JP2017047938A - 包装体およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレーサビリティに対応可能であり、かつ不所望の物質の滞留リスクを低減した包装体を提供する。【解決手段】本発明の包装体100は、フィルム包材200と、接合部230と、刻印Mと、を含む。フィルム包材200は、第1フィルム部210と第2フィルム部220との間に滅菌された密閉空間Sを含む。接合部230は、第1フィルム部210と第2フィルム部220との重なり部分の少なくとも縁端Eを含む部分で、第1フィルム部210と第2フィルム220とを接合している。接合部230の少なくとも一部は第1接合部231を構成し、第1接合部231は、密閉空間Sと接合部23との境界Bの少なくとも一部を画成している。刻印Mは情報を表示し、当該境界Bより外側に設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、包装体に関する。より具体的には、本発明は、トレーサビリティに対応可能であり、不所望の物質による汚染リスクおよび滞留リスクを低減した包装体に関する。
医療関連器具の分野においては、品質管理の信頼性確保を重要視する観点からトレーサビリティ(履歴情報管理)が求められており、医療関連器具の包装体に対してロット番号等の情報を付すことが知られている。たとえば特開2011−005707号公報(特許文献1)などに記載されているように、医療機器の包装体に対するロット番号等の情報を、レーザー印刷機によって印刷することが知られている。
特開2011−005707号公報
しかしながら、レーザー印刷は、走査により印字するという性質上時間がかかり、生産効率の点で限界がある。一方、熱刻印等の成型による印字は、複雑な形状である文字等をエンボス加工で施すという性質上、印字部分のフィルム包材の強度低下による包装体の孔あき破損の危険性が大きい。医療関連器具の分野においては収容物である医療関連機器の汚染防止が重要視されるため、熱刻印を包装体へ適用することは本体的になじまない。さらに、インクを用いた印刷も、包装材表面に異物であるインクを付着させる性質上、付着したインクの脱落による汚染の危険性をはらんでいるため、汚染防止が重要視される医療関連器具の包装体への適用にはなじまない。
医療関連器具の包装においては、フィルム包材の滅菌およびフィルム包材への医療関連器具の収容を行い、ヒートシールにより滅菌空間を密閉することができる。この一連の操作を効率よく行うために、たとえば、フィルム包材の縁端付近に非接合部分を残すとともにその内側でヒートシール部を形成することで、当該非接合部分に熱刻印による印字を施すことが考えられる。こうすれば、熱刻印によるフィルム包材の強度が低下していても滅菌空間の汚染も回避することができる。
この場合、非接合部分ではフィルム包材が接合されずに重なっている。この重なりの間に存在する、外部雰囲気に連通した狭い空間は、異物が滞るのに好都合でもある。一方で、昨今の再生医療の発展等に伴い、細胞培養器具等の医療関連器具の使用時に、コンタミネーションに対して要求されるレベルがますます厳格になっている。たとえば、開封前に一旦エタノール等の殺菌作用のある洗浄液により包装体の滅菌を行うことがある。培養細胞等への影響を考慮すれば、このような洗浄液でさえも当該狭い空間に残留するような状況が排除されることが望ましい。
そこで本発明の目的は、不所望の物質による汚染リスクおよび滞留リスクを低減した包装体を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は以下の発明を含む。
(1)
本発明の包装体は、フィルム包材と、接合部と、刻印と、を含む。
フィルム包材は、第1フィルム部と第2フィルム部との間に密閉空間を含む。接合部は、第1フィルム部と第2フィルム部との重なり部分の少なくとも縁端を含む部分で、第1フィルム部と第2フィルムとを接合している。接合部の少なくとも一部は第1接合部を構成し、第1接合部は、密閉空間と接合部との境界の少なくとも一部を画成している。刻印は情報を表示し、当該境界より外側に設けられる。
このように、本発明の包装体では、フィルムが重なった部分の縁端まで接合されており、フィルムが重なった部分の縁端では接合されていない部分が無い。つまり、包装体の縁端の部分で、外部雰囲気に連通した狭い空間が無い。したがって、不所望の物質の滞留リスクが極めて低い。また、刻印を密閉空間と接合部との境界より外側に設けるため、密閉空間内の環境を良好に維持することができる。なお、刻印とは、フィルムの局部的な陥没変形および/または隆起変形によって線図を表したものであってインクなどの付着物が無い。したがって、そのような付着物に起因する汚染を防止することができる。
(2)
