JP2017046675A - 核酸増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反応容器全体でより均一に核酸を増幅させる技術を提供する。
【解決手段】核酸増幅装置は、核酸を含む反応試料を収納する窪みがマトリクス状に複数配列される反応容器を保持する保持部102と、保持部102を加熱及び冷却して反応試料の温度を調節する温度調節部とを備える。保持部102は、平板部102aと、平板部102aの主表面から突出するとともに複数の窪みに対応してマトリクス状に配列されて窪みが挿入される複数の筒部102bとを有する。平板部102aは、最外周に位置する少なくとも1つの筒部102bよりも外側で主表面から突出する凸部102cを有する。
【選択図】図5

Description

本願は、核酸増幅装置に関する。
従来、DNA(Deoxyribonucleic Acid:デオキシリボ核酸)等の核酸にポリメラーゼ連鎖反応(PCR:Polymerase Chain Reaction)を起こさせて、核酸を増幅させる核酸増幅装置が知られている。また、核酸の増幅機構に加えて核酸の検出部を備え、増幅した核酸をリアルタイムに検出することができる核酸増幅装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような核酸増幅装置は、リアルタイムPCR装置と呼ばれている。
リアルタイムPCR装置は、核酸や蛍光物質等を含む反応試料の温度を制御して核酸を増幅させる。また、リアルタイムPCR装置は、反応試料を励起させる励起光を照射し、その際に反応試料から発生する蛍光に基づいて増幅された核酸を測定する。
特開2010−81898号公報
上述した核酸増幅装置では、反応試料を収容する窪みが複数設けられている樹脂製の反応容器が用いられていた。また、反応容器は、一般にアルミニウムを材料とする反応ブロックの上に置かれ、反応ブロックの加熱、冷却によって反応試料の温度が制御されていた。
核酸は、所定の温度サイクルを繰り返すことで増幅する。反応容器の全ての窪みで同じように核酸を増幅させるためには、反応容器のいずれの位置においても反応試料が正確に同じ温度とされることが望ましい。しかしながら、従来の核酸増幅装置では、反応容器の窪みの位置、すなわち反応ブロック上の位置によって温度差が生じるおそれがあった。反応ブロック上の位置によって温度差が生じた場合、各窪みで核酸の増幅率にばらつきが生じ得る。
本願はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、反応容器全体でより均一に核酸を増幅させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願のある態様の核酸増幅装置は、核酸を含む反応試料を収納する窪みがマトリクス状に複数配列される反応容器を保持する保持部と、保持部を加熱及び冷却して反応試料の温度を調節する温度調節部と、を備える。保持部は、平板部と、平板部の主表面から突出するとともに複数の窪みに対応してマトリクス状に配列されて窪みが挿入される複数の筒部と、を有する。平板部は、最外周に位置する少なくとも1つの筒部よりも外側で主表面から突出する凸部を有する。
本願によれば、反応容器全体でより均一に核酸を増幅させる技術を提供することができる。
実施の形態に係る核酸増幅装置を模式的に示す側面図である。 実施の形態に係る核酸増幅装置を模式的に示す平面図である。 反応ユニットの概略構造を示す斜視図である。 反応ユニットの分解斜視図である。 図5(A)は保持部の概略構造を示す平面図であり、図5(B)は保持部の概略構造を示す斜視図である。 図6(A)は温度調節部の概略構造を示す平面図であり、図6(B)は温度調節部の概略構造を示す斜視図である。 温度調節部を模式的に示す平面図である。 図8(A)は、変形例1に係る保持部の概略構造を示す平面図であり、図8(B)は変形例1に係る保持部の概略構造を示す斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、実施の形態に係る核酸増幅装置を模式的に示す側面図である。図2は、実施の形態に係る核酸増幅装置を模式的に示す平面図である。図1及び図2では、核酸増幅装置1の内部を透視した状態が図示されている。また、構造の一部は断面図で描かれている。本実施の形態に係る核酸増幅装置1は、DNA等の核酸と蛍光物質等とを含む液体状の反応試料の温度を制御して核酸を増幅させ、増幅した核酸の状態を光学的な測定方法により検出することができる装置である。
