JP2017044979A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外装部材の内部の冷却効率を維持するとともに、液晶パネルへの塵埃等の異物の混入を抑制することが可能な表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明における表示装置100は、バックライトモジュール1と、光学シート2と、光学シート2の前面側に配置される液晶パネル4と、駆動制御基板7と、バックライトモジュール1、光学シート2、液晶パネル4、および駆動制御基板7とを収容する外装部材と、外装部材の内側の空気を外部に排出するための冷却ファン14と、液晶パネル4と光学シート2との間の空間から冷却ファン14に向かう空気の少なくとも一部を遮蔽するように配置された遮蔽部材10とを備え、遮蔽部材10は、液晶パネル4と光学シート2との間の空間の圧力と、環境圧との差が、遮蔽部材10が配置されない場合に比べて小さくなるように配置されていることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、外装部材の内側の空気を外部に排出するための排気手段を備える表示装置に関する。
表示装置は、液晶パネル、バックライトモジュール、駆動制御基板、および外装部材を備える。バックライトモジュールは、液晶パネルに光を照射する。液晶パネルは、入力された画像信号に基づいて、バックライトモジュールから照射された光を変調して画面に画像を表示する。駆動制御基板は、バックライトモジュールの背面側に配置され、液晶パネルと接続し、入力された画像信号に基づいて液晶パネルの駆動を制御する。
外装部は、液晶パネルの画面が露出するように開口が設けられた箱状の筐体であって、液晶パネル、バックライトモジュール、および駆動制御基板を収容する。また、外装部材は、バックライトモジュールおよび駆動制御基板から発生した熱を排出するために、外部の空気を外装部材の内側に通気する通気口を備える。
バックライトモジュールおよび駆動制御基板から発生する熱を、外装部材の外側に排出するため、外装部材に設けた冷却ファンで、通気口から外部の空気を吸引して冷却効率を高めることがある。
特許文献1には、液晶パネル、バックライトモジュール、および駆動制御基板が収容される収容空間と隔離された冷却用の風路を外装部材に設ける表示装置が開示されている。
しかしながら、上述した従来の技術では、液晶パネル、バックライトモジュール、および駆動制御基板が収容される空間に加えて、冷却用の風路を外装部材に設ける必要があり、表示装置が大きくなってしまう。また、冷却ファンを駆動して外装部材内部の空気を排出した場合に、表示装置の外の空気が液晶パネルとバックライトモジュールとの間を通って、外装部材の内側へ引き込まれることがある。空気とともに塵埃等の異物が液晶パネルとバックライトモジュールとの間に侵入すると、表示装置の画質が低下する懸念がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、外装部材の内部の冷却効率を維持するとともに、液晶パネルへの塵埃等の異物の混入を抑制することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明における表示装置は、光を照射する照明部と、前記照明部の前面側に配置され、前記照明部から照射された光を透過する光学シートと、前記光学シートの前面側に配置され、前記光学シートが透過した光を変調して、表示領域に画像を表示する透過型の表示パネルと、前記照明部の少なくとも背面側と側面側の一方に配置され、前記表示パネルと接続して前記表示パネルを制御する駆動制御基板と、前記照明部、前記光学シート、前記表示パネル、および前記駆動制御基板とを収容し、前記表示パネルの前記表示領域が露出するように開口が設けられ、かつ、外部の空気を吸気する吸気孔が設けられた箱型の外装部材と、前記外装部材に設けられ、前記外装部材の内側の空気を外部に排出するための排気手段と、前記表示パネルと前記光学シートとの間の空間から前記排気手段に向かう空気の少なくとも一部を遮蔽するように配置された遮蔽部材とを備え、前記遮蔽部材は、前記表示パネルと前記光学シートとの間の空間の圧力と、環境圧との差が、前記遮蔽部材が配置されない場合に比べて小さくなるように配置されていることを特徴とする。
本発明よる表示装置によれば、外装部材の内部の冷却効率を維持するとともに、液晶パネルへの塵埃等の異物の混入を抑制することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定され、以下に例示する実施例によって限定されるものではない。また、実施例の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが本発明に必須とは限らない。本明細書および図面に記載の内容は例示であって、本発明を制限するものと見なすべきではない。本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例における表示装置100の断面図である。表示装置100は、バックライトモジュール1、光学シート2、パネルホルダ3、液晶パネル4、フレーム5、背面ケース6、駆動制御基板7、チップオンフィルム(Chip ON Film、COF)8、駆動素子9、および遮蔽部材10を備える。