上記(1)の包装体は、非接合部と、第2接合部とを含んでよい。
非接合部は、第1接合部によって密閉空間と隔離されて設けられている。非接合部には刻印が設けられている。第2接合部は接合部に含まれ、当該非接合部を介して設けられている。
このように非接合部をさらに設けることで、刻印をより鮮明に表示することができる。
(3)
上記(1)の包装体は、延出部を有してよい。延出部は、接合部の外側に、第1フィルム部および第2フィルム部のいずれか一方が延出したものである。延出部には刻印が設けられている。
このように延出部をさらに設けることで、刻印をより鮮明に表示することができる。
(4)
上記(1)の包装体は、タグ部をさらに含んでよい。タグ部は、フィルム包材と別個独立しており、第1フィルム部と第2フィルム部との間に挟持された状態で接合されている。刻印は、タグ部に設けられている。
このようにタグ部を設けることにで、刻印をより鮮明に表示することができる。
(5)
上記(1)から(4)の包装体において、密閉空間の収容物は、細胞培養容器、保存容器、およびピペットからなる群から選ばれてよい。
このように、本発明は汚染防止の重要性が殊更に大きい収容物を収容する場合に有用である。
(6)
本発明の包装体の製造方法は、収容工程と、接合工程と、刻印工程とを含む。収容工程では、収容物を第1フィルム部と第2フィルム部との間に挟み、収容物を含むフィルム包材を得る。接合工程は、フィルム包材の刻印を付すべき側において、第1フィルム部と第2フィルム部との重なり部分の少なくとも縁端を含む部分で第1フィルム部と第2フィルムとを接合し、収容物を密封して接合部を形成する。刻印工程では、収容物の密閉空間と接合部との境界より外側において刻印を形成する。
このように、本発明の包装体の製造方法では、フィルムが重なった部分の縁端まで接合するため、得られる包装体において、フィルムが重なった部分の縁端では非接合されていない部分が無い。つまり、包装体の縁端の部分で、外部雰囲気に連通した狭い空間が無い。したがって、不所望の物質の滞留リスクが極めて低い包装体を得ることができる。また、包装体に付すべき情報を刻印によって表示するため製造効率がよい。さらに、刻印を密閉空間と接合部との境界より外側に設けるため、密閉空間内の環境を良好に維持(たとえば異物混入の防止、および外部環境因子に対するバリア性の低下による密閉空間の雰囲気変化の防止など)可能な包装体を得ることができる。
なお、収容工程、接合工程および刻印工程は順不同である。
(7)
上記(6)の製造方法において、接合工程は、第1接合工程と第2接合工程とを含んでよい。この場合、第1接合工程では、境界の少なくとも一部を画成する第1接合部を形成する。第2接合工程では、第1接合部との間に非接合部を介するように第2接合部を形成する。刻印工程では、刻印が非接合部に設けられる。
このように非接合部が設けられるように製造することで、刻印がより鮮明に表示された包装体を得ることができる。
なお、第1接合工程と第2接合工程とは順不同である。
(8)
上記(6)の製造方法において、収容工程で、フィルム包材を、第1フィルム部および第2フィルム部のいずれか一方が収容物の側から外側に延出するように形成してよい。この場合、接合工程において、第1フィルム部および第2フィルムのいずれか他方の縁端を含む部分を接合する。刻印工程においては、刻印が、延出した第1フィルム部および第2フィルム部のいずれか一方に設けられる。
このように延出部が設けられるように製造することで、刻印がより鮮明に表示された包装体を得ることができる。
(9)
上記(6)の製造方法において、接合工程で、フィルム包材と別個独立したタグフィルムを第1フィルム部と第2フィルム部との間に挟んで接合してタグ部を形成してよい。この場合、刻印工程において、刻印をタグ部に設ける。
このようにタグ部が設けられるように製造することで、刻印がより鮮明に表示された包装体を得ることができる。
(10)
上記(7)の製造方法において、第1接合工程と、第2接合工程と、刻印工程とを同時に行ってよい。
これによって、包装体の密閉と情報表示とが同時に行われ、生産効率がより一層良い。
第1実施形態の包装体の模式的正面図(a)および模式的断面図(b)である。 第2実施形態の包装体の模式的正面図である。 第3実施形態の包装体の模式的正面図である。 第4実施形態の包装体の模式的正面図(a)および模式的断面図(b)である。 第5実施形態の包装体の模式的正面図(a)および模式的断面図(b)である。 第6実施形態の包装体の模式的正面図である。 本発明の包装体を連続的に製造する態様を模式的に説明する図である。 本発明の包装体を連続的に製造する態様を模式的に説明する図である。 本発明の包装体を連続的に製造する態様を模式的に説明する図である。 本発明の包装体を連続的に製造する態様を模式的に説明する図である。 本発明の包装体を連続的に製造する態様を模式的に説明する図である。
