JP2017045766A - 真空処理装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

真空処理装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロードロックチャンバ内の圧力と大気圧との圧力差による半導体ウエハの跳ねによる製造不良を低減する。
【解決手段】アッシング装置10は、ロードロックチャンバ14,15および装置制御部30を備える。ロードロックチャンバ14,15は、半導体ウエハの真空処理が行われるプロセスチャンバ11,12から半導体ウエハを取り入れまたは取り出しする。装置制御部30は、真空状態のロードロックチャンバ14,15を大気開放状態にする大気開放処理を制御する。また、装置制御部30は、大気開放される直前のロードロックチャンバ14内の圧力である第1の圧力値から大気開放直後のロードロックチャンバ14内の圧力である第2の圧力値を減算した差圧圧力値と予め設定された圧力値である−1kPaとを比較し、差圧圧力値が予め設定された−1kPsよりも低い場合にアラームを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空処理装置および半導体装置の製造方法に関し、特に、真空処理後におけるアフターパージの時間調整に有効な技術に関する。
真空処理装置のひとつであるアッシング装置においては、半導体ウエハのアッシング処理が終了すると、該半導体ウエハは、ロードロックチャンバに送られる。その後、ロードロックチャンバからフロントエンドモジュールに搬送される。
ロードロックチャンバからフロントエンドモジュールに半導体ウエハを受け渡しする際には、ロードロックチャンバが大気開放される。この大気開放の際には、はじめにロードロックチャンバが、例えば窒素(N2)ガスなどによってパージされる、いわゆるメインパージが行われる。
そして、ロードロックチャンバが予め設定された圧力以上となると、アフターパージが行われる。アフターパージが終了した後、大気側ゲートバルブが開かれてロードロックチャンバが大気開放される。
しかしながら、上記したロードロックチャンバの大気開放の技術では、アフターパージが終了すると、大気側ゲートバルブを開いて大気開放されてしまうことになる。よって、アフターパージ後においてもロードロックチャンバ内の圧力が何らかの理由によって上がっていない場合、ロードロックチャンバとフロントエンドモジュールとの間に大きな圧力差が生じることとなる。
そのような状態において、大気側ゲートバルブが開かれると、その差圧によってフロントエンドモジュール側からロードロックチャンバ側に大気が流れ込み、流れ込んだ大気の圧力によってアッシング処理された半導体ウエハが跳ねてしまうという問題がある。
この半導体ウエハの跳ねによって、半導体ウエハが、複数の半導体ウエハを収納する載置棚などに接触してしまい、その結果、半導体ウエハが破損してしまう恐れがある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な真空処理装置は、ロードロックチャンバおよび制御部を備える。ロードロックチャンバは、半導体ウエハの真空処理が行われる処理室から半導体ウエハを取り入れまたは取り出しする。制御部は、真空状態のロードロックチャンバを大気開放状態にする大気開放処理を制御する。
この制御部は、大気開放される直前のロードロックチャンバ内の圧力である第1の圧力値から大気開放直後のロードロックチャンバ内の圧力である第2の圧力値を減算した差圧圧力値と第1の設定圧力値とを比較し、差圧圧力値が第1の設定圧力値よりも低い場合にアラームを出力する。
特に、制御部は、差圧圧力値が第1の設定圧力値よりも高い場合に、差圧圧力値と第2の設定圧力値とを比較し、差圧圧力値が第2の設定圧力値の範囲内であれば、大気解放前に行われるロードロックチャンバのパージ時間を増加させる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
半導体装置の製造不良を低減させることができる。
一実施の形態によるアッシング装置における構成の一例を示す説明図である。 図1のアッシング装置が有するロードロックチャンバおよび大気搬送室における接続構成の一例を示す説明図である。 図1のアッシング装置が有する装置制御部における構成の一例を示す説明図である。 図1のアッシング装置による大気開放処理の一例を示すフローチャートである。 図1のアッシング装置が適用される半導体装置の製造工程の一例を示す説明図である。 本発明者が検討した大気開放処理時におけるロードロックチャンバ内の圧力の推移の一例を示す説明図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