図1は、第1の実施例における表示装置100の断面図である。表示装置100は、バックライトモジュール1、光学シート2、パネルホルダ3、液晶パネル4、フレーム5、背面ケース6、駆動制御基板7、チップオンフィルム(Chip ON Film、COF)8、駆動素子9、および遮蔽部材10を備える。
バックライトモジュール1は、光を前面側に照射する照明部である。バックライトモジュール1は、光源11、光源基板12、およびバックライト筐体13を備える。光源11は、Light Emitting Diode(LED)素子である。光源11は、LED素子に限らず、冷陰極管を用いることも可能である。光源基板12は、複数の光源11が配置された基板である。バックライト筐体13は、前面側に開口を設けられた箱型の筐体であって、光源11と光源基板12とを収容する。光源11から発せられた光は、バックライト筐体13の開口からバックライト筐体13の前面側に配置された光学シート2へ照射される。
光学シート2は、バックライトモジュール1の前面側に配置される。光学シート2は、バックライトモジュール1から照射された光を拡散して、前面に透過する。バックライトモジュール1から照射された光は、光学シート2を透過することによって、輝度および色度を分布の均一性を向上させられる。光学シート2を透過した光は、光学シート2の前面側に配置された液晶パネル4に照射される。光学シート2の特性は、バックライトモジュール1から照射された光を偏光させるものであってもよく、所望の光学特性を発揮するように任意に選択される。
パネルホルダ3は、光学シート2の周縁部の前面側と、バックライトモジュール1の側面側とを覆うように配置される枠状の部材である。パネルホルダ3とバックライトモジュール1の前面とは、光学シート2の周縁部を挟んで保持する。また、パネルホルダ3の前面は、液晶パネル4を支える。
液晶パネル4は、個別に透過率を制御可能な液晶素子を複数有しており、入力された画像信号に基づいて各液晶素子が駆動される。液晶パネル4は、光学シート2で拡散された光を変調して、液晶パネル4の表示領域に画像を表示する。液晶パネル4は、Micro Electro Mechanical Systems(MEMS)素子を用いた透過型の表示パネルであってもよい。
液晶パネル4は、干渉縞が発生することを抑制のため、光学シート2と所定の距離離れて配置される。液晶パネル4と、光学シート2との間の所定の距離は、1〜5(mm)程度であり、光学シート2の特性等により決定される。第1の実施例において、液晶パネル4は、光学シート2から4.35(mm)離して配置される。液晶パネル4と光学シート2との間にクリアランス空間Cが形成される。液晶パネル4と、光学シート2との間は、密閉されていないことから、クリアランス空間Cは、表示装置100の外側と繋がっている。
フレーム5は、液晶パネル4の表示領域が露出するように枠状に形成された部材である。フレーム5は、液晶パネル4の表示領域の周辺と、パネルホルダ3の側面側を覆うように配置される。フレーム5のうち、液晶パネル4の表示領域よりも外側に対向する面は、液晶パネル4を支える。液晶パネル4は、パネルホルダ3とフレーム5とに挟まれて保持される。
背面ケース6は、バックライトモジュール1の背面側に設けられた箱状の筐体である。第1の実施例において、背面ケース6は、厚さ1(mm)の金属板を折り曲げることにより成形されたケースである。背面ケース6は、フレーム5と結合して、表示装置100の外装部材を形成する。なお、フレーム5と背面ケース6とを1つの箱型の外装部材として成形することも可能である。
また、背面ケース6の背面には、冷却ファン14と、吸気孔15とが設けられる。冷却ファン14は、背面ケース6の内側の空気を外側に送る排気手段である。吸気孔15は、背面ケース6の背面に設けられた開口である。吸気孔15は、背面ケース6の背面の冷却ファンよりも下側に複数設けられている。なお、吸気孔15は、背面ケース6の側面側に設けられてもよい。第1の実施例において、複数の吸気孔15の面積の合計は9916(mm2)である。
駆動制御基板7は、液晶パネル4と接続し、液晶パネル4の駆動を制御する回路を備える基板である。駆動制御基板7は、制御基板16、フレキシブルフラットケーブル(FFC)17、および駆動基板18を備える。なお、駆動制御基板7は、制御基板16の役割と駆動基板18の役割を1枚の基板に収めたものであってもよい。
制御基板16は、バックライトモジュール1の背面側に配置される。制御基板16は、入力画像信号に応じて、液晶パネル4に表示信号を出力する。また、制御基板16は、液晶パネル4の駆動に必要な電力を液晶パネル4に供給してもよい。制御基板16はFFC17を介して駆動基板18と接続する。
