JP2006120822A - 基板処理装置及び基板処理装置の圧力制御方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理装置の圧力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 処理室の排気量の制御によらずに,また基板処理への影響を与えることなく,処理室内の圧力を制御する。
【解決手段】 被処理基板に対して処理ガスを用いた処理を施す処理室102と,処理室内を被処理基板の処理が行われる処理空間102Aと処理室内の排気が行われる排気空間102Bとに区画するように配設され,処理空間と排気空間とを連通する複数の通気孔132を有するバッフル板130と,処理室内の処理空間に処理ガスを供給する処理ガス供給手段140と,処理室内の排気空間に処理室内の圧力を調整するための圧力調整ガスを供給する圧力調整ガス供給手段150と,処理ガス供給手段から処理ガスを供給する際,圧力調整ガス供給手段により圧力調整ガスを供給することにより,処理空間圧力が予め設定された圧力になるように圧力制御を行う圧力制御器180とを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は,被処理基板に対して処理ガスによる処理を施す基板処理装置及び基板処理装置の圧力制御方法に関する。
基板処理装置としては,例えば被処理基板を載置する載置台が配設された処理室を備え,処理室内に処理ガスを供給し,載置台に載置された被処理基板例えば半導体ウエハ,液晶基板などに対して例えばエッチング処理や成膜処理などの所定の処理を施すものが知られている。このような基板処理装置は,一般に,処理室に処理ガスを供給するためのガス供給系,処理室内を排気するための排気系を備え,ガス供給系から処理ガスを供給しつつ,処理室内が予め設定された圧力になるように制御しながら被処理基板に対して処理を施すようになっている。
このような処理ガスを供給する際の処理室内圧力の制御は,従来,上記排気系による排気量を制御することにより行われていた。例えば排気系の配管に,圧力計で計測された処理室内の圧力に応じて排気バルブの開口度を制御するAPC制御器(APC:Automatic Pressure Controller)を設け,このAPC制御器により排気量を制御することによって,処理室内の圧力を所定の圧力に制御するようになっていた(例えば特許文献1参照)。
特開平11−193464号公報 特開平8−134649号公報
しかしながら,上述したように処理室の排気量を制御することにより処理室内圧力を制御するものでは,例えば特許文献1にも記載されているように,処理ガスの排気により排気管内に付着物が生成すると,排気量が変わってしまったり,排気バルブ自体が動かなくなってしまったり,処理室内圧力を正確に制御できなくなるという問題があった。
また,例えばAPC制御によって処理室の排気量を制御する場合には,そのAPC制御による圧力制御範囲が排気バルブのサイズ等に応じて限られてしまい,しかもその圧力制御範囲は狭いため,基板処理装置の処理室内設定圧力など,その装置の仕様に適合するAPC制御器を装置ごとに取付けなければならないという問題があった。しかも,APC制御器によって排気バルブの形や大きさなども決まってしまうため,これに応じて排気系の設計を行わなければならないという問題もあった。
この点,特許文献2に示すように,APC制御によらず,処理室内に圧力調整用ガスを供給することにより,処理室内の圧力が理想比例曲線に従って設定圧力に到達するように制御するものも提案されている。
しかしながら,特許文献2に示すものでは,圧力調整用ガスを処理室のどの部分へ供給しているかについては記載されておらず,処理ガスが供給される空間と圧力調整用ガスが供給される空間に処理室を区画するとの記載もない。このような装置で,基板処理時に圧力調整用ガスを供給すれば,処理ガスと圧力調整用ガスとが混ざってしまい,処理ガスの特性が変わって被処理基板の処理にも影響を与える虞があるという問題がある。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,