[1.包装体]
[1−1.第1実施形態−包装体100]
図1は、第1実施形態の包装体の模式的正面図(a)および模式的断面図(b)である。なお、本実施形態および他の全ての実施形態において、便宜上、包装体の図1(a)に示す面および図1(b)の右側の面に相当する面を正面(表側面)とし、図の上側を包装体の上側とするが、製造時および使用時における絶対的方向を指すものではない。したがって、刻印Mの向きも図示されたものに限定されず、上下、左右および/または表裏が逆であってもよい。また、包装体の密閉空間に近い側を内側、外空間に近い側を外側と称する。
第1実施形態の包装体100は、フィルム包材200が接合により内部を密閉したものである。本実施形態のフィルム包材200は、重ねられた正面側の第1フィルム部210と背面側の第2フィルム部220とを含む。包装体100の上下端および左右端は、第1フィルム部210と第2フィルム部220とが接合されている。これによって、フィルム包材200は、第1フィルム部210と第2フィルム部220の間に形成された密閉空間Sを含んでいる。密閉空間Sには収容物Cが収容されている。
本実施形態の包装体100は、その上側で刻印Mが設けられている。刻印Mが設けられる包装体100の上側を封止する接合部230は第1接合部231と第2接合部232とによって構成される。第1接合部231は、密閉空間Sにより近い側に位置し、包装体100の左右幅全体に亘って形成されている。つまり、第1接合部231は、密閉空間Sと接合部230との境界Bを画成している。
第2接合部232は、第1接合部231と離間して第1接合部231の外側に位置し、包装体100の左右幅全体に亘って形成されている。第1接合部231と第2接合部232との間は、包装体100の左右幅全体に亘って非接合部240を構成している(ただし、後述の刻印Mの部分は局部的に接合し得る)。この非接合部240は、第1接合部231によって密閉空間Sと完全に隔離されている。したがって、非接合部240における第1フィルム部210と第2フィルム部220との間の空間と、密閉空間Sとは連通することなく完全に独立している。
第2接合部232では、非接合部240の側から第1フィルム部210と第2フィルム部220との重なり部分の縁端Eに至るまで、第1フィルム部210と第2フィルム部220とが接合されている。従って、当該重なり部分の縁端Eは幅方向全体に亘って接合されている。
なお、接合の態様としては特に限定されず、ヒートシールによる接合、超音波溶着による接合、および貼り合わせ(より具体的には、接着剤または粘着剤を介した貼り合わせ)による接合などが挙げられる。製造容易性および異物混入防止の確実性の観点からは、ヒートシールが好ましい。
非接合部240には、刻印Mが設けられている。刻印は、密閉空間Sに収容された収容物Cに関する情報を表示するものであってよい。このような情報は、フィルム包材200を密閉する時期により変動しうる情報であってフィルム包材200の製造時点では付与できない情報であることが好ましい。たとえば、収容物Cの消費期限、ロット番号、追番(累計製造番号)、個別管理番号などが挙げられる。
なお、刻印Mは、フィルム包材200の局部的な陥没変形および/または隆起変形によって線図(より具体的には、文字および/または記号)を表したものである。刻印Mには、熱刻印、常温成型による刻印、その他任意の方法によって得られる刻印が挙げられる。熱刻印は、製造容易性の点で好ましく、常温成型による刻印は、フィルム包材200が延性の高いフィルムである場合などにおいて好ましい。
本実施形態の刻印Mでは、それによって表される文字および/または記号の線図の部分で(つまり局部的に)、第1フィルム部210および第2フィルム部220の少なくともいずれかが変形していてよい。また、局部的に、第1フィルム部210および第2フィルム部220が接合されていてもよい。さらに、局部的に、第1フィルム部210および第2フィルム部220の少なくともいずれかが穿孔していてもよい。
密閉空間Sは清潔な空間であることを前提とし、その清潔さのレベルは問わない。たとえば、消毒(病原性微生物を死滅または除去し、感染力をなくすこと)または滅菌(病原体および非病原体を問わず、すべての微生物を死滅または除去すること)のレベルであることが好ましく、滅菌状態であることがより好ましい。密閉空間S内の清潔さのレベルは、収容物Cに求められる滅菌状態に基づいて適宜決定することができる。
