JP2017048608A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設置スペースが限られた小型の上部旋回体に対し、操作環境を損なうことなく排土板操作装置の設置場所を確保できるようにする。
【解決手段】 エンジン9の上側を覆うように旋回フレーム6上に設けられた運転席台座10には、運転席台座10の前側に配置された足置き部材18の出入口18Aと左,右方向の反対側となる右フロント操作装置取付部13の前側位置に、排土板操作装置収容空間17を設ける。この上で、排土板操作装置収容空間17には、下部走行体2の前側に設けられた排土板5を用いた作業を行うための排土板操作装置25を収容する構成としている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば旋回フレームの前側にフロント装置を備えた油圧ショベル等の建設機械に関する。
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、自走可能な下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられたフロント装置と、前記下部走行体の前側に設けられた排土板とにより構成されている。
上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、フロント装置との重量バランスをとるために前記旋回フレームの後側に取付けられたカウンタウエイトと、前記カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームに左,右方向に延在する横置き状態で搭載され、油圧ポンプを駆動するエンジン等の原動機と、前記原動機の上側を覆うように前記旋回フレーム上に設けられ、左,右方向の中央に座席が取付けられると共に左,右両側にフロント操作装置取付部を有する運転席台座と、前記運転席台座の前側に位置して前記旋回フレームに設けられ左,右方向の一側が前記座席への出入口となった足置き部材と、前記フロント装置を用いた作業を行うために前記座席の左,右両側に配設された左,右のフロント操作装置と、前記排土板を用いた作業を行うために前記座席の近傍に配設された排土板操作装置とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−162313号公報
ところで、油圧ショベルには、狭い作業現場での作業性を向上するために、上部旋回体を下部走行体のほぼ幅寸法で旋回動作できるように構成された小旋回型と呼ばれる機種がある。小旋回型の油圧ショベルは、上部旋回体がコンパクトに形成されているため、この上部旋回体上にカウンタウエイト、原動機、運転席台座、座席、足置き部材、左,右のフロント操作装置、排土板操作装置等の多くの機器、部材を配設するのに苦慮している。
このような小旋回型の油圧ショベルでは、小さな上部旋回体上に機器や部材を配置する場合、使用頻度等によって優先順位が設定されている。即ち、フロント装置等を操作する左,右のフロント操作装置は、使用頻度が高いために、座席上のオペレータが操作し易い位置に配置される。これに伴い、排土板を操作する排土板操作装置においては、各フロント操作装置等の操作環境を損なわないように設置場所を確保するのが難しいという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、設置スペースが限られた小型の上部旋回体に対し、操作環境を損なうことなく排土板操作装置の設置場所を確保できるようにした建設機械を提供することにある。
本発明による建設機械は、自走可能な下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられたフロント装置と、前記下部走行体の前側に設けられた排土板とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、前記フロント装置との重量バランスをとるために前記旋回フレームの後側に取付けられたカウンタウエイトと、前記カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームに左,右方向に延在する横置き状態で搭載され、油圧ポンプを駆動する原動機と、前記原動機の上側を覆うように前記旋回フレーム上に設けられ、左,右方向の中央に座席が取付けられると共に左,右両側にフロント操作装置取付部を有する運転席台座と、前記運転席台座の前側に位置して前記旋回フレームに設けられ左,右方向の一側が前記座席への出入口となった足置き部材と、前記フロント装置を用いた作業を行うために前記座席の左,右両側に配設された左,右のフロント操作装置と、前記排土板を用いた作業を行うために前記座席の近傍に配設された排土板操作装置とを備えてなる建設機械において、前記運転席台座には、前記足置き部材の出入口と左,右方向の反対側に位置する他側のフロント操作装置取付部の前側位置に排土板操作装置収容空間を設け、前記排土板操作装置収容空間には、前記排土板操作装置を収容する構成としたことにある。
