JP2017046880A - 把持型調理器 - Google Patents

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Junko Mori
惇子 盛
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Abstract

【課題】比較的しっかりと把持しなければならない場合であっても運転停止ボタンを操作しやすい把持型調理器を提供する。【解決手段】把持型調理器100は、動力源および運転停止指示操作部113を備える。動力源は、例えば、電動機等の回転型の動力源である。運転停止指示操作部は、操作者の操作によって動力源の運転および停止を指示する。そして、この運転停止指示操作部は、想定使用姿勢において操作者と対向する側の側面に配設される。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、ハンドブレンダー等の把持型調理器に関する。
近年、種々のハンドブレンダーが提案されているが、いずれのハンドブレンダーも基本的には運転停止ボタンを人差し指で操作する仕様となっている(例えば、特開2007−14522号公報等参照)。
特開2007−14522号公報
しかし、ハンドブレンダーでは、通常、アタッチメントよりも本体の方が重い。このため、ハンドブレンダーの重心は比較的高い位置にある。したがって、女性や子供などの比較的力が弱い者がハンドブレンダーを操作する際、その者達は、両手で把持する等、比較的しっかりとハンドブレンダーを把持する傾向がある。しかし、このように比較的しっかりとハンドブレンダーを把持すると、人差し指が動きにくくなってしまい、運転停止ボタンを操作しにくくなる場合がある。
本発明の課題は、比較的しっかりと把持しなければならない場合であっても運転停止ボタンを操作しやすい把持型調理器を提供することにある。
本発明の第1局面に係る把持型調理器は、動力源および運転停止指示操作部を備える。動力源は、例えば、電動機(モータ)等の回転型の動力源である。運転停止指示操作部は、操作者の操作によって動力源の運転および停止を指示する。そして、この運転停止指示操作部は、想定使用姿勢において操作者と対向する側(以下「操作者対向側」という。)の側面に配設される。なお、ここで「想定使用姿勢」とは、設計上想定される使用時の姿勢である。また、ここにいう「側面」とは、天面および底面以外の面を意味し、左側面や右側面のみならず前面や背面を含み得る概念である。
この把持型調理器では、想定使用姿勢において操作者と対向する側の側面に運転停止指示操作部が配設される。このため、この把持型調理器では、操作者は、最も力が入りやすく操作しやすい親指で運転停止指示操作部を操作することができる。したがって、この把持型調理器は、操作者が比較的しっかりと把持しなければならない場合であっても運転停止指示操作部(運転停止ボタン)を操作しやすい。
本発明の第2局面に係る把持型調理器は、第1局面に係る把持型調理器であって、筐体をさらに備える。筐体は、筒形状を呈しており、動力源を収容している。筐体は、曲げ部分を有する。曲げ部分は、想定使用姿勢において上端が操作者対向側の反対側に向かうように(すなわち、上端が操作者から遠ざかるように)湾曲または屈曲している。そして、運転停止指示操作部は、筐体の側面の上側部分に配設されている。
この把持型調理器では、筐体が曲げ部分を有し、その曲げ部分は、想定使用姿勢において上端が操作者対向側の反対側に向かうように湾曲または屈曲している。このため、この把持型調理器は、把持時の手首にかかる負担を低減することができると共に、作業台等に載置された際に作業台等から転がり落ちることがない。
本発明の第3局面に係る把持型調理器は、第1局面または第2局面に係る把持型調理器であって、運転停止指示操作部は、押込み式のボタンであって、未使用状態において外表面が筐体の外周面と一致するか、筐体の外周面よりも奥まっている。
この把持型調理器では、運転停止指示操作部は、未使用状態において外表面が筐体の外周面と一致するか、筐体の外周面よりも奥まっている。このため、この把持型調理器が作業台等に置かれる際に誤って運転停止指示操作部が押圧されることを防止することができる。
本発明の第4局面に係る把持型調理器は、第1局面から第3局面のいずれかに係る把持型調理器であって、ロック解除指示操作部をさらに備える。ロック解除指示操作部は、運転停止指示操作部を指示操作可能な状態とするものである。そして、このロック解除指示操作部は、運転停止指示操作部と反対側の側面に配設されている。
この把持型調理器では、運転停止指示操作部と反対側の側面にロック解除指示操作部が配設されている。このため、この把持型調理器では、人差し指や中指でロック解除指示操作部を操作することができ、運転停止指示操作部の誤操作を防止することができる。