収容物Cとしては特に限定されず、保存時および開封時において必要とされる滅菌状態のレベルは問わない。好ましくは、収容物Cは、保存時および開封時において厳密な滅菌状態が必要とされるものである。好ましい収容物Cとしては、特に、再生医療用途で用いられる要素自体または当該要素を収容(保存のための収容および運搬のための一時的収容のいずれをも含む)するための容器およびその関連器具が挙げられる。再生医療用途とは、細胞の分化誘導、培養、保存、輸送、移植に用いられることをいう。再生医療用途で用いられる要素としては、検体、細胞(たとえば、胚性幹細胞、人工多能性幹細胞、組織特異的な体性幹細胞、分化した組織細胞)、足場材料、細胞成長因子およびそれらと共に用いられる試薬類が挙げられる。より具体的には、シャーレおよびスラスコ等の細胞培養容器;検体、細胞および試薬類を保存するための保存容器;ならびにピペットなどが挙げられる。保存容器のさらに具体的な例として、チューブ等の容器が挙げられる。また、容器の関連器具としては、ケーン、ラックなどの容器保持具が挙げられる。
第1フィルム部210および第2フィルム部220は、単層フィルムであってもよいし、外層および接合層を少なくとも含む積層体フィルムであってもよい。接合層は、少なくとも接合すべき部分(つまり接合部230に相当する部分)に設けられてよい。
接合層を構成する樹脂は、ヒートシールにより接合させる場合にあっては熱によって溶融し相互に融着し得る樹脂;超音波溶着により接合させる場合にあっては超音波振動によって溶融し相互に融着し得る樹脂;貼り合わせにより接合させる場合にあっては接着性樹脂(樹脂の固化によって剥離抵抗を発揮するもの)または粘着性樹脂(樹脂の粘性によって剥離抵抗を発揮するもの)であればよい。このような樹脂は 当業者であれば適宜選択することができる。たとえば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、変性ポリオレフィンなどが挙げられる。これらの樹脂は、単独または複数の組み合わせで選択されてよい。
外層を構成する樹脂は、包装体100に求められる機械的特性、物理的特性および化学的特性などの諸特性に応じて、当業者が適宜選択することができる。たとえば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂などが挙げられる。
接合層と外層だけでは包装体100に求められる諸特性が達成できない場合、または諸特性を増強させる場合、接合層と外層との間に1または複数の中間層が設けられてよい。中間層が発揮すべき特性の具体例としては、気体バリア性、気体吸収性、光バリア性、機械的強靱性、耐屈曲性、耐ピンホール性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性などが挙げられる。このような特性を発揮する樹脂は、当業者によって適宜選択される。たとえば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂などが挙げられる。
また、上記した各層の間には、適宜接着層が介在していてよい。
本実施形態では、包装体100の四辺のうち、刻印Mが付される上端における接合態様が上述のとおりであればよく、他の端における態様は任意である(他の実施形態においても同様)。つまり、図示した包装体100は第1フィルム部210と第2フィルム部220とが別個独立したフィルムであり、左右端および下端でも接合されている態様のものであるが、本実施形態はこの態様に限定されない。他にも、たとえば、包装体100の左右端で第1フィルム部210と第2フィルム部220とが連続するピロー包装形式であり、包装体100の下端で第1フィルム部210と第2フィルム部220とが接合されていてもよいし、第1フィルム部210と第2フィルム部220とが、包装体100の下端で連続し、包装体100の左右端で接合されていてもよい。なお、他の端で接合される場合、上端の縁端Eと同様に、当該他の端のそれぞれにおいても縁端まで完全に接合されている必要がある。
本実施形態では、包装体100の形状が矩形状である場合を挙げたが、本発明の包装体はこの形状に限定されるものではない。本発明の包装体は、収容物Cの形状等に応じ、任意の形状をとりうる。
[1−2.第2実施形態−包装体100a]
図2は、第2実施形態の包装体の模式的正面図である。図2に示す包装体100a
は、接合部230aおよび非接合部240aの形状が異なることを除いて、第1実施形態の包装体100と同様である。
本実施形態の包装体100aでは、非接合部240aが、包装体100aの左右幅の一部を占める大きさで構成され、非接合部240aの左右の部分は、内側方向の部分とともに第1接合部231aで構成されている。第1接合部231aと第2接合部232とは、非接合部240aの左右の部分で互いに接触しており、第1フィルム部と第2フィルム部とは境界Bから縁端Eまで連続的に接合している。
なお、上記の説明および図2において、第1接合部231aと第2接合部232とが互いに接触するとした位置(つまり互いに接触する第1接合部231aと第2接合部232との境界)はあくまで説明の上で便宜的に定めたにすぎず、任意である。