処理室の排気量の制御によらずに,また基板処理への影響を与えることなく,処理室内の圧力を制御することができる基板処理装置及び基板処理装置の圧力制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,被処理基板に対して処理ガスを用いた処理を施す処理室と,前記処理室内を前記被処理基板の処理が行われる処理空間と前記処理室内の排気が行われる排気空間とに区画するように配設され,前記処理空間と前記排気空間とを連通する複数の通気孔を有する仕切板と,前記処理室内の処理空間に前記処理ガスを供給する処理ガス供給手段と,前記処理室内の排気空間に前記処理室内の圧力を調整するための圧力調整ガスを供給する圧力調整ガス供給手段と,前記処理ガス供給手段から処理ガスを供給する際,前記圧力調整ガス供給手段により圧力調整ガスを供給することにより,前記処理空間圧力が予め設定された圧力になるように圧力制御を行う圧力制御手段とを備えることを特徴とする基板処理装置が提供される。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,被処理基板に対して処理ガスを用いた処理を施す処理室を,前記被処理基板の処理が行われる処理空間と前記処理室内の排気が行われる排気空間とに区画するように配設され,前記処理空間と前記排気空間とを連通する複数の通気孔を有する仕切板を備えた基板処理装置の圧力制御方法であって,前記処理室の処理空間に処理ガスを供給する際,前記処理空間圧力を監視しながら前記排気空間に圧力調整ガスを供給することにより,前記処理空間圧力が予め設定された圧力になるように圧力制御を行うことを特徴とする基板処理装置の圧力制御方法が提供される。
このような本発明にかかる装置又は方法おいては,処理室の排気量の制御によらずに,圧力調整ガスの供給制御によって処理室内圧力を制御することができる。このため,圧力制御装置(APC制御器など)により処理室の排気量の制御を行う場合に比して,処理室内の圧力制御範囲を広くすることができる。また高価な圧力制御装置も不要となることから,排気系に取付ける排気バルブも単に開閉できるバルブで足りるため,排気バルブの形や大きさ等自由に設計することができるなど,装置設計の自由度を拡大させることができ,製造コストも低下させることができる。
さらに,本発明によれば,処理室内を処理空間と排気空間とに区画する仕切板を備え,処理空間側に処理ガスを供給するともに,排気空間側に圧力調整ガスを供給することにより,処理ガスに圧力調整ガスが混ざらないようにすることができる。これにより,基板処理への影響を与えることなく,処理室内の圧力を制御することができる。
また,上記装置又は方法において,前記処理空間の圧力を検出するための処理空間圧力検出手段と,前記排気空間の圧力を検出するための排気空間圧力検出手段とを設け,前記圧力制御手段は,前記処理ガス供給手段から処理ガスを供給する際,前記処理空間圧力検出手段により処理空間圧力を監視するとともに,前記排気空間圧力検出手段により排気空間圧力を監視し,前記排気空間圧力が前記処理空間圧力を超えないように,前記圧力調整ガス供給手段により供給される圧力調整ガスの流量を制御しながら,前記処理空間圧力が予め設定された圧力になるように圧力制御を行うことが好ましい。この場合,例えば前記処理空間圧力から前記排気空間圧力を引いた圧力差が所定値以下になると,前記圧力差が所定値を超えるまで前記圧力調整ガス供給手段により供給される圧力調整ガスを減量又は停止させるように制御するようにしてもよい。
これにより,たとえ処理室内の排気空間圧力の上昇率が処理空間圧力に比して予想以上に高い場合でも,排気空間圧力が処理空間圧力より高くならないように制御することができる。このため,排気空間から処理空間への逆流を確実に防止することができる。
また,上記装置又は方法において,前記圧力調整ガスは,例えば不活性ガスを用いてもよい。少なくとも処理ガスによる被処理基板の処理に影響を与えないようなガス種を用いることが好ましい。例えば不活性ガスのように処理ガスと異なるガス種でもよいが,処理ガスと同種のガスを用いてもよい。但し,コストの観点によれば,より安価な不活性ガスを用いることが好ましい。また処理ガスが腐食性ガスの場合には,前記圧力調整ガスは処理ガスを希釈するガス種であってもよい。これにより,腐食性ガスによるウエハの処理を行いつつ,同時に腐食性ガスを希釈して排気することができる。このため,排気系に腐食性ガスを希釈する手段を設けなくても済む。また,腐食性ガスは希釈されて排気系に流れるため,排気系の配管に腐食性ガスによる副生成物が付着することを抑制でき,メンテナンス期間を延長させることもできる。
また,上記装置又は方法において,前記仕切板は,前記被処理基板を載置する載置台を囲むように配設される排気リングであってもよい。仕切板を例えばバッフル板などの排気リングによって構成することにより,処理室内を処理空間と排気空間に分けることができ,かつガス排気を整流することができる。