〈アッシング装置の構成例〉
以下、実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態によるアッシング装置における構成の一例を示す説明図である。図2は、図1のアッシング装置10が有するロードロックチャンバ14および大気搬送室16における接続構成の一例を示す説明図である。
真空処理装置であるアッシング装置10は、図1に示すように、プロセスチャンバ11,12、トランスファ13、ロードロックチャンバ14,15、大気搬送室16、ロードポート17〜19、および装置制御部30を有している。
処理室であるプロセスチャンバ11,12は、例えば半導体ウエハに形成されたフォトレジストなどを除去、すなわちアッシング処理する真空処理室であり、例えばプラズマアッシング装置などである。
プロセスチャンバ11,12の前段には、トランスファ13が設けられている。トランスファ13は、真空搬送室であり、該トランスファ13の内部には、移載ロボット13aが設けられている。
この移載ロボット13aによって、プロセスチャンバ11,12とトランスファ13の前段に設けられるロードロックチャンバ14,15との間において、半導体ウエハの移載が行われる。
ロードロックチャンバ14,15は、プロセスチャンバ11,12を大気中に開放しないで半導体ウエハの取り入れや取り出しを行う真空室である。ロードロックチャンバ14,15の前段には、大気搬送室16が設けられている。大気搬送室16は、エンクロージャとも呼ばれ、半導体ウエハを汚染源から隔離する閉空間を形成して、清浄な環境を形成する。
大気搬送室16は、移載ロボット16aを有しており、該移載ロボット16aによって半導体ウエハをロードロックチャンバ14,15に搬入したり、ロードロックチャンバ14,15の半導体ウエハを取り出す。
大気搬送室16の前段には、ロードポート17〜19が設けられている。ロードポート17〜19は、半導体ウエハをプロセスチャンバ11,12に供給するインターフェイス部である。
これらロードポート17〜19は、アッシング処理前の半導体ウエハの送り込み、およびアッシング処理が終了した半導体ウエハをキャリアに収納し、搬送系に渡す役割を有する。
制御部となる装置制御部30は、アッシング装置10における動作を制御するとともに、ロードロックチャンバ14,15の後述する大気開放処理の制御を行う。特に、大気開放処理において、アフターパージ時間を調整する。
ロードロックチャンバ14には、図2に示すように、バルブ21を介して真空ポンプ22が接続されている。また、ロードロックチャンバ14には、図3に示す装置制御部30が有する大気圧センサ31および圧力計32が設けられている。
大気圧センサ31は、ロードロックチャンバ14内の圧力がほぼ大気圧と同等となると、大気圧信号を出力する。圧力計32は、ロードロックチャンバ14内の圧力を測定する。大気圧センサ31の大気圧信号、および圧力計32が測定した圧力の測定値は、装置制御部30に出力される。
真空ポンプ22は、バルブ21との組み合わせによってロードロックチャンバ14内を真空引きする。バルブ21は、装置制御部30によって動作が制御される。ロードロックチャンバ14内を真空引きする際には、装置制御部30がバルブ21を開状態とする。また、ロードロックチャンバ14内を大気開放する際には、装置制御部30がバルブ21を閉状態とする。
大気搬送室16には、ロードロックチャンバ14を大気開放する際に、開けられる大気ゲートバルブ16bが設けられている。この大気ゲートバルブ16bは、装置制御部30によって開閉動作が制御される。なお、図2では、ロードロックチャンバ14および大気搬送室16について示しているが、ロードロックチャンバ15についても同様の構成となっている。
〈装置制御部の構成例〉
図3は、図1のアッシング装置10が有する装置制御部30における構成の一例を示す説明図である。
装置制御部30は、図3に示すように、格納部30a、メモリ30b、CPU(Central Processing Unit)30c、アラームサーバ33、およびモニタ34を有する。格納部30aは、例えばROM(Read Only Memory)などの不揮発性メモリからなり、後述する大気開放処理における処理機能を実行するソフトウェア形式のプログラムなどが格納される。