本発明の第5局面に係る把持型調理器は、第4局面に係る把持型調理器であって、ロック解除指示操作部は、押込み式のボタンであって、未使用状態の想定使用姿勢の側面視において、筐体の上端部の操作者対向側の反対側の最外点と、筐体の下端部の操作者対向側の反対側の最外点とを結ぶ仮想直線の内側に収まるように配設されている。なお、かかる場合、ロック解除指示操作部は、筐体の外周面から突出していてもよい。
この把持型調理器では、ロック解除指示操作部は、未使用状態の想定使用姿勢の側面視において、筐体の上端部の操作者対向側の反対側の最外点と、筐体の下端部の操作者対向側の反対側の最外点とを結ぶ仮想直線の内側に収まるように配設されている。このため、この把持型調理器が作業台等に置かれる際に誤ってロック解除指示操作部が押圧されることを防止することができる。
本発明の第6局面に係る把持型調理器は、第4局面または第5局面に係る把持型調理器であって、ロック解除指示操作部の押込み方向は、想定使用姿勢において水平方向と略平行な方向である。また、運転停止指示操作部の押込み方向は、想定使用姿勢において操作者対向側から操作者対向側の反対側に向かうに従って下方に傾斜する方向である。なお、このとき、運転停止指示操作部の押込み方向は想定使用姿勢において水平面と交差する。
この把持型調理器では、ロック解除指示操作部の押込み方向が、想定使用姿勢において水平方向と略平行な方向であり、運転停止指示操作部の押込み方向が、想定使用姿勢において操作者から遠ざかる方向に向かうに従って下方に傾斜する方向である。このため、この把持型調理器では、操作者は、親指および人差し指や中指を自然に動かすだけで運転停止指示操作部およびロック解除指示操作部を押圧することができる。したがって、この把持型調理器は、操作者の指の操作負担を低減することができる。
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの正面図である。 本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの背面図である。 本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの左側面図である。 本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの上面図である。 本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの底面図である。 本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの天面に垂直な方向から見たときの図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の実施の形態の変形例(E)に係るハンドブレンダーの左側面図である。
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100は、コードレス型のハンドブレンダーであって、図1に示されるように、主に、本体110およびアタッチメント120から構成されている。以下、本体110およびアタッチメント120それぞれについて詳述する。
<本体の構成>
本体110は、図1〜図8に示されるように、主に、筐体部111、取付け部112、運転停止ボタン113、ロック解除ボタン114、モータMT、メインシャフトMS、連結部CT、充電池BTおよび制御基板CCから構成される。以下、本体110の各構成要素について詳述する。なお、以下の本体110の各構成要素の説明に際して、「想定使用姿勢」および「操作者対向側」との用語が使用されるが、前者の用語は、設計上想定される使用時の姿勢であって、図2、図3および図4に示されるように本体110が上側に位置し、アタッチメント120が下側に位置する姿勢を意味し、後者の用語は、想定使用姿勢において操作者と対向する側であって、図4の右側すなわち運転停止ボタン配設側を意味する。
(1)筐体部
筐体部111は、図4に示されるように、想定使用姿勢において上端が操作者対向側の反対側に向かって(すなわち、上端が操作者から遠ざかるように)湾曲する筒形の樹脂成形体であって、図8に示されるようにモータMT、メインシャフトMS、充電池BTおよび制御基板CC等を収容している。なお、この筐体部111をより詳細に説明すると以下の通りである。
先ず、この筐体部111は、図5に示されるように、取付け部側から上端面側に向かうに従って正円から略ルーロの三角形(正三角形の画辺を膨らませると共に角部を面取りしたような形をした定幅図形(図7の上端面SFuを参照))に徐変する形状を呈している。
