JP2017044899A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017044899A
JP2017044899A JP2015167810A JP2015167810A JP2017044899A JP 2017044899 A JP2017044899 A JP 2017044899A JP 2015167810 A JP2015167810 A JP 2015167810A JP 2015167810 A JP2015167810 A JP 2015167810A JP 2017044899 A JP2017044899 A JP 2017044899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
cam
cam shaft
fixing device
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015167810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017044899A5 (ja
JP6474336B2 (ja
Inventor
尉訓 古澤
Yasunori Furusawa
尉訓 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2015167810A priority Critical patent/JP6474336B2/ja
Priority to US15/238,396 priority patent/US9835995B2/en
Publication of JP2017044899A publication Critical patent/JP2017044899A/ja
Publication of JP2017044899A5 publication Critical patent/JP2017044899A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6474336B2 publication Critical patent/JP6474336B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2032Retractable heating or pressure unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/1685Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the fixing unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2009Pressure belt

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

【課題】印刷媒体が定着装置の内部に停止している場合、媒体に長時間にわたって熱を加えることになり、好ましくない場合があった。【解決手段】一体となった上部固定ユニット200及びベースユニット400と、これらに対して移動自在に配置された下部可動ユニット300と、下部可動ユニット300を第1の位置と第2の位置とに移動する移動機構とを有し、上部固定ユニット200は、定着ベルト211と定着ローラ212とを有し、下部可動ユニット300は、加圧ベルト311と、無端状の加圧ベルト311の内側で変位可能な回転軸に回転自在に保持された加圧ローラ312と、加圧ローラ312を定着ローラ212に向けて付勢する第1スプリング321とを有し、加圧ローラ312は、第1の位置で第1スプリング321に付勢されて定着ローラ212を押圧し、第2の位置で定着ローラ212と離間する。【選択図】図9

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にその定着装置の構成に関する。
従来、画像形成装置の定着装置として、現像剤像が転写された媒体に対して加熱及び加圧することによって現像剤像を印刷媒体に定着するものがあった。(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−87624号公報(第7頁、図1)
しかし従来の構成では、印刷媒体が定着装置の内部に停止している場合、媒体に長時間にわたって熱を加えることになり、好ましくない場合があった。
本発明による定着装置は、第1のユニットと、前記第1のユニットに対して移動自在に配置された第2のユニットと、前記第2のユニットを、前記第1のユニットに対して第1の位置と第2の位置とに移動する移動機構とを有し、
前記第1のユニットは、無端状の第1のベルトと、前記第1のベルトの内側に位置が固定された回転軸周りに回転自在に保持された定着ローラとを有し、
前記第2のユニットは、無端状の第2のベルトと、前記第2のベルトの内側で変位可能な回転軸周りに回転自在に保持された加圧ローラと、前記加圧ローラを前記定着ローラに向けて付勢する第1の付勢部材とを有し、
前記加圧ローラは、前記第1の位置で、前記第1の付勢部材に付勢されて前記第1のベルトと前記第2のベルトを介して前記定着ローラを押圧し、前記第2の位置で、前記定着ローラと離間することを特徴とする。
本発明によれば、必要に応じて定着と加圧ローラとによってニップ部を形成し、またこれらを離間することが可能となるため、記録媒体に長時間にわたって熱を加えてしまうといった不都合な状態を回避することが可能となる。
本発明に基づく定着装置を備えた画像形成装置の実施の形態1のプリンタの要部構成を示す要部構成図である。 定着装置の外観斜視図である。 定着装置を用紙搬送方向(矢印A方向)の上流側からみた正面図である。 定着装置の外装カバーを外した正面図である。 定着装置の外装カバーを外した外観斜視図である。 定着装置の外装カバーを外した右側面図である。 駆動伝達系を外した右側面図である。 図3におけるA−A断面を矢印方向から見た図である。 、定着装置を構成する上部固定ユニット、下部可動ユニット、及びベースユニットを、互いに分離した状態で示す分解側面図で、(a)は上部固定ユニットの右側面図、(b)は下部可動ユニットの右側面図、(c)はベースユニットの右側面図である。 上部固定ユニットの外観斜視図である。 図10の状態から定着ローラ駆動入力ギアを含む駆動伝達系を外した外観斜視図である。 図9(a)の状態から駆動伝達系のサブシャーシを外した上部固定ユニットの右側面図である。 下部可動ユニットの外観斜視図である。 ベースユニットの外観斜視図である。 ベースユニットの正面図である。 図15におけるF−F断面を矢印方向から見た図である。 定着装置の外装カバーを外した正面図である図4におけるB−B断面を矢印方向から見た図である。 定着装置の外装カバーを外した正面図である図4におけるC−C断面を矢印方向から見た図である。 定着装置の外装カバーを外した正面図である図4におけるD−D断面を矢印方向から見た図である。 定着装置の外装カバーを外した正面図である図4におけるE−E断面を矢印方向から見た図である。 図4におけるB−B断面を矢印方向から見た図であって、カム機構によって下部可動ユニットが最下位にスライドした状態を示す。 図4におけるE−E断面を矢印方向から見た図であって、カム機構によって下部可動ユニットが最下位にスライドした状態を示す。 加圧ローラ及び加圧ローラを保持する左右のアームの部分を斜め上方から見た外観斜視図である 加圧パッドとこれを保持する加圧パッドホルダの外観斜視図である。 位置検出機構を概略的に示す構成図である。 プリンタの内部に配設され、プリンタの要部動作を制御する制御系の要部構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、本発明に基づく定着装置を備えた画像形成装置の実施の形態1のプリンタの要部構成を示す要部構成図である。このプリンタ1は、連続印刷用紙に対応した電子写真方式のカラープリンタである。