本発明によれば、設置スペースが限られた小型の上部旋回体に対し、操作環境を損なうことなく、排土板操作装置の設置場所を確保することができる。
本発明の実施の形態に適用されるキャノピ仕様の油圧ショベルを示す正面図である。 キャノピ仕様の油圧ショベルを示す斜視図である。 油圧ショベルをフロント装置の一部とキャノピを省略して示す平面図である。 旋回フレーム、エンジン、運転席台座、座席、足置き部材、左,右のフロント操作装置、排土板操作装置等を右前側から見た斜視図である。 旋回フレーム、運転席台座、足置き部材、排土板操作装置、制御弁装置、キャノピ等を左前側から見た斜視図である。 旋回フレーム、運転席台座、座席、左,右のフロント操作装置、排土板操作装置、制御弁装置等を左前側から見た斜視図である。 旋回フレームのフロア支持フレームと排土板操作装置と制御弁装置を左前側から見た斜視図である。 図7に示す排土板操作装置の分解斜視図である。 運転席台座に対する排土板操作装置の取付構造を示す分解斜視図である。 運転席台座に排土板操作装置を取付けた状態を図9と同様位置から見た斜視図である。 運転席台座の排土板操作装置収容空間の前側に台座前カバーを取付けた状態を図10と同様位置から見た斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械の代表例として、クローラ式の小型の油圧ショベル、所謂ミニショベルを例に挙げ、図1ないし図11に従って詳細に説明する。
図1において、油圧ショベル1は、クローラ式の小型の建設機械(ミニショベル)を構成している。この油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、前記下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、前記上部旋回体3の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられ、土砂の掘削作業等を行うオフセット式のフロント装置4と、前記下部走行体2の前側に設けられた排土板5とにより構成されている。
フロント装置4は、基端側のフート部が後述する旋回フレーム6の左,右の縦板6B,6Cに俯仰動可能に取付けられたロアブーム4Aと、前記ロアブーム4Aの先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられたアッパブーム4Bと、前記アッパブーム4Bの先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられたアーム支持部材4Cと、前記アーム支持部材4Cの先端側に回動可能に取付けられたアーム4Dと、前記アーム4Dの先端側に回動可能に取付けられたバケット4Eと、前記ロアブーム4Aとアーム支持部材4Cとの間を連結するリンク4Fと、これらを動作させるためのブームシリンダ4G、オフセットシリンダ4H、アームシリンダ4J、バケットシリンダ4Kとにより構成されている。フロント装置4は、ロアブーム4Aを最大位置まで仰動し、かつアーム4Dを折畳んだ状態では、後述する旋回半径Rの仮想円Cに収まるように構成されている。
各シリンダ4G〜4Kは、それぞれが後述する制御弁装置34に油圧管路(図示せず)等を介して接続されている。これにより、各シリンダ4G〜4Kは、制御弁装置34から適宜に供給される圧油によって伸長、縮小動作される。そして、フロント装置4は、オフセットシリンダ4Hを伸長、縮小させることによりアーム4Dをロアブーム4Aに対して左,右方向に平行移動させ、この状態でロアブーム4Aを俯仰動させつつアーム4D、バケット4Eを回動させることにより、側溝等の掘削作業を行うものである。
排土板5は、下部走行体2の前側に位置して上,下方向に回動可能に設けられている。排土板5は、例えば、土砂の排出、整地等の排土作業、除雪作業等を行うものである。図2、図3に示すように、排土板5は、左,右方向に間隔をもって前,後方向に延びた左,右の支持アーム5Aと、前記各支持アーム5Aの先端部に取付けられ左,右方向に延びたブレード5Bと、前記各支持アーム5Aの先端側を連結するように左,右方向に延びた連結ビーム5Cと、前記ブレード5Bを上,下方向に回動させるために、連結ビーム5Cと下部走行体2との間に設けられた排土シリンダ5Dとを含んで構成されている。
ここで、上部旋回体3は、図3に示すように、下部走行体2の車幅とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有している。一方、カウンタウエイト8の外周面は、旋回中心Oを中心とした旋回半径Rの仮想円C(図3参照)内に収まるように、上方から見てほぼ円形状に形成されている。これにより、油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回中心Oを中心として旋回したときに、この上部旋回体3がフロント装置4と共にほぼ下部走行体2の車幅内に収まる超小旋回型の油圧ショベルとして構成されている。なお、超小旋回型の油圧ショベル以外にも、旋回動作時に後側に位置するカウンタウエイトの外周面がほぼ下部走行体の車幅内に収まる後方小旋回型の油圧ショベルを用いることもできる。