核酸増幅装置1は、本体15と、本体15の前方に取り付けられたカバー16とを備える。本体15には、反応容器20、カバー22、反応ユニット100、制御部24、光源30、回転部31、フィルタ部32,33、モータ34、及びカメラ35が設けられる。
カバー16は、核酸増幅装置1の使用者が反応容器20を取替えられるよう、前後に移動可能に本体15に設置される。カバー16は、後方に移動した際に本体15の内部に収納される。図1では、カバー16が前方に移動された状態が図示されている。本体15とカバー16との間には、遮光部材(図示せず)が取付けられる。これにより、核酸増幅装置1の内部空間が遮光される。カバー16の内側には、反射鏡25、フレネルレンズ26が設置される。
反応容器20には、核酸と蛍光物質等とを含む反応試料を収納する窪み(ウェル)が、マトリクス状に複数配列されている。本実施の形態では、縦横等間隔で縦に6個、横に10個の計60個の窪みが反応容器20に形成されている。なお、窪みの数は特に限定されず、例えば縦に8個、横に12個の計96個の窪みが形成されていてもよい。反応容器20は、後述する保持部102の熱を効率よく反応試料に伝えるために樹脂製の薄板からなる。反応容器20の裏面側は、窪みに応じた凸形状になっている。本実施の形態では、反応試料中の核酸は、蛍光物質が励起されると2種類の異なる波長の蛍光L1,L2を発生するように、蛍光標識されている。
反応ユニット100は、反応容器20を保持し、制御部24の指示に基づいて反応容器20の温度を調節する。反応ユニット100については後に詳細に説明する。
カバー22は、反応容器20を覆う部材である。カバー22により、反応容器20が加熱された際に反応試料が蒸発することを防ぐことができる。カバー22には、反応試料を励起させる励起光や、反応試料からの蛍光が透過するよう、光透過性のフィルム等が用いられる。
制御部24は、ハードウェア構成としてはコンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や回路で実現され、ソフトウェア構成としてはコンピュータプログラム等によって実現される。制御部24には、各種プログラム及びデータが記憶される。制御部24は、記憶されているプログラムを実行して、核酸増幅装置1の各部を制御する。例えば、制御部24は、核酸が増幅するように反応ユニット100による反応容器20の温度調節を制御する。また、制御部24は、光源30の点消灯やモータ34の回転を制御する。なお、制御部24は、本体15の外部に設けられてもよい。
反射鏡25は、フィルタ部32,33からの励起光をフレネルレンズ26に向けて反射する。また、反射鏡25は、反応試料からの蛍光をカメラ35に向けて反射する。フレネルレンズ26は、反射鏡25で反射される励起光を、フレネルレンズ26の光軸に平行な状態に収束させて透過させる。
光源30は、本体15の側面(−Y側の側面)に設置される。光源30は、例えばハロゲンランプであり、励起光を含む光を照射する。
回転部31は、いわゆるターレット式の回転装置である。回転部31には、反応試料からの蛍光を観測する際に用いられるフィルタ部32,33が装着される。回転部31は、回転板60,61、及び回転軸62を有する。回転部31は、回転板60と回転板61との間に、例えば最大6つのフィルタ部を装着することができる。
回転板60は、カメラ35側に配置される。回転板60には、フィルタ部32,33が装着される位置に、蛍光を通過させる丸窓が設けられる。回転板61は、反射鏡25側に配置される。回転板61には、フィルタ部32,33が装着される位置に、励起光及び蛍光を通過させる角窓が設けられる。回転軸62は、回転板60,61と、回転板60,61に装着されたフィルタ部32,33とを回転させる。