同図に示すように、プリンタ1は、ロール紙5を保持する用紙ホルダ4、ロール紙5の導入部となる導入ガイド部2、記録媒体に印刷を実行する印刷部3を備える。
用紙ホルダ4は、例えばロール紙5の軸芯を回転自在に保持し、ロール紙5の先端側が導入ガイド部2に引っ張られるのに応じて回転し、ロール紙5を導入ガイド部2に連続的に供給する。
導入ガイド部2は、ロール紙5の搬送をガイドするガイドローラ21、ロール紙5の搬送路に配置されて、ロール紙5を下流側に搬送するフィードローラ対22、ロール紙5の搬送方向におけるフィードローラ対22の下流側に配置された用紙切断部23、及び用紙切断部23の下流側に配置された用紙センサ24を備え、所定のタイミングでのロール紙5の搬送及び切断を実行し、用紙センサ24によって印刷部3に送る切断されたロール紙(以後、記録紙6と称す)の有無を検出する。
印刷部3における記録紙6の搬送路には、記録紙6の搬送方向となる矢印A方向の上流側から、記録紙6を2次転写部50まで搬送する搬送ローラ対35,36、画像形成部30での書き込みタイミングを取るための書き込みセンサ40が配設されている。
印刷部3の画像形成部30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を各々に形成する4つのプロセスユニット31Y、31M、31C、31K(区別する必要がない場合には単に31を付す)を有し、これらが、後述する中間転写ベルトユニット32の中間転写ベルト41が、中間転写ベルトユニット32の上部で移動する移動方向を示す矢印B方向に沿って、その上流側から順に配置されている。
印刷部3の中間転写ベルトユニット32は、図示せぬ駆動部より駆動されるドライブローラ42、コイルスプリング等の付勢手段により中間転写ベルト41に張力を付与するテンションローラ43、2次転写ローラ34と対向して配置されて2次転写部50を構成する2次転写バックアップローラ44、及びそれらローラに張架された中間転写ベルト41を備え、更に、各プロセスユニット31の感光体ドラム33に対向して配置され、各感光体ドラム33上に形成された各色トナー像を順次重ねて中間転写ベルト41上に転写するために所定の電圧を付加する4つの1次転写ローラ45等からなる。
この中間転写ベルトユニット32は、上述したように画像形成部10により形成された各色のトナー像を中間転写ベルト41に順次重ねて1次転写し、この1次転写されたトナー像を2次転写部50まで搬送する。2次転写部50では、中間転写ベルト41に1次転写されたトナー像を、所定の電圧が印加された2次転写ローラ34により、導入ガイド部2から供給されて搬送される記録紙6に転写する。このため記録紙6は、搬送ローラ対35,36、及び書き込みセンサ40を通過する間に斜行が矯正され、搬送タイミングが計られる。
印刷部3の定着装置37は、内部に定着ユニット210と加圧ユニット310を備え、2次転写部50より送り出された記録紙6上のトナー像に、熱と圧力を加えてこれを融解し、記録紙6に定着させる。その後、記録紙6は、排出ローラ対38,39によって搬送され、装置外へと排出される。尚、定着装置37についは、後で詳細に説明する。またここで、中間転写ベルトユニット32及び2次転写部50が画像転写部に相当する。
図1中のX、Y、Zの各軸は、記録紙6が2次転写部50及び定着装置37を通過する際の搬送方向(矢印A方向)にX軸をとり、搬送ローラ対35,36の回転軸方向にY軸をとり、これら両軸と直交する方向にZ軸をとっている。また、後述する他の図においてX、Y、Zの各軸が示される場合、これらの軸方向は、共通する方向を示すものとする。即ち、各図のXYZ軸は、各図の描写部分が、図1に示すプリンタ1を構成する際の配置方向を示している。またここでは、Z軸が略鉛直方向となるように配置されるものとする。
図2は、定着装置37の外観斜視図であり、図3は、定着装置37を用紙搬送方向(矢印A方向)の上流側からみた正面図、図4は、定着装置37の外装カバーを外した正面図、図5は、同じく定着装置37の外装カバーを外した外観斜視図、図6は、同じく定着装置37の外装カバーを外した右側面図、図7は、更に駆動伝達系を外した右側面図、図8は、図3におけるA−A断面を矢印方向から見た図である。尚、図2に示す定着装置37を、正面とする矢印A方向(X軸のプラス向き)からみて、定着装置37の前後、左右、上下の方向を特定する場合がある。
これらの図に示すように、定着装置37には、記録紙6が搬送される用紙搬入部101、後述する上部固定ユニット200(図9)に設けられ、同じく上部固定ユニット200に備えられた定着ローラ212(図8)を回転駆動する回転力を外部から受けるための定着ローラ駆動入力ギア201、後述するベースユニット400(図9)に設けられ、同じくベースユニット400に設けられたカム機構を駆動するための駆動力を外部から受けるためのカム駆動入力ギア401、及び取っ手102が、それぞれ外部と接触可能に配置さている。
定着装置37が、図1に示すように印刷部3内部の所定位置に装着されるとき、定着ローラ駆動入力ギア201は、印刷部3内部に設けられた図示しない定着ローラ駆動源の接続ギアと歯合して駆動力を受け、カム駆動入力ギア401は、同じく印刷部3内部に設けられた後述するカム駆動モータ611(図26)につながるモータ駆動伝達系の図示しない接続ギアと歯合して駆動力を受ける。
図9は、定着装置37を構成する上部固定ユニット200、下部可動ユニット300、及びベースユニット400を、互いに分離した状態で示す分解側面図で、同図(a)は上部固定ユニット200の右側面図、同図(b)は下部可動ユニット300の右側面図、同図(c)はベースユニット400の右側面図を示し、図10は上部固定ユニット200の外観斜視図、図11は、図10の状態から定着ローラ駆動入力ギア201を含む駆動伝達系を外した外観斜視図、図12は、図9(a)の状態から駆動伝達系のサブシャーシ206を外した上部固定ユニット200の右側面図であり、図13は下部可動ユニット300の外観斜視図、図14はベースユニット400の外観斜視図、図15はベースユニット400の正面図、そして図16は図15におけるF−F断面を矢印方向から見た図である。
図8のA−A断面図に示すように、定着装置37の内部には、左右方向(以後、長手方向と称す場合がある)に延在し、上部固定ユニット200に配設された定着ユニット210及び下部可動ユニット300に配設された加圧ユニット310(図13参照)が組み込まれている。
定着ユニット210は、図13に示す加圧ユニット310と同様に、少なくとも通過させる記録紙6の幅を超える領域で長手方向に延在し、主に、無端状に形成された第1のベルトとしての定着ベルト211、定着ベルト211の内周面に接して定着ベルト211を移動駆動する定着ローラ212、2つのガイドローラ217,218とガイド部材からなり、定着ベルト211の内周面に接して定着ベルト211の内周面をガイドするローラガイド部材213、定着ベルト211の内側に配設されて定着ベルト211を加熱する2つのヒータ214、第1のパッドとしての定着パッド216、及びヒータ214からの熱を定着ベルト211内周面の所定方向に反射するリフレクタ215を備える。