旋回フレーム6は、上部旋回体3の支持構造体を形成している。この旋回フレーム6は、全体形状を平面視で見ると、旋回動作したときに下部走行体2の車幅内にほぼ収まる円形状に形成されている。
図4ないし図6に示すように、旋回フレーム6は、前,後方向に延びた平板状の底板6Aと、前記底板6A上に左,右方向に間隔をもって前,後方向に延びて立設された左縦板6B,右縦板6Cと、前記各縦板6B,6Cの後端部を連結するように前記底板6Aの前,後方向の中間部を左,右方向に延びて立設された仕切板6Dと、前記仕切板6Dから底板6A上を後方に延びて立設された略C字状の後縦板6Eと、前記底板6Aを右側に延ばすように前記底板6A、前記右縦板6Cおよび後縦板6Eに取付けられた平板状の載置板6Fと、前記各縦板6B,6Cの前側に位置してフロント装置4のブームシリンダ4Gが取付けられる支持ブラケット6Gと、後述のフロア支持フレーム7とを含んで構成されている。
左,右の縦板6B,6Cには、ロアブーム4Aのフート部が俯仰動可能に取付けられている。また、仕切板6Dは、後述するエンジン9と制御弁装置34との間を仕切ると共に、後述する運転席台座10の前側を支持するものである。
ここで、フロア支持フレーム7は、旋回フレーム6の左前側部分(後述する座席19の前側位置)を構成するもので、底板6Aの左側、仕切板6Dの前側に取付けられている。図6に示すように、フロア支持フレーム7は、右側が底板6Aと重なるように略扇状の平板として形成されたアンダカバー7Aと、前記アンダカバー7Aの前側位置に立設された支柱7Bと、前記支柱7Bの上部に左,右方向に延びて設けられたレバー・ペダル取付板7Cとを含んで構成されている。
図7に示すように、アンダカバー7Aは、後述の制御弁装置34を搭載するための台板を形成している。このアンダカバー7Aには、制御弁装置34の後側に位置して水平リンク7A1とケーブル固定板7A2とが左,右方向に間隔をもって設けられている。この水平リンク7A1とケーブル固定板7A2には、後述する排土板操作装置25と制御弁装置34とを機械的に接続するワイヤケーブル31の他端側が適宜に取付けられる。また、レバー・ペダル取付板7Cには、左,右方向の中央に後述の走行操作レバー20を取付けるためのレバー取付台7C1が設けられ、レバー取付台7C1を挟む左,右両側にペダル取付口7C2,7C3が設けられている。
カウンタウエイト8は、フロント装置4との重量バランスをとるために旋回フレーム6の後側に取付けられている。このカウンタウエイト8は、左,右方向の中央が後方に突出する円弧状の重量物として形成されている。これにより、カウンタウエイト8の外周面は、前述した旋回半径Rの仮想円C内にほぼ収まる円弧面として形成されている。
エンジン9は、原動機を構成するもので、カウンタウエイト8の前側に位置して旋回フレーム6上に搭載されている。具体的には、エンジン9は、油圧ポンプ(図示せず)を駆動するもので、旋回フレーム6の後縦板6E上に左,右方向に延在する横置き状態で搭載されている。エンジン9の前側は、後述の運転席台座10を構成する座席取付部11の前面板11A、右フロント操作装置取付部13の隔壁面13A等で覆われている。また、エンジン9の上側は、座席取付部11の上面板11B、右フロント操作装置取付部13の上面板13B等で覆われている。なお、原動機としては、エンジンに電動モータを設けたハイブリッド式としてもよく、また、電動モータを用いる構成としてもよい。
次に、本発明の特徴部分の一部をなす運転席台座10、排土板操作装置収容空間17等の構成について詳しく説明する。
運転席台座10は、エンジン9の上側を覆うように旋回フレーム6上に設けられている。図4、図6に示すように、運転席台座10は、左,右方向の中央に座席19が取付けられると共に、左,右両側にフロント操作装置23,24が取付けられる。ここで、運転席台座10には、後述する足置き部材18の出入口18Aと左,右方向の反対側となる右側位置、即ち、右フロント操作装置取付部13の前側位置に排土板操作装置収容空間17が設けられている。
運転席台座10は、左,右方向の中央に位置して座席19が取付けられる座席取付部11と、前記座席取付部11の左,右両側のうち左側に配設された左フロント操作装置取付部12と、右側に配設された右フロント操作装置取付部13と、前記座席取付部11および各フロント操作装置取付部12,13の後部から立上った背板部14と、前記背板部14の上部からカウンタウエイト8の上部に向けて後側に延びた後取付板部15と、前記座席取付部11と左,右のフロント操作装置取付部12,13の前部下側に左,右方向に延びて設けられた前取付板部16とを一体的に組立てることにより形成されている。
運転席台座10は、例えば前取付板部16が旋回フレーム6の仕切板6Dの上部に取付けられ、後取付板部15がカウンタウエイト8の上部に取付けられている。これにより、運転席台座10は、旋回フレーム6上に固定的に取付けることができ、この取付状態では、図4に示すように、エンジン9の前側と上側を覆うことができる。