本実施の形態では、フィルタ部33は、フィルタ部32が設置される位置から回転軸62周りに180度ずれた位置に装着される。回転部31は、フィルタ部32,33のいずれかを光源30と対向する位置に移動させ、光源30からの光をフィルタ部に入射させる。なお、「光源30と対向する位置」とは、光源30の光軸と、フィルタ部が有する光学フィルタとが交わる位置をいう。図2では、フィルタ部32が光源30と対向する位置にある状態が図示されている。
フィルタ部32は、蛍光L1を観測する際に用いられる。フィルタ部32は、箱状のフィルタキューブ70と、光学フィルタ71,73と、ダイクロイックミラー72とを有する。光学フィルタ71,73及びダイクロイックミラー72は、フィルタキューブ70に取り付けられる。
光学フィルタ71は、光源30からの光のうち反応試料を励起させる励起光を透過させるバンドパスフィルタである。ダイクロイックミラー72は、反応試料に励起光を照射すべく、光学フィルタ71を透過した励起光を反射鏡25に向けて反射する。ダイクロイックミラー72で反射された励起光は、反射鏡25でさらに反射され、フレネルレンズ26を透過して反応容器20に照射される。また、ダイクロイックミラー72は、励起される反応試料から発生する蛍光L1,L2を透過させる。光学フィルタ73は、ダイクロイックミラー72を透過した蛍光L1を選択的に透過させるバンドパスフィルタである。
フィルタ部33は、蛍光L2を観測する際に用いられる。フィルタ部33は、箱状のフィルタキューブ80と、光学フィルタ81,83と、ダイクロイックミラー82とを有する。光学フィルタ81,83及びダイクロイックミラー82は、フィルタキューブ80に取り付けられる。
光学フィルタ81は、光学フィルタ71と同様に、光源30からの光のうち反応試料を励起させる励起光を透過させるバンドパスフィルタである。ダイクロイックミラー82は、光学フィルタ81を透過した励起光を反射鏡25に向けて反射するとともに、反応試料からの蛍光L1,L2を透過させる。光学フィルタ83は、ダイクロイックミラー82を透過した蛍光L2を選択的に透過させるバンドパスフィルタである。
モータ34は、制御部24の指示により回転軸62を回転させる。モータ34は、例えばステッピングモータである。カメラ35は、蛍光L1,L2を受光して撮影する。この結果、核酸増幅装置1の使用者は、増幅された核酸の量等を検出することができる。
続いて、反応ユニット100の構造について詳細に説明する。図3は、反応ユニット100の概略構造を示す斜視図である。図4は、反応ユニット100の分解斜視図である。図5(A)は保持部102の概略構造を示す平面図であり、図5(B)は保持部102の概略構造を示す斜視図である。図6(A)は温度調節部106の概略構造を示す平面図であり、図6(B)は温度調節部106の概略構造を示す斜視図である。図7は、温度調節部106を模式的に示す平面図である。
反応ユニット100は、保持部102、保持部ベース104、温度調節部106、放熱部108及び熱伝導部材110,112を主な構成として有する。
保持部102は、温調ブロックあるいは反応ブロックとも称され、反応容器20を保持する部材である。図5(A)及び図5(B)に示すように、保持部102は平板部102aと複数の筒部102bとを有する。反応容器20は、保持部102の一方の主表面上に裁置される。保持部102は、温度調節部106上に積層される。
複数の筒部102bは、平板部102aの一方の主表面から突出するとともに、反応容器20の複数の窪みに対応してマトリクス状に配列される。それぞれの筒部102bには、反応容器20の窪みが挿入される。より具体的には、窪みに対応して形成される反応容器20の裏面側の凸部が筒部102bの穴に挿入される。
また、平板部102aは、マトリクス状に配列された筒部102bの集合における最外周に位置する筒部102bよりも外側で、主表面から突出する凸部102cを有する。凸部102cは、平板部102aの厚みが凸部102cが設けられていない部分に比べて増加した部分、すなわち肉盛り部に相当する。最外周に位置する筒部102bは、内側に位置する筒部102bに比べて温度が低下する傾向にある。これに対し、最外周に位置する筒部102bの外側に凸部102cを設けることで、当該筒部102bの温度が低下することを抑制することができる。
