JP5720961B2 - 位置検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検出対象の位置を検出する位置検出装置に関する。
従来、磁石等の磁束発生手段を用い、基準部材に対し相対移動する検出対象の位置を検出する位置検出装置が知られている。例えば特許文献1に記載された位置検出装置では、2つの磁石および2つの磁束伝達部が基準部材に設けられている。ここで、2つの磁石は、磁極が2つの磁束伝達部の両端部に挟まれている。2つの磁束伝達部間に形成された隙間には、一方の磁束伝達部から他方の磁束伝達部に向かって漏洩磁束が流れている。磁束密度検出手段は、2つの磁束伝達部間の隙間を検出対象とともに移動し、通過する磁束の密度に応じた信号を出力する。これにより、位置検出装置は、磁束密度検出手段から出力される信号に基づき、基準部材に対する検出対象の位置を検出する。
特開平10−104044号公報
特許文献1の位置検出装置では、磁石の周囲に、一方の磁極から他方の磁極に向かって磁束が飛ぶようにして流れている。そのため、2つの磁束伝達部間の隙間の端部、すなわち、磁石近傍では、磁束密度検出手段を通過する磁束の密度の絶対値が急激に大きくなる。これにより、磁束密度検出手段から出力される信号の直線性が悪化し、検出対象の移動範囲の端部における位置の検出精度が低下するおそれがある。
そこで、特許文献1の位置検出装置では、2つの磁束伝達部の両端部にバイパスヨークを設けることにより、磁石の一方の磁極から他方の磁極に飛ぶ磁束を、強制的にバイパスヨークに流している。これにより、2つの磁束伝達部間の隙間の端部における磁束密度の絶対値の急激な上昇を抑え、磁束密度検出手段から出力される信号の直線性を、検出対象の移動範囲内の広範囲に亘って確保している。
しかしながら、特許文献1の位置検出装置では、バイパスヨークが2つの磁束伝達部の端部および磁石に接触するようにして設けられているため、磁石から発生した磁束はバイパスヨークに多くが流れ、2つの磁束伝達部に流れる磁束の量が減少するおそれがある。磁束伝達部に流れる磁束の量が減少すると、磁束伝達部間を流れる漏洩磁束の量も少なくなる。この場合、磁束密度検出手段が検出する磁束密度のダイナミックレンジが小さくなり、位置検出装置による位置検出精度が低下するおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁束密度検出手段が検出する磁束密度のダイナミックレンジが大きく、かつ、検出対象の移動範囲内の広範囲に亘って位置検出精度が高い位置検出装置を提供することにある。
本発明は、基準部材に対し相対移動する検出対象の位置を検出する位置検出装置であって、第1磁束伝達部と第2磁束伝達部と第1磁束発生手段と第2磁束発生手段と磁束密度検出手段と第3磁束伝達部と第4磁束伝達部とを備えている。
第1磁束伝達部は、検出対象または基準部材の一方に設けられる。第2磁束伝達部は、第1磁束伝達部との間に隙間を形成するよう検出対象または基準部材の一方に設けられる。
第1磁束発生手段は、第1磁束伝達部の一端と第2磁束伝達部の一端との間に設けられる。これにより、第1磁束発生手段から発生した磁束は、第1磁束伝達部または第2磁束伝達部の一端から第1磁束伝達部または第2磁束伝達部の他端へ伝達される。
第2磁束発生手段は、第1磁束伝達部の他端と第2磁束伝達部の他端との間に設けられる。これにより、第2磁束発生手段から発生した磁束は、第1磁束伝達部または第2磁束伝達部の他端から第1磁束伝達部または第2磁束伝達部の一端へ伝達される。
磁束密度検出手段は、第1磁束伝達部と第2磁束伝達部との間の隙間において検出対象または基準部材の一方に対し相対移動可能なよう検出対象または基準部材の他方に設けられる。磁束密度検出手段は、通過する磁束の密度に応じた信号を出力する。ここで、磁束密度検出手段を主に通過する磁束は、第1磁束伝達部と第2磁束伝達部との間の隙間を、第1磁束伝達部から第2磁束伝達部へ、または、第2磁束伝達部から第1磁束伝達部へ流れる漏洩磁束である。
上記構成により、位置検出装置は、磁束密度検出手段が出力した信号に基づき、基準部材に対する検出対象の位置を検出することができる。