座席取付部11は、エンジン9の前側を覆うように上,下方向に設けられた前面板11Aと、エンジン9の上側を覆うように前面板11Aの上部から後側に延びた上面板11Bとにより構成されている。ここで、図9に示すように、座席取付部11は、前面板11Aが後述の左フロント操作装置取付部12の前面板12Aよりも後退した位置に配置されている。このために、図4、図6に示すように、座席取付部11には、前面板11Aよりもさらに前側を覆う前面カバー11Cが設けられている。座席取付部11の上面板11Bには、後述の座席19が取付けられている。
左フロント操作装置取付部12は、座席取付部11の左側(足置き部材18の出入口18A側)に配置された一側のフロント操作装置取付部を構成している。この左フロント操作装置取付部12は、例えば油圧ポンプの前側を覆うように上,下方向に設けられた前面板12Aと、油圧ポンプの上側を覆うように前面板12Aの上部から後側に延びた上面板12Bとにより構成されている。左フロント操作装置取付部12の上面板12Bには、後述の左フロント操作装置23が取付けられる。
一方、右フロント操作装置取付部13は、座席取付部11の右側(足置き部材18の出入口18Aと反対側)に配置された他側のフロント操作装置取付部を構成している。この右フロント操作装置取付部13は、エンジン9の前側を覆うように上,下方向に設けられた前側の隔壁面13Aと、エンジン9の上側を覆うように隔壁面13Aの上部から後側に延びた上面板13Bとにより構成されている。右フロント操作装置取付部13の上面板13Bには、後述の右フロント操作装置24が取付けられる。前記隔壁面13Aは、エンジン9と後述の排土板操作装置収容空間17とを隔てるものである。
ここで、右フロント操作装置取付部13の左側には、座席取付部11との境界に位置して内側面板13Cが設けられている。また、右フロント操作装置取付部13の右側には、内側面板13Cと対面するように外側面板13Dが設けられている。内側面板13Cと外側面板13Dは、隔壁面13Aよりも前側に突出して形成されている。これにより、右フロント操作装置取付部13の前側位置には、排土板操作装置収容空間17が設けられている。
さらに、右フロント操作装置取付部13には、排土板操作装置収容空間17の奥面部となる隔壁面13Aの上側に位置してめねじ孔13E(図9参照)が設けられている。このめねじ孔13Eは、例えば隔壁面13Aの後面側にナットを溶接した所謂溶接ナットとして形成され、上,下方向に間隔をもって2個設けられている。各めねじ孔13Eには、排土板操作装置25のブラケット26を固定するための後述のボルト33が螺着される。
排土板操作装置収容空間17は、右フロント操作装置取付部13の前側位置に、隔壁面13A、内側面板13C、外側面板13Dおよび前取付板部16で囲まれて設けられている。この排土板操作装置収容空間17は、排土板操作装置25を収容するもので、排土板操作装置25が乗降時に邪魔にならないように、足置き部材18の出入口18Aと左,右方向の反対側に配置されている。図11に示すように、排土板操作装置収容空間17は、その前側部分に後述の台座前カバー35が取付けられることにより、収容した排土板操作装置25は外部から見えないように覆われる。
図4、図5に示すように、足置き部材18は、運転席台座10の前側に位置して旋回フレーム6に設けられている。足置き部材18は、前側部分が旋回フレーム6を構成するフロア支持フレーム7のレバー・ペダル取付板7Cに取付けられ、後側部分が運転席台座10の前取付板16に取付けられている。足置き部材18は、オペレータが搭乗する足場となるもので、その左,右方向の一側、即ち、左側が座席19への出入口18Aとなっている。
座席19は、オペレータが着座するもので、運転席台座10を構成する座席取付部11の上面板11Bに取付けられている。座席19の前側には、フロア支持フレーム7を形成するレバー・ペダル取付板7Cのレバー取付台7C1に、上側に延びて走行操作レバー20が設けられている。また、走行操作レバー20の左側には、レバー・ペダル取付板7Cのペダル取付口7C2に位置して操作ペダル21が設けられ、右側には、レバー・ペダル取付板7Cのペダル取付口7C3に位置して他の操作ペダル22が設けられている。これらの操作ペダル21,22は、例えばフロント装置4のオフセット操作、オプションとして取付けられる機器の操作等を行うものである。
左フロント操作装置23は、フロント装置4等を用いた作業を行うために座席19の左側、即ち、左フロント操作装置取付部12上に一側のフロンと操作装置として配設されている。左フロント操作装置23は、ボックス状のコンソール23Aと、このコンソール23Aの前側に回動操作可能に設けられたレバー部23Bとを含んで構成されている。レバー部23Bは、オペレータによって手動操作されるもので、コンソール23Aに内蔵された減圧弁型の油圧パイロット弁(図示せず)に接続されている。