[1−3.第3実施形態−包装体100b]
図3は、第3実施形態の包装体の模式的正面図である。図3に示す包装体100bは、接合部230bおよび非接合部240bの形状が異なることを除いて、第1実施形態の包装体100と同様である。
包装体100bでは、非接合部240bが、包装体100bの一方の端(本実施形態では右端)に、包装体100bの左右幅の一部を占める大きさで構成され、非接合部240bの他方の端の部分および内側方向の部分は、第1接合部231bで構成されている。第1接合部231bの当該他の部分は、第2接合部232に接触しており、第1フィルム部と第2フィルム部とは境界Bbから縁端Eまで連続的に接合している。
第1接合部231bは、包装体100bの左右幅の一部を占める大きさで構成されている。このため、密閉空間と接合部230bとの境界Bbの一部は第1接合部231bによって画成され、他部は第2接合部232によって画成されている。これによって、包装体100b内の密閉空間をより広くとることができる。
[1−4.第4実施形態−包装体100c]
図4は、第4実施形態の包装体の模式的正面図(a)および模式的断面図(b)である。
図4に示す包装体100cは、フィルム包材200cが接合されたものである。本実施形態のフィルム包材200cは、重ねられた正面側の第1フィルム部210cと背面側の第2フィルム部220cとを含む。
本実施形態では、接合部230cのすべてが第1接合部231cで構成されている。正面側の第1フィルム部210cは、第2フィルム部220cと重なり部分の縁端Ecから外側(つまり接合部230cの外側)に、延出部215cを有している。この延出部215cに、刻印Mcが設けられている。
[1−5.第5実施形態−包装体100d]
図5は、第5実施形態の包装体の模式的正面図(a)および模式的断面図(b)である。
図5に示す包装体100dは、フィルム包材200dが接合されたものである。本実施形態のフィルム包材200dは、重ねられた正面側の第1フィルム部210dと背面側の第2フィルム部220dとを含む。
包装体100dは、フィルム包材200dとは別にタグ部300dを含む。タグ部300dは、第1フィルム部210dと第2フィルム部220dとの間に挟まれ且つ第1フィルム部210dと第2フィルム部220dとともに接合されたタグフィルムの、第1フィルム部210dと第2フィルム部220dとが重なった部分の縁端Edよりも外側を構成する部分である。このタグ部300dに、刻印Mdが設けられている。
タグ部300dを構成するタグフィルムは、第1フィルム部210dおよび第2フィルム部220dと同じ材質であってよいが、フィルム包材200dと別個独立した構成要素であるため、異なる材質であってもよい。タグフィルムは、フィルム包材200dと接合可能、かつ、刻印Mdの形成が可能であればよい。したがって、タグフィルムに、たとえば収容物Cとの関係でフィルム包材200dに求められるような機械的特定、物理的特性および化学的特性は必ずしも要さない。
なお、図示された包装体100dでは、タグフィルムの下端は境界Bより内側に出ているが、本実施形態はこの態様に限定されない。タグフィルムの下端の位置は、境界Bまたは接合部230d内であってもよい。
[1−6.第6実施形態−包装体100e]
図6は、第6実施形態の包装体の模式的正面図である。
図6に示す包装体100eでは、接合部230eの全てが第1接合部231eで構成される。上述の第1実施形態から第5実施形態の包装体が有する非接合部240,240a,240b、延出部215cおよびタグ部300dを含まず、刻印Meが当該接合部230eに設けられている。
[2.製造方法]
本発明の包装体は、収容工程と、接合工程と、刻印工程とを経て製造される。フィルム包材は適宜成膜され、製造すべき包装体の形状に応じた形状の第1フィルム部および第2フィルム部が用意される。第1フィルム部および第2フィルム部は、別途独立していてもよいし、一体的に連続していてもよい。包装体がピロー包装である場合は、予め背シールがされた状態でフィルム包材が用意される。また、フィルム包材は、ガンマ線滅菌、電子線滅菌などの滅菌手段によって滅菌されてもよい。本発明の包装体は、枚葉形式で製造されてもよいし、連続形式で製造されてもよい。
以下、包装体100を製造する場合を基本として説明するが、他の実施形態の包装体についても包装体100の製造方法に基づいて適宜製造方法を決定することができる。
フィルム包材200は適宜製膜され、収容工程で、収容物Cが第1フィルム部210と第2フィルム部220との間に挟まれ、収容物Cを含むフィルム包材200が得られる。この工程では、フィルム包材200は、収容物Cを挟んで第1フィルム部210と第2フィルム部220とが重なった状態であればよく、刻印を付すべき側を除く端部が接合されていてもよいし、接合されていなくてもよい。包装体100がピロー包装である場合は、背シールがされた後に収容物Cが挟み込まれる。