第3磁束伝達部は、第1磁束伝達部、第2磁束伝達部および第1磁束発生手段に非接触の状態で第1磁束伝達部の一端と第2磁束伝達部の一端との間に設けられ、かつ、前記検出対象または前記基準部材の一方に設けられる。これにより、第1磁束発生手段の一方の磁極から他方の磁極へ飛ぶ磁束を、強制的に第3磁束伝達部に流す(第3磁束伝達部を伝達するようにする)ことができる。
第4磁束伝達部は、第1磁束伝達部、第2磁束伝達部および第2磁束発生手段に非接触の状態で第1磁束伝達部の他端と第2磁束伝達部の他端との間に設けられ、かつ、前記検出対象または前記基準部材の一方に設けられる。これにより、第2磁束発生手段の一方の磁極から他方の磁極へ飛ぶ磁束を、強制的に第4磁束伝達部に流す(第4磁束伝達部を伝達するようにする)ことができる。
第3磁束伝達部および第4磁束伝達部により、第1磁束伝達部と第2磁束伝達部との間の隙間の長手方向の端部における磁束密度の絶対値の急激な上昇を抑え、磁束密度検出手段から出力される信号の直線性を、検出対象の移動範囲内の広範囲に亘って確保することができる。そのため、検出対象の移動範囲内の広範囲に亘って位置検出精度が高い。
また、本発明では、第3磁束伝達部および第4磁束伝達部は、第1磁束伝達部、第2磁束伝達部、第1磁束発生手段および第2磁束発生手段に非接触の状態で設けられる。そのため、第3磁束伝達部および第4磁束伝達部が第1磁束伝達部、第2磁束伝達部、第1磁束発生手段および第2磁束発生手段に接触した状態で設けられる場合と比べ、第1磁束発生手段および第2磁束発生手段から発生した磁束が第3磁束伝達部および第4磁束伝達部に流れる量を抑えることができる。これにより、第1磁束伝達部および第2磁束伝達部へ流れる磁束の量の減少を抑制することができる。その結果、第1磁束伝達部と第2磁束伝達部との間の漏洩磁束の減少を抑制することができ、磁束密度検出手段が検出する磁束密度のダイナミックレンジの低下を抑制することができる。
このように、本発明では、磁束密度検出手段が検出する磁束密度のダイナミックレンジの低下を抑えつつ、検出対象の移動範囲内の広範囲に亘って位置検出精度を高くすることができる。
本発明の第1実施形態による位置検出装置およびアクチュエータを示す模式的断面図。 (A)は図1のII−II線断面図、(B)は第2磁束伝達部、第1モールド部および第2モールド部を第1仮想円弧の径方向外側から見た図。 本発明の第1実施形態による位置検出装置の第2磁束発生手段近傍を示す部分断面図。 本発明の第1実施形態および比較例の磁束密度検出手段により検出される磁束密度と基準部材に対する検出対象の位置との関係を示す図。 比較例1の第2磁束発生手段近傍を示す部分断面図。 比較例2の第2磁束発生手段近傍を示す部分断面図。 本発明の第2実施形態による位置検出装置を示す模式的断面図。
以下、本発明の複数の実施形態による位置検出装置、および、これを用いたアクチュエータを図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による位置検出装置、および、これを用いたアクチュエータを図1、2に示す。
アクチュエータ1は、例えば図示しない車両のスロットルバルブを駆動する駆動源として用いられる。アクチュエータ1は、モータ2、ハウジング5、カバー6、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)11、回転体12および位置検出装置10等を備えている。
図1に示すように、モータ2は、出力軸3およびモータ端子4等を有している。モータ2には、モータ端子4を経由して電力が供給される。これによりモータ2が回転駆動する。モータ2の回転は、出力軸3から出力される。出力軸3は、例えば図示しないギア等を経由してスロットルバルブに接続される。そのため、モータ2が回転駆動することにより、スロットルバルブが回転する。
ハウジング5は、例えば樹脂により有底筒状に形成され、内側にモータ2を収容している。
カバー6は、例えば樹脂により有底筒状に形成され、底部に形成された穴部7に出力軸3が挿通した状態で、開口部がハウジング5の開口部に当接するよう設けられている。これにより、カバー6とモータ2との間に空間100が形成されている。
カバー6は、筒部から径方向外側へ筒状に延びるコネクタ8を有している。コネクタ8の内側には、モータ端子4の端部が露出している。コネクタ8には、ECU11に接続するワイヤーハーネスの端部が接続される。これにより、図示しないバッテリからの電力がECU11、ワイヤーハーネスおよびモータ端子4を経由してモータ2に供給される。