右フロント操作装置24は、フロント装置4等を用いた作業を行うために座席19の右側、即ち、右フロント操作装置取付部13上に他側のフロンと操作装置として配設されている。右フロント操作装置24は、左フロント操作装置23と同様に、ボックス状のコンソール24Aと、このコンソール24Aの前側に回動操作可能に設けられたレバー部24Bとを含んで構成されている。レバー部24Bは、コンソール24Aに内蔵された減圧弁型の油圧パイロット弁(図示せず)に接続されている。
ここで、油圧ショベル1を操作するための走行操作レバー20、操作ペダル21,22、左フロント操作装置23、右フロント操作装置24は、油圧パイロットホース等(図示せず)を介して後述の制御弁装置34に接続されている。
次に、本発明の特徴部分の一部をなす排土板操作装置25の構成、取付手順等について説明する。
排土板操作装置25は、排土板5を用いた作業を行うために座席19の近傍、即ち、座席19の右側近傍に配設されている。具体的には、排土板操作装置25は、後述のレバー27を除くほぼ全体が排土板操作装置収容空間17に収容されている。そして、図4、図5等に示すように、排土板操作装置25は、排土板操作装置収容空間17に収容されることにより、乗降時に邪魔にならないように、足置き部材18の出入口18Aと左,右方向の反対側、即ち、他側となる右側に配置されている。図7、図8に示すように、排土板操作装置25は、後述のブラケット26、レバー27、リンク機構28、ワイヤケーブル31を含んで1つの組立体として形成されている。
なお、排土板操作装置25は、ワイヤケーブル31を含まず、ブラケット26、レバー27、リンク機構28を含んで構成してもよい。この場合には、排土板操作装置25を運転席台座10に取付けた後に、ワイヤケーブル31の一端部を排土板操作装置25に接続し、ワイヤケーブル31の他端部を制御弁装置34に接続する構成となる。
ブラケット26は、排土板操作装置25の支持構造体をなすもので、例えば強度をもった板体を折り曲げたり、溶接したりすることにより形成されている。ブラケット26は、前,後方向および上,下方向に延びた本体部位26Aと、この本体部位26Aの後部上側を左方向に折り曲げて形成された取付部位26Bと、取付部位26Bと対向するように本体部位26Aの前部上側に左,右方向に延びるように溶接されたストッパ取付部位26Cと、前記本体部位26Aの下側を左方向に折り曲げて形成されたケーブル取付部位26Dとを有している。
本体部位26Aの上側位置には、左,右方向に貫通してレバー取付孔26Eが設けられている。取付部位26Bには、例えば上,下方向に間隔をもって2個のボルト挿通孔26Fが設けられている。ストッパ取付部位26Cには、本体部位26Aの右側(左,右方向の外側)に位置して例えば2個のめねじ孔26Gが上,下方向に間隔をもって設けられている。この2個のめねじ孔26Gは、例えば溶接ナット等が用いられ、本体部位26Aのレバー取付孔26Eを上,下で挟む位置に配置されている。さらに、ケーブル取付部位26Dには、アウタケーブル固定溝26Hが切欠状に設けられている。
レバー27は、ブラケット26に対し、下側を回動支点として回動可能に立上って設けられている。レバー27は、左,右方向に延びてレバー取付孔26Eに回転可能(回動可能)に挿嵌される軸部材27Aと、この軸部材27Aの基端部に一体的に固着された略長方形状のストッパ板27Bと、下端側がストッパ板27Bに固着され、上方に延びた上側部位が左側(座席19側)に屈曲したロッド部27Cと、ロッド部27Cの上側の端部を覆って設けられたグリップ27Dとにより構成されている。これにより、レバー27は、ブラケット26に軸部材27Aを介して回動可能に設けられている。軸部材27Aの先端側には、回止め用のめねじ孔27Eが径方向に設けられている。回動可能に立上がったレバー27は、右フロント操作装置24の操作の邪魔にならないように、右フロント操作装置24よりも外側位置(右側位置)に配置されている。
ここで、レバー27は、ロッド部27Cの上側部位を左側に屈曲されているから、座席19に着座したオペレータが右手で掴むグリップ27Dの位置は、右フロント操作装置24のコンソール24Aの上側に配置することができる。これにより、ロッド部27Cは、右フロント操作装置24のレバー部24Bを操作するときに邪魔にならず、座席19に着座したオペレータから容易に届く位置にグリップ27Dを配置することができる。
リンク機構28は、レバー27の軸部材27Aに設けられ、このレバー27と一緒に回動すると共にワイヤケーブル31の一端部が接続されるものである。リンク機構28は、レバー27の軸部材27Aに外嵌する筒部28Aと、この筒部28Aの基端側(ブラケット26側)に位置して径方向の外向きに延びた腕部28Bと、前記筒部28Aの先端側に位置して径方向に貫通したボルト挿通孔28Cとにより構成されている。ボルト挿通孔28Cは、レバー27のめねじ孔27Eと連通可能となっている。
リンク機構28は、ブラケット26のレバー取付孔26Eに挿通されたレバー27の軸部材27Aに筒部28Aを外嵌させ、ボルト挿通孔28Cに挿通したボルト29を軸部材27Aのめねじ孔27Eに螺着する。これにより、リンク機構28は、レバー27と一体的に回動することができる。
