JP2017049107A - ターボ用回転センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】精度よくターボチャージャの回転速度を検出可能であり、かつ低コストなターボ用回転センサを提供する。
【解決手段】車両に搭載されたターボチャージャ10の回転速度を検出するターボ用回転センサ1であって、ターボチャージャ10に備えられたコンプレッサ11のコンプレッサ羽根16の少なくとも一部に設けられ、強磁性体を含む樹脂からなる被検出部2と、コンプレッサ11のコンプレッサ側ハウジング15にコンプレッサ羽根16に臨むように設けられた電磁ピックアップ式のセンサ部3と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ターボ用回転センサに関する。
従来、車両に搭載されたターボチャージャの回転速度を検出するターボ用回転センサとして、渦電流センサを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のターボ用回転センサでは、渦電流センサからなるセンサ部をアルミニウム等からなるコンプレッサ羽根に近接して配置し、コンプレッサ羽根の回転に基づく渦電流センサの電圧の変化によってターボチャージャの回転速度を検出している。
国際公開第2013/114564号
ところで、ターボチャージャのコンプレッサ内での気流の乱れを抑制するためには、ターボチャージャのハウジングに、センサ部を設けるための貫通孔を設けることは望ましくないといえる。ハウジングに貫通孔を設けた場合、センサ部の周囲にシール機構を設ける必要が生じ、コストが高くなってしまうという問題も生じる。
しかしながら、特許文献1のように渦電流センサを用いた場合、ハウジングはアルミニウム等の導電体から構成されるために、ハウジングに貫通孔を形成せずにハウジングを介してセンサ部とコンプレッサ羽根とを対向させると、ハウジングで発生する渦電流の影響を受け、精度よくターボチャージャの回転速度を検出できない場合があるという問題がある。
また、渦電流センサでは、共振回路等が必要となり、コストが高いという問題もある。
そこで、本発明は、精度よくターボチャージャの回転速度を検出可能であり、かつ低コストなターボ用回転センサを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、車両に搭載されたターボチャージャの回転速度を検出するターボ用回転センサであって、前記ターボチャージャに備えられたコンプレッサのコンプレッサ羽根の少なくとも一部に設けられ、強磁性体を含む樹脂からなる被検出部と、前記コンプレッサのハウジングに前記コンプレッサ羽根に臨むように設けられた電磁ピックアップ式のセンサ部と、を備えた、ターボ用回転センサを提供する。
本発明によれば、精度よくターボチャージャの回転速度を検出可能であり、かつ低コストなターボ用回転センサを提供できる。
本発明の一実施の形態に係るターボ用回転センサを搭載したターボチャージャの概略構成図である。 コンプレッサホイールの斜視図である。 被検出部を説明する図であり、(a)はコンプレッサ羽根を正面から見た図、(b)はコンプレッサ羽根を上から見た図である。 センサ部の一例を示す概略構成図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
(ターボチャージャの説明)
図1は、本実施の形態に係るターボ用回転センサを搭載したターボチャージャの概略構成図である。
図1に示すように、ターボチャージャ10は、車両の内燃機関(不図示)の吸気通路13に設けられるコンプレッサ11と、内燃機関の排気通路14に設けられるタービン12と、を備えている。
コンプレッサ11は、コンプレッサ側ハウジング15内に、複数のコンプレッサ羽根16を有するコンプレッサホイール17を収容して構成されている。また、タービン12は、タービン側ハウジング18内に、複数のタービン羽根19を有するタービンホイール20を収容して構成されている。タービン12は、内燃機関からの排気をタービン羽根19で受け、タービンホイール20を回転駆動させるように構成されている。
コンプレッサホイール17とタービンホイール20とは、ターボシャフト21により連結されており、コンプレッサホイール17が、タービンホイール20の回転により回転駆動されるように構成されている。これにより、ターボチャージャ10では、内燃機関からの排気により回転駆動させたタービンホイール20の回転に伴ってコンプレッサホイール17が回転駆動され、これにより吸気を圧縮して内燃機関へと送り込むように構成されている。
ターボシャフト21は、コンプレッサ側ハウジング15とタービン側ハウジング18とを連結する軸受ハウジング22に回転可能に支持されている。軸受ハウジング22には、ターボシャフト21の潤滑用および冷却用の潤滑油が供給される油路23が形成されており、油路23に供給される潤滑油による冷却効果により、タービン12側の熱がコンプレッサ11側に伝わることを抑制している。
