ワーク500をコンベア装置5上の作業点P5でリリースする。
ロボット装置とコンベア装置5との間の相対的位置関係が変化したとき、ティーチング作業をして新たなタスクプログラムを作成する必要はなく、操作者は操作部400を介して鏡面モードボタン626を押下操作して鏡面モードを選択し、基準面をボタン627−629の選択的操作により指定することで即時に対応することができる。
例えば図7(b)のように、ワールド座標系Σg上のロボット装置の位置とコンベア装置5の位置とが維持された状態でコンベア装置5の搬送方向が逆になった場合を想定する。また、図7(c)のように、ワールド座標系Σg上でロボット装置が元の位置からコンベア装置5のライン中心線に対して対称の位置に配置された場合を想定する。これらの場合、既存のタスクプログラムをロボット装置に適用しても、コンベア装置5によるワーク300,500の搬送方向が逆になっているため、ロボット装置は図7(a)と同じようにタスクを完遂することができない。しかしながら、図7(a)のタスクプログラムに対してXZ平面を鏡面とした鏡面変換処理を実行したタスクプログラムをロボット装置に適用し、トレイ70、80の位置をそれぞれ作業点P3´、P4´に調整することで、ロボット装置は元のタスクプログラムで規定されているタスクを完遂することができる。
すなわち、システム制御部101により、XZ平面を鏡面とした鏡面変換処理がされたタスクプログラムがタスクコントローラ105にロードされ、タスクコントローラ105の制御に従って、手先基準点が作業点P1´から作業点P5´まで順に移動される。ハンド装置3は、コンベア装置5上の作業点P2´で、コンベア装置5により搬送される第1ワーク300を把持によりピッキングし、ピッキングした第1ワーク300を作業点P3´にその位置が調整されたトレイ70上にリリースする。その後、ハンド装置3は作業点4´に位置が調整されたトレイ80上の第2ワーク500を吸着によりピッキングし、ピッキングした第2ワーク500をコンベア装置5上の作業点P5´でリリースする。
本実施形態に係るロボット装置は、タスクプログラム記憶部103に記憶されているタスクプログラムで規定されている複数の作業点の座標をロボット座標系Σbの任意面に対して対称な座標に変換する鏡面変換処理機能を備える。これにより、ロボット装置をコンベア装置5に対して、ティーチングを行ったときの互いの相対的位置関係と異なる位置に配置した場合でも、既存のタスクプログラムを利用して、鏡面モードを指定することで別途ティーチング作業を不要にして簡易にロボット装置に既存のタスクプログラムで規定されているタスクと同じ動作をさせることができる。
なお、複数のタスクプログラムが記憶されているサーバ装置に対して本実施形態に係るロボット装置が通信ケーブル等により電気的に接続され、サーバ装置からダウンロードしたタスクプログラムに対して鏡面変換処理を行うようにシステムを構成してもよい。また、鏡面変換処理機能が当該サーバ装置側に装備されていてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
3…ハンド装置、100…動作制御装置、101…システム制御部、102…ドライバユニットインターフェース、103…タスクプログラム記憶部、104…操作部インターフェース、105…タスクコントローラ、106…鏡面変換処理部、200…多関節アーム機構、201…アームドライバユニット(関節部J1−J6)、202…ロータリーエンコーダ、301…ハンドドライバユニット。

Claims (5)

  1. 手先効果器を装備可能な多関節アーム機構を備えたロボット装置において、
    前記手先効果器が移動する軌道が作業手順とともに記述されたタスクプログラムを記憶する記憶部と、
    前記軌道を基準面に対して対称の位置関係にある鏡面軌道に変換する変換処理部と、
    操作者が通常モードと鏡面モードとの一方を選択操作する操作部と、
    前記記憶部から読み出された前記タスクプログラムを用いて前記操作部を介して選択された前記通常モード又は前記鏡面モードに応じた前記軌道又は前記鏡面軌道に従って前記多関節アーム機構を制御する制御部とを具備することを特徴とするロボット装置。
  2. 前記基準面は前記多関節アーム機構に対して固定されるロボット座標系上で設定されることを特徴とする請求項1記載のロボット装置。
  3. 前記多関節アーム機構に対して固定されるロボット座標系の直交3軸のうち任意の2軸を含む平面を前記基準面として前記軌道が前記鏡面軌道に変換されることを特徴とする請求項1記載のロボット装置。
  4. 前記多関節アーム機構に対して固定されるロボット座標系上で規定されるXY面、XZ面、YZ面のいずれか一が前記基準面として操作者により前記操作部を介して選択されることを特徴とする請求項1記載のロボット装置。
  5. 前記多関節アーム機構は、直動伸縮性を発揮する直動伸縮関節部を有し、
    前記直動伸縮関節部は、
    屈曲可能に連結された複数の連結コマと、前記連結コマの屈曲が拘束されることにより柱状体が前記アーム部として構成される、
    前記柱状体を支持する射出部と、
    前記連結コマを屈曲可能な状態で前記基部内に収納する収納部とを有することを特徴とする請求項1記載のロボット装置。
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CN114800460A (zh) * 2021-01-18 2022-07-29 泰科电子(上海)有限公司 机器人操纵器和使用机器人操纵器制造产品的方法

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