ストッパボルト30は、ブラケット26の各めねじ孔26Gに螺着されている。この2本のストッパボルト30は、レバー27のストッパ板27Bとの距離を調整することにより、レバー27の回動範囲を規制するものである。
ワイヤケーブル31は、リンク機構28の回動動作を後述の制御弁装置34に伝えるものである。ワイヤケーブル31は、リンク機構28と制御弁装置34との間を延びるアウタケーブル31Aと、このアウタケーブル31A内に長さ方向に移動可能に挿入されたインナケーブル31Bと、前記アウタケーブル31Aの長さ方向の一端部に設けられた位置決め用の2個のナット31Cと、前記アウタケーブル31Aの長さ方向の他端部に設けられた位置決め用の2個のナット31Dと、前記インナケーブル31Bの一端部に設けられたケーブルエンド31Eと、前記インナケーブル31Bの他端部に設けられたケーブルエンド31Fとにより構成されている。
ワイヤケーブル31の一端部、即ち、インナケーブル31Bの一端部に設けられたケーブルエンド31Eは、リンク機構28の腕部28B先端にボルト32を用いて取付けられている。また、アウタケーブル31Aの一端部は、ブラケット26のアウタケーブル固定溝26Hに2個のナット31Cを用いて位置決め固定される。インナケーブル31Bの他端部に設けられたケーブルエンド31Fは、フロア支持フレーム7のアンダカバー7Aに設けられた水平リンク7A1に取付けられている。さらに、アウタケーブル31Aの他端部は、アンダカバー7Aのケーブル固定板7A2に2個のナット31Dを用いて位置決め固定される。
次に、本発明の特徴部分である排土板操作装置25の組立手順および取付手順について説明する。
まず、排土板操作装置25を組立てるときの手順の一例について、図7、図8等を参照しつつ述べる。作業者は、レバー27の軸部材27Aをブラケット26のレバー取付孔26Eに右側から挿通させる。この状態で、挿通されたレバー27の軸部材27Aにリンク機構28の筒部28Aを外嵌させ、ボルト挿通孔28Cに挿通したボルト29を軸部材27Aのめねじ孔27Eに螺着する。これにより、レバー27とリンク機構28は、ブラケット26に対して回動可能に取付けられる。
ブラケット26にレバー27とリンク機構28を取付けたら、レバー27の回動範囲の調整を行う。この場合には、ブラケット26のストッパ取付部位26Cに設けた2個のめねじ孔26Gにストッパボルト30を螺着し、めねじ孔26Gに対する各ストッパボルト30のねじ込み寸法、即ち、先端部の突出寸法を調整する。これにより、各ストッパボルト30は、その先端とレバー27のストッパ板27Bの前端縁との距離を調整することにより、レバー27の回動範囲は、所定の範囲に設定される。
ワイヤケーブル31を取付ける場合には、インナケーブル31Bのケーブルエンド31Eを、リンク機構28の腕部28B先端にボルト32を用いて取付ける。また、アウタケーブル31Aの一端部を、ブラケット26のアウタケーブル固定溝26Hに2個のナット31Cを用いて取付ける。一方、インナケーブル31Bのケーブルエンド31Fは、フロア支持フレーム7のアンダカバー7Aに設けられた水平リンク7A1に取付ける。さらに、アウタケーブル31Aの他端部は、アンダカバー7Aのケーブル固定板7A2に2個のナット31Dを用いて取付ける。このときに、アウタケーブル31Aに対する各ナット31Cのねじ込み位置を調整することにより、排土板操作装置25と制御弁装置34の制御弁34Aとの間の動作状態の調整を行うことができる。これにより、排土板操作装置25を1つの組立体として形成することができ、このときには、各ストッパボルト30によるレバー27の回動範囲の調整作業、ワイヤケーブル31の調整作業を完了することができる。
次に、組立てた排土板操作装置25を、運転席台座10に取付けるときの手順の一例について述べる。図9、図10に示すように、組立てた排土板操作装置25は、運転席台座10の右フロント操作装置取付部13の前側位置に設けた排土板操作装置収容空間17内に配置する。この状態で、ブラケット26の取付部位26Bに設けた各ボルト挿通孔26Fにボルト33を挿入し、このボルト33を右フロント操作装置取付部13のめねじ孔13Eに螺着する。これにより、排土板操作装置収容空間17を利用して排土板操作装置25を配設することができる。
制御弁装置34は、旋回フレーム6を構成するフロア支持フレーム7のアンダカバー7A上に設けられている。この制御弁装置34は、フロント装置4の各シリンダ4G〜4K、下部走行体2の走行モータ(図示せず)等の油圧アクチュエータを制御するものである。制御弁装置34は、複数個の制御弁を左,右方向に連ねることにより構成されている。この複数個の制御弁のうち、例えば左側から2番目の制御弁34Aは、排土板5を制御するためのもので、機械式のパイロット部が水平リンク7A1と接続されている。その他の制御弁の油圧パイロット部は、油圧パイロットホース等(図示せず)を介して走行操作レバー20、操作ペダル21,22、左フロント操作装置23、右フロント操作装置24に接続されている。