なお,本明細書中1Torrは(101325/760)Pa,1mTorrは(10−3×101325/760)Paとする。
以上説明したように本発明によれば,処理室を処理空間と排気空間とに区画し,処理空間側へ処理ガスを供給するとともに,排気空間側へ圧力調整ガスを供給することにより,処理室の排気量の制御によらずに,また基板処理への影響を与えることなく,処理室内の圧力を制御することができ,さらに製造コストを低下させることもできる基板処理装置及び基板処理装置の圧力制御方法を提供できるものである。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(基板処理装置の構成)
先ず,本発明の実施形態にかかる基板処理装置の構成について図面を参照しながら説明する。図1は,本実施形態にかかる基板処理装置の概略構成を示す図である。基板処理装置100は被処理基板例えば半導体ウエハ(以下,単に「ウエハ」とも称する。)Wに対して処理ガスを用いた処理を施す処理室102を備える。処理室102は,例えば導電性の気密な処理容器により構成され,保安接地されている。処理室102の側面には,例えば図示しないロードロック室や搬送室などとの間でウエハを搬出入する際に開閉されるゲートバルブ104が設けられている。
処理室102内には,ウエハの載置台を兼ねた下部電極110と,処理ガスを処理室102内へ供給するシャワーヘッドを兼ねた上部電極120とが対向して配置されている。下部電極110には,高周波電源112が整合器114を介して接続され,例えば13.56MHzのバイアス用高周波電力が印加される。下部電極110は,絶縁部材111を介して処理室102内に配置され,処理室102の処理容器とは電気的に絶縁されている。また上部電極120には,高周波電源116が整合器118を介して接続され,例えば60MHzのプラズマ生成用高周波電力が印加される。上部電極120と処理室102との間には絶縁体124が介装され電気的に絶縁されている。
下部電極110には,下部電極110を囲むように仕切板の1例としての排気リング例えばバッフル板(拡散板)130が設けられている。バッフル板130は,処理室102内を例えば第1空間(第1領域部)と第2空間(第2領域部)に区画するように配設されている。ここでの第1空間は例えばウエハの処理が行われる処理空間(処理領域部)102Aであり,第2空間は例えば処理室102内の排気が行われる排気空間(排気領域部)102Bである。バッフル板130には,第1空間である処理空間102Aと第2空間である排気空間102Bとを連通する複数の通気孔132を有する。
上部電極120には,処理室102内の処理空間102Aへ処理ガスを供給する処理ガス供給手段140が設けられている。この処理ガス供給手段140は,例えば上部電極120に設けられたガス供給管142に制御バルブ144を介して接続される処理ガス供給源146を備えて構成される。なお,制御バルブ144は,開閉バルブで構成してもよく,また流量調整手段(例えばマスフローコントローラ,流量調整バルブなど)で構成してもよい。また,開閉バルブと流量調整手段とを両方設けて構成してもよい。
上部電極120には,多数のガス吐出孔122が形成されている。これにより,上記処理ガス供給源146からガス供給管142を介して供給された処理ガスを,処理室102内の処理空間102Aへ均一に噴出させることができる。
処理室102には,処理室102の排気空間102Bへ圧力調整ガスを供給するための圧力調整ガス供給手段150が設けられている。この圧力調整ガス供給手段150は,例えば処理室102の排気空間102B側の側面に設けられたガス供給管152に制御バルブ154を介して接続される圧力調整ガス供給源156を備えて構成される。なお,制御バルブ154は,開閉バルブで構成してもよく,また流量調整手段(例えばマスフローコントローラ,流量調整バルブなど)で構成してもよい。また,開閉バルブと流量調整手段とを両方設けて構成してもよい。
処理室102の排気空間102B側には,排気管106が設けられている。この排気管106には処理室102内の排気を行う排気機構108が接続されている。この排気機構108は,例えば排気管106に排気バルブ,ドライポンプやターボポンプなどの真空ポンプを接続して構成する。なお,排気機構108は,処理室102内が排気管106から強制排気できれば,必ずしも真空ポンプを設けなくてもよい。例えば排気機構108を排気バルブで構成し,真空ポンプを設ける代わりに基板処理装置100が配置される工場の排気設備を利用して排気するようにしてもよい。