本実施の形態では、四隅に位置する筒部102b1の外側に凸部102cが配置されている。四隅に位置する筒部102b1は、最外周に位置する筒部102bのなかでもより温度が低下しやすいためである。また、凸部102cは、四隅に位置する筒部102b1の、マトリクスの行方向(横方向)及び列方向(縦方向)の外側に配置される。さらに凸部102cは、四隅に位置する筒部102b1の、マトリクスの斜め方向の外側にも配置される。より具体的には、筒部102b1の行方向外側に凸部102c1が配置され、筒部102b1の列方向外側に凸部102c2が配置され、筒部102b1の斜め方向外側に凸部102c3が配置されている。
さらに本実施の形態では、四隅に位置する筒部102b1と行方向で隣接する筒部102b2の列方向外側に、凸部102c4が配置されている。また、筒部102b1と列方向で隣接する筒部102b3の行方向外側に、凸部102c5が配置されている。したがって、筒部102b1は、行方向において筒部102b2と凸部102c1とで挟まれ、列方向において筒部102b3と凸部102c2とで挟まれ、一方の斜め方向において筒部102b4と凸部102c3とで挟まれ、他方の斜め方向において凸部102c4と凸部102c5とで挟まれている。すなわち、四隅に位置する筒部102b1は、マトリクスの行方向、列方向及び斜め方向において、他の筒部102b2〜102b4及び凸部102c1〜102c5によって囲まれている。
また、平板部102aは、温度調節部106と保持部102との積層方向から見て、後述する外部接続端子118aと最外周に位置する筒部102b5との間に凸部102c6を有する。筒部102b5は、最外周に位置する筒部102bのうち外部接続端子118aに隣接する筒部である。すなわち、当該積層方向から見て基板118は四角形であって(図4参照)、その一辺から外部接続端子118aが突出している。また、平板部102aも四角形である。そして、保持部102は、平板部102aの各辺が基板118の各辺と平行になるよう姿勢が定められて基板118に積層される。平板部102aは、外部接続端子118a側の一辺、すなわち外部接続端子118aが接続される基板118の一辺に対して平行に延在し且つ外部接続端子118aに近い側の一辺に、凸部102c6を有する。
保持部102は、外部接続端子118aに近い領域ほど放熱されやすい。このため、平板部102aの外部接続端子118a側の一辺に凸部102c6を配置することで、外部接続端子118aに隣接する筒部102b5の温度が他の筒部102bの温度よりも低下することを抑制することができる。
保持部102は、熱伝導性を有する。保持部102の材料としては、アルミニウム等の熱伝導性の高い金属を用いることができる。また、平板部102aと筒部102bと凸部102cとは、一体的に形成することができる。凸部102cの体積は、当該凸部102cに隣接する筒部102bの体積と等しい。例えば、筒部102b1と、これに隣接する凸部102c1〜102c5とは体積が等しい。これにより、各筒部102bの温度をより均一にすることができる。
図3及び図4に示すように、保持部ベース104は、保持部102からの放熱を抑制するための断熱部材である。保持部ベース104は、上側パッキン114を介して保持部102上に設置される。保持部ベース104は枠形状を有し、保持部102の周囲を覆う。保持部ベース104の中央の開口において、保持部102の筒部102bが露出する。
図4に示すように、温度調節部106は保持部102を加熱及び冷却し、これにより反応容器20中の反応試料の温度を調節する。温度調節部106は、保持部102の鉛直方向下方に配置される。
図6(A)、図6(B)及び図7に示すように、温度調節部106は熱電素子プレート116と基板118とを有する。熱電素子プレート116は、保持部102を加熱及び冷却する複数の熱電素子120〜125と、温度センサ130〜132とを有する。熱電素子120〜125は、例えばペルチェ素子である。温度センサ130〜132は、例えばサーミスタである。複数の前記熱電素子120〜125は、マトリクス状に配列されて輪郭が四角形の素子群を形成する。そして、保持部102を6等分した領域のそれぞれを加熱及び冷却する。