ECU11は、例えば演算手段としてのCPU、記憶手段としてのROMおよびRAM、ならびに、入出力手段等を備えた小型のコンピュータである。ECU11は、車両の各部に取り付けられたセンサからの信号等に基づき、車両に搭載された各種装置類の作動を制御する。
ECU11は、例えばアクセルペダルの開度信号等に基づき、モータ2に供給する電力を制御する。モータ2に電力が供給されると、モータ2が回転し、スロットルバルブが回転する。これにより、スロットルバルブが吸気通路を開閉し、吸気通路を流れる吸気の量が調整される。なお、本実施形態では、ECU11は、例えばISC(アイドルスピードコントロール)機能により、アクセルペダルの開度信号にかかわらず、モータ2への電力の供給を制御する場合がある。
回転体12は、例えば樹脂により円板状に形成され、空間100に設けられている。回転体12は、中心を出力軸3が貫いた状態で出力軸3に固定されている。これにより、出力軸3が回転すると、回転体12は出力軸3とともに回転する。出力軸3とスロットルバルブとは例えばギア等により接続されているため、回転体12の回転位置は、スロットルバルブの回転位置に対応している。
本実施形態では、位置検出装置10は、カバー6に対し相対回転移動する回転体12の回転位置を検出する。そのため、位置検出装置10により、カバー6に対し相対回転移動する回転体12の回転位置を検出すれば、スロットルバルブの回転位置を検出でき、スロットルバルブの開度を検出することができる。よって、位置検出装置10をスロットルポジションセンサとして用いることができる。
図1、2に示すように、位置検出装置10は、第1磁束伝達部20、第2磁束伝達部30、第1磁束発生手段としての磁石40、第2磁束発生手段としての磁石50、磁束密度検出手段としてのホールIC60、第3磁束伝達部45、第4磁束伝達部55、第1モールド部46、第2モールド部56、第1集磁部70、および、第2集磁部80等を備えている。
第1磁束伝達部20は、例えばケイ素鋼等、透磁率が比較的高い材料により形成されている。第1磁束伝達部20は、回転体12に形成された円弧状の穴部13に設けられている。第1磁束伝達部20は、本体21、一端部22および他端部23を有している。本体21は、長手方向が、回転体12の回転中心Oを中心とする第1仮想円弧C1に沿う形状に形成されている(図2参照)。一端部22は、本体21の一端から第1仮想円弧C1の径方向外側へ延びるよう形成されている。他端部23は、本体21の他端から第1仮想円弧C1の径方向外側へ延びるよう形成されている。
第2磁束伝達部30は、第1磁束伝達部20と同様、例えばケイ素鋼等、透磁率が比較的高い材料により形成されている。第2磁束伝達部30は、回転体12に形成された穴部13に設けられている。第2磁束伝達部30は、本体31、一端部32および他端部33を有している。本体31は、長手方向が、回転体12の回転中心Oを中心とし第1仮想円弧C1より半径が大きい第2仮想円弧C2に沿う形状に形成されている(図2参照)。一端部32は、本体31の一端から第2仮想円弧C2の径方向内側へ延びるよう形成されている。他端部33は、本体31の他端から第2仮想円弧C2の径方向内側へ延びるよう形成されている。
図1、2に示すように、第1磁束伝達部20および第2磁束伝達部30は、本体21と本体31とが第1仮想円弧C1の径方向で対向するよう回転体12の穴部13に設けられている。これにより、第1磁束伝達部20の本体21と第2磁束伝達部30の本体31との間に円弧状の隙間101が形成されている(図2参照)。
磁石40は、例えばネオジム磁石等の永久磁石である。磁石40は、一端に磁極41を有し、他端に磁極42を有している。磁石40は、磁極41側がN極となるよう、磁極42側がS極となるよう着磁されている。磁石40は、磁極41が第1磁束伝達部20の一端部22に当接するよう、磁極42が第2磁束伝達部30の一端部32に当接するよう、一端部22と一端部32との間に設けられている。これにより、磁石40の磁極41から発生した磁束は、第1磁束伝達部20の一端部22から本体21を経由して他端部23へ伝達される。