なお、上述した大気開放処理における各処理機能は、それらの一部またはすべてをハードウェアによって実現するようにしてもよい。あるいはハードウェアとソフトウェアとを併用してもよい。
メモリ30bは、フラッシュメモリなどに例示されるメモリであり、CPU30cのワークエリアとして用いられる。CPU30cは、例えば中央処理装置であり、大気圧センサ31の大気圧信号および圧力計32によるロードロックチャンバ14内の測定結果をモニタして、格納部30aに格納される前述したプログラムに基づいてロードロックチャンバ14における大気開放処理を実行する。
アラームサーバ33は、CPU30cから出力されるアラーム信号に基づいて、アラームを発報する。モニタ34は、CPU30cから出力されるアラーム信号に基づいて、警報を表示する。
〈大気開放処理の処理例〉
続いて、装置制御部30による大気開放処理における処理機能について、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4は、図1のアッシング装置10による大気開放処理の一例を示すフローチャートである。
大気開放処理とは、アッシング処理が終了した半導体ウエハを、図1に示す大気搬送室16の移載ロボット16aがロードロックチャンバ14あるいはロードロックチャンバ15から取り出す際に、該ロードロックチャンバ14あるいはロードロックチャンバ15を真空状態から大気開放にする処理である。なお、図4では、一例としてロードロックチャンバ14における大気開放処理の処理例について説明する。
まず、メインパージが開始される(ステップS101)。このメインパージでは、真空状態のロードロックチャンバ14を、例えば窒素ガスなどによってパージする。続いて、CPU30cは、メインパージの終了判定を行う(ステップS102)。このメインパージの終了判定は、ステップS101の処理によるメインパージが終了したか否かを判定する処理である。
このステップS102の処理においては、メインパージによってロードロックチャンバ14内の圧力が予め設定された条件となったか否かを判定し、予め設定された条件となるとメインパージが終了したと判定する。
具体的には、CPU30cが大気圧センサ31から出力される大気圧信号、および圧力計32の測定結果をモニタする。そして、大気圧信号が出力された場合、あるいは圧力計32の測定結果が予め設定された圧力値以上のいずれかになった場合に、メインパージが終了と判定する。ここで、上述した予め設定された圧力値とは、例えばロードロックチャンバ14内の圧力値が例えば730Torr程度である。
ステップS102の処理において、メインバージが終了したことを判定すると、CPU30cは、アフターパージを行う(ステップS103)。このアフターパージでは、メインバージの終了判定後、例えば7秒間程度の間、窒素ガスによるパージを実行する。
ここで、ステップS103の処理におけるアフターパージ時間である7秒を標準アフターパージ時間とする。なお、アフターパージにおける窒素ガスの流量は、メインパージの窒素ガスの流量と同等である。
アフターパージが終了すると、所定の時間待機状態とするスタビリティ(ステップS104)となる。ここで、ステップS104の処理であるスタビリティは、ロードロックチャンバ14内を安定化させるために行われる処理であり、アフターパージの終了から、例えば5秒程度時間を待機状態とする。
スタビリティが終了すると、CPU30cは、ロードロックチャンバ14内の圧力値を圧力計32から取得する(ステップS105)。このステップS105の処理において取得した圧力値は、第1の圧力値として、例えば図3に示すメモリ30bに格納される。
その後、CPU30cは、図2の大気ゲートバルブ16bを開き(ステップS106)、ロードロックチャンバ14を大気開放する。そして、再びCPU30cは、ロードロックチャンバ14内の圧力値を圧力計32から取得する(ステップS107)。このステップS107の処理において取得した圧力値は、第2の圧力値として、例えば図3に示すメモリ30bに格納される。
続いて、CPU30cは、メモリ30bにアクセスして、第1の圧力値および第2の圧力値をそれぞれ読み出し、第1の圧力値から第2の圧力値を減算して差圧圧力値を求める。その結果、差圧圧力値が予め設定された設定圧力値である−1kPa(パスカル)よりも低いか否かを判定する(ステップS108)。この−1kPaは、第1の設定圧力値となる。
ステップS108の処理において、−1kPaよりも低い場合には、ロードロックチャンバ14内の圧力が低い状態で大気開放され、その際に半導体ウエハの跳ねなどが発生している恐れが高いと判定し、アラーム信号を出力するとともに、次に着工する半導体ウエハのアッシング処理を中止する(ステップS109)。