駆動基板18は、パネルホルダ3の側面側に配置される。駆動基板18は、制御基板16から入力された表示信号に基づいて、後述する駆動素子9に対応する画像信号を、駆動素子9に出力する。駆動基板18は、複数のCOF8で、液晶パネル4と接続している。COF8は、折り曲げ可能なフィルム上に集積回路を配置されたフレキシブルプリント基板である。複数のCOF8はそれぞれ、液晶パネル4の表示領域を分割した複数の制御領域に対応している。
駆動素子9は、複数のCOF8それぞれに設けられ、パネルホルダ3の側面側でフレーム5に接するように配置される。駆動素子9は、配置されたCOF8に対応する制御領域に含まれる液晶パネル4の液晶素子を駆動させる。表示装置100の駆動時に、駆動素子9から発生した熱は、フレーム5を介して放熱される。駆動素子9から発生した熱をフレーム5へ伝えやすくするため、駆動素子9とフレーム5との接触面に、熱伝導率の低い材料を塗布することも可能である。
遮蔽部材10は、パネルホルダ3の側面側に、駆動素子9をフレーム5側に押しつけるように配置される。言い換えると、遮蔽部材10は、駆動制御基板7と液晶パネル4とを接続する経路上に配置されるとも言える。遮蔽部材10は、ゴム等の弾性部材で形成され、パネルホルダ3の側面と、フレーム5との間を塞ぐように配置される。遮蔽部材10は、後述するように、液晶パネル4および光学シート2で形成されるクリアランス空間Cから冷却ファン14へ向かう空気の少なくとも一部を遮蔽するように配置される。
なお、遮蔽部材10は、弾性部材に限られず、駆動制御基板7で発生した電磁波の漏出を抑制する導電ガスケットを兼ねる部材や、駆動素子9で発生した熱を放散するための熱伝導性の高い部材であってもよい。
第1の実施例においてパネルホルダ3の側面と、駆動素子9との間の距離は、2.5(mm)であり、遮蔽部材10を配置することによって、パネルホルダ3の側面と駆動素子9との間の隙間は0.4(mm)以下になる。表示装置100の背面側から前面側に向かう方向において、隙間の断面積は、141(mm2)程度である。また、遮蔽部材10が形成する隙間の背面側から前面側に向かう長さは5(mm)程度である。したがって、遮蔽部材10の近傍には、141(mm2)×5(mm)の管が存在するとみなすことができる。
前述した吸気孔15の断面積は、9916(mm2)であり、遮蔽部材10の近傍の管の断面積の略70倍である。また、遮蔽部材10の近傍の管に空気が流れる際の抵抗は、管の長さと、断面積の逆数とに比例することから、遮蔽部材10近傍の管の抵抗は、吸気孔15の抵抗に対して略350倍となる。後述する効果を得るためには、遮蔽部材10は、遮蔽部材10近傍の管の抵抗が、吸気孔15の抵抗に対して100倍以上となるように配置されることが望ましい。
次に、第1の実施例に係る表示装置100の冷却ファン14を駆動した場合の、フレーム5と背面ケース6との内部の空気の流れについて説明する。第1の実施例において、冷却ファン14により、背面ケース6の内側の空気が排出される。その結果、背面ケース6の内側は、表示装置100の外側の圧力(環境圧)よりも圧力が低い負圧の状態となる。
背面ケース6の内側が負圧となるため、背面ケース6の外側の空気が、吸気孔15から吸引される。吸引された空気は、図1中の黒矢印Aで示す方向に流れ、制御基板16や、バックライトモジュール1から発生した熱とともに、冷却ファン14で背面ケース6の外側に排出される。従って、背面ケース6の内部の熱が排出され、制御基板16やバックライトモジュール1の温度を好適に保つことが可能となる。
一方で、遮蔽部材10が設けられていることにより、冷却ファン14からフレーム5の開口までの空気の流れに対する抵抗は、冷却ファン14から吸気孔15までの抵抗よりも充分大きい。したがって、冷却ファン14が動作しても、クリアランス空間Cの空気が背面ケース6の内部を経由して排出され難くなることから、クリアランス空間Cの圧力は、環境圧と同等程度となる。クリアランス空間Cの圧力が環境圧に近いため、クリアランス空間Cと表示装置100外部との間に、空気の流れが発生し辛くなる。
図2は、第1の実施例との比較のため、遮蔽部材10を設けない表示装置1000の断面図を示した模式図である。図1と同じ符号を付した要素は、図1に示した表示装置100の各要素と同様の機能を発揮するため説明を省略する。
表示装置1000において、冷却ファン14を駆動した場合、背面ケース6の内側の空気が排出され背面ケース6の内側の空間が負圧となる。したがって、吸気孔15から外部の空気が吸引され、背面ケース6の内側の熱とともに冷却ファン14で排出される。
一方で、背面ケース6の内側の空間と、クリアランス空間とが繋がっていることから、クリアランス空間Cの空気は、バックライトモジュール1の側面側を通って、背面ケース6側に吸引される。したがって、クリアランス空間Cの圧力が下がり、環境圧に対して負圧となる。つまり、遮蔽部材10を配置することによって、クリアランス空間Cの圧力と表示装置の外側の環境圧との差を小さくしていると言える。