磁石50は、磁石40と同様、例えばネオジム磁石等の永久磁石である。磁石50は、一端に磁極51を有し、他端に磁極52を有している。磁石50は、磁極51側がN極となるよう、磁極52側がS極となるよう着磁されている。磁石50は、磁極51が第2磁束伝達部30の他端部33に当接するよう、磁極52が第1磁束伝達部20の他端部23に当接するよう、他端部33と他端部23との間に設けられている。これにより、磁石50の磁極51から発生した磁束は、第2磁束伝達部30の他端部33から本体31を経由して一端部32へ伝達される。
ここで、隙間101を第1磁束伝達部20から第2磁束伝達部30へ、または、第2磁束伝達部30から第1磁束伝達部20へ漏洩磁束が流れている。
なお、本実施形態では、磁石40と磁石50とは、体格、種類、材料組成および着磁調整の仕方が同じ永久磁石である。そのため、隙間101の長手方向の中心と磁石40との間では第1磁束伝達部20から第2磁束伝達部30へ漏洩磁束が流れ、隙間101の長手方向の中心と磁石50との間では第2磁束伝達部30から第1磁束伝達部20へ漏洩磁束が流れる。ここで、隙間101の長手方向において、磁石40または磁石50に近い位置ほど、磁束密度の絶対値が大きくなる。また、隙間101の長手方向の中心では磁束密度が0になる。
また、磁石40の周囲には、磁極41から磁極42に磁束が飛ぶようにして流れている。また、磁石50の周囲には、磁極51から磁極52に磁束が飛ぶようにして流れている。
ホールIC60は、信号出力素子としてのホール素子61、封止体62、および、センサ端子63等を有している。ホール素子61は、通過する磁束の密度に応じた信号を出力する。封止体62は、例えば樹脂により矩形の板状に形成されている。センサ端子63は、一端がホール素子61に接続している。封止体62は、ホール素子61の全部、および、センサ端子63の一端側を覆っている。ここで、ホール素子61は、封止体62の中央に位置している。
ホールIC60の封止体62およびセンサ端子63の一端側は、モールド部9によりモールドされている。モールド部9は、例えば樹脂により四角柱状に形成されている。ホールIC60の封止体62は、モールド部9の一端側に位置するようモールドされている。
モールド部9は、一端が隙間101に位置するよう、かつ、他端がカバー6の底部に接続するよう、カバー6に設けられている。これにより、ホールIC60は、第1磁束伝達部20と第2磁束伝達部30との間の隙間101において、回転体12に対し相対回転移動可能である。ここで、カバー6およびモールド部9は特許請求の範囲における「基準部材」に対応し、回転体12は特許請求の範囲における「検出対象」に対応している。
ホールIC60のセンサ端子63は、他端がカバー6のコネクタ8の内側に露出するよう、カバー6にインサート成形されている。そのため、ECU11に接続するワイヤーハーネスの端部がコネクタ8に接続されると、ホールIC60のホール素子61とECU11とが接続される。これにより、ホール素子61からの信号がECU11に伝達される。
ここで、ホールIC60のホール素子61を主に通過する磁束は、第1磁束伝達部20と第2磁束伝達部30との間の隙間101を、第1磁束伝達部20から第2磁束伝達部30へ、または、第2磁束伝達部30から第1磁束伝達部20へ流れる漏洩磁束である。
上述のように、本実施形態では、隙間101の長手方向の中心と磁石40との間では第1磁束伝達部20から第2磁束伝達部30へ漏洩磁束が流れ、隙間101の長手方向の中心と磁石50との間では第2磁束伝達部30から第1磁束伝達部20へ漏洩磁束が流れる。また、隙間101の長手方向において、磁石40または磁石50に近い位置ほど、磁束密度の絶対値が大きくなる。
そのため、例えば第2磁束伝達部30から第1磁束伝達部20へ漏洩磁束が流れる方向を負の向きとすると、ホールIC60の位置が隙間101の磁石50付近から磁石40付近へ相対回転移動すると、負の値から正の値へと磁束密度が単調増加するため、任意の回転位置に対して磁束密度の値が一意に決まり、それに応じてホールIC60からの出力も、回転位置に対して一意に決まる。
上記構成により、ECU11は、ホールIC60が出力した信号に基づき、カバー6に対する回転体12の回転位置を検出することができる。これにより、スロットルバルブの回転位置および開度を検出することができる。