処理室102には,処理空間102Aの圧力を検出するための第1圧力検出手段(処理空間圧力検出手段)160が設けられている。この第1圧力検出手段160は,例えば処理室102の処理空間102A側に形成された圧力検出孔162を介して接続される第1圧力センサ164により構成される。なお,第1圧力センサ164は開閉バルブを介して圧力検出孔162に接続するようにしてもよい。
また処理室102には,排気空間102Bの圧力を検出するための第2圧力検出手段(排気空間圧力検出手段)170が設けられている。この第2圧力検出手段170は,例えば処理室102の排気空間102B側に形成された圧力検出孔172を介して接続される第2圧力センサ174により構成される。なお,第2圧力センサ174は開閉バルブを介して圧力検出孔172に接続するようにしてもよい。
上記第1,第2圧力センサ164,174はそれぞれ圧力範囲の広い圧力センサで構成することが好ましい。これにより,広い圧力範囲で処理室102内の圧力制御を行うことができる。具体的には例えば第1,第2圧力センサ164,174はそれぞれキャパシタンスマノメータなどの隔膜真空計で構成する。隔膜真空計は,薄い金属膜を使い静電容量の変化で圧力を測定するものであり,一般に10−4Torr〜10Torr程度の範囲で圧力測定が可能であり,検出圧力に応じた電圧を圧力検出値として出力する。
また,基板処理装置100は,処理室102内の圧力制御を行う圧力制御手段の1例を構成する圧力制御器180を備える。圧力制御器180は,図示はしないが,第1,第2圧力センサ164,174からの出力をアナログデジタル変換するA/D(アナログデジタル)変換器,各ガス供給手段140,150の制御バルブ144,154へそれぞれ制御信号を供給するコントローラ,基板処理時における処理室102内の設定圧力等を記憶するメモリなど,圧力制御に用いられる各種機器を備える。
圧力制御器180は,第1,第2圧力センサ164,174からの出力と,上記設定圧力とに基づいて,各制御バルブ144,154へそれぞれ制御信号を供給する。この制御信号に基づいて各制御バルブ144,154が制御され,処理ガスの流量,圧力調整ガスの流量がそれぞれ制御される。
なお,圧力制御器180は,例えばCPU(中央処理装置)及びプログラムなどを記憶したROM(リード・オンリ・メモリ),RAM(ランダム・アクセス・メモリ)などのメモリを設け,ROMに記憶されたプログラムに基づいて,後述する図3に示すような圧力制御を行うようにしてもよい。また,圧力制御器180は図3に示すような圧力制御を行う回路などのハードウエアで構成してもよい。また,圧力制御器180は必ずしも単体で構成される必要はなく,例えば基板処理装置100の全体を制御する本体制御部に組込んで,本体制御部の例えばCPU(中央処理装置)などにより,基板処理装置100の全体を制御するプログラムの一部として後述する図3に示すような圧力制御を行うようにしてもよい。
(処理ガス及び圧力調整ガスのガス種)
次に,上記処理ガス及び圧力調整ガスとして用いられるガス種の具体例について説明する。上記処理ガスは,例えば被処理基板の処理に必要なガス種が用いられる。エッチング処理を行う場合は,例えばフルオロカーボン系ガスや腐食ガスなどが用いられる。腐食ガスとしては,例えばHBrガス,NFの他,HClガス,Clガス,HI(ヨウ化水素)ガスなどが挙げられる。なお,処理ガスのガス種は,1種類であってもよく,また複数種類の混合ガスでもよい。
上記圧力調整ガスは,少なくとも上記処理ガスによる被処理基板の処理に影響を与えないようなガス種が用いられる。このようなガス種としては例えばNガス等の希釈ガスやArガス等の不活性ガスなどが挙げられる。このように,圧力調整ガスとしては,処理ガスと異なるガス種を用いてもよいが,処理ガスと同種のガスを用いてもよい。但し,コストの観点によれば,圧力調整ガスはより安価な不活性ガスを用いることが好ましい。また,処理ガスとして上記のような腐食性ガスを用いる場合には,その腐食性ガスを希釈する希釈ガス(例えばNガス)を圧力調整ガスとして用いてもよい。これにより,腐食性ガスによるウエハの処理を行いつつ,同時に腐食性ガスを希釈して排気することができる。このため,排気機構108に腐食性ガスを希釈する手段を別途設けなくても済む。また,腐食性ガスは希釈されて排気機構108などの排気系に流れるため,排気系の配管に腐食性ガスによる副生成物が付着することを抑制でき,メンテナンス期間を延長させることもできる。
(圧力調整ガスの流量)