加圧ユニット310は、図13に示す様に、少なくとも通過させる記録紙6の幅を超える領域で長手方向に延在し、主に、無端状に形成された第2のベルトとしての加圧ベルト311、加圧ベルト311の内側面に接して後述するように定着ローラ212に圧接することで従動し、加圧ベルト311を移動駆動する加圧ローラ312、2つのガイドローラ317,318とガイド部材からなり、加圧ベルト311の内側面に接して加圧ベルト311の内周面をガイドするローラガイド部材313、加圧ベルト311の内側に配設されて加圧ベルト311を加熱するヒータ314、第2のパッドとしての加圧パッド316、及びヒータ314からの熱を加圧ベルト311内周面の所定方向に反射するリフレクタ315を備える。
加圧ユニット310は、後述するように、定着ユニット210に対して接離可能に上下方向に移動するが、図8に示すように定着ローラ212と加圧ローラ312がニップ部を形成するニップ位置にあるとき、加圧パッド316も定着パッド216に圧接し、定着ローラ212と加圧ローラ312、及び定着パッド216と加圧パッド316にそれぞれ挟持される定着ベルト211及び加圧ベルト311が直線状の搬送路を形成する。
この状態で、定着ローラ212が、後述するように外部からの駆動力を得て矢印方向に回転すると、これによって従動する加圧ローラ312と共に、定着ベルト211及び加圧ベルト311をそれぞれ矢印方向に回転移動させる。この状態で、トナー像が転写された記録紙6が用紙搬入部101を介して定着ベルト211と加圧ベルト311の合流部に搬送されると、ヒータ214によって加熱された定着ベルト211とヒータ314によって加熱された加圧ベルト311とに挟持されて直線状の搬送路を更に搬送され、その間に受ける加熱及び加圧により、トナー像が記録紙6に定着し、後段の排出ローラ対38(図1)へと排出される。
(上部固定ユニット200)
定着ユニット210(図8)を配設した上部固定ユニット200は、図9(a)、図10〜図12に示すように、上部シャーシ203と上部シャーシ203に接合された左サイドシャーシ204、及び上部シャーシ203に接合された右サイドシャーシ205からなるメインシャーシ202を備え、左右のサイドシャーシ204,205は、定着ユニット210の定着ローラ212の回転軸212a、ガイドローラ217,218の各回転軸217a,218aを、それぞれ両端部で回転自在に保持している。そして左右のサイドシャーシ204,205の、定着ローラ212の後部上方の対向する位置には、それぞれ左右に向かって突出する左係合ポスト220(図示せず)、右係合ポスト221(図12)が配設されている。
右サイドシャーシ205は、サブシャーシ206を固定保持し、このサブシャーシ206との間で、定着ローラ駆動入力ギア201、図12に示すように、この定着ローラ駆動入力ギア201に歯合する第1中間ギア207、この第1中間ギア207及び定着ローラ212の回転軸212aに固定配置された定着ローラギア212bに歯合する第2中間ギア208を回転自在に保持している。
以上の構成により、定着ローラ駆動入力ギア201が、印刷部3(図1)内部に設けられた図示しない定着ローラ駆動源の接続ギアと歯合して所定方向の回転力を受けると、その回転力は第1、第2の中間ギア207,208を介して定着ローラ212の回転軸212aに伝達され、定着ローラ212を反時計方向である矢印方向(図8)に回転する。
(下部可動ユニット300)
加圧ユニット310(図8)を配設した下部可動ユニット300は、図9(b)及び図13に示すように、下部シャーシ303と下部シャーシ303に接合された左サイドシャーシ304、及び下部シャーシ303に接合された右サイドシャーシ305からなるメインシャーシ302を備え、左右のサイドシャーシ304,305は、加圧ユニット310のガイドローラ317,318の各回転軸317a,318a(図13)を、それぞれ両端部で回転自在に保持し、更に後述するように、左右のアーム306,307を介して加圧ローラ312の回転軸312aの両端部を保持している。
図23は、この加圧ローラ312及び加圧ローラ312を保持する左右のアーム306,307の部分を斜め上方から見た外観斜視図である。
ここでは、左右のサイドシャーシ304,305が、それぞれ左アーム306,右アーム307を介して加圧ローラ312の回転軸312aの両端部を保持する構成が、左右のサイドシャーシ304,305の中間の仮想的な中心面(回転軸312aに対して垂直)に対して面対称に構成しているため、ここでは右側における各構成のみを図示し、図9(b)、図13、更に図17〜図20を参照しながら説明する。
尚、図17は、定着装置37の外装カバーを外した正面図である図4におけるB−B断面を矢印方向から見た図であり、図18は同じく図4におけるC−C断面を矢印方向から見た図であり、図19は同じく図4におけるD−D断面を矢印方向から見た図であり、図20は同じく図4におけるE−E断面を矢印方向から見た図である。
右サイドシャーシ305は、後方のやや上方から右方向に植立する回動軸320を配備し、この回動軸320がアームとしての右アームの軸孔307c(図23)に嵌入し、右アーム307を回動自在に保持する。同様に左サイドシャーシ304の回動軸319も左アーム306の軸孔306c(図23)に嵌入して左アーム306を回動自在に保持する。これによりアーム306,307が回動軸319,320周りに揺動自在となる。
右アーム307は、図19等に示すように前後方向(X軸方向)に延在して配置され、前端側上方部で右方向に折れて形成された係止部307aによって上下方向に配設される第1の付勢部材としての第1スプリング321の上端側を係止する。第1スプリング321は、その下端側が、右サイドシャーシ305に配設されたスプリング係止部材330によって係止され、圧縮された状態を保っている。
右アーム307は、例えば図13、図20に示すように、先端の係止部307aと回動軸320の間の回動軸320に近い位置に軸受307b(図23)を形成し、この軸受307bによって加圧ローラ312の回転軸312aの一端側を回転自在に保持し、左アーム306も同様に形成された軸受306b(図23)によって加圧ローラ312の回転軸312aの他端側を回転自在に保持している。従って、加圧ローラ312は、左右のアーム306,307が回動することにより、メインシャーシ302に対して変位(摺動)可能に構成されている。規制板341は、後述するように、第1スプリング321によって付勢された右アーム307の係止部307aが当接し、右アーム307の回動を規制する。
加圧パッド316(図8)は、加圧ベルト311と略同領域で、加圧ユニット310の長手方向に延在する。図24は、この加圧パッド316とこれを保持する加圧パッドホルダ332の外観斜視図である。同図に示すように、加圧パッドホルダ332は、加圧パッド316が固定されるパッド固定部333、パッド固定部333の両端部に形成された左端部334(図13)及び右端部335とが一体的に構成されている。この加圧パッドホルダ332は、メインシャーシ302によって上下方向にスライド可能に保持され、その左右の端部334,335がコ字状(図20参照)に形成されている。
この右端部335の上面部335aは、第1スプリング321に隣接して上下方向に配設され第2スプリング322の上端側を係止し、第2スプリング322は、その下端側が、右サイドシャーシ305に配設されたスプリング係止部材330によって係止され、圧縮された状態を保っている。
左右のサイドシャーシ304,305には、後部上方の対向する位置に、それぞれ上方を開放した左上部スリット304a及び右上部スリット305aが形成され、下部の対向する位置には、それぞれ下部を開放した第1のガイド溝としての左下前部スリット304b、右下前部スリット305b、及び第2のガイド溝としての左下後部スリット304c、右下後部スリット305cが形成されている。