台座前カバー35は、排土板操作装置収容空間17の前側を覆うように運転席台座10の前側に設けられている(図5、図11参照)。台座前カバー35は、前側に向けて先細りとなるボックス状に形成され、例えば後部側が右フロント操作装置取付部13の内側面板13C等に取付けられている。台座前カバー35は、旋回フレーム6上に配置されるハーネス、ホース等(いずれも図示せず)を覆い隠すものである。この上で、台座前カバー35は、排土板操作装置収容空間17の前側を覆うことにより、排土板操作装置25を隠して外観上の見栄えを良好にすることができる。
キャノピ36は、座席19の上方と右側方を覆うように旋回フレーム6、カウンタウエイト8の上側に設けられている。このキャノピ36は、右前支柱36A、左後支柱36B、右後支柱36C、右側面板36Dおよび天井板36Eによって3柱式のキャノピとして構成されている。
外装カバー37は、旋回フレーム6のフロア支持フレーム7の周囲を覆う左前カバー部37Aと、左前カバー部37Aとカウンタウエイト8との間を覆う左後カバー部37Bと、旋回フレーム6の載置板6Fの周囲を覆う右カバー部37Cと、載置板6F上に載置された燃料タンク、作動油タンク等(いずれも図示せず)を開閉可能に覆うタンクカバー部37Dと、エンジン9のメンテナンス用にカウンタウエイト8に開閉可能に設けられたエンジンカバー37E(図1参照)により構成されている。
本実施の形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。
まず、オペレータは、出入口18Aを通って足置き部材18に搭乗し、座席19に着座する。この状態で、オペレータは、走行操作レバー20を操作することにより、下部走行体2を走行させることができる。一方、左,右のフロント操作装置23,24のレバー部23B,24Bを操作することにより、フロント装置4等を動作させて土砂の掘削作業を行うことができる。
さらに、排土板操作装置25のレバー27を前,後方向に操作して排土板5を下側に回動させる。この状態で下部走行体2を走行させることにより、排土板5は、走行方向の土砂等をブレード5Bにより押出すことができ、作業現場の整地作業、土砂の埋め戻し作業等を行うことができる。
かくして、本実施の形態によれば、エンジン9の上側を覆うように旋回フレーム6上に設けられた運転席台座10には、足置き部材18の出入口18Aと左,右方向の反対側となる右フロント操作装置取付部13の前側位置に排土板操作装置収容空間17を設けている。この上で、排土板操作装置収容空間17には、排土板5を用いた作業を行うための排土板操作装置25を収容する構成としている。
従って、上部旋回体3の僅かなスペースを利用して排土板操作装置収容空間17を設けることができ、この排土板操作装置収容空間17内に排土板操作装置25を収容することができる。この結果、設置スペースを確保することが困難な小型の油圧ショベル1でも、各フロント操作装置23,24等の操作環境を損なうことなく、排土板操作装置25の設置場所を確保することができ、油圧ショベル1の小型化等を図ることができる。
運転席台座10は、左,右方向の中央に位置して座席19が取付けられる座席取付部11と、前記座席取付部11の左,右両側に配設されたフロント操作装置取付部12,13と、前記座席取付部11および前記各フロント操作装置取付部12,13の後部から立上った背板部14と、前記背板部14の上部からカウンタウエイト8の上部に向けて後側に延びた後取付板部15とから一体的に組立てることができる。
排土板操作装置25は、下側の軸部材27Aを支点として回動可能に立上がったレバー27を有している。排土板操作装置25のレバー27は、右フロント操作装置24の操作の邪魔にならないように、足置き部材18の出入口18Aと左,右方向の反対側に位置する右フロント操作装置24よりも外側位置に配置している。これにより、右フロント操作装置24のレバー部24Bを操作するときに邪魔にならない位置に、排土板操作装置25を配置でき、操作性を向上することができる。
運転席台座10のうち、右フロント操作装置取付部13には、エンジン9と排土板操作装置収容空間17とを隔てる隔壁面13Aを設けている。この上で、排土板操作装置25は、前記隔壁面13Aに取付ける構成としている。従って、隔壁面13Aをエンジン9に接近して配置することにより、隔壁面13Aの前側にスペースを確保することができ、排土板操作装置25を容易に配設することができる。
排土板操作装置25は、支持構造体をなすブラケット26と、前記ブラケット26に軸部材27Aを介して回動可能に設けられたレバー27と、前記軸部材27Aに設けられ前記レバー27と一緒に回動すると共にワイヤケーブル31の一端部が接続されるリンク機構28とを含んで1つの組立体として形成されている。この組立体は、排土板操作装置収容空間17に位置してブラケット26を運転席台座10に取付ける構成としている。これにより、ブラケット26を運転席台座10に取付けるだけで、排土板操作装置25の全体を運転席台座10に取付けることができ、組立作業性を向上することができる。