ここで,圧力調整ガスの流量について説明する。圧力調整ガスの流量は,処理ガスの流量や排気機構108の排気能力例えば真空ポンプの排気能力などに応じて決定される。具体的には処理ガスの流量と圧力調整ガスとの流量とを加えた流量は,例えば排気機構108の排気能力に応じた限界がある。すなわち,処理ガス及び圧力調整ガスの導入量が多すぎて,処理室102内の圧力制御をするのに必要な排気量が排気機構108の排気能力の限界を超えてしまうと,処理室102の圧力は必要以上に上昇してしまい,処理室102内圧力を設定圧力に保持する制御ができなくなるからである。従って,圧力調整ガスの流量は,処理ガスの流量に応じて上記限界値を超えないように決定する必要がある。
このような圧力調整ガスの流量の限界値を図面を参照しながら説明する。図2は,圧力調整ガスの流量の限界値を処理ガスの流量との関係で観念的に示した図である。図2において,横軸には処理ガスの流量Fをとり,縦軸には圧力調整ガスの流量Fをとっている。図2に示す実線グラフと点線グラフは圧力調整ガスの流量Fの限界値を示しており,これは上述したように排気機構108の排気能力などにより決定される。
図2に示すように,圧力調整ガスの流量Fの限界値は,処理ガスの流量Fが少ないほど多く,処理ガスの流量Fが多いほど少なくなる傾向がある。これは,処理ガス及び圧力調整ガスの流量に必要な排気量が排気機構108の排気能力の限界を超えないようにするためである。従って,圧力調整ガスの流量Fは,少なくとも上記限界値の範囲内で決定する必要がある。例えば圧力調整ガスの流量Fの限界値のグラフが実線グラフ(Fc1t1)で示されるとすれば,圧力調整ガスの流量Fは,処理ガスの流量Fに応じてこの実線グラフ(Fc1t1)の範囲(図2に示す斜線範囲)内で決定することが好ましい。
なお,処理室102内の圧力は,導入されるガス種の分子量にも依存する。例えば同じ流量のガスを導入する場合であっても,分子量が小さいガス種を導入するよりも分子量が大きいガス種を導入する方が処理室102内の圧力上昇率が高くなる。このため,圧力調整ガスの流量Fの限界値も処理ガスの分子量によって異なる。例えば図2に示すように,ある分子量のガス種を処理ガスとして用いた場合における圧力調整ガスの流量Fの限界値が実線グラフのようになったとすれば,実線グラフの場合よりも大きい分子量のガス種を処理ガスとして用いた場合の圧力調整ガスの限界値Fは点線グラフのようになる。すなわち,図2に示す点線グラフの方が実線グラフよりも傾きが小さい。これは処理ガスの分子量が大きいほど,処理室102内の圧力上昇率が大きくなるため,圧力調整ガスの流量Fの限界値も少なくなることを示している。
(基板処理装置の動作)
このように構成される基板処理装置100によれば,処理ガス供給手段140により処理ガス供給源146からの処理ガスが,ガス供給管142を介して上部電極120へ供給され,ガス吐出孔122を介して処理空間102Aへ供給される。このとき,圧力調整ガス供給手段150により圧力調整ガス供給源150からの圧力調整ガスは排気空間102Bへ供給される。そして,圧力制御器180によって圧力調整ガスの流量が制御されることにより,処理室102内の圧力が上記設定圧力になるように圧力制御される。なお,このような圧力制御器180による処理室102内の圧力制御についての詳細は後述する。
また,下部電極110には例えば13.56MHzのバイアス用高周波電力が印加され,上部電極120には例えば60MHzのプラズマ生成用高周波電力が印加されるので,処理室102の処理空間102A内に供給された処理ガスはプラズマ化し,ウエハにはエッチングや成膜などの所定の処理が施される。そして,処理室102内の処理ガスは,バッフル板130を介して圧力調整ガスとともに排気空間102Bへ流出し,排気空間102Bから排気機構108により排気管106を介して排気される。
(処理室内の圧力制御)
次に,上記のように構成された基板処理装置の圧力制御について図面を参照しながら説明する。ここでは,基板処理装置100の圧力制御器180が行う処理室102内の圧力制御について説明する。図3は,圧力制御器が行う基板処理時における圧力制御の1例を示すフローチャートである。
図3に示すように,圧力制御器180は,先ずステップS110にて処理ガスの設定流量の供給を開始する。具体的には,処理ガス供給手段140の制御バルブ144を制御して処理ガス供給源146からの処理ガスを処理室102の処理空間102Aへ供給し始める。このとき,排気機構108により排気空間102Bからの排気も行われる。従って,排気空間102Bの排気が行われながら,処理空間102Aには設定流量の処理ガスが流し続けられる。