(ベースユニット400)
カム機構を配設したベースユニット400は、図9(c)、図14〜図17に示すように左右方向(長手方向)に延在するベースシャーシ402を備える。ベースシャーシ402には、長手方向の両端部において、第1カム軸403を回転自在に保持する一対の支持プレート402a,402bと、第1カム軸403と平行に隣接して配設された第2カム軸404を回転自在に保持する一対の支持プレート402c,402dとが形成されている。
第1カム軸403は、左側端部に第1のカムとしてのカム411とカムギア413を同軸で固定配置し、右側端部に第1のカムとしてのカム412とカムギア414を同軸で固定配置し、第2カム軸404は、左側端部に第2のカムとしてのカム421とカムギア423を同軸で固定配置し、右側端部に第2のカムとしてのカム422とカムギア424を同軸で固定配置し、カムギア413とカムギア423、及びカムギア414とカムギア424が、それぞれ両端部で互いに歯合するように配置されている。
ベースシャーシ402には、図5に示すようにカム駆動入力ギア401を回転自在に保持する保持プレート430をねじ止めするためのネジ穴402e,402fが形成され、図5に示すように、カム駆動入力ギア401が、カムギア414と歯合するように保持プレート430がねじ止めにより固定配置されている。
図16に示すように、カム412,422は、第1カム軸403と第2カム軸404との中間の仮想的な中心面に対して面対称となる形状を備え、且つ配置されている。またカム411は、カム412と同形状、同角度で第1カム軸403に配置され、カム421は、カム422と同形状、同角度で第2カム軸404に配置されている。
次に、上部固定ユニット200、下部可動ユニット300、及びベースユニット400の取り付け関係について説明する。
下部可動ユニット300がベースユニット400に装着される際に、定着装置37の右側においては、図9に示すように右サイドシャーシ305に形成された右下前部スリット305bにベースユニット400の第1カム軸403がスライド自在に嵌入し、同じく右下後部スリット305cにベースユニット400の第2カム軸404がスライド自在に嵌入するように配置し(図18参照)、更に第1カム軸403のカム412が、右下前部スリット305bの上部に形成された第1係合部としての当接突起板305dに当接し、第2カム軸404のカム422が、右下後部スリット305cの上部に形成された第2係合部としての当接突起板305eに当接するように装着する(図19参照)。
このとき、定着装置37の左側においても、左サイドシャーシ304(図13)に形成された左下前部スリット304bにベースユニット400の第1カム軸403がスライド自在に嵌入し、同じく左下後部スリット304cにベースユニット400の第2カム軸404がスライド自在に嵌入するように配置し、更に第1カム軸403のカム411が、左下前部スリット304bの上部に形成された当接突起板304d(図示せず)に当接し、第2カム軸404のカム421が、左下後部スリット304cの上部に形成された当接突起板304e(図示せず)に当接する。
次に、上部固定ユニット200をベースユニット400に固定するが、このとき定着装置37の右側においては、上部固定ユニット200の右サイドシャーシ205に配設された右係合ポスト221(図12参照)が、下部可動ユニット300に形成された右上部スリット305aに嵌入し、同じく定着装置37の左側においても、上部固定ユニット200の左サイドシャーシ204に配設された左係合ポスト220が、下部可動ユニットに形成された左上部スリット304a(図13参照)に嵌入するように配置する。
そして図9に示すように、右サイドシャーシ205の下部に形成された取り付け孔205aと、この取り付け孔205aに対向してベースユニット400のベースシャーシ402に形成されたネジ溝402gとを止めネジ501で結合し、ベースユニット400に上部固定ユニット200を固定する。尚、止めネジ501による上部固定ユニット200の固定は、他の箇所、例えば左サイドシャーシ204の下部に形成された取り付け孔204a(図10)とベースシャーシ402に形成されたネジ溝402h(図14)との間で行われるなど、必要に応じて複数個所で行われる。
以上の構成により、下部可動ユニット300は、定着装置37の右側においては、図18に示すように、ベースユニット400の第1カム軸403及び第2カム軸404と上部固定ユニット200の右係合ポスト221によってガイドされ、定着装置37の左側においては、同じく、ベースユニット400の第1カム軸403及び第2カム軸404と上部固定ユニット200の左係合ポスト220(図示せず)によってガイドされて、上下方向移動が可能に保持され、更に、左右の4つのカム411,412,421,422の回転によって上下方向に移動する。
ここで、ベースユニット400のベースシャーシ402及び第1と第2のカム軸403,404と、このベースシャーシ402に固定された上部固定ユニット200が第1のユニットに相当し、この第1のユニットによって移動可能に保持される下部可動ユニット300が第2のユニットに相当し、カム411,412、421,422、第1と第2のカム軸403,404、カムギア413,414,423,424、カム駆動入力ギア401、及び保持プレート430が移動機構に相当し、このうちカムギア413,414,423,424、カム駆動入力ギア401、及び保持プレート430が駆動伝達系に相当する。
尚、定着装置37の左右に配設された、下部可動ユニット300を上下移動させるためのカム機構は、カム駆動入力ギア401を回転自在に保持する保持プレート430を除いて、左右のサイドシャーシ304,305の中間の仮想的な中心面(カム軸403,404に対して垂直)に対して面対称に構成され、動作も同じであるため、以後、右側における機構のみを対象にして、更に動作を説明する。
(動作説明)
第1カム軸403及び第2カム軸404は、カム駆動入力ギア401が、印刷部3(図1)内部に設けられた後述するカム駆動モータ611(図26)につながるモータ駆動伝達系の図示しない接続ギアと歯合して所定方向の回転力を受けると、その回転力がカムギア414,424を介して第1カム軸403及び第2カム軸404に伝達され、例えば図16に示すカム412及びカム422を互いに反対方向に同速度で回転する。
図17、図20は、カム機構によって下部可動ユニット300(図9参照)が最上位にスライドした状態を示し、このとき図17に示すように、加圧ローラ312が定着ローラ212を押圧してニップ部を形成する。この時、係止部307aと規制板341が離間し、下端面335bとスプリング係止部材330が離間しているので、第1スプリング321の付勢力をニップ部に及ぼし、第2スプリング322の付勢力を加圧パッド316に及ぼすことができる。
一方、図21は、定着装置37の外装カバーを外した正面図である図4におけるB−B断面を矢印方向から見た図であって、カム機構によって下部可動ユニット300(図9参照)が最下位にスライドした状態を示し、図22は同じく図4におけるE−E断面を矢印方向から見た図であって、カム機構によって下部可動ユニット300(図9参照)が最下位にスライドした状態を示す。このとき図21に示すように定着ユニット210に対して加圧ユニット310が離間した状態となる。
以下、下部可動ユニット300が、この最上位と最下位の間でスライドする際の各部の動作について説明する。尚、図21、図22以外の図面は、便宜上すべて下部可動ユニット300が最上位に位置している時の状態を示している。