接合工程は、フィルム包材200の刻印を付すべき側を接合して収容物Cを密封する。第1フィルム部210と第2フィルム部220との重なり部分の少なくとも縁端Eを含む部分で第1フィルム部210と第2フィルム部220とを接合し、接合部230を形成する。収容物Cを密封するために必要な部分であれば、刻印を付すべき側以外の部分も接合される。
包装体100のように接合部230が第1接合部231と第2接合部232とで構成される包装体(包装体100a,100bも同様)の製造においては、接合工程では、第1接合部231と、非接合部240を介して第2接合部232とを形成する。第1接合部231を形成する工程(第1接合工程)と第2接合部232を形成する工程(第2接合工程)とは、同時であってもよいし、異なるタイミングかつ順不同であってもよい。たとえば包装体100a,100bのように第1接合部231a,231bと第2接合部232とが連続している場合は、接合用の金型も第1接合部231a,231bに対応する部分と第2接合部232に対応する部分とがそれぞれ独立することなく一体化したものを用い、第1接合部231a,231bと第2接合部232とを同時に形成してよい。
刻印工程では、境界Bの外側の非接合部240に刻印Mを設ける。
また、収容物Cに求められる清潔さにより、あらかじめフィルム包材200の少なくとも内側(つまり第1フィルム部210と第2フィルム部220とが対向する側)が殺菌または滅菌される処理を行ってもよい。当該処理は、収容物Cをフィルム包材200内に収容する前に行ってもよいし、フィルム包材200内に収容物Cを収容後に行ってもよい。
たとえば滅菌法としては、高圧蒸気滅菌法、ガス滅菌法および放射線滅菌法などが挙げられるが、これらのうち、放射線滅菌法は、処理時間が短いこと、乾燥や残留ガスの除去等の後処理が不要であること、フィルム包材200の外側からの処理にも適していること、および包装体100を密閉後に処理することも可能であること、連続処理に適していることなどの点で好ましい。放射線滅菌法としては、ガンマ線滅菌および電子線殺菌が挙げられる。
あるいは、製造工程ではこのような殺菌または滅菌は行わなくてもよい。この場合、使用前にユーザが殺菌または滅菌することができる。
包装体100cのように接合部230cが第1接合部231cで構成される包装体(包装体100d,100eも同様)の製造においては、接合工程では、第1接合部を形成する(第1接合工程)。
この時、包装体100cの製造においては、延出部215cを残して第1フィルム部210cと第2フィルム部220cとの重なり部分を接合する。包装体100dでは、タグ部300dが外部にはみ出るようにタグフィルムを第1フィルム部210dと第2フィルム部220dとの間に挟み、接合部を形成する。
刻印工程では、境界Bの外側の延出部215cまたはタグ部300dに刻印を設ける。
以下、図7〜図11を挙げて、本発明の包装体を連続的に製造する態様について説明する。
図7は、一例として、フィルム包材200を構成する第1フィルム部210と第2フィルム部220とが別個独立している場合に、包装体100を連続的に製造する方法を模式的に示したものである。フィルム包材200を構成する第1フィルム部210と第2フィルム部220は、同じ幅の長尺フィルムとして適宜製膜され、製造ラインに給出される。図中、矢印方向は、フィルムの送り方向を示す(以下の図において同様)。
この例では、フィルムの送り方向に対して縦に連続して包装体100のパーツを製造していく。第1フィルム部210と第2フィルム部220とを重ね合わせ、左右側(図1での方向を基準とする。以下において同じ)の接合部のうち一方(この例では左側)を先に接合により形成する。
次に第1接合部231および第2接合部232を形成する(接合工程)。この例では、包装体100のパーツが縦に連なるように形成されるため、1のパーツの第2接合部232と、隣接するパーツの下側の接合部とを一度に形成する。図7では、当該第2接合部232と当該下側の接合部とを異なるように表示しているが、実際には、両接合部は連続的に接合されており、境界は視認できなくてよい。これによって、仕切られた空間が形成される。
さらに、第1接合部231および第2接合部232の間の非接合部240に刻印Mを刻設する(刻印工程)。
仕切られた空間の中に、開口している他方の側(この例では右側)から収容物Cを入れる(収容工程)。
その後、開口していた他方の側を接合し、仕切られた空間を密閉する。
これによって、縦に連なった包装体100のパーツが製造される。それぞれのパーツを破線Lの位置でカットして切り分けることによって、包装体100が得られる。その後、得られた包装体100に対して放射線滅菌等を行うことができる。