温度センサ130は、熱電素子120と熱電素子121との間に配置される。温度センサ130は、保持部102のうち主に熱電素子120及び熱電素子121によって加熱及び冷却される領域の温度を検知することができる。温度センサ131は、熱電素子122と熱電素子123との間に配置される。温度センサ131は、保持部102のうち主に熱電素子122及び熱電素子123によって加熱及び冷却される領域の温度を検知することができる。温度センサ132は、熱電素子124と熱電素子125との間に配置される。温度センサ132は、保持部102のうち主に熱電素子124及び熱電素子125によって加熱及び冷却される領域の温度を検知することができる。
複数の熱電素子120〜125及び温度センサ130〜132は、基板118に電気的に接続される。基板118は、素子群が収まる四角形の枠部118bと、枠部118bの一辺118b1の外側面から突出する外部接続端子118aとを有する。枠部118b及び外部接続端子118aには配線パターンが設けられている。
例えば、熱電素子プレート116と基板118とは、熱電素子プレート116が枠部118bに収容された状態で治具により固定されて、両者の位置決めがなされる。この状態で、各熱電素子120〜125がはんだ付け等によって枠部118bの配線パターンに接続される。このようにして温度調節部106が形成された後、温度調節部106は後述する熱伝導部材112に積層される。
枠部118bに素子群が収容された状態で、枠部118bの一辺118b1の内側面と素子群との隙間R1は、枠部118bのいずれかの他辺の内側面と素子群との隙間よりも広い。本実施の形態では、一辺118b1の内側面と素子群との隙間R1は、一辺118b1に対して直交する一辺118b2,118b3の内側面と素子群との隙間R2,R3よりも広い。
素子群の熱は、主に熱伝導部材112を介して放熱部108に放熱されるが、一部の熱は熱伝導部材112を介して基板118側に放熱される。枠部118bの一辺に外部接続端子118aが接続された構造を有する基板118では、外部接続端子118a側に熱が伝達されやすい。したがって、外部接続端子118aに近い熱電素子120,122,124は、外部接続端子118aから離れている熱電素子121,123,125に比べて放熱されやすい傾向にある。このため、枠部118bの外部接続端子118a側の一辺118b1と素子群との隙間R1を拡げることで、素子群を構成する各熱電素子120〜125の温度をより均一にすることができる。
また本実施の形態では、外部接続端子118aが接続される一辺118b1に対して平行に延在する一辺118b4の内側面と素子群との隙間R4も、一辺118b2,118b3の内側面と素子群との隙間R2,R3よりも広い。枠部118bは、一辺118b2,118b3に比べて一辺118b1,118b4において配線パターンがより密に設けられている。そして、素子群の熱は配線パターンを介して放熱されやすい。したがって、隙間R1,R4を隙間R2,R3よりも拡げることで、各熱電素子120〜125の温度のばらつきをより抑制することができる。
また、素子群及び枠部118bは長方形であり、一辺118b1,118b4は長辺、一辺118b2,118b3は短辺にあたる。したがって、本実施の形態では長辺と素子群との隙間R1,R4が短辺と素子群との隙間R2,R3よりも拡げられている。これにより、素子群からの放熱をより抑制することができる。隙間R1,R4は例えば3mmであり、隙間R2,R3は例えば1mmである。
外部接続端子118aは、コネクタ形状であり、制御部24及び外部電源(図示せず)が接続される。基板118を介して、制御部24からの制御信号が熱電素子120〜125に送信され、また温度センサ130〜132の出力信号が制御部24に送信される。熱電素子120〜125は、制御部24からの指示に基づいて保持部102を加熱及び冷却する。また、制御部24は、温度センサ130〜132のうちの少なくとも1つの温度センサの出力値に基づいて、熱電素子120〜125による加熱及び冷却を制御する。
図3及び図4に示すように、放熱部108は熱電素子120〜125を放熱する。放熱部108は、例えば複数の放熱フィンを有するヒートシンクである。放熱部108は、温度調節部106の鉛直方向下方に配置され、下側パッキン134を介して温度調節部106に接続される。すなわち、放熱部108は、温度調節部106の保持部102とは反対側に配置される。