続いて,ステップS120にて第1圧力すなわち処理空間102Aの圧力(以下,単に「処理空間圧力」ともいう)を検出するとともに,第2圧力すなわち排気空間102Bの圧力(以下,単に「排気空間圧力」ともいう)を検出する。具体的には,第1圧力検出手段(処理空間圧力検出手段)160の第1圧力センサ164により処理空間圧力(第1圧力)を検出するとともに,第2圧力検出手段(排気空間圧力検出手段)170の第2圧力センサ174により排気空間圧力(第2圧力)を検出する。次いで,ステップS130にて処理空間圧力(第1圧力)が排気空間圧力(第2圧力)よりも高いか否かを判断する。
上記ステップS130にて処理空間圧力(第1圧力)が排気空間圧力(第2圧力)よりも高いと判断した場合は,正常状態であるため,ステップS140以降の圧力調整ガス供給による処理室内圧力の制御を行う。
これに対して,上記ステップS130にて処理空間圧力(第1圧力)が排気空間圧力(第2圧力)以下であると判断した場合は,異常状態であるため,ステップS210にてエラー処理を行う。この場合には未だ圧力調整ガスが供給されていないので,この圧力調整ガスが起因しているわけではないので,異常状態と考えられる。具体的には例えば圧力センサの故障が考えられる。その他,排気機構の故障等により排気空間102Bからバッフル板130を介して処理空間102Aへの逆流が生じていることも考えられる。従って,このような異常状態と考えられる場合にはエラー処理を行う。ここでのエラー処理としては,例えばブザーなどによって報知するとともに,処理ガスの供給を停止する。また,このエラー処理において,上記のような異常状態が発生したことを異常情報(例えば異常検出の異常分類情報(FDC[Fault Detection and Classification]情報)として異常情報データベースなどに記憶するようにしてもよい。また,例えば基板処理装置100がオンラインを介してグループサーバや生産管理装置(例えば工場を管理するコンピュータ統合生産装置[CIM]など)に接続されている場合には,上記異常情報をこれらグループサーバや生産管理装置へ通知するようにしてもよい。こうして通知された異常情報は,例えばグループサーバや生産管理装置のデータベースなどに記憶され,管理される。
ステップS140以降では,圧力調整ガス供給による処理室内圧力の制御を行う。先ずステップS140にて圧力調整ガスを供給する。具体的には,圧力調整ガス供給手段150の制御バルブ154を制御して圧力調整ガス供給源156からの圧力調整ガスを処理室102の排気空間102Bへ供給する。
続いて,ステップS150にて第1圧力センサ164により処理空間圧力(第1圧力)を検出するとともに,第2圧力センサ174により排気空間圧力(第2圧力)を検出する。次いで,ステップS160にて各空間の圧力差,例えば処理空間圧力(第1圧力)から排気空間圧力(第2圧力)を引いた圧力差が所定値よりも高いか否かを判断する。
上記ステップS150にて処理空間圧力(第1圧力)から排気空間圧力(第2圧力)を引いた圧力差が所定値以下であると判断した場合は,ステップS220にて圧力調整ガスの流量を制御してステップS150の処理に戻る。具体的には圧力調整ガス供給手段150の制御バルブ154を制御して圧力調整ガスを減量又は停止させる。そして,この圧力調整ガスを減量又は停止させる制御は,処理空間圧力(第1圧力)と排気空間圧力(第2圧力)との圧力差が所定値よりも高くなるまで続けられる。
このようなステップS150,ステップS160,ステップS220の処理によれば,常に排気空間圧力(第2圧力)が処理空間圧力(第1圧力)を超えないように制御することができる。これにより,処理空間圧力(第1圧力)が排気空間圧力(第2圧力)よりも低くなって排気空間102Bから処理空間102Aへの逆流が生じる状態を事前に防止することができる。
なお,ステップS160における所定値は,例えば処理ガスの流量に対する圧力調整ガスの流量などに基づいて適切な値に設定する。これは処理ガスの流量に対する圧力調整ガスの流量が多いほど排気空間圧力上昇も早くなるので,それに応じて所定値も大き目に設定することが好ましいためである。
また,上記ステップS150にて処理空間圧力(第1圧力)と排気空間圧力(第2圧力)との圧力差が所定値よりも大きいと判断した場合は,ステップS170にて処理空間圧力(第1圧力)が設定圧力になったか否かを判断する。
ステップS170にて処理空間圧力(第1圧力)が設定圧力になっていないと判断した場合は,ステップS150の処理に戻り,処理空間圧力(第1圧力)が設定圧力になったと判断した場合はステップS180にてウエハの処理が終了したか否かを判断する。