第1集磁部70は、例えばパーマロイ合金等、透磁率が比較的高い材料により、6面体状に形成されている。第1集磁部70は、所定の面71がホールIC60の封止体62の第1磁束伝達部20側の面の中央に当接または対向した状態でモールド部9にモールドされるよう、モールド部9の一端に設けられている。第1集磁部70の面71とは反対側の面72は、第1磁束伝達部20の本体21に対向している。
第2集磁部80は、第1集磁部70と同様、例えばパーマロイ合金等、透磁率が比較的高い材料により、6面体状に形成されている。第2集磁部80は、所定の面81がホールIC60の封止体62の第2磁束伝達部30側の面の中央に当接または対向した状態でモールド部9にモールドされるよう、モールド部9の一端に設けられている。第2集磁部80の面81とは反対側の面82は、第2磁束伝達部30の本体31に対向している。
このように、第1集磁部70と第2集磁部80とは、ホールIC60を間に挟み、第1磁束伝達部20と第2磁束伝達部30とが対向する方向と同じ方向で対向するよう設けられている。これにより、第1磁束伝達部20と第2磁束伝達部30との間の隙間101を流れる漏洩磁束を集中してホールIC60に流す(通過させる)ことができる。
第3磁束伝達部45は、第1磁束伝達部20および第2磁束伝達部30と同様、例えばケイ素鋼等、透磁率が比較的高い材料により形成されている。第3磁束伝達部45は、例えば板状に形成され、面方向が第1仮想円弧C1の径方向に沿うよう、かつ、第1磁束伝達部20、第2磁束伝達部30および磁石40に非接触の状態で本体21の一端と本体31の一端との間に設けられている(図2参照)。
第4磁束伝達部55は、第3磁束伝達部45と同様、例えばケイ素鋼等、透磁率が比較的高い材料により形成されている。第4磁束伝達部55は、例えば板状に形成され、面方向が第1仮想円弧C1の径方向に沿うよう、かつ、第1磁束伝達部20、第2磁束伝達部30および磁石50に非接触の状態で本体21の他端と本体31の他端との間に設けられている(図2参照)。
第1モールド部46は、例えば樹脂により形成され、第1磁束伝達部20の一端部22、第2磁束伝達部30の一端部32、および、第3磁束伝達部45をモールドするよう設けられている。
第2モールド部56は、例えば樹脂により形成され、第1磁束伝達部20の他端部23、第2磁束伝達部30の他端部33、および、第4磁束伝達部55をモールドするよう設けられている。
上記構成により、図3に示すように、磁石50の周囲を磁極51から磁極52へ飛ぶようにして流れる磁束f2は、第4磁束伝達部55を流れる。同様に、磁石40の周囲を磁極41から磁極42へ飛ぶようにして流れる磁束は、第3磁束伝達部45を流れる。つまり、磁石40の磁極41から磁極42へ飛ぶ磁束、および、磁石50の磁極51から磁極52へ飛ぶ磁束を、強制的に第3磁束伝達部45または第4磁束伝達部55に流す(第3磁束伝達部45または第4磁束伝達部55を伝達するようにする)ことができる。
ここで、第4磁束伝達部55の板厚t1は、磁束f2が飽和しない程度に設定されている。また、第4磁束伝達部55と磁石50、他端部23および他端部33との距離g1、ならびに、第4磁束伝達部55と本体21または本体31との距離g2は、磁石50の磁極51から他端部33、本体31、第2集磁部80、ホールIC60、第1集磁部70、本体21および他端部23を経由して磁極52へ流れる磁束f1が所定値以上となるよう設定されている。また、第2モールド部56とモールド部9との距離g3は、回転体12がモールド部9に対し検出可能範囲の端部に位置するとき、第2モールド部56とモールド部9とが干渉しない程度に設定されている。第3磁束伝達部45および第1モールド部46も、第4磁束伝達部55および第2モールド部56と同様に設定されている。
本実施形態では、ホールIC60により検出される磁束密度は、図4に示すL1のとおりとなる。隙間101の磁石40近傍および磁石50近傍には、第1磁束伝達部20と第2磁束伝達部30との間を流れる漏洩磁束に加え、磁石40の磁極41から磁極42へ飛ぶ磁束、および、磁石50の磁極51から磁極52へ飛ぶ磁束が流れている。そのため、L1は、端部に向かうほど絶対値の変化率が大きくなる。ただし、本実施形態では、磁石40の磁極41から磁極42へ飛ぶ磁束、および、磁石50の磁極51から磁極52へ飛ぶ磁束のうちある程度は、第3磁束伝達部45または第4磁束伝達部55を流れるため、L1は、端部側の絶対値の変化率の上昇が抑えられ、理想直線(図4に破線で示すL0)に近い形状となる。ここで、理想直線とは、位置の変化に応じて磁束密度が直線的に変化することを示す直線である。磁束密度と位置との関係を示す線が理想直線に近い程、スロットルバルブの移動範囲内の広範囲に亘り位置検出精度を向上することができる。