ステップS109の処理において出力されたアラーム信号を受信した図3のアラームサーバ33は、アラームを発報する。また、アラーム信号を受信した図3のモニタ34は、半導体ウエハの跳ねなどが発生している恐れが高いこと、および次に着工する半導体ウエハのアッシング処理を中止したことを示すメッセージなどを表示する。
また、ステップS108の処理において、減算の結果、差圧圧力値が予め設定された設定圧力値である−1kPa以上〜0kPa以下の間であるか否かを判定する(ステップS110)。−1kPa〜0kPaは、第2の設定圧力値となる。
このステップS110の処理において、差圧圧力値が−1kPa〜0kPaの間である場合、CPU30cは、半導体ウエハの跳ねなどが発生する確率は低いものの、アフターパージ後もロードロックチャンバ14内の圧力が十分上がっていないと判断し、次着工時のアフターパージ時間を予め設定された時間、増加させる(ステップS111)。増加時間は、例えば1秒程度の時間である。
よって、次着工時におけるアフターパージ時間は、標準アフターパージ時間に1秒が加算されて8秒程度となる。このステップS111の処理にて増加した時間、すなわち+1秒は、メモリ30bに格納される。
また、ステップS110の処理において、差圧圧力値が−1kPa〜0kPaの間ではない場合、CPU30cは、該差圧圧力値が設定圧力値である0kPaよりも大きく5kPa以下の範囲内であるか否かを判定する(ステップS112)。この0kPa〜5kPaの値は、予め設定されている。
差圧圧力値が0kPaよりも大きく5kPa以下の範囲内の場合には、ロードロックチャンバ14内の圧力が正常であると判定し、次着工時のアフターパージの時間は増減せずに標準アフターパージ時間、すなわち7秒間程度とする(ステップS113)。
また、ステップS112の処理において、差圧圧力値が5kPaよりも大きい場合、CPU30cは、ロードロックチャンバ14内の圧力が正常ではないと判定し、次着工時のアフターパージ時間を予め設定された時間、減少させる(ステップS114)。減少させる時間は、例えば1秒程度の時間である。ここで、5kPsは第3の設定圧力値となる。
よって、次着工時におけるアフターパージ時間は、標準アフターパージ時間に1秒が減算された6秒程度となる。このステップS111の処理にて増加した時間、すなわち−1秒は、メモリ30bに格納される。
そして、ステップS111の処理、ステップS113の処理、またはステップS114の処理のいずれかが終了すると、CPU30cは、ステップS111の処理、ステップS113の処理、またはステップS114の処理において、メモリ30bに格納されている増減されたアフターパージ時間の累計を求める(ステップS115)。続いて、求めたアフターパージ時間の累計時間が3秒以上であるか否かを判定する(ステップS116)。
アフターパージ時間の累計時間が3秒以上の場合、CPU30cは、累計時間が3秒以上となったことを示す時間超過アラーム信号を出力して次に着工する半導体ウエハのアッシング処理を中止する(ステップS117)。また、アラームサーバ33は、時間超過アラーム信号を受信してアラームを発報する。
モニタ34は、時間超過アラーム信号を受信すると、例えばアッシング装置10の点検を促すメッセージおよび次に着工する半導体ウエハのアッシング処理を中止したことを示すメッセージなどを表示する。
なお、ステップS117の処理においては、次に着工する半導体ウエハのアッシング処理を中止せずに、メッセージの表示およびアラームの発報のみであってもよい。
アフターパージ時間の累計が3秒以上である場合には、アッシング装置10における真空系のトラブルなどが発生している可能性が考えられる。具体的には、図2のバルブ21のシール不良などである。
大気開放処理では、バルブ21が閉じられた状態となるが、このとき、図2の真空ポンプ22は動作を停止することなく稼働している。よって、バルブ21にシール不良などが発生していると、メインパージおよびアフターパージの間においても真空引きが行われている状態となり、ロードロックチャンバ14内の圧力が十分に上がらなくなるなどのトラブルが考えられる。
よって、アッシング装置10の点検の推奨を促すメッセージを表示するものとする。これにより、アッシング装置10のトラブルを早期に発見できる可能性を高めることができる。