ステップS180にてウエハの処理例えばエッチング処理,成膜処理などが終了したと判断した場合はステップS190にて圧力調整ガス供給手段150の制御バルブ154を制御して圧力調整ガスを停止させる。続いて,ステップS200にて処理ガス供給手段140の制御バルブ144を制御して処理ガスを停止させて,一連の圧力制御を終了する。
このように,本実施形態によれば,例えばステップS140〜ステップS190に示すように,圧力調整ガスの供給制御によって処理室102内圧力を制御することができる。これにより,処理室の排気量の制御によらずに,処理室102内圧力を制御することができる。このため,圧力制御範囲が狭い圧力制御装置(APC制御器など)により処理室102の排気量の制御を行う場合に比して,処理室102内の圧力制御範囲を広くすることができる。
また,高価な圧力制御装置(APC制御器など)も不要になることから,排気機構108の配管に取付ける排気バルブもAPC制御用バルブのような圧力制御バルブにする必要がなく,単に開閉できるバルブ例えばゲートバルブなどで足りるため,排気バルブの形や大きさなども自由に設計することができるなど設計の自由度を拡大させることができ,製造コストも低下させることができる。
さらに,処理室102内を処理空間102Aと排気空間102Bに区画する仕切板として例えばバッフル板130を備え,処理空間102A側に処理ガスを供給するともに,排気空間102B側に圧力調整ガスを供給するので,処理ガスに圧力調整ガスが混ざらないようにすることができる。すなわち,排気空間102B側は排気機構108によって排気されるので,通常は,処理空間102Aからバッフル板130を介して排気空間102Bへの流れが生じるため,処理ガスに圧力調整ガスが混ざることはない。このため,基板処理への影響を与えることなく,処理室内の圧力を制御することができる。
これに対して,何らかの原因によって,たとえ処理室102内の排気空間圧力の上昇率が処理空間圧力に比して予想以上に高くなった場合でも,処理空間圧力(第1圧力)と排気空間圧力(第2圧力)とを監視し,排気空間圧力が処理空間圧力を超えないように,圧力調整ガスの流量を制御するので,排気空間102Bから処理空間102Aへの逆流を確実に防止することができる。具体的には,例えばステップS150,S160,S220に示すように,処理空間圧力(第1圧力)と排気空間圧力(第2圧力)との圧力差が所定値以下になると,この圧力差が所定値を超えるまで圧力調整ガス供給手段150により供給される圧力調整ガスを減量又は停止させるように制御する。これにより,排気空間圧力(第2圧力)が処理空間圧力(第1圧力)より高くなる前に,圧力調整ガスを減量又は停止することができるので,排気空間102Bから処理空間102Aへの逆流が起ることを事前に防止することができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,本実施形態では,基板処理時に処理ガスを導入する場合の処理室102内の圧力制御について説明したが,必ずしもこれに限定されるものではなく,本発明は基板処理時以外でも処理ガスやその他のガスを処理室102内に導入する際における処理室102内の圧力制御に適用可能である。
本発明は,被処理基板に対して処理ガスによる処理を施す基板処理装置及び基板処理装置の圧力制御方法に適用可能である。
本発明の実施形態にかかる基板処理装置の概略構成を示す図である。 本実施形態における圧力調整ガスの流量の限界値を処理ガスの流量との関係で観念的に示した図である。 図1に示す圧力制御器が行う基板処理時における圧力制御の1例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 基板処理装置
102 処理室
102A 処理空間(第1空間)
102B 排気空間(第2空間)
104 ゲートバルブ
106 排気管
108 排気機構
110 下部電極
111 絶縁部材
112 高周波電源
114 整合器
116 高周波電源
118 整合器
120 上部電極
122 ガス吐出孔
124 絶縁体
130 バッフル板(仕切板)
132 通気孔
140 処理ガス供給手段
142 ガス供給管
144 制御バルブ
146 処理ガス供給源
150 圧力調整ガス供給手段
152 ガス供給管
154 制御バルブ
156 圧力調整ガス供給源
160 第1圧力検出手段(処理空間圧力検出手段)
162 圧力検出孔
170 第2圧力検出手段(排気空間圧力検出手段)
172 圧力検出孔
180 圧力制御器

Claims (12)

  1. 被処理基板に対して処理ガスを用いた処理を施す処理室と,