例えば図19に示すように、下部可動ユニット300の当接突起板305d,305eは、下部可動ユニット300の自重により、常にカム412,422の周面にそれぞれが当接した状態を保っている。従って、カム412,422が、これらの当接位置が最下位となる図22に示すような回動位置にあるとき、下部可動ユニット300は最下位位置に至る。以後、下部可動ユニット300のこの最下位位置を離間位置と称す場合がある。
このとき、右アーム307は、第1スプリング321によって時計方向(図22)に付勢されるが、先端部の係止部307aが規制板341に圧接した状態で、同方向への回動が規制されている。この時の右アーム307の回動位置を、以後初期回動位置と称す場合がある。
一方、加圧パッドホルダ332(図8)の右端部335は、第2スプリング322によって、その上面部335aが上方に付勢されるが、その下面部335bがスプリング係止部材330の下面に当接して同方向への移動が規制されている。この時の加圧パッドホルダ332の移動位置を、以後初期移動位置と称す場合がある。
図21は、下部可動ユニット300が離間位置にあるときの、図4におけるB−B断面を矢印方向から見た図である。同図に示すように、下部可動ユニット300に配設された加圧ユニット310は、上部固定ユニット200(図9参照)に配設された定着ユニット210から離間した状態となる。このとき、初期回動位置にある右アーム307に回転自在に保持された加圧ローラ312の最上部と、初期移動位置にある加圧パッドホルダ332に保持された加圧パッド316の最上部とは、ほぼ同じ高さとなるように設定され、加圧ベルト311を支持している。
下部可動ユニット300が離間位置にある図21、図22の状態から、カム駆動入力ギア401を例えば矢印C方向(図5)に回転駆動すると、カム412とカム422は、互いに異なる矢印方向(図22)に同速度で回転し、当接突起板305d,305e、即ち下部可動ユニット300を徐々に上方に押し上げる。これに従って、例えば図21に示す加圧ユニット310は上方に移動し、やがて上部固定ユニット200に配設された定着ユニット210を押圧する。即ち、加圧ユニット310の加圧ローラ312、加圧パッド316が、それぞれ加圧ベルト311及び定着ベルト211を介して定着ローラ212、定着パッド216に当接する。
カム412とカム422の回転により下部可動ユニット300が更に押し上げられると、加圧ローラ312が定着ローラ212に、加圧パッド316が定着パッド216にそれぞれ圧接するが共に上方移動を停止する。これに伴って、例えば図20に示す右アーム307とその係止部307a、及び加圧パッドホルダ332(図17)とその右端部335は同図に示す位置に停止するものの下部可動ユニット300本体は更に上昇する。
これにより、加圧パッドホルダ332の右端部335は右サイドシャーシ305に対して相対的に初期移動位置から下方に移動してその下面部335bがスプリング係止部材330の下面から離間した状態となり、右アーム307は右サイドシャーシ305に対して相対的に初期回動位置から反時計方向に回動してその係止部307aが規制板341から離間した状態となり、下部可動ユニット300は、やがて図20に示す最上位位置に至って上方移動を停止する。以後、下部可動ユニット300のこの最上位位置をニップ位置と称す場合がある。
従って、下部可動ユニット300が、図17、図20に示すこのニップ位置にあるとき、加圧ローラ312は、更に圧縮して付勢力が増した第1スプリング321に付勢されて、加圧ベルト311及び定着ベルト211を介して定着ローラ212を押圧して所望のニップ部を形成し、加圧パッド316は、更に圧縮して付勢力が増した第2スプリング322に付勢されて、加圧ベルト311及び定着ベルト211を、所定の押圧力で定着パッド216に押し当てる。
以上のように、下部可動ユニット300がニップ位置にあるとき、加圧ローラ312と加圧パッド316とは、互いに独立して別々のスプリングによって付勢されるため、それぞれに適した付勢力を個別に付与することができ、定着処理の安定化に寄与できる。
下部可動ユニット300がこのニップ位置にある状態から、カム駆動入力ギア401を更に矢印C方向(図5)に回転駆動すると、カム412とカム422は、互いに異なる矢印方向(図22)に同速度で回転し、当接する当接突起板305d,305e、即ち下部可動ユニット300を徐々に降下させる。
これに従って、加圧パッドホルダ332の右端部335は右サイドシャーシ305に対して相対的に初期移動位置にむかって上方に移動してその下面部35bがスプリング係止部材330の下面に当接し、右アーム307は右サイドシャーシ305に対して相対的に初期回動位置に向かって時計方向に回動してその係止部307aが規制板341に当接した状態となる。
この間、加圧ローラ312と定着ローラ212間に形成されたニップ部は解消され、加圧パッド316による、加圧ベルト311及び定着ベルト211の、定着パッド216への押圧は解消される。
以後、下部可動ユニット300は、一体となって下降し、やがて図21、図22に示す最下位位置(離間位置)に至って下方移動を停止する。
尚、ここでは、第1カム軸403及び第2カム軸404を含む平面と平行であって、これらのカム軸と直交する方向(X軸方向)において、第1カム軸403と第2カム軸404の間に、ニップ位置にあるときの加圧ローラ312の回転軸312aが位置している。これにより、加圧ローラ312による定着ローラ212への付勢を安定して行うことがでる。
また、第1カム軸403及び第2カム軸404を含む平面と垂直な方向(Z軸方向)において、ニップ位置にあるときの加圧ローラ312の回転軸312aと右下前部スリット305bの間に当接突起板305dが位置し、ニップ位置にあるときの加圧ローラ312の回転軸312aと右下後部スリット305cの間に当接突起板305eが位置している。これにより、下部可動ユニット300のスライド移動を安定して行うことができる。
また、離間位置での第1スプリング321の付勢力はニップ位置での第1スプリング321の付勢力より小さく、離間位置での第2スプリング322の付勢力はニップ位置での第2スプリング322の付勢力より小さいため、離間位置で第1スプリング321の付勢力を受ける規制板341の強度、及び離間位置で第2スプリング322の付勢力を受ける加圧パッドホルダ332の左右端部344,345の強度を軽減することが可能となる。
(位置検出機構)
次に、一体化された上部固定ユニット200及びベースユニット400に対して、上下方向にスライド移動する下部可動ユニット300の位置検出機構について説明する。図25は、この位置検出機構を概略的に示す構成図である。
ベースユニット400には、上下方向にスライド移動する下部可動ユニット300の右サイドシャーシ305の係合部305f(図9(b)参照)に当接する位置検出アーム450が回動自在に保持されている。この検出アーム450は、く字状に形成されてその屈折部を回動軸450aとしてベースユニット400に回動自在に保持され、一端部が右サイドシャーシ305の係合部305fに当接し、他端部に被検出部450bを配設している。尚、位置検出アーム450は、自重により、必要とする回動範囲において時計方向に回動する力を生じているものとする。
検出器460は、ベースユニット400に配設され、位置検出アーム450の被検出部450bを、その検出位置460aで検出するもので、図25に実線で示すように、下部可動ユニット300が最上位位置のニップ位置に至ったとき、位置検出アーム450の被検出部450bを検出するように位置決めされている。従って検出器460は、下部可動ユニット300が最上位位置のニップ位置に至るとこれを検出し、その検出情報を後述する画像形成制御部600(図26)に出力する。
(カム駆動モータの制御)
図26は、プリンタ1の内部に配設され、プリンタ1の要部動作を制御する制御系の要部構成を示すブロック図である。