本実施の形態では、コンプレッサ側ハウジング15と、コンプレッサ羽根16を含むコンプレッサホイール17とが、アルミニウム(またはアルミニウム合金)により構成されている。
図2に示すように、コンプレッサホイール17は、先端側(吸気の流入側、図示上側)から基端側(吸気の排出側、図示下側)にかけて徐々に径が大きくなるように湾曲した側面を有する基体17aの側面に、軸方向に対して傾斜するように複数のコンプレッサ羽根16を一体に形成して構成されている。基体17aの中心部には、ターボシャフト21が挿入され連結される貫通孔17bが形成されている。
(ターボ用回転センサの説明)
ターボチャージャ10には、ターボチャージャ10の回転速度(コンプレッサホイール17の回転速度)を検出するターボ用回転センサ1が搭載されている。
ターボ用回転センサ1は、コンプレッサ羽根16の少なくとも一部に設けられ、強磁性体を含む樹脂からなる被検出部2と、コンプレッサ側ハウジング15にコンプレッサ羽根16に臨むように設けられた電磁ピックアップ式(磁気ピックアップ式)のセンサ部3と、を備えている。
本実施の形態では、被検出部2は、鉄粉等の強磁性体の粉末を樹脂に混ぜ込んだものからなり、アルミニウムからなるコンプレッサ羽根16に、インサート成形により固定されている。被検出部2に用いる樹脂としては、コンプレッサ11の使用時の温度(例えば100〜200度)に耐えうる耐熱性を有するものを用いるとよく、例えば、ナイロンやPPS(ポリフェニレンサルファイド)、あるいは、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等のゴム材料を用いることができる。
被検出部2における強磁性体(強磁性体の粉末)の割合は、センサ部3とコンプレッサ羽根16(被検出部2)との距離や、強磁性体に用いる材料の透磁率等に応じて適宜調整すればよく、センサ部3で十分な誘導起電力の変化(詳細は後述する)が得られる程度の割合とすればよい。
被検出部2は、コンプレッサ側ハウジング15に設けられるセンサ部3と近接して配置されることが望ましいため、コンプレッサ側ハウジング15に近いコンプレッサ羽根16の外縁部に設けられることが望ましい。ここでは、コンプレッサ羽根16の基端側の外縁部に被検出部2を設けた場合を説明する。なお、被検出部2の軸方向における位置は特に限定するものではなく、センサ部3の位置(コンプレッサ側ハウジング15の形状)等に応じて適宜調整可能である。また、コンプレッサ羽根16の外縁全体に被検出部2を形成してもよい。
図3(a),(b)に示すように、インサート成形により被検出部2を設ける場合、コンプレッサ羽根16の外縁部に、開口に向かって徐々に幅が狭くなる(開口の幅が開口から離れた位置の幅よりも小さい)切欠き16aを設け、この切欠き16a全体と切欠き16aの周縁のコンプレッサ羽根16とを覆うように、インサート成形により被検出部2を形成するとよい。この場合、被検出部2は、コンプレッサ羽根16の厚さ方向に若干突出するように形成されることになる。このように構成することで、コンプレッサホイール17が高速回転した際に被検出部2がコンプレッサ羽根16から脱落してしまうことを抑制できる。なお、コンプレッサ羽根16の厚さは、例えば0.3mmである。
被検出部2の数は、コンプレッサホイール17の回転数を考慮し、電磁ピックアップ式のセンサ部3にて計測可能な数とすればよい。具体的な構成は後述するが、電磁ピックアップ式のセンサ部3では、渦電流損の影響により、約2万Hz以上の測定周波数(被検出部2のセンサ部3への近接・離間が1秒に2万回以上となる状態)での測定は困難となるのが一般的である。ここで、ターボチャージャ10におけるコンプレッサホイール17の最大回転数は一般に20万〜40万rpm程度であり、被検出部2を3つとした場合の測定周波数は最大2万Hz程度(40万/60×3)となる。よって、コンプレッサホイール17に設けられる被検出部2の数は、1つ以上3つ以下とすることが望ましいといえる。
例えば、コンプレッサ羽根16の全てに被検出部2を設けることも考えられるが、この場合、例えばコンプレッサ羽根16の数が12枚であるとすると、センサ部3での測定周波数は最大8万Hz程度(40万/60×12)となり、電磁ピックアップ式のセンサ部3による検出は困難になる。
また、被検出部2を設けることによるコンプレッサホイール17の偏心を抑制するために、1つ以上3つ以下の被検出部2を、コンプレッサホイール17の回転軸を中心とした周方向に等間隔に(コンプレッサホイール17の回転軸を中心とした回転対称の位置に)それぞれ設けることがより望ましい。