次に、この筐体部111は、操作者の手首に負担をかけず、且つ、操作者が運転停止ボタン113を操作しやすくするために、次の通りに設計されている。先ず、運転停止ボタン113の配設領域において筐体部111の外周面と滑らかに連続する仮想曲面SFpを設定する(図4の破線箇所参照)。次に、運転停止ボタン113の押込み方向DIoと平行であって、運転停止ボタン113の中心点または重心点を通る仮想直線Lpを設定する(図4参照)。次いで、この仮想直線Lpが仮想曲面SFpと交差する交差点Piを設定する(図4参照)。続いて、側面視において、交差点Piにおける接線Loと、メインシャフトMSの回転軸の延長線Lcとが交差する角度(以下「把持角度」という)をθとする(図4参照)。そして、θが25°以上30°以下の範囲内に収まるように筐体部111が設計されている。
(2)取付け部
取付け部112は、種々のアタッチメント120(後述)を取り付けるために設けられている部位であって、図8に示されるように、筐体部111の下端から下方に向かって延びている。なお、この取付け部112は、略切頭円錐形状を呈しており、下方に向かうに従って縮径している。そして、この取付け部112には、メインシャフトMSおよび連結部CTが収容されている。
(3)運転停止ボタン
運転停止ボタン113は、図2に示されるように比較的大きな長方形形状のボタンであって、図4に示されるように想定使用姿勢において筐体部111の操作者対向側の側面の上端部分に配設されている。なお、この運転停止ボタン113は、図4に示されるように、未使用状態の想定使用姿勢の側面視において、その外表面が筐体部111の外周面よりも奥まっている。また、この運転停止ボタン113の押込み方向DIoは、想定使用姿勢において操作者対向側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する方向、すなわち操作者から遠ざかるに従って下方に傾斜する方向とされている。そして、この運転停止ボタン113は、付勢部材(図示せず)によって押込み方向DIoと反対方向に向かって付勢されており、操作者が付勢部材の付勢力に逆らって運転停止ボタン113を押し下げると接点が閉じる構成となっている。一方、操作者が運転停止ボタン113から指を離すと、付勢部材の付勢力によって運転停止ボタン113が押し上げられて接点が開放される。また、この運転停止ボタン113は、制御基板CCに接続されている。そして、制御基板CCは、この運転停止ボタン113の接点の開閉を検知するように構成されている。
(4)ロック解除ボタン
ロック解除ボタン114は、図3に示されるように比較的大きな長方形状のボタンであって、図4に示されるように想定使用姿勢において筐体部111の操作者対向側の反対側の側面の上端部分に配設されている。このロック解除ボタン114は、図4に示されるように、運転停止ボタン113よりも僅かに下側に位置している。なお、このロック解除ボタン114は、図4に示されるように、未使用状態の想定使用姿勢の側面視において、筐体部111の外周面から突出するが、筐体部111の上端部の操作者対向側の反対側の最外点Paと、筐体部111の下端部の操作者対向側の反対側の最外点Pbとを結ぶ仮想直線Liを超えることはない。また、このロック解除ボタン114の押込み方向DIuは、図4に示される通り、想定使用姿勢において水平方向と平行な方向とされている。そして、このロック解除ボタン114は、付勢部材(図示せず)によって押込み方向DIuと反対方向に向かって付勢されており、操作者が付勢部材の付勢力に逆らってロック解除ボタン114を引くと接点が閉じる構成となっている。一方、操作者がロック解除ボタン114から指を離すと、付勢部材の付勢力によってロック解除ボタン114が押し戻されて接点が開放される。また、このロック解除ボタン114は、制御基板CCに接続されている。そして、制御基板CCは、このロック解除ボタン114の接点の開閉を検知するように構成されている。
(5)モータ
モータMTは、通常のインナーローター型の直流モータであって、図8に示されるように筐体部111内の最下部に配設されている。そして、このモータMTは、制御基板CCに接続されている。そして、制御基板CCは、運転停止ボタン113およびロック解除ボタン114のオン/オフに基づいてモータMTへの出力制御を行う。
(6)メインシャフト
メインシャフトMSは、図8に示されるように、モータMTのローターの回転軸に沿って下方に向かって延びている。また、このメインシャフトMSの下端には、アタッチメント120のシャフトSTを連結するための連結部CTが取り付けられている。
(7)連結部