同図中、画像形成制御部600は、プロセッサ601、ROM602、RAM603、入出力ポート604,605、カウンタ、タイマ等によって構成され、上位装置から印刷データ及び制御コマンドを受信してプリンタ1の全体をシーケンス制御し、印刷動作を行う。尚、ここでは、これらの動作についての説明は省略する。
また制御部600は、前記した検出器460からの検出情報を入力し、この情報に基づいて、カム駆動モータ611を駆動制御するカム駆動モータ制御部610に指示信号を出力する。
カム駆動モータ611は、印刷部3(図1)の内部に配置され、同じく印刷部3内部に装着される定着装置37のカム駆動入力ギア401に、図示しないモータ駆動伝達系を介して歯合し、カム駆動入力ギア401を矢印C方向(図5)に回転駆動する。
画像形成制御部600は、ここでは、例えば印刷動作に伴う記録紙6の搬送時に、定着装置37の下部可動ユニット300を最上位位置のニップ位置に移動すべくカム駆動モータ611を回転駆動するようカム駆動モータ制御部610に指示し、検出器460から、下部可動ユニット300がニップ位置に至ったことを示す検出情報を受けると、回転停止指示を出す。これによって下部可動ユニット300を、例えば図17に示すニップ位置に維持することができる。
尚、カム駆動モータ611からカム駆動入力ギア401までのモータ駆動伝達系には、例えばウォームギアを介在させるなどして、カム駆動モータ611が停止しているとき、第1と第2のカム軸403,403が負荷によって回転しないようになっているものとする。
一方画像形成制御部600は、例えば印刷停止に伴う記録紙6の非搬送時に、定着装置37の下部可動ユニット300を最下位位置の離間位置に移動すべくカム駆動モータ611を所定量だけ回転駆動するようカム駆動モータ制御部610に指示する。ここでは、カム412,422が、下部可動ユニット300を、図20に示すようにニップ位置に維持する回転位置から、図22に示す離間位置に維持する回転位置まで所定の回転角だけ回動するように、カム駆動モータ611の回転数、或は駆動時間を予め設定し、この設定量だけカム駆動モータ611を駆動するようにする。ここで、検出器460、画像形成制御部600、カム駆動モータ制御部610、及びカム駆動モータ611が駆動制御部に相当する。
以上の構成において、画像形成制御部600は、プリンタ1の印刷動作の稼働・停止に応じて、上記した下部可動ユニット300のニップ位置・離間位置への位置移動を繰り返す。
尚、本実施の形態では、ロール紙5を切断した記録紙6に印刷するように説明したが、これに限定されるものではなく、ロール紙5にそのまま印刷するようにしてもよいなど、種々の態様を取り得るものである。
以上のように、本実施の形態1のプリンタ1によれば、定着装置37の定着ユニット210に対して加圧ユニット310をニップ位置と離間位置に移動させることができるため、記録紙の被搬送時に、定着ユニット210と加圧ユニット310とで、記録紙6或はロール紙5を挟んだまま放置するといった好ましくない事態をさけることができる。
また、前記した実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、定着装置を配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
上記した実施の形態では、本発明を、電子写真方式で2次転写方式のカラープリンタに適用した例を用いて説明したが本発明はこれに限定されず、ファクシミリ装置、複写機、MFP(Multifunction Peripheral)、更には1次転写方式のカラープリンタや単色プリンタ等にも適用可能である。
1 プリンタ、 2 導入ガイド部、 3 印刷部、 4 用紙ホルダ、 5 ロール紙、 6 記録紙、 21 ガイドローラ、 22 フィードローラ対、 23 用紙切断部、 24 用紙センサ、 30 画像形成部、 31 プロセスユニット、 32 中間転写ベルトユニット、 33 感光体ドラム、 34 2次転写ローラ、 35 搬送ローラ対、 36 搬送ロ一ラ対、 37 定着装置、 38 排出ローラ対、 39 排出ローラ対、 40 書き込みセンサ、 41 中間転写ベルト、 42 ドライブローラ、 43 テンションローラ、 44 2次転写バックアップローラ、 45 1次転写ローラ、 50 2次転写部、 101 用紙搬入部、 102 取っ手、 200 上部固定ユニット、 201 定着ローラ駆動入力ギア、 202 メインシャーシ、 203 上部シャーシ、 204 左サイドシャーシ、 204a 取り付け孔、 205 右サイドシャーシ、 205a 取り付け孔、 206 サブシャーシ、 207 第1中間ギア、 208 第2中間ギア、 210 定着ユニット、 211 定着ベルト、 212 定着ローラ、 212a 回転軸、 212b 定着ローラギア、 213 ローラガイド部材、 214 ヒータ、 215 リフレクタ、 216 定着パッド、 217 ガイドローラ、 217a 回転軸、 218 ガイドローラ、 218a 回転軸、 221 右係合ポスト、 300 下部可動ユニット、 302 メインシャーシ、 303 下部シャーシ、 304 左サイドシャーシ、 304a 左上部スリット、 305 右サイドシャーシ、 305a 右上部スリット、 305b 右下前部スリット、 305c 右下後部スリット、 305d 当接突起板、 305e 当接突起板、 305f 係合部、 306 左アーム、 306a 係止部、 306b 軸受、 306c 軸孔、 307 右アーム、 307a 係止部、 307b 軸受、 307c 軸孔、 310 加圧ユニット、 311 加圧ベルト、 312 加圧ローラ、 312a 回転軸、 313 ローラガイド部材、 314 ヒータ、 315 リフレクタ、 316 加圧パッド、 317 ガイドローラ、 317a 回転軸、 318 ガイドローラ、 318a 回転軸、 319,320 回動軸、 321 第1スプリング、 322 第2スプリング、 330 スプリング係止部材、 332 加圧パッドホルダ、 333 パッド固定部、 334 左端部、 335 右端部、 335a 上面部、 335b 下面部、 341 規制板、 400 ベースユニット、 401 カム駆動入力ギア、 402 ベースシャーシ、 402a 支持プレート、 402b 支持プレート、 402c 支持プレート、 402d 支持プレート、 402e ネジ穴、 402f ネジ穴、 402g ネジ溝、 402h ネジ溝、 403 第1カム軸、 404 第2カム軸、 411 カム、 412 カム、 413 カムギア、 414 カムギア、 421 カム、 422 カム、 423 カムギア、 424 カムギア、 430 保持プレート、 450 検出アーム、 450a 回動軸、 450b 被検出部、 460 検出器、 460a 検出位置、 501 止めネジ、 600 画像形成制御部、 601 プロセッサ、 602 ROM、 603 RAM、 604 入力ポート、 605 出力ポート、 610 カム駆動モータ制御部、 611 カム駆動モータ。

Claims (9)

  1. 第1のユニットと、
    前記第1のユニットに対して移動自在に配置された第2のユニットと、
    前記第2のユニットを、前記第1のユニットに対して第1の位置と第2の位置とに移動する移動機構と
    を有し、
    前記第1のユニットは、
    無端状の第1のベルトと、
    前記第1のベルトの内側に位置が固定された回転軸周りに回転自在に保持された定着ローラと
    を有し、
    前記第2のユニットは、
    無端状の第2のベルトと、