なお、この例では第1フィルム部210と第2フィルム部220とが別個独立している態様を示したが、たとえば、第1フィルム部210および第2フィルム部220が左右のうち一方で連続しているフィルム包材200を用いて、当該一方で接合部を形成する工程を省略してもよい。
図8は、他の例として、フィルム包材200を構成する第1フィルム部210と第2フィルム部220とが連続して筒状となっている場合に、包装体100を連続的に製造する方法を模式的に示したものである。フィルム包材200は長尺フィルムとして適宜製膜され、製造ラインに給出される。なお、フィルム包材200は、具体的には、筒状に製膜されたものであってもよいし、平面状に製膜されたフィルムをまるめて背側で接合することで筒状にしたものであってもよい。
図8の例では、図7の実施形態のような左右側の接合部を形成する工程を行わない。この例では、フィルム包材200の中の空間に収容物Cを収容した(収容工程)後に、第1接合部231および第2接合部232を形成すること(接合工程)により、当該空間を仕切って密閉する。さらに、第1接合部231および第2接合部232の間の非接合部240に刻印Mを刻設し(刻印工程)、縦に連なった包装体100のパーツを破線Lの位置でカットして切り分けることによって、包装体100が得られる。その後、得られた包装体100に対して放射線滅菌等を行うことができる。
図9は、一例として、フィルム包材200cを構成する第1フィルム部210cと第2フィルム部220cとが別個独立している場合に、包装体100cを連続的に製造する方法を模式的に示したものである。フィルム包材200cを構成する第1フィルム部210cと第2フィルム部220cは、第1フィルム部210cのほうが幅広の長尺フィルムとして適宜製膜され、製造ラインに給出される。
この例では、フィルムの送り方向に対して横に連続して包装体100cのパーツを製造していく。第1フィルム部210cと第2フィルム部220cとを、下側端位置が合うように重ね、接合部230c(第1接合部231c)を形成し(接合工程)、左右側の接合部を形成する。これによって、仕切られた空間が形成される。
さらに、第1フィルム部210cの、第2フィルム部220cの上側端より延出した延出部215cに刻印Mcを刻設する(刻印工程)。
仕切られた空間の中に、開口している下側から収容物Cを入れる(収容工程)。
その後、開口していた下側を接合し、仕切られた空間を密閉する。
これによって、横に連なった包装体100cのパーツが製造される。それぞれのパーツを破線Lの位置でカットして切り分けることによって、包装体100cが得られる。その後、得られた包装体100cに対して放射線滅菌等を行うことができる。
なお、この例では、接合部230c(第1接合部231c)を形成する工程と、下側を接合する工程とを逆にし、収容物Cを入れる方向も上下逆にしてよい。
図10は、他の例として、フィルム包材200cを構成する第1フィルム部210cと第2フィルム部220cとが連続している場合に、包装体100cを連続的に製造する方法を模式的に示したものである。
この例では、フィルム包材200cを、延出部215cが第1フィルム部210cと第2フィルム部220cとの重なり部分から延出するように折り曲げ、第1フィルム部210cと第2フィルム部220cとの間に収容物Cを挟む(収容工程)。接合部230c(第1接合部231c)を形成し(接合工程)、左右側の接合部を形成して密閉し、延出部215cに刻印Mcを刻設し(刻印工程)、横に連なった包装体100cのパーツを破線Lの位置でカットして切り分けることによって、包装体100cが得られる。その後、得られた包装体100cに対して放射線滅菌等を行うことができる。
図11は、一例として、フィルム包材200dを構成する第1フィルム部210dと第2フィルム部220dとが別個独立している場合に、包装体100dを連続的に製造する方法を模式的に示したものである。フィルム包材200dを構成する第1フィルム部210dと第2フィルム部220dは、同じ幅の長尺フィルムとして適宜製膜され、製造ラインに給出される。
この例では、フィルムの送り方向に対して横に連続して包装体100dのパーツを製造していく。第1フィルム部210dと第2フィルム部220dとを重ね、下側の接合部と、左右側の接合部とを形成する。これによって、仕切られた空間が形成される。
仕切られた空間の中に、開口している上側から収容物Cを入れる(収容工程)。その後、さらに開口している上側に、刻印Mdを刻設した(刻印工程)タグフィルムを挟み、開口していた上側を接合して接合部230d(第1接合部231d)を形成して(接合工程)仕切られた空間を密閉するとともにタグ部300dを形成する。