図4のステップS116の処理において、アフターパージ時間の累計が3秒よりも少ない場合、CPU30cは、ステップS111,S113,S114のいずれかにおいて設定された時間を付加したアフターパージ時間を設定する(ステップS118)。
これによって、次回の着工時のステップS103の処理では、ステップS111,S113,S114のいずれかにおいて設定された時間を付加したアフターパージ時間によって、アフターパージが行われる。
なお、図4のステップS108,ステップS110,ステップS112の各処理にて判定する数値は、一例を示したものであり、これらに限定されるものではない。例えば第1の圧力値から第2の圧力値を減算した結果である差圧圧力値が−1.5kPa以下となった場合に半導体ウエハの跳ねが発生するアッシング装置があるとする。
そのようなアッシング装置の場合には、ステップS108の処理における判定は、差圧圧力値が−1.5kPa以下であるか否かを判定するようにすればよい。
同様に、標準アフターパージ時間から増減する時間である1秒についても、特に制限はなく、任意の時間でよい。例えば増減時間を0.5秒としてもよいし、1.5秒とするようにしてもよい。
あるいは、標準アフターパージ時間から時間を増加させる場合には、標準アフターパージ時間から時間を減少させる場合よりも時間を増やすようにしてもよい。もしくは、その反対に、標準アフターパージ時間から時間を減少させる場合には、標準アフターパージ時間から時間を増加させる場合よりも時間を増やすようにしてもよい。
〈製造工程の例〉
図5は、図1のアッシング装置10が適用される半導体装置の製造工程の一例を示す説明図である。
図1のアッシング装置10は、図5に示すように、フォトリソグラフィ工程(ステップS201)が終了した後のアッシング工程(ステップS202)において適用される。フォトリソグラフィ工程は、半導体ウエハ上に形成された酸化シリコン膜などの絶縁膜や配線となる金属膜などを形成した後、それらの表面にレジストを塗布して、所定のパターンが描かれたマスクを用いてレジスト膜に部分的に光を照射し、現像液によって不要な部分のレジスト膜を溶融除去することによってレジストパターンを形成する。そして、このレジストパターンの上からエッチングを行い、コンタクトホールや配線パターンなどを形成する技術である。
その後、図1のアッシング装置10を用いて、不要なレジストを除去する。すなわち酸素プラズマをレジストパターンに照射して灰化する、いわゆるアッシングが行われる。アッシング工程が終了すると、半導体ウエハは、洗浄工程(ステップS203)において、例えばフッ酸やアンモニア水などを用いた薬液によるウエット洗浄が行われる。
このようなアッシング工程において、本実施の形態のアッシング装置10を用いることにより、半導体ウエハが破損してしまう不具合を抑制することができる。それにより、半導体装置の製造不良を少なくすることができる。
〈ロードロックチャンバ内の圧力推移の比較例〉
図6は、本発明者が検討した大気開放処理時におけるロードロックチャンバ内の圧力の推移の一例を示す説明図である。
図6(a)は、大気開放処理が正常に終了した際のロードロックチャンバ内の圧力推移を示している。図6(b)は、大気開放処理において、ロードロックチャンバ内の圧力が負圧のままとなっている際のロードロックチャンバ内の圧力推移を示している。これは、図4のステップS108の処理にて、差圧圧力値が−1kPaよりも低いと判定された際に相当する。ここでは、図6(a)および図6(b)の何れも場合においても、アフターパージの時間は、標準アフターパージ時間である7秒程度とする。
図6(a)では、図4のステップS101の処理に相当するメインパージが開始されてから図4のステップS103の処理に相当するアフターパージが終了した時点にてロードロックチャンバ内の圧力が760Torrよりも高い値となっている。
続いて、図4のステップS104の処理に相当するスタビリティにおいても760Torrよりも高い値を維持しており、その後、図4のステップS106の処理に相当する大気ゲートバルブの開放によってロードロックチャンバ内の圧力が約760Torr程度となっている。
一方、図6(b)に示す場合には、アフターパージが終了した時点でロードロックチャンバ内の圧力が760Torrよりも低い値となっている。これは、例えば大気圧センサや圧力計などのキャリブレーション不良などによって生じるものである。
例えば圧力計のキャリブレーションが不十分あるいは故障などの場合に、図6(b)に示すように、ロードロックチャンバ内の圧力が730Torrよりも低い値であっても、誤検出によってロードロックチャンバ内の圧力が730Torr以上であることを示す測定が行われてしまう場合がある。