    前記処理室内を前記被処理基板の処理が行われる処理空間と前記処理室内の排気が行われる排気空間とに区画するように配設され,前記処理空間と前記排気空間とを連通する複数の通気孔を有する仕切板と,
    前記処理室内の処理空間に前記処理ガスを供給する処理ガス供給手段と,
    前記処理室内の排気空間に前記処理室内の圧力を調整するための圧力調整ガスを供給する圧力調整ガス供給手段と,
    前記処理ガス供給手段から処理ガスを供給する際,前記圧力調整ガス供給手段により圧力調整ガスを供給することにより,前記処理空間圧力が予め設定された圧力になるように圧力制御を行う圧力制御手段と,
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記処理空間の圧力を検出するための処理空間圧力検出手段と,前記排気空間の圧力を検出するための排気空間圧力検出手段とを設け,
    前記圧力制御手段は,前記処理ガス供給手段から処理ガスを供給する際,前記処理空間圧力検出手段により処理空間圧力を監視するとともに,前記排気空間圧力検出手段により排気空間圧力を監視し,前記排気空間圧力が前記処理空間圧力を超えないように,前記圧力調整ガス供給手段により供給される圧力調整ガスの流量を制御しながら,前記処理空間圧力が予め設定された圧力になるように圧力制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記圧力制御手段は,前記処理空間圧力と前記排気空間圧力との圧力差が所定値以下になると,前記圧力差が所定値を超えるまで前記圧力調整ガス供給手段により供給される圧力調整ガスを減量又は停止させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記圧力調整ガスは,不活性ガスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記処理ガスは,腐食性ガスであり,
    前記圧力調整ガスは処理ガスを希釈するガス種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記仕切板は,前記被処理基板を載置する載置台を囲むように配設される排気リングであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 被処理基板に対して処理ガスを用いた処理を施す処理室を,前記被処理基板の処理が行われる処理空間と前記処理室内の排気が行われる排気空間とに区画するように配設され,前記処理空間と前記排気空間とを連通する複数の通気孔を有する仕切板を備えた基板処理装置の圧力制御方法であって,
    前記処理室の処理空間に処理ガスを供給する際,前記排気空間に圧力調整ガスを供給することにより,前記処理空間圧力が予め設定された圧力になるように圧力制御を行うことを特徴とする基板処理装置の圧力制御方法。
  8. 前記処理室の処理空間に処理ガスを供給する際,前記処理空間圧力及び前記排気空間圧力を監視し,前記排気空間圧力が前記処理空間圧力を超えないように,前記排気空間に供給される圧力調整ガスの流量を制御しながら,前記処理空間圧力が予め設定された圧力になるように圧力制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の基板処理装置の圧力制御方法。
  9. 前記圧力調整ガスの流量は,前記処理空間圧力と前記排気空間圧力との圧力差が所定値以下になると,前記圧力差が所定値を超えるまで前記圧力調整ガス供給手段により供給される圧力調整ガスを減量又は停止させるように制御することを特徴とする請求項8に記載の基板処理装置の圧力制御方法。
  10. 前記圧力調整ガスは,不活性ガスであることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の基板処理装置の圧力制御方法。
  11. 前記処理ガスは,腐食性ガスであり,
    前記圧力調整ガスは処理ガスを希釈するガス種であることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の基板処理装置の圧力制御方法。
  12. 前記仕切板は,前記被処理基板を載置する載置台を囲むように配設される排気リングであることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の基板処理装置の圧力制御方法。
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