なお、本実施形態では、磁束密度と回転体12の可動範囲(スロットルバルブの全閉位置から全開位置までの範囲)との関係は、図4に示すとおりである。このように、本実施形態では、L1の直線性が比較的良好な範囲において回転体12の位置検出を行う。
ここで、比較例1、2による位置検出装置を示すことで、比較例1、2に対する本実施形態の有利な点を明らかにする。
図5に示すように、比較例1では、第4磁束伝達部55および第2モールド部56を備えていない。また、第3磁束伝達部45および第1モールド部46を備えていない。そのため、磁石50の周囲を磁極51から磁極52へ飛ぶようにして流れる磁束f2は、第1実施形態と比べ、よりホールIC60に近い位置を流れる。また、磁石40の周囲を磁極41から磁極42へ飛ぶようにして流れる磁束も、第1実施形態と比べ、よりホールIC60に近い位置を流れる。そのため、比較例1のホールIC60により検出される磁束密度は、図4に一点鎖線で示すL2のとおりとなる。このように、L2は、L1と比べ、特に端部側が理想直線L0から大きく外れた形状となっている。そのため、比較例1では、特にスロットルバルブの全閉位置近傍および全開位置近傍において、位置検出精度が低下するおそれがある。
図6に示すように、比較例2では、第4磁束伝達部55は、第1磁束伝達部20の他端部23、第2磁束伝達部30の他端部33および磁石50に接触した状態で設けられている。第3磁束伝達部45は、第1磁束伝達部20の一端部22、第2磁束伝達部30の一端部32および磁石40に接触した状態で設けられている。そのため、磁石50の周囲を磁極51から磁極52へ飛ぶようにして流れる磁束f2の大部分が第4磁束伝達部55を流れる。また、磁石40の周囲を磁極41から磁極42へ飛ぶようにして流れる磁束も大部分が第3磁束伝達部45を流れる。そのため、比較例2のホールIC60により検出される磁束密度は、図4に二点鎖線で示すL3のとおりとなる。このように、L3は、L1やL0と比べ、磁束密度の絶対値が小さいことを示す形状になっている。つまり、比較例2では、第1実施形態と比べ、ホールIC60が検出する磁束密度のダイナミックレンジが小さいといえる。
以上より、第1実施形態は、比較例1と比べ、回転体12(スロットルバルブ)の移動範囲内の広範囲に亘って位置検出精度が高く、比較例2と比べ、ホールIC60が検出する磁束密度のダイナミックレンジが大きいことがわかる。
以上説明したように、本実施形態では、第3磁束伝達部45および第4磁束伝達部55により、第1磁束伝達部20と第2磁束伝達部30との間の隙間101の長手方向の端部における磁束密度の絶対値の急激な上昇を抑え、ホールIC60から出力される信号の直線性を、回転体12(スロットルバルブ)の移動範囲内の広範囲に亘って確保することができる。そのため、回転体12の移動範囲内の広範囲に亘って位置検出精度が高い。
また、本実施形態では、第3磁束伝達部45および第4磁束伝達部55は、第1磁束伝達部20、第2磁束伝達部30、磁石40および磁石50に非接触の状態で設けられる。そのため、第3磁束伝達部45および第4磁束伝達部55が第1磁束伝達部20、第2磁束伝達部30、磁石40および磁石50に接触した状態で設けられる場合(比較例2)と比べ、磁石40および磁石50から発生した磁束が第3磁束伝達部45および第4磁束伝達部55に流れる量を抑えることができる。これにより、第1磁束伝達部20および第2磁束伝達部30へ流れる磁束の量の減少を抑制することができる。その結果、第1磁束伝達部20と第2磁束伝達部30との間の漏洩磁束の減少を抑制することができ、ホールIC60が検出する磁束密度のダイナミックレンジの低下を抑制することができる。
このように、本実施形態では、ホールIC60が検出する磁束密度のダイナミックレンジの低下を抑えつつ、回転体12(スロットルバルブ)の移動範囲内の広範囲に亘って位置検出精度を高くすることができる。