これによって、横に連なった包装体100dのパーツが製造される。それぞれのパーツを破線Lの位置でカットして切り分けることによって、包装体100dが得られる。その後、得られた包装体100dに対して放射線滅菌等を行うことができる。
なお、この例では、下側の接合部を形成する工程と、接合部230d(第1接合部231d)を形成する工程とを逆にし、収容物Cを入れる方向を上下逆にしてもよい。また、フィルム包材200dとして、第1フィルム部210dと第2フィルム部220dとが下側で連続したものを用い、下側の接合部を形成する工程を省略してもよい。
なお、収容工程、接合工程および刻印工程の順番は任意であり、かつ、それぞれの工程を順次行ってもよいし、複数の工程を同時に行ってもよい。全ての工程を同時に行うことで、優れた生産効率を得ることができる。
包装体100eのように接合部230eに刻印Meを設ける場合は、接合工程と刻印工程とを別々に行ってよい。この場合、接合工程と刻印工程の順も任意である。
100,100a,100b,100c,100d,100e 包装体
200,200c,200d フィルム包材
210,210c,210d 第1フィルム部
延出部215c
220,220c,220d 第2フィルム部
230,230a,230b,230c,230d,230e 接合部
231,231a,231b,231c,231d,231e 第1接合部
232 第2接合部
300d タグ部
S 密閉空間
E,Ec,Ed 縁端
B,Bb (密閉空間と接合部との)境界
M,Mc,Md,Me 刻印
C 収容物

Claims (10)

  1. 第1フィルム部と第2フィルム部との間に密閉空間を含むフィルム包材と、
    前記第1フィルム部と前記第2フィルム部との重なり部分の少なくとも縁端を含む部分で前記第1フィルム部と前記第2フィルムとが接合された接合部と、
    前記接合部の少なくとも一部を構成し、かつ前記密閉空間と前記接合部との境界の少なくとも一部を画成している第1接合部と、
    前記境界より外側に設けられた、情報を表示する刻印と、
    を含む包装体。
  2. 前記第1接合部によって前記密閉空間と隔離されて設けられた非接合部を含み、
    前記接合部が、前記非接合部を介して設けられた第2接合部をさらに含み、
    前記非接合部に前記刻印が設けられている、請求項1に記載の包装体。
  3. 前記接合部の外側に、前記第1フィルム部および前記第2フィルム部のいずれか一方が延出した延出部を有し、
    前記延出部に前記刻印が設けられる、請求項1に記載の包装体。
  4. 前記フィルム包材と別個独立したタグ部をさらに含み、
    前記タグ部が前記第1フィルム部と前記第2フィルム部との間に挟持された状態で接合されており、
    前記刻印が前記タグ部に設けられている、請求項1に記載の包装体。
  5. 前記密閉空間の収容物が、細胞培養容器、保存容器、およびピペットからなる群から選ばれる、請求項1から4のいずれか1項に記載の包装体。
  6. 収容物を第1フィルム部と第2フィルム部との間に挟み、前記収容物を含むフィルム包材を得る収容工程と、
    前記フィルム包材の刻印を付すべき側において、前記第1フィルム部と前記第2フィルム部との重なり部分の少なくとも縁端を含む部分で前記第1フィルム部と前記第2フィルムとを接合し、前記収容物を密閉して接合部を形成する接合工程と、
    前記収容物の密閉空間と接合部との境界より外側において刻印を形成する刻印工程と、
    を含む、包装体の製造方法。
  7. 前記接合工程が、
    前記境界の少なくとも一部を画成する第1接合部を形成する第1接合工程と、
    前記第1接合部との間に非接合部を介するように第2接合部を形成する第2接合工程と、を含み、
    前記刻印工程において、前記刻印が前記非接合部に設けられる、請求項6に記載の包装体の製造方法。
  8. 前記収容工程において、前記フィルム包材を、前記第1フィルム部および前記第2フィルム部のいずれか一方が前記収容物の側から外側に延出するように形成し、
    前記接合工程において、前記第1フィルム部および前記第2フィルムのいずれか他方の縁端を含む部分を接合し、
    前記刻印工程において、前記刻印が、延出した前記第1フィルム部および前記第2フィルム部のいずれか一方に設けられる、請求項6に記載の包装体の製造方法。
  9. 前記接合工程において、前記フィルム包材と別個独立したタグを前記第1フィルム部と前記第2フィルム部との間に挟んで接合してタグ部を形成し、
    前記刻印工程において、前記刻印を前記タグ部に設ける、請求項6に記載の包装体の製造方法。
  10. 前記第1接合工程と、前記第2接合工程と、前記刻印工程とを同時に行う、請求項7に記載の包装体の製造方法。

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