    前記第2のベルトの内側で変位可能な回転軸周りに回転自在に保持された加圧ローラと、
    前記加圧ローラを前記定着ローラに向けて付勢する第1の付勢部材と
    を有し、
    前記加圧ローラは、前記第1の位置で、前記第1の付勢部材に付勢されて前記第1のベルトと前記第2のベルトを介して前記定着ローラを押圧し、前記第2の位置で、前記定着ローラと離間することを特徴とする定着装置。
  2. 前記第1の付勢部材は圧縮スプリングであり、前記第2の位置にあるときの前記第1の付勢部材の付勢力は、前記第1の位置にあるときの前記第1の付勢部材の付勢力よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記第2のユニットは、回動自在に保持されたアームを備え、
    前記アームは、該アームの回動軸と平行な回転軸周りに前記加圧ローラを回転自在に保持し、該回転軸を介して前記回動軸と反対側において、前記第1の付勢部材による付勢力を受けることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 前記移動機構は、
    互いに平行に配置されてそれぞれが回転自在に保持された第1のカム軸及び第2のカム軸と、
    前記第1のカム軸に固定された第1のカム及び前記第2のカム軸に固定された第2のカムと、
    前記第1のカム軸と前記第2のカム軸とに、駆動力を伝達する駆動伝達系と
    を有し、
    前記第2のユニットは、
    前記第1のカムの周面に係合する第1の係合部及び前記第2のカムの周面に係合する第2の係合部と、
    前記第1のカム軸によってガイドされる第1のガイド溝及び前記第2のカム軸によってガイドされる第2のガイド溝と
    を有する
    ことを特徴する請求項1乃至3の何れかに記載の定着装置。
  5. 前記移動機構は、
    互いに平行に配置されてそれぞれが回転自在に保持された第1のカム軸及び第2のカム軸と、
    前記第1のカム軸に固定された第1のカム及び前記第2のカム軸に固定された第2のカムと、
    前記第1のカム軸と前記第2のカム軸とに、駆動力を伝達する駆動伝達系と
    を有し、
    前記第2のユニットは、
    前記第1のカムの周面に係合する第1の係合部及び前記第2のカムの周面に係合する第2の係合部と、
    前記第1のカム軸によってガイドされる第1のガイド溝及び前記第2のカム軸によってガイドされる第2のガイド溝と
    を有し、
    前記第1のカム軸及び前記第2のカム軸を含む平面と平行であって前記第1のカム軸と直交する方向において、前記第1のカム軸と前記第2のカム軸の間に、前記第1の位置にあるときの前記加圧ローラの回転軸が位置することを特徴とする請求項3記載の定着装置。
  6. 前記移動機構は、
    互いに平行に配置されてそれぞれが回転自在に保持された第1のカム軸及び第2のカム軸と、
    前記第1のカム軸に固定された第1のカム及び前記第2のカム軸に固定された第2のカムと、
    前記第1のカム軸と前記第2のカム軸とに、駆動力を伝達する駆動伝達系と
    を有し、
    前記第2のユニットは、
    前記第1のカムの周面に係合する第1の係合部及び前記第2のカムの周面に係合する第2の係合部と、
    前記第1のカム軸によってガイドされる第1のガイド溝及び前記第2のカム軸によってガイドされる第2のガイド溝と
    を有し、
    前記第1のカム軸及び前記第2のカム軸を含む平面と垂直な方向において、前記第1の位置にあるときの前記加圧ローラの回転軸と前記第1のガイド溝との間に前記第1の係合部が位置し、前記第1の位置にあるときの前記加圧ローラの回転軸と前記第2のガイド溝との間に前記第2の係合部が位置することを特徴とする請求項3記載の定着装置。
  7. 前記第1のユニットは、
    前記第1のベルトの内側に固定された第1のパッドを有し、
    前記第2のユニットは、
    前記第2のベルトの内側で移動可能な第2のパッドと、
    前記第2のパッドを前記第1のパッドに向けて付勢する第2の付勢部材と
    を有し、
    前記第2のパッドは、前記第1の位置で、前記第2の付勢部材に付勢されて前記第1のベルトと前記第2のベルトを介して前記第1のパッドに圧接し、前記第2の位置で、前記第1のパッドと離間することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の定着装置。
  8. 前記第2の付勢部材は圧縮スプリングであり、前記第2の位置にあるときの前記第2の付勢部材の付勢力は、前記第1の位置にあるときの前記第2の付勢部材の付勢力よりも小さいことを特徴とする請求項7記載の定着装置。
  9. 現像剤画像を形成する画像形成部と、
    前記現像剤画像を記録媒体に転写する画像転写部と、
    請求項1乃至8の何れかに記載の定着装置と、
    前記第2のユニットの移動を駆動制御する駆動制御部と
    を有し、
    前記駆動制御部は、前記画像形成部が前記現像剤画像を形成しない非画像形成時に、前記第2のユニットを前記第2の位置に移動することを特徴とする画像形成装置。
JP2015167810A 2015-08-27 2015-08-27 定着装置及び画像形成装置 Active JP6474336B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015167810A JP6474336B2 (ja) 2015-08-27 2015-08-27 定着装置及び画像形成装置
US15/238,396 US9835995B2 (en) 2015-08-27 2016-08-16 Fuser device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015167810A JP6474336B2 (ja) 2015-08-27 2015-08-27 定着装置及び画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017044899A true JP2017044899A (ja) 2017-03-02
JP2017044899A5 JP2017044899A5 (ja) 2018-04-05
JP6474336B2 JP6474336B2 (ja) 2019-02-27

Family

ID=58103927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015167810A Active JP6474336B2 (ja) 2015-08-27 2015-08-27 定着装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9835995B2 (ja)
JP (1) JP6474336B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210117721A (ko) * 2020-03-20 2021-09-29 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 가열 벨트에 의하여 틸팅 가능한 부시

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179482A (ja) * 1989-12-08 1991-08-05 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真印刷装置における定着装置