また、本実施形態では、第1モールド部46は、第1磁束伝達部20の一端部22、第2磁束伝達部30の一端部32、および、第3磁束伝達部45をモールドするよう設けられている。また、第2モールド部56は、第1磁束伝達部20の他端部23、第2磁束伝達部30の他端部33、および、第4磁束伝達部55をモールドするよう設けられている。第1モールド部46および第2モールド部56により、第3磁束伝達部45および第4磁束伝達部55を第1磁束伝達部20、第2磁束伝達部30、磁石40および磁石50に非接触の状態に保ちつつ、磁石40および磁石50を保護することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による位置検出装置を図7に示す。第2実施形態は、第1磁束伝達部および第2磁束伝達部の形状等が第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、検出対象としての移動体110は、例えば車両の変速機のシフトを切り替えるマニュアルバルブに取り付けられる。マニュアルバルブは、軸方向に直線状に移動し、変速機のシフトを切り替える。モールド部9は、マニュアルバルブ近傍のマニュアルバルブとは別部材に固定される。すなわち、移動体110は、基準部材としてのモールド部9に対し直線状に相対移動する。
本実施形態では、位置検出装置は、モールド部9に対し直線状に相対移動する移動体110の位置を検出する。これにより、マニュアルバルブの位置を検出でき、変速機の実際のシフト位置を検出することができる。このように、位置検出装置をストロークセンサ(直線変位センサ)として用いることができる。
図7に示すように、本実施形態では、第1磁束伝達部24は、移動体110に形成された長方形状の穴部111に設けられている。第1磁束伝達部24は、本体25、一端部26および他端部27を有している。本体24は、移動体110の相対移動方向に延びる仮想直線Sに対し平行となる形状に形成されている。一端部26は、本体25の一端から仮想直線Sに対し略垂直に延びるよう形成されている。他端部27は、本体25の他端から一端部26と同じ方向に延びるよう形成されている。
第2磁束伝達部34は、移動体110の穴部111に設けられている。第2磁束伝達部34は、本体35、一端部36および他端部37を有している。本体35は、本体25と同様、仮想直線Sに対し平行となる形状に形成されている。一端部36は、本体35の一端から仮想直線Sに対し略垂直に延びて一端部26に対向するよう形成されている。他端部37は、本体35の他端から一端部36と同じ方向に延びるよう形成されている。
図7に示すように、第1磁束伝達部24および第2磁束伝達部34は、本体25と本体35とが仮想直線Sに垂直な方向で対向するよう移動体110の穴部111に設けられている。これにより、第1磁束伝達部24の本体25と第2磁束伝達部34の本体35との間に長方形状の隙間102が形成されている。
第2実施形態は、上述した点以外の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態では、ホールIC60により検出される磁束密度は、図4の「回転位置(θ)」を移動体110の相対移動方向の「位置」と読み替えれば、概ね図4に示すL1のとおりとなる。
本実施形態においても、第3磁束伝達部45および第4磁束伝達部55が設けられているため、ホールIC60が検出する磁束密度のダイナミックレンジの低下を抑えつつ、移動体110(マニュアルバルブ)の移動範囲内の広範囲に亘って位置検出精度を高くすることができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、第3磁束伝達部および第4磁束伝達部を、第1磁束伝達部、第2磁束伝達部、第1磁束発生手段および第2磁束発生手段に非接触の状態で、第1磁束伝達部の一端と第2磁束伝達部の一端との間、ならびに、第1磁束伝達部の他端と第2磁束伝達部の他端との間に設けることができるのであれば、第1モールド部および第2モールド部を備えていなくてもよい。