本実施の形態では、2つの被検出部2を、コンプレッサホイール17の回転軸を中心とした周方向に等間隔に(180度間隔で)設けている。ただし、これに限らず、3つの被検出部2を、コンプレッサホイール17の回転軸を中心とした周方向に等間隔に(120度間隔で)設けてもよい。また、被検出部2の数を1つまたは2つとする場合、鉄粉等の強磁性体の粉末を樹脂に混ぜ込んでいないダミー被検出部を被検出部2と回転対称の位置に設け、被検出部2を設けることによるコンプレッサホイール17の偏心を抑制するように構成してもよい。この場合、ダミー被検出部が、被検出部2を設けることによるコンプレッサホイール17の偏心を補正するための偏心補正部としての役割を果たすことになるが、偏心補正部は、例えばコンプレッサ羽根16の一部を厚くまたは薄く形成すること、あるいはコンプレッサ羽根16に貫通孔や切り欠きを形成することより、コンプレッサホイール17の偏心を補正するように構成されていてもよい。
なお、ここでは一例としてインサート成形により被検出部2を形成する場合を説明したが、これに限らず、例えば、強磁性体の粉末を混ぜ込んだゴム材料を、コンプレッサ羽根16の表面に焼き付けることで、被検出部2を形成してもよい。この場合、コンプレッサ羽根16の一方の面のみに被検出部2を形成してもよいし、コンプレッサ羽根16の両方の面に被検出部2を形成してもよい。また、強磁性体の粉末を混ぜ込んだゴム材料を焼き付ける位置は、コンプレッサ羽根16の外縁部を含むことが望ましい。焼き付けにより被検出部2を形成する場合、コンプレッサ羽根16の表面に強磁性体の粉末を混ぜ込んだゴム材料を配置した後に加熱しゴム材料を溶融させ、その後、冷却することでゴム材料を固まらせてコンプレッサ羽根16の表面に密着させ、被検出部2を形成するとよい。
図4に示すように、センサ部3は、永久磁石31と、永久磁石31からの磁束を通す鉄芯等の棒状の磁路形成部材32と、磁路形成部材32の周囲に形成されたコイル33と、コイル33に発生した誘導起電力を測定する電圧検出部34と、を備えている。なお、図4に示すセンサ部3の構成はあくまで一例であり、センサ部3の具体的な構成はこれに限定されるものではない。
磁路形成部材32における永久磁石31と反対側の端部に強磁性体(ここでは被検出部2)が近づいたり離れたりすると、コイル33内の磁界が変化し、コイル33の両端に誘導起電力が発生する。よって、この誘導起電力の変化を電圧検出部34により検出することで、コンプレッサ羽根16に設けられた被検出部2のセンサ部3への近接・離間を検出し、ターボチャージャ10の回転速度(コンプレッサホイール17の回転速度)を検出することが可能になる。
電磁ピックアップ式のセンサ部3は、電源が不要であり、共振回路等も不要であるため、従来用いられている渦電流センサと比較して構成が簡単であり、非常に低コストである。
図1に戻り、センサ部3は、コンプレッサ側ハウジング15に取り付けられている。本実施の形態では、センサ部3は、コンプレッサ側ハウジング15の外面にコンプレッサ側ハウジング15を貫通しないように形成されたセンサ穴15aに収容されている。センサ部3は、磁路形成部材32の永久磁石31と反対側の端部をコンプレッサ羽根16(被検出部2)に臨ませるようにして、センサ穴15a内に配置される。
コンプレッサ側ハウジング15およびコンプレッサ羽根16はアルミニウムからなり、空気と略同じ透磁率であるため、コンプレッサ側ハウジング15を介してセンサ部3とコンプレッサ羽根16(被検出部2)とを対向させても、コンプレッサ側ハウジング15による影響を受けずに精度よくターボチャージャ10の回転速度を検出することが可能である。
本実施の形態では、センサ部3を配置するためにコンプレッサ側ハウジング15に貫通孔を形成する必要がないため、貫通孔を形成することによる吸気の気流の乱れを抑制することが可能であり、また、センサ部3の周囲にシール機構を設ける必要もなくなるので低コストである。
また、本実施の形態では、コンプレッサ羽根16に臨むようにセンサ部3を設けているため、センサ部3が、排気により高温となるタービン12から離れた位置(コンプレッサホイール17の基端部よりもタービン12から離れた位置)に配置されることになり、センサ部3がタービン12の熱の影響を受けにくくなる。
センサ部3とコンプレッサ羽根16(被検出部2)間の距離は、例えば、1mm以上2mm以下とすればよい。また、センサ部3とコンプレッサ羽根16(被検出部2)間に介在するコンプレッサ側ハウジング15の厚さは、例えば、1mm以上2mm以下とすればよい。これは、コンプレッサ側ハウジング15の厚さが1mm未満であると十分な機械的強度が得られないおそれがあり、2mmを超えるとセンサ部3とコンプレッサ羽根16(被検出部2)間の距離が大きくなり過ぎ、感度が低下するおそれがあるためである。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係るターボ用回転センサ1では、ターボチャージャ10に備えられたコンプレッサ11のコンプレッサ羽根16の少なくとも一部に設けられ、強磁性体を含む樹脂からなる被検出部2と、コンプレッサ側ハウジング15にコンプレッサ羽根16に臨むように設けられた電磁ピックアップ式のセンサ部3と、を備えている。