熱伝導部材110は、保持部102と温度調節部106との間に設けられる。熱伝導部材110は、保持部102と温度調節部106との間の熱伝達を仲介する。熱伝導部材110は、保持部102と温度調節部106とが並ぶ方向における熱伝導率よりも、当該方向と交わる方向における熱伝導率が高い。本実施の形態において熱伝導部材110はグラファイトシートであり、一方の主表面が保持部102に当接し、他方の主表面が温度調節部106に当接するように配置される。したがって、熱伝導部材110は、シートの面方向、すなわちシートの主表面に対して平行な方向(図4中の矢印X及びYで示す方向を含む、矢印Zに対して直交する方向)における熱伝導率が、シートの主表面の法線方向(図4中の矢印Zで示す方向)における熱伝導率よりも高い。
このため、熱電素子120〜125で発生する熱は、熱伝導部材110に達すると熱伝導部材110の厚さ方向に比べて面方向により伝達される。したがって、熱電素子120〜125から熱伝導部材110に伝達される熱の大部分は、熱伝導部材110内で面方向に拡散された後に保持部102に伝達される。これにより、反応試料の温度を上げる場合に、反応容器20全体で均一に温度を上げることができる。また、保持部102が冷却される際、保持部102から熱電素子120〜125に伝達される熱の大部分は、熱伝導部材110内で面方向に拡散された後に熱電素子120〜125に伝達される。これにより、反応容器20全体で均一に温度を下げることができる。
熱伝導部材112は、温度調節部106と放熱部108との間に設けられる。熱伝導部材112は、温度調節部106と放熱部108との間の熱伝達を仲介する。熱伝導部材112は、温度調節部106と放熱部108とが並ぶ方向における熱伝導率よりも、当該方向と交わる方向における熱伝導率が高い。本実施の形態において熱伝導部材112はグラファイトシートであり、一方の主表面が温度調節部106に当接し、他方の主表面が放熱部108に当接するように配置される。したがって、熱伝導部材112は、シートの面方向、すなわちシートの主表面に対して平行な方向(図4中の矢印X及びYで示す方向を含む、矢印Zに対して直交する方向)における熱伝導率が、シートの主表面の法線方向(図4中の矢印Zで示す方向)における熱伝導率よりも高い。
このため、保持部102からの伝熱によって加熱された熱電素子120〜125の熱は、熱伝導部材112に達すると熱伝導部材112の厚さ方向に比べて面方向により伝達される。したがって、熱電素子120〜125から放熱部108に伝達される熱の大部分は、熱伝導部材112内で面方向に拡散された後に放熱部108に伝達される。これにより、反応試料の温度を下げる場合に、反応容器20全体で均一に温度を下げることができる。
熱伝導部材110及び熱伝導部材112として用いるグラファイトシートの厚さは、好ましくは50μm以上100μm以下である。本実施の形態では、厚さ70μmのグラファイトシートを用いている。グラファイトシートの厚さを50μm以上100μm以下とすることで、シートの熱伝導量、シートの貼り付け対象に対する密着性、及びシートを貼り付ける際の作業性をより良好なものとすることができる。
グラファイトシートの厚さを厚くすると、シートの主表面に対して平行な方向における熱伝導量が多くなる。このため、反応容器20全体の温度をより均一に調節することができる。一方で、グラファイトシートの厚さを厚くすると、シートの主表面の法線方向における熱伝導量が少なくなる。また、グラファイトシートの厚さを薄くすると、シートの貼り付け対象である保持部102、温度調節部106及び放熱部108の表面形状に合わせてシートが変形しやすくなる。このため、グラファイトシートと、保持部102、温度調節部106及び放熱部108との密着性を高めることができ、反応容器20全体の温度をより均一に調節することができる。一方で、グラファイトシートの厚さを薄くすると、シートの取り扱いに注意を要するため、シートを貼り付ける際の作業性が低下しうる。以上の理由から、グラファイトシートの厚さを50μm以上100μm以下とすることが好ましい。
図3に示すように、保持部ベース104、保持部102、熱伝導部材110、温度調節部106、熱伝導部材112及び放熱部108は、固定部材136a,136bによって固定される。