US5293537A (en) * 1991-01-10 1994-03-08 Delphax Systems Image transport fusing system
JP2004246084A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Minolta Co Ltd 加熱定着装置
JP2005010605A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Konica Minolta Holdings Inc ローラ対の圧着解除機構
JP2008165091A (ja) * 2006-12-29 2008-07-17 Ricoh Co Ltd 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置
JP2011017966A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Canon Inc ベルト搬送装置及び画像加熱装置
JP2012113098A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Canon Inc 駆動伝達機構および画像加熱装置並びに画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4308635B2 (ja) * 2003-12-10 2009-08-05 株式会社リコー 定着装置、定着装置を備えた画像形成装置
JP2007272032A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Canon Inc 画像加熱装置
JP4766107B2 (ja) * 2008-12-15 2011-09-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置およびこれを備える画像形成装置
US8457540B2 (en) * 2009-09-15 2013-06-04 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP6026187B2 (ja) * 2012-09-07 2016-11-16 株式会社沖データ 定着装置および画像形成装置
JP6184224B2 (ja) * 2013-07-25 2017-08-23 株式会社沖データ 定着装置及び画像形成装置
JP2015087624A (ja) 2013-10-31 2015-05-07 株式会社沖データ 定着装置および画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179482A (ja) * 1989-12-08 1991-08-05 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真印刷装置における定着装置
US5293537A (en) * 1991-01-10 1994-03-08 Delphax Systems Image transport fusing system
JP2004246084A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Minolta Co Ltd 加熱定着装置
JP2005010605A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Konica Minolta Holdings Inc ローラ対の圧着解除機構
JP2008165091A (ja) * 2006-12-29 2008-07-17 Ricoh Co Ltd 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置
JP2011017966A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Canon Inc ベルト搬送装置及び画像加熱装置
JP2012113098A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Canon Inc 駆動伝達機構および画像加熱装置並びに画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9835995B2 (en) 2017-12-05
US20170060056A1 (en) 2017-03-02
JP6474336B2 (ja) 2019-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8712302B2 (en) Pressure-applying member, fixing device, and image forming apparatus
JP2014133634A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
US9086665B2 (en) Fixation apparatus and image formation apparatus
JP6474336B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7004238B2 (ja) 搬送装置、及び、画像形成装置
US9141054B2 (en) Fixing device, and image forming apparatus
AU2019451355B2 (en) Fixing device and image-forming apparatus
JP4756635B2 (ja) 定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置
US9632467B2 (en) Fixing device
JP2010224203A (ja) 画像形成装置
JP7022370B2 (ja) 搬送装置、及び、画像形成装置
JP2021099444A (ja) 画像形成装置
US9477195B2 (en) Image forming apparatus
JP6268462B2 (ja) シート材給送装置、画像形成装置
JP5094570B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP7001956B2 (ja) 搬送装置、及び、画像形成装置
JP6705225B2 (ja) 画像形成装置
JP2020122916A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6501484B2 (ja) 画像形成装置
US9964906B2 (en) Fixing device and image forming apparatus including the same
JP7040342B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP3918481B2 (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP7006109B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2016143016A (ja) 定着ユニット、画像形成装置
JP2022065880A (ja) 搬送装置、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6474336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350