同様に、大気圧センサにおいても、キャリブレーションの不良や故障などの場合に、誤検出によって730Torrよりも低い値であっても大気圧信号を出力してしまう恐れがある。
このように、ロードロックチャンバ内の圧力が730Torr以下の状態でメインパージが終了すると、アフターパージにおいてもロードロックチャンバ内の圧力は上がらずに、スタビリティが終了した後においても、ロードロックチャンバ内の圧力は、760Torrよりも低い値となってしまう。
すなわちロードロックチャンバ内の圧力が負圧の状態にて大気ゲートバルブ16bが開放されてしまうことになり、これによってロードロックチャンバ内の圧力がいっきに約760Torr程度に上昇している。
図2に示すように、複数の半導体ウエハ24は、該半導体ウエハ24を載置する載置棚23に載置されている。上記したように、大気ゲートバルブ16bが開放されると、大気が負圧となっているロードロックチャンバに流れ込み、その風圧によって半導体ウエハ24が跳ねてしまう。
風圧によって跳ねた半導体ウエハ24は、該半導体ウエハの上方の載置棚23が有する棚23aに接触してしまい、半導体ウエハ24の破損などが発生することになる。
一方、図1に示すアッシング装置10の場合には、ロードロックチャンバ14内の圧力が負圧の状態にて大気ゲートバルブ16bが開放され、半導体ウエハの跳ねが発生する恐れがある場合に、図4のステップS109の処理のように、次に着工する半導体ウエハのアッシング処理を中止し、アラームによる発報やメッセージの表示などを実行する。
これにより、次着工の半導体ウエハが破損することを防止することができる。また、破損の恐れのある半導体ウエハが次工程に流れることを防止することができる。
さらに、半導体ウエハの跳ねが発生する恐れはないが標準アフターパージ時間ではロードロックチャンバ内の圧力を十分に上げることができない場合、すなわち図4のステップS111の処理の場合には、アフターパージの時間を標準アフターパージ時間よりも長く設定する。これによって、ロードロックチャンバ14内の圧力がアフターパージの終了後に負圧になることを防止することができる。
また、標準アフターパージ時間を増やすことが続いた場合には、前述したように図2のバルブ21のシール不良などが考えられるので、図4のステップS117の処理のように、次に着工する半導体ウエハのアッシング処理を中止して、アラームを発報するとともに、アッシング装置10の点検の推奨および次に着工する半導体ウエハのアッシング処理を中止したことを示すメッセージなどを表示する。
これにより、アッシング装置10のトラブルに起因する半導体装置の製造不良を低減させることができる。
以上により、アッシング装置10によるアッシング処理における半導体ウエハの損傷などを防止することができる。それにより、半導体装置の信頼性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記実施の形態では、アッシング装置について記載したが、これに限定されるものではなく、例えば真空蒸着装置あるいはスパッタリング装置などの真空処理を行う装置全般に適用することができる。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
10 アッシング装置
11 プロセスチャンバ
12 プロセスチャンバ
13 トランスファ
13a 移載ロボット
14 ロードロックチャンバ
15 ロードロックチャンバ
16 大気搬送室
16a 移載ロボット
16b 大気ゲートバルブ
17 ロードポート
18 ロードポート
19 ロードポート
21 バルブ
22 真空ポンプ
23 載置棚
24 半導体ウエハ
30 装置制御部
30a 格納部
30b メモリ
31 大気圧センサ
32 圧力計
33 アラームサーバ
34 モニタ

Claims (15)

  1. 半導体ウエハの真空処理が行われる処理室から半導体ウエハを取り入れまたは取り出しするロードロックチャンバと、
    真空状態の前記ロードロックチャンバを大気開放状態にする大気開放処理を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、大気開放される直前の前記ロードロックチャンバ内の圧力である第1の圧力値から大気開放直後の前記ロードロックチャンバ内の圧力である第2の圧力値を減算した差圧圧力値と第1の設定圧力値とを比較し、前記差圧圧力値が前記第1の設定圧力値よりも低い場合にアラームを出力する、真空処理装置。