クリアランス空間Cの圧力が負圧となることから、表示装置1000の外部の空気は、図2中の点線Bで示した経路を通ってクリアランス空間Cへ吸引され、背面ケース6の内側へ到達する。点線Bで示した経路は、液晶パネル4とフレーム5との隙間から表示装置1000に入り、クリアランス空間Cを通過して、駆動素子9の近傍を通って背面ケース6の内側に到達する。
表示装置1000の外側の空気がクリアランス空間Cに吸引される際に、表示装置1000の外側の塵埃等の異物が、空気とともに吸引されることがある。点線Bの経路を通って異物が侵入した場合に、侵入した異物の一部が、液晶パネル4と光学シート2との間に残される場合がある。このとき、残された異物が、光学シート2から液晶パネル4に向かう光の一部を遮ることにより、液晶パネル4に表示される画像の画質が低下する可能性がある。
第1の実施例における表示装置100によれば、クリアランス空間Cの圧力と、表示装置100の外側の環境圧との差を、遮蔽部材10がない場合に比べて小さくなるように、遮蔽部材10が冷却ファン14とクリアランス空間Cとの間に配置される。したがって、バックライトモジュール1や、背面ケース6の内側に配置された駆動制御基板7から発生した熱を、表示装置100の外へ排出するとともに、クリアランス空間Cへの塵埃等の異物の侵入を抑制することが可能となる。したがって、外装部材の内部の冷却効率を維持するとともに、液晶パネルへの塵埃等の異物の混入を抑制することが可能となる。
なお、遮蔽部材10は、表示装置100の長辺に平行な方向に、複数配置されていてもよい。また、複数の遮蔽部材10は、断続的に配置することも可能である。図3は、第1の実施例における表示装置100のフレーム5を外して上面斜視から観察した模式図である。3つのCOF8に対して1つの遮蔽部材10が、表示装置100の長手方向に配置される。遮蔽部材10の間には、締結部材19が配置されている。締結部材19は、パネルホルダ3に設けられた部材である。
図4は、締結部材19が配置された箇所における表示装置100の断面図である。図1において、COF8、駆動素子9、遮蔽部材10が設けられた箇所に、締結部材19が配置されている。締結部材19によって、背面ケース6側の冷却ファン14と、クリアランス空間との間が遮蔽されている。したがって、遮蔽部材10が配置された箇所と同様に、冷却ファン14の駆動により、クリアランス空間Cの圧力が負圧となることが抑制される。この場合、締結部材19が、遮蔽部材10と同等の働きをしていると言える。
(第2の実施例)
図5は、第2の実施例における表示装置200の断面図を示したものである。図1と同様の符号を付した要素は、第1の実施例と同様であるので、説明を省略する。
図5は、第2の実施例における表示装置200の断面図を示したものである。図1と同様の符号を付した要素は、第1の実施例と同様であるので、説明を省略する。
表示装置200は、パネルホルダ3の側面側に、基板トレイ20を備える。基板トレイ20は、パネルホルダ3と同一の部材で形成されることも可能である。基板トレイ20の上に、駆動基板18が配置される。基板トレイ20は、背面ケース6側に遮蔽壁20aを備える。このとき、遮蔽壁20aは、背面ケース6と、クリアランス空間Cとの間に配置され、クリアランス空間Cの空気が、背面ケース6側に移動することを抑制する遮蔽部材となる。
図6は、第2の実施例における表示装置200のフレーム5を外して上面斜視から観察した模式図である。基板トレイ20は、遮蔽壁20aを側面側から背面側に備える。遮蔽壁20aのうち、背面側の一部に切りかき部20bが設けられる。切りかき部20bに、駆動基板18と制御基板16とを接続するFFC17が配置される。
図7は、切りかき部20bが設けられた断面における表示装置200の断面図である。基板トレイ20上に配置された駆動基板18と、制御基板16は、FFC17で接続される。また、駆動基板18に対向するフレーム5の切りかき部20bに対応する位置に、凹部21が設けられる。凹部21は、フレーム5の一部を折り曲げて形成される。凹部21は、フレーム5の一部の厚みを増やして設けてもよい。図7に示すように、凹部21は、背面ケース6と、クリアランス空間Cとの間に配置され、クリアランス空間Cの空気が、背面ケース6側に移動することを抑制する遮蔽部材となる。
第2の実施例の表示装置200によれば、クリアランス空間Cの圧力と、表示装置200の外側の圧力との差を、遮蔽壁20aもしくは凹部21がない場合に比べて小さくなるように、遮蔽壁20aもしくは凹部21が配置される。したがって、バックライトモジュール1や、背面ケース6の内側に配置された制御基板16から発生した熱を、排出するとともに、クリアランス空間Cへの塵埃等の異物の侵入を抑制することが可能となる。したがって、外装部材の内部の冷却効率を維持するとともに、液晶パネルへの塵埃等の異物の混入を抑制することが可能となる。
100 表示装置
1 バックライトモジュール
2 光学シート
4 液晶パネル
7 駆動制御基板