連結部CTは、上述の通り、アタッチメント120のシャフトSTを連結するためのものであって、メインシャフトMSの下端に取り付けられている。
(8)充電池
充電池BTは、充電可能な電池であって、図8に示されるようにモータMTの直上に配設されている。この充電池BTは、制御基板CCの指示に従って電気エネルギーをモータMTに供給する。
(9)制御基板
制御基板CCは、例えば、マイクロコンピュータを含む制御回路等であって、充電池BTの上方、すなわち、運転停止ボタン113およびロック解除ボタン114の近傍に配設されている。そして、この制御基板CCは、運転停止ボタン113、ロック解除ボタン114およびモータMTに接続されており、上述の通り、運転停止ボタン113およびロック解除ボタン114のオン/オフに基づいてモータMTへの出力制御を行う。具体的には、ロック解除ボタン114がオフ状態であるとき、運転停止ボタン113がオフからオンとされても、制御基板CCは、モータMTに通電を行わず、モータMTを停止させたままとする。一方、ロック解除ボタン114がオン状態とされている場合に運転停止ボタン113がオフからオンとされると、制御基板CCは、モータMTが規定の回転数で回転運動をするようにモータMTに通電を行う。
<アタッチメントの構成>
アタッチメント120は、食品を調理するために使用される付属部品であって、図6および図8に示されるように、主に、シャフトST、切断刃BL、刃カバー121、被取付け部122およびシャフトカバー123から構成されている。なお、本実施の形態に係るハンドブレンダーにおいて、刃カバー121、被取付け部122およびシャフトカバー123は金属製の一体品である。切断刃BLは、図6および図8に示されるようにシャフトSTの下端部に取り付けられている。刃カバー121は、切断対象の調理材が飛び散らないようにする役目を担う部位であって、切断刃BLの周囲を覆っている。シャフトカバー123は、シャフトSTを覆っている。そして、このアタッチメント120は、被取付け部122を介して本体110の取付け部112に着脱自在に取り付けられる。アタッチメント120が被取付け部122を介して本体110の取付け部112に取り付けられると同時に、アタッチメント120のシャフトSTが本体110の連結部CTに着脱自在に連結される。なお、アタッチメント120としては、図1〜8に示されるブレンダー以外に、泡立てビーター、生地こねニーダー、チョッパーカッター、おろしカッター等がある。
アタッチメント120としてブレンダー、泡立てビーター、生地こねニ―ダーが使用される場合、アタッチメント120は、被取付け部122を介して本体110の取付け部112に取り付けられると同時にアタッチメント120のシャフトSTが本体110の連結部CTを介してメインシャフトMSに連結される。
また、アタッチメント120としてチョッパーカッター又はおろしカッターが使用される場合、専用カップが使用される。かかる場合、チョッパーカッター又はおろしカッターは、本体110の連結部CTを介してメインシャフトMSに取り付けられると共に、専用カップの底面中央から上方に向かって延びるピンに回転自在に支持される。一方、専用カップは、被取付け部122を介して取付け部112に取り付けられる。
<本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの操作方法>
操作者は、先ず、親指が運転停止ボタン113に位置すると共に人差し指がロック解除ボタン114に位置するようにハンドブレンダー100の筐体部111の上側部分を握る。なお、ハンドブレンダーがこのように握られると、必然的に運転停止ボタン113が操作者に対向する位置関係となる。操作者は、次に、人差し指でロック解除ボタン114を引いて、運転停止ボタンのロックを解除する。そして、操作者は、ロック解除ボタン114を人差し指で引いた状態のままで、親指で運転停止ボタン113を押す。すると、モータMTのローターが回転し、アタッチメント120のシャフトSTが回転駆動される。
<本発明の実施の形態に係るハンドブレンダーの特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、想定使用姿勢において操作者対向側の側面に運転停止ボタン113が配設されている。このため、このハンドブレンダー100では、操作者は、最も力が入りやすく操作しやすい親指で運転停止ボタン113を操作することができる。したがって、このハンドブレンダー100は、操作者が比較的しっかりと把持しなければならない場合であっても運転停止ボタン113を操作しやすい。