なお、実施の形態では、排土板操作装置25は、ブラケット26、レバー27、リンク機構28およびワイヤケーブル31を含んで1つの組立体として形成し、この組立体を運転席台座10に取付けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、ワイヤケーブル31を含まない組立体、即ち、ブラケット26、レバー27およびリンク機構28を1つの組立体として形成し、この組立体を運転席台座10に取付け、この組立体のアッセンブルの後にワイヤケーブル31を接続する構成としてもよい。
実施の形態では、座席19の上方と右側方を覆うキャノピ36が設けられたキャノピ仕様の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば座席の上方と周囲を覆うキャブが設けられたキャブ仕様の油圧ショベルに適用してもよい。
また、実施の形態では、建設機械として小型の油圧ショベル1、所謂ミニショベルを例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 フロント装置
5 排土板
6 旋回フレーム
8 カウンタウエイト
9 エンジン(原動機)
10 運転席台座
11 座席取付部
12 左フロント操作装置取付部
13 右フロント操作装置取付部(他側のフロント操作装置取付部)
13A 隔壁面
14 背板部
15 後取付板部
17 排土板操作装置収容空間
18 足置き部材
18A 出入口
19 座席
23 左フロント操作装置
24 右フロント操作装置(他側のフロント操作装置)
25 排土板操作装置
26 ブラケット
27 レバー
27A 軸部材
28 リンク機構
31 ワイヤケーブル

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられたフロント装置と、前記下部走行体の前側に設けられた排土板とからなり、
    前記上部旋回体は、
    支持構造体をなす旋回フレームと、
    前記フロント装置との重量バランスをとるために前記旋回フレームの後側に取付けられたカウンタウエイトと、
    前記カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームに左,右方向に延在する横置き状態で搭載され、油圧ポンプを駆動する原動機と、
    前記原動機の上側を覆うように前記旋回フレーム上に設けられ、左,右方向の中央に座席が取付けられると共に左,右両側にフロント操作装置取付部を有する運転席台座と、
    前記運転席台座の前側に位置して前記旋回フレームに設けられ左,右方向の一側が前記座席への出入口となった足置き部材と、
    前記フロント装置を用いた作業を行うために前記座席の左,右両側に配設された左,右のフロント操作装置と、
    前記排土板を用いた作業を行うために前記座席の近傍に配設された排土板操作装置とを備えてなる建設機械において、
    前記運転席台座には、前記足置き部材の出入口と左,右方向の反対側に位置する他側のフロント操作装置取付部の前側位置に排土板操作装置収容空間を設け、
    前記排土板操作装置収容空間には、前記排土板操作装置を収容する構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記運転席台座は、左,右方向の中央に位置して前記座席が取付けられる座席取付部と、前記座席取付部の左,右両側に配設された前記フロント操作装置取付部と、前記座席取付部および前記フロント操作装置取付部の後部から立上った背板部と、前記背板部の上部から前記カウンタウエイトの上部に向けて後側に延びた取付板部とを一体的に組立てる構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記排土板操作装置は、下側を回動支点として回動可能に立上がったレバーを有し、
    前記排土板操作装置の前記レバーは、前記フロント操作装置の操作の邪魔にならないように、前記足置き部材の出入口と左,右方向の反対側に位置する他側のフロント操作装置よりも外側位置に配置する構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  4. 前記運転席台座のうち、前記足置き部材の出入口と左,右方向の反対側に位置する前記他側のフロント操作装置取付部には、前記原動機と前記排土板操作装置収容空間とを隔てる隔壁面を設け、
    前記排土板操作装置は、前記隔壁面に取付ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  5. 前記排土板操作装置は、支持構造体をなすブラケットと、前記ブラケットに軸部材を介して回動可能に設けられた前記レバーと、前記軸部材に設けられ前記レバーと一緒に回動すると共にワイヤケーブルの一端部が接続されるリンク機構とを含んで1つの組立体として形成され、
    前記組立体は、前記排土板操作装置収容空間に位置して前記ブラケットを前記運転席台座に取付ける構成としてなる請求項3に記載の建設機械。
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