10 遮蔽部材
14 冷却ファン
15 吸気孔
1 バックライトモジュール
2 光学シート
4 液晶パネル
7 駆動制御基板
10 遮蔽部材
14 冷却ファン
15 吸気孔
Claims (11)
- 光を照射する照明部と、
前記照明部の前面側に配置され、前記照明部から照射された光を透過する光学シートと、
前記光学シートの前面側に配置され、前記光学シートが透過した光を変調して、表示領域に画像を表示する透過型の表示パネルと、
前記照明部の少なくとも背面側と側面側の一方に配置され、前記表示パネルと接続して前記表示パネルを制御する駆動制御基板と、
前記照明部、前記光学シート、前記表示パネル、および前記駆動制御基板とを収容し、前記表示パネルの前記表示領域が露出するように開口が設けられ、かつ、外部の空気を吸気する吸気孔が設けられた箱型の外装部材と、
前記外装部材に設けられ、前記外装部材の内側の空気を外部に排出するための排気手段と、
前記表示パネルと前記光学シートとの間の空間から前記排気手段に向かう空気の少なくとも一部を遮蔽するように配置された遮蔽部材と
を備え、
前記遮蔽部材は、前記表示パネルと前記光学シートとの間の空間の圧力と、環境圧との差が、前記遮蔽部材が配置されない場合に比べて小さくなるように配置されている
ことを特徴とする表示装置。 - 前記外装部材の内側において、前記駆動制御基板と、前記表示パネルとを接続する経路に、前記遮蔽部材が配置されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記駆動制御基板は、
前記照明部の背面側に配置された前記表示パネルに表示する画像信号を前記表示パネルに出力して、前記表示パネルを制御する制御基板と、
前記照明部の側面側に配置された前記表示パネルを駆動する駆動基板と
を含み、
前記制御基板は、前記駆動基板を経由して、前記表示パネルに接続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。 - 前記駆動基板と前記表示パネルとの間で、前記駆動基板と前記表示パネルとに接続し、前記表示パネルの表示領域を分割した複数の制御領域それぞれの駆動を制御する駆動素子を有するチップオンフィルムと
を備え、
前記遮蔽部材は、前記駆動素子に接していることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 前記遮蔽部材が配置された前記表示パネルと前記光学シートとの間の空間と、前記排気手段との間を空気が流れる際の抵抗が、前記吸気孔を空気が流れる際の抵抗よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示パネルと前記光学シートとの間の空間と、前記排気手段との間を空気が流れる際の抵抗が、前記吸気孔を空気が流れる際の抵抗の100倍よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
- 複数の前記遮蔽部材が、前記表示パネルの長辺に平行な方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記外装部材は、
前記表示パネルの前記表示領域の周辺を前面から覆う枠状のフレームと、
前記照明部の背面側に配置され、前記駆動制御基板を収容する箱型の背面ケースと
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記フレームは、前記遮蔽部材を含むように形成されることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
- 前記光学シートは、前記照明部から照射された光を、拡散もしくは偏光させることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示パネルは、個別に透過率を制御可能な複数の液晶素子を有する液晶パネルであることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の表示装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019134400A1 (zh) * | 2018-01-02 | 2019-07-11 | 京东方科技集团股份有限公司 | 液晶显示模组及其制造方法、显示装置 |
WO2019163555A1 (ja) * | 2018-02-26 | 2019-08-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 画像表示装置 |
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- 2015-08-28 JP JP2015169237A patent/JP2017044979A/ja active Pending
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