続いて、核酸増幅装置1の動作について説明する。ここでは、一例として核酸増幅装置1を用いて核酸を増幅させ、蛍光L1を検出する場合を説明する。まず制御部24は、光源30からの光がフィルタ部32に入力されるよう、回転部31を回転させる。次に、制御部24は、反応試料中の核酸を増幅させるべく熱電素子120〜125の温度を制御する。これにより、熱電素子120〜125は、所定の温度サイクルで保持部102の加熱と冷却とを繰り返す。この結果、反応試料の加熱と冷却が繰り返され、核酸は増幅される。
光源30から出射される光に含まれる励起光は、光学フィルタ71を透過してダイクロイックミラー72で反射される。反射された励起光は反射鏡25でさらに反射され、フレネルレンズ26、カバー22を透過して反応容器20の反応試料に照射される。この結果、反応試料は励起され、蛍光L1,L2が発生する。蛍光L1,L2は、反射鏡25で反射されてダイクロイックミラー72を透過する。ダイクロイックミラー72を透過した蛍光L1,L2は光学フィルタ73に入射し、蛍光L1のみが選択的に光学フィルタ73を透過してカメラ35に入射する。この結果、カメラ35は、リアルタイムで蛍光L1を検出することができる。なお、蛍光L2を検出する場合には、フィルタ部33が用いられる。
以上説明したように、本実施の形態に係る核酸増幅装置1が備える保持部102は、平板部102aと、マトリクス状に配列されて反応容器20の窪みが挿入される複数の筒部102bとを有する。また、平板部102aは、マトリクス状に配列される筒部群において最外周に位置する筒部102bよりも外側に凸部102cを有する。これにより、最外周に位置する筒部102bの温度が当該筒部102bよりも内側の筒部102bの温度より低下することを抑制することができる。この結果、反応容器20の窪み全体における温度のばらつきを抑制することができるため、反応容器20全体でより均一に核酸を増幅させることができる。
また、本実施の形態では、四隅に位置する筒部102b1の外側に凸部102cが配置されている。具体的には、筒部102b1の行方向及び列方向の外側に凸部102c1,102c2が配置されている。さらに、筒部102b1の斜め方向の外側に凸部102c3が配置されている。また、筒部102b1は、行、列及び斜め方向において他の筒部102b2〜102b4及び凸部102c1〜102c5で囲まれている。これらにより、反応容器20の窪み全体における温度のばらつきをより抑制することができるため、反応容器20全体でより均一に核酸を増幅させることができる。
また、平板部102aは、温度調節部106と保持部102との積層方向から見て、外部接続端子118aと最外周に位置する筒部102b5との間に凸部102c6を有する。これにより、反応容器20の窪み全体における温度のばらつきをより抑制することができるため、反応容器20全体でより均一に核酸を増幅させることができる。また、凸部102cの体積は、凸部102cに隣接する筒部102bの体積と等しい。これにより、反応容器20全体でより均一に核酸を増幅させることができる。
また、熱電素子120〜125で構成される素子群と基板118の枠部118bとは、ともに四角形である。そして、外部接続端子118aが接続される枠部118bの一辺118b1と素子群との隙間R1は、枠部118bの他の一辺118b2,118b3との隙間R2,R3よりも広い。これにより、素子群全体の温度を均一にすることができる。この結果、反応容器20の窪み全体における温度のばらつきをより抑制することができるため、反応容器20全体でより均一に核酸を増幅させることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更などのさらなる変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれる。上述した実施の形態への変形の追加によって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態、及び変形それぞれの効果をあわせもつ。
(変形例1)
図8(A)は、変形例1に係る保持部102の概略構造を示す平面図であり、図8(B)は変形例1に係る保持部102の概略構造を示す斜視図である。図8(A)及び図8(B)に示すように、平板部102aは平面視L字状の凸部202cを有してもよい。凸部202cは、上述した実施の形態における凸部102c1〜102c5が一続きになった形状に相当する。また、図示は省略するが、平板部102aは平面視I字状の凸部(例えば、凸部102c1,102c3,102c5が一続きになった形状)を有してもよい。