また、上述の実施形態では、第1磁束伝達部、第2磁束伝達部、第1磁束発生手段および第2磁束発生手段を検出対象に設け、磁束密度検出手段を基準部材に設ける例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、第1磁束伝達部、第2磁束伝達部、第1磁束発生手段および第2磁束発生手段を基準部材に設け、磁束密度検出手段を検出対象に設けることとしてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第1磁束伝達部および第2磁束伝達部の両端部間に設けられる磁石を、それぞれの磁極が上述の実施形態とは反対になるように設けてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、モータは、回転を減速して出力軸に伝達する減速機を有していてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、アクチュエータを、例えばウェストゲートバルブの作動装置、可変容量ターボの可変ベーン制御装置、排気スロットルや排気切替弁のバルブ作動装置、および、可変吸気機構のバルブ作動装置等の駆動源として用いてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10 ・・・・・・位置検出装置
20、24 ・・・第1磁束伝達部
30、34 ・・・第2磁束伝達部
40 ・・・・・・磁石(第1磁束発生手段)
50 ・・・・・・磁石(第2磁束発生手段)
60 ・・・・・・ホールIC(磁束密度検出手段)
45 ・・・・・・第3磁束伝達部
55 ・・・・・・第4磁束伝達部
101、102 ・・・隙間

Claims (4)

  1. 基準部材(6,9)に対し相対移動する検出対象(12、110)の位置を検出する位置検出装置(10)であって、
    前記検出対象または前記基準部材の一方に設けられる第1磁束伝達部(20、24)と、
    前記第1磁束伝達部との間に隙間(101、102)を形成するよう前記検出対象または前記基準部材の一方に設けられる第2磁束伝達部(30、34)と、
    前記第1磁束伝達部の一端と前記第2磁束伝達部の一端との間に設けられる第1磁束発生手段(40)と、
    前記第1磁束伝達部の他端と前記第2磁束伝達部の他端との間に設けられる第2磁束発生手段(50)と、
    前記隙間において前記検出対象または前記基準部材の一方に対し相対移動可能なよう前記検出対象または前記基準部材の他方に設けられ、通過する磁束の密度に応じた信号を出力する磁束密度検出手段(60)と、
    前記第1磁束伝達部、前記第2磁束伝達部および前記第1磁束発生手段に非接触の状態で前記第1磁束伝達部の一端と前記第2磁束伝達部の一端との間に設けられ、かつ、前記検出対象または前記基準部材の一方に設けられる第3磁束伝達部(45)と、
    前記第1磁束伝達部、前記第2磁束伝達部および前記第2磁束発生手段に非接触の状態で前記第1磁束伝達部の他端と前記第2磁束伝達部の他端との間に設けられ、かつ、前記検出対象または前記基準部材の一方に設けられる第4磁束伝達部(55)と、
    を備える位置検出装置。
  2. 前記第1磁束伝達部の一端、前記第2磁束伝達部の一端、および、前記第3磁束伝達部をモールドするよう設けられる第1モールド部(46)と、
    前記第1磁束伝達部の他端、前記第2磁束伝達部の他端、および、前記第4磁束伝達部をモールドするよう設けられる第2モールド部(56)と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記検出対象(12)は、前記基準部材(6、9)に対し相対回転移動し、
    前記第1磁束伝達部(20)および前記第2磁束伝達部(30)は、前記検出対象の回転中心を中心とする仮想円弧(C1、C2)に沿う形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の位置検出装置。
  4. 前記検出対象(110)は、前記基準部材(9)に対し直線状に相対移動し、
    前記第1磁束伝達部(24)および前記第2磁束伝達部(34)は、前記検出対象の相対移動方向に延びる仮想直線(S)に対し平行となる形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の位置検出装置。
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