  2. 請求項1記載の真空処理装置において、
    前記制御部は、前記差圧圧力値が前記第1の設定圧力値よりも高い場合に、前記差圧圧力値と第2の設定圧力値とを比較し、前記差圧圧力値が前記第2の設定圧力値の範囲内であれば、大気解放前に行われる前記ロードロックチャンバのパージ時間を増加させる、真空処理装置。
  3. 請求項2記載の真空処理装置において、
    前記制御部が増加させる前記パージ時間は、メインパージが終了した後に実施されるアフターパージの時間である、真空処理装置。
  4. 請求項2記載の真空処理装置において、
    前記制御部は、前記差圧圧力値が前記第2の設定圧力値よりも高い場合に、前記差圧圧力値と第3の設定圧力値とを比較し、前記差圧圧力値が前記第3の設定圧力値よりも高い場合に、前記ロードロックチャンバの前記パージ時間を減少させる、真空処理装置。
  5. 請求項4記載の真空処理装置において、
    前記制御部が減少させる前記パージ時間は、メインパージが終了した後に実施されるアフターパージの時間である、真空処理装置。
  6. 請求項4記載の真空処理装置において、
    前記制御部が前記差圧圧力値と比較する前記第2の設定圧力値は、前記第1の設定圧力値よりも高く、前記第3の設定圧力値よりも低い範囲の圧力値である、真空処理装置。
  7. 請求項1記載の真空処理装置において、
    前記制御部は、前記差圧圧力値が前記第1の設定圧力値よりも低い場合に、次に着工する前記半導体ウエハの真空処理を中止させる、真空処理装置。
  8. 請求項2記載の真空処理装置において、
    前記制御部は、増加させた前記パージ時間の累計時間が予め設定された設定時間を超えた際に時間超過アラームを出力する、真空処理装置。
  9. 請求項2記載の真空処理装置において、
    前記制御部は、増加させた前記パージ時間の累計時間が予め設定された設定時間を超えた際に、次に着工する前記半導体ウエハの真空処理を中止させる、真空処理装置。
  10. 真空状態のロードロックチャンバを大気開放状態にする大気開放処理を制御する制御部を有する真空処理装置を用いた半導体装置の製造方法であって、
    前記制御部が、大気開放する直前の前記ロードロックチャンバ内の圧力である第1の圧力値および大気開放された前記ロードロックチャンバ内の圧力である第2の圧力値を測定するステップと、
    前記制御部が、前記第1の圧力値から前記第2の圧力値を減算した差圧圧力値と第1の設定圧力値とを比較し、前記差圧圧力値が前記第1の設定圧力値よりも低いか否かを判定するステップと、
    前記制御部が、前記差圧圧力値が前記第1の設定圧力値よりも低いと判定した際に、アラームを出力するステップと、
    を有する、半導体装置の製造方法。
  11. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記制御部が、前記差圧圧力値が前記第1の設定圧力値よりも高いと判定した際に、前記差圧圧力値と第2の設定圧力値とを比較し、前記差圧圧力値が第2の設定圧力値の範囲内であれば、大気解放前に行われる前記ロードロックチャンバのパージ時間を増加させるステップを有する、半導体装置の製造方法。
  12. 請求項11記載の半導体装置の製造方法において、
    前記制御部が、前記差圧圧力値が前記第2の設定圧力値よりも高いと判定した際に、前記差圧圧力値と第3の設定圧力値とを比較し、前記差圧圧力値が前記第3の設定圧力値よりも高い場合に、前記ロードロックチャンバの前記パージ時間を減少させるステップを有する、半導体装置の製造方法。
  13. 請求項12記載の半導体装置の製造方法において、
    前記差圧圧力値と比較する前記第2の設定圧力値は、前記第1の設定圧力値よりも高く、前記第3の設定圧力値よりも低い範囲の圧力値である、半導体装置の製造方法。
  14. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記制御部が、前記差圧圧力値が前記第1の設定圧力値よりも低い場合に、次に着工する半導体ウエハの真空処理を中止させるステップを有する、半導体装置の製造方法。
  15. 請求項11記載の半導体装置の製造方法において、
    前記制御部が、増加させた前記パージ時間の累計時間が予め設定された設定時間を超えた際に時間超過アラームを出力または次に着工する半導体ウエハの真空処理を中止させるステップを有する、半導体装置の製造方法。
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