(その他の変形例)
上述した実施の形態では、核酸増幅装置1は、核酸の増幅機構と検出機構とを備えるが、核酸増幅装置1は核酸の増幅機構のみを備えてもよい。また、最外周に位置する少なくとも1つの筒部102bよりも外側に凸部102cが配置されていればよく、そのような構造は本発明の範囲に含まれる。同様に、四隅に位置する筒部102b1の少なくとも1つの外側に凸部102c1、凸部102c2又は凸部102c3が配置されていればよく、そのような構造は本発明の範囲に含まれる。また、四隅に位置する筒部102b1の少なくとも1つが筒部102b2〜102b4と凸部102c1〜102c5で囲まれていればよく、そのような構造は本発明の範囲に含まれる。また、外部接続端子118aに隣接する少なくとも1つの筒部102b5と外部接続端子118aとの間に凸部102c6が設けられていればよく、そのような構造は本発明の範囲に含まれる。
1 核酸増幅装置、 20 反応容器、 102 保持部、 102a 平板部、 102b,102b1,102b2,102b3,102b4,102b5 筒部、 102c,102c1,102c2,102c3,102c4,102c5,102c6,202c 凸部、 106 温度調節部、 118 基板、 118a 外部接続端子、 118b 枠部、 120,121,122,123,124,125 熱電素子。

Claims (8)

  1. 核酸を含む反応試料を収納する窪みがマトリクス状に複数配列される反応容器を保持する保持部と、
    前記保持部を加熱及び冷却して前記反応試料の温度を調節する温度調節部と、を備え、
    前記保持部は、平板部と、前記平板部の主表面から突出するとともに複数の前記窪みに対応してマトリクス状に配列されて前記窪みが挿入される複数の筒部と、を有し、
    前記平板部は、最外周に位置する少なくとも1つの前記筒部よりも外側で前記主表面から突出する凸部を有することを特徴とする核酸増幅装置。
  2. 前記凸部は、四隅に位置する前記筒部の少なくとも1つの外側に配置される請求項1に記載の核酸増幅装置。
  3. 前記凸部は、四隅に位置する前記筒部の少なくとも1つの、マトリクスの行方向及び列方向の外側に配置される請求項1又は2に記載の核酸増幅装置。
  4. 前記凸部は、四隅に位置する前記筒部の少なくとも1つの、マトリクスの斜め方向の外側に配置される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の核酸増幅装置。
  5. 四隅に位置する前記筒部の少なくとも1つは、マトリクスの行方向、列方向及び斜め方向において、他の筒部及び前記凸部によって囲まれる請求項1乃至4のいずれか1項に記載の核酸増幅装置。
  6. 前記温度調節部は、前記保持部を加熱及び冷却する熱電素子と、外部接続端子を有するとともに前記熱電素子が電気的に接続される基板と、を有し、
    前記保持部は、前記温度調節部上に積層され、
    前記平板部は、前記温度調節部と前記保持部との積層方向から見て、前記外部接続端子と最外周に位置する少なくとも1つの前記筒部との間に前記凸部を有する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の核酸増幅装置。
  7. 前記凸部の体積は、当該凸部に隣接する前記筒部の体積と等しい請求項1乃至6のいずれか1項に記載の核酸増幅装置。
  8. 前記温度調節部は、前記保持部を加熱及び冷却する複数の熱電素子と、複数の前記熱電素子が電気的に接続される基板と、を有し、
    複数の前記熱電素子は、マトリクス状に配列されて輪郭が四角形の素子群を形成し、
    前記基板は、前記素子群が収まる四角形の枠部と、前記枠部の一辺から突出する外部接続端子と、を有し、
    前記一辺の内側面と前記素子群との隙間は、前記枠部のいずれかの他辺の内側面と前記素子群との隙間よりも広い請求項1乃至7のいずれか1項に記載の核酸増幅装置。
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