このように構成することで、コンプレッサ側ハウジング15に貫通孔を形成せずとも、精度よくターボチャージャ10の回転速度を検出することが可能となる。また、電磁ピックアップ式のセンサ部3は、従来用いられていた渦電流センサと比較して安価であり、センサ部3の周囲にシール機構を設ける必要もなくなるため、低コスト化が可能になる。つまり、本実施の形態によれば、精度よくターボチャージャ10の回転速度を検出可能であり、かつ低コストなターボ用回転センサ1を実現できる。
なお、コンプレッサ羽根16全体(あるいはコンプレッサホイール17全体)を鉄等の強磁性体で構成することも考えられるが、この場合、コンプレッサホイール17の重量が増加し、ターボチャージャ10の性能劣化につながってしまう。本実施の形態のように、強磁性体を含む樹脂からなる被検出部2をコンプレッサ羽根16に設ける構成とすることで、コンプレッサホイール17の重量を増加させることなく、安価な電磁ピックアップ式のセンサ部3を用いたターボチャージャ10の回転速度の検出が可能になる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]車両に搭載されたターボチャージャ(10)の回転速度を検出するターボ用回転センサ(1)であって、前記ターボチャージャ(10)に備えられたコンプレッサ(11)のコンプレッサ羽根(16)の少なくとも一部に設けられ、強磁性体を含む樹脂からなる被検出部(2)と、前記コンプレッサ(11)のハウジング(15)に前記コンプレッサ羽根(16)に臨むように設けられた電磁ピックアップ式のセンサ部(3)と、を備えた、ターボ用回転センサ(1)。
[2]前記ハウジング(15)がアルミニウムからなり、前記センサ部(3)は、前記ハウジング(15)の外面に前記ハウジング(15)を貫通しないように形成されたセンサ穴(15a)に収容されている、[1]に記載のターボ用回転センサ(1)。
[3]前記被検出部(2)は、前記コンプレッサ羽根(16)の外縁部に設けられている、[1]または[2]に記載のターボ用回転センサ(1)。
[4]前記被検出部(2)は、強磁性体を含む樹脂をインサート成形により前記コンプレッサ羽根(16)に設けて形成されている、[1]乃至[3]の何れか1項に記載のターボ用回転センサ(1)。
[5]前記被検出部(2)は、強磁性体を含むゴムを前記コンプレッサ羽根(16)の表面に焼き付けて形成されている、[1]乃至[3]の何れか1項に記載のターボ用回転センサ(1)。
[6]前記被検出部(2)は、強磁性体の粉末を樹脂に混ぜ込んだものからなる、[1]乃至[5]の何れか1項に記載のターボ用回転センサ(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、インサート成形や焼き付けにより被検出部2を形成する場合を説明したが、これに限らず、例えば、予め強磁性体を含む樹脂からなる被検出部2を成型により形成しておき、この被検出部2をコンプレッサ羽根16に取り付けるように構成してもよい。
1…ターボ用回転センサ
2…被検出部
3…センサ部
10…ターボチャージャ
11…コンプレッサ
12…タービン
13…吸気通路
14…排気通路
15…コンプレッサ側ハウジング(ハウジング)
15a…センサ穴
16…コンプレッサ羽根
17…コンプレッサホイール
18…タービン側ハウジング
19…タービン羽根
20…タービンホイール
21…ターボシャフト
22…軸受ハウジング

Claims (6)

  1. 車両に搭載されたターボチャージャの回転速度を検出するターボ用回転センサであって、
    前記ターボチャージャに備えられたコンプレッサのコンプレッサ羽根の少なくとも一部に設けられ、強磁性体を含む樹脂からなる被検出部と、
    前記コンプレッサのハウジングに前記コンプレッサ羽根に臨むように設けられた電磁ピックアップ式のセンサ部と、を備えた、
    ターボ用回転センサ。
  2. 前記ハウジングがアルミニウムからなり、
    前記センサ部は、前記ハウジングの外面に前記ハウジングを貫通しないように形成されたセンサ穴に収容されている、
    請求項1に記載のターボ用回転センサ。
  3. 前記被検出部は、前記コンプレッサ羽根の外縁部に設けられている、
    請求項1または2に記載のターボ用回転センサ。
  4. 前記被検出部は、強磁性体を含む樹脂をインサート成形により前記コンプレッサ羽根に設けて構成されている、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のターボ用回転センサ。
  5. 前記被検出部は、強磁性体を含むゴムを前記コンプレッサ羽根の表面に焼き付けて形成されている、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のターボ用回転センサ。
  6. 前記被検出部は、強磁性体の粉末を樹脂に混ぜ込んだものからなる、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載のターボ用回転センサ。
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