(2)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、想定使用姿勢において上端が操作者対向側の反対側に向かうように筐体部111が湾曲している。そして、さらに、この筐体部111は、把持角度θが25°以上30°以下の範囲内に収まるように設計されている。このため、このハンドブレンダー100では、操作者の手首に負担をかけず、且つ、操作者が運転停止ボタン113を操作しやすくすることができる。また、ハンドブレンダー100を作業台等に載置した際に、ハンドブレンダー100が作業台等から転がり落ちることを防止することができると共に、運転停止ボタン113およびロック解除ボタン114を作業台等に接触しない状態とすることができ、延いては運転停止ボタン113およびロック解除ボタン114の誤操作を防止することができる。
(3)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、筐体部111は、取付け部側から上端面側に向かうに従って正円から略ルーロの三角形に徐変する形状を呈している。このため、ハンドブレンダー100は、作業台等に載置された場合に載置状態が安定する
(4)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、運転停止ボタン113は、未使用状態において外表面が筐体部111の外周面よりも奥まっている。このため、このハンドブレンダー100が作業台等に置かれる際に誤ってハンドブレンダー100が押圧されることを防止することができる。
(5)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、運転停止ボタン113が、上下方向に長い長方形形状とされている。このため、このハンドブレンダー100では、親指で運転停止ボタン113を押しやすい。
(6)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、運転停止ボタン113と反対側の側面にロック解除ボタン114が配設されている。このため、このハンドブレンダー100では、人差し指や中指でロック解除ボタン114を操作することができ、運転停止ボタン113の誤操作を防止することができる。
(7)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、ロック解除ボタン114は、未使用状態の想定使用姿勢の側面視において、筐体部111の上端部の操作者対向側の反対側の最外点Paと、筐体部111の下端部の操作者対向側の反対側の最外点Pbとを結ぶ仮想直線Liの内側に収まるように配設されている。このため、このハンドブレンダー100が作業台等に置かれる際に誤ってロック解除ボタン114が押圧されることを防止することができる。
(8)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、ロック解除ボタン114の押込み方向DIuが想定使用姿勢において水平方向と略平行な方向であり、運転停止ボタン113の押込み方向DIoが想定使用姿勢において操作者対向側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する方向である。このため、このハンドブレンダー100では、操作者は、親指および人差し指や中指を自然に動かすだけで運転停止ボタン113およびロック解除ボタン114を押圧することができる。したがって、このハンドブレンダー100は、操作者の指の操作負担を低減することができる。
(9)
本発明の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、高重量の部品ほど筐体部111の下部に収容されている。このため、ハンドブレンダー100の重心位置を低くすることができる。したがって、このハンドブレンダー100は、操作者の手首に対する負荷を低減することができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、筐体部111は、想定使用姿勢において上端が操作者対向側の反対側に向かって湾曲する筒形状を呈していたが、筐体部111は、想定使用姿勢において上端が操作者対向側の反対側に向かって屈曲する筒形状を呈していてもよい。その際、運転停止ボタン113は、屈曲の上側の直筒部に配設されることになる。かかる場合、把持角度θは、側面視において屈曲部の上側の直筒部の筒軸とメインシャフトMSの回転軸の延長線Lcとが交差する角度となる。
また、直筒部、湾曲筒部および屈曲筒部を適宜組み合わせて筐体部111を構成してもかまわない。ただし、想定使用姿勢において上端が操作者対向側の反対側に向かうようにそれらの部位を組み合わせる必要がある。そのような組合せの例としては、例えば、1)下部に「想定使用姿勢において上下方向に延びる直筒部」を配し、上部に湾曲筒部を配する例(かかる場合、直筒部にモータMTを収容するのが好ましい。)」、2)下部に湾曲筒部を配し、上部に「想定使用姿勢において操作者対向側の反対側から操作者対向側に向かうに従って下方に傾斜する直筒部」を配する例、3)下部に「屈曲筒部」を配し、上部に「想定使用姿勢において操作者対向側の反対側から操作者対向側に向かうに従って下方に傾斜する直筒部」を配する例、4)下部に「想定使用姿勢において上下方向に延びる直筒部」を配し、中間部に「湾曲筒部」を配し、上部に「想定使用姿勢において操作者対向側の反対側から操作者対向側に向かうに従って下方に傾斜する直筒部」を配する例、5)下部に「想定使用姿勢において上下方向に延びる直筒部」を配し、中間部に「屈曲筒部」を配し、上部に「湾曲筒部」を配する例等が挙げられる。
(B)
先の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、運転停止ボタン113およびロック解除ボタン114が押込み式のボタンであったが、これらのボタン113,114は、ソフトウェアボタンや、タッチ式のボタンであってもよい。
(C)
先の実施の形態に係るハンドブレンダー100では、運転停止ボタン113は、未使用状態の想定使用姿勢の側面視において、その外表面が筐体部111の外周面よりも奥まっていたが、その外表面が筐体部111の外周面と一致していてもよい。
(D)
先の実施の形態に係るハンドブレンダー100にはロック解除ボタン114が配設されたが、ロック解除ボタンは省かれてもよい。
(E)
先の実施の形態では、湾曲形状の筐体部111を有するハンドブレンダー100が採用されたが、図9に示されるような直筒形状の筐体部111Aを有するハンドブレンダー100Aが採用されてもよい。かかる場合、本体110Aにおいて、運転停止ボタン113は、図9のロック解除ボタン114のように筐体部111Aの筒軸と平行になるように配設されてもかまわないが、図9に示されるように操作者対向側の反対側から操作者対向側に向かうに従って下方に傾斜するように配設されてもよい。
100,100A ハンドブレンダー(把持型調理器)
111,111A 筐体部(筐体,曲げ部分)
113 運転停止ボタン(運転停止指示操作部)
114 ロック解除ボタン(ロック解除指示操作部)
DIo 運転停止ボタンの押込み方向(運転停止指示操作部の押込み方向)
DIu ロック解除ボタンの押込み方向(ロック解除指示操作部の押込み方向)
Li 仮想直線
MT モータ(動力源)
Pa 筐体部の上端部の操作者対向側の反対側の最外点(筐体の上端部の操作者対向側の反対側の最外点)
Pb 筐体部の下端部の操作者対向側の反対側の最外点(筐体の下端部の操作者対向側の反対側の最外点)

Claims (6)

  1. 動力源と、
    操作者の操作によって前記動力源の運転および停止を指示する運転停止指示操作部と
    を備え、
    前記運転停止指示操作部は、想定使用姿勢において前記操作者と対向する側(以下「操作者対向側」という。)の側面に配設される
    把持型調理器。
  2. 前記動力源を収容する筒状の筐体をさらに備え、
    前記筐体は、前記想定使用姿勢において上端が前記操作者対向側の反対側に向かうように湾曲または屈曲する曲げ部分を有し、
    前記運転停止指示操作部は、前記筐体の前記側面の上側部分に配設されている
    請求項1に記載の把持型調理器。
  3. 前記運転停止指示操作部は、押込み式のボタンであって、未使用状態において外表面が前記筐体の外周面と一致するか前記筐体の外周面よりも奥まっている
    請求項1または2に記載の把持型調理器。
  4. 前記運転停止指示操作部を指示操作可能な状態とするロック解除指示操作部をさらに備え、
    前記ロック解除指示操作部は、前記運転停止指示操作部と反対側の側面に配設される
    請求項1から3のいずれかに記載の把持型調理器。
  5. 前記ロック解除指示操作部は、押込み式のボタンであって、未使用状態の想定使用姿勢の側面視において、前記筐体の上端部の前記操作者対向側の反対側の最外点と、前記筐体の下端部の前記操作者対向側の反対側の最外点とを結ぶ仮想直線の内側に収まるように配設されている
    請求項4に記載の把持型調理器。
  6. 前記ロック解除指示操作部の押込み方向は、前記想定使用姿勢において水平方向と略平行な方向であり
    前記運転停止指示操作部の押込み方向は、前記想定使用姿勢において前記操作者対向側から前記操作者対向側の反対側に向かうに従って下方に傾斜する方向である
    請求項4または5に記載の把持型調理器。
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